JPS59162137A - 光導電性硫化カドミウムの製造方法 - Google Patents
光導電性硫化カドミウムの製造方法Info
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- JPS59162137A JPS59162137A JP3707483A JP3707483A JPS59162137A JP S59162137 A JPS59162137 A JP S59162137A JP 3707483 A JP3707483 A JP 3707483A JP 3707483 A JP3707483 A JP 3707483A JP S59162137 A JPS59162137 A JP S59162137A
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- cadmium sulfide
- cadmium
- sulfide
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子写真用の硫化カドミウムの製造方法に関
するもので、特に非常に結晶性が高くかつ、均一な単一
粒子を製造するための硫化カドミウムの製造方法に関す
るものである。
するもので、特に非常に結晶性が高くかつ、均一な単一
粒子を製造するための硫化カドミウムの製造方法に関す
るものである。
電子写真感光材料を代表的として用いられる光導電性硫
化カドミウム(CdS )の製造の最も一般的な方法は
、硫酸カドミウム、塩化カドミウム、などのカドミウム
の水溶性塩に硫化水素を作用させて硫化カドミウム粒子
の沈澱を得、次いでこの硫化カドミウム粒子に活性剤を
ドーピングするために高温焼成して得るものである◇即
ち、光導電性硫化カドミウムは、硫化カドミウム粒子に
活性剤とし”’CCuC42,CuSO4等また、融剤
とし−CCdC12゜Z n C12等のハロダン化物
を混入して焼成を行なうことによ如、Cu 、 C2等
を硫化カドミウム中にドープさせ製造するのが一般であ
る。
化カドミウム(CdS )の製造の最も一般的な方法は
、硫酸カドミウム、塩化カドミウム、などのカドミウム
の水溶性塩に硫化水素を作用させて硫化カドミウム粒子
の沈澱を得、次いでこの硫化カドミウム粒子に活性剤を
ドーピングするために高温焼成して得るものである◇即
ち、光導電性硫化カドミウムは、硫化カドミウム粒子に
活性剤とし”’CCuC42,CuSO4等また、融剤
とし−CCdC12゜Z n C12等のハロダン化物
を混入して焼成を行なうことによ如、Cu 、 C2等
を硫化カドミウム中にドープさせ製造するのが一般であ
る。
しかしながら、このような従来の方法においては、焼成
工程を経て生成されたCdSは、沈澱生成時にCdSの
表面付近に非常に多くの欠陥を有している。
工程を経て生成されたCdSは、沈澱生成時にCdSの
表面付近に非常に多くの欠陥を有している。
この表面欠陥は、光キャリアーのトラップ準位となるた
め、CdSの光メモリーを増大し、即ち、光応答速度を
遅くシ、この様なCdSを用いて作成される感光体を高
速の複写機に適用すると明部と暗部の静電コントラスト
が不十分となる。
め、CdSの光メモリーを増大し、即ち、光応答速度を
遅くシ、この様なCdSを用いて作成される感光体を高
速の複写機に適用すると明部と暗部の静電コントラスト
が不十分となる。
また、上記の碌な方法で製造されたCdSの粒子形状は
粒子が互いに集合し盆って形−成された強い凝集体であ
る2次粒子がらなっておル、この2次粒子は3次元的に
集合して団塊状でおったシあるいは2次元的に集合して
平板状であったシ様々であるがその中には大きなものは
10数ミクロンから数10ミクロンに及ぶものがある。
粒子が互いに集合し盆って形−成された強い凝集体であ
