JPS59164049A

JPS59164049A - 関節部の靭帯固定装置

Info

Publication number: JPS59164049A
Application number: JP58239994A
Authority: JP
Inventors: レイニイ・レオ・ジヨンソン
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-03-02
Filing date: 1983-12-21
Publication date: 1984-09-17
Also published as: JPH0334342B2; DE3407084A1; US4462395A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】整形外科の分野で、関接接合鏡を利用した手術が大幅に
進歩している。従来の切開手術に対し、関接接合鋭を利
用する手術では、ごくわずかのパンクチャ（通常３個）
を用意するだけでよい。このパンクチャを通して、損傷
部位の観察及び手術をする特殊な器具が挿入される。

従来の切開手術及び関接接合鏡を利用する手術では、膝
関接の前面十字靭帯を縫合することは実質的に不可能で
あった。そこで従来は時には鍵の移植又はプラスチック
、カーボン材のファイバを用いる面倒な手術が必要であ
った。

この発明は、関接接合鏡を利用した手術で、前面十字靭
帯の修理ができるようにしたものである。特に十字靭帯
茎を大腿骨に固定するステーゾルを用いた固定装置に関
するものである。

この固定装置は、また膝関接、肩関接で靭帯又は破損被
膜を修理するのにも好適である。例えば、従来の切開手
術で１時間以上を要し、時には輸血の必要な骨脱臼の修
理も、たった３個の・ぞンクチャを使用する関・接接合
鏡を用いたステープルを利用する方法では３０分以内に
行なうことができる。それ故、患者の不快は大幅に低減
きれる。この手術は外来患者にも適用される。

更に、被膜の破損が少ないので、急速に回復する。

この発明は、断面円形のステーグルを利用している。そ
して、このステープルは、長い衝撃駆動鉗子の先端部に
着脱自在に取付けられている。ステープル及びステープ
ルが取付けられる駆動鉗子の端部は、円筒カニー−レ内
に挿通される寸法となっている。このカニユーレは患者
の・ゼンクチャの１つを通シ、ステープルを固定すべき
位置に案内する。駆動鉗子を操作することにより、ステ
ーゾルは患者の固定すべき骨位置に打込まれ、また逆に
取外される。

以下、この発明装部の一実施例を図面により説明する。

第１図は、ステープルを位置決め及び取除く際の案内と
なるカニユーレである。カニー−レ１０は円筒部１２の
１端にローレット加工したノブ１４を有している。ノブ
には円筒部１２と同心の雌ねじ１６が形成されている。

。患者の開口部及び組織を通して、カニユーレを患部に入
れやすくするために、第２図に示す套管針を用いる。套
管針１８は、カニユーレ１２の内径よりわずかに小さい
外径を有し、先端のとがった円柱部２０を備えている。

この套管針は一端にねじ付きボス２２を有し、との？ス
２２の円柱部２０の反対側にノブ２３が取付けられてい
る。

套管針の円柱部２０を、カニユーレの円筒部１２に挿入
し、ノブ２３によってゴス２２をカニユーレの雌ねじ１
６にねじ込んで結合する。

この状態で、円柱部２Ｑの先端部がカニユーレの円筒部
１２よシ突出する寸法となっている。

従って患者に挿入した際、とがった先端が組織の破損を
最小限に押えまたカニユーレの円筒部１２が組織に入る
のが防止される。

カニー−レが適描に位置ぎめされたら、套管針のねじを
もどし、カニー−レから取外す。こうしてステーグルが
固定部に案内されるようになる。第３図に示す如く、駆
動鉗子２４はカニユーレの円筒部１２の内径よシわずか
に小さい外径を有する第１円柱部２６を有している。円
柱部２６は、後述する理由によシ円筒部１２よシ長くな
っている。円柱部２６の先端にはねじ突起２８が設けら
れ、他端にはねじボス３０が設けられている。第１円柱
部２６と同心の第２円柱部３２が、ボス３０の反対側に
設けられている。１対の環状スト、パ３４，３６が円柱
部３２の両端に固定されている。また大きな質量を有す
る可動部材３８が、円柱部３２のストノ・や間に摺動可
能に設けられている。

駆動鉗子のねじ突起２８に取付けられるステープルが第
４図〜第６図に示されている。ステープル４０は、筒状
ベース４２から１対のチー・やレグ４４．４６を突出さ
せて形成されており、レグの外周面はベース４２の外周
面と一致している。レグの両端縁には鋸歯状の歯４８が
設けられている。各歯はステープルの細心に対し約１′
８°傾斜している。レグの端部には端面が軸心に直角な
平らなチップ部５０が形成されており、このチップ部の
内、外面はレグ軸心に対し約５゜傾斜している。チップ
部は上記の形状になっているので、レグが骨に打込まれ
たとき、広がったり、つぶれたシすることがない。また
鋸歯状の歯を設けたことによシ、ステーグルを取外ずと
き問題は々く、骨とステープルとを強固に固定すること
ができる。

レグ４４．４６はベース４２に対し、Ｕ型交差部５２．
５４を形成して突設されている。このような形状になっ
ているので、ステープルによシ組織は骨に固定され、ま
た組織が切断されることがない。

ステープルのベース４２には、駆動鉗子のねじ突起２８
に螺合する雌ねじ５６が形成されて　−いる。

次に本装置の操作について第７図を参照し′て説明する
。前述のように、カニユーレ１０を位置ぎめし、套管針
を取外してから、ステープル４Ｑを駆動鉗子２４のねし
突起２８に固定する。

