JPS59160538A - 触媒の製造方法 - Google Patents
触媒の製造方法Info
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- JPS59160538A JPS59160538A JP58035037A JP3503783A JPS59160538A JP S59160538 A JPS59160538 A JP S59160538A JP 58035037 A JP58035037 A JP 58035037A JP 3503783 A JP3503783 A JP 3503783A JP S59160538 A JPS59160538 A JP S59160538A
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Landscapes
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たとえば有機合成における水素添加反応等
の反応促進添加物として使用される触媒の製造方法に関
するものである。
の反応促進添加物として使用される触媒の製造方法に関
するものである。
従来、黒鉛を担体とする固体触媒は、その黒鉛自体が化
学的に安定しており、また比表面積が比較的大きい等に
よっ玉担体としては有効な機能を備えていることが知ら
れている。
学的に安定しており、また比表面積が比較的大きい等に
よっ玉担体としては有効な機能を備えていることが知ら
れている。
しかしながら、黒鉛はその性質上、粉化しやすいため、
固体触媒として用いると反応生成物中に粉塵として混入
するおそれがあり、そのために黒鉛の形状を粉化したが
い形状にしておく等の制約を受けることが多い。
固体触媒として用いると反応生成物中に粉塵として混入
するおそれがあり、そのために黒鉛の形状を粉化したが
い形状にしておく等の制約を受けることが多い。
そこで、この発明は、触媒としての黒鉛のもつ優れた特
性を残しつつ、前述した黒鉛が有する欠点、つまシ粉塵
の発生(粉化を防止)を完全になくした触媒の製造方法
を提供しようとするものである。
性を残しつつ、前述した黒鉛が有する欠点、つまシ粉塵
の発生(粉化を防止)を完全になくした触媒の製造方法
を提供しようとするものである。
すなわち、この発明では、酸処理黒鉛をニッケル、コバ
ルト、パラジウム、白金、鉄等の硝酸塩類の水溶液に浸
漬し、乾燈後加熱することによって、酸処理黒鉛を膨張
させると同時に膨張した黒鉛の表面に前記金属の微粒子
を分散担持せしめた膨張黒鉛を得て、ついでこの膨張黒
鉛を加圧成形することによってシート状等の如く所望形
状にした触媒の製造方法である。
ルト、パラジウム、白金、鉄等の硝酸塩類の水溶液に浸
漬し、乾燈後加熱することによって、酸処理黒鉛を膨張
させると同時に膨張した黒鉛の表面に前記金属の微粒子
を分散担持せしめた膨張黒鉛を得て、ついでこの膨張黒
鉛を加圧成形することによってシート状等の如く所望形
状にした触媒の製造方法である。
この発明の手段に従えば、得られるとこりの触媒として
は、■黒鉛のもつ化学的に安定した性質はそのまま維持
されている。■黒鉛を40〜300倍の体積に膨張でき
るので、比表面積を10〜100倍程度に大きくできる
。■通常の黒鉛成形体の如く、粉塵の発生が全くなくな
る。■硝酸塩のような塩類の分解・還元により生じた前
述の触媒金属が、膨張黒鉛成形体に均一分散・付着せし
められているので、反応速度を著しるしく速めることが
できる。等の利点をもつ。
は、■黒鉛のもつ化学的に安定した性質はそのまま維持
されている。■黒鉛を40〜300倍の体積に膨張でき
るので、比表面積を10〜100倍程度に大きくできる
。■通常の黒鉛成形体の如く、粉塵の発生が全くなくな
る。■硝酸塩のような塩類の分解・還元により生じた前
述の触媒金属が、膨張黒鉛成形体に均一分散・付着せし
められているので、反応速度を著しるしく速めることが
できる。等の利点をもつ。
以下に、この発明を一実施例に基き詳述する。
まず、酸処理黒鉛は、結晶のよく整った黒鉛が好ましく
、鱗片状天然黒鉛を選び、この黒鉛を酸に浸漬すること
によって得た。酸としては何んでもよいが、実施例では
、硝酸と硫酸との混酸にて処理した。なお酸処理後の黒
鉛は、水洗して乾、ゆしておくと、次の工程時に作業性
を良好にする。このようにして得た酸処理黒鉛は、硝酸
塩の水溶液に浸漬した。実施例では、硝酸塩水溶液とし
て10%a度の硝酸ニッケル水溶液に5分間浸漬した。
、鱗片状天然黒鉛を選び、この黒鉛を酸に浸漬すること
によって得た。酸としては何んでもよいが、実施例では
、硝酸と硫酸との混酸にて処理した。なお酸処理後の黒
鉛は、水洗して乾、ゆしておくと、次の工程時に作業性
を良好にする。このようにして得た酸処理黒鉛は、硝酸
塩の水溶液に浸漬した。実施例では、硝酸塩水溶液とし
て10%a度の硝酸ニッケル水溶液に5分間浸漬した。
そして湿潤させた酸処理黒鉛を乾謄後、400〜900
℃の雪囲中で急加熱することによって、酸処理黒鉛を2
00倍の高に膨張させると同時に、硝酸ニッケルの分解
・還元により生じた触媒金属としてのニッケル微粒子が
、膨張処理された膨張黒鉛の表面に均一に分散担持され
たものが得られる。セして金属微粒子にッケル微粒子)
が、その表面に分散担持された膨張黒鉛をロールにて連
続的に加圧成形することによってシート状の触媒を全く
筒便なやり方で製造でさた。
℃の雪囲中で急加熱することによって、酸処理黒鉛を2
00倍の高に膨張させると同時に、硝酸ニッケルの分解
・還元により生じた触媒金属としてのニッケル微粒子が
、膨張処理された膨張黒鉛の表面に均一に分散担持され
たものが得られる。セして金属微粒子にッケル微粒子)
が、その表面に分散担持された膨張黒鉛をロールにて連
続的に加圧成形することによってシート状の触媒を全く
筒便なやり方で製造でさた。
して■〜■の利点をもつものである。
なお、この発明の製造方法は、■加熱工程において、酸
