JPS59167579A - グリシド−ルの精製法 - Google Patents
グリシド−ルの精製法Info
- Publication number
- JPS59167579A JPS59167579A JP4082083A JP4082083A JPS59167579A JP S59167579 A JPS59167579 A JP S59167579A JP 4082083 A JP4082083 A JP 4082083A JP 4082083 A JP4082083 A JP 4082083A JP S59167579 A JPS59167579 A JP S59167579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glycidol
- liquid
- catalyst
- allyl alcohol
- distillation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアリルアルコールのエポキシ化反応によりグリ
シドールを製造する方法における新規なグリシドールの
回収精製方法、さらに詳しくは触媒の存在下、アリルア
ルコールと有機ハイドロパーオキシドとを反応させて得
られる反応混合物から高収得率でグリシドールを回収精
製する方法に関するものである。
シドールを製造する方法における新規なグリシドールの
回収精製方法、さらに詳しくは触媒の存在下、アリルア
ルコールと有機ハイドロパーオキシドとを反応させて得
られる反応混合物から高収得率でグリシドールを回収精
製する方法に関するものである。
グリシドールは分子内にエポキシ基とアルコール性水酸
基と7有する極めて反応性にとむ化合物であり、各種化
学品の中間原料としてM用な化合物である。
基と7有する極めて反応性にとむ化合物であり、各種化
学品の中間原料としてM用な化合物である。
アリルアルコールと石イ汲ハイドロパーオキシドとの反
応によりグリシドールを製造する方法はいくつ刀工知ら
れており1例えは特公昭44−16887号では、 ’
l’ i、 v、 Mo、 ′VX’、 Nb、 Ta
、 1te、もしくはSeの化合物力・らなる群〃・ら
退ばれた触媒の存在下でアリルアルコールと有機ハイド
ロパーオキシドとを反応さぜグリシドールを得ている。
応によりグリシドールを製造する方法はいくつ刀工知ら
れており1例えは特公昭44−16887号では、 ’
l’ i、 v、 Mo、 ′VX’、 Nb、 Ta
、 1te、もしくはSeの化合物力・らなる群〃・ら
退ばれた触媒の存在下でアリルアルコールと有機ハイド
ロパーオキシドとを反応さぜグリシドールを得ている。
有機ハイドロパーオキシドによりアリルアルコールをエ
ポキシ化した場合、生成する反応混合物中にはグリシド
ールの他に過剰のアリルアルコール、有機ハイドロパー
オキシドの還元生成物であるカルビノール顛等が含まれ
ている。該反応混合物から蒸留によりグリシドールを分
離回収を行なうと、有機ハイドロパーオキシドの先、駆
物質である脂肪族、ナフテン族、又は芳香族炭化水素化
合物とグリシドールとが、一般に共沸混合物を形成する
ため分離が困難になると共に、グリシドールか熱的に不
安定であるが故に回収率の低下をきたす欠点を有する。
ポキシ化した場合、生成する反応混合物中にはグリシド
ールの他に過剰のアリルアルコール、有機ハイドロパー
オキシドの還元生成物であるカルビノール顛等が含まれ
ている。該反応混合物から蒸留によりグリシドールを分
離回収を行なうと、有機ハイドロパーオキシドの先、駆
物質である脂肪族、ナフテン族、又は芳香族炭化水素化
合物とグリシドールとが、一般に共沸混合物を形成する
ため分離が困難になると共に、グリシドールか熱的に不
安定であるが故に回収率の低下をきたす欠点を有する。
該混合物よりグリシドールを回収する方法については特
公昭51−7646号で提案されている。該提案におい
ては反応混合物を;tr−(K真空蒸留にょリアリルア
ルコールを留去し、第−矢塔底製品を共沸剤の存在下に
第二次真空蒸宙により塔頂y、14品としてグリシドー
ルと共沸剤の共/9ti Vl k回収し。
公昭51−7646号で提案されている。該提案におい
ては反応混合物を;tr−(K真空蒸留にょリアリルア
