JPS59165352A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPS59165352A
JPS59165352A JP3743983A JP3743983A JPS59165352A JP S59165352 A JPS59165352 A JP S59165352A JP 3743983 A JP3743983 A JP 3743983A JP 3743983 A JP3743983 A JP 3743983A JP S59165352 A JPS59165352 A JP S59165352A
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face
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diagonal
face portion
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清 時田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/861Vessels or containers characterised by the form or the structure thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/86Vessels and containers
    • H01J2229/8613Faceplates
    • H01J2229/8616Faceplates characterised by shape
    • H01J2229/862Parameterised shape, e.g. expression, relationship or equation

Landscapes

  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は陰極線管に係シ、特C二そのガラスパネルに関
するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般(二陰極線管の外囲器は内面に蛍光面を有するガラ
スパネルとこのガラスパネル(二連結するファンネル及
びネックとから構成され、蛍光スクリーン(二対向して
ネック内に配設された′電子銃からの電子ビームの偏向
走査(二より蛍光スクリーンを衝撃発光せしめている。
このような陰極線管のガラスパネルは第1図及び第2図
に示すよう(二、蛍光スクリーンを透過映出するための
実質的(二矩形状枠を有するように形成され、その内面
及び外面が外方(二突出する曲面状をなすフェース部(
2)と矩形状枠から管軸方向に7アンネル(図示せず)
に連結されるスカート部(3)とから構成されている。
尚、第1図はガラスパネル(1)の正面図で、第2図は
フェース部(2)とスカー)g(3)の内面のみの側面
図で、且つ中心線の右側は垂直軸(V−V)と対角軸(
D−D)&左側(二は水平軸(H−H)をまとめて示し
である。このようなフェース部(1)内面及び外面の垂
直軸方向、水平軸方向及び対角軸方向の曲率なそれぞれ
内面でRv + Rn及びRD 、外面でRvo +R
HO及びRDOとすると設計を容易にするためにRv=
 RH= RD = R及びRvo = RHO= R
no = Ro 、即ち単一の曲率とするのが一般的で
ある。またフェース部の画像を映出する有効矩形状枠は
実際には各辺部わずか(二湾曲した辺部と辺部な滑らか
に連結したコーナ一部とから構成されている。実質的な
矩形状枠とはこのような構成を意味している。さて視座
者側から見ればこのようなフェース部は出来るだけ平担
で、且つ外周枠の垂直軸を含む最大有効長さの%、水平
軸を含む最大有効長さの%及び対角軸を含む最大有効長
さの%をそれぞれSv+So及びSDとする時、SY 
:SH:5n=3:4:5、即ち画面の縦、横及び斜め
の比率が3:4:5となる場合が最も好ましいとされて
いる。しかし乍ら隔離線管外囲器内な旨真空に排気する
と外部の大気圧との圧力差により、フェース部は内側方
向への強い応力を受け、特に画面をより平坦化するとわ
ずかな衝撃やガラス欠陥をオリジンとして容易に爆縮す
る危険性を有している。この爆縮を防止するための最も
簡便な手段はガラスパネルの肉厚を増加させることであ
るが、肉厚の過度の増加は重量の増加、コストの増加を
招き好ましくない。
従って従来のフェース部はよシ外方へ突出する曲率なと
