JPS5916677B2 - 燃料反応度追跡方法 - Google Patents
燃料反応度追跡方法Info
- Publication number
- JPS5916677B2 JPS5916677B2 JP51123818A JP12381876A JPS5916677B2 JP S5916677 B2 JPS5916677 B2 JP S5916677B2 JP 51123818 A JP51123818 A JP 51123818A JP 12381876 A JP12381876 A JP 12381876A JP S5916677 B2 JPS5916677 B2 JP S5916677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- reactivity
- combustion
- power
- combustion reactivity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子力発電プラントにおける燃焼反応度追跡
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来燃焼反応度の追跡は、つぎの手順に従っていた。
■。1、燃焼棒単位で核種組成の燃焼に伴う変化を求め
る。
る。
2、求められた核種組成と、核種それぞれの既知の核定
数とから、燃料棒あるいは燃料集合体の実効的な核定数
を求め、かつ中性子無限増倍率を求める。
数とから、燃料棒あるいは燃料集合体の実効的な核定数
を求め、かつ中性子無限増倍率を求める。
3、中性子無限増倍率より全炉心の実効増倍率を求める
。
。
4、燃焼IJEEi毎に1〜3の手順により、実効増倍
率K (E i )を求める。
率K (E i )を求める。
5、以上の計算により式(1)で燃焼反応度ρ(Ei)
を求める。
を求める。
ρ(Ei )−(K(Ei ) 1 )/ K(Ei
) (1)この方法によると、計算時間、計算機容
量が膨大となり、オンラインで燃焼反応度を知るのに適
していない。
) (1)この方法によると、計算時間、計算機容
量が膨大となり、オンラインで燃焼反応度を知るのに適
していない。
本発明は、上記したような膨大な計算機記憶容量を必要
とせず、かつ計算時間が短かく、オンライン的に燃焼反
応度を原子炉のプロセス量によって追跡できる装置を提
供しようとするものである。
とせず、かつ計算時間が短かく、オンライン的に燃焼反
応度を原子炉のプロセス量によって追跡できる装置を提
供しようとするものである。
燃焼度を換算し得るプロセス量として積算電気出力をこ
こでは例として説明する。
こでは例として説明する。
燃焼反応度の微小変化をΔρBとすると、aρ
ΔρB=aEΔE(2)
と表わすことができる。
ここではΔEは燃焼度がΔρ8進んだときの発電量の変
化分である。
化分である。
いまΔEを燃焼度零の時点からに白目時刻nの積算電力
Bk・aと、k−1日の最終時刻Nの積算電力Ek−1
,Nとで表わし、k−1白目最終時刻Nと、k白目時刻
nとの差をその間の燃焼反応度変化とすれば、式(2)
は式(3)のように書き直すことができる。
Bk・aと、k−1日の最終時刻Nの積算電力Ek−1
,Nとで表わし、k−1白目最終時刻Nと、k白目時刻
nとの差をその間の燃焼反応度変化とすれば、式(2)
は式(3)のように書き直すことができる。
ktn k−1,NθρB k、n k=l、NΔ
ρB−ρB−ρB −一(E −E ) (
3)B ここでρBkνn:に白目時刻nの燃焼反応度ρk
l、N:lc、 1日目最終時刻Nの燃焼反応度 である。
ρB−ρB−ρB −一(E −E ) (
3)B ここでρBkνn:に白目時刻nの燃焼反応度ρk
l、N:lc、 1日目最終時刻Nの燃焼反応度 である。
反応度変化Δρが微小で実効増倍率が1に近いとき実効
増倍率変化Δには、Δに一Δρとなる。
増倍率変化Δには、Δに一Δρとなる。
したがって、式(3)燃焼反応度係数aρB/aEはつ
ぎのように展開できる。
ぎのように展開できる。
ap aK aK aB
−= −= −/ −(4)
aE aE aW aW
ここでWは炉心流量を表わす。
aK/aWは流量係数であり、これは炉心流量にのみ依
存し、ほかのプロセス量、燃焼度にはほとんど依存せず
次式で表現できることが、炉心3次元計算コードによっ
て判明している。
存し、ほかのプロセス量、燃焼度にはほとんど依存せず
次式で表現できることが、炉心3次元計算コードによっ
て判明している。
δに
館rα1W2+α2W+α3(5)
ここでα1〜α3は定数である。
さて、QIE/δWは、k−1白目以前の積算電力と炉
心流量によって最小自乗法で求めることができに白目に
外挿する。
心流量によって最小自乗法で求めることができに白目に
外挿する。
k−i日目の流量−電力に−1
係数を(aw7δE) で表現すれば式(6)で求
めることができる。
めることができる。
ただし、E、Wは積算電力、炉心流量であり、k−i、
Nは、k−i日目の最終時刻Nを示す添字である。
Nは、k−i日目の最終時刻Nを示す添字である。
またk −i < Oのときはプロセス量は零とする。
式(3)〜式(5)とから、燃焼反応度零時点からに白
目時刻nの燃焼反応度は式(7)で表わされる。
目時刻nの燃焼反応度は式(7)で表わされる。
を燃焼反応度係数となづける。
この方法によれば、/=4としたときの四則演算は50
回以下であり、計算時間は通常の論理素子で実施すると
考えた場合1ms以下である。
回以下であり、計算時間は通常の論理素子で実施すると
考えた場合1ms以下である。
第1図は本発明の実施例を示す図である。
原子力発電プラントの原子炉1の炉心流量2をサンプラ
6によって炉心流量を一定周期でサンプリングする。
6によって炉心流量を一定周期でサンプリングする。
一方積算電力5をサンプラIによって、炉心流量・と同
一時刻にサンプリングする。
