JPS5829279B2 - 非混和性の液体炭化水素燃料を含有する含水爆破組成物及びその製造方法 - Google Patents
非混和性の液体炭化水素燃料を含有する含水爆破組成物及びその製造方法Info
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- JPS5829279B2 JPS5829279B2 JP48114639A JP11463973A JPS5829279B2 JP S5829279 B2 JPS5829279 B2 JP S5829279B2 JP 48114639 A JP48114639 A JP 48114639A JP 11463973 A JP11463973 A JP 11463973A JP S5829279 B2 JPS5829279 B2 JP S5829279B2
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- C06—EXPLOSIVES; MATCHES
- C06B—EXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
- C06B47/00—Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase
- C06B47/14—Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase comprising a solid component and an aqueous phase
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非混和性の液体炭化水素を燃料として含む爆
発性組成物を粘稠にし、かつ架橋する改良方法および該
方法によって得られる爆発性組成物に関するものであっ
て、更に詳細には、粘稠剤好ましくは、その一部が炭化
水素材料の微生物変形により生じた生物高分子ガム質(
以下生物高分子ガム質と称する)である粘稠剤を無機酸
化剤塩溶液にあらかじめ加えて非混和性の炭化水素系液
体燃料の微細な分散粒子を組成物全体にわたって形成保
持せしめることにより起爆に対する良好な敏感性をもつ
含水性の爆発組成物を調製する方法に関し、これによっ
て該液体燃料の添加に先立って、あらかじめ加えた粘稠
剤の量に応じて無機酸化性塩溶液を所定の程度に粘稠に
し次いでその溶液全体にわたって液体燃料を混合するも
のである。
発性組成物を粘稠にし、かつ架橋する改良方法および該
方法によって得られる爆発性組成物に関するものであっ
て、更に詳細には、粘稠剤好ましくは、その一部が炭化
水素材料の微生物変形により生じた生物高分子ガム質(
以下生物高分子ガム質と称する)である粘稠剤を無機酸
化剤塩溶液にあらかじめ加えて非混和性の炭化水素系液
体燃料の微細な分散粒子を組成物全体にわたって形成保
持せしめることにより起爆に対する良好な敏感性をもつ
含水性の爆発組成物を調製する方法に関し、これによっ
て該液体燃料の添加に先立って、あらかじめ加えた粘稠
剤の量に応じて無機酸化性塩溶液を所定の程度に粘稠に
し次いでその溶液全体にわたって液体燃料を混合するも
のである。
本発明は更にまた、特にこの様にして調製した組成物に
も関する。
も関する。
含水性、もしくはスラリー状の爆薬あるいは水性の爆破
組成物として知られている種類の爆破剤は近年可成り商
業的需要が増加している。
組成物として知られている種類の爆破剤は近年可成り商
業的需要が増加している。
燃料に敏感な硝酸アンモニウム(ammonium
n1trate以下ANと称する)爆薬は商業的に有用
な爆破剤の分野で可成りの割合を占めるようになって来
た。
n1trate以下ANと称する)爆薬は商業的に有用
な爆破剤の分野で可成りの割合を占めるようになって来
た。
ANFO(ammonium ni trate pr
ills ox −ygen balanced wi
th fuel oi!=燃料油によって酸素の均衡を
とった硝安粒子)爆薬組成物は、広く用いられ、またあ
る種の用途には適しているが、水を含む発破孔に用いる
にはそれ自体適していない。
ills ox −ygen balanced wi
th fuel oi!=燃料油によって酸素の均衡を
とった硝安粒子)爆薬組成物は、広く用いられ、またあ
る種の用途には適しているが、水を含む発破孔に用いる
にはそれ自体適していない。
一般に無機の酸化剤塩(主として硝酸アンモニウム)、
液相用粘稠剤、燃料および鋭感剤を含む水性スラリー状
爆破剤は水を含む発破孔に於てすら非常に有効であった
。
液相用粘稠剤、燃料および鋭感剤を含む水性スラリー状
爆破剤は水を含む発破孔に於てすら非常に有効であった
。
更に、固体および液体の炭化水素燃料のいずれも、例え
ば燃料油も、また水性の爆破剤中に加えられて来た。
ば燃料油も、また水性の爆破剤中に加えられて来た。
水性の爆破剤に非混和性の液体燃料を加える問題につい
ての先行技術の1つの方法は通常の乳化剤を用いるもの
であった。
ての先行技術の1つの方法は通常の乳化剤を用いるもの
であった。
水性の爆破剤に非混和性の液体燃料を加える試みはその
外にもなされていた。
外にもなされていた。
かかる試みの1つは、液体を溶液中で容易に凝集しない
コロイド粒子状に分散せしめるためのある種の方法を用
いるものである。