らざるを得す、またコーナ一部を含めて矩形状枠は全体
的に丸味を帯びた形状となシ視座的には好ましくないも
のであった。例えば加吋型陰極線管のフェース部の設計
の一例としてはRマ=RH= Rn = R= 792
 mmでSy =151.711” + SR=202
.2 mm及びSn = 240.0 mmが採用され
ておシ、この場合SY: Sn : SDの比は3 :
 4 : 4.75となシ、特(二対角を短かくせざる
を得ず視座的(二は著るしい違和感な与えている。
〔発明の目的〕
本発明はフェース部の縦、横及び斜めの比を実質的に3
:4:”5とした場合7工−ス部の曲率な出来る限ρ平
坦化して視座的に最も好ましい印象を与えるフェース部
を有する陰極線管を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明はフェース部内面の垂直軸方向、水平軸方向及び
対角軸方向を含む曲率なそれぞれRv +RH及びRn
とし、且つ矩形状枠な形成する外面外周の実質的に垂直
軸を含む最大有効長さの%、水平軸を含む最大有効長さ
の号及び対角軸を含む最大有効長さの号をそれぞれSv
、Sn及びSDとする時、垂直軸端から対角軸端しかけ
ての外周枠の複合曲率及び水平軸端から対角軸端ベニか
けての外周枠の複合曲率を、 とすることによってSv、Sg及びSDの比を実質的(
二3:4:5とし、且つ7工−ス部曲率をより平坦化し
た陰極線管である。
〔発明の実施例〕
以下本発明(二ついて詳細に説明する。第3図及び第4
図は本発明を概念的(二説明するためのもので、第3図
はii図(二、また第4図は第瘉°図6=対応しており
、図中点線は第1図と第2図の曲率なそれぞれ比較する
ためI:示したものである。また第3図及び第4図4=
おいて、第1図及び第2図に対応する曲率及び長さを示
す符号は全て第1図及び第2図に用いた符号と同一の符
号で示しである。
本発明な実施する(=当って、7工−ス部のSv。
811及びSDの比を実質的1二3:4:5とし、且つ
フェース部の湾曲をよシ平坦化するための指標とすべき
部分は実質的に矩形状枠を形成している辺部の湾曲であ
シ、この辺部の湾曲を上記svI SR及びSDと7工
−ス部内面の曲率Rv * RH及びRDとの相関関係
として規定すること4二ある。
フェース部の垂直軸端から対角軸端しかけての複合曲率
なΔし、同じく水平軸端から対角軸端にかけての複合曲
率をΔSとすると、 と示すことができる。
即ちフェース部の垂直軸端から対角軸端(二かけての複
合曲率ΔL及び水平軸端から対角軸端C二かけての複合
曲率をΔS、言い換えればフェース部の実質的な矩形状
枠のコーナーを含む各辺の曲線状態がどのような曲線の
場合視座的に好ましいかが問題となる。従ってこの場合
、Sv、 Su及びSDの比率が実質的(二3:4:5
で且つフェース部がより平坦化されている、いわゆる視
座的口好ましい状態に近づけた時、上記(1)式及び(
2)式で示されるΔL及びΔSをどのような値に設定す
ればよいかが問題とな暮。またこの時の爆縮を防止する
、いわゆる防4%性も問題となる。
以上の観点から本発明者は種々考察検討を重ねた結果、
まずフェース部の縦と横の比率、即ちSvと8Hの比率
が3:4と横長の場合、視座的(二見て7工τス部のよ
シ平坦化(=寄与する置台は、垂直軸1二平行な方向の
外周枠曲線、即ちΔSよりも水平軸に平行な方向の外周
枠曲様、即ちΔLの方が大きいことを確認した。
このような状態でフェース部の縦、横及び斜め、即ちS
v、SH及びSDの比を実質的4:、3:4:5とし7
工−ス部の曲率を従来よシ大きくより平坦化した時、Δ
Lが0.08以下及びΔSが0.06以下の場合視座的
に見てフェース部をフラットと感することを京間した。
因みに前記従来のR=792 ’II r Sv =1
51.711” +SH−202,2am及びSD= 
240 mmの場合、Sv : SR:SD!=13 
: 4 : 4.75でΔL # 0.108及びΔS
 # 0.070である。
ここで、視座的(=はフェース部が完全な矩形状、即ち
ΔL=ΔS=0の場合が最も好ましいが、防爆的観点か
らはガラスパネルの肉厚を著るしく大とすることが必要
である。即ちガラスパネル、特(=7エース部肉厚を著
るしく厚く構成すれば完全矩形状も可能ではおるが、重
電の増加等(二よる製造上の条件、コスト及びフェース
部での光散乱特性から見、て実用的屯二明らか(二好ま
しくない。
このような観点からガラスパネルの肉厚をそれ程増加さ
せず(二防熾特性を劣化させないためには、ΔLは0.
