JPS59162519A - 方向性結合装置 - Google Patents

方向性結合装置

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JPS59162519A
JPS59162519A JP59035078A JP3507884A JPS59162519A JP S59162519 A JPS59162519 A JP S59162519A JP 59035078 A JP59035078 A JP 59035078A JP 3507884 A JP3507884 A JP 3507884A JP S59162519 A JPS59162519 A JP S59162519A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
light
core
refractive index
Prior art date
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Application number
JP59035078A
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English (en)
Inventor
Uein Dorufui Deibitsudo
デイビツド・ウエイン・ドルフイ
Jiei Moru Nikorasu
ニコラス・ジエイ・モル
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Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Filing date
Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/264Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting
    • G02B6/266Optical coupling means with optical elements between opposed fibre ends which perform a function other than beam splitting the optical element being an attenuator
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/29Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
    • G02F1/31Digital deflection, i.e. optical switching
    • G02F1/313Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure
    • G02F1/3132Digital deflection, i.e. optical switching in an optical waveguide structure of directional coupler type

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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は方向性結合器を複数個接続しtこ方向性結合装
置に関する。
光ファイバの使用量と用途が増加するにつれて、導電体
μ外の電気デバイスに対応する光学デノ(イスを開発す
ること・がますます重!になって来た。
光ファイバによって伝達される光を減衰したり、結合し
たり、オン・オンするデバイスはすで忙多数存在してい
る。1977年12月発行のアプライド・オプテイクス
誌IPPLIBD  0FTIC8)第16巻第2号3
223ページに掲載されたリチャード・ソv7 (Ri
chard 4.5oref )氏とアーサー・ネルソ
y (,1rthur R,Ne1son )氏による
「クロストークの低い複合光交差点」という表順の付さ
れた記事には、電気光学材料の薄板の表面に電極パター
ンを形成してこの電気光学材料内の光の伝達を制御する
ことが記載されている。各電極の下の小領域内の電気光
学材料の屈折率は電極相互間に印加される数百ボルト程
度の電圧によ・つて非常にわずか(0,001程度)変
えられる。互いに平行な電極の各対を利用して、電気光
学材料内の光通路の壁として働(屈折率の互いに異なる
平行な領域を作る。真っすぐな主チャネルが小さな角度
で副チャネルとX字状またはY字状め接合点を形成する
様に、これらの電極が設けられている。この副チャネル
の入口の上の短かい電極によって、主チャネルから副チ
ャネルに光が送られたり、送らなかったりする制御がな
される。ところが、チャネルの壁の屈折率とチャネル内
の屈折率の差が極めて小さいため、チャネルの開口数は
極めて小さくなってしまう。従って、このようなスイッ
チに開口数がこれより大きい光コアイノ(を接続しよう
とすると、この光ファイバから出る光を電気光学材料の
薄い層に入れる前にこの光をほぼ平行光線にするレンズ
を設けなければならない。偏向角が小さいことによって
、スイッチや結合器の最小の長さは6cTrL程度にな
る。
1979年5月発行のオブテイクス・レターズ誌(OP
TICS  LETTER8)第4巻第5号155ペー
ジに掲載されたリチャード・ソレフ(Richard4
.5oref )  氏による[液晶光コアイノく・ス
イッチJという表題の記事に示されている別の種類の′
 スイッチにおいては、液晶層ば液晶の正常屈折率χ異
常屈折率の間の咳の屈折率を有するガラスによって囲ま
れている。4本の光コアイノ(の各々をレンズを通して
このガラスに接続し、ガラス内に互いに交差する1対の
光路を形成している。液晶の層は、互゛い゛に交差する
光路の間の角度を二等分ている。ガラスの屈折率の咳は
液晶の正常屈折率と異常屈折率の間にある。液晶は、電
圧が印加されないとき両方の偏光面の光について正常屈
折率を示し、両方の光路の全部の光がガラスと液晶の境
界で全白反射されるように作られている。電圧を液晶洗
印加すると、入射平面内の偏光は異常屈折率を示すと共
K、いずれかの光路においてはその光は液晶層を通過す
るので光は一方の光路からも1つ一方の光路に切替えら
れる。
1971年10月12日付けでジャン・アクレフサンダ
ー・ラジュク−r y (Jan AJeksandc
r Rajchman)氏に付与され、1液体状態と気
体状態を有するディジタル光偏向器」といつ表題を付さ
れた米国特許第3,612,653号に示されているデ
ィジタル光偏向器においては、液体と接触し”Cいる透
明な基板は表面に抵抗器を有している。この抵抗器に電
流を流してこの基板に@接する液体に薄い気体領域を形
成するよう罠なっている。気体がないときに′!。
入射光が基板と液体の間の境界を通過するが、気相が存
在すると、入射光はこの境界で反射される。
従ってこの構造は、単極単投電気スイッチに相当スル光
学デバイスとして機能する。
1982年lO月1日に発行されたアプライド:lrブ
fイー=xクスu( APPLIFJ) OPTICS
)  第21巻第19号3461ページに掲載された、
ノ・ルナ( M,Haruna )氏と’:I ヤ? 