る2次粒子がらなっておル、この2次粒子は3次元的に
集合して団塊状でおったシあるいは2次元的に集合して
平板状であったシ様々であるがその中には大きなものは
10数ミクロンから数10ミクロンに及ぶものがある。
この様な粗大粒子を多数含むCdSを用いて作成される
感光体は、その表面状態が劣悪となシ、その結果得られ
る画像はガサつきが激しく、解像力も不十分となる。ま
た、さらに絶縁層を設ける感光体の場合には、絶碌層の
CdS層へのしみ込み等がおこυ、良好な感光体を得る
ことが困難となる。
感光体は、その表面状態が劣悪となシ、その結果得られ
る画像はガサつきが激しく、解像力も不十分となる。ま
た、さらに絶縁層を設ける感光体の場合には、絶碌層の
CdS層へのしみ込み等がおこυ、良好な感光体を得る
ことが困難となる。
そこで上記の欠点を改良する目的で沈澱で生成した硫化
カドミウム粉体に、融剤としてCdCl2゜ZnCl2
. KCl 、 NaC1、NH2Cl 、 CdSO
4等の1つあるいは、数種を適当な比率で混合したもの
を硫化カドミウムに対して30重量%から50重量%を
加えて焼成することにょシ、(1)画像形成の初期から
、高コントラストの画像が形成できる、(2)硫化カド
ミウムの粒子形状がそろっていて、また単一粒子のため
解像性が良く、また塗工性にも優れる、(3)湿度や温
度の影#を受けにくい等の良好な特性を有する光導電性
値化カドミウムの製造方法が提案された。しかしながら
上記の方法においても(1)製造する際の作業環境問題
(融剤との混合する工程)(2)硫化カドミウムと融剤
の混合状態による特性のバラツキ(3)融剤の保存中の
吸湿等の問題がめった。
カドミウム粉体に、融剤としてCdCl2゜ZnCl2
. KCl 、 NaC1、NH2Cl 、 CdSO
4等の1つあるいは、数種を適当な比率で混合したもの
を硫化カドミウムに対して30重量%から50重量%を
加えて焼成することにょシ、(1)画像形成の初期から
、高コントラストの画像が形成できる、(2)硫化カド
ミウムの粒子形状がそろっていて、また単一粒子のため
解像性が良く、また塗工性にも優れる、(3)湿度や温
度の影#を受けにくい等の良好な特性を有する光導電性
値化カドミウムの製造方法が提案された。しかしながら
上記の方法においても(1)製造する際の作業環境問題
(融剤との混合する工程)(2)硫化カドミウムと融剤
の混合状態による特性のバラツキ(3)融剤の保存中の
吸湿等の問題がめった。
而して本発明による硫化カドミウムの製造方法は、硫酸
カドミウムを含−むINから2Nの塩酸水溶液に硫化水
素を吹き込んで製造される硫化カドミウムに対し、5重
量−から40重鼠−のアルカリ金属の塩化物を混合した
後5oocよシも高す温度で焼成することによシ上記欠
点のない硫化カドミウムが、得られる。
カドミウムを含−むINから2Nの塩酸水溶液に硫化水
素を吹き込んで製造される硫化カドミウムに対し、5重
量−から40重鼠−のアルカリ金属の塩化物を混合した
後5oocよシも高す温度で焼成することによシ上記欠
点のない硫化カドミウムが、得られる。
本発明により製造される硫化カドミウムは結晶性が高く
、゛まだ、走査型電子顕微鏡による形状観察では粒子が
互いに凝集していない単粒子であシかつその表面が滑ら
かになっている。そこで焼成工程を経て製造された硫化
カドミウムは、その表面付近の光キャリヤーのトラップ
準位となシうる結晶欠陥か、極めて少なく、電子写真用
樹脂バインダー中に分散させ、支持体に塗布し、光導電
層を作成し、更に必要に応じてその上に絶縁層を形成し
て感光板を作成して高速度複写機に適用することによシ
、高い静電コントラストが得られることが認められる。
、゛まだ、走査型電子顕微鏡による形状観察では粒子が
互いに凝集していない単粒子であシかつその表面が滑ら
かになっている。そこで焼成工程を経て製造された硫化