コロイド粒子状に分散せしめるためのある種の方法を用
いるものである。
この試みは、水性の爆破組成物中に存在する高度のイオ
ン性溶液中にコロイド状の分散を生せしめることが困難
であるために思った程成功を収めていない。
ン性溶液中にコロイド状の分散を生せしめることが困難
であるために思った程成功を収めていない。
更に、この方法はコロイドミルの如き機械的手段あるい
は液体燃料の高速流を生ずるための手段を必要とし、煩
雑、高価であり、且つまた、特に現場混合作業には、あ
まり実用的ではない。
は液体燃料の高速流を生ずるための手段を必要とし、煩
雑、高価であり、且つまた、特に現場混合作業には、あ
まり実用的ではない。
水性爆破剤中へ非混和性の液体燃料を混合するその他の
試みは、爆破組成物内に、液体を吸収することのできる
材料、好ましくは燃料を加えることである。
試みは、爆破組成物内に、液体を吸収することのできる
材料、好ましくは燃料を加えることである。
かようにして爆破組成物全体に吸収性材料を分散させる
ことによって、吸収された液体燃料もまた分散される。
ことによって、吸収された液体燃料もまた分散される。
斯かる物質には吸収剤と燃料の双方の機能をもつおが屑
がある。
がある。
しかし、この方法の根本的な欠陥は、液体燃料がその粒
状物自体と同じ細かさでのみ分散され、従って分散の程
度に制限があり、また吸収剤材料自体に必要な条件があ
るためその成分の多様性に制限をうけることである。
状物自体と同じ細かさでのみ分散され、従って分散の程
度に制限があり、また吸収剤材料自体に必要な条件があ
るためその成分の多様性に制限をうけることである。
金属鋭感剤(例えばアルミニウム)あるいは爆発性の高
い鋭感剤(例えば、トリニトロトルエン)を除くことに
よってさらに経済的な爆発性組成物−実質上AN(もし
くはAN/硝酸ナトリウム(sodium n1tra
te以下SNと称する)の組み合わせ)を含む水性スラ
リーを含有する種々の性状の組成物を提供する目的で非
混和性の液体燃料を混合する上記その他の先行技術の試
みに於て、燃料油の如き非混和性の液体および水がこれ
まで提案されて来たが、後者の組成物では多数の伝爆薬
を伝爆薬/スラリーの重量比を高く、例えば1/25も
しくはそれ以上で用いなければ、乾燥した、あるいは水
を含む発破孔中で満足には場合させられなかった。
い鋭感剤(例えば、トリニトロトルエン)を除くことに
よってさらに経済的な爆発性組成物−実質上AN(もし
くはAN/硝酸ナトリウム(sodium n1tra
te以下SNと称する)の組み合わせ)を含む水性スラ
リーを含有する種々の性状の組成物を提供する目的で非
混和性の液体燃料を混合する上記その他の先行技術の試
みに於て、燃料油の如き非混和性の液体および水がこれ
まで提案されて来たが、後者の組成物では多数の伝爆薬
を伝爆薬/スラリーの重量比を高く、例えば1/25も
しくはそれ以上で用いなければ、乾燥した、あるいは水
を含む発破孔中で満足には場合させられなかった。
米国特許第148,941号に於て、主な燃料として燃
料油を含有する高感度の水性爆発組成物を形成せしめる
問題が主要な酸化剤成分としてスラリー組成物に硝酸カ
ルシウム(calcium n1tra −te、以下
CNと称す)を使用することによって解決された。
料油を含有する高感度の水性爆発組成物を形成せしめる
問題が主要な酸化剤成分としてスラリー組成物に硝酸カ
ルシウム(calcium n1tra −te、以下
CNと称す)を使用することによって解決された。
この特許出願でCNがスラリー組放物全体にわたって燃
料油のエマルジョン状の分散を形成する傾向を持つこと
、また適度な粘稠性と密度の調節とを組み合せたその使
用が比較的敏感な組成物を生成することが発見されたの
である。
料油のエマルジョン状の分散を形成する傾向を持つこと
、また適度な粘稠性と密度の調節とを組み合せたその使
用が比較的敏感な組成物を生成することが発見されたの
である。
ところで、効果的な分散が組成物の粘稠化と混合とを適
正な順序で行なうことによって得られること、またかか
る分散が用いられる酸化剤あるいは酸化剤の塩類に関係
なく可能であり、而も乳化剤あるいは吸収剤物質を用い
ることなく、可能であることも今回本発明によって見出
されたのである。
正な順序で行なうことによって得られること、またかか
る分散が用いられる酸化剤あるいは酸化剤の塩類に関係
なく可能であり、而も乳化剤あるいは吸収剤物質を用い
ることなく、可能であることも今回本発明によって見出
されたのである。
更に、本発明の組成物は金属もしくは高爆発性の鋭感剤
を必要とせず、また伝爆薬/スラリーの高重量比あるい
は多量の伝爆薬を用いることなく、起爆に対して比較的
鋭敏であり、従ってまた非常に経済的である。
を必要とせず、また伝爆薬/スラリーの高重量比あるい
は多量の伝爆薬を用いることなく、起爆に対して比較的
鋭敏であり、従ってまた非常に経済的である。
此の様に、本発明に依れば、AN、CN、もしくはSN
の如き酸化剤の塩または塩類を含む水溶液および燃料油
の如き非混和性の炭化水素液体燃料を含有するスラリー
もしくは水性爆破組成物は、適度な粘稠性および混合方
法により、好ましくは粘稠剤もしくはその一部として、
少量の生物高分子ガム質もしくはその他の同様な機能を
有するガム質を用いることによって、組成物全体にわた
って液体燃料の微細分散を行ない且つこれを持続させる