04及びΔSは0.03が限界である。即ち、以上の検
討からΔL及びΔSは、 0.04≦ΔL≦O,OS    ・・・・・・・・・
(3)0.03≦ΔS≦0,06    ・・・・・・
・・・(4)であることが必要である。
防爆的見地からは、大気圧によシ陰極様管の外囲器に加
わる応力はフェース部とファンネル部は外囲器内方向へ
加わるので、フェース部外周枠近傍は逆に外囲器外方向
へ応力が加わる。従ってフェース部外周枠近傍は最も大
きな応力歪が加わる部位であるから、この部分ン金属バ
ンド等でより強く緊締することも有効である。またフェ
ース部外周枠近傍を主体として強化することも有効であ
シ、従ってフェース部外周端はど肉厚を大とすることも
有効である。このためにはフェース部各軸方向を含む内
面曲率Rv e RH及びRnよ′″シも外面曲率Rv
o 、 Ruo及びanoの値を大きくすればよい。こ
の場合、視座者側から見てフェース部外面がよシ平坦化
されるのでさらに好ましい影響を与える。
さら)ニアエース部の設計を容易とするために、フェー
ス部内面の各軸的率を全て単一とする、即ちRv ” 
’RH= RD = Rとし、且つSV、SH及びSD
の比を3:4:5とした場合、(3)式及び(4)式の
ΔL及びΔSは共6二、 で示され、フェース部の有効対角寸法とフェース部内面
の曲率の比が(5)式で示すようシニ0.2から0.4
の範囲となるようζ二すればよく、この内面曲率Rと対
角寸法(28D)に応じて適宜フェース部外面曲率を選
定すればよい。
尚、以上の説明において、フェース部垂直軸方向、水平
軸方向及び対角軸方向を含む内面及び外面の曲率はRv
 、 RH、Rn及びRvo + RHO* RDOと
全て単一の曲率で宍現しているが、本発明は一つの曲率
、例えばRvが7工−ス部中央から周端(二かけて曲率
が徐々(−変化する、いわゆる複合曲率の場合も含むこ
とは言うまでもない。このような場合は例えば複合曲率
を近似的に級数展開した時の近似平均曲率の値を以って
本発明で言う一つの曲率とすればよい。
(実施例1) フェース部内面の垂直軸、水平軸及び対角軸方向を含む
各軸的率Rv t Rn及びRDとフェース部外面の同
じく各軸的率RVO、RHr)及びR1)Oを全て同一
の曲率とし、フェース部外周枠の垂直軸、水平軸及び対
角軸を含む最大有効長さの%のSマe SH及びSnを
それぞれ下記のように設定した。
Rv = Ra = Rn = R−1275l1lR
vo = RMo = RDO= Ro = 1800
111Sマ= 152.4關 SR= 203.21R* 8D = 254.Owx 上記の場合SV(=152.4) : 5B(=203
.2) : SD(=254.0)=3 : 4 : 
5で69、且つ前記(1)式及び(2)式で示すΔL及
びΔSは、 ΔL −0,080 ΔS # 0.060 となり、前記(3)式及び(4)式の上限範囲内である
また防爆特性(二ついては、フェース部の外面&を内面
Rより大とし、フェース部の肉厚分布を周辺根太とし、
真空膨張応力が一般(=最も大きくなる垂直軸有効経端
近傍の応力値を従来のものと同等とすることができた。
従って本実施例ではガラスパネルのわずかなMii増で
従来と同等の防爆特性が得られた。
(実施例2) 実施例1と同様フェース部の谷11i′jk下記のよう
(二選定した。
Rマ= 1450 mm RH= 16905IiB RD = 1790 n Rvo = RHO= RDO= Ro = 2000
 ystxSマ= 152.4關 Sn = 203.2 ynrtr SD = 254.0囮 上記の場合Sv、Sa及びSDの比は実施例1と同様3
