JPS59160671A

JPS59160671A - ダンプ・トラツクに使用される荷台

Info

Publication number: JPS59160671A
Application number: JP3263783A
Authority: JP
Inventors: Taku Kobayashi; 卓小林; Ryuichi Shoda; 正田　隆一
Original assignee: Hino Motors Ltd; Hino Jidosha Kogyo KK
Current assignee: Hino Motors Ltd
Priority date: 1983-02-28
Filing date: 1983-02-28
Publication date: 1984-09-11
Also published as: JPS6354574B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、ダンプ・トラック、殊に、長さが比較的長
く、かつ、重量の重い木材、金属などの資材を運搬する
ダンプ・トラックに使用される荷台の改良に関する。

従来、長さが比較的長く、かつ、重量の重い資材、例え
ば木材を運搬する場合には、フラット・デツキ型の木材
運搬用トラックが使用されてきていたが、近年では、実
公昭５５−３５２２４号公報に開示されているように、
ダンプ・トラックが使用され、資材の積込み、および、
積卸しを容易にしてきている。すなわち、そのダンプ・
トラックの荷台は、後面（テール・ケ８−ト）が荷台の
水平底面（荷台フロア）に対して仰角約８０度傾斜され
、その荷台が傾斜状態に置かれるとき、その後面が路面
に接触し、その路面に対してほぼ平行まで積み込むこと
ができ、また、積み卸しもなされるように構成されてき
ている。

しかし、そのようなダンプ・トラックを使用して木材を
運搬し、積み卸しを行なう際、その荷台が仰角約８０度
傾斜されれば、その荷台に績み込寸れた木材がほぼ起立
状態に置かれるため、積み卸し作業がある程度容易にな
されるものの、その木材を所足の場所、例えば、倉庫に
収める場合には、依然として人力による積み卸し作業が
要求され、作業能率をさらに向上さ■ることは困難であ
った。

−また、その木材をそのダニ・プ・トラックの荷台に４
Ｊ’ｔみ込むル合も、上述の場合とほぼ同様に、積み込
み過程において人力による作業が要求され、作業能率を
さらに向上させることは困短であった。

この発明の目的は、長さが比較的長く、かつ、爪敏の■
（い質材を運搬する場合、人力による積み込みおよび積
み卸し作業を必要とすることなく、その質材の積み込み
および積み卸しを極めて容易にし、運搬作業における能
率を向上させるところのダンプ・トラックに使用される
荷台の提供にある。

それらを課題として、この発明のダンプ・トラックに使
用される荷台は、ダンプ・ヒンジを介してシャシ・フレ
ームの後方に連結され、かつ、ホイスト・シリンダによ
って傾斜されるように、そのシャシ・フレーム上に配置
された荷台フロアと、その荷台フロアの後端で、そのフ
ロアに対してほぼ直角状に起立されるように配置された
フォークとを含み、さらに、その荷台フロアから離され
、および、その荷台フロアに近付けられるように、その
荷台フロアの上面側に配置されたザポート・ベースを含
んで構成されている。

以下、この発明に係るダンプ・トラックに使用される荷
台の望ましい具体例について、図面を参照して説明する
。

第１ないし３図は、この発明のダンプ・トラックに使用
される荷台の具体例１０を示している。

その荷台ｌＯは、木材２０を運搬するだめのダンプ０・
トラック１５に使用されたもので、ダンプ・ヒンジ１２
を介してそのダンプ・トラック１５における７ヤシ・フ
レーム１６−の後方に連結され、かつ、ホイスト・シリ
ンダ１７によって傾斜されるように、そのシャシ・フレ
ーム１６上に目装置された荷台フロア１１と、その荷台
フロア１１の先端で、そのフロア１１に対してほぼ直角
状に起立されるように配置されたフロント・・ぐネル１
４と、その荷台フロア１１の後端で、そのフロア１１に
対してほぼ直角状に起立されるように配置されたフォー
ク１３とよシなシ、木材２０がほぼ起立状、Ｉルで載ぜ
られたパレット１８にそのフォーク１３を挿入し、その
パレッＩ・１８と共にその木材２゜が積り−込み、およ
び、績み卸されるように４４成されている。

荷台フロア１１は、ダンプ・トラック１５のキャブ２２
の後方において、シャシ・フレーム１６上に配置され、
そのンヤシ・フレーム１６の後り潜：に設けられたダン
プ・ヒンジ１２を介して、そのシャシ・フレーム１６に
傾斜可能に連結されている。