カドミウムは、その表面付近の光キャリヤーのトラップ
準位となシうる結晶欠陥か、極めて少なく、電子写真用
樹脂バインダー中に分散させ、支持体に塗布し、光導電
層を作成し、更に必要に応じてその上に絶縁層を形成し
て感光板を作成して高速度複写機に適用することによシ
、高い静電コントラストが得られることが認められる。
また、本発明によシ得られた硫化カドミウム粉体は粒子
形状が均一でかつ粒径がそろっているだめ、作成される
光導電層の塗布は密で平滑なため、非常に良質の画像が
得られるものである。
形状が均一でかつ粒径がそろっているだめ、作成される
光導電層の塗布は密で平滑なため、非常に良質の画像が
得られるものである。
このような形状を有する本発明の光導電性硫化カドミウ
ムの製造方法は、沈澱生成する工程において原材料とし
て硫酸カドミウムを用いINから2Nの塩酸水溶液中で
硫化水素を吹き込み沈澱物を析出させることによシ融剤
(塩化カドミウム)を含んだ値化カドミウムを得、その
硫化カドミウムに5〜40重址チのアルカリ金属の塩化
物を混合した1500cよシも高い温度で焼成すること
全特徴とするものであシ、かくすることにより本発明の
目的とする粒子に変えられるものである。
ムの製造方法は、沈澱生成する工程において原材料とし
て硫酸カドミウムを用いINから2Nの塩酸水溶液中で
硫化水素を吹き込み沈澱物を析出させることによシ融剤
(塩化カドミウム)を含んだ値化カドミウムを得、その
硫化カドミウムに5〜40重址チのアルカリ金属の塩化
物を混合した1500cよシも高い温度で焼成すること
全特徴とするものであシ、かくすることにより本発明の
目的とする粒子に変えられるものである。
すでに沈澱生成された硫化カドミウムには、塩化カドミ
ウムが含まれておシこの塩化カドミウムが焼成する時に
融剤として働くのであるが、そのまま焼成すると含有さ
れ得る融剤の1が従来法に比べどうしても少なく、結晶
性を向上させるためには500℃以上の温度で焼成しな
ければならないのであるが、500℃以上の温度で、焼
成した場合焼結してしまい目的とする効果は得られない
。
ウムが含まれておシこの塩化カドミウムが焼成する時に
融剤として働くのであるが、そのまま焼成すると含有さ
れ得る融剤の1が従来法に比べどうしても少なく、結晶
性を向上させるためには500℃以上の温度で焼成しな
ければならないのであるが、500℃以上の温度で、焼
成した場合焼結してしまい目的とする効果は得られない
。
そこで、粒径をコントロールするためと焼結を防止する
ため外部より融点の高いアルカリ金属の塩化物を混合す
るものである。かくすると500℃以上550℃以下の
温度で、焼結のない単一で、均一な粒子が得られる。
ため外部より融点の高いアルカリ金属の塩化物を混合す
るものである。かくすると500℃以上550℃以下の
温度で、焼結のない単一で、均一な粒子が得られる。
即ち本発明では、焼成前に別途に融剤を加える必要がな
いので製造工程が簡素化され、また、取扱いに衛生上の
注意を払う必要のある融剤を扱わないで済み、また、沈
澱生成時に均一に融剤が硫化カドミウムに含まれている
から融剤としての効率よく機能するものである。従って
本発明の方法はコストが安くまた作業環境上安全であシ
、特性の安定した単一で、均一な光導電性・硫化カドミ
ウムヲ#!造することを可能としたものである。
いので製造工程が簡素化され、また、取扱いに衛生上の
注意を払う必要のある融剤を扱わないで済み、また、沈
澱生成時に均一に融剤が硫化カドミウムに含まれている
から融剤としての効率よく機能するものである。従って
本発明の方法はコストが安くまた作業環境上安全であシ
、特性の安定した単一で、均一な光導電性・硫化カドミ
ウムヲ#!造することを可能としたものである。
本発明において原料とする硫酸カドオウム濃度は、0.
