JPS59169925A - 結晶性アルミノシリケ−トゼオライトの製造方法 - Google Patents
結晶性アルミノシリケ−トゼオライトの製造方法Info
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- JPS59169925A JPS59169925A JP4509683A JP4509683A JPS59169925A JP S59169925 A JPS59169925 A JP S59169925A JP 4509683 A JP4509683 A JP 4509683A JP 4509683 A JP4509683 A JP 4509683A JP S59169925 A JPS59169925 A JP S59169925A
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- mixture
- crystalline aluminosilicate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は結晶性アルミノシリケートの製造法に関するも
のである。アルミノシリケートゼオライトは正四面体の
S10.およびAgo、ユニットが酸素を介して結合し
て形成される三次元の綱状構造を基本的骨格としている
。既に知られているように天然、合成の多種類のゼオラ
イトがあり、それ等は例えば次の放置に詳細な説明がな
されている。
のである。アルミノシリケートゼオライトは正四面体の
S10.およびAgo、ユニットが酸素を介して結合し
て形成される三次元の綱状構造を基本的骨格としている
。既に知られているように天然、合成の多種類のゼオラ
イトがあり、それ等は例えば次の放置に詳細な説明がな
されている。
Barrer等はゼオライト合成について詳細な検討を
行ない、シリカ源、アルミナ源およびアルカリ金属イオ
ンを含む水性混合物を70θ℃以上の温度で水熱処理す
ることにより天然品と類似の構造を有するゼオライト又
は天然にこれ寸で存在しなかった多くのゼオライトの合
成に成功した。Barrer等は更にゼオライト合成の
際、アルカリ金属の一部を有磯含蟹累化合物とする製造
方法を発表した。このゼオライトはイ首造内に原料に用
いた廟機含蟹素陽イオンを包含し、テトラメチルアンモ
ニウムカチオンを用いる場合にはエリオナイト、オ7レ
タイト、ゼオライトΩ等が得られたと報告している。有
機性含窒素化合物を用いるゼオライトの合成方法がこの
偵知以降多数報告きれるようになったが、得られる結晶
性アルミノシリケートゼオライトは有機塩基類、用いる
原料の種類や組成及び水熱処、理条件により各々異なる
ことが判明している。
行ない、シリカ源、アルミナ源およびアルカリ金属イオ
ンを含む水性混合物を70θ℃以上の温度で水熱処理す
ることにより天然品と類似の構造を有するゼオライト又
は天然にこれ寸で存在しなかった多くのゼオライトの合
成に成功した。Barrer等は更にゼオライト合成の
際、アルカリ金属の一部を有磯含蟹累化合物とする製造
方法を発表した。このゼオライトはイ首造内に原料に用
いた廟機含蟹素陽イオンを包含し、テトラメチルアンモ
ニウムカチオンを用いる場合にはエリオナイト、オ7レ
タイト、ゼオライトΩ等が得られたと報告している。有
機性含窒素化合物を用いるゼオライトの合成方法がこの
偵知以降多数報告きれるようになったが、得られる結晶
性アルミノシリケートゼオライトは有機塩基類、用いる
原料の種類や組成及び水熱処、理条件により各々異なる
ことが判明している。
−例を挙げれはベンジルトリメチルアンモニウム塩では
エリオナイト、テトラメチルアンモニウム塩では条件に
よりモルデナイ)、ZSM−gが、更にテトラプロピル
アンモニウム塩ではZSM−3,テトラブチルアンモニ
ウム塩ではZSM−//が合成できる。このようなq級
有機アンモニウムカチオンを含むゼオライトについては
