JPS59165793A

JPS59165793A - 装填装置

Info

Publication number: JPS59165793A
Application number: JP3899683A
Authority: JP
Inventors: 橋場　信吉; 喬岡田
Original assignee: Kumagai Gumi Co Ltd
Current assignee: Kumagai Gumi Co Ltd
Priority date: 1983-03-11
Filing date: 1983-03-11
Publication date: 1984-09-19
Also published as: JPS6314160B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、削孔内に火薬、ロックホルトの接着剤等の装
填物を装填するための装置に関し、特にドリルシャンホ
ーのブームに支持されたガイドセルの先端部に取り伺け
られる装填装置に関する。

従来、トリルジャンホーに本来の削孔機能に加え、装填
物の装填機能を付与するために、先端に固定子を有する
棒状の支持部材をドリルジャンホーのブームに取り付け
、該支持部材にこれと千イ１に、削孔機か取り付けられ
たガイドセルと削孔内に装填物を装填するための送出管
とを配置し、前記カイトセルと前記送出管とか、それぞ
れ、アームを介して前記支持部材にその回りの同心円１
、を回転ＩＩＴ能に連結された装置が提案されている。

この装置によれば、前記固定子を切羽の岩盤に押し付け
た状態で前記削孔機により岩盤に孔をあけた後、前記ガ
イドセルを前記支持部材の回りに回転させると共に前記
送出管を前記支持部材の回りに回転させて前記孔に整合
させることにより鎖孔に装填物を送り込むことができる
。

しかしながら、前記支持部材は、重量の大きｌ／）ガイ
ドセルおよび削孔機を支えるに十分な剛性を必要とす、
条ため、横断面の大きい部材で構成しなければならず、
装置全体が大型となり、しかも、前記ガイドセルを回転
させるために大きな動力を要する。

また、削孔および削孔後の装填物の孔内への装填の際に
は、前記ガイドセルおよび前記送出管の前記支持部材の
回りの回転を許す空間がなければならない。しかし、前
記従来の装置においては、前記カイトセルおよび前記送
出管は、それぞれ、アームを介して前記支持部材に連結
されているため少なくともアーム長さ以上の回転半径を
要し、坑道の切羽を削孔し、削孔内に火薬を装填して行
う坑道発破においては、切羽における削孔位置が坑道の
周壁面に近接している場合、前記削孔位置と前記周壁面
との間の間隔が小さく、前記装置を使用することができ
ない。

本発明の目的は、刀イドセルを回転させることなく装填
物の送出管を削孔に整合させることができかつ送出箔を
前記削孔に整合させるのに最小限の回転半径をもってし
かも小さな動力で移動させることかできる装填装置を提
供することにある。

本発明は、ガイドセルの先端に解除可能に固定される第
１のエンドプレートと、一端が前記第１のエンドプレー
１・に固定され、前記ガイドセルの前方へその軸線と平
行に伸長する軸棒と、該軸棒の他端に固定された、固定
子を有する第２のエンドプレートと、該第２のエンドプ
レートと前記第１のエンドプレートとの間にあって前記
軸棒にその回りを連動可能に支承された回転体と、該回
転体に回転力を与える駆動機構と、前記回転体に取り伺
けられた、装填物の送出管とを含み、前記回転体がカイ
トセルに取り付けられた削孔機と前記送出管とのなす角
度にわたって回転運動したとき、前記送出管の開口の中
心が前記削孔機のビットの４１＋線」二に位置するよう
にしたことを特徴とする。

本発明に係る装填装置によれば、該装填装置はカイトセ
ルの先端部に取り付けられ、送出管が装填装置を構成す
る回転体に取り付けられ、該回転体の回転により削孔機
のビットの軸線上に位置することから、ガイドセルを回
転させることなしにしかも最小限の回転半径および動力
をもって送出管を削孔に整合させることができる。

本発明が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明によりさらに明らかとなろう。

本発明に係る装填装置は、第１図に全体を符号１０で示
すように、ドリルジャンボ−１２のブート１４に支持さ
れ、ドリフタのような削孔ａ１６が搭載されたガイドセ
ル１８の前端に取り付けられる。

