JPS59161489A - ゲル状燃料組成物 - Google Patents
ゲル状燃料組成物Info
- Publication number
- JPS59161489A JPS59161489A JP3602883A JP3602883A JPS59161489A JP S59161489 A JPS59161489 A JP S59161489A JP 3602883 A JP3602883 A JP 3602883A JP 3602883 A JP3602883 A JP 3602883A JP S59161489 A JPS59161489 A JP S59161489A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel composition
- dispersion
- mineral oil
- gum
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、微粉炭を重油、軽油等の鉱物油中に天然多糖
類を用いて分散させた高粘性のゲル状燃料組成物である
。この燃料組成物は、ポリエチレン、アルミニウム等の
容器例えばチューブに充填しておくと使用上便利である
。
類を用いて分散させた高粘性のゲル状燃料組成物である
。この燃料組成物は、ポリエチレン、アルミニウム等の
容器例えばチューブに充填しておくと使用上便利である
。
近年、エネルギ一体系の見直しが進められ。
重油等の石油系燃料の効率的利用が提案されている。な
かでも微粉石炭を重油中に分散させた石炭−油混合燃料
は１重油を節約しかつ石炭を流動状態で燃焼に供するこ
とができる等の長所があり、優れたエネルギー源である
。この場合、重油中に微粉炭を均一に分散させることが
、石炭−油混合燃料の調製に最も重要な点のひとつであ
り、分散剤について広く研究がなされている。このため
の分散剤として要求されることは、その効果と共に安価
であること、流動特性が良好であること等である。
かでも微粉石炭を重油中に分散させた石炭−油混合燃料
は１重油を節約しかつ石炭を流動状態で燃焼に供するこ
とができる等の長所があり、優れたエネルギー源である
。この場合、重油中に微粉炭を均一に分散させることが
、石炭−油混合燃料の調製に最も重要な点のひとつであ
り、分散剤について広く研究がなされている。このため
の分散剤として要求されることは、その効果と共に安価
であること、流動特性が良好であること等である。
本発明者らは、天然多糖類の水溶液又は分散液と重油と
が均一に分散すること、微粉炭の沈降を抑制し重油中に
均一に保持しうろこと、更呈するが、高温下では粘度低
下が著しく燃焼時の効率が高いことを見出して、本発明
に到達した。
が均一に分散すること、微粉炭の沈降を抑制し重油中に
均一に保持しうろこと、更呈するが、高温下では粘度低
下が著しく燃焼時の効率が高いことを見出して、本発明
に到達した。
本発明は、天然多糖類を０．０５〜１．５％溶解又は分
散させた水１重量部、鉱物油０．１〜３重量部及び粒径
２００μ以下の微粉炭０．１〜３重量部を、高剪断力下
で混合して得られるゲル状燃料組成物である。
散させた水１重量部、鉱物油０．１〜３重量部及び粒径
２００μ以下の微粉炭０．１〜３重量部を、高剪断力下
で混合して得られるゲル状燃料組成物である。
本発明の燃料組成物は、水−鉱物油−微粉炭の混合比率
、鉱物油及び微粉炭の種類を変えることにより、燃焼熱
量を調節することができ、また鉱物油として硫黄等の含
有量の少ない軽油又は灯油を、微粉炭として灰分の少な
い木炭粉末、古紙原料の炭等を用いることにより、亜硫
酸ガス、灰等の有害廃棄物のない燃料を造りうるなどの
特色を有する。また本発明の燃料組成物を、ポリエチレ
ンチューブ、アルミチューブ等に充填するか又はバック
状とすることにより、安全で公害のない携帯用燃料とし
て使用することができる。
、鉱物油及び微粉炭の種類を変えることにより、燃焼熱
量を調節することができ、また鉱物油として硫黄等の含
有量の少ない軽油又は灯油を、微粉炭として灰分の少な
い木炭粉末、古紙原料の炭等を用いることにより、亜硫
酸ガス、灰等の有害廃棄物のない燃料を造りうるなどの
特色を有する。また本発明の燃料組成物を、ポリエチレ
ンチューブ、アルミチューブ等に充填するか又はバック
状とすることにより、安全で公害のない携帯用燃料とし
て使用することができる。
本発明に用いられる天然多糖類としては、分散安定性が
優れかつ増粘効果の高いものが好ましい。このような天
