JPS5916393Y2 - ホイスト等の絶縁フツクブロツク - Google Patents
ホイスト等の絶縁フツクブロツクInfo
- Publication number
- JPS5916393Y2 JPS5916393Y2 JP15093579U JP15093579U JPS5916393Y2 JP S5916393 Y2 JPS5916393 Y2 JP S5916393Y2 JP 15093579 U JP15093579 U JP 15093579U JP 15093579 U JP15093579 U JP 15093579U JP S5916393 Y2 JPS5916393 Y2 JP S5916393Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- insulating member
- hole
- pair
- pulley shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えば電気ホイスト等の絶縁フックブロック
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
電気ホイストの巻上げ、巻下げの駆動源となる巻上用電
動機の絶縁劣化あるいは絶縁破壊等により巻上電動機の
固定子巻線に通電された電流が電動機の枠体→巻胴→ワ
イヤロープを介してフックブロックに流れるとフックブ
ロックのフックを把持して荷役作業をしている作業者の
感電事故が発生する。
動機の絶縁劣化あるいは絶縁破壊等により巻上電動機の
固定子巻線に通電された電流が電動機の枠体→巻胴→ワ
イヤロープを介してフックブロックに流れるとフックブ
ロックのフックを把持して荷役作業をしている作業者の
感電事故が発生する。
ホイスト等の絶縁フックブロックはこのような感電事故
の発生を防止するためのものである。
の発生を防止するためのものである。
従来この種のフックブロックを第1図、第2図に従って
説明する。
説明する。
図において、1は滑車軸、1aはこの滑車軸1の中央部
に形成された大径部、1bはこの大径部1aに軸線と直
角方向に設けられた貫通孔、1c。
に形成された大径部、1bはこの大径部1aに軸線と直
角方向に設けられた貫通孔、1c。
1Cは上記滑車軸1の両端部に刻設された雄ねじ部、1
dは上記滑車軸1の上記大径部1aと上記雄ねじ部1c
、1cとの間に形成された一対の滑車支承部(図は一方
のみを示す)、2はこの一対の滑車支承部1dに軸受3
を介して回転自在に支承された一対の滑車、4は上記貫
通孔1bに中間部4aが間隙を介して嵌合されると共に
上記貫通孔1bより両端部が夫々突出したフック、4b
はこのフック4の一端部に形成された掛持部、4Cは上
記フック4の他端部に形成された雄ねじ部、5は上記貫
通孔1bの内周面に結合された円筒状の第2の絶縁部材
で、図において上端部には上記大径部1aの上端部と当
接する鍔部5aが形成されている。
dは上記滑車軸1の上記大径部1aと上記雄ねじ部1c
、1cとの間に形成された一対の滑車支承部(図は一方
のみを示す)、2はこの一対の滑車支承部1dに軸受3
を介して回転自在に支承された一対の滑車、4は上記貫
通孔1bに中間部4aが間隙を介して嵌合されると共に
上記貫通孔1bより両端部が夫々突出したフック、4b
はこのフック4の一端部に形成された掛持部、4Cは上
記フック4の他端部に形成された雄ねじ部、5は上記貫
通孔1bの内周面に結合された円筒状の第2の絶縁部材
で、図において上端部には上記大径部1aの上端部と当
接する鍔部5aが形成されている。
6は上記フック4の上記一対の滑車2との対向外周面に
結合された筒状の第・1の絶縁部材で、図において上端
部は上記第2の絶縁部材5の下端面と小隙を介して対向
している。
結合された筒状の第・1の絶縁部材で、図において上端
部は上記第2の絶縁部材5の下端面と小隙を介して対向
している。
7は上記フック4に嵌合されたスラスト軸受で、一端面
は上記鍔部5aの端面に当接している。
は上記鍔部5aの端面に当接している。
8は上記フック4の雄ねじ部4Cに螺着結合された溝付
ナツトで、図において下端面は上記スラスト軸受7の他
端面と接合し、上記フック4が上記滑車軸1より離脱す
るのを防止している。
ナツトで、図において下端面は上記スラスト軸受7の他
端面と接合し、上記フック4が上記滑車軸1より離脱す
るのを防止している。
9は上記滑車軸1に結合された割ピン、11は上記滑車
軸1の雄ねじ部1Cに嵌合された一対のカバーで、上記
一対の滑車2の外周面を間隙を介して包囲している。
軸1の雄ねじ部1Cに嵌合された一対のカバーで、上記
一対の滑車2の外周面を間隙を介して包囲している。
12は上記雄ねじ部1Cに螺着結合された一対の溝付ナ