モーピルオイル社がZSMゼオライトと命名しZSM−
ダgまでの柿類な明らかにしている。一部のjSMシリ
ーズのゼオライトはその構造がX線回折等により確定し
ている。近年C7z化学や各種芳香族化合物の製造、燃
料製造工業等で重要性を増している、いわゆるペンタシ
ル型ゼオライトとしては、zSM−’f、ZSM−//
等が孕けられるが、その合成法について最近多数の発見
がなされている(特開昭57−2g/A、2g/7.2
gコ0..2g、27等尤この中で有機窒素塩基につい
ては四級塩基の形で生成す、るゼオライト骨格中に含有
されるものと推定し得るが、アルコール類、ケトン類、
エステル類、脂肪族カルボン酸、炭化水素等の有機化合
物については、その存在形態につ1./)で全く知見が
なく、ゼオライト結晶生長過程での機能についても不明
である。
エリオナイト、テトラメチルアンモニウム塩では条件に
よりモルデナイ)、ZSM−gが、更にテトラプロピル
アンモニウム塩ではZSM−3,テトラブチルアンモニ
ウム塩ではZSM−//が合成できる。このようなq級
有機アンモニウムカチオンを含むゼオライトについては
モーピルオイル社がZSMゼオライトと命名しZSM−
ダgまでの柿類な明らかにしている。一部のjSMシリ
ーズのゼオライトはその構造がX線回折等により確定し
ている。近年C7z化学や各種芳香族化合物の製造、燃
料製造工業等で重要性を増している、いわゆるペンタシ
ル型ゼオライトとしては、zSM−’f、ZSM−//
等が孕けられるが、その合成法について最近多数の発見
がなされている(特開昭57−2g/A、2g/7.2
gコ0..2g、27等尤この中で有機窒素塩基につい
ては四級塩基の形で生成す、るゼオライト骨格中に含有
されるものと推定し得るが、アルコール類、ケトン類、
エステル類、脂肪族カルボン酸、炭化水素等の有機化合
物については、その存在形態につ1./)で全く知見が
なく、ゼオライト結晶生長過程での機能についても不明
である。
本発明者等はこのような非塩基系有機化合物が、ゼオラ
イト結晶生長段階に共存することにより、その生長過程
に影響を及はし、結晶の発達や骨格構造にまで影響を与
えているものと推定しているが、この段階での結晶構造
に決定的な影響を与える因子はシリケートおよ“びアル
ミネートイオン、更−には水(ヒドロオキソニウムカチ
オン、水酸基)の7カシテイーであるから共存する有機
塩基類や他の有機化合物は単にそのフガシチイーに対す
る緩衝効果を有しているのみであると考えることもでき
る。有機塩基類が、一時生成するゼオライト細孔径を決
定するテンプレート化合物であると推定されたこともあ
ったが、その物理的な大きさは生成するゼオライトの細
孔径とは事実上無関係であることは、最近の多くの研究
から明らかであろう。
イト結晶生長段階に共存することにより、その生長過程
に影響を及はし、結晶の発達や骨格構造にまで影響を与
えているものと推定しているが、この段階での結晶構造
に決定的な影響を与える因子はシリケートおよ“びアル
ミネートイオン、更−には水(ヒドロオキソニウムカチ
オン、水酸基)の7カシテイーであるから共存する有機
塩基類や他の有機化合物は単にそのフガシチイーに対す
る緩衝効果を有しているのみであると考えることもでき
る。有機塩基類が、一時生成するゼオライト細孔径を決
定するテンプレート化合物であると推定されたこともあ
ったが、その物理的な大きさは生成するゼオライトの細
孔径とは事実上無関係であることは、最近の多くの研究
から明らかであろう。
本発明者等はこのような観点から、ゼオラ゛イトの生成
過程において各種の有機化合物を共存させる検討を続け
てきたが、従来水に対して事実上不溶と考えられてきた
芳香族ニトロ化合物が、駕くべきことにゼオライト結晶
の生長に対して大きな効果を有し、有機塩基類やアルコ
ール、ケトン等の他の有機化合物類の不存在下にも拘ら
ず、有用なゼオライト結晶を生成し倚ることを見出した