:4:5であシ、且つ前記(1)式及び(2)式で示す
ΔL及びΔSは、 ΔL−0,049 ΔS ? 0.038 となり、前記(3)式及び(4)式の下限近くの範囲内
である。
即ち、この実施例の場合は実施例1よルもフェース部内
外をより平坦化したもので、視座的(二もより好ましい
印象を与えるものである。
また防爆特性からは、フェース部をより平坦化すると共
にフェース部内面の各軸方向を含む曲率、玉マe Ru
及びRnをそれぞれ異ならしめ、しかもフェース部垂直
軸端の肉厚が最も大となるようにされているので有利で
あり、結果として7工−ス部全体の肉厚を約1IllI
程度増加させるだけで従来と同等の真空膨張応力を得る
ことができた。
〔発明の効果〕
以上のよう(二本発明によれば、フェース部の縦。
横及び斜めの有効寸法を実質的(−3:4:5とし、且
つフェース部曲面がよシ平坦化された視座的に極めて好
ましい印象す与えることができ、カラー受像管を含む実
質的(二矩形状のフェース部を有する有用な陰極線管を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は陰極線管のガラスノくネルの正面及
び側断面を示す模式図、第3図及び第4図は本発明を適
用したガラスノくネルのそれぞオし第1図及び第2図ζ
:対応して示す正面及び側断面の模式図である。 (1)・・・ガラスパネル  (2)・・・フェース部
(3)・・・スカート部 (Rマ)・・・フェース部内面の垂直軸方向を含む曲率
−(R4()・・・フェース部内面の水平軸方向を含む
曲率(RD)・・・フェース部内面の対角軸方向を含む
曲率(Sv)・・・7工−ス部外周の実質的6二垂直軸
を含む最大長さの% (SR)・・・フェース部外周の実質的4二水平軸を含
む最大長さの% (SD)・・・フェース部外周の実質的に対角軸を含む
最大長さの% 代理人 弁理士 則 近 慧 佑(ほか1名)第  I
FIA 第  2 図 第3図 第4図 手 続 補 正 書(自発) 1.事件の表示 特願昭58−37439号 2、 発明の名称 一極線管 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307)東京芝浦電気株式会社 4、代理人 〒100 東京都千代田区内幸町1−1−6 明細書全般 訂正明細書 1、発明の名称 陰極線管 2、特許請求の範囲 l)少くとも内面に蛍光スクリーンを有し実質的に矩形
状枠を形成するフェース部の外面と内面がそれぞれ曲面
状に形成され且つ前記実質的に矩形状枠を形成する矩形
状外周の各辺部及び各辺部を連結する各コーナ一部がそ
れぞれ曲面状に形成されたガラスパネルを有する陰極線
管において、前記フェース部の内面の垂直軸方向、水平
軸方向及び対角軸方向を含む曲率半径をそれぞれILv
、fLH及びl(、n  とし、且つ前記フェース部の
実質的に矩形状枠を形成する外面外周の実質的に垂直軸
を含む最大有効長さの%、水平軸を含む最大有効長さの
%及び対角軸を含む最大有効長さの%をそれぞれSv、
8■及びSD  とする時、 なる関係を有することを特徴とする陰極線管。 2)前記ガラスパネルのRv 、R,+(及びRn 、
 SV、8M及びSDが、 なる関係を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の陰極線管。 3)前記ガラスパネルの8V、SR及びSDが実質的に
3:4:5の関係を有することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の陰極線管。 4)前記フェース部の各軸内部曲率半径がRv=有する