ルコールを留去し、第−矢塔底製品を共沸剤の存在下に
第二次真空蒸宙により塔頂y、14品としてグリシドー
ルと共沸剤の共/9ti Vl k回収し。
しかる後に水により液−液抽出することにまり釉々の化
合物の中力・ら殆んど純粋なグリシドールを得ている。
合物の中力・ら殆んど純粋なグリシドールを得ている。
本発明者らは該提案方法の優位性を否定するものではな
いが、該方法においても、グリシドールの収得率の点で
は工業上滴定のできるものではない。
いが、該方法においても、グリシドールの収得率の点で
は工業上滴定のできるものではない。
グリシドールを含む混合!吻の蒸留は、グリシドールが
熱的に不安定であるが故に、出来つる限り加熱温Uを下
げるために減圧下で行なうことが一般的であるが、この
場合でも完全にグリシドールθ)分解又は縮重合を防止
することが困難゛であり。
熱的に不安定であるが故に、出来つる限り加熱温Uを下
げるために減圧下で行なうことが一般的であるが、この
場合でも完全にグリシドールθ)分解又は縮重合を防止
することが困難゛であり。
出来9る限り滞留IL″i間を短かくする方法?とるこ
とは公知である。
とは公知である。
本発明者らは、加熱によるグリシドールの分解又は縮重
合を防止する方法について鋭意@肘を進め、同一の加熱
時間においてもエポキシ化反応に用いる触媒のイ芋在ズ
ン3グリシドールの分i拝又は縮重合を進行ζぜること
を見出し1本発明に到達した。
合を防止する方法について鋭意@肘を進め、同一の加熱
時間においてもエポキシ化反応に用いる触媒のイ芋在ズ
ン3グリシドールの分i拝又は縮重合を進行ζぜること
を見出し1本発明に到達した。
R1」ち本発明は、触媒の存在下、アリルアルコールと
有機ハイドロパーオキシドとを反応させて得られるグリ
シドールを含有する反応混合物からグリシドールを回収
精製する方法において、該反応混合物中の年間解触媒化
合物を沢過した後、大気圧以下の圧力で蒸留し、グリシ
ドール暑含有する気化液と触媒を含有する缶出液とに分
離し1次いz” で大気圧り、下の圧力該気化液を蒸留してアリルアハ ルコールを回収し、し力・る後グリシドールを含有する
回収残液ン液−液抽出し1次いで該抽出液力・ら抽剤を
分離することを特徴とするグリシドールの精製法である
。
有機ハイドロパーオキシドとを反応させて得られるグリ
シドールを含有する反応混合物からグリシドールを回収
精製する方法において、該反応混合物中の年間解触媒化
合物を沢過した後、大気圧以下の圧力で蒸留し、グリシ
ドール暑含有する気化液と触媒を含有する缶出液とに分
離し1次いz” で大気圧り、下の圧力該気化液を蒸留してアリルアハ ルコールを回収し、し力・る後グリシドールを含有する
回収残液ン液−液抽出し1次いで該抽出液力・ら抽剤を
分離することを特徴とするグリシドールの精製法である
。
以下1本発明を更に詳しく説明する。
アリルアルコールのエポキシ化試剤Tある有機ハイドロ
パーオキシドは、如何なる有機ハイドロパーオキシドで
も用いることが出来るノン3.工業的に比較的容易に入
手″t:@るものとしでは、エチルベンゼンハイドロパ
ーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、又はt−ブ
チルハイドロパーオキシド等を挙けることが出来る。こ
れらの有機ハイドロパーオキシドは−j投的にその先駆
りJ ’JJであるエチルベンゼン、クメンw ffん
ている。
パーオキシドは、如何なる有機ハイドロパーオキシドで
も用いることが出来るノン3.工業的に比較的容易に入
手″t:@るものとしでは、エチルベンゼンハイドロパ
ーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、又はt−ブ
チルハイドロパーオキシド等を挙けることが出来る。こ
れらの有機ハイドロパーオキシドは−j投的にその先駆
りJ ’JJであるエチルベンゼン、クメンw ffん
ている。
反応に供するM)栽ハイドロパーオ千シトの(し度は如
何なるもの乞も用いることが出来るが、先駆物質中の濃
液として5〜90重量係重量−よ−しい。
何なるもの乞も用いることが出来るが、先駆物質中の濃
液として5〜90重量係重量−よ−しい。
