JPS59166222A - 逆洗可能なろ過装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第１項の前提楯念に記載の、
超過圧力下にある流動する液体のための、特に送水管の
接続部のための逆洗可能なフィルターエレメントを備え
るろ過装置に関する。

この種のろ過装置は公知であり、液体とともに運ばれる
砂、麻、鉄くず、さび片等の不純物が後に配置される電
機子、消費装置、器具に達し、そこで機能障害や損傷を
引き起こすことを阻止するために用いられる。不純物は
、フィルターエレメントの原液側で除去される。フィル
ターエレメントの汚れがひどくなってくると、装置内の
圧力降下が増すため、逆流させてフィルターエレメント
を時おり洗浄する必要がある。逆流によって原液側の表
面に付着している塵埃が除去され、逆洗過程の間開口し
ている逆洗ダクトを介して排出される。優れた洗浄効果
を得るためには、逆洗液が可能な限り高速度でフィルタ
ーエレメントを貫流することが必要である。また、逆洗
過程に必要な液体の消費量を少量に保つことも必要であ
る。

このために、家庭への送水のために用いられる冒頭で述
べた種類のろ過装置の場合、逆洗ダクトへ通じる骨片を
流出側で使用することは公知である。この骨片は、比較
的小さな流入口を有し、該流入口を用いて、ダクト片を
移動させることによりフィルターエレメントの表面全体
にわたってなぞらせることができる。この場合ダクト片
は、逆洗過程時にハンドホイールを回転させることによ
り（このハンドホイールを用いて同時に逆洗ダクトへ通
じる遮断装置を開くことができる）、フィルターエレメ
ントの表面を介して段階的に開くことができる。この手
段操作は比較的面倒であり、容易でもなく、例えば時差
制御または差圧制御を用いれば自動化できることである
。

本発明の課題は、逆洗過程時に連続運動過程を可能にし
、従って特に容易Ｇト操作可能で且つ自動化可能である
ような冒頭で述べた種類の逆洗可能なろ過装置をつくる
ことである。

上記の課題は、特許請求の範囲第１項に開示した特徴に
よって解決される。本発明の他の有利な構成は、特許請
求の範囲第２項以下より明らかとなる。

本発明による装置により、軸線方向に移動可能なダクト
片が、予め弾性的に締付けられているストリッパによっ
てフィルターマントルに対して密に当接し、逆洗過程時
にフィルターマントルの滑らかな内側面を介して連続的
に移動することが可能になる。その際この移動運動は、
手動でもくしは自動的に行うことができる。ダクト片の
流入口がストリンパにてフィルター面の一部とオーツベ
ーラツブしているため、逆洗過程の間もろ過稼動を続け
ることができる。

本発明の他の有利な構成によれば、ストリ・シバが、周
方向にて狭い間隔をもってダクト片に配置されるい（つ
かのうストリッパ要素から構成され、該ストリッパ要素
の互いに分離して配置され半径方向に外側へ向けられる
流入口が周囲開口部に通じている。従って、ストリッパ
は半径方向に変位することができ、その結果製造公差や
、フィルターマントル上の沈澱物による非平面性を補正
することができる。

本発明の他の有利な構成によれば、支持体はフィルター
マントルのためのねじ状に延びる支持用ひれ部を有し、
該支持用ひれ部に、ストリンパが軸線方向の全移動距離
にわたって均圧で、従って等しいすべり摩擦で当接し、
それによって連続的な運動過程が保証されている。

々゛ダクト片ピストンとして形成され、その作用ピスト
ン面に、ろ過装置の内部に配置され手でま−たは自動的
に操作可能な液圧式制御装置を用いて、ピストンの１つ
の軸線移動方向へ向かうまたは他の軸線移動方向へ向か
う差圧を作用させ、それによってダクト片が出発状態か
ら終端状態へ、またはその逆へ移動可能であるようにす
るのが有利である。

ダクト片が、逆洗室内へ沈潜している端部に閉塞体を担
持し、該閉塞体が逆洗ダクトの領域にあるパツキンシー
トに対して押圧可能であるようにするのが有利である。

その際、ダクト片は移動不能に且つ回転可能に、そして
閉塞体は回転不能に且つ移動可能に、一端にて手でまた
は自動的に移動可能な且つ回転可能な操作棒に装着され
、一方閉塞体は、ねし山によって、パツキンシートの領
皆でろ過装置に固定されているねじ山付きスリーブに係
入し、そしてダクト片は、フィルターエレメントの内側
に回転不能に軸線方向に案内されている。

すなわち閉塞部材の開閉は、操作棒を回転させることに
よって行われ、従って逆洗過程中の操作棒の移動運動に
依存しない。この移動運動の間、フィルターエレメント
は、ストリッパによって、瞬間的になぞられる位置で外
側から内側へ逆洗され、同時に粒のあらい塵埃はストリ
ンパによってフィルター表面から取り払われ、他の経路
で排出口へ送られる。一定の移動運動を保証するために
、本発明によれば、ダクト片または操作棒に、運動の軸
線方向に作用する緩衝部材が配置されている。

さらに、摩擦による内部の摩耗をできるだけ少なくする
ために、対向運動する部分を正確に同軸に矯正すること
に注意が払われている。これは、本発明によれば、フィ
ルターエレメントと、該フィルターエレメント及びダク
ト片と係合するフィルターカップとが、原液供給口と浄
化液排出口を有する共通のヘッド部材の互いに相対する
中心穿孔に着脱可能に固定されていることにより可能と
なる。