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の陰極線管
。 5)前記フェース部の各軸内部曲率半径の値よりも同じ
く外面曲率半径の値の方が大きいことを特徴とする特許
請求の範囲第3項記載の陰極線管。 6)前記フェース部の垂直軸方向を含む周端部の肉厚が
同じく水平軸方向及び対角軸方向を含む周端部の肉厚よ
りも大きいことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
の陰極線管。 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は陰極線管に係り、特にそのガラスパネルに関す
るものである。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 一般に陰極線管の外囲器は内面に螢光面を有するガラス
パネルとこのガラスパネルに連結するファンネル及びネ
ックとから構成され、螢光スクリーンに対向してネック
内に配設された電子銃からの電子ビームの偏向走査によ
り螢光スクリーンをyJ撃発光せしめている。このよう
な陰極線管のガラスパネルは第1図及び第2図に示すよ
うに、螢光スクリーンを透過映出するための実質的に矩
形状枠゛を有するように形成され、その内面及び外面が
外方に突出する曲面状をなすフェース部(2)と矩形状
枠から管軸方向にファンネル(図示せず)に連結される
スカート部(3)とから構成されている。 尚、第1図はガラスパネル(1)の正面図で、第2図は
フェース部(2)とスカート部(3)の内面のみの側面
図で且つ中心線の右側は垂直軸(V−V)と対角軸(D
−D)を左側には水平軸(H−H)をまとめて示しであ
る。このようなフェース部(1)内面及び外面の垂直軸
方向、水平軸方向及び対角軸方向の曲率半径をそれぞれ
内面でRv、几H及びRn 、外面でRvo 、几HO
及びBDoとすると設計を容易にするためにRv ==
 RH== RD = R及びRvo = Ruo =
 Rno = Ro、即ち単一の曲率半径とするのが一
般的である。またフェース部の画像を映出する有効矩形
状枠は実際には各辺部わずかに湾曲した辺部と辺部な滑
らかに連結したコーナ一部とから構成されている。実質
的な矩形状枠とはこのような構成を意味している。さて
視座者側から見ればこのようなフェース部は出来るだけ
平坦で、且つ外周枠の垂直軸を含む最大有効長さの17
2、水平軸を含む最大有効長さの172及び対角軸を含
む最大有効長さの1/2をそれぞれ5v 、 SR及び
SDとする時、8v:8u:5Il=3:4:5、即ち
画面の縦、横及び斜めの比率が3:4:5となる場合が
最も好ましいとされている。 しかし乍ら陰極線管外囲器内を高真空に排気すると外部
の大気圧との圧力差により、フェース部は内側方向への
強い応力を受け、特に画面をより平坦化するとわずかな
衝撃やガラス欠陥をオリジンとして容易に爆縮する危険
性を有している。この爆縮を防止するための最も簡便な
手段はガラスパネルの肉厚を増加させることであるが、
肉厚の過度の増加は重量の増加、コストの増加を招き好
ましくない。従って従来のフェース部はより外方へ突出
するような曲率半径をとらざるを得す、またコーナ一部
を含めて矩形状枠は全体的に丸味を帯びた形状となり視
座的には好ましくないものであった。例えば201吋型
陰極線管のフェース部の設計の一例としてはRv ==
 RH= Ro = R= 792mで8v=151.