ツトで、上記一対のカバー11を上記滑車軸1に締結し
ている。
ツトで、上記一対のカバー11を上記滑車軸1に締結し
ている。
13は上記雄ねじ部1Cに結合された割ピン、14は上
記フック4の掛持部4bに設けられたワイヤロープの離
脱防止部材、15は上記一対の滑車2に巻回されたワイ
ヤロープで、一端部は例えば電気ホイスト本体の巻胴(
図示せず)に巻回されている。
記フック4の掛持部4bに設けられたワイヤロープの離
脱防止部材、15は上記一対の滑車2に巻回されたワイ
ヤロープで、一端部は例えば電気ホイスト本体の巻胴(
図示せず)に巻回されている。
16は一端部に開口部16aを有する第3の絶縁部材で
、図において上部内端面ば上記フック4の雄ねじ部4C
の端面に当接し、上記開口部16 aの内周面は上記第
2の絶縁部材5の鍔部5aの外周面と小隙を介して対向
している。
、図において上部内端面ば上記フック4の雄ねじ部4C
の端面に当接し、上記開口部16 aの内周面は上記第
2の絶縁部材5の鍔部5aの外周面と小隙を介して対向
している。
16bは上記第3の絶縁部材16の上端部に穿設された
例えば2個の貫通孔で、上記フック4の雄ねじ部4Cに
刻設された2個の雌ねじ(図示せず)と対向している。
例えば2個の貫通孔で、上記フック4の雄ねじ部4Cに
刻設された2個の雌ねじ(図示せず)と対向している。
17は上記2個の貫通孔16bを貫通し上記2個の雌ね
じに螺着結合された非導電材よりなる2個のボルトで、
上記第3の絶縁部材16を上記雄ねじ部4Cに着脱自在
に結合している。
じに螺着結合された非導電材よりなる2個のボルトで、
上記第3の絶縁部材16を上記雄ねじ部4Cに着脱自在
に結合している。
このように構成されたものにおいて、例えば電気ホイス
トの巻上用電動機の絶縁劣化あるいは絶縁破壊等が発生
した場合には、巻上用電動機の固定子巻線に通電された
電流は巻上用電動機の枠体→巻胴→ワイヤロープ→一対
の滑車2→軸受3→滑車軸1を介してフック4に流れよ
うとするが、貫通孔1bに第2の絶縁部材5が結合され
ているためにフック4に流れることが阻止される。
トの巻上用電動機の絶縁劣化あるいは絶縁破壊等が発生
した場合には、巻上用電動機の固定子巻線に通電された
電流は巻上用電動機の枠体→巻胴→ワイヤロープ→一対
の滑車2→軸受3→滑車軸1を介してフック4に流れよ
うとするが、貫通孔1bに第2の絶縁部材5が結合され
ているためにフック4に流れることが阻止される。
また、一対の滑車2のフック4側の端面あるいはカバー
11内にワイヤロープ15及び一対の滑車2の摩耗粉が
結合または堆積した場合には一対の滑車2より摩耗粉を
介して溝付ナツト8及びフック4に流れようとするが、
第1の絶縁部材6がフック4の一対の滑車2との対向部
に結合されており、また第3の絶縁部材16が溝付ナツ
ト8を収容しているために、一対の滑車2より溝付ナツ
ト8及びフック4に電流が流れることが阻止され、上記
と相よってフック4に電流が流れることが阻止され作業
者は安全に荷役作業をすることができる。
11内にワイヤロープ15及び一対の滑車2の摩耗粉が
結合または堆積した場合には一対の滑車2より摩耗粉を
介して溝付ナツト8及びフック4に流れようとするが、
第1の絶縁部材6がフック4の一対の滑車2との対向部
に結合されており、また第3の絶縁部材16が溝付ナツ
ト8を収容しているために、一対の滑車2より溝付ナツ
ト8及びフック4に電流が流れることが阻止され、上記
と相よってフック4に電流が流れることが阻止され作業
者は安全に荷役作業をすることができる。
然し従来のこの種のフックブロックは以上のように構成
され、特に第3の絶縁部材16をフック4の雄ねじ部4
Cに非導電材よりなる2個のポルI〜17で螺着結合す
る構成となっているため第3の絶縁部材16に2個の貫
通孔16 bを穿設すると共にフック4の雄ねじ部4C
にも2個の雌ねじを刻設せねばならず、また非導電材よ
りなる2個のボルトが必要であるため原価高になる欠点
があった。
され、特に第3の絶縁部材16をフック4の雄ねじ部4
Cに非導電材よりなる2個のポルI〜17で螺着結合す
る構成となっているため第3の絶縁部材16に2個の貫
通孔16 bを穿設すると共にフック4の雄ねじ部4C
にも2個の雌ねじを刻設せねばならず、また非導電材よ
りなる2個のボルトが必要であるため原価高になる欠点
があった。
この考案はこのような従来のこの種のフックブロックの
欠点を解消しようとしてなされたもので、以下第3図に
従ってこの考案の一実施例について説明する。
欠点を解消しようとしてなされたもので、以下第3図に
従ってこの考案の一実施例について説明する。
図において、16 Cは第3の絶縁部材16に横貫穿設
された同一軸線上の一対の貫通孔、17はフック4の雄
ねじ部4Cを横貫して溝付ナツト8の移動を防止すると
共に上記一対の貫通孔16 Cを両端部が貫通する非導