。有機塩基類(l′j、結晶生長の初期の段階で結晶内
に取り込まれ、種結晶核を形成してから、その外表面に
シリケート、アルミネこのため、ゼオライト結晶の中心
部と触媒として特に有効な外表面近傍とではSi/A4
分布や骨格構造に微妙な変動があり、X線回折的に同一
と見做し得るゼオライトでもその製造方法に鉱化剤とし
て使用した場合には、結晶が終始均一なフガシチイー緩
衝効果を受け、触媒活性の良好な、かつ結晶子サイズの
大きいゼオライトを容易に得ることが可能である。ゼオ
ライトの結晶粒子径は大きい方がキシレンの異性化にょ
るP−キシレンのス8択性を向上する上で有効であるこ
とが知られているから、本発明に従うゼオライトはこの
面でも有利に使用しイ4Sる。(W、W。
過程において各種の有機化合物を共存させる検討を続け
てきたが、従来水に対して事実上不溶と考えられてきた
芳香族ニトロ化合物が、駕くべきことにゼオライト結晶
の生長に対して大きな効果を有し、有機塩基類やアルコ
ール、ケトン等の他の有機化合物類の不存在下にも拘ら
ず、有用なゼオライト結晶を生成し倚ることを見出した
。有機塩基類(l′j、結晶生長の初期の段階で結晶内
に取り込まれ、種結晶核を形成してから、その外表面に
シリケート、アルミネこのため、ゼオライト結晶の中心
部と触媒として特に有効な外表面近傍とではSi/A4
分布や骨格構造に微妙な変動があり、X線回折的に同一
と見做し得るゼオライトでもその製造方法に鉱化剤とし
て使用した場合には、結晶が終始均一なフガシチイー緩
衝効果を受け、触媒活性の良好な、かつ結晶子サイズの
大きいゼオライトを容易に得ることが可能である。ゼオ
ライトの結晶粒子径は大きい方がキシレンの異性化にょ
るP−キシレンのス8択性を向上する上で有効であるこ
とが知られているから、本発明に従うゼオライトはこの
面でも有利に使用しイ4Sる。(W、W。
Kaed、ing 等、 、T、 0ata1.
A7. /!;9(’g/)ンまた、高価な有機塩
基の便用は不要であり、ゼオライト製造面での経済性が
者しく改善される。
A7. /!;9(’g/)ンまた、高価な有機塩
基の便用は不要であり、ゼオライト製造面での経済性が
者しく改善される。
すなわち不発E!Aは、シリカ源、アルミナ源、アルカ
リ金属イオン、および芳香族ニトロ化合物を含有する水
性混合物を反応させることを特徴とする結晶性アルミノ
シリフートゼオライトの製造方法に関するものである。
リ金属イオン、および芳香族ニトロ化合物を含有する水
性混合物を反応させることを特徴とする結晶性アルミノ
シリフートゼオライトの製造方法に関するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
シリカ源としては、ゼオライトの合成に通常使用される
コロイダルシリカ、硅酸ナトリ゛ウム、水ガラス、シリ
カゲル等が支障なく使用できる。
コロイダルシリカ、硅酸ナトリ゛ウム、水ガラス、シリ
カゲル等が支障なく使用できる。
またアルミナ源としては同様にゼオライトの合成に通常
使用されるアルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、
アルミナゾル等が支障なく使用できる。金属アルミニウ
ム粉末のような形態でも、アルカリ水溶液中では水素を
発生しつつ俗解するので所望であれば使用できる。この
場合には共存するニトロ芳香族化合物の還元を引き起こ
す可能性もある。
使用されるアルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、
アルミナゾル等が支障なく使用できる。金属アルミニウ
ム粉末のような形態でも、アルカリ水溶液中では水素を
発生しつつ俗解するので所望であれば使用できる。この
場合には共存するニトロ芳香族化合物の還元を引き起こ
す可能性もある。
アルカリ金属イオン源としては、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなどが用いられるが、さらに硅酸ナトリウ