方法により効果的な配合を行うことができる。
の如き酸化剤の塩または塩類を含む水溶液および燃料油
の如き非混和性の炭化水素液体燃料を含有するスラリー
もしくは水性爆破組成物は、適度な粘稠性および混合方
法により、好ましくは粘稠剤もしくはその一部として、
少量の生物高分子ガム質もしくはその他の同様な機能を
有するガム質を用いることによって、組成物全体にわた
って液体燃料の微細分散を行ない且つこれを持続させる
方法により効果的な配合を行うことができる。
次に本発明の組成物に就で述べる。
本発明の爆発組成物を生成するための必須成分は、通常
全組成物の60ダ乃至90重量係の量で存在する一種も
しくは二種以上の無機の酸化剤塩類、通常調製温度もし
くは混合温度に於てポンプで送ることのできる組成物を
生成するための、少くとも10重量多の水、非混和性の
液状の炭化水素燃料、および一種もしくは二種以上の粘
稠剤とである。
全組成物の60ダ乃至90重量係の量で存在する一種も
しくは二種以上の無機の酸化剤塩類、通常調製温度もし
くは混合温度に於てポンプで送ることのできる組成物を
生成するための、少くとも10重量多の水、非混和性の
液状の炭化水素燃料、および一種もしくは二種以上の粘
稠剤とである。
本発明の爆発性組成物を生成せしめるには非混和性の液
状炭化水素燃料が主たる燃料であり、またあらかじめ粘
稠性とした塩の溶液中にこれを混合して不連続な液滴の
一様で均質な分散液を最終的に生成せしめる。
状炭化水素燃料が主たる燃料であり、またあらかじめ粘
稠性とした塩の溶液中にこれを混合して不連続な液滴の
一様で均質な分散液を最終的に生成せしめる。
使用条件下に於て、分散した液体の粒子はおよそ直径0
.025cIILもしくはそれ以下であって、粘稠剤の
作用によって、この粒子の懸濁している分散媒から急に
分離したりあるいは凝集することはない。
.025cIILもしくはそれ以下であって、粘稠剤の
作用によって、この粒子の懸濁している分散媒から急に
分離したりあるいは凝集することはない。
非混和性の炭化水素燃料は脂肪族、脂環族および(また
は)芳香族がよい。
は)芳香族がよい。
適当な燃料は飽和および(または)不飽和のいずれでも
よい。
よい。
例えば、ベンゼン、トルエン、およびキシレンを使用す
ることができる。
ることができる。
好ましい燃料には、一般にガソリン、灯油、およびディ
ーゼル燃料の如き石油蒸留物に属する通常の液体炭化水
素の混合物が含まれる。
ーゼル燃料の如き石油蒸留物に属する通常の液体炭化水
素の混合物が含まれる。
特に好ましい液体燃料は第2号燃料油である。トール油
およびパラフィン油もまた使用できる。
およびパラフィン油もまた使用できる。
液体燃料は4乃至12重量優の量で存在することが好ま
しい。
しい。
非混和性の液体燃料を一種もしくは二種以上の酸化性塩
類の水溶液中に加えるが、その水溶液は微細な分散液を
生ずる様に所定の粘度まであらかじめ粘稠性にしておく
ことが必要である。
類の水溶液中に加えるが、その水溶液は微細な分散液を
生ずる様に所定の粘度まであらかじめ粘稠性にしておく
ことが必要である。
更に、溶液をあらかじめ粘稠にしておくために用いる一
種もしくは二種以上の粘稠剤を適正に選択することも、
此の分散液の生成と保持を容易に行なうために重要なこ
とである。
種もしくは二種以上の粘稠剤を適正に選択することも、
此の分散液の生成と保持を容易に行なうために重要なこ
とである。
此の目的のために好ましい種類の粘稠剤は炭水化物の微
生物による変形から成る過程によって得られる、例えば
元の物質から性状および実体の異なる重合物質を得るた
めの微生物による炭水化物の変形によって得られる生物
高分子のガム質である。
生物による変形から成る過程によって得られる、例えば
元の物質から性状および実体の異なる重合物質を得るた
めの微生物による炭水化物の変形によって得られる生物
高分子のガム質である。
適当な炭水化物には、ペントースあるいはヘキソースの
如き糖類(例えばグルコース、サッカロース、フラクト
ース、メルトース、ラクトース、ガラクトース)および
可溶性でん粉、コーンスターチ等の如きでん粉類がある
。
如き糖類(例えばグルコース、サッカロース、フラクト
ース、メルトース、ラクトース、ガラクトース)および
可溶性でん粉、コーンスターチ等の如きでん粉類がある
。
未精製の炭水化物を用いることもできる。炭水化物の微
生物的変形を生せしめるのに適した微生物は、例えば、
感染した植物の傷跡に浸出物を生ずる植物病源菌の如き
、植物病源性の細菌であってもよい。
生物的変形を生せしめるのに適した微生物は、例えば、
感染した植物の傷跡に浸出物を生ずる植物病源菌の如き
、植物病源性の細菌であってもよい。
かかる微生物の代表的なものはキサントモナス()(a
nthomonas )属の種である。
nthomonas )属の種である。
例えば、グルコースの如き単一の糖栄養分からキサント
モナス キャムペストリス(Xanthom−OnaS
campestris) によって生化学的に生成
された細菌による多糖類はD−グルコース、D−マンノ
ース、およびD −クルクロン酸2.8/3.0/2.
Oの比率から成る。
モナス キャムペストリス(Xanthom−OnaS
campestris) によって生化学的に生成
された細菌による多糖類はD−グルコース、D−マンノ
ース、およびD −クルクロン酸2.8/3.0/2.