カイトセル１８の先端には、削孔に際し削孔機１６から
繰り出されるロッド２ｏおよびその先端に固定されたビ
ット２２（第５図ないし第１０図参照　）を案内するた
めの管状の第１のセントライザ２４がその軸線をロッド
２ｏおよびビット２２の軸線に一致させて配置されてい
る。セントライザ２４は、第２図および３図に示すよう
に、ガイドセル１８の前端面に固定されたプレート２６
に取り伺けられたブラケット２８に支持され、セントラ
イザ２４の前端面およびプレート２６の前端面が同一平
面上に位置している。

ガイドセル１８の先端に配置されたプレート２６には、
本発明に係る装填装置１０を構成する第１のエンドプレ
ート３０が、複数のボルト３２により解除可能に固定さ
れ、第１のエンドプレート３０にはその中央位置に一端
を固定された軸棒３４が片持支持されている。

ｉｋｌ＋杯３４はガイドセル１８の軸線と平行に第１の
エンドプレート３０の前方へ伸び、その他端に第２のエ
ンドプレート３６か固定されている。図示の例では、軸
棒３４の他端近傍に肩部が形成され、孔を穿たれた第２
のエンドプレート３６が、その後端面か軸棒３４の前記
肩部に当接した状態で嵌合され、さらにその前端面が軸
棒３４の他端に螺合するナツト３８に当接されて軸棒３
４に固定されている。

前記プレート２６、第１のエンドプレート３゜および第
２のエンドプレート３６は、それぞれ、はぼ同一の外径
の円盤状を呈し、これらの中心が軸棒３４の軸線上にあ
るように配置されている。

第２のエンドプレート３６には、周方向に間隔を置いて
配置され第２のエンドプレート３６の・前方へ伸長する
、先端がテーパ状の複数の固定子４０が設けられている
。これらの固定子４０は、ブーム１４を介してガイドセ
ルＩ８を切羽の岩盤に押し伺ける際、岩盤に当接してガ
イドセル１８および装填装置１０のぶれ止めおよび位置
決めに供される。

第３図に示すように、第１のエンドプレー１・３０と第
２のエンドプレート３６との間に、ボス部４２ａを有す
る円筒状の回転体４２が軸棒３４にその回りを運動可能
に支承され、ボスｍ　４２　ａと軸棒３４との間にはす
べり材としてスリーブ４４が配置されている。回転体４
２は長さ寸法が軸棒３４のそれより小さく、第２のエン
ドプレート３６寄りに配置され、回転体４２と第１のエ
ンドプレーＩ・３０との間には回転体４２の後端部に固
定された筒状のスペーサ４６が配置されている。スペー
サ４６と第１のエンドプレート３０、および回転体４２
のホス部４２ａと第２のエンドプレート３６との間には
、それぞれ、シール材４８．５０か配置されている。

回転体４２は、その内部に配置されかつ回転体４２に同
定されたモータ５２と、回転体４２の後端部に設けられ
た孔から突出する、前記モータの出力軸５２ａ・にキー
止めされた第１の歯車５４と、該歯車と噛合する、軸棒
３４の前記一端近傍にキー止めされた第２の歯車５６と
を備える駆動機構により正逆両方向へ回転駆動される。

回転体４２は外径が第１のエンドプレート３０、第２の
エンドプレート３Ｇの１α径とほぼ同一に１没定されて
いる。１）１ｊ記歯車５４．５６は、後述するように、
回転体が所定の位置で確実に停止されかつロングされる
ように、ウオームとウオームホイールとしあるいはモー
タ５２にブレーキ装置を取りイ・１け、さらにはモータ
５２と軸棒３４との間をクランクを用いた回転機構を採
用することが好ましい。

第２図および３図に示すように、回転体４２の外周面に
、約９０度の角度的間隔をおいて補助セントライザ５８
と送出管６０とが取り付けられている。補助セントライ
ザ５８はセントライザ２４と同様に筒状を呈する。送出
管６ｏは、第１図に示すように、搬送ホース６２を介し
てドリルジャンボ−１２の運転台に据えられた装填物搬
送機６４に接続されている。

補助セントライザ５８は、前記駆動機構により、回転体
４２がセントライザ２４したがって削孔機１６のピント
２２またはロッド２ｏと補助セントライザ５８とのなす
角度にわたって回転運動したとき、補助セントライザ５
８の軸線がセントライザ２４の軸線上に位置する。送出
管６ｏもまた、補助セントライザ５８と同様、回転体４
２がセントライザ２４と送出管６０との間の角度重陽り
が零になるまで回転したとき、その送出口の中心がセン
トライザ２４の軸線すなわち前記ビット２２またはロッ
ド２０の軸線上に位置する。