一時刻にサンプリングする。
k−1日からに一7日の最終時刻の積算電力、炉心流量
を記憶装置8で記憶する。
を記憶装置8で記憶する。
つぎに、それらのデータを用いて、流量−電力係数計算
装置は式(6)によって(aWla E ) を
計算する。
装置は式(6)によって(aWla E ) を
計算する。
k−1日月最終時刻の炉心流量2のサンプル値15を用
いて、流量係数計算装置9はδに/θWを計算する。
いて、流量係数計算装置9はδに/θWを計算する。
流量−電力係数計算装置10の出力に−1
である(δW/aE) と流量係数計算装置9の
出力であるaK/θWとによってに白目の燃焼反応度係
数aρ /aEを燃焼反応度係数計算装置11によって
計算する。
出力であるaK/θWとによってに白目の燃焼反応度係
数aρ /aEを燃焼反応度係数計算装置11によって
計算する。
k日月時刻nの積算に、n
電力ΔE と前日の最終時刻Nでの積算電力ΔE
k l−8、と上記燃焼反応度係数aρ /aEおよ
び前日最終時刻Nでの燃焼反応度115によってに白目
時刻nの燃焼反応度は式(7)で計算される。
k l−8、と上記燃焼反応度係数aρ /aEおよ
び前日最終時刻Nでの燃焼反応度115によってに白目
時刻nの燃焼反応度は式(7)で計算される。
この計算をし出力するのが、燃焼反応度出力装置13で
ある。
ある。
以上詳述したように、炉心流量、積算電力から燃焼反応
度が簡単な四則演算で求め得ることがわかった。
度が簡単な四則演算で求め得ることがわかった。
本発明を原子力発電プラントに適用することによりオン
ラインで、原子炉のプロセス量を知るだけで燃焼反応度
を求めることが可能になる。
ラインで、原子炉のプロセス量を知るだけで燃焼反応度
を求めることが可能になる。
この装置により計算された燃焼反応度により正確な炉心
の燃焼度がわかり、運転に寄与することができる。
の燃焼度がわかり、運転に寄与することができる。
また、反応度平衡法による原子炉異常診断装置(参考:
特公昭5l−1836)で、残留反応度を求めるときプ
ロセス量から容易に燃焼反応度の補償が可能になり、残
留反応度をより正確に求められることになる。
特公昭5l−1836)で、残留反応度を求めるときプ
ロセス量から容易に燃焼反応度の補償が可能になり、残
留反応度をより正確に求められることになる。
本発明は、計算機によって代替することも可能である。
また、燃焼反応度係数を求めるとき、18単位で更新す
ることを前提としているが、これは一例であり1時間単
位とすることなど、更新間隔は任意である。
ることを前提としているが、これは一例であり1時間単
位とすることなど、更新間隔は任意である。
また、式(6)の最小自乗法は、18単位の更新を前提
としかつ過去1日間のデータを使用しているが、更新間
隔を変更したときはそれに伴って変更すればよい。
としかつ過去1日間のデータを使用しているが、更新間
隔を変更したときはそれに伴って変更すればよい。
また本実施例では積算電気出力を燃焼度を表わすパラメ
ータとして説明したが、積算電力の代りに炉心熱出力を
積算することによって燃焼度を計算ず−ること、給水流
量・給水湿度、主蒸気流量、主蒸気淵度を利用して、燃
焼度を計算することなど、積算電気出力以外のプロセス
量によって燃焼度を求めることによって、以上積算電気
出力で説明した本発明はそのまま適用できる。
ータとして説明したが、積算電力の代りに炉心熱出力を
積算することによって燃焼度を計算ず−ること、給水流
量・給水湿度、主蒸気流量、主蒸気淵度を利用して、燃
焼度を計算することなど、積算電気出力以外のプロセス
量によって燃焼度を求めることによって、以上積算電気
出力で説明した本発明はそのまま適用できる。
図は本発明の実施例を原子力発電プラントの模式図とと
もに示した図である。 12・・・・・・積算電力サンプル値、13・・・・・
・燃焼反応度出力装置、14・・・・・・燃焼反応度、
15・・・・・・炉心流量サンプル値、16・・・・・
・積算電力サンプル値、17・・・・・・燃焼反応度計
算装置、1B・・・・・・燃焼反応度追跡装置。
もに示した図である。 12・・・・・・積算電力サンプル値、13・・・・・
・燃焼反応度出力装置、14・・・・・・燃焼反応度、
15・・・・・・炉心流量サンプル値、16・・・・・
・積算電力サンプル値、17・・・・・・燃焼反応度計
算装置、1B・・・・・・燃焼反応度追跡装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子力発電プラントの原子炉の炉心流量W及び前記
原子力発電プラントの積算電力Eを検出し、前日である
(k−1)Elこ測定された前記炉心流量W及び前記積
算電力Eに基づいて流量−電力係数(awlaw)k−
1を求め、前記炉心流量に基づいて流量係数θに/δW
を求め、前記(k−1)日の最終時刻Nでの燃焼反応度
をρBk−1・ N前記(k−1)日の時刻Nでの積算
電力をEk−1,l’J及びに日の時刻nでの積算電力
をBk・nとした時、k日の時刻nでの燃焼反応度ρB
k・nを次式%式% ) によって求めることを特徴とする燃焼反応度追跡方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51123818A JPS5916677B2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 燃料反応度追跡方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51123818A JPS5916677B2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 燃料反応度追跡方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5349698A JPS5349698A (en) | 1978-05-06 |