Oの比率から成る。
酢酸およびピルビン酸置換体もそれぞれ約4.7%およ
び3.0%乃至3.5%の量で存在する。
び3.0%乃至3.5%の量で存在する。
これらの多糖類の構造は若干不明確であるが、酢酸は明
らかにO−アセチルエステルとして存在し、一方ピルピ
ン酸はケタール結合によって結合している。
らかにO−アセチルエステルとして存在し、一方ピルピ
ン酸はケタール結合によって結合している。
含水炭素材料の微生物変形により生ずる生物高分子はま
たキサントモナス属以外の同様な微生物からも生成する
ことができる。
たキサントモナス属以外の同様な微生物からも生成する
ことができる。
生物高分子型でないガム質もあり、これはまた機能的に
生物高分子のガム質と似ているために通常使用されるガ
ム質よりも更に好ましい場合がある。
生物高分子のガム質と似ているために通常使用されるガ
ム質よりも更に好ましい場合がある。
これらのガム質は、ゼネラル ミルズ社の「ゼンゲルE
2 (GenGel E2 ) J、シュタインホー
ル社の「4763」、およびゼネラル ミルズ社のrX
G−498Jの如き、一般にアルキル置換型のグアーガ
ム(guar gum)である。
2 (GenGel E2 ) J、シュタインホー
ル社の「4763」、およびゼネラル ミルズ社のrX
G−498Jの如き、一般にアルキル置換型のグアーガ
ム(guar gum)である。
生物高分子あるいはせの他の特殊なアルキル置換型のガ
ム質は、水性爆破組成物全体にわたって非混和性の液体
炭化水素燃料の微細な分散を形成持続せしめる点に於て
、普通のグアーガムおよびでん粉の如き、通常使用され
る種類の粘稠剤よりも、濃度を基準にした場合より効果
的である。
ム質は、水性爆破組成物全体にわたって非混和性の液体
炭化水素燃料の微細な分散を形成持続せしめる点に於て
、普通のグアーガムおよびでん粉の如き、通常使用され
る種類の粘稠剤よりも、濃度を基準にした場合より効果
的である。
この効果は恐らくこれらのガム質が水溶液中で水和する
ことによって形成される溶滴を捕促する独特の網状組織
によるものである。
ことによって形成される溶滴を捕促する独特の網状組織
によるものである。
本発明の爆発組成物の粘稠剤として使用するに適した生
物高分子のガム質はゼネラル ミルズ社のrxB−23
jであって、市場で入手することができ、キサントモナ
ス キャムペストリスに曝露した炭水化物から生産され
るものである。
物高分子のガム質はゼネラル ミルズ社のrxB−23
jであって、市場で入手することができ、キサントモナ
ス キャムペストリスに曝露した炭水化物から生産され
るものである。
この特殊な生物高分子は従来粘稠剤として別種のスラリ
ー状爆発性組成物に用いられているものであり、特に高
温において、また長時間にわたって且つまたpHの広い
範囲にわたって非常に有効且つ安定な粘稠剤であること
が見出された(例えば米国特許3.658,607号参
照)。
ー状爆発性組成物に用いられているものであり、特に高
温において、また長時間にわたって且つまたpHの広い
範囲にわたって非常に有効且つ安定な粘稠剤であること
が見出された(例えば米国特許3.658,607号参
照)。
rXB−23Jおよびその他の同様の性質をもつ粘稠剤
は、特に燃料液滴の微細な分散を生成する点に於て、非
混和性の炭化水素液体燃料とともに効果的に用いること
の出来る成る種の重要な特性を持っている。
は、特に燃料液滴の微細な分散を生成する点に於て、非
混和性の炭化水素液体燃料とともに効果的に用いること
の出来る成る種の重要な特性を持っている。
生物高分子rxB−23Jは普通の意味に於て爆発性組
成物の水溶液の粘稠剤としての機能をもっている。
成物の水溶液の粘稠剤としての機能をもっている。
すなわち、通常使用されるグアーガムが水利によって膨
潤し溶液を粘稠にし粘度を増大せしめるのと似ている。
潤し溶液を粘稠にし粘度を増大せしめるのと似ている。
しかし、その化学的性質は、グアーガムと異なり、クロ
ム酸イオンの如き通常使用される架橋剤の存在に於ても
比較的架橋し難いものとみることができる。
ム酸イオンの如き通常使用される架橋剤の存在に於ても
比較的架橋し難いものとみることができる。
濃度に対する粘度の関係からみて有効な粘稠剤であり、
同時に広いpHと温度範囲にわたって非常に安定である
ことの外に、rxB−23Jあるいは同等の前述の様な
生物高分子は、非混和性の液体炭化水素燃料を含むスラ
リー状爆発性組成物中に使用する場合に、下記の2つの
特別な性質を示す点で特に他と異なっている。
同時に広いpHと温度範囲にわたって非常に安定である
ことの外に、rxB−23Jあるいは同等の前述の様な
生物高分子は、非混和性の液体炭化水素燃料を含むスラ
リー状爆発性組成物中に使用する場合に、下記の2つの
特別な性質を示す点で特に他と異なっている。
すなわち、(1)重合性ガム質の分子は互いに作用し合
って独特の捕捉性の網状組織を形成する。
って独特の捕捉性の網状組織を形成する。
従って液体燃料は微細な分散状態を形成、保持される。
(2)ゴム質は粘稠な塩溶液に揺変性を与える。
従って、ゴム質は剪断の増大に伴って粘度の減少を示す
ために、溶液と液体燃料が混合羽根の作用をうけるとき
は、比較的容易に液体燃料を分散せしめる。
ために、溶液と液体燃料が混合羽根の作用をうけるとき
は、比較的容易に液体燃料を分散せしめる。
混合が終了すると、溶液の粘度は急激に増大して液滴を
分散状態に捕捉して維持せしめる。
分散状態に捕捉して維持せしめる。
非混和性の液体燃料の添加に先立って粘稠剤を水相にあ
らかじめ加えることを特徴とする本発明では多くのグア