電材よりなる係止部材である。
された同一軸線上の一対の貫通孔、17はフック4の雄
ねじ部4Cを横貫して溝付ナツト8の移動を防止すると
共に上記一対の貫通孔16 Cを両端部が貫通する非導
電材よりなる係止部材である。
その他の構成及び絶縁機能は従来装置と同様であるので
説明を省略する。
説明を省略する。
この考案は以上のように構成され、非導電材よりなる係
止部材でナツトの移動を防止すると共に第3の絶縁部材
の離脱を防止し、また第3の絶縁部材の開口部を第2の
絶縁部材の一端外周面と小隙を介して対向させるように
して第3の絶縁部材の横方向の移動を防止するようにし
たので簡単な構造で加工々数が少なく安価でしかも絶縁
機能は従来品と全く変わらないホイスト等の絶縁フック
ブロックを提供することができる。
止部材でナツトの移動を防止すると共に第3の絶縁部材
の離脱を防止し、また第3の絶縁部材の開口部を第2の
絶縁部材の一端外周面と小隙を介して対向させるように
して第3の絶縁部材の横方向の移動を防止するようにし
たので簡単な構造で加工々数が少なく安価でしかも絶縁
機能は従来品と全く変わらないホイスト等の絶縁フック
ブロックを提供することができる。
第1図は従来の絶縁フックブロックの一部断面図、第2
図は第1図の部分拡大図、第3図はこの考案の一実施例
の要部を示す拡大断面図である。 図中、1は滑車軸、1bは貫通孔、2は滑車、4はフッ
ク、4Cは雄ねじ部、5は第2の絶縁部材、6は第1の
絶縁部材、7はスラスト軸受、8は溝付ナツト、16は
第3の絶縁部材、16 aは開口部、16 Cは貫通孔
、17は係止部材である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図は第1図の部分拡大図、第3図はこの考案の一実施例
の要部を示す拡大断面図である。 図中、1は滑車軸、1bは貫通孔、2は滑車、4はフッ
ク、4Cは雄ねじ部、5は第2の絶縁部材、6は第1の
絶縁部材、7はスラスト軸受、8は溝付ナツト、16は
第3の絶縁部材、16 aは開口部、16 Cは貫通孔
、17は係止部材である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 滑車軸に設けられた貫通孔を貫通すると共に上記滑車軸
に回転自在に支承されたフック、このフックの上記貫通
孔貫通部及び上記貫通孔よりの一端突出部に結合された
第1第2の絶縁部材及び上記フックの上記貫通孔よりの
他端突出部と該他端突出部に螺着されたナツトとを包囲
する第3の結縁部材を備え、上記第3の絶縁部材を上記
フックの他端突出部を横貫して上記ナツトの離脱を防止
する非導電係止部材の両端部と係合すると共に、一端開
口部が上記第2の絶縁部材の一端外周面と小隙を介して
対向するようにしたことを特徴とするホイスト等の絶縁
フックブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15093579U JPS5916393Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | ホイスト等の絶縁フツクブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15093579U JPS5916393Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | ホイスト等の絶縁フツクブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668778U JPS5668778U (ja) | 1981-06-08 |
JPS5916393Y2 true JPS5916393Y2 (ja) | 1984-05-14 |
Family
ID=29381931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15093579U Expired JPS5916393Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | ホイスト等の絶縁フツクブロツク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5916393Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15093579U patent/JPS5916393Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668778U (ja) | 1981-06-08 |
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