JPS59165732A - 杭打ち装置 - Google Patents
杭打ち装置Info
- Publication number
- JPS59165732A JPS59165732A JP4010883A JP4010883A JPS59165732A JP S59165732 A JPS59165732 A JP S59165732A JP 4010883 A JP4010883 A JP 4010883A JP 4010883 A JP4010883 A JP 4010883A JP S59165732 A JPS59165732 A JP S59165732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cap
- pile
- elastic modulus
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として住宅の地盤を補強するために使用さ
れる杭打ち装置に関するものである。
れる杭打ち装置に関するものである。
住宅の地盤を改良する杭打ち工法として、鋼管杭の上端
にシリンダとピストンを備えた杭打ち装置を取付け、シ
リンダ内に圧縮空気を送り込んでピストンを往復させ、
これによって杭を打ち込む装置は公知である(特開昭5
5−26340号公報参照)。このような杭打ち装置は
、モンケンやディーゼルハンマーを用いる方法に比較し
て、大掛りな装置を必要とせず、住宅地等の狭い現場で
の工事に適しているが、その反面このような工事は市街
地で行なう場合が多(、しばしば騒音が問題どなるとい
う欠点を有している。本発明は、かかる杭打ち装置にお
ける騒音を低減することを目的としてなされたもので、
その構成として本発明は、杭上端に取付けられ、かつ、
シリンダとピストンを備えた空又は液圧作動の打撃装置
と、同じく杭上端へ取付けられ、かつ、その上面に前記
ピストン先端の打撃部が挿入される凹部を備えたキャン
プとからなるとともに、前記凹部底部にキャンプの母材
材質より弾性係数の小さい異種部材を取付けたこと特徴
とするものである。
にシリンダとピストンを備えた杭打ち装置を取付け、シ
リンダ内に圧縮空気を送り込んでピストンを往復させ、
これによって杭を打ち込む装置は公知である(特開昭5
5−26340号公報参照)。このような杭打ち装置は
、モンケンやディーゼルハンマーを用いる方法に比較し
て、大掛りな装置を必要とせず、住宅地等の狭い現場で
の工事に適しているが、その反面このような工事は市街
地で行なう場合が多(、しばしば騒音が問題どなるとい
う欠点を有している。本発明は、かかる杭打ち装置にお
ける騒音を低減することを目的としてなされたもので、
その構成として本発明は、杭上端に取付けられ、かつ、
シリンダとピストンを備えた空又は液圧作動の打撃装置
と、同じく杭上端へ取付けられ、かつ、その上面に前記
ピストン先端の打撃部が挿入される凹部を備えたキャン
プとからなるとともに、前記凹部底部にキャンプの母材
材質より弾性係数の小さい異種部材を取付けたこと特徴
とするものである。
以下本発明の装置を図示の一実施例に基づいて説明する
と、図において、+11は、地中へ打ち込まれる鋼管杭
であって、この鋼管杭f1)の上端には、鋼製のキャッ
プ(2)が挿入して取付けられている。
と、図において、+11は、地中へ打ち込まれる鋼管杭
であって、この鋼管杭f1)の上端には、鋼製のキャッ
プ(2)が挿入して取付けられている。
このキャップ(2)は、鋼管杭(1)上端へ挿入される
挿入部(3)と、該挿入部(3)の上端に一体形成され
、かつ、鋼管杭(1)上端へ当接するフランジ部(4)
とからなるものであって、その上面より垂直下方に向け
て円形凹部(5)が形成されている。また、この円形凹
部(5)は、その底面(5a)から挿入部(3)の底部
側へ貫通して、エア抜き穴(6)が穿設されている。更
に、この凹部(5)の底部には、第3図にも示す如(、
前記エア抜き穴(6)の周囲に形成した環状溝(21)
内に、キャンプ(2)の母材材質である鋼より弾性係数
の小さい材質、例えば銅からなる異種部材(22)が挿
入されている。
挿入部(3)と、該挿入部(3)の上端に一体形成され