次に、本発明を図面に図式的に示したいくつかの実施例
に関しより詳細に説明する。

図面に図示した８過装置は、とりわけ送水管、特に家庭
用送水のための送水管の接続部のためのものであり、こ
れらの送水管や該送水管に接続される諸々の装置を不純
物から保護するために用いられる。ろ過装置は、大体に
於いて、フィルクーカップＩＯと、該フィルターカップ
１０に挿着されるフィルターエレメント１２と、逆洗装
置１４と、管接続部Ｉ６を具備するヘッド部分１８から
構成される。ヘッド部分１Ｂには、フィルターカップ１
０をフィルターエレメントＩ２と共に固定することがで
きる。

第１図ないし第５図に図示した実施例では、フィルター
エレメント１２は、プラスチックから成る管状の担持体
または支持体２０に担持または支持されている。この担
持体または支持体２０の上端２２は、原水供給口２４に
通じるヘッド部分１８の開口部２６に挿着され、そして
子端は、底部開口部２８を具備する中空シリンダ３０と
して形成されている。この中空シリンダ３０は、パツキ
ンリング３２を介してカップ底部３４にて支持されてい
る。底部開口部２８は、スリーブ３６によって、カップ
底部３４に配置され逆洗用ダクトに通しる管接続部３８
と結合されている。管接続部３８は、手動レバー４０に
より操作可能な遮断装置４２を有する。この遮断装置４
２ば、例えば弁、コック、スライダとして形成すること
ができる。

手動の代わりに、例えば電磁弁として形成される遮断装
置を自動的に、例えば時差制御または差圧制御によって
制御することも可能である。

フィルターカップ１０の内部空間は、フィルターエレメ
ント１２によって２つの室に分割される。

即ち１つの室は、原水供給口２４と結合されフィルター
エレメント１２の内側にある原水室４４であり、他は原
水排出口４６と結合されフィルターエレメント１２の外
側にある浄水室４８である。

ろ過中、供給される水は原水供給口２４を通って原水室
４４へ流入し、フィルターエレメント１２を内側から外
側へ貫流し、浄化されて浄水排出口４６を通って流出す
る。原水中に含まれる浮遊微粒子は、内側のフィルター
面にて保持される。

より大きな浮遊物は、下方へ中空シリンダ３０の成す逆
洗室４９内へ沈降する。フィルターエレメント１２の汚
れがひどくなると装置の圧力降下がｍｔ。従って、フィ
ルターエレメント１２を時おり洗浄する必要がある。こ
の為に、フィルターエレメント１２の内側に配置される
逆洗装置１４が用いられる。

逆洗装置１４は、フィルターエレメント１２に対して相
対的に移動可動なダクト片５０を有する。

ダクト片５０は、中空シリンダ３０内へ挿入可能で且つ
該中空シリンダ３０方向へ開口する管片５２と、管の表
面を越えて半径方向へ突出し且つフィルターエレメント
１２方向へ該フィルターエレメント１２の全周にわたっ
て開口するリングダクト５４とを有する。ダクト片５０
が軸線方向へ移動することにより、リングダクト５４の
開口部５６をフィルターエレメント１２の原水側の表面
全体にわたって移動させることができる。

リングダクト５４と管５２は、角度間隔をもって配置さ
れるいくつかのラジアルダクト５日を介して結合されて
いる。これらのラジアルダクト５８の自由な中間空間は
、原水供給口２４からフィルターエレメント１２へ流れ
る原水のための貫流開口部６０を形成する。尖端によっ
て原水供給口２４へ向けられている円錐形の流動誘導体
６２は、ろ過装置の横断面全体にわたって流れを均一に
配分するために用いられる。

遮断装置４２が閉している場合、ダクト片５０は第１図
ないし第３図に図示した上部出発位置にある。この位置
では、パツキンリング６４を担持する管５２の下端は、
下方へ突出する案内突出部６６まで中空シリンダ３０か
ら完全に引き出され、原水室４４から逆洗室４９へ通じ
ている管状隙間６８を自由にしている。この環状隙間６
８により、ろ過中粒のあらい不純物は逆洗室４９へ送ら
れる。

逆洗過程は遮断装置４２を開くことによって行われる。

その際、まず原水が上方から環状隙間６８を通って逆洗
室４９内へ流れ、そして該逆洗室４９に集積された不純
物を逆洗ダクトによって洗浄する。

同時に、浄水が浄水室４８からフィルターエレメント１
２を通ってリングダクト５４の周囲開口部５６へ流れ、
フィルターエレメント１２を適宜な位置にて洗浄する。

逆洗水は、ダクト片５０を介して逆洗室４９へ達し、そ
して逆洗ダクト接続部３日を介して大気圧に抗して流出
する。」二方にて閉塞されているダクト片５０はピスト
ンを形成し、該ピストンの作用ピスト面に、遮断装置４
２が開いている際の原水供給口２４と逆洗室４９の間の
差圧により、下向きの力が作用する。それによって、ダ
クト片５０はまず、パツキンリング６４が逆洗室４９を
原水室４４に対して閉塞するまでゆっくりと下方へ動か
される。この場合逆洗室４９が逆洗ダクトを介して大気
圧に対してまだ開いており、且つ上方から環状隙間６８
を通ってもはや水が入らてこないため、作用ピストン面
に作用する差圧は高（なる。従って、ダクト片５０はこ
の時点でより高速度で下方へその下端位置まで動かされ
る。その際、フィルターエレメント１２の原水側の全表
面はリングダクト５４の環状開口部５６によってなぞら
れ、逆洗水によって洗浄される。