該先駆物質であるエチルヘン七ン、クメン等はグリシド
ールと共沸混合物を形成するためグリシドールの分離、
精製を困難にしている。
ールと共沸混合物を形成するためグリシドールの分離、
精製を困難にしている。
アリルアルコールは、工莱的に入手できるものでよい。
一般的にグリシドールの収得率を上げ。
更には未反応の有機ハイドロパーオキシドを出来つる限
り低下させる為、アリルアルコールは過剰に用いること
が好ましい。
り低下させる為、アリルアルコールは過剰に用いること
が好ましい。
アリルアルコールと有機ハイドロパーオキシドとン反応
させる為に触媒が用いられる。触媒としては自体公知v
)遁移金属化合・物を用いることができるが、バナジウ
ム化合物を触媒として用いることが好ましい。該バナジ
ウム化合物としては無機バナジウム化合物、例えば五酸
化バナジウム、四酸化バナジウム、三酸化バナジウム、
二酸fヒバナジウム、メタバナジン酸アンモニウム、メ
タバナジン酸のアルカリ金属塩+ jk゛化バナジウム
アセチルアヤトナート、三硫化バナジウム、三硫化バナ
ジウム、二値化バナジウム%燐バナジン酸の如きヘテロ
ボIJ藏及び該ヘテロポリ酸のアルカリ金属塩して用い
る栽i合においても、極性の比較的強いアリルアルコー
ル及び/又は■機溶媒に部分的に溶解しているのが一般
的である。
させる為に触媒が用いられる。触媒としては自体公知v
)遁移金属化合・物を用いることができるが、バナジウ
ム化合物を触媒として用いることが好ましい。該バナジ
ウム化合物としては無機バナジウム化合物、例えば五酸
化バナジウム、四酸化バナジウム、三酸化バナジウム、
二酸fヒバナジウム、メタバナジン酸アンモニウム、メ
タバナジン酸のアルカリ金属塩+ jk゛化バナジウム
アセチルアヤトナート、三硫化バナジウム、三硫化バナ
ジウム、二値化バナジウム%燐バナジン酸の如きヘテロ
ボIJ藏及び該ヘテロポリ酸のアルカリ金属塩して用い
る栽i合においても、極性の比較的強いアリルアルコー
ル及び/又は■機溶媒に部分的に溶解しているのが一般
的である。
このようにして、触媒の存在下、アリルアルコ−ル
得られる化合物は、グリシドールの他に有機ノ・イドロ
バ−オキシドの還元生成物であるカルピノ−又は、高沸
点化合物を含有している。
バ−オキシドの還元生成物であるカルピノ−又は、高沸
点化合物を含有している。
該反応混合物をまず濾過により不溶解触媒化合物をのぞ
く。沢過方法は回分式加圧忽ーJ過.連続式加圧デ過,
回分式輿望濾過、遅絖式具仝υ−I過いずれの方法乞と
ってもよい。又.濾過によって得られた不溶解触媒化合
物は反応系に循埠丹使用してもよい。濾過の温度は特に
限定されないか,一般的に反応温度以下に保たれ,0〜
120℃の範囲が好ましい。
く。沢過方法は回分式加圧忽ーJ過.連続式加圧デ過,
回分式輿望濾過、遅絖式具仝υ−I過いずれの方法乞と
ってもよい。又.濾過によって得られた不溶解触媒化合
物は反応系に循埠丹使用してもよい。濾過の温度は特に
限定されないか,一般的に反応温度以下に保たれ,0〜
120℃の範囲が好ましい。
P液は大気圧以下の圧力で蒸留し、グリシドールを含有
する液と触媒7含肩する液とに分離する。
する液と触媒7含肩する液とに分離する。
濾過と大気圧以下の圧力での蒸留のPAa−合わせによ
り,触媒からグリシドールは完全に分離される。更に該
組み合わせ方法により触媒の除去工程でのグリシドール
の分解,縮重合を大幅に減少さゼうる。
り,触媒からグリシドールは完全に分離される。更に該
組み合わせ方法により触媒の除去工程でのグリシドール
の分解,縮重合を大幅に減少さゼうる。
減圧蒸留法としては,回分式にてスチルより単蒸発さゼ
る方法をとってもよいか,好ましくは加熱時間を短縮す
るために降下式又は撹拌式の薄膜蒸発器が用いられる。
る方法をとってもよいか,好ましくは加熱時間を短縮す
るために降下式又は撹拌式の薄膜蒸発器が用いられる。
蒸発器の加熱は気相部でσ)り好1しくは90℃以下に
制御する。蒸兄圧力は蒸発温度により定めればよいが.
必袈以上σ)減圧度をとると低沸点化合物.とくにアリ
ルアルコールの凝縮招集が困難となる為.好1しくは2
’l’orr〜100′口rr,(−り好1 L <は
5Torr〜20Torrとするのが艮い。
制御する。蒸兄圧力は蒸発温度により定めればよいが.