、かつ、鋼管杭(1)上端へ当接するフランジ部(4)
とからなるものであって、その上面より垂直下方に向け
て円形凹部(5)が形成されている。また、この円形凹
部(5)は、その底面(5a)から挿入部(3)の底部
側へ貫通して、エア抜き穴(6)が穿設されている。更
に、この凹部(5)の底部には、第3図にも示す如(、
前記エア抜き穴(6)の周囲に形成した環状溝(21)
内に、キャンプ(2)の母材材質である鋼より弾性係数
の小さい材質、例えば銅からなる異種部材(22)が挿
入されている。
他方、(7)は、下端を開放した筒状シリンダ(8)と
このシリンダ(8)内へ挿入されるピストン(9)とか
らなる打撃装置であって、ピストン(9)は、その本体
(10)上端外周に大径部(11)が形成されて、この
大径部(11)の外周面がシリンダ(8)内壁面に摺接
している。また、シリンダ(8)内壁面には、上記ピス
トン大径部(11)の下方において、環状突出部(12
)が形成され、この環状突出部(12)内面にピストン
(9)の本体(10)が摺接するとともに、これらピス
トン大径部(11)と環状突出部(12)間に形成され
る空間部が下部作動室(13)とされ、他方、ピストン
(9)上面とシリンダ(8)天井面(14)との間の空
間部が上部作動室(15)とされている。
このシリンダ(8)内へ挿入されるピストン(9)とか
らなる打撃装置であって、ピストン(9)は、その本体
(10)上端外周に大径部(11)が形成されて、この
大径部(11)の外周面がシリンダ(8)内壁面に摺接
している。また、シリンダ(8)内壁面には、上記ピス
トン大径部(11)の下方において、環状突出部(12
)が形成され、この環状突出部(12)内面にピストン
(9)の本体(10)が摺接するとともに、これらピス
トン大径部(11)と環状突出部(12)間に形成され
る空間部が下部作動室(13)とされ、他方、ピストン
(9)上面とシリンダ(8)天井面(14)との間の空
間部が上部作動室(15)とされている。
更に、ビス、トン(9)には、その本体(10)を直径
方向に貫通する横方向通路(16)と、この横方向通路
(16)の途中から上部作動室(15)側に貫通する縦
方向通路(17)とが形成されている。シリンダ(8)
の周壁部には、前記下部作動室(13)に連通して入口
(18)が形成されている。また、ピストン(9)には
、その本体(10)底部より下方へ突出して小径の打撃
部(19)が一体に形成されており、この打撃部(19
)下端が前記キャンプ(2)に形成した凹部(5)へ挿
入されて、ピストン(9)が下降すると、打撃部(19
)の先端が凹部(5)の底面(5a)を打撃するように
なっている。その際、凹部(5)入口は、ピストン打撃
部(19)が入り易いよう、その角部(5b)がR形状
に形成されている。更に、シリンダ(8)より下方へ延
長されたスカート部(20)は、これらキャンプ(2)
及び鋼管杭(1)上端を覆うようにして、鋼管杭(1)
上端部外側へ被せられている。
方向に貫通する横方向通路(16)と、この横方向通路
(16)の途中から上部作動室(15)側に貫通する縦
方向通路(17)とが形成されている。シリンダ(8)
の周壁部には、前記下部作動室(13)に連通して入口
(18)が形成されている。また、ピストン(9)には
、その本体(10)底部より下方へ突出して小径の打撃
部(19)が一体に形成されており、この打撃部(19
)下端が前記キャンプ(2)に形成した凹部(5)へ挿
入されて、ピストン(9)が下降すると、打撃部(19
)の先端が凹部(5)の底面(5a)を打撃するように
なっている。その際、凹部(5)入口は、ピストン打撃
部(19)が入り易いよう、その角部(5b)がR形状
に形成されている。更に、シリンダ(8)より下方へ延
長されたスカート部(20)は、これらキャンプ(2)
及び鋼管杭(1)上端を覆うようにして、鋼管杭(1)
上端部外側へ被せられている。
さて、図において第1図は、ピストン(9)が上昇した
状態、第2図は、同じ、く下降した状態を示しており、
上記第1図においては、横方向通路(16)と縦方向通
路(17)とによって、下部作動室(13)と上部作動
室(15)とが連通しており、それ故、この段階で入口
(18)から圧縮空気を送り込むと、下部作動室(13