( J 、Koyama )氏による[ガラス内の熱光
学偏向とスイッチング]という表題の記事に示されて(
・るさら〈別の種類のスイッチにおいては,誘電体材料
の板の一ヒの薄(・条片が光導板チャネルとなるように
ドープ(dope)されている。この光導波チャネル内
に(ま71%さな空隙が形成され、そして空隙内の誘電
体材料を加熱するtこめに付勢可能な抵抗器をこの空隙
上に自装置している。この抵抗器を付勢すると、空隙内
に温う 度こ牟配が生じ、それに関連して空隙領域内の誘電体材
料の屈折率にもこう配が生ずる。この誘′亀体材料の屈
折率こう配により、光導波チャネル内の光は空隙を横切
って後続のチャネルに達するよう罠導びかれる。従って
この構造&!光スイッチとして動作させることができる
前記のいずれのスイッチにおいても、光を別の光ファイ
バに結合する前に、入力側の光コアイノ(からの入射光
をスイッチングの起こる何らかの別の媒体に結合重る必
要がある。これらのスイッチの大部分においては、光を
別の媒体との間で送受するために光を平行てしたり集束
したりするレンズが必要である。これら余分な部品はど
れもスイッチの大きさ、コスト、挿入損を増大させる。
従って、そのような余分な部品を必要とせず、しかも光
をある光ファイバから別の光ファイ/<Kもつと直接的
に結合するスイッチを得ることは有益である。
本発明の実施例によれば、光減衰器、光結合器および光
スィッチに使用するの罠適当な熱光学構造が提供される
。一般に,光コアイノくけ光を伝搬するコアを含む。光
の粒子性と波動性という二重の性格のため、光ファイバ
のコアに沿った光の伝搬は波動理論と粒子理論によって
分析することができる。波動理論によると,光7アイノ
(は誘電体導波路とみなされる。一方、粒子理論忙よる
と、コアの側壁は光ファイバに沿って伝搬する光を繰り
返し反射することによって光を全反射または部分反射す
るものとみなされる。
一般に、光が2つの媒質の間の境界に入射すると、光の
一部が境界から反射され、残りの光が境界を越えて伝達
されるうしかし、境界での光の入射角がその境界の反射
の臨界角より大きくなると、入射光はすべて反射される
。スネルの法則によると、臨界角は二つの媒質の屈折率
の比の逆正弦に等しい。臨界角は、光が入射する媒質の
屈折率が光を境界に送り出す媒質の屈折率より小さいと
きだけ実数である。従って光ファイバのコアは通常、コ
アよりも小さい屈折率を有する物質で包まれ、これKよ
り光ファイバの側壁での入射角が臨界角より大きい光に
ついては側壁での反射を繰り返しながら光フアイバ中を
伝達されるようにしているう光ファイバから漏れる光量
が制御できるようにするため、コアと被覆物質との屈折
率の比を光フアイバ上の1つあるいは複数のセクション
で制御する減衰器が与えられる。この比の直を小さくす
ると、光フアイバ中で、最初の臨界角より大きな入射角
を有する光線の一部は、新しい臨界角に対してはより小
さな入射角しか有しない様てなるため、この一部の光線
は光ファイバから漏れる。その結果、光フアイバ内を伝
達される光が減衰される。この比が1に近づ(につれて
臨界角は90度に近づ(ので、コアの屈折率がこれを被
覆する物質の屈折率に等しいか小さくなると、光のほと
んど全部が漏れ、完全な減衰がなされる。従ってこの光
減衰器はオンオフ・スイッチとしても動作することがで
きる。
この光減衰器においては、コアとこれを被覆する物質と
の屈折率の比は、被覆物質とコアの屈折率の一方または
両方を変えることによって制御することができる。同様
にして、光結合器におけるこれらのパラメータを変える
ことにより、2本の光ファイバの各セクションを接続す
る媒体やこの光フアイバセクションの屈折率を制御する
ことができる。リチャード・ファインマン(Richa
rd  P。
Feynman )著、1フアインマン物理学講義」(
”The Feynman Lectures on 
Phys+cs”)の第1巻第31章と第2巻32章に
示されているように、物質の屈折率は物質の密度、伝達
されている光の周波数および物質内の電子励起の共振周
波数の関数である。可視光を透過する物質の大部分につ
いては、共振周波数は紫外領域にあるので、可視領域内
においては屈折率は光の周波数にわずかに依存するに過
ぎない。従って、光を光ファイバから漏れるようにする
と、光の全周波数帯域にわたってほぼ同程度減衰する。
従って、光減衰器はこれを通る信号のスペクトル分布に
あまり影響を及ぼさない。
しかし、屈折率は密度に大きく依存する。密度は熱を加
えて熱膨張させること罠よって簡単に変えることができ
る。屈折率に一定の変化を与えるのに必要なエネルギー
の量を減らすために、熱膨張率の大きな物質を使用する
ことは有益である。
通常、液体は固体より熱膨張率がはるかに太きいため、
液体コア光ファイバと液体クラッドの一方または両方を
使用することは有益である。液相か講気相への変化のよ
うな熱力学的変化、異なる格子構造への変化、磁化可能
な物質や液晶に存在するような配向の変化によっても光
ファイバのコアとクラッドの屈折率を大きく変えること
ができる。
少なくとも2本の光ファイバのコアとこれらファイバを
1つまたはそれ以上の領域で接続しこの間で漏れる光を
制御することができる物質と尾よって構成される光結合
器も与えられる。両党ファイバの屈折率が同一であると
、接続する物質の屈折率に対する両光ファイバの屈折率
の比を変えて、両光ファイバの間の漏れの爺を制御する
ことができる。これらの接続部分の各々において、接続
する物質と光ファイバは接続する物質より屈折率が小さ
い物質で覆われる。従って、光ファイバから逃げる光の
大部分はただ単て逃げるかわり尾、別の光ファイバに送
り込まれる。このように、接続する物質は単に光が1本