ム、アルミン酸ナトリウムとしてシリカあるいはアルミ
ナ源をかねることもできる。
酸化カリウムなどが用いられるが、さらに硅酸ナトリウ
ム、アルミン酸ナトリウムとしてシリカあるいはアルミ
ナ源をかねることもできる。
本発明の結晶化調整作用を有する有機化合物鉱化剤は芳
香族ニトロ化合物であり、特に好適にはニトロベンセン
でるる。
香族ニトロ化合物であり、特に好適にはニトロベンセン
でるる。
脂肪族ニトロ化合物、例えばニトロメタン、ニトロエタ
ン、ニトロプロパン等でも結晶化を制御する鉱化剤とし
ての機能を有するが、前件、水熱合成を行う温度条件下
での安定性等に問題がある。
ン、ニトロプロパン等でも結晶化を制御する鉱化剤とし
ての機能を有するが、前件、水熱合成を行う温度条件下
での安定性等に問題がある。
芳香族ニトロ化合物としてはニトロベンゼン、ニトロト
ルエン、ニトロアニソール、= トo安息香酸、ニトロ
ベンズーγルデヒド、ニトロフェノール、ニトロアニリ
ン、ニトロビフェニル、ニトロナフタレン等が使用でき
る。しかし、反応終了後にゼオライトを分離する必要が
あるので室温近辺の@度で液体であるものがより好適で
ある。
ルエン、ニトロアニソール、= トo安息香酸、ニトロ
ベンズーγルデヒド、ニトロフェノール、ニトロアニリ
ン、ニトロビフェニル、ニトロナフタレン等が使用でき
る。しかし、反応終了後にゼオライトを分離する必要が
あるので室温近辺の@度で液体であるものがより好適で
ある。
1−を=:=:2!==:=:二2二
ニトロベンゼン θ、2
0−ニトロ安息香酸 o3g
o−ニトロアニリン 可 溶
0−ニトロベンズアルデヒド
ニトロアニソール 難 溶
n+−二トロフェノール 易 溶m−ニトロトル
エン O,OSニトロ化合物は水溶液中で弱い
酸性を示す場合もあり、その傾向は脂肪族ニトロ炭化水
素類で顕著である。すなわち、アルカリ水溶液中では溶
解度が若干向上し、カチオン性を帝る。
エン O,OSニトロ化合物は水溶液中で弱い
酸性を示す場合もあり、その傾向は脂肪族ニトロ炭化水
素類で顕著である。すなわち、アルカリ水溶液中では溶
解度が若干向上し、カチオン性を帝る。
これがこの種の化合物の鉱化剤表しての効果と関連して
いる可能性がある。しかし、脂肪族ニトロ化合物が実用
上通さないのは前述の通りで々の俗解性を示すが、俗解
性と、ニトロ化合物の鉱化剤としての効果は必ずしも並
列では−ない。
いる可能性がある。しかし、脂肪族ニトロ化合物が実用
上通さないのは前述の通りで々の俗解性を示すが、俗解
性と、ニトロ化合物の鉱化剤としての効果は必ずしも並
列では−ない。
溶解性、とりわけ反応温度における溶解性が一定以上で
あることが望ましいが、溶解性が低くても本発明の効果
を発揮することは可能である。
あることが望ましいが、溶解性が低くても本発明の効果
を発揮することは可能である。
本発明においてシリカ源、アルミナ源、アルカリ金属イ
オンおよび芳香族ニトロ化合物を含有する水性混合物は
、通常、水熱処理により反応が実施されるが、水熱合成
の温度け100℃〜ユSθ℃で数時間〜数70日間にわ
たって、結晶性アルミノシリケートゼオライトが生成す
るに十分な間行なわれる。なお、水の量は特に限定的で
はない。
オンおよび芳香族ニトロ化合物を含有する水性混合物は
、通常、水熱処理により反応が実施されるが、水熱合成
の温度け100℃〜ユSθ℃で数時間〜数70日間にわ
たって、結晶性アルミノシリケートゼオライトが生成す
るに十分な間行なわれる。なお、水の量は特に限定的で
はない。
芳香族ニトロ化合物は溶解度および比重の関係で水性混
合物の下層に沈む可能性があり、攪拌下に水熱処理する
のが良い。
合物の下層に沈む可能性があり、攪拌下に水熱処理する
のが良い。
一反応一混合物中、芳香族ニトロ化合物/アルカリ金属
イオン(モル比)はθ、θ/〜/θ、好マしくは0.0
