JPS5916996A - 反射板の製造方法 - Google Patents
反射板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5916996A JPS5916996A JP57124015A JP12401582A JPS5916996A JP S5916996 A JPS5916996 A JP S5916996A JP 57124015 A JP57124015 A JP 57124015A JP 12401582 A JP12401582 A JP 12401582A JP S5916996 A JPS5916996 A JP S5916996A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- aluminum
- substrate
- reflective plate
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、照明器具及び投光器などに用いる反射板の
製造方法に関する。
製造方法に関する。
この種の反射板を製造するのに、従来ては、アルミニウ
ム基材の表面を脱脂処理した後、化学研磨又は電解研磨
処理し、次に中和処理してから、直流により陽極酸化処
理している。
ム基材の表面を脱脂処理した後、化学研磨又は電解研磨
処理し、次に中和処理してから、直流により陽極酸化処
理している。
斯くしてアルミニウム基材の表面に鏡面が形成され、反
射板が得られるのであるが、上記従来の反射板の製法で
は１．多くの処理工程を必要とするため製作コストが高
くつき、ひいては製品が高価となるのを避は難い問題が
ある。
射板が得られるのであるが、上記従来の反射板の製法で
は１．多くの処理工程を必要とするため製作コストが高
くつき、ひいては製品が高価となるのを避は難い問題が
ある。
しかして本発明者は、前記の処理工程を省略化して、製
作コストを低減化させるためｌこ研究開発を行なった結
果、アルミニウム基材をパフ又は鏡面仕上げされたロー
ル、絞り加工機などにより機械めに鏡面処理すれば、前
記陽極酸化処理工程以外の全工程、つまり脱脂処理、研
磨処理及び中和処理の各工程を省略できることを確認し
たのである。
作コストを低減化させるためｌこ研究開発を行なった結
果、アルミニウム基材をパフ又は鏡面仕上げされたロー
ル、絞り加工機などにより機械めに鏡面処理すれば、前
記陽極酸化処理工程以外の全工程、つまり脱脂処理、研
磨処理及び中和処理の各工程を省略できることを確認し
たのである。
そこでアルミニウム基材に機械的鏡面処理を施した後、
従来と同様に直流電流を用いて陽極酸化処理を行なった
のであるが、直流電流を用いた場合、後述する実施例で
比較例として示すように、反射率が極端に低下して、反
射板の製法として側底使用できなかったのである。この
理由は明らかではないが、アルミニウム基材を従来の処
理工程で化学的或は電気的に処理する場合、アルミニウ
ム基材表面の結晶構造に変化をきたすことがなく、陽極
酸化処理時こより高い反射率の鏡面が得られるのに対し
て、前述のようにアルミニウム基材を機械的に鏡面処理
するときには、結晶構造が圧潰されたりして劣化するの
であり、これを直流で陽極酸化処理することにより、強
力な溶解作用か前記結晶構造に及はされて、アルミニウ
ム基材の表面に凹凸が生し、この凹凸が反射率低下の原
因になるものと推測されたのである。
従来と同様に直流電流を用いて陽極酸化処理を行なった
のであるが、直流電流を用いた場合、後述する実施例で
比較例として示すように、反射率が極端に低下して、反
射板の製法として側底使用できなかったのである。この
理由は明らかではないが、アルミニウム基材を従来の処
理工程で化学的或は電気的に処理する場合、アルミニウ
ム基材表面の結晶構造に変化をきたすことがなく、陽極
酸化処理時こより高い反射率の鏡面が得られるのに対し
て、前述のようにアルミニウム基材を機械的に鏡面処理
するときには、結晶構造が圧潰されたりして劣化するの
であり、これを直流で陽極酸化処理することにより、強
力な溶解作用か前記結晶構造に及はされて、アルミニウ
ム基材の表面に凹凸が生し、この凹凸が反射率低下の原
因になるものと推測されたのである。
以上のような考察のもとに本発明者は、さらｌこ研究を
行なったところ、陽極酸化処理時に交流電流を用いれば
、アルミニウム基材の表面に激しい溶解作用を生じるこ
となく、従って機械的鏡面処理により劣化された結晶構
造に影響を与えることなく、陽極酸化処理が可能とｒ、
にることを知り、本発明を完成するに至ったのである。
行なったところ、陽極酸化処理時に交流電流を用いれば
、アルミニウム基材の表面に激しい溶解作用を生じるこ
となく、従って機械的鏡面処理により劣化された結晶構
造に影響を与えることなく、陽極酸化処理が可能とｒ、
にることを知り、本発明を完成するに至ったのである。
しかして本発明は、アルミニウム基材の表面に機械的鏡
面処理を施した後、このアルミニウム基材を交流電流で