必袈以上σ)減圧度をとると低沸点化合物.とくにアリ
ルアルコールの凝縮招集が困難となる為.好1しくは2
’l’orr〜100′口rr,(−り好1 L <は
5Torr〜20Torrとするのが艮い。
このようにして分離した触媒を含有する液は。
主として触媒及びポリグリセリン等の高沸点化合物より
成る混合物−〇あるが,場合によっては有機ハイドロパ
ーオキシドの還元生成物であるカルビノール仙が含まれ
ている。該カルビノール類は簡単な分離塔に通ずること
により11収してもよい。
成る混合物−〇あるが,場合によっては有機ハイドロパ
ーオキシドの還元生成物であるカルビノール仙が含まれ
ている。該カルビノール類は簡単な分離塔に通ずること
により11収してもよい。
得られた触媒を含有する液はエポキシ化反応に再使用す
ることもできる・ グリシドールを含有する液は,触媒を含有する液を分離
した混合Waでるり.欠いでアリルアルコールを回収す
る為大気圧以下の圧力で蒸留に力・けられる。既に触媒
乞分離したグリシドール7含有する液は一段目の減圧蒸
留と比較して差程厳しいグリシドールの分路、縮重合の
111」題はないので。
ることもできる・ グリシドールを含有する液は,触媒を含有する液を分離
した混合Waでるり.欠いでアリルアルコールを回収す
る為大気圧以下の圧力で蒸留に力・けられる。既に触媒
乞分離したグリシドール7含有する液は一段目の減圧蒸
留と比較して差程厳しいグリシドールの分路、縮重合の
111」題はないので。
充填塔形式,棚段形式等の連続蒸留塔、又は回分蒸留塔
のいずれでも任意に使用できる。し刀・しながらグリシ
ドールが熱的に不安定なこと,及び必要v上の減圧度を
とるとアリルアルコールの凝縮招集が困難となる点を考
慮に入れると,該蒸留条件としては蒸留温度は100℃
以下,蒸留圧力は塔頂圧で30〜1 0 0 T o
r rにて行うことが好唸しい。
のいずれでも任意に使用できる。し刀・しながらグリシ
ドールが熱的に不安定なこと,及び必要v上の減圧度を
とるとアリルアルコールの凝縮招集が困難となる点を考
慮に入れると,該蒸留条件としては蒸留温度は100℃
以下,蒸留圧力は塔頂圧で30〜1 0 0 T o
r rにて行うことが好唸しい。
このようにしてアリルアルコールを回収したグリシドー
ルを含有する回収残液は.冥賀的にグリシドール、有機
ハイドロパーオキシドの先駆物質である炭化水素,及び
カルビノール知力・らなる。
ルを含有する回収残液は.冥賀的にグリシドール、有機
ハイドロパーオキシドの先駆物質である炭化水素,及び
カルビノール知力・らなる。
該回収残液!液−液抽出する。抽出は攪拌槽のみによっ
て混合と静置分離を行なう回分法.混合槽と静置分離槽
とを別個にした多段ミキサーセトラー法、或いはスプレ
ー塔,充填塔又は棚段塔など同流連続法等いずれの方法
をとってもよい。抽剤としては水を用いることが好まし
いプル。二液を形成するようなアルコール卿.例えはジ
エチレングリコール等のグリコールhw用いることも出
来る。
て混合と静置分離を行なう回分法.混合槽と静置分離槽
とを別個にした多段ミキサーセトラー法、或いはスプレ
ー塔,充填塔又は棚段塔など同流連続法等いずれの方法
をとってもよい。抽剤としては水を用いることが好まし
いプル。二液を形成するようなアルコール卿.例えはジ
エチレングリコール等のグリコールhw用いることも出
来る。
抽出の具体ビ9な方法を例示すると.反応に用いた肩(
幾ハイドロパーオキシドの種類及びその先駆物質である
炭化水素との割合,疎水性溶媒の使用の有無等により異
なるが,例えはグリシドール磁度25wt%の芳香族炭
化水素溶液刀・らグリシドールを回収する場合.抽出7
回分式で行なうと芳香族炭化水素溶液に対して174重
重部の水を用いて3(口)S15分の撹拌及び15分の
静置をくり返すことにより(9)収率94%以上暑達成
出来る。又.抽出を連続回流接触法で行なうと,芳香族
炭化水素溶液1/2 に対して 重量部の水を供給して、理論段5段以上″
T:Iol収率99グ以上!達成できる。
幾ハイドロパーオキシドの種類及びその先駆物質である
炭化水素との割合,疎水性溶媒の使用の有無等により異
なるが,例えはグリシドール磁度25wt%の芳香族炭
化水素溶液刀・らグリシドールを回収する場合.抽出7
回分式で行なうと芳香族炭化水素溶液に対して174重
重部の水を用いて3(口)S15分の撹拌及び15分の