然多糖類としては−例えばカラギーナン、ローカストビ
ーンガム、グアーガム、アルギン酸ナトリウム等のアル
ギン酸塩、キサンタンガムなど並びにこれらの２種以上
の混合物があげられる。特にカラギーナンを主剤とする
系は、カラギーナンの特有な増粘・分散ｉ１％濁性能の
ほかに、水中で特異的コロイド状態を呈し、強度の電気
的陰性基である硫酸基を高密度に有するという化学的特
異性を併有するために、分散能が特に優れており、良好
な油−炭混合燃料を形成する。
優れかつ増粘効果の高いものが好ましい。このような天
然多糖類としては−例えばカラギーナン、ローカストビ
ーンガム、グアーガム、アルギン酸ナトリウム等のアル
ギン酸塩、キサンタンガムなど並びにこれらの２種以上
の混合物があげられる。特にカラギーナンを主剤とする
系は、カラギーナンの特有な増粘・分散ｉ１％濁性能の
ほかに、水中で特異的コロイド状態を呈し、強度の電気
的陰性基である硫酸基を高密度に有するという化学的特
異性を併有するために、分散能が特に優れており、良好
な油−炭混合燃料を形成する。
微粉炭としては、微粉砕石炭の他に木炭、紙等を原料と
する炭化物質が用いられる。また鉱物油としては、重油
、軽油、原油等が用いられる。
する炭化物質が用いられる。また鉱物油としては、重油
、軽油、原油等が用いられる。
本発明の燃料組成物を製造するに際しては、まず天然多
糖類を０．５〜１．５％の割合で水に溶解又は分散させ
る。天然多糖類の濃度がこれより低いと油−炭の分解効
果が充分でなく、またこれより高（しても格別の効果を
期待できない。
糖類を０．５〜１．５％の割合で水に溶解又は分散させ
る。天然多糖類の濃度がこれより低いと油−炭の分解効
果が充分でなく、またこれより高（しても格別の効果を
期待できない。
水は天然多糖類を溶解又は分散させるために不可欠であ
るだけでなく、燃焼挙動の改善にも役立つ。
るだけでなく、燃焼挙動の改善にも役立つ。
次いでこの天然多糖類の水溶液又は分散液１重量部、鉱
物油０．１〜３重量部及び粒径２００μ以下の微粉炭０
．１〜３重景重量高剪断力下で混合すると、ゲル状燃料
組成物が得られる。
物油０．１〜３重量部及び粒径２００μ以下の微粉炭０
．１〜３重景重量高剪断力下で混合すると、ゲル状燃料
組成物が得られる。
これらの成分を高剪断力下に混合するには、例えば天然
多糖類の水溶液又は分散液を高速で攪拌しながら、これ
に鉱物油及び微粉炭を加えることが好ましく・。高剪断
力下で混合するととル状又はゲル体を示すようになる。
多糖類の水溶液又は分散液を高速で攪拌しながら、これ
に鉱物油及び微粉炭を加えることが好ましく・。高剪断
力下で混合するととル状又はゲル体を示すようになる。
この混合物の形態安定性を高めるため、ゲル促進剤を添
加してもよい。
加してもよい。
天然多糖類の水溶液又は分散液、鉱物油及び微粉炭は、
前記の割合で配合することが必要であり、これにより水
と鉱物油との分散性及び微粉炭の懸濁、分散安定性に優
れた組成物が得られる。また粒径２００μ以下の微粉炭
を用いることにより、懸濁、分散安定性及び燃焼性の向
上を図ることができる。
前記の割合で配合することが必要であり、これにより水
と鉱物油との分散性及び微粉炭の懸濁、分散安定性に優
れた組成物が得られる。また粒径２００μ以下の微粉炭
を用いることにより、懸濁、分散安定性及び燃焼性の向
上を図ることができる。
炭−油燃料が具備すべき性質として、その流動特性が挙
げられる。つまり一貯蔵中のような剪断力の作用しない
状態で分散が均一安定であり、パイプ中を輸送する等の
高剪断状態では粘性が低下し、ポンプ等の負荷が軽減さ
れることが望ましい。この性質は一般に擬塑性流体とし
て表現されるものであって、本発明の天然多糖類分散液
系、特にカラギーナン分散液体では極めてその性質が太
きい。
げられる。つまり一貯蔵中のような剪断力の作用しない
状態で分散が均一安定であり、パイプ中を輸送する等の
高剪断状態では粘性が低下し、ポンプ等の負荷が軽減さ
れることが望ましい。この性質は一般に擬塑性流体とし
て表現されるものであって、本発明の天然多糖類分散液
系、特にカラギーナン分散液体では極めてその性質が太
きい。
更に注目すべきことは、天然多糖類分散流体の粘度の温
度依存性が、他の増粘剤や分散剤を分散させた流体より
もはるかに大きいことである。すなわち５００Ｃ以下の
低温域では天然多糖類の多くはそれ自体分子間の凝集に
より、極めて高粘性を示し、ゲルもしくはゲル的性状を
呈するが、６０℃以上の高温域では該凝集が解かれ、粘