＋ｉｉｉ記したように補助セントライザ５８と送出管６
０とを配置することにより、両者は軸棒３４の回りの同
心円」−を移動し、削孔の際には、前記ヒントがセント
ライザ２４および補助セントライザの４１１１線」−を
移動して装填装置１０の前方の岩盤に到達することがで
きる。また、ダイナマイトのような火薬、カプセルに収
納されたレジンのようなロンクポルト用の接着剤等の装
填物を削孔により岩盤に形成された孔中に装填する際、
前記装填物の送出管６０を前記孔に整合させることがで
きる。

送出？ｉ↑６０は、その前端が固定子４０の前端位置の
少し後方で終端するように配置してもよいか、第４図に
示すように、回転体４２に、これに対して前後力向へ移
動可能に配置されたカイト管６６を介して、送出管６０
が実質的に前進および後進すると同様にすることが望ま
しい。

図示の例では、カイト管６６が、回転体４２に固定され
た外？Ｃ６８内にその軸線方向を摺動可能（こ受は入れ
られ、への字状に折り曲げ成形された送出管６０がその
前端部６０ａでカイト管６６の前部を構成する小径部６
６ａに嵌合されている。

また送出管６０の後端部６０ｂが、カイト管６６の後部
を構成する大径部６６ｂの管壁に穿たれた、軸線方向に
伸びる長孔６６ｃと外管、６８の管壁に穿たれた孔６８
ａと外管６８の外面にボルト止めされた取付板７０の孔
とを経て両管６６゜６８の外部へ伸ひ、前記取付板７０
に溶接されている。

ガイド管６６の小径部６６ａの前端は外管６８の開放前
端に螺合された支持板７２を貫通して外管６８外に突出
している。また、ガイド管６６の大径部６６ｂのほぼ中
央には、外管６８の長手方向のほぼ中間部に穿たれた、
軸線方向に伸びる長孔６８ｂを経て」一方に突出するブ
ラケット７４が設けられ、該ブラケントには外管６８に
、外管６８および補助セントライザ５８を回転体４２に
取り付けるための一対のリプ７３．７４のうち一方のリ
ブ７４を介してシリンダ部７６ａが固定された液圧ジヤ
ツキ７６のロッド部７６ｂか連結されている。液圧シャ
アキ７６のロット部７６ｂを伸出させあるいは後退させ
ることにより、ガイド管６６か外管６８内を前方あるい
は後方へ移動して、：ｅ　？ｊ的に送出管６０の送出口
が岩盤に穿たれた孔内に挿入され、また該孔内から引き
抜かれる。なお、外管６８、ガイド管６６および送出管
６０の互いに接する箇所にシール材を設けることか好ま
しい。

次に、第５図ないし第１０図を参照して本発明に係る装
置に１装置ｌＯの使用方法を説明する。

まず、岩盤Ｈの所定位置に固定子４０を押し占てて位置
決めかつセントライザ２４と補助セントライザ５８とを
整合させ、次いで両セントライザ２４．５８を通してビ
ット２２を岩盤に向けて前進させ、削孔する（第５図、
６図）。この場合、ガイドセル１８に設けられたセント
ライザに加えて、装填装置１０に補助セントライザか配
置されていることから、ピント２２を岩盤Ｒの削孔予定
位１δにより正確に案内することができる。

次に、第７図に示すように、ビット２２をセントライザ
２４まで後退させ、第８図および９図に示すように、回
転体４２をほぼ９０度だけ回転させて送出管６０したが
ってガイド管６６の軸線をセントライザ２４の軸線に合
わせる。このとき、固定子４０は削孔時と同位置にある
ことから、カイト管６６は削孔によって岩盤Ｈに穿たれ
た孔Ｈに整合される。次に、第１０図に示すように、液
圧ジヤツキ７６（第２図および第４図参照）を作動させ
てガイド管６６の小径部６６ａを孔Ｈ内に挿入し、装填
物を装填物搬送機６４および搬送ホー、（６２（第１図
）から送り込み、ガイド管６６の開放先端から噴出させ
ることにより孔Ｈ内に装填する。