かそれ以上の光ファイバから逃げるようにすることによ
って減衰を引き起こすかわりK、光フアイバ間での光結
合を行なうっこの光の移動は基本的には双方向性である
が、各方向に伝達される光の割合は同一である必要はな
いっ光ファイバの1本から漏れ出た光は、各光ファイバ
の断面積の比率にほぼ等しい比率で全部の光ファイバに
分配されろう従って、第1の光ファイバから第2の光フ
ァイバに伝達される光の割合ファイバを同一物質で構成
しなくても良い場合は、接続媒体の屈折率に対する光フ
ァイバの屈折率の比を各ファイバごとに変えることがで
きる。従って、光ファイバから漏れる光の割合を光フア
イバ毎に変えることができる。
送り側の光ファイバから受は側の光ファイバに伝達され
る光の割合はまた、各光ファイバの間で光を結合するた
めの光フアイバ間の接続構造としである特別な形態を採
用することによって高めることができる。この特別な形
態の接続構造はファイバ間の結合度を高める能力にとっ
て重要である。
一実施態様においては、送り側光ファイバまたは受は側
光ファイバは右巻きのらせんに巻かれ、他方の光ファイ
バはこの右巻きらせんと位相幾何学的に同軸の左巻きら
せんて巻かれている。こめ2重のらせんはいくつかのセ
クションで接しており、これらのセクションで光フアイ
バ間の光の結合がなされる。ここで光の送り側の光フア
イバ上で光の伝送方向をある1つに固定して考えた場合
、この光ファイバの一端を入力端、または他端を出力端
と考えることができる。光フアイバ間の結合セクション
恍送り側の光ファイバの入力端から順に番号を付けると
、第1の結合セクションは送り側光ファイバの入力端に
最も近く位置すると共に、光の受は側の光ファイバの出
力端に最も近く位置する。同様にして、受は側の光フア
イバ上で見れば送り側光ファイバ上の逆順、すなわち出
力端から数えた番号が付けられたことになる。この位相
幾何学的構造によって、たとえ送り側の入力端に与えら
れた光のほとんど全部が受は側の光ファイバに伝達され
る構成とした場合でも、個々の結合セクションについて
見れば、送り側光ファイバ内の光量は受は側の光フアイ
バ内の光量よりも多い。
この構成全体として、送り側光ファイバから受は側光フ
ァイバに伝達される光の割合は、2重らせん上に十分に
多数の結合セクションを設けることによって、限りなく
lに近づけることができる。
第1図には、光ファイバのコアを被頃する層の屈折率と
コアの屈折率の比の変化を利用する光減衰器が示されて
いる。第1図において、光ファイバはコア11を有し、
このコア11は屈折率がコアより小さいクラッド層12
によって慢われている。コア11からクラッド層12に
向かって境界13を横切ると屈折率が段階的て低下する
ことKよって、臨界角より大きな入射角でこの境界13
に入射する光線はこの境界13で内側に全反射さは れる。その結果、このような光線諷はとんど減衰するこ
となくファイバ内を伝搬するっ 第1図中で左右、一対の点線16によって示されている
コアの領域15内においては、境界13における臨界角
が増加するよう、コア11の屈折率とクランド層12の
屈折率との比の値を領域15外に比べて小さくしている
。新しい臨界角より大きな角度で境界13tC入射する
光線17のような光線はこの境界で繰り返し反射されて
光フアイバ内を伝搬するう古い臨界角と新しい臨界角の
中間の入射角を有する光線18のような光線は領域15
でこの境界を越えてクラット1層12にはいる。この光
線18はクラッド層12と周囲大気の間の境界14で反
射される。光線18は、コア11とクラッド層12の間
の境界をどちら向きにも越えて進むことができるので、
境界14での反射忙よって光フアイバ内で伝搬される。
このような光線は、コアだけでなくクランド内をも進行
することから、クラッド・モード光線と呼はれる。なお
、これに光フアイバ内の光の減衰は、クラッド・モード
光線を光ファイバの外忙出すこと罠よって達成される。
これな実現するためK、クラッド層12よりも大きな屈
折率を有する被覆19を、クラッド番モード光線を光フ
ァイバから出すべきファイバ領域に形成する。被覆19
には充分な厚さと吸収率を持たせ、クラッド−モード光
線が光フアイバ内に反射されて戻らない様にする。゛大
部分のエポキシは被[19として使用するのく適してい
る。
このようなエポキシの一例は、米国マサチューセッツ州
ビルリカのエポキシ・テクノロジー社(epoxy T
echnology、 Inc、、 P、0. Box
 567、B 1Jlerica 、Massacbu
setts +01821 )  より入手でき、1.
54の屈折率を有するEPO−TEK301である。光
減衰器はこれに光を送り込んだり送り出したりする光フ
ァイバとは別個のデバイスとして作るのが望ましい。固
体コア・セクションを利用する光減衰器においては、こ
のセクションは一般的忙はクラッド層や緩衝被ffi 
(buffer coating)を有せず、次に光減
衰器に接続される光ファイバは通常緩衝被Iを有する様
忙構成する。
このようにして光ファイバから漏出する光の割合は、コ
ア11とクラッド層12との屈折率の比の関数である。
光ファイバの光線モデルによれば、この比をIKまで減
らすと、領域15で境界13に入射する光線はどれもこ
の境界15を越えてクラッド層12側へ入ることができ
る。またこの比の値が1よりわずかしか74%さくない
場合でも、境界13に入射した光線はほとんど反射され
ないので、領域15で境界13に入射する光のほとんど
全部が境界を横切る。しかし、光フアイバ内を伝搬され
る光線の多(のもの、特に低次のモードの光線は、光フ
ァイバの軸にほぼ平行であるので、これらの光線は領域