その荷台フロア１１は、ホイスト・シリンダ１７により
、そのダンプ・ヒンジ１２を中心にしてそのシャシ・フ
レーム１６に対してイ頃斜される。

すなわち、そのホイスト・シリンダ１７は、その荷台フ
ロア１１を傾斜させる装置として、シリンダ端をそのシ
ャシ・フレーム１６に、操作ロンド端をその荷台フロア
１１の下面にそれぞれ回転可能に連結している。

寸だ、そのホイスト・シリンダ１７による荷台フロア１
１の傾斜において、その荷台フロア１１はそのンヤン・
フレーム１６に対する最大傾斜角度が約１００度になる
ように構成されている（第３図参照）。

従って、その荷台フロア１１がそのホイスト・シリンダ
１７によって最大に傾斜されるとき、その荷台フロア１
１の後端は、その荷台フロア１１の回転中心、すなわち
、ダンプ・ヒンジ１２よりも前方側に位置される丸め、
その荷台フロア１１の後端とそのダンプ・ヒン・ゾ１２
との間の距離は、路面２３からのダンプ・ヒンジ１２の
取付ケ高すに相当する距１’？ｌｃ　％換菖−するなら
ば、その路面２３とそのダンプ°・ヒンジ１２との間の
距離よりも短くされている。

フロント・パネル１４は、いわゆる、前立板で、その荷
台フロア１１の先端において、そのフロア１１に対して
ほぼ直角状に起立されるように配置されている。勿論、
そのフロント・ｉ９ネル１４は、その荷台フロア１１に
績み込−まれた木材の前方への荷崩れを防止する。

フォーク１３ば、その荷台フロア１１の後端で、そのフ
ロア１１に対してほぼ直角状に起立されるように西装置
されている。

そのフォーク１３は、その荷台フロア１１がホイスト・
７リンダ１７によって傾斜され、７ヤ７・フレーム１６
に対するその荷台フロア１１の傾斜角度が約１００度に
達するとき、そのフォーク１３の先端が路面２３も近に
位置され、しかも、そのような状態において、そのフォ
ーク１３がその路面２３上に配置されたパレット１８に
挿入されるようになされ、さらに、そのホイスト・シリ
ンダ１７によって傾斜角度が小さくなるように、その荷
台フロア１１が戻されると、そのフロア１１の動きに伴
なって、そのフォーク１３に引っ掛けられたパレット１
８がリフトされるように構成されている。

勿論、その・ぐレット１８のフォーク挿入口１９の有効
高さは予め所定の高さに決定されている。

従って、そのフォーク１３がそのノヤレツ）１８のフォ
ーク挿入口１９に挿入された状態において、そのフォー
ク１３はそのフォーク挿入口１９内で所定の範囲内で移
動し得る状態に置かれ、換言するならば、その荷台フロ
ア１１が傾斜され、第２図に示された状態から第３図に
示された状態、若しくは、第３図に示された状態から第
２図に示された状態に置かれても、そのフォーク１３は
そのフォーク挿入口１９内に位置され、しかも、その荷
台フロア１１の傾斜角度が所定の範囲内の場合に、その
フォーク１３はそのパレット１８に影響を及ぼすことな
く、そのパレット１８は安定した状態で路面ｚ３上に位
置される。

この発明のダンプ・トラックに使用される荷台ＩＯにお
いて、上述した以外の構成は、既存のダンプ・トラック
に使用される荷台と同様でめるため、それらの構成の説
明を省略する。また、その荷台１０は、積載される荷物
に応じてサイド・・母ネル、いわゆる、（ｉｌｌあおり
板を備えるように構成されることは勿論である。

次に、上述の荷台１０を備えるダンプ・トラック１５を
使用して木材を運搬する場合について説明するに、木材
倉庫において木材２０は受は木２１に立て掛けられるよ
うにして、パレツ）１８上に起立状態で載せられている
。

その木材２０を荷台１０にＸ’Ａみ込む場合、先ず、そ
の荷台１０全体をホイスト・シリンダ１７によりシャシ
・フレーム１６に対して約１００度傾斜させる。

そのような状態で、そのダンプ・トラック１５を後退さ
せ、その傾斜された荷台１０のフォーク１３をそのノｅ
レット１８のフォーク挿入口１９に挿入さぜる（第３図
参照）。

さらに、その木材２０をその荷台１０に網掛けし、その
木材２０をその荷台１０に固定する。

次いで、その昨イスト・シリンダ１７を動作し、その荷
台１０をシャシ・フレーム１６に対しては（・ピ平行な
状態に戻すように、その荷台１０を前方に回転させる。

そのようにして荷台１０が戻される際、その木材２０は
その荷台１０と共に移動されるが、その・ぐレット１８
ばその荷台１０の傾斜角度が所定の角度以下に達するま
で移動せず、その間、そのフォーク１３はそのパレット
１８のフォーク挿入口１９内で位置を変える（第２図参
照）。