3 mol/j’から0.7mol/lで、同時に加え
るINから2Nの塩酸の針は、硫酸カドミウムのt及び
所望する粒径によって決ってくる。例えば、硫酸カドミ
ウム0.5 mol/7の場合には塩酸濃度は、1、O
N〜2.ONの間で、選択しなければならない。
3 mol/j’から0.7mol/lで、同時に加え
るINから2Nの塩酸の針は、硫酸カドミウムのt及び
所望する粒径によって決ってくる。例えば、硫酸カドミ
ウム0.5 mol/7の場合には塩酸濃度は、1、O
N〜2.ONの間で、選択しなければならない。
沈澱生成した酸化カドミウムは、焼成時にアルカリ金属
の塩化物を九合し焼成するがその焼成温度は500℃以
上、焼結温度以下であるが余)高い温度で焼成を行うと
焼結してしまうので焼成温度は、500℃から550℃
の間で選択するのが好ましい。
の塩化物を九合し焼成するがその焼成温度は500℃以
上、焼結温度以下であるが余)高い温度で焼成を行うと
焼結してしまうので焼成温度は、500℃から550℃
の間で選択するのが好ましい。
本発明において開用するアルカリ金属の塩化物として、
代表的なものに塩化ナトリウムと塩化カリウムが挙げら
れる。混合する灰としては、値化カドミウムに対して5
11社パーセントから40重証パーセントのル包囲とす
る5重量パーセント以下では粒匝をコントロールする効
果が得られず、焼結してしまい、40血緻ノや一セント
以上では、焼結は防止でき、また表面は比較的なめらか
になるものの、形状的に不均一なものになってしまうの
でこの範囲とする。
代表的なものに塩化ナトリウムと塩化カリウムが挙げら
れる。混合する灰としては、値化カドミウムに対して5
11社パーセントから40重証パーセントのル包囲とす
る5重量パーセント以下では粒匝をコントロールする効
果が得られず、焼結してしまい、40血緻ノや一セント
以上では、焼結は防止でき、また表面は比較的なめらか
になるものの、形状的に不均一なものになってしまうの
でこの範囲とする。
また、塩酸濃度については、INよシ低濃度では、表面
欠陥の多い硫化カドミウム粒子になシ、2Nよシ高濃度
では硫化カドミウム粒子が凝集して均一な粒子になシに
くくなるのでこの範囲とする。
欠陥の多い硫化カドミウム粒子になシ、2Nよシ高濃度
では硫化カドミウム粒子が凝集して均一な粒子になシに
くくなるのでこの範囲とする。
本発明において、さらに結晶性を向上させるためには、
得られたCdSをアニールを目的として、さらにもう−
回焼成温度400℃から500℃でアニール焼成する工
程を追加することも有効である。
得られたCdSをアニールを目的として、さらにもう−
回焼成温度400℃から500℃でアニール焼成する工
程を追加することも有効である。
又、通常、感光体とした時の耐久性及び画像性をコント
ロールするために、銅をドーグすることもある。銅は、
沈澱時に共沈するか、若しくは再焼成時に添加して焼成
する。添加量は硫化カドミウム1モルに対して5 X
10−5モル以上2 X 10−’モル以下が好適であ
る。CdSに添加する銅化合物としては、銅の塩化物、
硫化物、硫酸化物などが用いられ、特に、塩化銅、硫酸
銅が好ましい。
ロールするために、銅をドーグすることもある。銅は、
沈澱時に共沈するか、若しくは再焼成時に添加して焼成
する。添加量は硫化カドミウム1モルに対して5 X
10−5モル以上2 X 10−’モル以下が好適であ
る。CdSに添加する銅化合物としては、銅の塩化物、
硫化物、硫酸化物などが用いられ、特に、塩化銅、硫酸
銅が好ましい。
CdSに銅化合物を添加する方法は銅化合物を固体のま
ま添加混合してもよいし、銅化合物が水溶性の場合はこ
れを一度水溶液にしCd8に添加後、水分を蒸発させる
湿式法のいずれも良好な結果が得られるが、均一性の面
では湿式方法がよい。
ま添加混合してもよいし、銅化合物が水溶性の場合はこ
れを一度水溶液にしCd8に添加後、水分を蒸発させる
湿式法のいずれも良好な結果が得られるが、均一性の面
では湿式方法がよい。
以下に具体的な実施例を示す。
実施例1−1
硫酸カドミウム1モル、銅をI X 10”−’モル含
む1.2N@酸水溶液21中に硫化水素を3oocc/
分の流蓋で95分間吹き込み反応を完了させた。反応終
了後上澄み液の電気電導度が200μ8/Cfn以下と
なるまで水洗を繰p返した後200℃の温度で乾燥させ
た。
む1.2N@酸水溶液21中に硫化水素を3oocc/
分の流蓋で95分間吹き込み反応を完了させた。反応終
了後上澄み液の電気電導度が200μ8/Cfn以下と
なるまで水洗を繰p返した後200℃の温度で乾燥させ
た。
沈澱生成した硫化カドミウム100gに塩化ナトリウム
’i20.!i’添加し、よく混合した上で石英ルツボ
に充填し530pで60分焼成した。その後、結晶性を