15の内部では境界13に入射しない。領域15の長さ
とクラッド・モード光線取り出し用の被覆19の長さを
増加することによって、減衰量を必愛なだけ太き(する
ことができる。従って、両層折率の比を1かそれ以下に
減らす様に屈折率を制御できるならば、本光減衰器はオ
ンオフ・スイッチとして動作する。
第2図には、光を多数の領域でファイバから逃げるよう
Kすることによって、領域15の実効長を増大させた光
減衰器が示されている。この光減衰器においては、コア
の直径がlOOミクロン程度の光ファイバ21を直径と
長さが夫々1cWL程度の円筒22忙らせん状に巻きつ
けてあろうヒータ230発生する熱により、コアとクラ
ッドとの屈折率の比の直を減らす様にしている。これに
よってコア内の光はクラッド忙漏れ出してクラッド・モ
ードにはいる。円筒22は銅やアルミニウム等の熱伝導
率の高い物質で作られる。これ髄より光ファイバ21か
もの熱の除去を促進する。本構成によって、コア内の光
線力ζ外部へ導き出されるのに充分な程度まで、コアと
クラッドとの屈折率の比の呟が減少することが一層確実
となり、周囲大気内の温度こう配(例えば、すぐ近(の
外部熱源)によって引き起こされる光フアイバ内の温度
こう配も平坦化される。またヒータ23をオン・オンす
るときの減衰変化速度が向上する。
クラッドより屈折率が大きい物質で領域24におけるク
ラッド層を被覆することKより、この領域でクラッド・
モード光線が光ファイバから逃げるようKする。第1図
と第2図の両方に示されているように、これら2つの領
域は一致する必要はない。しかし、両者が一致しない場
合は、クラッド・モード光線が領域15を出るとき、そ
の一部は再びコア・モード光線に戻り得る。この様にし
て再びコア・モードになった光線は領域15の外部でク
ラッド・モード光線取り出し用の被覆によって光ファイ
バから外に出されることはない。従って、そJ)分だけ
減衰量が低下する。
クラッド拳モード光線の一部が領域15を出るとぎコア
・モードに戻ることができるということを説明するため
、クラッド層12の屈折率は点線16で示される境界の
前後で変軸るがコアの屈折率の方は変わらない例を考え
てみよう。光線18の様に、領域15の内外での臨界角
の間の値の入射角を有する光線の場合、この光線がコア
内部を通過している間に境界を越えて領域15を出ると
、境界13に次に入射するときの入射角はその入射点で
の臨界角より大きくなる。従って、この光線は入射点で
全反射され、クラッドには入らない。
この様な光線を光ファイバから取り出すことができない
事態が生ずるのを避けようとするならば、点線16で示
される境界の内側のファイバ部分に被覆19を形成する
のが望ましい。しかし、クランド・モード光線のうち、
光線が領域15を出るときクラッド層12内を通過して
いるものは領域15外でコアIIK戻るとき屈折される
。それは、コアがやはりクラッドより大きな屈折率を有
するからである。この屈折により、境界13への本光ど
まる。従ってたとえ被覆19が領域15の内側には設け
られていな(とも、この種のクランド・モード光線はク
ラッドから外へ取I)出すことができる。
コアとそれを被覆する層に利用できる材料の選択にあた
って制限となる条件と・しては、光減衰器かその全動作
温度範囲にわたって大きな劣化を生じないという点と、
両層折率・ノ)比の値が、この温度範囲に対して、値1
をまたぐある範囲疋わなって変動するという点のみであ
る。有用な開口数を得るため、この範囲の上限は1m 
1の少なくとも数パーセント上であるべきである。比の
随の変動範囲に対するこの要請は、実際には、室温では
この2つの材料は互いに数パーセユ・トμ内の差がある
・屈折率を有することを求めている。一定量の減衰に必
要な熱量を減らすためには、この2つの材料の屈折率の
差が一定量の熱に対して大きく変わることが有益である
。従って、一定量の熱で大きな温度変化が生ずるよう、
加熱される材料の比熱が小さいことが有益である。また
、加熱される材料の少な(とも一方については、温度変
化にともなって屈折率が大きく変わることが有益である
。加えられる熱に対するこの材料の応答時間を改善する
ため、比較的大ぎな熱伝導率の材料を使用することが有
益である。なお、熱交換は、加熱だけでなく冷却によっ
ても行なうことができる。ヒータは簡単な構造を取るこ
とができるので、通常は冷却器よりもヒータを利用する
ことが麦ましい。しかし、ある種のデバイスにとっては
冷却器を利用することが有用であろう。一般的には、電
力が供給されないとき、光減衰器は非減衰状態にあり、
光結合器は非結合状態にあることが有益である。
しかし、光ファイバの屈折率が温度にさほど左右されず
、しかもコアをff15物質の屈折率が温度ト昇と共に
減少する減衰器にあっては、電力が与えられていないと
き非減衰状態になるのは、このクラッド材料が室温でコ
アより屈折率が低い場合のみである。従って、漏れの量
を制御するため罠は、この材料を冷却してその屈折率を
増大する必要がある。この種のデバイスでは、冷却器を
使用することが有益であるっ熱電冷却器はそのようなデ
バイスに商業的に使、用するのに十分なほど小さくて安
価である。
ここにおいて、コアまたはクランドとして液体を用いる
ことは特に有用である。それは、液体は固体よりも温度
に対する屈折率の変動が大きいためである。コアに液体
を用いる場合は、溶融石英た形態をとる。石英は0工視
光に対する邂明度が高い等のあらゆる点で中空管用材料
として有用である。一般に、可視光忙対して透明度が高
いことば光ファイバにとって好ましいことである。中空
管中に充填するコア用液体としでは、たとえば四塩化エ
チレンやキンレンを用いることができる。それは、これ
らの液体は石英よりわずかに屈折率が犬キ<、′利用さ