静置をくり返すことにより(9)収率94%以上暑達成
出来る。又.抽出を連続回流接触法で行なうと,芳香族
炭化水素溶液1/2 に対して 重量部の水を供給して、理論段5段以上″
T:Iol収率99グ以上!達成できる。
液−液抽出ン行なった抽出液は1次いで抽剤を分離する
。抽出液中にはグリシドールθ)大部分が抽出されてお
り、抽剤が水である場合は、蒸留操作により水を留去後
蒸留により+’=lr +M度のグリシドールを得るこ
とが出来る。又抽剤がグリシドールより高沸点を有する
アルコール鎚であれは、該抽出液から蒸留操作によりグ
リシドールを得ることが出来る。蒸留操作は回分式でも
遅he式でもよいが、滞留時間を短赦白するため連続成
魚′g!I操f’lEが好ましい。抽剤を水にし連続式
蒸ffl操作をとる。6合。
。抽出液中にはグリシドールθ)大部分が抽出されてお
り、抽剤が水である場合は、蒸留操作により水を留去後
蒸留により+’=lr +M度のグリシドールを得るこ
とが出来る。又抽剤がグリシドールより高沸点を有する
アルコール鎚であれは、該抽出液から蒸留操作によりグ
リシドールを得ることが出来る。蒸留操作は回分式でも
遅he式でもよいが、滞留時間を短赦白するため連続成
魚′g!I操f’lEが好ましい。抽剤を水にし連続式
蒸ffl操作をとる。6合。
該抽出液の脱水濃縮とグリシドールの精製蒸留とを別個
に行なうことが好唸しい。
に行なうことが好唸しい。
グリシドールと抽剤とが加熱下で反応する為。
蒸留条件は注意深く制御する必要がある。水を抽出剤と
した場合に脱水濃縮条件としての娶留温j迂は好ましく
は50℃以下、更に好捷しくば40℃以下を保持し、蒸
留圧力は一般に塔項圧で31 ’l’ o r rとす
ることが好ましい。又、脱水濃縮は薄膜式蒸発器暑使用
することで更にグリシドールの収得率を上けることが出
来る。
した場合に脱水濃縮条件としての娶留温j迂は好ましく
は50℃以下、更に好捷しくば40℃以下を保持し、蒸
留圧力は一般に塔項圧で31 ’l’ o r rとす
ることが好ましい。又、脱水濃縮は薄膜式蒸発器暑使用
することで更にグリシドールの収得率を上けることが出
来る。
この様てして得られたグリシドール濃縮液の濃度は、好
ましくは5Qwt%以上に濃縮されていることが望まし
い。仄に水を更に留去し、その後蒸留操作により純粋な
グリシドールン得る。
ましくは5Qwt%以上に濃縮されていることが望まし
い。仄に水を更に留去し、その後蒸留操作により純粋な
グリシドールン得る。
蒸留条件は、該グリシドール濃縮液が熱的に比較的安定
であるが故に脱水濃縮条件に比軟し加熱温度を上げるこ
とが出来るが、加熱温度は好筐しく1・ま100℃以下
、より好ましくは85℃以下とするかよい。父、蒸留圧
力はlo’l’orr以下とするのが好ましい。
であるが故に脱水濃縮条件に比軟し加熱温度を上げるこ
とが出来るが、加熱温度は好筐しく1・ま100℃以下
、より好ましくは85℃以下とするかよい。父、蒸留圧
力はlo’l’orr以下とするのが好ましい。
蒸留により留出した水中には若干量のグリシドールが含
まれており、これを循環便用することによりグリシドー
ルの収得率の同上をはかることが出来る。
まれており、これを循環便用することによりグリシドー
ルの収得率の同上をはかることが出来る。
以上の操作方法をとる本発明方法により、分離精製して
得られるグリシドールは& 99%以上の高純度品であ
ると共に、従来法に比べてグリシドールの損失を大幅に
抑制でき、その収得率を上げることが可能となった。
得られるグリシドールは& 99%以上の高純度品であ
ると共に、従来法に比べてグリシドールの損失を大幅に
抑制でき、その収得率を上げることが可能となった。
以下、実施例により本発明方法を更に詳細に配明する。
ここで、残存有機ノ・イドロノく−オキシ1の濃度を化
学分析により求めた以外はカスクロートゲラム法により
分析を行なったO 実施例 温度計、撹拌似、還流冷却管を備えた507反n槽にア
リルアルコール6.4kgと触媒としてメタバブジン酸
アンモニウム0.064kgを加え、撹拌しなンら90
℃に加熱した。矢いで反応温度を90℃V保つように冷
却しながら、41wtφクメンノ1イロバーオキソド/
タメン済液27.4kgを1時間をうして加え、添加終
了後更に90℃で3 II弄1b]熟成し行ない直ちに
冷却した。イ;Jられた反応混合物はゴリシドール、未