処理黒鉛の膨張処理と硝酸塩の公社・環元が同時にかつ
一挙に行える点、(ロ)膨張黒鉛の表面に均一分散担持
てきる金属微粒子は硝酸塩水溶液の選定によってのみ、
種々のものをコントロールして製造できる点等の利点を
有する。またこの発明では、加圧成形工程において、シ
ート形状のみだけでなく、所望の金型にて所望する大き
さ、形状に成形できるものであり、また例えば、シート
状に成形した触媒にあっては、必要な大きさに簡単に切
断して用いることもできれば、:、歯巻状に巻いて使用
することもできる等極めて取扱いの便利な触媒の製造方
法である。
処理黒鉛の膨張処理と硝酸塩の公社・環元が同時にかつ
一挙に行える点、(ロ)膨張黒鉛の表面に均一分散担持
てきる金属微粒子は硝酸塩水溶液の選定によってのみ、
種々のものをコントロールして製造できる点等の利点を
有する。またこの発明では、加圧成形工程において、シ
ート形状のみだけでなく、所望の金型にて所望する大き
さ、形状に成形できるものであり、また例えば、シート
状に成形した触媒にあっては、必要な大きさに簡単に切
断して用いることもできれば、:、歯巻状に巻いて使用
することもできる等極めて取扱いの便利な触媒の製造方
法である。
出願人 日本ピラー工業株式会社
Claims (1)
- 1酸処理黒鉛を硝酸塩類の水溶液に浸漬し、乾婚後加熱
することによって、金属微粒子を分散担持せしめた膨張
黒鉛となし、ついでこれを加圧成形したことを特徴とす
る触媒の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58035037A JPS59160538A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 触媒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58035037A JPS59160538A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 触媒の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59160538A true JPS59160538A (ja) | 1984-09-11 |
JPH0210696B2 JPH0210696B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=12430850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58035037A Granted JPS59160538A (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 触媒の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59160538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578545B2 (ja) * | 1990-04-11 | 1997-02-05 | ソシエテ・ナシオナル・エルフ・アキテーヌ | 活性複合体及び反応媒体としての該複合体の使用 |
JPWO2005061479A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2007-12-13 | 宇部興産株式会社 | テトラヒドロピラン−4−オン及びピラン−4−オンの製法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7241607B2 (ja) | 2019-06-03 | 2023-03-17 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
JP7048541B2 (ja) | 2019-06-03 | 2022-04-05 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
JP7157705B2 (ja) | 2019-06-03 | 2022-10-20 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
JP7133510B2 (ja) | 2019-06-03 | 2022-09-08 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
JP7014833B2 (ja) | 2020-02-14 | 2022-02-01 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納容器 |
-
1983
- 1983-03-03 JP JP58035037A patent/JPS59160538A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578545B2 (ja) * | 1990-04-11 | 1997-02-05 | ソシエテ・ナシオナル・エルフ・アキテーヌ | 活性複合体及び反応媒体としての該複合体の使用 |
JPWO2005061479A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2007-12-13 | 宇部興産株式会社 | テトラヒドロピラン−4−オン及びピラン−4−オンの製法 |
JP4687464B2 (ja) * | 2003-12-19 | 2011-05-25 | 宇部興産株式会社 | テトラヒドロピラン−4−オン及びピラン−4−オンの製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210696B2 (ja) | 1990-03-09 |
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