れる全温度範囲にわたってさほど劣化せず、石英管を腐
食せず、更に適度な温度上昇により屈折率が石英より小
さくなるからである。
ある実施例においては、流体コアの成分比はアセトン1
部とキシレン7部の割合であろうこのように調合1−る
ことによって室温でのこの溶液の屈折率は1.49とな
る。従って石英管(屈折率1.46)中にこの液体コア
を充填することにより開口数は0.3となる。この開口
数は光減衰器忙接続した光ファイバの開口数に適合する
ように選択した。
蒸発など忙よって石英管から液体が失われるのを防ぐと
共に、本デバイスを周囲温度の変化に鈍感知するため、
石英管の両端を封止する。液体を閉じた容器に密閉して
いるため、液体の一部の屈折率を減少するようその一部
を加熱すると、この部分の液体はわずかに膨張し、管内
の残りの液体をわずかに圧縮する。これによって内部圧
力が発生するので、中空管はこれに耐えることができな
ければならない。石英は比較的破壊強度が大きいので中
空管に特に好ましい。
石英は液体コアよりはるか罠熱膨張率が小さいため、加
熱された領域ではコアの屈折率と石英の屈折率の比は減
少する。100℃程度まで温度をヒげた場合、この比は
1μ下になるので、コア内の光のほとんど全部かクラッ
ド中に逃げる。第2図に示した光減衰器にこの液体コア
入り石英官ファイバを用いた場什、ファイバ21を15
回巻き、ヒータ23の長さを1朋程度にすれは、60d
Bの減衰度が得られる。
第3A図と第3B図には、光ファイバによって伝達され
る光の減衰酸を制御できるよう、固体光ファイバの一部
を液体で包み込んでいる減衰器が示されている。この光
ファイバはコア31とクラハ34,35の間にはさんで
いる。ウェーハ34 、35の各々には光ファイバの一
部を保持するためのV字形の溝33が形成されている。
シリコンはエツチングによって簡単にV字形の溝33を
形成できるために、これらウェーノ・34.35にとっ
て好都合な材料である。外部ヒータも使用することがで
きようが、ウェー・・34または35に形成[−た薄膜
抵抗ヒータを使用することが好都合である。従って第3
N図に示している光減衰器では、1対の導線36.37
をウェー7134上のフィルムに接続してこのデバイス
を加熱するための電流を制御するようにしている。
第3B図に示されているように、ウェーノ・34と35
の間の空間で光ファイバがない領域38(V字形溝33
内の領域を含む)Kは、室温でコア31より屈折率が大
きい液体が満たされている。
液体コアの場合と同様に、この液体は比較的大きな熱膨
張率橙、一定の密度変化に対する大きな屈折率変化、大
きな熱伝導率および小さな比熱を有するのが望ましい。
また、妥当な温度範囲内でこの液体の屈折率がコア31
の屈折率をまたいで変化できる様にするため、この液体
の屈折率はコア31の屈折率に充分に近い随を持たなけ
ればならない。この液体はこの温度範囲内で分解しては
ならないし、また接触する他の部品を腐食してはならな
い。鉱油はこの液体として適当であることが確認された
。鉱油の屈折率は室温においてはコア31に使用する溶
融シリカ(fused 5ilica )の屈折率1.
46より約0.002大きい。
本光減衰器の1つの構成例においては、ウェーハ34,
35の長さLは約5NIK、幅Wは約1.5友罵^曾豐
、また高さHは約0.15闘である。またこの構成例で
はコア31の直径は約0.125mg、溝33は幅W′
が約0.111111、深さDが約35111Kに作ら
れている。ウェーノ・35はブロック310と熱的に接
触している。このブロック310は銅やアルミニウムの
ように非常に伝導性の高い物質より成り、ヒート・77
りとして働(。ブロック310とウェーノー35の間に
は0.025朋の厚さのマイラの薄板39が置かれる。
このマイラの薄板39てよりウェーI\35とブロック
310の間の熱伝導が定まる。導線36゜37に接続さ
れた電源は1.8ワツトの電力を制御可能罠供給して光
減衰器を加熱する。電力レベルとマイラーの薄板39の
厚さを以上の様に定めた場合、加熱速度はほぼ光減衰器
の冷却速度に等しい。また、光減衰器の定常状態の温度
はヒータのオン時、オフ時の夫々知対して135℃及び
室温となるうこの光減衰器のスイッチング速度(すなわ
ち、最低温度の10%−ヒと最大温度の90%の間で加
熱または冷却するのに要する時間)は約11.1秒であ
る。抵抗ヒータをウェーハ34上のかわりにウェーハ3
5上に配置することによって温度の均一度が多少向上す
る。それは、これ((よってヒート・ンンクへの唯一の
熱通路がヒータ自体を通るからである。ウェーハ34は
周囲大気と熱的に接触している。光減衰器に電力を辱え
た時には、領域38内の液体の屈折率はコアの屈折率よ
り約1%低(なり、無視できる程度程の減衰しか生じな
い。他の構成例では、薄膜抵抗ヒータはV字形の溝33
の表面上に配置され、領域38内の物質と直接接触して
いる。この直接的な接触構造をとることによってスイッ
チングは速くなり、必要な電力は減少する。
第4図には、一対の光ファイバを光学的に結合するのに
適している光結合器が示されている。一対のウェーハ4
5.46の各々には一対のV字形の溝42.44が形成
されている。第1の光ファイバのコア41と第2の光フ
ァイバのコア43はこれらのウェーハ45,46の間の
前記溝42.44にはさまれている。コア41とコア4
3を接続する領域47には液体が入っている。この液体
の屈折率は結合器の動作温度範囲内でコア41と42の
屈折率より犬ぎい1直から小さい値まで変化する。加熱
したときこの液体が膨張できるよう、領域47は毛細管
路忙よって周囲大気に接続されているうこの毛細管路を
可撓性の膜を用いて封止することKより、液体を周囲大