反応アリルアルコール フェニルカルビノール シトが夫々15.2Wt乞6,2wt%,31.9wt
%.0wt%含まれている他は.クメン及び若干iij
,の未ろ成分であった。
学分析により求めた以外はカスクロートゲラム法により
分析を行なったO 実施例 温度計、撹拌似、還流冷却管を備えた507反n槽にア
リルアルコール6.4kgと触媒としてメタバブジン酸
アンモニウム0.064kgを加え、撹拌しなンら90
℃に加熱した。矢いで反応温度を90℃V保つように冷
却しながら、41wtφクメンノ1イロバーオキソド/
タメン済液27.4kgを1時間をうして加え、添加終
了後更に90℃で3 II弄1b]熟成し行ない直ちに
冷却した。イ;Jられた反応混合物はゴリシドール、未
反応アリルアルコール フェニルカルビノール シトが夫々15.2Wt乞6,2wt%,31.9wt
%.0wt%含まれている他は.クメン及び若干iij
,の未ろ成分であった。
得られた反応混合物中には触媒σ)−)%か不溶)分と
して存在しており,減圧下で涙過し不溶解分’il
f除去した。得られたPiを蒸留器により5〜7% E.’ o r rの真空度で単蒸し.主としてアリル
アルコー ル ルビノールよりなる留分33.4kgを得た。残金とし
て触媒を含む鄭揮発性物賀及び一部σ)ジメチルフS
エニルカルビノール刀・らなる混合物Y 0. 4
kg#’4た。
して存在しており,減圧下で涙過し不溶解分’il
f除去した。得られたPiを蒸留器により5〜7% E.’ o r rの真空度で単蒸し.主としてアリル
アルコー ル ルビノールよりなる留分33.4kgを得た。残金とし
て触媒を含む鄭揮発性物賀及び一部σ)ジメチルフS
エニルカルビノール刀・らなる混合物Y 0. 4
kg#’4た。
4 この時のグリシドールの分解率は0.2%にと
どま〉3 つだ。
どま〉3 つだ。
こ 矢いで.得られた留出混合物720〜25
T O r rσ)ド 真空度で#留し,塔頂より未
反応ア1)ルアルコーツ ルを主成分とする留分な2
2−回収した。イセられk た塔底グリシドール混
合物は31.1kgで,こσ)時σ)グ グリシド
ール分h1率はQ,]%以下であった。
T O r rσ)ド 真空度で#留し,塔頂より未
反応ア1)ルアルコーツ ルを主成分とする留分な2
2−回収した。イセられk た塔底グリシドール混
合物は31.1kgで,こσ)時σ)グ グリシド
ール分h1率はQ,]%以下であった。
ル この塔底グリシドール含有混合物を.水を抽
斎]ヤ として回分式にて液−液抽出した。1[g
あた1Jσ)2 抽剤量をグリシドール含有混合物
に対して重量比”−D ′c’l:4とし、抽出操
作を3回線0返した。抽出操作によるグリシドールの(
口)収率は94.9%で,こ眸 の時のグリシドール
分解率は2.5%であった。
斎]ヤ として回分式にて液−液抽出した。1[g
あた1Jσ)2 抽剤量をグリシドール含有混合物
に対して重量比”−D ′c’l:4とし、抽出操
作を3回線0返した。抽出操作によるグリシドールの(
口)収率は94.9%で,こ眸 の時のグリシドール
分解率は2.5%であった。
この様にして得られたグリシドール含有水浴液を塔底温
度が45℃以下となるように真窒度暑調緊しながら、脱
水濃縮操作を行ない1次いで5Torrの真空度で蒸留
、グリシドールを留去した。
度が45℃以下となるように真窒度暑調緊しながら、脱
水濃縮操作を行ない1次いで5Torrの真空度で蒸留
、グリシドールを留去した。
その結果、99.2wt%純度のグリシドールが蒸留髪
収率92チで得られた。回収粘膜系での通算のグリシド
ール回収率は86.5%であった。
ール回収率は86.5%であった。
比較例−1
エポキシ化反応は実施例と同様に行った反応液力・ら未
溶解分の触媒暑減圧沢過したのち、そのp液について2
0〜25TOrr17)真空度で蒸留し、塔頂より未反
応アリルアルコールを主成分と1−る留分2、3 kg
を回収した。この場合のグリシドール分解率は2.7w
t係であった。得られた塔底グリシドール混合物はグリ
シドール15.7〜vt%のほかクメン。
溶解分の触媒暑減圧沢過したのち、そのp液について2
0〜25TOrr17)真空度で蒸留し、塔頂より未反
応アリルアルコールを主成分と1−る留分2、3 kg
を回収した。この場合のグリシドール分解率は2.7w
t係であった。得られた塔底グリシドール混合物はグリ