5〜g5アルカリ金属イオン/ S i(モル比)はθ
、oi〜io、好1しくは0. /〜10またS”/A
6 (% ル比)は2〜t00、好ましくはS〜/左O
の範囲合軸■〜がら選択される。
イオン(モル比)はθ、θ/〜/θ、好マしくは0.0
5〜g5アルカリ金属イオン/ S i(モル比)はθ
、oi〜io、好1しくは0. /〜10またS”/A
6 (% ル比)は2〜t00、好ましくはS〜/左O
の範囲合軸■〜がら選択される。
合成反応は原料混合物を所望の温度に加熱して結晶性ゼ
オライトが十分に生成するまで継続される。結晶性ゼオ
ライトの生成が完了した反応混合物は、室温まで冷却し
た後、t4過、デカンテーション、遠心分離などにより
結晶を分肺し、水で十分に洗浄し結晶を得る。この結晶
を通常700℃以上で数時間程度乾蝶することにより結
晶性アルミノシリケートゼオライトを得ることができる
。
オライトが十分に生成するまで継続される。結晶性ゼオ
ライトの生成が完了した反応混合物は、室温まで冷却し
た後、t4過、デカンテーション、遠心分離などにより
結晶を分肺し、水で十分に洗浄し結晶を得る。この結晶
を通常700℃以上で数時間程度乾蝶することにより結
晶性アルミノシリケートゼオライトを得ることができる
。
本発明で得られる結晶性アルミノシリケートゼオライト
は、以下に示すX線回折ピークを示すZSM−5と同線
のものである。
は、以下に示すX線回折ピークを示すZSM−5と同線
のものである。
コθ(0) 相対強度
7.9°士0.2° 1t〜S
g 、g0士O0,2° M〜S
、2 、?、10士θ、3° S
、! 3.90士θ、3° S
2グ、3°士0.3° M
この結晶性ゼオライトを触媒として使用する前に空気中
で、?OO〜700 ℃の範囲の温度でコ〜lIg時間
程度焼成して活性化したり、結晶性ゼオライト中に存在
するアルカリ金属イオンの一部または全部を他のカチオ
ンの少なくとも一部とイオン交換し、H型の結晶性ゼオ
ライトに変換することができる。
で、?OO〜700 ℃の範囲の温度でコ〜lIg時間
程度焼成して活性化したり、結晶性ゼオライト中に存在
するアルカリ金属イオンの一部または全部を他のカチオ
ンの少なくとも一部とイオン交換し、H型の結晶性ゼオ
ライトに変換することができる。
このイオン交換方法ll−を業界周知の技術であり、好
適なカチオンとしては金属イオン、アンモニウムイオン
、水素イオンおよびこれらの混合物があり、金属イオン
としてklリチウム、鋏、マダイ・シウム、カルシウム
、バリウム、アルミニウム、マンガン、コバルト、ニッ
ケルアルカリ土類金属のカチオンを例示することができ
る。
適なカチオンとしては金属イオン、アンモニウムイオン
、水素イオンおよびこれらの混合物があり、金属イオン
としてklリチウム、鋏、マダイ・シウム、カルシウム
、バリウム、アルミニウム、マンガン、コバルト、ニッ
ケルアルカリ土類金属のカチオンを例示することができ
る。
これらの選択は、転化反応の種類によって任意に決定さ
れる。
れる。
前記イオン交換方法は、結晶性ゼオライトを所望するカ
チオンを含有する水溶液と接触処理すればよく、通常カ
チオンの塩化物、硝酸塩および硫酸基が用いられる。結
晶性ゼオライトはイオン交換後水で洗浄し、乾燥した後
、300〜700℃の温度でコ〜ag時間またはそれ以
上の時間空気中または不活性ガス中で焼成することによ
り活性な触媒となる。
チオンを含有する水溶液と接触処理すればよく、通常カ
チオンの塩化物、硝酸塩および硫酸基が用いられる。結
晶性ゼオライトはイオン交換後水で洗浄し、乾燥した後
、300〜700℃の温度でコ〜ag時間またはそれ以
上の時間空気中または不活性ガス中で焼成することによ
り活性な触媒となる。
このような触媒の関与する反応としては芳香原作合物の
オレフィンによるアルキル化;1オレフインおよびパラ
フィンの芳香族化:芳香族、パラフィン、オレフィンの