気からさらに確実に隔離しても良い。あるいは固定の封
止部を設けるかわりに、ガス溜めを設け、領域47内の
液体が膨張するどきこのガスが圧縮されるような構成に
しても良い。いずれにしても、      、   コ
ア41の屈折率はコア43の屈折率に等しくなるように
選択する。第3N図、第3B図に示す光減衰器と同じよ
うK、ウエーノ\46とブロック4100間の薄い絶縁
層49がこれら2つの領域の間の熱伝導を制御する。
ウェーハ45と46の間の空間でコア41やコア43が
ない領域48は、領域47中の液体より屈折率が小さい
物質で満たされている。領域470表面はいずれかの光
ファイバと接触している部分を除いて、領域48中の物
質忙より覆われている。それ忙よって領域47と48の
間の境界にゼロでない臨界角を生じ、領域47に漏れた
光の大力〈 部分呑コア41.43または領域47の内部にとどまる
よってしている。このようKして、光結合器の長さの範
囲内で、コア41.43および領域47は共働して反射
空胴(reflective cavity )として
機能し、コア41.43を介して本反射空胴にはいった
光をその内にとじこめておく。光結合器の長さを極めて
長(していった極限では、コア41を通って光結合器を
出る光の量は、コア41と反射空胴との断面積の比の瞳
に比例する。同様のことがコア43についても言える。
また、光結合器内で失われる光の割合は、少な(とも領
域47と反射空胴との断面積の比の値と等しい。この損
失をできるだけ少なくするため、領域47の長さL′は
可能な限り小さくすべきである。しかし、この長さが小
さすぎると、非結合状態時においても光は量子論的効果
により両光ファイバ間を通り抜けてしまう。このトンネ
ル効果はエバネンセント波結合(evanescent
 wave coupling )といい、2ミクロン
の距離で光ファイバ間知約1%の結合を生ずる。従って
長さL′は光フアイバ間の分離度忙対する安来によって
決定される。しかし一般的には3ないし6ミクロン程度
の長さで適切な分離と低損失が得られる。長さL′を3
ミクロンにした例では、損失は2ないし3%程度となる
。この光結合器の構造は、一対の光フアイバ間の結合に
は限定されるものではなく、共通領域により接続された
任意本数の光フアイバ間の結合に一般化できるうここで
共通領域用物質は使用される光ファイバの屈折率、との
大小関係を反転させることができるものを用いる。この
ような構造では、ある光ファイバから他の任意の2本の
光ファイバ忙伝達される光量の比はこれら2つの受は側
の光ファイバの断面積の比の値忙はぼ比例する。
第4図に示されている形式の光結合器における光フアイ
バ間の光の分配率は、各党ファイバの断面積の比になる
。この性質を用7いて、特に簡単な光結合器を作ること
ができる。例えば、コア4′3の直径がコア41の直径
の2倍であると、光結合器にはいったコア41内の光の
最大80%までがコア43に伝達される。このような光
結合器は、光を光ファイバから取り出したり、また注入
したりするのに使用することができる。
第4図の光結合器は基本的には方向性結合器である。す
なわち、光ファイバ41の近い方の端から光を注入した
場合、非結合状態では光はすべて光ファイバ41の遠い
方の端に出る。結合状態では、光の一部が光ファイバ4
1の遠い方の端から出ると共に一部が光ファイバ43の
遠い方の端から出るが、基本的には光ファイバ43の近
い方の端からは光は出ない。従って、光ファイバ41の
近い方の端を入力ポートとして利用すると、光ファイバ
41の遠い方の端はこの人力ボートに対しての直接出力
ポートとして働き、光ファイバ43の遠い方υ)端は入
力ボート尾対する結合出力ボートとして働く。従って、
結合出力ポートは光ファイバの入力ポート忙はいった光
を取り出すの忙使用することはできるが、光フアイバ4
1側の出力ボートにはいった光を取り出すことはできな
いっ従ってこの光結合器は、マイクロ波工学の方向性導
波管に相当する光デバイスである。
なお、同一の直径の多重モード光フアイバ用有する2本
の光フアイバ用の光結合器の場合、結合係数(すなわち
、光結合器の一方の光ファイバにはいって他方の光ファ
イバに伝達される光の割合)は高々2分の1である。個
々の光結合器での結合係数Cが2分の1よりかなり・小
さくとも、ファイバ上の多数箇所で次々に結合すること
によって、結合器の実効長を長くし、もって全体として
の結合係数をI/2Vc近付けることができる。
第58図には、方向性結合器一般において、複数個の方
向性結合器を用いて全体としての結合係数を任意に1に
近付けることができる接続構造を有する方向性結合装置
を示す。第5B図中の個々の方向性結合器として、たと
えば第4図に示した方向性を有する光結合器を用いるこ
とができる。
この方向性結合装置では光ファイバ等の一対の伝送経路
51.52か、たとえば第4図に示すような、N個の結
合器によって結合されている。ここにおいて、各伝送経
路51.52は第1の端から第2の端まで順番に配置さ
れたN個のセクション1、・・・・・・、Nを有し、ま
た第1の伝送経路51のに番目のセクションは第2の伝
送経路52のに番目のセクションに結合されている。各
伝送経路51.52上におけるこれらのセクションには
昇順に番号が付されている。
これら2本の伝送経路51.52間の結合の主要な特徴
として、これらN個のセクションの各々で各伝送経路5
1.52が互いに逆平行(anti −par’all
el )となるように配向されている。この構造をとる
ことによる効果は以下の説明から理解することができる
。光等の信号を伝送経路51にその第1の端54から注
入すると、セクション1では信号は矢印で示されている