ダクト片５０の移動運動を一定に且つ十分に緩速にする
ために、さらに、絞りシリンダ７０と絞りピストン７２
からなる緩衝部材７４が設けられている。絞りシリンダ
７０は、下方へ向けられている開口部と軸対称にダクト
片５０に取付けられており、一方絞りピストン７２は、
中空シリンダ３０の内側に中心に位置し下方へむけられ
ているピストン棒７６の端部に配置さている。絞りシリ
ンダ７０の内側は、絞りピストン７２内の絞り開口部７
８とピストン棒７６内の穿孔８０或いは導管８２を介し
て浄水室４８（第１図）或いは逆洗室４９（第２図及び
第３図）と結合している。

逆洗過程の間も、水は原水側からフィルターエレメント
１２の自由部分を通って浄水側へ達し、従ってろ過稼動
を堅持することができる。

逆洗過程の終わりに遮断装置４２が閉じ、逆洗室４９内
の圧力が再び稼動圧力に等しくなると、次ぎに述べる態
様でダクト片５０をその出発位置へ戻すことができる。

第１図に図示した実施例では、ダクト片５０の戻しは、
コイルばねとして形成される戻しばね８て他端によって
中空シリンダ３０の底部にて支持されている。この戻し
過程に用いられるばね力は、前述の逆洗過程では、ダク
ト片５０の作用ピストン面に作用する圧力によって克服
される必要があり、その結果ある一定の稼動圧力以上で
のみ確実な機能が保証されている。

第２図と第３図に図示した実施例では、上述の機能はそ
の都度支配する稼動圧力に独立である。

これらの実施例では、ダクト片５０を戻すために、稼働
圧力下にありろ過装置の逆洗室４９からくる水が使用さ
れる。この水は、導管８２と絞り開口部７８を介して絞
りシリンダ７０の内側へ達する。

さらに、ダクト片５０を戻すために、絞りピストン７２
の下面とピストン棒７６によって形成される絞りシリン
ダ７０の環状空間８４が穿孔８６を介して常に大気圧の
作用を受けている。

逆洗ダクトが閉じられてろ過稼動のみが行われれている
間、ダクト片５０は、逆洗室４９内の稼動圧力と環状空
間８４内の大気圧との差圧によって上部出発位置で保持
される。遮断装置４２が開くことによって逆洗過程がは
じまると、原水供給口２４とｊチ洗室４９との差圧の作
用のもとに、水が絞り開口部７８と逆洗ダクト方向へ開
口する導管とによって絞りシリンダ７０から排除され、
その結果ダクト片５０はゆっくりと且つ一定速度で下方
へ動かされる。この運動過程の速度は、絞り開口部７８
の横断面積によって決まる。次ぎに、遮断装置４２が閉
じると、絞りシリンダ７０の内側の圧力が再び稼動圧力
に等しくなり、一方便状空間８４内では相変わらず大気
圧が支配している。

従って、ダクト片５０は再びその上部出発位置へ動かさ
れる。

第３図に図示した実施例では、周囲開口部９２を具備す
る他のリングダクト９０が」二部リングダクト５４の下
方に間隔をもって設けられる。それによって、ろ過装置
の全長がＸ等しＧ１場合、タ゛クト片５０の工程がより
短くともより大きなフィルター面が得られる。

第４図に図示した実施例では、フィルタ−面・ノブ１０
の内側に、ダクト片５０を具備し並り１番こ内装置され
るいくつかのフィルターエレメント１２力く配置されて
いる。これらのフィルターエレメントは、それぞれ第３
図に図示した実施例Ｇこｇ４応して形成されてｔ−る。

各フィルターエレメント１２番よ、遮断装置４２゛によ
って別々に遮断可能な逆洗夕゛クト３８に関係づけられ
ている。従って、該当する遮断装置４２”の開閉により
各フィルターエレメントを他のフィルターエレメントと
番ま独立に逆洗させることができる。

原理的には第４図に図示したろ過装置を次き゛のように
変形することも可能である。すなわち、１−べてのフィ
ルターエレメントが対応的な大きさの横断面を持つ１つ
の共通な逆洗ダク１１こ通し、該逆洗ダクトが単一の遮
断装置を用し）で遮断可能であるように変形することも
可能である。この場合には、上記遮断装置が開くとすべ
てのフィルターエレメントが共に逆洗される。

第６図ないし第９図に図示したろ過装置の実り缶例では
、フィルターエレメント１２は、ノくヨネ・ノドロック
部１０２によってもっばらへ・ノド部分１８に固定され
、そしてへ・ノド部分の中心の穿孔１００内に中心を置
いている。フィルターカ・ノ゛フ。