JPS5916677B2 true JPS5916677B2 (ja) | 1984-04-17 |
Family
ID=14870095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51123818A Expired JPS5916677B2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-18 | 燃料反応度追跡方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916677B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03129185U (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | ||
JPH0664678U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-13 | 中部ベアリング株式会社 | レクリエーションスポーツ用具 |
-
1976
- 1976-10-18 JP JP51123818A patent/JPS5916677B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03129185U (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-25 | ||
JPH0664678U (ja) * | 1993-02-19 | 1994-09-13 | 中部ベアリング株式会社 | レクリエーションスポーツ用具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5349698A (en) | 1978-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mathew et al. | Uranium assay determination using Davies and Gray titration: an overview and implementation of GUM for uncertainty evaluation | |
CN101672699B (zh) | 电缆导体暂态温度确定方法及确定装置 | |
US4927594A (en) | Thermocouple based control rod position indication system | |
JPS5916677B2 (ja) | 燃料反応度追跡方法 | |
Lee et al. | The least-squares method for three-dimensional core power distribution monitoring in pressurized water reactors | |
Gülen et al. | A simple mathematical approach to data reconciliation in a single-shaft combined cycle system | |
JP2895101B2 (ja) | 原子炉の減速材温度係数測定方法及びその装置 | |
JPS5810697A (ja) | 崩壊熱推定装置 | |
CN117553938B (zh) | 一种高低温环境下温度二次仪表的误差修正方法 | |
JPH02157695A (ja) | 加圧水型原子炉の反応度係数測定方法 | |
Taiwo et al. | An improved quasistatic option for the DIF3D nodal kinetics code | |
JPH0772282A (ja) | 原子炉の炉心性能推定方法およびその装置 | |
Tylee | Estimation of failed sensor outputs | |
Griffith | Power estimation in the pressurized water reactor | |
Kemeny | The impact of twenty years of noise research on nuclear power plant design, instrumentation and control | |
JPH01126595A (ja) | 炉心性能監視装置 | |
Na et al. | A research overview for developing enhanced reactor operation strategy through improved sensing and control at NPPs | |
JPH09105796A (ja) | 原子炉の中性子源強度及びガンマ線強度を評価する方法 | |
JPH0711589B2 (ja) | 原子炉のオンライン炉心性能演算装置 | |
Bondarenko et al. | Monitoring the reactivity of extremely subcritical reactors by means of reactivity meters, corrections being made to the analog of the source | |
Bernard | Inverse dynamics and the hybrid method of reactivity measurement | |
JPS6136196B2 (ja) | ||
JPS6150277B2 (ja) | ||
Bhatt et al. | An adaptive nuclear reactor simulator | |
JPS5934194A (ja) | 原子炉の炉心性能計算装置 |