方向に向かって伝送経路51内を伝送される。この信号
をセクション1で伝送経路52に結合すると、この信号
は七の点で矢印で示されるように同一の空間的な方向を
有する。ここにおいて、伝送経路51内の信号の方向は
この伝送経路自体の方向に平行であるが、セクション1
で伝送経路52側に結合される信号は伝送経路52の方
向と逆平行である。この関係は結合セクションの各々で
当てはまる。この構成により、伝送経路52の第1の端
56への大刀信号を考えた場合、この第1の端56が大
刀端として働き、伝送経路51の第1の端がその出方端
として働く。
本結合装置においては、結合係数が増加するという効果
が得られる。
各方向性結合器の結合係数Cが0.5μ下でも、第5B
図に示した結合装置においては、伝送経路51.52間
の総合結合係数CTを最大lまで一ヒげることができる
。総合結合係数CTを算出するために2つの差分方程式
を以下で提示する。伝送経路51を通ってに番目の方向
性結合器(すなわち、各伝送経路のセクションKを結合
する方向性結合器)にはいる信号エネルギをIK とし
、また伝送経路52を通ってに番目の方向性結合器には
いる信号エネルギをI′にとする。すると伝送経路51
から伝送経路52に伝達される正味のエネルギDL+は
伝送経路51により方向性結合器に供給されるエネルギ
から、伝送経路52により方向性結合器に与えられるエ
ネルギを差引いた残りのエネルギの0倍である。すなわ
ち、 DIx=Cx (Ig  IK’ ) である。従って、差分方程式は ■・・・−I・−DI・         (1)I’
x−+  = I’K  + D IK       
         f21と表わされる。総合結合係数
0丁を求めるため、端54には信号のエネルギがはいら
ず(すなわち、I、=0)、エネルギI ’inが端5
7にはいる(すなわち、Is’ = Iin )と仮定
する。エネルギf/、を■で表わ′すと、第1の方向性
結合器へ与えられる両エネルギの差はtであるので、’
[)11 =−Cx Iが成立する。K−1の場合の式
mからl2=exIが得られる。式(2)でに二2とし
てIイ=(14−c)xIがイ拝られる。工4iレギI
2+’2  の1直より第2の方向性結合器にはいる両
エネルギの差も■であるので、この方向性結合器中にお
いて両伝送経路間で伝達されるエネルギは再びCXIと
なる。これはKのすべて1/)1直について当てはまる
ので、IK:(K  1 )xcxi  オJ:U陥=
(1+(K−tlxc)xI が成立する。従って、 ll1r1=Iu =(1’+(N−1:)xC)XI
■′類=■谷1−C)xI Iin ” It = 0 foul”’ IN+I = N X CX 1となる
。従って、伝送経路52から伝送経路51に結合される
エネルギの割合である総合係数C1上cT二Iout/
 I’i。=NxC/(1+CN−1:) xC)と表
わされる。この値は、方向性結合器の数Nを増加するこ
とによりいくらでも直lに近づけることができる。従っ
て本構成により、一方の状態では入力ポートに入力され
たエネルギのほとんどすべてをこの入力ポートについて
の直接出力ポートからそのまま出力し、他方の状態では
その入力されたエネルギのほとんど全部を入力ポートに
ついての結合出力ポートから出力するバイパス形スイッ
チを辱えることができる。
第5A図と第6図には第5B図に示した方向性結合装置
と同様の構造を有する2つの光方向性結合装置が示され
ている。第6図においては、一方のファイバは右巻きの
らせんとして形成され、他方のファイバは同じ軸及び寸
法を有する左巻きのらせんとして形成される。これらの
らせんの交点の一部または全部に、第4図に示すような
光用の結合器が設けられて両ファイバを互いに結合して
いる。また第5A図においては、各光ファイバ51′、
52′ はジグザグ形に形成され、ウェーハ53により
はさまれている。これら2本の光ファイバst’、s2
  は第4図に示すような光結合器によってジグザグ・
パターンの各画がりの間の光ファイバのセグメントの一
部または全部で互いに結合されている。これら2つのジ
グザグ・ノくターンはジグザグの半分の繰り返しだけオ
フセットされて(・るので、各光結合器中に?けるこれ
ら光コアイノくの方向(第5B図の構造に関してすでに
定義した)は互いに逆平行となっている。この構造は、
これら光ファイバが厳密に逆平行ではなく、互にほぼ1
80度離れた方向を向いている場合でも先に差分方程式
fil、(2)に基いて説明した様に働く。ただし、逆
平行からのずれがあった場合には、このずれによって各
光結合器で光がある程度減衰する。この減衰は本接続構
造自体の性質によるのではなく、結合器の性質によるも
のである。従って、第4図に示す様な光結合器な多数用
いて総合結合係数0丁の値を太き(するには、これら光
コアイノ(を各結合点でほぼ逆平行にするだけでよ(・
第1図ないし第4図で開示しだ光減衰器と光結合器は、
コアの屈折率とクラッド層の屈折率との比を熱膨張によ
って変えるために熱を利用している。その他の機構もま
たこの比を変えるために使用するに適している。熱力学
的状態遷移により物質の屈折率の段階的変化を引き起こ
すことができる場合がしばしばある。液体から気体への
状態の変化によって特に屈折率が大きく変化するが、他
の状態遷移も利用することができる。例えば、ネマチッ
ク相(nematic phase )から等方性相(
isotropic phase )への液晶相遷移に
よって有用な屈折率の変化が生する。イー・エム・ケミ
カル力 ズ社(BM  Chemicab )から市販されてい
る液晶材料N P −1599の場合、60℃以下での
そのネマチック相は1.562の正常屈折率noと1.