１０も、両穿孔に対して同心的なへ・ノド部分１日のね
じ穴１０４に挿着されている。

さらにヘッド部分１８は、他の中心穿孔１０５に固定さ
れる、ダクト片５０の移動運動を制御する制御装置１０
６を有する。

第６図と第７図の実施例では−、ダクト片５０は下方へ
延びるその管５２によって、フィルター面・ツブ１０の
内面に対するパ・ノキンリング１１０と接触するフィル
ターエレメント１２の中心の開口部１０８と係合し、ま
たダクト片５０は、管下端に、パツキンシート１１２に
挿入可能な閉塞部材１１４を有する。逆洗室４９はフィ
ルター力・ノブ１０の下部部分によって形成され、該フ
イ）Ｉ／夕一カップ１０は、閉塞部材１１４によって閉
塞可能な逆洗水排出口１１６を介して、下方からフィル
ターカップ１０に装着可能な排出用接続部１１８へ通じ
る。排出用接続部１１８は、半径方向の環状開口部１２
０を介して大気圧の作用を受け、従って汚水が接続され
るダクトからろ過装置へ吸込まれることはない。

逆洗室４９に係入するダクト片の管５２は、その上部部
分と下部部分に隙間１２２．１２４を有し、該隙間１２
２．１２４により、図示した閉塞状態に於いても並びに
ダクト片５０が完全に上方へ移動した場合でも、粒のあ
らい不純物は原水室４４から逆洗室４９へ達し、そして
該逆洗室４９から排出口１１６へ達する。上部隙間１２
２と下部隙間１２４の間の中間領域１２３では、管５２
はフィルターエレメント１２の中心穴１０８内で緊塞に
案内されている。

ダクト片５０は、その上部領域に、軸線方向に突出する
中空ピストン１２６を有し、該中空ピストン１２６は、
下方へ開口する液圧式制御装置１０６の制御シリンダ１
２８に係入する。

第７図かられかるように、液圧式制御装置１０６は、外
部から弁棒１３２を介して操作可能な三方／二方弁１３
０を有する。図示した、弁１３０のいわゆる稼動位置で
は、制御シリンダ１２Ｂはダクト１３４を介して原水室
４４と係合しており、その結果ダクト片５０は、原水室
４４内で支配的な稼動圧の作用のもとに、逆洗排出口の
なかにあるパツキンシート１１２内の閉塞部材１１４に
よって保持される。

弁棒１３２を稼働位置から、下方へ移動されるいわゆる
逆洗位置へ移動させる際、弁座１３６の領域で原水室４
４と制御シリンダ１２８の連通が遮断され、そして弁が
開くことにより弁座１３８の領域で制御シリンダ１２８
と中心にて下方へ延びる管１４０とが結合する。中心の
管１４０は、軸線方向の穿孔１４２によって緊塞に案内
され、そして端部１４４にて排出用接続部１１８方向へ
開口している。従って逆洗位置では、制御シリンダ１２
８は大気圧の作用を受けていない。

従って、制御弁１３０が稼動位置から逆洗位置へ切換え
られると、逆洗室４９と制御シリンダ１２８の間に生じ
る差圧により、ダクト片５０が上方へ動かされ、その際
水が制御シリンダ１２８から中心の管１４０を介して排
阻される。その際閉塞部材１１４がそのパツキンシート
１１２から離脱し、排出口１１６を自由にする。第１の
逆洗段階では、まず逆洗室の下部部分に集積された粒の
大きな不純物が洗浄される。ダクト片５０がさらに持ち
町げられると、表面の隙間１２２が中心の開口部１０８
へ達し、その結果原水室４４と逆洗室４９の間にもはや
圧力平衡は生しない。この中間位置で、フィルターエレ
メント１２は、環状開口部が瞬間的に通り過ぎる位置に
て、外側から内側へ向かって浄水によって逆洗され、そ
の際逆洗水は、管５２内の軸線方向・の穿孔１４６を通
って排出用接続部１１Ｂへ達する。ダクト片５０が高く
上がると、粒の大きな不純物が、上方へ斜めに延びリン
グダクト５４を有するストリンパ１４８によって清らか
なフィルター表面から取り去られ開口部６０を通って該
開口部６０の下方にあるフィルターエレメント１２の空
間１５０内へ達する。

上端位置では、下部隙間１２４が中心の開口部１０８に
よって蔽われ、従って空間１５０内に集積される不純物
は１次に下方へ流れる原水とともに排出口１１６へ達す
ることができる。ダクト片５０は、弁棒１３２と結合さ
れる操作要素１５２が押えられる間だけ上方へ上部止め
部まで移動する。

操作要素１５２を離すと、制御弁１３０は、戻しばね１
５４と環状のピストン面１５６に抗して作用する原水室
４４の水圧との作用のもとに酋び稼動位置へ達し、該稼
働位置で制御シリンダ１２８は原水室４４の稼働圧の作
用を受ける。制御弁１３０内のダクト１３４は絞り作用
を有し、この絞り作用により、急激な圧力平衡は起こら
ず、ダクト片５０は再びゆっくりとその下部端部位置へ
動く。その際フィルターエレメント１２の内側フィルタ
ー面は２度なぞられ、残余の不純物が取り去られる。排
出口１１６の閉塞の際、円錐形の絞、　　り部材１５８
の領域で徐々に横断面が狭くなり、それによってこの閉
塞過程時の液体の衝突が阻止される。

閉塞部材１１４は、パツキン要素としてみぞリング１６
０を有する。みぞリング１６０は、上方へ開口するその
みぞによって、該みぞ側面の両側へのパツキン作用が逆
洗室４９内の液圧によって援護されるように作用する。