シドール15.7〜vt%のほかクメン。
ジメチルフェニルカルビノールなとの高沸成分及び触媒
を含む難揮発性物質の混合物であった。
を含む難揮発性物質の混合物であった。
次いでこのグリシドール混合物を実施例と同様の抽出操
作7行い、更に脱水濃縮及びグリシドールの蒸留を行っ
た。この時、留分のグリシドール%であった。
作7行い、更に脱水濃縮及びグリシドールの蒸留を行っ
た。この時、留分のグリシドール%であった。
比較例−2
エポキシ化反応は実施例と同様に行った反応液力)ら未
浴解触媒を減圧涙過ゼす、その1寸20〜25Torr
の真空度で蒸留し、塔頂より未反応アリルアルコールを
主成分とする留分2.3 kgを回収した。
浴解触媒を減圧涙過ゼす、その1寸20〜25Torr
の真空度で蒸留し、塔頂より未反応アリルアルコールを
主成分とする留分2.3 kgを回収した。
ついで塔底グリシドール混合物を実施1タリと同様の抽
出操作を行い、史に脱水濃縮及びグリシドールの蒸留を
行った。この時、留分のグリシドール純度は99.1w
t%″′C蒸留収単71係であった。又、精製系での辿
鏝4のグリシドール回収率は65.3ヴであった0
出操作を行い、史に脱水濃縮及びグリシドールの蒸留を
行った。この時、留分のグリシドール純度は99.1w
t%″′C蒸留収単71係であった。又、精製系での辿
鏝4のグリシドール回収率は65.3ヴであった0
Claims (1)
- 触媒の存在下、アリルアルコールと有機ハイドロパーオ
キシドとを反応させて得られるグリシドールを含有する
反応混合物からグリシドールを回収精製する方法におい
て、該反応混合物中の不溶解触媒化合物k濾過しだ後、
大気圧以下の圧力で蒸留し、グリシドールを含有する気
化液と触媒2含Mする缶出液とに分離し2次いで大気圧
以下の圧力で該気化液を蒸留しアリルアルコールを回収
し、し刀・る後グリシドールを含イ了する回収残液を液
−液抽出し1次いで該抽出液刃)ら抽剤を分t’f1す
ることを特徴とするグリシドールのギ1j製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082083A JPS59167579A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | グリシド−ルの精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4082083A JPS59167579A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | グリシド−ルの精製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167579A true JPS59167579A (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12591291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4082083A Pending JPS59167579A (ja) | 1983-03-14 | 1983-03-14 | グリシド−ルの精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4935101A (en) * | 1989-10-13 | 1990-06-19 | Arco Chemical Technology, Inc. | Process for the recovery of a water-insoluble epoxy alcohol |
-
1983
- 1983-03-14 JP JP4082083A patent/JPS59167579A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4935101A (en) * | 1989-10-13 | 1990-06-19 | Arco Chemical Technology, Inc. | Process for the recovery of a water-insoluble epoxy alcohol |
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