ステーゾル及び駆動鉗子の円柱部２６をカニユーレの円
筒部１２に挿入する。カニユーレを、ステープルが靭帯
、被膜組織を固定するために、骨に打込まれる位置に正
しく位置ぎめされるまで保持する。その後カニユーレを
駆動鉗子の円柱部２６に沿って引抜き、ボス３０にねじ
止めする。円柱部２６は長いので、カニユーレは患者か
ら取除かれる。重い可動部材３８を円柱部３２に沿って
摺動させ、環状ストッパ３６に衝撃力を繰返し作用させ
る。ヌトッノに３６に加えられた衝撃力は駆動鉗子の円
柱部２６を介してステープル４０に伝達され、ステーゾ
ルは骨に打込まれる。ステープルが完全に打込まれたら
、駆動鉗子を回してステープルから外し、患者から抜き
出す。

ステープルを取外すには、前述と同様にしてカニユーレ
を患者に挿入し、駆動鉗子のねじ突起２８をステーゾル
の雌ねじ５６に螺合する。

その後カニーーレを抜き、ボス３０にねじ止め−す−る
。そして、可動部材３８によりスｌ−ツバ３４に衝撃力
を繰返し作用させて、ステープルを骨から取外す。最後
に、ステーグル及び駆動鉗子を案内するだめにカニユー
レを再び挿入して、ステープル及び１駆動鉗子を患者か
ら取外す。

本装置の各構成部材の材質は耐蝕性のステンレス鋼であ
ることが望ましい。更にこの鋼は、各部の操作、取外し
を容易にするため、磁性を有するものであることが望ま
しい。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明装置の一実施例を示すもので第・１図は
カニユーレの縦断面図、第２図は套管針の側面図、第３
図は駆動鉗子の側面図、第４図はステープルの斜視図、
第５図はステーゾルの側面図６、第６図は第５図の右側
面図、第７図は本装置を組立てた状態の説明図である。１０・・・カニユーレ、１２・・円筒部、１４・・・ノ
ブ、１６・・・雌ねじ、１８・・・套管針、２４・・・
駆動鉗子、２６・・・第１円柱部、２８・・・ねじ突起
、３０・・・ねじデス、３２・・・第２円柱部、３４　
、３６・・・環状ストッパ、３８・・・可動部材、４０
・・・スｆ−プル、４２・・筒状ベース、４４．４６・
・・デーパレグ、４８・・・歯、５０・・・チップ部、
５２．５４・ト・＝Ｕ型交差、５６・・・雌ねじ。

Claims

【特許請求の範囲】１）１端に雌ねじを有する円筒状力ニー−レと、（、）上記カニー−レに挿通される径を有し、該カニー
ーレより長さの長い第１円柱部と、（ｂ）この第１円柱
部に同心で接続される両端にストツー４′ヲ有する第２
円柱部と、（ｃ）この第２円柱部のストッパ間に摺動可
動に設けられた可動部材とからなり、上記第１円柱部に
ストッ・ぐに隣設して上記カニー−レを着脱可能に取付
けるねじ部が設けられている駆動鉗子と、断面円形で上記カニー−レ内に摺動自在に挿通される外
利用ステープルと、このステープルを上記駆動鉗子の第１円柱部の先端部に
着脱自在に取付ける手段と、からなる間接部の靭帯固定
装置。２）カニー−レは１端にノブを備え、このノブ内に該カ
ニーーレと同心の雌ねじが設けられている特許請求の範
囲第１項に記載の間接部の靭帯固定装置。３）駆動鉗子のねじ部は上記カニユーレの雌ねじと係合
するねじボスとなっている的許請求の範囲第２項に記載
の関節部の靭帯固定装置。４）ステーブルは筒状ベースに外周面が該ベースとほぼ
一致する１対のテーパレグを突設して構成され、これら
レグの両端縁には鋸歯状の歯が形成されている特許請求
の範囲第１項に記載の間接部の靭帯固定装置。５）歯は軸心に対し約１８°傾斜し且つレグは先端部に
端面が軸心に直角な平らなチップ部を有し、このチップ
部は内面又は外面の少なくとも１つがレグ軸心に対し約
５°傾斜している特許請求の範囲第４項に記載の間接部
の靭帯固定装置・６）レグが筒状ペースにＵ型交差で突設されている特許
請求の範囲第４項に記載の間接部の靭帯固定装置。７）ステーゾルを駆動鉗子の第１円柱部に着脱自在に取
付ける手段は、第１円柱部の先端に設けられたねじ突起
と、ステープルの筒状ペースに設けられた雌ねじとから
々る特許請求の範囲第４項に記載の間接部の靭帯固定装
置。８）ステーグルのレグは筒状ベースにＵＷ交差で突設さ
れると共にレグの先端部に端面が軸心に直角な平らなチ
ップ部を有し、このチップ部は内面又は外面の少なくと
も１つが軸心に対し約５°傾斜し、且つレグの両端縁に
形成される歯は軸心に対し約１８°傾斜している特許請
求の範囲第７項に記載の間接部の靭帯固定装置。９）カニー−レは１端にノブを備え、このノブ内に該カ
ニ９．−シと同心の雌ねじが設けられている特許請求の
範囲第８項に記載の間接部の靭帯固定装置。１０）駆動鉗子のねじ部は上記カニユーレの雌ねじが係
合するねじボスとなっている特許請求の範囲第９項に記
載の間接部の靭帯固定、装置献。