第６図に図示した実施例では、弁棒は操作要素１５２を
介して手で操作される。しかし、制御弁を例えば電磁石
によって自動的に操作することも容易に可能である。

第８図と第９図の有利な実施例では、ダクト片５０の中
心管５２は、２つのリング上に配置される６つの周囲開
口部２００を有する。これらの周囲開口部２００には、
それぞれ１つの環状のストリンパ１４８に対して付設さ
れている個々のストリッパ要素２０２がその管延長部２
０４によって緊密に係入可能である。管延長部２０４の
弾性変形能は、長い隙間２０６によって補償される。ス
トリッパ要素２０２は、貫流穴２０８を具備する支持体
２１０を介して内側へ締付けられるフィルターマントル
２１２の滑らかな内面に対して予め弾性的に締付けられ
ながら、隙間状の流入口５６の稜と接触する。さらに、
半径方向へ内側へ向けられ環状みぞに対して付設される
ストリッパ要素２０２のみぞ２１４には、必要に応じて
、図示ささていない開拡リングを挿着することができる
。

この開拡リングは、フィルターマントル２１２に対する
ストリッパ要素２０２の押圧力を増大させる。各ストリ
ッパ１４８のストリッパ要素２０２は、周方向に小さな
遊隙２１６を有し、これらの遊隙２１６により、ストリ
ッパ要素２０２は半径方向に弾性的に変位することがで
き、その結果製造公差やフィルターマントル２１２上の
沈澱物による非平面性が補正される。

コムホーストして形成されるフィルターマントル２１２
は、その端部に、射出成形される止めリング２１８，２
２０を具備する。止めリング２１８．２２０は、支持体
２１０の対応する端面側の止め面２２２，２２４にて、
フィルターマントル２１２の締付けのもとに取外し不能
に挿着されている。フィルターマントル２１２のための
接触部として用いられる支持用ひれ部２２６はねじ状に
形成され、その結果ストリッパ１４８は、その軸線方向
の全移動距離にわたって、はぼ均圧で、従って一様なす
べり摩擦でフィルターマントル２１２と支持体２１０に
対して接触し、それによって連続的な運動過程が保証さ
れている。ストリッパ１４８をその終端状態にて受容す
るための、支持体２１０の貫通穴のない領域にも、ねじ
状の支持用ひれ部２２６が設けられ、従ってこの領域で
もすべり摩擦抵抗の変化はない。

ダクト片５０の出口側の端部には、周方向に間隔をもっ
て配置され半径方向に外側へ向けられでいるいくつかの
出口２３４が設けられている。これらの出口２３４は、
第８図に図示した閉塞位置では、フィルターエレメント
１２に配置される閉塞リング２３６によって原水の流入
を阻止するべく閉塞されている。これらの出口２３４の
間の領域で、ダクト片５０は下方へ貫通している隙間２
３８を有し、これらの隙間２３８を通ってろ過稼動中に
粒のあらい不純物が原水室４４から逆洗室４９内へ達す
ることがで、きる。これらの隙間２３８は、ダクト片５
０が低圧状態にある逆洗過程中は、閉塞リング２３６内
へ挿入されている円筒面２４０によって閉塞され、一方
出口２３４は逆洗室４９の方向へ開口される。

ダクト片５０の移動は、上方へフィルクーケーシングを
越えて突出する操作棒２４２を介して行われる。操作棒
２４２は、ダクト片５０と摺動不能にしかし回転可能に
結合されている。さらに操作棒２４２の下端には、該操
作棒２４２の中空空間２４６に係入している柱部２５０
を備える閉塞部材２４４が軸線方向に移動可能に装着さ
れ、この閉塞部材２４４は、ビン２５２によって操作棒
２４２と相対回転不能に結合されている。さらに閉塞部
材２４４は、ねじスピンドル２５４によってねし山付き
スリーブ２５６に係入している。ねじ山付きスリーブ２
５６は、フィルターカップ１０の流出口２５８に回転不
能に挿着され閉塞部材２４４のためのパツキンシート２
６０を具備する金属製の管片２６２内に配置されている
。このように、パツキンシート２６０へ伝わる閉塞力は
金属製の管片２６２の内側で完全に消滅し、プラスチッ
ク製のフィルターカップ１０へ伝わることはない。閉塞
部材２４４の開閉ば、操作捧２４２が回転することによ
って行われ、従って逆洗過程中の操作棒の移動運動に依
存しない。閉塞部材２４４の閉塞力は、閉塞状態ではフ
ィルターケーシングの内側に作られる稼動圧によって増
大し、開口状態では、閉塞部材２４４と部分的に重合し
ている転向みぞ２６４の領域で上方へ閉塞部材２４４に
対して転向され流出する逆洗水によって援護される。

操作捧２４２は、フィルクーケーシングから」二方へ突
出する端部２６６に、圧縮ばね２７０の力に抗してケー
シング突出部２６８内に沈降可能な操作ボタン２７２を
具備する。この操作ボクン２７２を介して操作棒２４２
は閉塞部材２４４の開閉のために回転することができ、
且つダクト片５０を移動させるために軸線方向に移動す
ることができる。操作ボタン２７２は、該操作ボタン２
７２の軸２７４内に配置され上部及び下部ロック用凹部
２７６を具備する２つの長大２７８によって沈降可能と
なる。これらの長大２７８には、両側にて操作棒２４２
を越えて半径方向に突出する案内ビン及びロックピン２
８０が係入する。