その荷台１０の傾斜角度が所定の角度以下になると、そ
の・ぐレット１８がそのフォーク１３に引っ掛けられ、
その荷台１０の戻や側への回転（・で伴なって、そのパ
レット１８がリフトされる。

そのようにして荷台１０がシャシ・フレーム１６に対し
てほぼ平行な状態に戻される々らば、その木材２０は、
その荷台ｌＯに積み込まれる。

従って、そのような積み込み作業において、労力が必要
とされることなく、極めて容易に積み込み作業が行なわ
れ、作業能率が向上される。

徒だ、そのようにして績み込まれた木材２０をその荷台
１０から積み卸す場合には、上述ど逆の作業によシ積み
卸し作業が極めて容易に行なわれることは勿論である。

第４図は、木材２０を荷台フロア１１から独立して移動
させる手段としてのサポート・ベース３１を備えるこの
発明のダンプ・トラックに使用される荷台の具体例３０
を示している。

その荷台３０は、上述の具体例１０の場合と同様に木材
２０を運搬するためのダンプ・トラック１５に使用され
たもので、ダンプ・ヒンジ１２を介してそのダンプ・ト
ラック１５におけるシャン・フレーム１６の後方に連結
され、かつ、ホイスト・シリンダ１７によって１頃余ト
されるように、そのシャシ・フレーム１６上に配置され
た荷台フロア１１と、その荷台フロア１１の先端でその
フロア１１に対してほぼ直角状に起立されるように配置
されたフロント・パネル１４と、その荷台フロア１１の
後端で、そのフロア１１に対してほぼ直角状に起立され
るように配置されたフォーク１３と、その荷台フロア１
１から離され、および、その荷台フロア１１に近付けら
れるように、アクチュエータ３２を介してその荷台フロ
ア１１の上面側に配置されたサポート・ベース３１とよ
りなシ、木材２０がほぼ起立状態で載せられたツヤレッ
ト１８にそのフォーク１３を挿入し、さらに、そのサポ
ート・ベー７３１によって、その木材２０がその荷台３
０から独立して移動され、その荷台３０の傾斜角度を極
端に大きくすることなく、その木材２０の積み込み、お
よび、積み卸しを容易にするように構成されている。

その荷台３０は、サポート・ベース・３１を備えている
ことを除けば、上述の荷台１０と同様に構成されるため
、対応する構成部品にその荷台１０の場合と同一の符号
を付し、それらの説明を省略する。

サポート・ベース３１ば、その荷台フロア１１の一部分
をなすようにして、その荷台フロア１１の土面かつ前方
側に配置されたもので、その荷台フロア１１に積み込ま
れる木材２０を支持し得る長さ、幅、および厚さを備え
ている。

また、そのサポート・べ゛−ス３１は、アクチュエータ
３２によってその荷台フロア１１に連結され、その荷台
フロアｌｌから離され、および、その荷台フロア１１に
近付けられるように構成されている。

そのアクチュエータ３２は、テレスコープ型油圧シリン
ダで、油圧配管を介して、そのダンプ・トラック１５の
エンジンで駆動されるオイルポンｆ（図示せず）に接続
されている。勿論、その油圧配管には電磁弁（図示せず
）が設けられ、さらに、その電磁弁のためのスイッチ（
図示せず）がそのダンプ・トラック１５のキャブ２２内
に設けられている。

従って、そのアクチュエータ３２の動作に応じて、その
サポート・ベース３１が移動し、換言するならば、荷台
フロア１１に対する木材２０の位置がそのサポート・ベ
ース３１の移動量に応じて変えられる。

勿論、そのサポート・ベース３１は、その荷台フロア１
１の一部分をなし、通常の状態において、その荷台７０
ア１１から極端に突出することなく、木材遇０の積み込
みに支障を来たさないように構成されることが望ましい
。

また、そのアクチュエータ３２は、そのサポート・ベー
ス３１をその荷台フロア１１から離し、および、その荷
台フロア１１に近付けることによって、その木材２０を
移動させるもの、詳述するならば、パレット１８上にほ
ぼ起立状態で載せられた木材２０に力を付与し、その木
材２０の傾斜腹合を変え得るものであれば、そのアクチ
ュエータ３２としての構造は任意であシ、油圧シリンダ
以外に、空気圧シリンダ、各種のツヤツキ々とを使用す
ることも可能である。