7朋、  SR= 202.2朋が採用されており、こ
の場合f?v a SH: Soの比は3:4:4.7
5となり、特に対角を短かくせざるを得ず視座的には著
るしい違和感を与えている。 〔発明の目的〕 本発明はフェース部の縦、横及び斜めの比を実質的に3
:4:5とした場合フェース部の曲面を出来る限り平坦
化して視座的に最も好ましい印象を与えるフェース部を
有する陰極線管を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明はフェース部内面の垂直軸方向、水平軸方向及び
対角軸方向を含む曲率半径をそれぞれRv。 RH及びRDとし、且つ矩形状枠な形成する外面外周の
実質的に垂直軸を含む最大有効長さの1/2゜水平軸を
含む最大有効長さの1/2及び対角軸を含む最大有効長
さの1/2をそれぞれSv 、 SH及びSDの外周枠
の複合曲率半径を、 Rv X (8D)” −Rn X (8v)”0.0
4≦□ ≦0.08 2X8HXHvXRD とすることによってSv # SH及びSoの比を実質
的に3:4:5とし、且つフェース部曲面をより平坦化
した゛陰極線管である。 〔発明、の実施例〕 以下本発明について詳細に説明する。第3図及び第4図
は本発明を概念的に説明するためのもので、第3図は第
1図に、また第4図は第2図に対応しており、図中点線
は第1図と第2図の曲率半径をそれぞれ比較するために
示したものである。 また第3図及び第4図において、第1図及び第2図に対
応する曲率半径及び長さを示す符号は全て第1図及び第
2図に用いた符号と同一の符号で示しである。 本発明を実施するに当って、フェース部のSv。 8o及び8Dの比を実質的に3 :4 :5とし、且つ
フェース部の湾曲をより平坦化するための指標とすべき
部分は実質的に矩形状枠を形成している辺部の°湾曲で
あり、この辺部の湾曲を上記Sv 、5H及び8Dとフ
ェース部内面の曲率半径Rv 、 Rn及びRDとの相
関関係として規定することにある。 フェース部の垂直軸端から対角軸端にかけての複合曲率
半径な△L、同じく水平軸端から対角軸端にかけての複
合曲率半径を特徴とする特許と示すことができる。 即ちフェース部の垂直軸端から対角軸端にかけての複合
曲率半径△L及び水平軸端から対角軸端にかけての複合
曲率半径な△S、言い換えればフェース部の実質的な矩
形状枠のコーナーを含む各辺の曲線状態がどのような曲
線の場合視感的に好ましいかが問題となる。従ってこの
場合、SV、8H及び8nの比率が実質的に3:4:5
で且つフェース部がより平坦化されている、いわゆる視
座的に好ましい状態に近づけた時、上記(1)式及び(
2)式で示される△L及び△Sをどのような値に設定す
ればよいかが問題となる。またこの時の爆縮を防止する
、いわゆる防爆特性も問題となる。 以上の観点から本発明者は種々考案検討を重ねた結果、
まずフェース部の縦と横の比率、即ち8vと8Hの比率
が3:4と横長の場合、視座的に見てフェース部のより
平坦化に寄与する度合は、垂直軸に平行な方向の外周枠
曲線、即ち△Sよりも水平軸に平行な方向の外周枠曲線
、即ちΔLの方が大きいことを確認した。 このような状態でフェース部の縦、横及び斜め、即ち8
v 、 SH及びSDの比を実質的に3:4:5としフ
ェース部の曲率半径を従来より大きくより平坦化した時
、ΔLが0.08以下及び△Sが0.06以、下の場合
視感的に見てフェース部をフラットと感することを未明
した。 因みに前記従来のR=7921m、  8v=151.