異性化;芳香族の不均化;オレフィンのオリゴマー化;
クラッキングなどがある。さらに合成カス、メタノール
からの炭化水素の製造方法などをあげることができる。
オレフィンによるアルキル化;1オレフインおよびパラ
フィンの芳香族化:芳香族、パラフィン、オレフィンの
異性化;芳香族の不均化;オレフィンのオリゴマー化;
クラッキングなどがある。さらに合成カス、メタノール
からの炭化水素の製造方法などをあげることができる。
以上詳述したように本発明の方法は、安価で、しかも工
業的に有オリな結晶性ゼオライトの製造方法に関するも
のであり、前記した種々な転化反応の触媒tたは触媒担
体としての用途をはじめ、多く−の他の用途、たとえば
吸着剤、抽出剤、イオン交換体、分子ふるいなどに使用
するのに適した結晶性ゼオライトの提供を可能にしたも
のである。
業的に有オリな結晶性ゼオライトの製造方法に関するも
のであり、前記した種々な転化反応の触媒tたは触媒担
体としての用途をはじめ、多く−の他の用途、たとえば
吸着剤、抽出剤、イオン交換体、分子ふるいなどに使用
するのに適した結晶性ゼオライトの提供を可能にしたも
のである。
以下・本兜明を実施例により=明する。
実施例/
水somi中に水酸化す) IJウノ\八へsyを俗解
したものにアルミン酸ナトリウム0.tgを加えた。こ
れを撹拌して透明な溶液とした後、ニトロベンセン、1
0 mlを添加した。この混合物を激しく撹拌しながら
、シリカゾル(触婬化成社製力タロイド30 H) 、
? /、g 、li’及び水、2’1.9mlを添加し
た。次にこの混合物をチタン製、200m1オートクレ
ーブ中に入れて、(°社拌条件下/sO?? FJ 1
ijl刀0熱した。得られた生成物は、11過により回
収し、/lの水で洗浄後100℃で、2</時間乾燥し
た。この生成物は粉末X線回折から、ZSM−j型ゼオ
ライトの結晶であると同定された。
したものにアルミン酸ナトリウム0.tgを加えた。こ
れを撹拌して透明な溶液とした後、ニトロベンセン、1
0 mlを添加した。この混合物を激しく撹拌しながら
、シリカゾル(触婬化成社製力タロイド30 H) 、
? /、g 、li’及び水、2’1.9mlを添加し
た。次にこの混合物をチタン製、200m1オートクレ
ーブ中に入れて、(°社拌条件下/sO?? FJ 1
ijl刀0熱した。得られた生成物は、11過により回
収し、/lの水で洗浄後100℃で、2</時間乾燥し
た。この生成物は粉末X線回折から、ZSM−j型ゼオ
ライトの結晶であると同定された。
反応例
実施例/で得られたゼオライトs、o yを5ttto
0、S時間空気焼成した後、塩化アンモニウム5.3g
を水グ!; ml VC溶解した水浴教中で700℃、
コ時間加熱する操作を3回繰り返した。その後得られた
生成物を水で充分洗浄し、1000で乾燥後、t <z
oo、S時間空気焼成した。このようにして得た生成
物を錠剤成型機で成形後、/1I−2ダメツシユの粒度
にして触媒イヒ゛した。
0、S時間空気焼成した後、塩化アンモニウム5.3g
を水グ!; ml VC溶解した水浴教中で700℃、
コ時間加熱する操作を3回繰り返した。その後得られた
生成物を水で充分洗浄し、1000で乾燥後、t <z
oo、S時間空気焼成した。このようにして得た生成
物を錠剤成型機で成形後、/1I−2ダメツシユの粒度
にして触媒イヒ゛した。
この触媒を使用して、n−ヘキサンのクランキング活性
を測定した。触媒へ/mlを石英ガラス管に詰め、p
!ro0.7時間空気中で前処理を行った後、窒素を流
通して反応温度に設定した。
を測定した。触媒へ/mlを石英ガラス管に詰め、p
!ro0.7時間空気中で前処理を行った後、窒素を流
通して反応温度に設定した。
これに、n−ヘキサンと3−メチルペンタンの等モル混
合物をLH8V: /、窒素/炭化水素比=ダ、汐で供
給して触媒上に通し/!r分後、35分後、70分後に
サンプリングして、n−ヘキサンの転換率を測定した。