)に入った空気は、これら各通路(16) 、(17)
を通って上部作動室(15)に入るから、ピストン(9
)が下降し、キャンプ(2)の凹部(5)に挿入された
打撃部(19)が、該凹部(5)の底面(5a)を打撃
し、鋼管杭(1)が打ち込まれる。このようにしてピス
トン(9)が下降し、鋼管杭(1)を打撃した状態では
、第2図の如く、ピストン本体(10)の横方向通路(
16)がシリンダ(8)の環状突出部(12)より下側
に位置し、それ故、下部作動室(13)と上部作動室(
15)の連通が閉じられており、従って、入口(18)
より送り込まれた圧縮空気は、下部作動室(13)にの
み供給されて、ピストン(9)を上昇させ、このような
往復動作を繰り返しつつ、鋼管杭(11を地中へ打ち込
むものである。
状態、第2図は、同じ、く下降した状態を示しており、
上記第1図においては、横方向通路(16)と縦方向通
路(17)とによって、下部作動室(13)と上部作動
室(15)とが連通しており、それ故、この段階で入口
(18)から圧縮空気を送り込むと、下部作動室(13
)に入った空気は、これら各通路(16) 、(17)
を通って上部作動室(15)に入るから、ピストン(9
)が下降し、キャンプ(2)の凹部(5)に挿入された
打撃部(19)が、該凹部(5)の底面(5a)を打撃
し、鋼管杭(1)が打ち込まれる。このようにしてピス
トン(9)が下降し、鋼管杭(1)を打撃した状態では
、第2図の如く、ピストン本体(10)の横方向通路(
16)がシリンダ(8)の環状突出部(12)より下側
に位置し、それ故、下部作動室(13)と上部作動室(
15)の連通が閉じられており、従って、入口(18)
より送り込まれた圧縮空気は、下部作動室(13)にの
み供給されて、ピストン(9)を上昇させ、このような
往復動作を繰り返しつつ、鋼管杭(11を地中へ打ち込
むものである。
また、上記打撃部(19)が底面(5a)を打撃すると
、底部に挿入された銅等の弾性係数の小さい異種部材(
22)が衝撃エネルギーを吸収し、より騒音を低減する
。この異種部材(22)の上面は、前記底面(5a)と
同一か又はそれよりもやや低い程度とすることが望まし
い。
、底部に挿入された銅等の弾性係数の小さい異種部材(
22)が衝撃エネルギーを吸収し、より騒音を低減する
。この異種部材(22)の上面は、前記底面(5a)と
同一か又はそれよりもやや低い程度とすることが望まし
い。
上記において、エア抜き穴(6)の径は、大きすぎると
凹部(5)底部の強度が不足し、他方、小さすぎるとピ
ストン(9)上昇時にキャンプ(2)が持ち上がる虞れ
があり、発明者の実験では、凹部(5)内径60mmの
場合で、10.5mmとした場合が最も良好であった。
凹部(5)底部の強度が不足し、他方、小さすぎるとピ
ストン(9)上昇時にキャンプ(2)が持ち上がる虞れ
があり、発明者の実験では、凹部(5)内径60mmの
場合で、10.5mmとした場合が最も良好であった。
また、その際のピストン(9)のストロークは約15m
m、wi管杭(1)内径は100mmであった。
m、wi管杭(1)内径は100mmであった。
なお、上記実施例では圧縮空気によって、作動させるよ
う説明しているが、油圧等の液体によって作動させるよ
うにしても同様である。
う説明しているが、油圧等の液体によって作動させるよ
うにしても同様である。
このように本発明では、ピストンの打撃部をキャップに
形成した凹部へ挿入し、該打撃部がこの凹部の底面を打
撃するようにしているから、従来のキャンプ上面を直接
打撃するものと異なって、打撃地点がキャップの内側に
位置し、これらが防音カバーとしての役目をなすため、
騒音が低減されるという効果がある。第1表は、キャッ
プの上面を直接打撃する従来装置の場合と凹部の底面を
打撃するようにした場合とを比較して行なったときの騒
音測定結果を示したものであって、この表で解るように
、従来装置に比較して約8dB騒音レベルが低下してい
ることがわかる。また、このようにして行なった実験結
果では、従来装置では、打撃によって鋼管杭の上端が押
しつぶされて拡がり、別の鋼管杭を打ち継ぐ際の溶接が
困難になるという欠点があったが、本発明装置では、か
かる鋼管杭先端の拡がりが殆どなく溶接が容易になると