482の屡常屈折率neを程し、60℃以下でのその等
方性相は1.509の屈折率nを程する。この材料は、
適当な屈折率の機会カラス光ファイバに使用したり、屈
折率を1.482μ上に上げるために適当にドープした
石英光ファイバとともに使用したりすることができる。
あるいは、屈折率が1.46である単純な溶融0石来光
ファイバに用いることができるよう、この材料を多数変
えることもできる。
ネマチック−等方性相遷移に要するエネルギは僅かに0
,5力ロリー/立方センチメートルであもこれは第4図
に示した光結合器について前述した115”(!の温度
範囲にわたって鉱油を加熱するのに必要な115力ロリ
ー/立方センナメートルのほぼ0.4%にしか過ぎない
。この結果として、この液晶物質を領域47に結合材料
として利用し、結合器を60℃近くに保つと、スイッチ
ングのために印加する電力が同一の場合、この液晶を用
いた場合のターンオン時間は鉱油を使用したときのゎず
7!l)0.4%しか要しない。ターンオフ時間は一般
にネマチック相が等方性相から変化するのに必要な速度
によって決定される。この時間は通常の流体の冷却時間
に比較しても短かい。しかしこのようなスイッチ速度は
、絶縁と定常的な電力供給とにより液晶を約60℃に保
ってはじめて実現される。
他に使用可能な相遷移としては、たとえば固相一液相遷
移や磁化可能な物質のキューリ一温度の上下間における
遷移がある。
すでに説明した光結合器では、各光ファイバ・セグメン
トは同一の屈折率を有すると仮定した。
実際にはこの条件は必ずしも必要なもの゛ではな1異な
る屈折率を有する光ファイバ・セグメントを利用するこ
とによって結合を単方向化することができろうこれを説
明するために、屈折率nlの第1のファイハト屈折率n
2(n2<n+ )の第2のファイバが屈折率n3  
の結合媒体によって結合されている場合を考えてみる。
n3をn2より小さい初期直からnlとn2の間の最小
値に変化させると、第2の光フアイバ内の光の全部を結
合媒体に伝達することができるが、第1の光ファイバは
なおゼロでない臨界角を臀するので、その低次モードは
なお第1の光ファイバに捕えられたままである。
従って、結合媒体中に漏出することができる高次モード
だけが第1の光ファイバから第2の光ファイバに伝達さ
れる。
前記の光減衰器と光結合器はまた空間的に一定の屈折率
を有する光ファイバ・セグメントを使用していた。しか
し、グレーデッド・インデクス(graded 1nd
ex )  形コアを有する光ファイバ・セグメントを
用いた光減衰器や光結合器には幾つかの利点がある。そ
れは、光減衰器や光結合器が取付けられる光ファイバの
大部分のものはグレーデッド・インデクス形光ファイバ
だからである。
グレーデッド・インデクス形モはない光ファイバ・セグ
メントを用いた前述のような光減衰器または光結合器の
出力をグレーデッド・インデクス形光ファイバに結合す
ると、この境界で損失が生ずる。この損失の一部分は、
この境界での屈折率の階段状変化により、この境界で反
射が起こることな起因するものである。この損失の大部
分はクレーデッド・インデクス形光ファイバの表面から
光が逃げるこ午による。シレーデッド・イ/デクス形光
ファイバにお(1ては、光線は光ファイバのコアに閉じ
込められており、コアの軸から表面に向かって傾斜状に
変化する屈折率賃より、コアの表面近(では光線は光フ
ァイバの軸にほぼ平行となる。これとは対照的に、グレ
ーデッド・インデクス形ではない光ファイバでは、閉じ
込められた光線はコアの表面に対してほぼOから臨界角
までの全角度でユ今−鵡表4酔枠ヅ、射する。従って、
一定屈折率光ファイバからグレーデート・インデクス形
光ファイバに伝達される光の多くは光ファイバの軸に対
して十分な角度を有するので、この光はグレーデッド・
インデクス形光ファイバの表面から′漏出する。これは
、一定屈折率光ファイバのコアの一面近くで一足屈折率
光ファイバからグレーデッド・インデクス形光ファイバ
へ入る光に対して特に当てはまる。そのような損失を避
けるためには、減衰器f結合器にグレーデッド・インデ
クス形光ファイバ・セグメン)&使用することが有益で
ある。
に光ファイバの軸に対して0でない角度で入射させる必
翳がある。これは、グレーデッド・インデクス杉光ファ
イバにおいて、光を制御可能に光ファイバから取り出す
べき位置のセグメントの直径をテーパ状に小さくしてい
(ことによって実現することができる。直径を半分に減
らすと、コア内の光の大部分が充分な角度でコアの表面
に入射する。りラッド層がある典型的なグレーデツドー
インデクス形光ファイバの場合、このコアから漏出した
光線はクラッド・モード光線となり、前述のよ5にして
ファイバ・セグメントから取り出すことができる。この
場合、第1図のクランド層12と第4図の領域47中の
結合媒体用物質は小直径のファイバ・セグメントに接触
しなければならない。小直径のファイバ・セグメントの
終端ではまた直径がじょうご状に太き(なっていく。よ
って、この部分において、クラッド・′モード光線の大
部分がコア・モード光線に戻される。従って、この様な
光減衰器や結合器の非減衰モードや非結合モードでは、
グレーデッド・インデクス形ではないファイバ・セグメ
ントを用いた前述の光結合器や光減衰器に比較して損失
量が低下する。
大部分のグレープント・インデクス形光ファイバは、グ
レーデッド・インデクス形コアを覆うクラッド層を有し
ている。通常、このクラッド層の屈折率はコアの表面部
分の屈折率に等しくしておく。このようなりラッド層が
あるからといって、光減衰器や光結合器に関する前述し
た説明は変更されるものではない。光ファイバという用
語はクラッド層を有するファイバ・コアとクラッド層を
有シナいファイバ・コアのいずれをも意味する。
【図面の簡単な説明】
第1図は光減衰器の構造及び動作原理を説明する図、第
2図、第3A図及び第3B図は光減衰置方向性結合器の
接続形態を説明する図、第5N図6回寺は本発明にかか
る光方向性結合装置の他σ構成を示す図である・   
!53 51.52:伝送経路、 伝母:ウエーノλ54.56
 :第1の端、 55,57 :第2の端51’、52
’:光ファイバっ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1及び第2の入力端と第1及び第2の出力端とを有す
    る方向性結合器をN個接続してなる方向性結合装置にお
    いて、 n番目(1くn<N)の前記方向性結合器の第1の出力
    端及び第2の入力端は夫々(n+1)番目の前記方向性
    結合器の第1の入力端及び第2の出力端に接続されたこ
    とを特徴とする方向性結合装置。
JP59035078A 1983-02-24 1984-02-24 方向性結合装置 Pending JPS59162519A (ja)

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JPH02903A (ja) * 1987-12-16 1990-01-05 General Motors Corp (Gm) 平面状ポリマーによる光ガイド法および装置
JPH03220507A (ja) * 1990-01-26 1991-09-27 Seiko Giken:Kk 多分割光分岐合流器

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DE102011087854B4 (de) * 2011-12-07 2022-07-21 Jenoptik Optical Systems Gmbh Lichtleiter mit einer Lichtleitfaser und einem Modenstripper

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