陽極酸化処理することにより、反射板を製造するように
したものである。
面処理を施した後、このアルミニウム基材を交流電流で
陽極酸化処理することにより、反射板を製造するように
したものである。
前記のアルミニウム基材としては、アルミニウム及びア
ルミニウム合金を用いることができるが、アルミニウム
の含有比率が高いもの程、反射率の高い反射板が得られ
るのであり、また、アルミニウム基材は、反射板の用途
に応じて板材又は成形品を用い得るのである。
ルミニウム合金を用いることができるが、アルミニウム
の含有比率が高いもの程、反射率の高い反射板が得られ
るのであり、また、アルミニウム基材は、反射板の用途
に応じて板材又は成形品を用い得るのである。
また、アルミニウム基材の表面に施す機械的鏡面処理と
しては、パフ、ロール及び絞り加工ｔｊとの処理手段が
採用される。
しては、パフ、ロール及び絞り加工ｔｊとの処理手段が
採用される。
さら（こ、陽極酸化処理は、交流電流で行なうことが必
須条件であり、また電解浴はアルミニウム基材の表面に
無色透明な酸化皮膜を形成して、反射率を高めるように
調製することが肝要である。
須条件であり、また電解浴はアルミニウム基材の表面に
無色透明な酸化皮膜を形成して、反射率を高めるように
調製することが肝要である。
この条件を満足するためには、硫酸を主成分として調製
することが好ましいが、該硫酸中には添加剤として硫酸
第１鉄、硫酸第２鉄及び硫酸マグネシウムなどを添加さ
せることができ、これらの添加剤を添加させるときには
、反射率が一段と向上されるのであり、また前記硫酸に
代えてリン酸ソーダ溶液を使用することもできる。
することが好ましいが、該硫酸中には添加剤として硫酸
第１鉄、硫酸第２鉄及び硫酸マグネシウムなどを添加さ
せることができ、これらの添加剤を添加させるときには
、反射率が一段と向上されるのであり、また前記硫酸に
代えてリン酸ソーダ溶液を使用することもできる。
」二重の本発明にかかる反射板の製法によれば、次のよ
うな優れた￥り点がある。
うな優れた￥り点がある。
先ず、アルミニウム基材の表面に機械的鏡面処理を施す
ため、従来必要とした脱脂処理、電解又は化学研磨処理
及び中和処理の各工程を省略できて、反射板の製作コス
トを著しく低減化し、反射板の安価な提供が可能となる
。
ため、従来必要とした脱脂処理、電解又は化学研磨処理
及び中和処理の各工程を省略できて、反射板の製作コス
トを著しく低減化し、反射板の安価な提供が可能となる
。
次に、前記機械的鏡面処理を施した後に、交流で陽極酸
化処理を行なうため、アルミニウム基材に従来の製法に
較へて遜色のない７５〜８５％の反射率をもつ酸化皮膜
を形成でき、反射板として充分に使用できるのである。
化処理を行なうため、アルミニウム基材に従来の製法に
較へて遜色のない７５〜８５％の反射率をもつ酸化皮膜
を形成でき、反射板として充分に使用できるのである。
以下、本発明を具体的実施例を挙けて説明する。
実施例１
９９８％アルミニウム板を用い、該アルミニウム板をパ
フ加工機によりパフ研磨した。
フ加工機によりパフ研磨した。
次に、電解浴として、１５％硫酸浴を調製し、電流密度
２．ＯＡ、／ｄｍ”、電解時間１０分、交流で前記アル
ミニウム板を陽極酸化処理し、アルミニウム板に１．５
μ厚の酸化皮膜を形成した。この酸化皮膜の反射率は８
０％であった。
２．ＯＡ、／ｄｍ”、電解時間１０分、交流で前記アル
ミニウム板を陽極酸化処理し、アルミニウム板に１．５
μ厚の酸化皮膜を形成した。この酸化皮膜の反射率は８
０％であった。
比較例として、前記と同様にパフ研磨した同一のアルミ
ニウム板を用い、かつＨ４Ｊ記と同一条件下で、直流に
より陽極酸化処理したところ、酸化皮膜の反射率は５５
％であった。
ニウム板を用い、かつＨ４Ｊ記と同一条件下で、直流に
より陽極酸化処理したところ、酸化皮膜の反射率は５５
％であった。
実施例２
８５％アルミニウム板を用い、該アルミニウム板を鏡面
仕上けされたロール加工機により、ロール研磨した。
仕上けされたロール加工機により、ロール研磨した。
次に、１２％硫酸に２％硫酸第１鉄を添加して電解浴を
調製し、電流密度４Ａ／ｄｍ２、電解時間１５分、交流
で前記アルミニウム板を陽極酸化処理し、アルミニウム
板に３．０μ厚の酸化皮膜を形成した。
調製し、電流密度４Ａ／ｄｍ２、電解時間１５分、交流
で前記アルミニウム板を陽極酸化処理し、アルミニウム
板に３．０μ厚の酸化皮膜を形成した。
この酸化皮膜の反射率は８３％であった。・比較例とし
て、前記と同様に処理された同一のアルミニウム板を用
い、かつ前記と同一条件下で、直流により陽極酸化処理
したところ、酸化皮膜の・反射率は４８％であった。
て、前記と同様に処理された同一のアルミニウム板を用
い、かつ前記と同一条件下で、直流により陽極酸化処理
したところ、酸化皮膜の・反射率は４８％であった。
実施例３
７０Ｓアルミニウムの合金板（アルミニウム７０％、Ｆ
ｅ 、 Ｍｙなどの金属３０％から成る合金板）を用い