71!11!、 SH= 202.211及び8n=2
40nの場合、Sv : 8H: Sn″。 3 : 4 : 4.75で△L″、0.108及び△
8−0.070である。 ここで、視座的にはフェース部が完全な矩形状、即ち△
L=ΔS=0の場合が最も好ましいが、防爆的観点から
はガラスパネルの肉厚を著るしく大とすることが必要で
ある。即ちガラスパネル、特にフェース部肉厚、を著る
しく厚く構成すれば完全矩形状も可能ではあるが、重量
の増加等による製造上の条件、コスト及びフェース部で
の光散乱特性から見て実用的に明らかに好ましくない。 このような観点からガラスパネルの肉厚をそれ程増加さ
せずに防爆特性を劣化させないためには、△Lは0.0
4及び△Sは0.03が限界である。即ち、以上の検討
から△L及び△Sは、 0.04≦△L≦0.08    ・・・・・・・・・
(3)003≦△S≦0.06    ・・・・・・・
・・(4)であるこ・とが必要である。 防爆的見地からは、大気圧により陰極線管の外囲器に加
わる応力はフェース部とファンネル部は外囲器内方向へ
加わるので、フェース部外周枠近傍は逆に外囲器外方向
へ応力が加わる。従ってフェース部外周枠近傍は最も大
きな応力歪が加わる部位であるから、この部分を金属バ
ンド等でより強く緊締することも有効である。またフェ
ース部外周枠近傍を主体として強化することも有効であ
り、従ってフェース部外周端はど肉厚を大とすることも
有効である。このためにはフェース部各軸方向を含む内
面曲率半径Rv 、 RH及びRDよりも外面曲率半径
Rvo 、 RHO及びRDOの値を大きくすればよい
。この場合、視座者側から見てフェース部外面がより平
坦化されるのでさらに好ましい影響を与える。 さらにフェース部の設計を容易とするために、フェース
部内面の各軸的率半径を全て単一とする、即ちR−RH
= Rn =几とし、且っSv、8H及び8oの比を3
:4:5とした場合、(3)式及び(4)式の△L及び
△Sは共に、 で示され、フェース部の有効対角寸法とフェース部内面
の曲率半径の比が15)式で示すように0.2から0.
4の範囲となるようにすればよく、この内面曲率半径R
と対角寸法(28D)に応じて適宜フェース部外面曲率
半径を選定すればよい。 尚、以上の説明において、フェース部垂直軸方向、水平
軸方向及び対角軸方向を含む内面及び外面の曲率半径は
Rv 、 RH、Ra及びRvo 、 RHO、RDO
と全て単一の曲率半径で表現しているが、本発明は一つ
の曲率半径、例えばRvがフェース部中央がら周端にか
けて曲率半径が徐々に変化する、いわゆる複合曲率半径
の場合も含むことは言うまでもない。このような場合は
例えば複合曲率半径を近似的に級数展開した時の近似平
均曲率半径の値を以って本発明で言う一つの曲率半径と
すればよい。 (実施例1) フェース部内面の垂直軸、水平軸及び対角軸方向を含む
各軸回率半径Rv 、 RH及びRnとフェース部外面
の同じく各軸回率半径Rvo 、 Roo及びRDOを
全て同一の曲率半径とし、フェース部外周枠の垂直軸、
水平軸及び対角軸を含む最大有効長さの1/2の8v 
、 SH及び8Dをそれぞれ下記のように設定した。 Rv = RH= Rn = R= 1275 l11
ILRvo = RHo = RDO=几Q:  1s
oo lll8v == 152.4 mm 8H=  203.2朋 8n  =  254.Otax 上記の場合5v(=152.4) :8u(=203.
2) :5D(=254.0)=3:4:5であり、且
つ前記(1)式及び(2)式で示す△L及び△Sは、 ΔL # 0.080 △S共0.060 となり、前記(3)式及び(4)式の上限範囲内である
。 また防爆特性については、フェース部の外面ROを内面
Rより大とし、フェース部の肉厚分布を周辺根太とし、
真空膨張応力が一般に最も大きくなる垂直軸有効経端近
傍の応力値を従来のものと同等とすることができた。従
って本実施例ではガラスパネルのわずかな重量増で従来
と同等の防爆特性が得られた。 (実施例2) 実施例1と同様フェース部の各個を下記のように選定し
た。 Rv = 1459 m菖 Ru = 1690舅罵 RD = 1790 yntn Rvo = RHO= RDO= Ro = 2000
 vsm8v=  152.45n 88 = 203.2焦扉 8D =  254.0翼罵 上記の場合Sv 、 8o及びsDの比は実施例1と同
様3:4:5であり、且つ前記(1)式及び(2)式で
示す△L及び△Sは、 △L # 0.049 △S挟0.038 となり、前記(3)式及び(4)式の下限近くの範囲内
である。 即ち、この実施例の場合は実施例1よりもフェース部内
外をより平坦化したもので、視座的にもより好ましい印
象を与えるものである。 また防爆特性がらはj:> ;”7 eo−ス部、をよ
り平坦化すると共にフェース部内面の各軸方向を含む曲