度が低温域の１００分の１ないし１０００分の１にまで
低下する。このことは、貯蔵時は天然多糖類の凝集作用
により安定な分散状態を維持することができ、燃焼時に
燃焼ノズルからの噴出が容易になることを示している。
度依存性が、他の増粘剤や分散剤を分散させた流体より
もはるかに大きいことである。すなわち５００Ｃ以下の
低温域では天然多糖類の多くはそれ自体分子間の凝集に
より、極めて高粘性を示し、ゲルもしくはゲル的性状を
呈するが、６０℃以上の高温域では該凝集が解かれ、粘
度が低温域の１００分の１ないし１０００分の１にまで
低下する。このことは、貯蔵時は天然多糖類の凝集作用
により安定な分散状態を維持することができ、燃焼時に
燃焼ノズルからの噴出が容易になることを示している。
実施例１
Ｃ重油２部と２００μ以下の粒径を有する微粉砕ホンゲ
イ炭２部を、イオタカラギーナン０゜５％を４０℃の温
水に溶解した溶液１部に、ホモジナイザーを用い、８０
００ ｒｐｍで攪拌、混合した。この混合燃料はゲル状
を呈し、粘度は２５℃で２０１）ａ−８，７５℃で２．
ＯＰａ−５であった。これを２０日間常温で放置した
のちの分散状態は均一であり、微粉末の沈降はみられな
かった。また２０日後の粘度は、調製時と変わらなかっ
た。この混合物の燃焼熱は９８００ ｋｃａｌｌｋｙで
あった。
イ炭２部を、イオタカラギーナン０゜５％を４０℃の温
水に溶解した溶液１部に、ホモジナイザーを用い、８０
００ ｒｐｍで攪拌、混合した。この混合燃料はゲル状
を呈し、粘度は２５℃で２０１）ａ−８，７５℃で２．
ＯＰａ−５であった。これを２０日間常温で放置した
のちの分散状態は均一であり、微粉末の沈降はみられな
かった。また２０日後の粘度は、調製時と変わらなかっ
た。この混合物の燃焼熱は９８００ ｋｃａｌｌｋｙで
あった。
実施例２
カッパカラギーナン１．０％を５０°Ｃの温水に溶解し
た溶液１部に、灯油２部及び微粉木炭（備長炭）２部を
高速攪拌下で混合、分散させると、常温でゲル状の分散
状態の良好な混合燃料が得られ、２０日放置後の分散状
態も良好であった。これをポリエチレンチューブに充填
したのち、押し出したところ、ゲル状態を維持し、かつ
保形性も良好であった。これに着火したところ、発熱量
が７３００ 、ｋｃａｌｌｋｙ、で、料理用として好適
であり、携帯用燃料に使えることが知られた。
た溶液１部に、灯油２部及び微粉木炭（備長炭）２部を
高速攪拌下で混合、分散させると、常温でゲル状の分散
状態の良好な混合燃料が得られ、２０日放置後の分散状
態も良好であった。これをポリエチレンチューブに充填
したのち、押し出したところ、ゲル状態を維持し、かつ
保形性も良好であった。これに着火したところ、発熱量
が７３００ 、ｋｃａｌｌｋｙ、で、料理用として好適
であり、携帯用燃料に使えることが知られた。
実施例３
アルギン酸ナトリウム１．５％を含む水１部に、灯油２
．５部及び木炭２．５部を加えて高速攪拌した。得られ
た混合燃料は６５．２Ｐａ−８の粘度を有し、６０日間
放置後もその粘度は変わらなかった。発熱量は７９００
ｋｃａｌ ７ｋｇであった。
．５部及び木炭２．５部を加えて高速攪拌した。得られ
た混合燃料は６５．２Ｐａ−８の粘度を有し、６０日間
放置後もその粘度は変わらなかった。発熱量は７９００
ｋｃａｌ ７ｋｇであった。
出願人 三菱アセテート株式会社
代理人 弁理士 小 林 正 雄−５ン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 天然多糖類を０．０５〜１．５％溶解又は分散さ
せた水１重量部、鉱物油０．１〜６重量部及び粒着 径２００μ以下の微粉炭０．１〜６重量部を、高剪断力
下で混合して得られるゲル状燃料組成物。 ２、天然多糖類がカラギーナン、グアーガム、ローカス
トビーンガム、キサンタンガム及び／又はアルギン酸塩
である特許請求の範囲第１項に記載のゲル状燃料組成物
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3602883A JPS59161489A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゲル状燃料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3602883A JPS59161489A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゲル状燃料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59161489A true JPS59161489A (ja) | 1984-09-12 |