、該合金板を実施例１と同様にパフ研磨した。
ｅ 、 Ｍｙなどの金属３０％から成る合金板）を用い
、該合金板を実施例１と同様にパフ研磨した。
次ｌこ、１８％硫酸に３％硫酸マグネシウムを添加して
電解浴を調製し、電流密度３Ａ／山η、電解時間１０分
、交流で前記合金板を陽極酸化処理し、合金板に２．０
μ厚の酸化皮膜を形成した。この酸化皮膜の反射率は７
５％であった。
電解浴を調製し、電流密度３Ａ／山η、電解時間１０分
、交流で前記合金板を陽極酸化処理し、合金板に２．０
μ厚の酸化皮膜を形成した。この酸化皮膜の反射率は７
５％であった。
比較例として、前記と同様に処理された同一の合金板を
用い、かつ前記と同一条件下で、直流により陽極酸化処
理したところ、酸化皮膜の反射率は３５％であった。
用い、かつ前記と同一条件下で、直流により陽極酸化処
理したところ、酸化皮膜の反射率は３５％であった。
Claims (1)
- アルミニウム基材の表面に機械的鏡面処理を施した後、
このアルミニウム基材を交流で陽極酸化処理することを
特徴とする反射板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124015A JPS5916996A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 反射板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57124015A JPS5916996A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 反射板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916996A true JPS5916996A (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=14874912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57124015A Pending JPS5916996A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 反射板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916996A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60215792A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-29 | アルミナム カンパニー オブ アメリカ | 高度に反射性のアルミニウム材料を製造するための陽極処理方法 |
| JPS63125697A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Tokyo Pureiteingu Kk | 鏡面反射機能を付与されたアルミニウム製品の製法 |
| JPH07137693A (ja) * | 1993-06-04 | 1995-05-30 | Zebco Corp | トローリングエンジンに取り付けられるクラッチスリップジョイント |
| CN105128452A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-09 | 佛山至仁建材科技有限公司 | 太阳能反光铝镜的制备方法及制备得到的太阳能反光铝镜 |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP57124015A patent/JPS5916996A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60215792A (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-29 | アルミナム カンパニー オブ アメリカ | 高度に反射性のアルミニウム材料を製造するための陽極処理方法 |
| JPS63125697A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | Tokyo Pureiteingu Kk | 鏡面反射機能を付与されたアルミニウム製品の製法 |
| JPH07137693A (ja) * | 1993-06-04 | 1995-05-30 | Zebco Corp | トローリングエンジンに取り付けられるクラッチスリップジョイント |
| CN105128452A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-09 | 佛山至仁建材科技有限公司 | 太阳能反光铝镜的制备方法及制备得到的太阳能反光铝镜 |
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