いう結果が得られた。更に、本発明では、打撃地点であ
る凹部底部にキャップより弾性係数の小さい異種部材を
取付けているため、この被異種部材が打撃時の衝撃を吸
収し、より騒音が低減される効果がある。
形成した凹部へ挿入し、該打撃部がこの凹部の底面を打
撃するようにしているから、従来のキャンプ上面を直接
打撃するものと異なって、打撃地点がキャップの内側に
位置し、これらが防音カバーとしての役目をなすため、
騒音が低減されるという効果がある。第1表は、キャッ
プの上面を直接打撃する従来装置の場合と凹部の底面を
打撃するようにした場合とを比較して行なったときの騒
音測定結果を示したものであって、この表で解るように
、従来装置に比較して約8dB騒音レベルが低下してい
ることがわかる。また、このようにして行なった実験結
果では、従来装置では、打撃によって鋼管杭の上端が押
しつぶされて拡がり、別の鋼管杭を打ち継ぐ際の溶接が
困難になるという欠点があったが、本発明装置では、か
かる鋼管杭先端の拡がりが殆どなく溶接が容易になると
いう結果が得られた。更に、本発明では、打撃地点であ
る凹部底部にキャップより弾性係数の小さい異種部材を
取付けているため、この被異種部材が打撃時の衝撃を吸
収し、より騒音が低減される効果がある。
第1図及び第2図は、それぞれ本発明装置の使用状態を
示す鋼管机上端部分の縦断面図、第3′fI!Jは、第
1図のA−A線断面図である。 (11−−一鋼管杭、(21−キャップ、(51−凹部
、(5a)・−底面、(7)−杭打ち装置、(8) −
シリンダ、(91−−−ピるトン、 (19)−・−打
撃部、(22) −異種部材。 特許 出願人 積木ハウス 株式会社 代理人弁理士 樽 本 久 幸
示す鋼管机上端部分の縦断面図、第3′fI!Jは、第
1図のA−A線断面図である。 (11−−一鋼管杭、(21−キャップ、(51−凹部
、(5a)・−底面、(7)−杭打ち装置、(8) −
シリンダ、(91−−−ピるトン、 (19)−・−打
撃部、(22) −異種部材。 特許 出願人 積木ハウス 株式会社 代理人弁理士 樽 本 久 幸
Claims (1)
- 杭上端に取付けられ、かつ、シリンダとピストンを備え
た空又は液圧作動の打撃装置と、同じく杭上端へ取付け
られ、かつ、その上面に前記ピストン先端の打撃部が挿
入される凹部を備えたキャンプとからなるとともに、前
部凹部底部にキャンプの母材材質より弾性係数の小さい
異種部材を取付けたことを特徴とする杭打ち装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4010883A JPS59165732A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 杭打ち装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4010883A JPS59165732A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 杭打ち装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59165732A true JPS59165732A (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12571659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4010883A Pending JPS59165732A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 杭打ち装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59165732A (ja) |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP4010883A patent/JPS59165732A/ja active Pending
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