高めるため400〔で、もう1回焼成した。この様にし
て得られた硫化カドミウムの六方度は、100%であシ
、1万倍の電子顕微鏡写真によれば粒子表面は非常に滑
らかで、六方晶形特有の杉林を持ち、各粒子は、2〜5
μの径の単一粒子となっているのが認められた。
’i20.!i’添加し、よく混合した上で石英ルツボ
に充填し530pで60分焼成した。その後、結晶性を
高めるため400〔で、もう1回焼成した。この様にし
て得られた硫化カドミウムの六方度は、100%であシ
、1万倍の電子顕微鏡写真によれば粒子表面は非常に滑
らかで、六方晶形特有の杉林を持ち、各粒子は、2〜5
μの径の単一粒子となっているのが認められた。
この硫化カドミウムを塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体
中に分散させた後アルミニウム基板上に40μの厚さに
塗布乾燥させて得た感光板に15μ厚のポリエステルフ
ィルムをはりつけ三層構成の感光体を得たところ、表面
が非常に平滑であった。この感光板に一次帯電、次いで
光像露光AC除電、次いで全面露光の高速電子写真プロ
セスを適用したとζろ、十分な静電コントラストと、十
分な感度に基〈良質の画像が得られた。特に解像力は、
6本/Wan以上あシ、シャープな画像が得られた。
中に分散させた後アルミニウム基板上に40μの厚さに
塗布乾燥させて得た感光板に15μ厚のポリエステルフ
ィルムをはりつけ三層構成の感光体を得たところ、表面
が非常に平滑であった。この感光板に一次帯電、次いで
光像露光AC除電、次いで全面露光の高速電子写真プロ
セスを適用したとζろ、十分な静電コントラストと、十
分な感度に基〈良質の画像が得られた。特に解像力は、
6本/Wan以上あシ、シャープな画像が得られた。
父、付随的な効果として、この感光体を複写機中に12
時間放置後dark電位を測定したところ、1枚目が5
00V、50枚目が510Vと、その差は10Vであっ
た。また、5℃と50℃において測定した電位コントラ
ストの変化は、10vと小さかった。
時間放置後dark電位を測定したところ、1枚目が5
00V、50枚目が510Vと、その差は10Vであっ
た。また、5℃と50℃において測定した電位コントラ
ストの変化は、10vと小さかった。
比較例1
実施列1と同様にして得られた沈澱生成された硫化カド
ミウム100I!に塩化ナトリウムを502添加し、よ
く混合した上で石英ルツ?に充填し530℃で60分焼
成した。この様にして得られた硫化カドミウムをさらに
結晶性をよくするために400℃で再焼成をした。しか
し電子顕微鏡観察によれば、粒子表向は比較的滑らかに
なってはいるものの実施列1においては、バラバラに単
一粒子化しているものが、2次凝集し合ったまま10μ
以上の腹雑な形状の2次粒子化してしまっていることが
認められた。このCdSを用いて実施列1と同様にして
三層構成の感光体を作製したところ、光導電層の塗工面
が不良であった。このため実MfJ?IJtと同様に複
写機を用いて画像出しを行なったところ、解像力は4本
/IIIII以下であった。
ミウム100I!に塩化ナトリウムを502添加し、よ
く混合した上で石英ルツ?に充填し530℃で60分焼
成した。この様にして得られた硫化カドミウムをさらに
結晶性をよくするために400℃で再焼成をした。しか
し電子顕微鏡観察によれば、粒子表向は比較的滑らかに
なってはいるものの実施列1においては、バラバラに単
一粒子化しているものが、2次凝集し合ったまま10μ
以上の腹雑な形状の2次粒子化してしまっていることが
認められた。このCdSを用いて実施列1と同様にして
三層構成の感光体を作製したところ、光導電層の塗工面
が不良であった。このため実MfJ?IJtと同様に複
写機を用いて画像出しを行なったところ、解像力は4本
/IIIII以下であった。
さらに、この感光体を複写機中に12時間放置後、da
rk電位を測定したところ、1枚目の電位が300 V
であシ、50枚目の電位が450vと、その差が150
■もあった。
rk電位を測定したところ、1枚目の電位が300 V
であシ、50枚目の電位が450vと、その差が150
■もあった。
比較例2
実施レリ1と同様にして得られた沈澱生成された硫化カ
ドミウム100Iに塩化ナトリウムを2Ii添加しよく
混合した上で石英ルッ?に充填し、530℃で60分焼
成した。得られたCdSは焼結しておシ、洗浄工程にお
いて、十分解体できなかった。電子顕微鏡観察によると
、焼結による粒子の粗大化が認められた。電子写真用と
しては使用できなかった。
ドミウム100Iに塩化ナトリウムを2Ii添加しよく
混合した上で石英ルッ?に充填し、530℃で60分焼
成した。得られたCdSは焼結しておシ、洗浄工程にお
いて、十分解体できなかった。電子顕微鏡観察によると
