JPS591679Y2 - ズボンプレスキ - Google Patents

ズボンプレスキ

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Publication number
JPS591679Y2
JPS591679Y2 JP9795574U JP9795574U JPS591679Y2 JP S591679 Y2 JPS591679 Y2 JP S591679Y2 JP 9795574 U JP9795574 U JP 9795574U JP 9795574 U JP9795574 U JP 9795574U JP S591679 Y2 JPS591679 Y2 JP S591679Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heater
self
press
trouser
Prior art date
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Expired
Application number
JP9795574U
Other languages
English (en)
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JPS5130293U (ja
Inventor
義徳 三谷
誠之 寺門
保道 小林
功 新田
幸信 星田
武夫 西田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Publication of JPS5130293U publication Critical patent/JPS5130293U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はズボンプレス器に関し、その目的とするところ
は短時間で効率良くプレスを付けるとともに、安全性の
高いズボンプレス器を提供することにある。
従来、ズボンプレス器に於ては、合板にヒータをはり付
けて上下両挟持板を構成してプレス面を加熱するもので
あり、ある一定温度を維持する為に温度制御器でプレス
面温度がコントロールされ、一定時間経過すればタイマ
ーにて電源をoffする構成が一般的である。
しかしこの構成において、サーモ・タイヤ−が短絡した
場合、ヒータが異常温度となり火災等の原因となるので
過昇防止装置、例えば温度ヒユーズ等で安全性を確保す
る必要がある。
しかし乍らこの種製品は、出来るだけ部品点数を少くシ
、構造を簡単にして所望の機能が発揮され、信頼性の高
いものが望ましい。
すなわち、ズボンプレス器でいうならは看板とヒータの
みで安全性を確保し、しかもその機能が発揮できるもの
が望ましい。
そこで本考案に於いては、この様な考え方に基いたズボ
ンプレス器を提供するものである。
すなわちヒータと温度制御器及び安全器を一体としたヒ
ータ、即ち自己制御ヒータを応用するものである。
本案に使用する自己制御ヒータは常に一定温度を維持す
るもので、その構成の一例としてはゴム或はプラスチッ
クスにカーボンを混ぜ合せて作ったもので、その原理は
ゴム或はプラスチックスが熱による膨張収縮を利用し、
抵抗の増減をはかるものである。
即ち発熱により温度が上昇すればゴム等が膨張して抵抗
を増大しある温度に達すると電流が微少となり一定温度
で飽和するものである。
この様なPTC特性(正の抵抗温度特性)のヒータとし
てはチタン酸バリウム系の半導体があるが、このものは
面状に出来ないので広面積の加熱体とする場合、熱放散
板に複数個の素子を取りつけて使用しているが、本考案
に用いる様な面状のPTC特性を有したヒータをズボン
プレス器に使用することにより、全面均一な加熱が容易
である。
以下その具体構成を第1図、第2図を参照して説明する
まず台板1に自己制御ヒータ素子2と、このヒータ素子
2を覆う布3とを装備して下挟持板Aを構成し、一方台
板4のプレス面側にクッション材5を覆う布6を装備し
て上挟持板Bを構威し、両者を一側で蝶番7により連絡
し、他側には締付具8を取り付けている。
なお、上記ヒータ素子2と直列にタイマー(或はサーモ
)が接続されている。
以上の構成において、自己制御ヒータ2の特性は第5図
に示すようにある温度に達すると急激な抵抗変化を示し
、ある一定表面温度で安定するヒータである。
従来のヒータを使ったズボンプレス器の温度コントロー
ルパターンは第3図に示すように温度制御器で所望の温
度を維持するものであるが、本案の如くタイマーと自己
制御ヒータ2を直列に接続して用いることにより第4図
に示すような温度コントロールを行うものである。
即ち、電源をONするとプレス面温度は時間の経過と共
に上昇し、一定時間になるとタイマーが作動して(a点
)電源をOffシ、それ以降はプレス器へ蓄積された熱
でズボン等がプレスされる。
第4図のa点でタイマーが作動し、時間一温度曲線イの
如く徐々に温度は降下していく。
今仮に、a点でタイマーが短絡した場合、従来のヒータ
であれば第4図の時間一温度曲線口の如く温度が急激に
上昇し危険な状態になるが、本案の如く自己制御ヒータ
2を使用することになり、第4図時間一温度曲線イの如
く前述の自己制御ヒータ2の特性により危険にならない
温度で安定するものである。
この場合の制約条件としては、使用する自己制御ヒータ
2の飽和温度以下でタイマーを作動させることが重要で
ある。
又タイマの代りにサーモを使用しても同様の効果が得ら
れる。
以上のように本考案のズボンプレス器は自己制御ヒータ
への通電を、このヒータの温度が抵抗温度特性の変曲点
に達する手前で断ったものであるので、短時間で効率良
くプレスを付けることができる。
すなわち、自己制御ヒータの温度が安定するまで通電し
てプレスを付けたり、安定した温度でプレスを付けたり
しようとすればプレス時間がきわめて長くなってしまう
のである。
これは自己制御ヒータの温度上昇速度が抵抗温度特性の
変曲点から急激に遅くなることに起因している。
そして、このように上昇速度が急激に遅くなる理由とし
ては変曲点からは自己制御ヒータの抵抗値が急激に高く
なり、その分電流値が低くなって結果的に温度上昇速度
を遅くしてしまうのである。
このため、この変曲点に達するまでに制御ヒータへの通
電を断ち、この間に蓄積された熱でプレスを付けること
が望ましく、こうすれば上述のごとく短時間でプレスを
付けることができ、またその分消費電力を軽減すること
ができる。
また、本考案によればタイマーが故障しても自己制御ヒ
ータの温度は安定温度以上に達することはなく、シたが
って別個に安全器等を設けなくても十分な安全性を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すズボンプレス器の斜視
図、第2図は第1図のA−A線における断面図、第3図
は従来のズボンプレス器の温度パターンを示す特性図、
第4図は本考案ズボンプレス器の温度パターンを示す特
性図、第5図は自己制御ヒータの時間一温度特性を示す
特性図である。 2・・・・・・自己制御ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正の抵抗温度特性を有する自己制御ヒータと、この自己
    制御ヒータの抵抗温度特性の変曲点以下で開路するタイ
    マーとを直列接続したズボンプレス器。
JP9795574U 1974-08-15 1974-08-15 ズボンプレスキ Expired JPS591679Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9795574U JPS591679Y2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ズボンプレスキ

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JP9795574U JPS591679Y2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ズボンプレスキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5130293U JPS5130293U (ja) 1976-03-04
JPS591679Y2 true JPS591679Y2 (ja) 1984-01-18

Family

ID=28298539

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JP9795574U Expired JPS591679Y2 (ja) 1974-08-15 1974-08-15 ズボンプレスキ

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JPS5130293U (ja) 1976-03-04

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