率半径Rv 、 Ro及びRDをそれぞれ異ならしめ、
しかもフェース部垂直軸端の肉厚が最も大となるように
されているので有利であり、納果としてフェース部全体
の肉厚を約1朋程度増加させるだけで従来と同等の真空
膨張応力を得ることができた。 〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、フェース部の縦。 横及び斜めの有効寸法を実質的に3:4:5とし、且つ
フェース部曲面がより平坦化された視座的に極めて好ま
しい印象を与えることができ、カラー受像管を含む実質
的に矩形状のフェース部を有する有用な陰極線管を提供
することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図及び第2図は陰極線管のガラスパネルの正面及び
側断面を示す模式図、第3図及び第4図は本発明を適用
したガラスパネルのそれぞれtJ&1図及び第2図に対
応して示す正面及び側断面の模式図である。 (1)・・・ガラスパネル    (21・・・フェー
ス部(3)・・・スカート部 (几V)・・・フェース部内面の垂直軸方向を含む曲率
半径(Ro)・・・ フェース部内面の水平軸方向を含
む曲率半径 (RD)・・・ フェース部内面の対角軸方向を含む曲
率半径 (Sv)・・・ フェース部外周の実質的に垂直軸を含
む最大長さの1/2 (Sn)・・・ フェース部外周の実質的に水平軸を含
む最大長さの1/2 (an)・・・ フェース部外周の実質的に対角軸を含
む最大長さの1/2 代理人 弁理士 則 近 憲 佑

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少くとも内面に蛍光スクリーンを有し実質的(二矩
    形状枠を形成するフェース部の外面と内面がそれぞれ曲
    面状(二形成され且つ前記笑質的i二矩形状枠を形成す
    る矩形状外周の各辺部及び各辺部な連結する谷コーナ一
    部がそれぞれ曲面状(二形成されたガラスパネルを有す
    る陰極線管(−おいて、前記フェース部の内面の垂直軸
    方向、水平軸方向及び対角軸方向を含む曲率なそれぞれ
    Rv 、 RH及びRDとし、且つ前記フェース部の実
    質的4二矩形状枠を形成する外面外周の実質的に垂直軸
    を含む最大有効量さの%、水平軸を含む最大有効長さの
    %及び対角軸を含む最大有効長さの3/!l’ic’そ
    れぞれBv+SH及びSDとする時、 なる関係を有することな特徴とする陰&線管。 2)前記ガラスパネルのRv 、 Rn及びRD、5Y
    −8n及びSnが、 0.03 < ”u ×(So)”−Rn ×(Sn)
    ”2 X Sv X Ru X RD なる関係を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の陰極線管。 3)前記ガラスパネルのSV、SH及びSDが実質的(
    二3:4:5の関係を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の陰極線管。 4)前記フェース部の各軸内面白率がRv =RH8n = Ru = Hの時、0.2≦−≦0.4なる関係を
    有することを特徴とする特許請求の範囲Wla項記載の
    陰極線管。 5)前記フェース部の各軸内面白率の値よりも同じく外
    面曲率の値の方が大きいことを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の陰極線管。 6)前記フェース部の垂直軸方向を含む周端部の肉厚が
    同じく水平軸方向及び対角軸方向を含む周端部の肉厚よ
    りも大きいことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の陰極線管。
JP3743983A 1983-03-09 1983-03-09 陰極線管 Granted JPS59165352A (ja)

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DE8383112854T DE3374489D1 (en) 1983-03-09 1983-12-20 Cathode-ray tube
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072146A (ja) * 1983-09-06 1985-04-24 アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレイシヨン 陰極線管
CN1327474C (zh) * 2000-04-12 2007-07-18 Lg电子株式会社 平面型阴极射线管

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