ーガムおよび(または)でん粉その他の類似物もまた液
滴を捕捉することの出来る網状組織を形成するので、通
常は永続性、連続性を保つのにかなり急速な架橋が必要
ではあるが、液体燃料の分散を行なうために実際に使用
することが出来る。
らかじめ加えることを特徴とする本発明では多くのグア
ーガムおよび(または)でん粉その他の類似物もまた液
滴を捕捉することの出来る網状組織を形成するので、通
常は永続性、連続性を保つのにかなり急速な架橋が必要
ではあるが、液体燃料の分散を行なうために実際に使用
することが出来る。
しかし生物高分子ゴム質は、その揺変性と有効で且つ特
殊な捕捉性の網状組織のために、また架橋剤を用いるこ
となく効果を有するために、好ましいものである。
殊な捕捉性の網状組織のために、また架橋剤を用いるこ
となく効果を有するために、好ましいものである。
揺変性は分散の初期に必要なエネルギーを低下せしめる
。
。
揺変性のない粘稠剤を使用するときは、最終の分散状態
と組成および初期の耐水性を永続的に保つために、混合
およびポンプ送給時における粘度を比較的高くしなけれ
ばならない。
と組成および初期の耐水性を永続的に保つために、混合
およびポンプ送給時における粘度を比較的高くしなけれ
ばならない。
そのため、揺変性のない粘稠剤を使用するときは、組成
物の取扱いが若干難かしくなる。
物の取扱いが若干難かしくなる。
更に、生物高分子ゴム質は永続性と効果を保つために急
速に架橋の必要がない。
速に架橋の必要がない。
通常用いられる多くの揺変性のない粘稠剤を使用すると
きには、永続性のある安定な分散状態を保つために急速
な架橋が必要であり、また斯かる粘稠剤の使用によって
、混合およびポンプ送給の時間の調整が一層重要となる
。
きには、永続性のある安定な分散状態を保つために急速
な架橋が必要であり、また斯かる粘稠剤の使用によって
、混合およびポンプ送給の時間の調整が一層重要となる
。
粘稠剤の全量は一般に0.05%乃至約0.50%の間
にあり、そのうち約0.1 %が生物高分子ゴム質であ
ることが好ましい。
にあり、そのうち約0.1 %が生物高分子ゴム質であ
ることが好ましい。
微細な鋭感性の気泡を含有する組成物をポンプで送給で
きる様に組成物の粘度を調整する場合に生物高分子ゴム
質の粘稠作用を補うため、また成分の分離および(また
は)凝集を防止するため、尚また組成物の耐水性を改善
するため、本発明の爆発性組成物の調製の際に、一種も
しくは二種以上の通常使用される架橋性の粘稠剤を用い
てもよい。
きる様に組成物の粘度を調整する場合に生物高分子ゴム
質の粘稠作用を補うため、また成分の分離および(また
は)凝集を防止するため、尚また組成物の耐水性を改善
するため、本発明の爆発性組成物の調製の際に、一種も
しくは二種以上の通常使用される架橋性の粘稠剤を用い
てもよい。
技術的に知られている通常の架橋性粘稠剤にはグアーガ
ム、でん粉および合成の重合製品がある。
ム、でん粉および合成の重合製品がある。
また生物高分子ガム質は比較的高価であるために、生物
高分子ガム質の若干質の若干量をこれらの架橋性の粘稠
剤で置き換えることが経済的には望ましい。
高分子ガム質の若干質の若干量をこれらの架橋性の粘稠
剤で置き換えることが経済的には望ましい。
その外の好ましい成分には組成物の密度を低下させるた
めの亜硝酸ナトリウムの如き密度低下剤部わちガス発生
剤があり、また架橋性粘稠剤のゲル化を生ぜしめるため
の架橋剤がある。
めの亜硝酸ナトリウムの如き密度低下剤部わちガス発生
剤があり、また架橋性粘稠剤のゲル化を生ぜしめるため
の架橋剤がある。
技術的に公知となっているが亜硝酸ナトリウムおよび過
酸化水素の知きガス発生剤は従来密度を低下させるため
に用いられており、それによってスラリー状爆発組成物
の鋭感性をある程度調節している。
酸化水素の知きガス発生剤は従来密度を低下させるため
に用いられており、それによってスラリー状爆発組成物
の鋭感性をある程度調節している。
本発明の組成物では、使用条件に於ける密度を1.5
grams /−よりも下げるために、斯かるガス発生
剤を少量、例えば0.01φ乃至0.2係もしくはそれ
以上(もつとも好ましくは0.05%)を用いることが
好ましい。
grams /−よりも下げるために、斯かるガス発生
剤を少量、例えば0.01φ乃至0.2係もしくはそれ
以上(もつとも好ましくは0.05%)を用いることが
好ましい。
液滴即ち液体炭化水素燃料の粒子の微細な分散乃至分布
を一層安定化し、同時に気泡の逃散を防止し、従って微
細分散によって生ずる起爆の鋭感性を保つために、架橋
性の粘稠剤と組み合わせて架橋剤を用いることが好まし
い。
を一層安定化し、同時に気泡の逃散を防止し、従って微
細分散によって生ずる起爆の鋭感性を保つために、架橋
性の粘稠剤と組み合わせて架橋剤を用いることが好まし
い。
水を含んでいる発破孔に於て組成物の安定性あるいは初
期のま\の状態を保持しなければならない場合、架橋剤
は特に有用である。
期のま\の状態を保持しなければならない場合、架橋剤
は特に有用である。
重クロム酸ナトリウム水溶液を少量、例えば0.05%
乃至0.2 %、用いることによって、グアーガムの優
れた架橋を行なうことができる。
乃至0.2 %、用いることによって、グアーガムの優
れた架橋を行なうことができる。
その外の架橋方式も当該技術の専門家には明白であろう
。
。
各種の任意の成分もまた本発明の組成物に加えることが
できる。
できる。
例えば、粒状アルミニウム、マグネシウム合金、硫黄、
および通常固体の炭化水素の如き補助の固体燃料、例え
ば小麦その他の穀物粒子、でん粉その他の炭水化物等も