逆洗過程の間ダクト片５０とストリッパ１４８をむらな
く緩速に移動させるために、緩衝部材２８２が設けられ
ている。緩衝部材２８２は、原水室（広い用途としては
原液室）の内側に固定され操作棒２４２が係合する絞り
シリンダ２８４と、該絞りシリンダ２８４の内側に操作
棒２４２上に配置され絞り開口部２８６を具備する絞り
ピストン２８８から成る。絞りシリンダ２８４は、その
円筒面の上部域に横断面拡大部２９０を有し、その結果
フィルターエレメント１２に対して押圧されるストリッ
パ１４８の付着摩擦をまず克服する必要のある移動経路
の第１の経路部分で、付加的な摩擦抵抗を回避すること
ができる。

絞りピストン２８８は、下方へ向けられる環状のパツキ
ンリップ２９２を具備する。ノ々・ノキンＩＪツブ２９
２は、操作棒２４２の押下げ時に高Ｇ１緩衝作用を保証
する。さらに、絞りシリンダ２８４内にある、操作棒２
４２のための下部貫通六番よ、パンキンリップ２９４に
よって形成される。このパツキンリップ２９４は、操作
棒２４２の押下げ時に原液室４４との水の交換を阻止す
る。しかし、操作棒２４２の戻し運動時はその限りでは
なし）。

第９図の実施例では、ダクト片５０の流出口は、軸線方
向に下方へ向けられている環状開口部２３４”　として
形成されている。環状開口部２３４゛は、ダクト片５０
の二重壁の管延長部３００内に配置されている。下方へ
突出し操作棒２４２に取付られる管延長部３００の内側
管３０２には、環状の閉塞部材３０６を具備する閉塞体
３０Ｂが軸線方向に移動可能に装着されている。