勿論、そのアクチュエータ３２の有効ストロークは、そ
のアクチュエータ３２が設けられる位置によって異なる
が、一般的に、その荷台フロア１１の長さ、ダンプ・ヒ
ン−）１２の位置、その荷台フロア１１の最大傾斜角度
などに応じて決定される。

次に、上述の荷台３０を備えるダンプ０・トラック１５
を使ノ１ルて木材を運搬す乞」ム合について説明するに
、木材倉庫において、木材２０は、受は木２１に立て掛
けられるようにして、パレット１８上に起立状態で載せ
られている。

その木材２０を荷台３０に積み込む場合、先ず、その荷
台３０全体をホイスト・シリンダ１７にょシ、シャシ・
フレーム１６に対して約８０度傾斜させる。

そのような状態で、そのダンプ・トラック１５を後退さ
せ、その傾斜された荷台３０のフォーク１３をそのパレ
ット１８のフォーク挿入口に挿入させる。

次いで１．アクチュエータ３２を動作シ、サポート・ベ
ース３１をその木材２０に添え、そのサポート・ベース
３１に縄掛けして、その木材２０をそのサポート・ベー
ス３１に固定する。

さらに、そのアクチュエータ３２を逆方向に動作し、そ
のす月？−ト・ベース３１を荷台フロア１１側に近付け
る。

そのようにしてサポート・ベース３１が荷台フロア１１
側に近付けられると、その木材２０が受は木２１から離
れ、その木材２０は、その傾斜状態に置かれた荷台フロ
ア１１に添うように立て掛け、られる。

さらに、その荷台フロア１１をシャシ・フレーム１６に
対してほぼ平行な状態に戻すようにホイスト・シリンダ
１７を動作すれば、その木材２０は、その荷台３０に積
み込まれる。

ｉだ、そのようにして積み込まれた木材２０をその荷台
３０から積み卸す場合には、上述と逆の作業により積み
卸し作業が極めて容易に行なわれることは勿論である。

如上のこの発明によれば、ダンプ・ヒンジを介してシャ
シ・フレーム後方に連結され、かつ、ホイスト・シリン
ダによって傾斜されるように、そのノヤシ・フレーム上
に配置された荷台フロアと、その荷台フロアの後端でそ
のフロアに対してほぼ垂直状に起立されるように配置さ
れたフォークとを含み、さらに、その荷台フロアから離
され、および、その荷台フロアに近付けられるようにそ
の荷台フロアの上面（１４０に配置されたサポート・ベ
ースとを含んで構成し、資材、例えば木材を起立状態で
載せている）’？レットにそのフォークを挿入し、その
パレットと共にその木材が積み込まれ、また、積み卸さ
れるようにしているので、そのような質相を運搬する場
合、人力による積み込みＰよび積み卸し作業が省かれ、
作業が容易になシ、資材運搬作業における能率が向上さ
れ、極めて実用的になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のダンプ・トラックに使用される荷台
の具体例を示す側面図、第２図は第１図に示された荷台
の傾斜状態を示す部分拡大側面図、第３図は第２図に示
された荷台をさらに傾斜させた状態を示す部分拡大側面
図、および、第４図はサポート・ベースを備えるところ
のこの発明のダンプ・トラックに使用される荷台の具体
例を示す側面図である。１０．３０・・・ダンプ０・トランクに使用される荷台
、１１・・・荷台フロア、１２・・・ダンプ０・ヒンジ
、１３・・・フォーク、１５・・・ダンプ・トラック、
１６・・・シャシ・フレーム、１７・・・ホイスト・シ
リンダ、３１・・・サポート・ベース。特許出願人　日野自動車工業株式会社第２／凹、〃慕３図亀ｌ　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　ダンプ・ヒンジを介してシャシ・フレームの
後方に連結され、かつ、ホイスト・シリンダによって傾
斜されるように、そのシャシ・フレーム上に配置された
荷台フロアと、その荷台フロアの後端で、そのフロアに対してほぼ直角
状に起立されるように配置されたフォークとを含むダンプ・トラックに使用される荷台。
（２）　　ダンプ・ヒンノヲ介してシャシ・フレームの
後方に連結され、かつ、ホイスト・シリンダによって傾
斜されるように、そのシャシ・フレーム上に目装置され
た荷台フロアと、その荷台フロアの後端で、そのフロアに対してほぼ直角
状に起立されるように配置されたフォークと、フロアに近付けられるように、その荷台フロアの上面側
に配置されたサポート・ベースとを含むダンプ・トラックに使用される荷台。