JPS59162863A - 果実・野菜等の磨き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、果実・野菜等の磨き装置に関するものであ
る。

従来、果実・野菜等たとえばミカンをローラ上に転勤さ
せながら磨く装置としては、馬毛により、螺旋溝を周面
に形成したローラを多数隣設さけて、回動させ、その上
にミカンを転動させながら、磨き或はワックスかけ等を
行う構造があったが、ミカンのローラ上滞溜時間が短い
が転勤効率も悪く、完全な磨き作用が行い難い欠点があ
った。

この発明では、表面多孔質の弾性素材により周面に凹凸
を設（Ｊたローラを形成し、多数の各ローラを搬送方向
に向けて漸次登り勾配に配設すると共に、各ローラを順
次周速を変換せしめるように構成し、ローラ上の滞溜時
間を長くとり磨き作用効果を向上し、かつ転勤効率もよ
く、しかも、被研磨物の搬送も順調に行える果実・野菜
等の磨き装置を提供せんとするものである。

この発明の実施例を図面ともとづき詳細すれば、（１）
、（１）−は機枠であり、左右に一定間隔を保持して構
成し、その間には、ローラ（２）を多数隣接状態に配設
している、 ローラ（２）は、表面多孔質の弾性素材たとえば、スポ
ンジで表面に多孔質が形成されたものを使用しており、
周面には、凹凸形状（ａ　）を形成している。同凹凸形
状（ａ　）は、任意に凹凸を設けたものの仙に、長方形
状、または、長手状六角形状の部材を多数重合させて互
いに、一部ずらして突出凸部が螺旋状になるように形成
した一体成形形状のものを使用している（第３図および
第４図参照）、。

上記したローラ（２）は、同一形状にて多数隣接して、
機枠（１）、（１）−間に回転自在に架設しており各ロ
ーラ（２）の軸（３）に設けたスプロケッ１〜〈４）に
は、チェーン（５）を影響・噛合せしめて、各ローラ〈
２）が搬送方向に向って回転し、かつ、漸次周速が速く
なるように構成している。

なお、周速の漸次加速構造は、スプロケット（４）の大
きさによって調整している。

（６）は、チェーン張りのための転動輪である。

なお、ローラ（２）を多数隣接したローラ群（Ｍ）は、
搬送方向に向って漸次登り勾配の傾斜をつけ、”でおり
、ローラ群（Ｍ）を所要個数接続しており、各ローラ群
（Ｍ）の境とは、段差を形成し段差部分には、傾斜板（
７）を介在せしめている。

また、ローラ群（Ｍ）における各ローラ（２）の周速は
、漸次加速とする噛合の他に、漸次減速とすることも可
能であり、更には、隣接するローラ同志　それぞれ周速
を異とし、漸次加速・減速構成としないこともできる。

（ｎ＞はミカン、（８）はワックス性油ノズルを示す。

この発明の実施例は、上記のように構成されているもの
であり、ローラ群（Ｍ）端部より、ミカン（ｎ＞を多数
載置すれば、ローラ群（、Ｍ）のローラ（２）は、隣接
するローラとの周速の差異により、周面の凹凸形状（ａ
　）が回転毎に異った角度で相対していくことになり、
ミカン周面に種々の角度から当接し、かつ、ローラ群（
Ｍ）の勾配によってミカンの自重により、凹凸形状＜ａ
　）で自転し、後から搬送されるミカンに押されて順次
前方へ転勤していく塾のであり、しかもローラ（２）が
表面多孔質の弾性素材で形成されているもので、ミカン
表面との接触も柔軟に行われ、かつ、表面研磨機能も向
上し、更には、各ローラ群（Ｍ）との境に形成された段
差の傾斜板（７）によって、次工程のローラ群へのミカ
ン搬送は円滑に行われ、後工程のローラ群にワックス掛
けのためにワックス性油をしても、ワックスは、前工程
のローラ群に逆流しないものである。

この発明によれば、表面多孔質の弾性素材よりなるロー
ラの周面に凹凸形状を形成し、しかも、隣接する各ロー
ラの周速を異としているため、隣接する各ローラ周面の
凹凸が回転毎に異った角度状態で相対していくことにな
り、果実・野菜等の転勤を促し、かつ、ローラ上の滞溜
時間も長くとりうると共に、搬送効率もよく、充分な磨
き作用が行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の全体斜視図。 第２図は、要部の側面図。 第３図・第４図は、ローラ斜視図。 （１）、（１）′：機枠 （２）二〇−ラ （ａ）：凹凸形状 （Ｍ）：ローラ群

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ｍ、枠（１）、（１）′間に表面多孔質の弾性素材
   よりなる周面凹凸形状（ａ　）のローラ〈２）を、多数
   隣接し、隣接づ゛る各ローラ（２）の周速を異にすべく
   構成してなる果実・野菜等の磨ぎ装置。