組成物の強度および(または)鋭感性を増大させるため
に加えることもできる。
および通常固体の炭化水素の如き補助の固体燃料、例え
ば小麦その他の穀物粒子、でん粉その他の炭水化物等も
組成物の強度および(または)鋭感性を増大させるため
に加えることもできる。
でん粉および穀物は、15重重量型での量で加えること
ができ、また米国特許出願309,177号に開示され
ている様に、同時に燃料、鋭感剤、および粘稠剤として
作用することができる。
ができ、また米国特許出願309,177号に開示され
ている様に、同時に燃料、鋭感剤、および粘稠剤として
作用することができる。
でん粉あるいは穀物を加えると、それらは本発明の組成
物に於て鋭感剤および粘稠剤として、一義的にあるいは
二義的のいづれかで作用することができ、また主たる非
混和性の液体炭化水素燃料に対する補助燃料として作用
することができる。
物に於て鋭感剤および粘稠剤として、一義的にあるいは
二義的のいづれかで作用することができ、また主たる非
混和性の液体炭化水素燃料に対する補助燃料として作用
することができる。
主たる粘稠剤とし用いるときには、少なくとも一部を、
非混和性の燃料の添加に先立って酸化剤溶液中にあらか
じめ混合しなければならない。
非混和性の燃料の添加に先立って酸化剤溶液中にあらか
じめ混合しなければならない。
チオ尿素もまた亜硝酸ナトリウムのガス発生剤の作用速
度を制御するために極く少量、例えば0.05%、を用
いてもよい。
度を制御するために極く少量、例えば0.05%、を用
いてもよい。
エチレングリコール、ホルムアミドおよびその他の水と
相溶性のある成分もまた種々の量で加えることができる
。
相溶性のある成分もまた種々の量で加えることができる
。
要するに、本発明の爆発性組成物の調製方法は、粘稠剤
をあらかじめ加えた酸化剤の塩の水溶液中に液体の炭化
水素燃料を微細に分散あるいは分布せしめることから成
る。
をあらかじめ加えた酸化剤の塩の水溶液中に液体の炭化
水素燃料を微細に分散あるいは分布せしめることから成
る。
混合、分散せしめた燃料油の溶滴が凝集しない様に溶液
を十分粘稠にするために、非混和性の液体燃料の添加に
先立ってその粘度を増加せしめる様あらかじめ水溶液中
に粘稠剤を加えておくことが必要である。
を十分粘稠にするために、非混和性の液体燃料の添加に
先立ってその粘度を増加せしめる様あらかじめ水溶液中
に粘稠剤を加えておくことが必要である。
爆発組成物の塩溶液に粘稠剤をあらかじめ加えることは
、従来も先行技術に於てみられるが、これは、固体粒子
の添加とそれに引き続く混合によって形成された、ある
いは撹拌によって形成された、もしくはあらかじめ粘稠
にした溶液に加えられる化学的ガス発生剤の使用によっ
て形成された細かい気泡を捕捉しておくために行なわれ
ているものである(米国特許3,453,158号参照
)。
、従来も先行技術に於てみられるが、これは、固体粒子
の添加とそれに引き続く混合によって形成された、ある
いは撹拌によって形成された、もしくはあらかじめ粘稠
にした溶液に加えられる化学的ガス発生剤の使用によっ
て形成された細かい気泡を捕捉しておくために行なわれ
ているものである(米国特許3,453,158号参照
)。
この様にあらかじめ粘稠にした塩溶液に非混和性の液体
燃料を加え、引き続き混合すれば、組成物全体にわたっ
ての燃料液滴の微細な分散を容易に行ない得ることを発
見したのである。
燃料を加え、引き続き混合すれば、組成物全体にわたっ
ての燃料液滴の微細な分散を容易に行ない得ることを発
見したのである。
この様にして形成された分散液は全く力学的に安定であ
って、液滴の凝集が防止される。
って、液滴の凝集が防止される。
燃料と酸化剤の相互関係は直ちに爆発組成物の鋭感性に
影響を与えるから、燃料を酸化剤塩と確実に密接せしめ
る様に液体燃料の分散を永続的に保持せしめることが重
要である。
影響を与えるから、燃料を酸化剤塩と確実に密接せしめ
る様に液体燃料の分散を永続的に保持せしめることが重
要である。
混合物が密接していればいるほど、爆薬は鋭敏である。
生成した力学的に安定な分散液は、包装して爆薬として
使用するために適当な容器に詰めるか、あるいは発破孔
に直接装薬するために行なう現場混合およびポンプ送給
作業では、米国特許3,303,738号に記載されて
いるものと同様のポンプ付きの台車によって送給される
。
使用するために適当な容器に詰めるか、あるいは発破孔
に直接装薬するために行なう現場混合およびポンプ送給
作業では、米国特許3,303,738号に記載されて
いるものと同様のポンプ付きの台車によって送給される
。
代表的な調製法(これは以下に述べるすべての実施例の
調製法に適応する)に於ては、酸化剤の塩(一種もしく
は二種以上)を水に溶解して約50℃の結晶析出点(f
udgepo in t )をもつ溶液を形成せしめる
。
調製法に適応する)に於ては、酸化剤の塩(一種もしく
は二種以上)を水に溶解して約50℃の結晶析出点(f
udgepo in t )をもつ溶液を形成せしめる
。
溶液を混合に先立って約60℃乃至70℃に加熱する。
それ以上の温度調節は混合中には必要でない。
水溶性の液体燃料を加えるのであれば、その時に加える
ことができる。
ことができる。
次に少量の粘稠剤の一種もしくは二種以上を加え、溶液
を希望する程度まで粘稠にする。
を希望する程度まで粘稠にする。
組成物は長期間の貯蔵に安定であり且つ耐水性を強化す
るために架橋させることが好ましく、従って粘稠剤の少
くとも一部が架橋性であることが好ましい。
るために架橋させることが好ましく、従って粘稠剤の少