合物をLH8V: /、窒素/炭化水素比=ダ、汐で供
給して触媒上に通し/!r分後、35分後、70分後に
サンプリングして、n−ヘキサンの転換率を測定した。
その結果を衣−/に示す。
表 −/
反応温度 /5分後 33分後 7、θ分後3
00° 79% 73% 73係3g00
91t 係 97% 93%比較例/ 特公昭q4−/θO乙ダに従い、テトラプロピルアンモ
ニウムハイドロオキサイドを用いてZSM−!;合成を
行い、特許記載の粉末X線パターンを示す結晶を得た。
00° 79% 73% 73係3g00
91t 係 97% 93%比較例/ 特公昭q4−/θO乙ダに従い、テトラプロピルアンモ
ニウムハイドロオキサイドを用いてZSM−!;合成を
行い、特許記載の粉末X線パターンを示す結晶を得た。
この生成物を反応例と同様にして触媒化した。このより
に調製した触媒を用いて実施例/と同様の栄件下反応を
行つRoその結果を表−2,に示す。
に調製した触媒を用いて実施例/と同様の栄件下反応を
行つRoその結果を表−2,に示す。
表−一
反応温度 15分後 33分後 70分後30
0° 7.タチ 7./; qb−3g 00
/1.lt係 り/係表−/、
表−λの結果から明らかなよrに、実施例/の方法で合
成し7tZSM−!;型ゼオライトは、比較例/で合成
したZSM−!;よりも高いn−ヘキサン転換比を示す
。
0° 7.タチ 7./; qb−3g 00
/1.lt係 り/係表−/、
表−λの結果から明らかなよrに、実施例/の方法で合
成し7tZSM−!;型ゼオライトは、比較例/で合成
したZSM−!;よりも高いn−ヘキサン転換比を示す
。
出 周 大 三菱化成工栗株式会社
代 理 人 弁理士 長谷用 −
ほか7名
129
Claims (1)
- (1) シリカ源、“アルミナ源、アルカリ金属イオ
ンおよび芳香族ニトロ化合物を含有する水性混合物を反
応させることを特徴とする結晶性アルミノシリケートゼ
オライトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4509683A JPS59169925A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 結晶性アルミノシリケ−トゼオライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4509683A JPS59169925A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 結晶性アルミノシリケ−トゼオライトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59169925A true JPS59169925A (ja) | 1984-09-26 |
JPH0445449B2 JPH0445449B2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=12709769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4509683A Granted JPS59169925A (ja) | 1983-03-17 | 1983-03-17 | 結晶性アルミノシリケ−トゼオライトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59169925A (ja) |
-
1983
- 1983-03-17 JP JP4509683A patent/JPS59169925A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445449B2 (ja) | 1992-07-24 |
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