ダクト片５０の内側と逆洗室４９の間に差圧力く生じな
い場合、或いはわずかな差圧しか生しなし１場合には、
閉塞部材３０６が戻しばね３１０の作用のもとに流出口
２３４′の縁部に対して押圧される。°それによって、
ろ過稼動中番こ原氷力く原水室４４または逆洗室４９か
ら流出口２３４”を通ってダクト片５０の内部に達する
ことはなく、し力）もこのダクト片５０の内部で不純物
が沈澱することがない。他方、原水室４４は環状の貫通
穴２３８”を介して逆洗室４９と結合し、その結果粒の
あらい不純物はろ過稼動中下方へ逆洗室４９へ落下する
ことができる。逆洗過程のはじめＧこまず閉塞部材２４
４が操作棒２４２の回転によりノ々・ノキンシート２６
０から離れると、逆洗室に集積されていた粒のあらい不
純物を含む逆洗室からくる原水が、貫通穴２３８′を介
して流れてくる原水Ｇこよって洗浄される。貫通穴２３
８゛が関し）でも、流出口２３４゛　は相変わらず閉塞
されてしする。しかし、続いて操作棒２４２がダクト片
５０と摺り１する際に、管延長部３００の外側管３１２
力く貫通穴２３８゛内に達し、該貫通穴２３８”力（（
也の貫通穴に対して原水室（原液室）４４からくる原水
によって閉塞されると、ダクト片５０の内部と逆洗室４
９の間に差圧が生じ、この差圧により閉塞部材３０６が
戻しばね３１０の力に抗して流出口２３４゛　から離れ
、そしてフィルターエレメントから取り去られる粒の細
かい不純物を含む逆洗水がダクト片５０から逆洗室４９
を経て排出用接続部１１８から排出される。この段階で
は、ストリッパＷｉ２０２によってフィルターマントル
２１２の表面から取り去られる粒のあらい不純物は、続
いて行われる操作棒２４２の持ち上げの際に貫通穴２３
８”が再び自由にされるまで、フィルタ閉塞部材３０６
は戻しばね３１０の作用のもとに再び上方へその閉塞位
置へ達する。それによって、逆洗過程の間にフィルター
エレメント１２内に集積された粒のあらい不純物は流出
する原水とともに逆洗室４９内へ達し、排出用接続部に
達するまで洗浄され、その一部がダクト片５０内に浸入
することはない。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は逆洗装置を備える本発明によるろ
過装置の４つの異なる実施例の垂直断面図、第５図はヘ
ッド部材を取り去った第１図乃至第３図のろ過装置のフ
ィルターカップの平面図、第６図は本発明によるろ過装
置の他の実施例の垂直断面図、第７図は第６図のろ過装
置の制御弁の断面図、第８図は本発明によるろ過装置の
他の有利な実施例の垂直断面図、第９図はダクト片の流
出口の領域にある閉塞機構を変形した第８図のろ過装置
の部分拡大断面図である。 １２・・・フィルターエレメント ２４・・・原液供給口　４４・・・原液室４６・・・原
液排出口　４８・・・浄化液室４９・・・逆洗室　　　
５０・・・ダクト片５６・・・流入口　　１４８・・・
ストリンパ２０８・・・Ｘ通人　２１０・・・支持体２
１２・・・フィルターマントル Ｆｉｇ、　５ 〜．δ （ＤＥ）■８３１０８０３６．１ ■発　明　者　カール・フリードリツヒ・ヴアツカー ドイツ連邦共和国シュヴエツチ ンゲン・エルフルター・シュド ラーセ１１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　　超過圧力下で流動する水等の液体のための逆
   洗可能なろ過装置でありで、原液供給口と結合可能な原
   液室と、該原液室からほぼ中空円筒状の少なくとも１つ
   のフィールターエレメントによって分離され原液排出口
   と結合される浄化液室と、原液室側に配置され、閉塞可
   能な逆洗ダクトと結合可能な少なくとも１つの逆洗室と
   、フィルターエレメントの内側に配置され、少なくとも
   １つの流入口によってフィルターエレメントの原液室側
   の表面全体にわたって運動可能で、流出側にて逆洗室と
   結合可能なダクト片とを有し、その際フィールターエレ
   メントが、言通穴と支持用ひれ部を具備するほぼ円筒状
   の支持体と、該支持体上に配置されるフィルターマント
   ルとを有している前記ろ過装置に於いて、ダクト片（５
   ０）がフィルターニレメン）（１２）の内側に軸線方向
   に移動可能に配置されていること、フィルターマントル
   （２１２）が支持体（２１０）の内側面を介して平滑に
   締付けられているこ−と、ダクト片（５０）の流入口（
   ５６）がフィルターマントル（２１２）の内側面の方向
   へ半径方向へ向けられる隙間状の周囲開口部として形成
   され、該周囲開口部が、その境界縁にＫよって事前の弾
   性的な締付けのちとにフィルターマントル（２１２）に
   対して直接に緊塞に接触し且つダクト片（５０）の閉塞
   時に該ダクト片（５０）上を軸線方向に滑動する少なく
   とも１つのストリンパ（１４８）に配置されていること
   を特徴とするろ過装置。 （２）　　ストリッパ（１４Ｂ）が、周方向にて狭い間
   隔をもってダクト片（５０）に配置されるいくつかのス
   トリッパ要素（２０２）から構成され、該ストリッパ要
   素（２０２）の互いに分離して配置され半径方向に外側
   へ向けられる流入口（５６）が、周囲開口部に通じてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲範囲第１項に記載の
   ろ過装置。 （３）　　支持体（２１０）が、ねじ状に延びる、フイ
   ルターマントル（２１２）のための支持用ひれ部（２２
   ６）を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項ま
   たは第２項に記載のろ過装置。 （４）支持体（２１０）が、ストリッパ（１４８）をそ
   の出発状態または、！８端状態にて受容するための、フ
   ィルターマントル（２１２）によって形成される少なく
   とも１つの貫−通穴のない軸線方向の領域（２２８，２
   ３０，２３２）を有していること、そしてねじ状の支持
   用ひれ部（２１０）が（５）フィルターマントル（２１
   ２）がゴムホースとして形成され、その端部が、支持体
   （２１゜）の端面側の止め面（２２２，２２４）にゴム
   ボースの締付げのもとにロック可能な固定環状部材を具
   備していることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第４項のいずれが１つに記載のろ過装置。 （６）原液室（４４）が、ダグｌ−片（５０）の出発状
   態及び／または終端状態で、ダクト片（５０）の移動時
   に自動的に閉塞可能な少なくとも１つの貫通穴（６６；
   １２２，１２４；２３８）を介して逆洗室と結合されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５
   項のいずれが１つに記載のろ過装置。 （７）ダクト片（５ｏ）が、逆洗室へ通じる少なくとも
   １つの流出口を有し、該流出口が、ダクト片（５０）の
   出発状態で水の浸入に対して自動的に閉塞可能であるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第６項のい
   ずれが１つに記載のろ過装置。 （８）ダクト片（５ｏ）が、軸線方向に間隔をもって配
   置される少なくとも２つのストリッパ（１４８）を有し
   、該ストリンパ（１，４８）が、フィルターマントル（
   ２１２）の個々の領域にわたって軸線方向に移動可能で
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第７
   項のいずれが１つに記載のろ過装置。 （９）ダクト片（５ｏ）が、下面に流出開口部（２３４
   ）を具備し表面に表面開口部（２００）を具備する中心
   管（５２）を有していること、そしてストリンパ要素（
   ２０２）が、斜めに下方へ向けられる管延長部（２０４