くとも一部が架橋性であることが好ましい。
粘稠にした溶液の所定の溶液粘度は、低粘度では液体燃
料が凝集し易く、また組成物の初期の耐水性が損なわれ
るために、好ましくは600センチポイズ以上でなけれ
ばならない。
料が凝集し易く、また組成物の初期の耐水性が損なわれ
るために、好ましくは600センチポイズ以上でなけれ
ばならない。
通常の粘度は800センチポイズである。
粘稠性にした溶液の粘度には特定の上限値はない。
実際には上限値は主として用いる混合およびポンプ設備
の種類によって決定される。
の種類によって決定される。
この加熱した粘稠溶液に、非混和性の液体炭化水素燃料
を通常行なわれる方法で、例えば、定量ポンプで計量し
て、粘稠溶液中にその液体炭化水素を滴下あるいは噴出
せしめることにより、あるいはその液体を微小な液滴に
初期分散せしめる役目をするノズルを通して加圧下に注
入することによって、添加される。
を通常行なわれる方法で、例えば、定量ポンプで計量し
て、粘稠溶液中にその液体炭化水素を滴下あるいは噴出
せしめることにより、あるいはその液体を微小な液滴に
初期分散せしめる役目をするノズルを通して加圧下に注
入することによって、添加される。
同時に、重クロム酸ナトリウムの様な架橋剤を(もしも
使用するならば)加え、同様に亜硝酸ナトリウムの如き
ガス発生剤を加える。
使用するならば)加え、同様に亜硝酸ナトリウムの如き
ガス発生剤を加える。
チオ尿素を用いるときには、一般に架橋剤およびガス発
生剤を加える前に、加熱溶液中に加えられる。
生剤を加える前に、加熱溶液中に加えられる。
此の様にして形成された代表的な溶液は次の比率、重量
部、によって表わすことができる:AN50/H2O1
5/生生物外子ゴム質0.17グアーゴム0.2/チオ
尿素0.1゜上記以外の好ましい、必要な、かつ(また
は)任意の成分もすべて、同時に加えることができる。
部、によって表わすことができる:AN50/H2O1
5/生生物外子ゴム質0.17グアーゴム0.2/チオ
尿素0.1゜上記以外の好ましい、必要な、かつ(また
は)任意の成分もすべて、同時に加えることができる。
更に、乾燥粒状の酸化剤塩もここで酸素の均衡を適正に
するために加えてもよい。
するために加えてもよい。
各成分を加えた生成溶液は均質にするために暫時混合を
行ない、次いで適当な方法で容器あるいは発破孔に入れ
られる。
行ない、次いで適当な方法で容器あるいは発破孔に入れ
られる。
液体炭化水素を最初に加えるとき、出来るだけ機械的分
散が起こる様に連続的に混合を行なうことが重要である
。
散が起こる様に連続的に混合を行なうことが重要である
。
溶液をあらかじめ粘稠にしであるので、混合後も分散は
一定に保たれ安定である。
一定に保たれ安定である。
混合は当該分野に於て公知の通常使用される装置によっ
て行なうことができる。
て行なうことができる。
得られた組成物は、例えば空気を巻き込んで攪拌するこ
とによって、あるいはガス発生剤を加えることによって
所望の見掛は比重までガスを含んだ実質的に均質な微細
な分散液を全般的に構成しているならば、調製工程全体
にわたって、混合ロート、ポンプ、固体の抽出機その他
の通常使用される装置を用いることができる。
とによって、あるいはガス発生剤を加えることによって
所望の見掛は比重までガスを含んだ実質的に均質な微細
な分散液を全般的に構成しているならば、調製工程全体
にわたって、混合ロート、ポンプ、固体の抽出機その他
の通常使用される装置を用いることができる。
組成物が冷却すると、酸化剤塩類がその時の温度に依っ
て若干結晶化することがある。
て若干結晶化することがある。
結晶化が起ったときには、組成物は堅くはなるが、しか
し柔軟性がある。
し柔軟性がある。
けれども粘稠度および(または架橋)が適当であれば、
組成物は安定であり、また液体燃料は塩溶液の結晶化温
度以上および以下のいずれの温度に於てもそのまS均一
に分散しているものである。
組成物は安定であり、また液体燃料は塩溶液の結晶化温
度以上および以下のいずれの温度に於てもそのまS均一
に分散しているものである。
本発明を更に理解できる様に次の実施例によって説明す
る。
る。
実施例中、特に示さなければ、量についての記載はすべ
て重量部によるものである。
て重量部によるものである。
実施例 ■
此の実施例に於ける本発明の組成物は、第1表に示した
成分および特性を有し、前述の方法で調製されたもので
あり、また第1表に示した様に有効に爆発を起した。
成分および特性を有し、前述の方法で調製されたもので
あり、また第1表に示した様に有効に爆発を起した。
表に示した様に、トール油、パラフィン、および燃料油
は非混和性の液体炭化水素燃料として容易に用いること
ができる。
は非混和性の液体炭化水素燃料として容易に用いること
ができる。
組成物Cは補助燃料として、鋭感剤として、また爆発強
度を附加するために、アルミニウムの微粒子の使用を示
したものである。
度を附加するために、アルミニウムの微粒子の使用を示
したものである。
組成物BよりEまでは乾燥した粒状のANを含有してお
り、これはあらかじめ粘稠溶液に加えられたものである
。
り、これはあらかじめ粘稠溶液に加えられたものである
。
組成物Aの初期の溶液粘度は55℃に於て920センチ
ポイズであった。
ポイズであった。
(長さ=6×直径の厚紙円筒内で)
(組成物Aは3日間貯蔵後20℃で
10cTL直径中で、10℃で12.5crrL直径中
で速度3850 m/ secで、また20℃で12.
5の直径中で速度 3950 m/ secで爆発を起こした。
で速度3850 m/ secで、また20℃で12.