、焼結による粒子の粗大化が認められた。電子写真用と
しては使用できなかった。
実施列2
・jlfj mカドミウム06モル、銅を8×10 モ
ル含む1.5N塩酸水溶液2ノ中に硫化水素を300c
r:、7分の流量で、60分間吹き込み反応を完了させ
た。反応終了後、上澄み液の電気型導度が200μs/
Qn以下となるまで水洗を繰シ返した後200℃の温度
で乾燥させた。
ル含む1.5N塩酸水溶液2ノ中に硫化水素を300c
r:、7分の流量で、60分間吹き込み反応を完了させ
た。反応終了後、上澄み液の電気型導度が200μs/
Qn以下となるまで水洗を繰シ返した後200℃の温度
で乾燥させた。
沈澱生成した硫化カドミウム1001に塩化カリウム’
i30.!i’添加し、よく混合した上で、石英ルツボ
に充填し、530℃で60分焼成した。その後、結晶性
を高めるため400℃で再焼成した。
i30.!i’添加し、よく混合した上で、石英ルツボ
に充填し、530℃で60分焼成した。その後、結晶性
を高めるため400℃で再焼成した。
この様にして得られたCdSの六万度は、100チであ
り、電子顕微鏡写真によれば粒子表面は非常に滑らかで
、六方晶形特有の形状を持ち、各粒子は3〜5μの径の
均一な単一粒子となっているのが認められた。その後、
実施例1と同様の工程により得られたCdSを感光体化
して評価したととる、実施F+l11と同様の良好な結
果を得た。
り、電子顕微鏡写真によれば粒子表面は非常に滑らかで
、六方晶形特有の形状を持ち、各粒子は3〜5μの径の
均一な単一粒子となっているのが認められた。その後、
実施例1と同様の工程により得られたCdSを感光体化
して評価したととる、実施F+l11と同様の良好な結
果を得た。
比較例3
硫酸カドミウム1モル、銅を1×10 モル含む、3N
の蝕酸水溶液21中に、硫化水素を300(n7分の流
量で95分間吹き込み反応を完了させた。その後実施列
1と同様な工程によシ硫化カドミウムを得た。しかし、
電子顕微鏡観察によれば、生粉の段階で、融剤として働
く塩素が含まれていないため、塩化す) IJウムを添
加して焼成しても効果がなく、形状的には、平板状であ
ったシ、団塊状であったシした。この硫化カドミウムを
用いて感光板化したところ電子写真用としては、使用で
きなかった。
の蝕酸水溶液21中に、硫化水素を300(n7分の流
量で95分間吹き込み反応を完了させた。その後実施列
1と同様な工程によシ硫化カドミウムを得た。しかし、
電子顕微鏡観察によれば、生粉の段階で、融剤として働
く塩素が含まれていないため、塩化す) IJウムを添
加して焼成しても効果がなく、形状的には、平板状であ
ったシ、団塊状であったシした。この硫化カドミウムを
用いて感光板化したところ電子写真用としては、使用で
きなかった。
Claims (1)
- 硫酸カドミウムを含むINから2Nの塩酸水溶液中に硫
化水素を吹き込んで作製される硫化カドミウムに対して
、5重量%〜40重量%のアルカリ金槙の塩化物を混合
した後、500℃よりも高い温度で焼成することを特徴
とする光導電性硫化カドミウムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3707483A JPS59162137A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 光導電性硫化カドミウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3707483A JPS59162137A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 光導電性硫化カドミウムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162137A true JPS59162137A (ja) | 1984-09-13 |
Family
ID=12487402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3707483A Pending JPS59162137A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | 光導電性硫化カドミウムの製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPS59162137A (ja) |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3707483A patent/JPS59162137A/ja active Pending
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