Family
ID=12458258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3602883A Pending JPS59161489A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | ゲル状燃料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59161489A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0514805A2 (en) * | 1991-05-23 | 1992-11-25 | British-American Tobacco Company Limited | Improvements relating to polymer viscosity and application of such polymers |
| GB2429716A (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-07 | Nicholas Paul Robinson | Colloid/suspension of particulates and biofuel |
| CN102643705A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-08-22 | 清远市卫尔信化工建材有限公司 | 一种煤炭助燃水凝胶及其制备方法与应用 |
| CN105840351A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-08-10 | 天津大学 | 一种将凝胶或膏状燃料供应至发动机燃烧室的方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5490308A (en) * | 1977-12-05 | 1979-07-18 | Energy & Minerals Res Co | Thixotropic gel fuel and method of making same |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3602883A patent/JPS59161489A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5490308A (en) * | 1977-12-05 | 1979-07-18 | Energy & Minerals Res Co | Thixotropic gel fuel and method of making same |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0514805A2 (en) * | 1991-05-23 | 1992-11-25 | British-American Tobacco Company Limited | Improvements relating to polymer viscosity and application of such polymers |
| GB2429716A (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-07 | Nicholas Paul Robinson | Colloid/suspension of particulates and biofuel |
| CN102643705A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-08-22 | 清远市卫尔信化工建材有限公司 | 一种煤炭助燃水凝胶及其制备方法与应用 |
| CN105840351A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-08-10 | 天津大学 | 一种将凝胶或膏状燃料供应至发动机燃烧室的方法 |
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