5の直径中で速度 3950 m/ secで爆発を起こした。
すべて453.69鋳造雷管を使用)
実施例 ■
この実施例に於ては下記の組成物を調製した。
この組成物は22℃で密度1.10□m/−であった。
22℃で10crIL直径中で3645 m/ sec
の速度で、また15℃で12.5cfIl直径中で場合
を起こした。
の速度で、また15℃で12.5cfIl直径中で場合
を起こした。
* シュタイン ホール社製rJ−100Jグアーガム
実施例
■
この実施例においては、
下記の組成物を調製し
た。
この組成物は密度0.959m/−で、20℃で10c
rIL直径中で場合を起こした。
rIL直径中で場合を起こした。
この溶液の粘度は、燃料油および乾燥固体ANを加える
前に65℃で約800センチポイズであった。
前に65℃で約800センチポイズであった。
実施例 ■
この実施例においては、下記の溶液を調製した。
グアーガムおよび小麦で粘稠性にしたこの溶液70重量
部に2号燃料油5部、乾燥固体のAN25部、ガス発生
剤(NaNO21部/H2O1部)0.2部、および架
橋剤(H2015部/HNO35部/SN5部/Na2
Cr2O7@2H207部)0.25部を加えた。
部に2号燃料油5部、乾燥固体のAN25部、ガス発生
剤(NaNO21部/H2O1部)0.2部、および架
橋剤(H2015部/HNO35部/SN5部/Na2
Cr2O7@2H207部)0.25部を加えた。
得られた組成物は15crIL直径中で密度1.139
m/−で有効に場合を起こした。
m/−で有効に場合を起こした。
* 製粉した粒状体の純小麦で、実質的にタイラー篩4
8メツシュ以下の粒径分布をもつもの。
8メツシュ以下の粒径分布をもつもの。
本発明の実施の態様をまとめれば下記の通りである。
■、安定な、爆発性爆破組成物を生成せしめるための方
法に於て、少なくとも一種の無機酸化剤の塩の液相をそ
の塩の結晶化温度以上の温度に於て水溶液として生成せ
しめることから放り、他の成分を加えるに先立って所定
の粘度まで該液相をあらかじめ粘稠性にするために、粘
稠剤を、好ましくは少なくともその一部が生物高分子ガ
ム質であるもの、を加えること、あらかじめ粘稠にした
該液相に非混和性の液体炭化水素燃料を加えること、お
よびあらかじめ粘稠性にした該液相に該液体燃料を混合
して該液相全体にわたって該液体燃料の安定な微細分散
を生せしめることを特徴とする、方法。
法に於て、少なくとも一種の無機酸化剤の塩の液相をそ
の塩の結晶化温度以上の温度に於て水溶液として生成せ
しめることから放り、他の成分を加えるに先立って所定
の粘度まで該液相をあらかじめ粘稠性にするために、粘
稠剤を、好ましくは少なくともその一部が生物高分子ガ
ム質であるもの、を加えること、あらかじめ粘稠にした
該液相に非混和性の液体炭化水素燃料を加えること、お
よびあらかじめ粘稠性にした該液相に該液体燃料を混合
して該液相全体にわたって該液体燃料の安定な微細分散
を生せしめることを特徴とする、方法。
2、上記1の方法によって生産した水性の爆発性爆破組
成物に於て、無機の酸化剤塩の水溶液の液相から成り、
また該液相を所定の粘度まで粘稠性とするために、好ま
しくは少なくともその一部が生物高分子ガム質である粘
稠剤、および該液相全体にわたって安定且つ微細に分散
した非混和性の液体の炭化水素燃料、によって特徴づけ
られる組成物。
成物に於て、無機の酸化剤塩の水溶液の液相から成り、
また該液相を所定の粘度まで粘稠性とするために、好ま
しくは少なくともその一部が生物高分子ガム質である粘
稠剤、および該液相全体にわたって安定且つ微細に分散
した非混和性の液体の炭化水素燃料、によって特徴づけ
られる組成物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水性の無機酸化剤塩溶液の液相を含んで成る含水爆
発性爆破組成物において、前記液相を一定の粘度に粘稠
するための粘稠剤であって、その一部が少なくとも炭水
化物の微生物変換によりつくられた生物高分子ガム質な
る粘稠剤と、前記液相全体を通じて安定に、かつ微細に
分散された非混和性液体炭化水素燃料とを含むことを特
徴とする組成物。 2 水溶液中で少なくとも1つの無機酸化剤塩の液相を
該塩の結晶化温度以上の温度で形成することを包含する
安定な爆発性爆破組成物の製法において、粘稠剤、好ま
しくは少くともその1部が炭水化物の微生物変換により
つくられた生物高分子ガム質である粘稠剤を、他の成分
の添加に先立って前記液相に添加してあらかじめ前記液
相を予定の粘度に粘稠し、非混和性の液体炭化水素燃料
を前記のあらかじめ粘稠した液相に加えて、前記液体燃
料を前記のあらかじめ粘稠した液相に混合し、前記の液
相全体を通じ前記液体燃料の安定な微細分散液を形成す
ることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US30917872A | 1972-11-24 | 1972-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS4993514A JPS4993514A (ja) | 1974-09-05 |
JPS5829279B2 true JPS5829279B2 (ja) | 1983-06-21 |
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ID=23197034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48114639A Expired JPS5829279B2 (ja) | 1972-11-24 | 1973-10-12 | 非混和性の液体炭化水素燃料を含有する含水爆破組成物及びその製造方法 |
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BE (1) | BE807744A (ja) |
BR (1) | BR7309160D0 (ja) |
CA (1) | CA1014355A (ja) |
CH (1) | CH587203A5 (ja) |
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CN103360190B (zh) * | 2013-07-24 | 2015-09-09 | 江西铜业股份有限公司 | 一种露天金属矿山爆破预装炸药配方与制作工艺 |
AR114311A1 (es) * | 2018-01-29 | 2020-08-19 | Dyno Nobel Inc | Explosivos de emulsión gasificados mecánicamente y métodos relacionados con ellos |
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-
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GB1445594A (en) | 1976-08-11 |
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