前記装填物の装填後、液圧ジヤツキ７６を逆に作動させ
てカイト管６６を孔Ｈがら退出させて原位置に復帰させ
る。その後、ブーム１４の作動により固定子４０と岩盤
Ｒとの係合を解除し、新たな削孔および装填物の装填を
行うべく装＠装置１０を移動する。

本発明によれば、削孔後、穿たれた孔中に装填物を装填
する際、カイトセルを回転させて移動させることなしに
、中に回転体を回転させることにより前記孔に装填物の
送出管を整合させることができる。したかって、従来の
ように大重量のガイドセルを）Ｉ！１転させる場合に必
要な動力に比べ、著しく小さな動力で回転体を回転駆動
させることができる。しかも従来のようにカイトセルを
支える大！（ｉ）の支持部材を必要とせず、さらに送出
管は回１）シ；体にアームを介することなく直接に取り
付けられていることから、装填装置をコンパクトにまと
めることかでき、また送出管の回転半径を最小限に止め
ることかできる。その結果、削孔位１δへの送出′ｉの
位置決めを正確にかつ安定的に行うことかできると共に
、坑道発破において削孔位置と坑道の周壁Ｗｊとの間の
間隔が比較的小さい場合であっても、削孔および火薬の
装填が可能となり、作業員の１による装填作業に伴う切
羽における落ろ、肌落ち、高所作業の危険性を除去する
ことができ、このことはまた、作業の高能率性を助長す
る。　　−

【図面の簡単な説明】

第１図はドリルジャンボ−とこれに本発明に係る装填装
置を取り付けた状態を示す概略図、第２図は装填装置の
斜視図、第３図は第２図の線３−３に沿って得た縦断面
図、第４図は装填装置の送出上、ガイド管、外管を示す
縦断面図、第５図、第７図、第８図、第１０図は装填装
置の使用状態を示す図、第６図および第９図は、それぞ
れ、第５図の線６−６に沿って得た横断面図および第８
図の線９−９に沿って得た横断面図である。ｌＯ：装填装置、１２ニトリルジャンボ−７１４：ブーム、　　　　　１６：削孔機、１８ニガイト
セル、　　　２２：ビット、３０：第１のエンドプレー
ト、　３４：軸棒、３６：第２のエンドプレート、４０：固定子、　　　　　４２：回転体。５８：補助セントライザ、６０：送出管、　　　　６６：ガイド管。代理人　ゴを埋土　松永宣行

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ドリルジヤンボ−のブームに支持され、削孔機が
配置６されたガイドセルに取り付けられる装填装置であ
って、前記ガイドセルの先端に解除可能に固定される第
１のエンドプレートと、一端か前記第１のエンドプレー
トに固定され、前記ガイドセルの前方へその軸線と平行
に伸長する＠棒と、該＋ｌ：１１林の他端に固定された
、固定子を有するｉ′５２のエンドプレー１・と、該第
２のエンドプレートと前記第１のエンドプレートとの間
にあって前記軸棒に該軸棒の回りを連動可能に支承され
た回転体と、該回転体に回転運動をかえる駆動機構と、
前記回転体に取り伺けられた、装填物の送出り【りとを
含み、前記回転体が前記削孔機と前記送出僧とのなす角
度にわたって回転運動したとき、前記送出管の送出口の
中心が前記削孔機のピ・シトの軸線１−に位置する、装
填装置。
（２）　　前記ガイドセルは前記削孔機のピットを案内
するセントライザを有し、前記回転体は該回転体に前記
送出管と角度的に隔てられて配置された補助セントライ
ザを有し、該補助セントライザは、前記回転体が前記セ
ントライザと前記補助センＩ・ライザとのなす角度にわ
たって回転運動したとき、前記セントライザと整合する
、特許請求の範囲第（１）項の装填装置。
（３）前記送出管は、前記回転体に配置され前記削孔機
のビットの軸線と平行な軸線上を前記第２のエンドプレ
ートの固定子の前後方向へ移動可能なガイド管に受は入
れられている、特許請求の範囲第（１）項の装填装置。
（４）前記駆動機構は、前記回転体に固定されたモータ
と、該モータの出力軸に取り伺けられた第１の歯車と、
前記軸棒に取り付けられ前記第１の歯車に噛合するｆｔ
５２の歯車とを（ｆｉ＋える、特許請求の範囲７３　（
１）項の装填装置。