JPS5916314A - 回転トランス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転トランス用フェライトコアの材質に注目し
たものである。

従来、回転トランス用フェライトコアに使用される材質
はローターコアおよびステーターコア共に同−材質を使
用していた。近年、回転トランスにおいて、ステーター
コアの固定方法が接着方法から、ビス止め方法に変えら
れつつある。このビス止め方法の場合、回転トランス部
品は耐熱衝撃性に難点がある。即ち、回転トランスの主
要部品であるフェライトコアはビス止め芒れているｓ合
回転トランス部品として熱勘撃を受けると、分割やひび
割れや欠は割れを生じるという事故を発生し易い。原因
は主として、アルミニウムより成、る固定シリンダ一部
とステーター用フエライトコアとの熱膨張率の差があり
、ビス止めの場合接着剤の如き緩衝材料のはさみ込みが
無い為、極めて大きな熱応力がフェライトコアにかかり
、その熱応力にフェライトコアが耐えられない為に起こ
るという事が研究の結果判明した。一方、係る使用法と
環境に耐えられるフェライト部品材質を研究した結果、
極めて強度の曖れたフェライト部品材質が開発された。

しかし、上記のフェライト部品材質は強度については改
善されたが、初透磁率が、従来の高性能品に比較して低
い。

以上のように、耐熱衝撃性に優れたフェライト部品材質
は初透磁率が低いという点がある。

本発明は、ビス止めされないローターコアには初透磁率
の大きい材質を使用し、一方ビス止めされるステーター
コアについては強度に浸れた材質を使用することによっ
て、総合的特性を満足し、強度も満足する回転トランス
用フェライトコアを提供するものである。

第１図にローターコアに使用される材質の初透磁率（μ
Ｂとする）とステーターコアに使用される材質の初透磁
率（μＢとする）との相加平均値に対する組み合わせイ
ンダクタンスの値のグラフをμＲ／μ８が１．２．３．
４のそれぞれの場合について示した。

第１図よりも明らかであるが、研究によりμＲ，Ｌ５０
０μ８≧３００）μＲ／μ８≦３０の場合に限っては、
μＢとμＢの相加平均値を用いて設泪すれば、ローター
コアとステーターコアとに同一材質を使用した場合と実
用上向等の効果を得る事が判−明した。

以上のように本発明は回転トランス用フェライトコアに
おいて、フェライトコアの材質をローターコアにステー
ターコアより３０％初透磁率の高い材質を使用すること
によって強度と特性との両面を満足する回転トランスを
提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、組み合わせインダクタンスとμｍ即ち（μＲ
十μｓ）／２との関係を表わしたグラフである。 代理人　梶　原　弘　二曇［有］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれ一方の主平面に所要数のリング状溝が形成され
   、かつ、前記リング状溝の中にコイルが施石れた２枚の
   円板状のフェライトコアを具備し前記フェライトコアを
   、前記各リング状溝モジくは前記各コイルが所要間隙あ
   けて対向するごとく配設された回転トランスに用いられ
   る２枚のフェライトコアの内、回転部に用いられる所謂
   ローターコアと、固定部に用いられる所謂ステーターコ
   アとについて、それぞれのフェライトコアの材質特性の
   −っである初透磁率が、ローターコアについて、ステー
   ターコアよりも３０％以上人きい事を特徴とする回転ト
   ランス。