   ）によって、中心管（５２）の表面開口部（２００）に
   緊塞に差し込まれ、特にロックされていることを特徴と
   する特許請求の範囲第２項ないし第８項のいずれか１つ
   に記載のろ過装置。 ００）管延長部（２０４）の差込み側の端部領域に、素
   材の弾性的変形を可能にする長穴（２０６）が配置され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第９項に記載の
   ろ過装置。 （１１）　　ストリッパ＜１４８）のストリッパ要素（
   ２０２）が半径方向に内側へ向けられ環状ゐそを成して
   いるみぞ（２１４）を有し、該ゐぞ（２１４）が、スト
   リッパ要素（２０２）を半径方向へ外側へ屈曲させ予め
   弾性的に引っ張られる開拡リングを受容するために用い
   られることを特徴とする特許請求の範囲第２項ないし第
   １０項のいずれか１つに記載のろ過装置。 （１２）　　ダクト片（５０）がピストンとして形成さ
   れ、その作用ピストン面に、ろ過装置の内部に配置され
   手でまたは自動的に操作可能な液圧式制御装置（１０６
   ）を用いて、ピストンの１つの軸線移動方向へ向かうま
   たは他の軸線移動方向へ向かう差圧を作用させることが
   でき、それによってダクト片（５０）が出発状態から終
   端状態へ、またはその逆へ移動可能であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれか１
   つに記載のろ過装置。 （１３）　　ダクト片（５０）が、または該ダクト片（
   ５０）と結合される操作棒（２４２）が、逆洗室（４９
   ）内へ沈潜している端部に、閉塞体（１１４；２４４）
   を担持し、該閉塞体（１１４；　２４４）が、逆洗ダク
   トの領域にあるパツキンシート（１１２；２６０）に対
   して押圧可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項ないし第１２項のいずれか１つに記載のろ過装置。 （１４）　　ダクト片（５０）が移動不能に且つ回転可
   能に、そして閉塞体（２４４）が回転不能に且つ移動可
   能に、−編にて手でまたは自動的に移動可能な且つ回転
   可能な操作棒（２４２）に装着されていること、そして
   ねじスピンドル（２５４）を備える閉塞体（２４４）が
   、パツキンシート（２６０）の領域でろ過装置に固定さ
   れているねじ山付きスリーブ（２５６）に係入している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１３項に記載のろ過
   装置。 （１５）　　ダクト片（５０）が、フィルターエレメン
   ト（１２）の内側に回転不能に軸線方向に案内されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１５項に記載のろ
   過装置。 （１６）　　操作棒（２４２）が、その一端に、ばね（
   ２７０）の力に抗してケーシング部分（２６８）・内に
   沈降可能な操作ボタン（２７２）を有していることを特
   徴とする特許請求の範囲第１４項または第１５項に記載
   のろ過装置。 （１７）　　ダクト片（５０）にまたは操作棒（２４２
   ）に、運動の軸線方向に作用する緩衝部材（７４；２８
   ２）が配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１４項ないし第１６項のいずれか１つに記載のろ過装
   置。 （１日）　　緩衝部材（７４；２８２）が、絞りシリン
   ダ（７Ｑ、；２８４）と、該絞りシリンダ（７，０ｉ２
   ８４）に係入しダクト片（５０）の軸線方向の移動時に
   絞りシリンダ（７’Ｏｉ　２　Ｂ　４）に対して相対的
   に移動可能な、絞り開口部（２８６）を具備する絞りピ
   ストン（２８８）とを有していること、そして絞りシリ
   ンダ（７０；２８４）の内部が、弁開口部または絞り開
   口部（２９４）を介してろ過装置の原液室（４４）と結
   合可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１７項
   に記載のろ過装置。 （１つ）　　絞りピストン（２８８＞が、その出発位置
   の領域に、はぼ緩衝のない短い横断面拡大部（２９０）
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第１８項に記
   載のろ過装置。 （２０）　　絞りシリンダ（２８４）が原液室（４４）
   のなかに配置されていること、そして操作棒（２４２）
   が、リップパツキン（２９４）として形成される絞りシ
   リンダＣ２８’４）の貫通穴に係合していることを特徴
   とする特許請求の範囲第１８項または第１９項に記載の
   ろ過装置。 （２１）　　ダクト片（５０）が、逆洗室（４９）に係
   入する部分の領域に、逆洗室（４９）内で支配的な液圧
   の作用を受けるピストン面を有していることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項ないし第２０項のいずれか１つ
   に記載のろ過装置。 （２２）　　パンキンシート（２６０）と、対向ねし山
   を形成しているねし山付きスリーブ（２５６）が、金属
   製の共通の管片（２６２）に配置され、該管片（２６２
   ）が、プラスチックから成るフィルターカップ（１０）
   の流出口（２５８）に回転不能に且つ移動不能に挿着さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１３項ない
   し第２１項のいずれか１つに記載のろ過装置。 （２３）　　閉塞体（２，４４）が、その閉塞位置で、
   フィルターカップ（１０）内で支配的な液圧の作用のも
   とにパツキンシート（２６０）に対して押圧されている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第２２項に記載のろ過
   装置。 （２４）　　管片（２６２）が、パツキンシート（２０
   ６）を同心的に取り巻き部分的に閉塞部材（２４４）と
   重なり合う、流出する逆洗液のための転向ひれ部（２６
   ４）を有していることを特徴とする特許請求の範囲第２
   ２項または第２３項に記載のろ過装置。 （２５）　　逆洗室（４９）の流出口（１１’６）が、
   特に漏斗状の排出用接続部（１１Ｂ）に通じ、該排出用
   接続部（１１８）が、はぼ半径方向に外側へ向けられる
   環状開口部（１２０）を介して大気圧の作用を受けるこ
   とができることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第２４項のいずれか１つに記載のろ過装置。 （２６）　　　フィルターエレメント　（１２）と、操
   作装置（１２８；２４２）と、フィルターエレメント（
   １２）及びダクト片（５０）と係合するフィルターカッ
   プ（１０）が、原液供給口（２４）と浄化液排出口（４
   ６）を有しているヘッド部材（１８）の互いに相対する
   中心穿孔（１００，１０２）に着脱可能に固定されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第２５
   項のいずれか１つに記載のろ過装置。 （２７）　　流出口（２３４”）に対して相対的に軸線
   方向に移動可能に、ダクト片（５０）に閉塞部材（３０
   ６）が設けられ、該閉塞部材（３０６）が、貫通穴（２
   ３８”）の閉塞時に、ダクト片（５０）の内部と逆洗室
   （４９）の間に生じる差圧の作用のもとに戻しばね（３
   １０）の力に抗して、流出口（２３４’）を自由にする
   開口位置へ移動可能であることを特徴とする特許請求の
   範囲第６項または第７項に記載のろ過装置。