JPS5916035Y2 - 揚げ物製造装置 - Google Patents

揚げ物製造装置

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JPS5916035Y2
JPS5916035Y2 JP17730381U JP17730381U JPS5916035Y2 JP S5916035 Y2 JPS5916035 Y2 JP S5916035Y2 JP 17730381 U JP17730381 U JP 17730381U JP 17730381 U JP17730381 U JP 17730381U JP S5916035 Y2 JPS5916035 Y2 JP S5916035Y2
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JP
Japan
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tube
heat
oil tank
fried food
food manufacturing
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Expired
Application number
JP17730381U
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English (en)
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JPS5880936U (ja
Inventor
正明 尾崎
Original Assignee
長洋株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天ぷらやフライ等の揚げ物を製造するための
装置に関する。
従来、揚げ物製造装置(以下、フライヤーという。
)は、ガスバーナ、オイルバーナ、電熱器等で油槽を直
接或は間接加熱していたが、ガスバーナ及び石油バーナ
の場合、高温及び高熱量で加熱されていたため、■食油
の酸化が早く、■ガス燃焼による酸素欠乏や一酸化炭素
の発生等の作業環境の悪化、■炎による火災の発生等と
いう欠点があった。
近年、各分野で盛んに用いられているヒートパイプは、
電気厨房の利点である温度制御の容易性を有する上、多
大の熱効率の良さを持ち合わせ上記従来の加熱器の欠点
を解消するものとして注目されていたが、フライヤーに
取り付けることが困難であり、ヒートパイプを加熱器と
したフライヤーは実用化されるに至らなかった。
本考案は、ヒートパイプを油槽内に挿入し、ヒートパイ
プ端部を油槽側壁に着脱自在に螺着し、このヒートパイ
プの油槽外の端面にヒートパイプ内圧力の安全弁を設け
ることによって、ヒートパイプを利用したフライヤーの
実用化を実現したことを特徴とする。
次に添付図面に基づき、本考案の1実施例を以下に詳細
に説明する。
油槽1は、第1図及び第2図に示すように、ステンレス
鋼等の不錆性金属板を屈曲形成して戊り、この油槽の側
壁には、複数の取り付ねし孔が設けられる。
この油槽側壁からリード線2を有するヒートパイプ3を
油槽内に挿入し、前記取付ねし孔とヒートパイプ3の端
部に設けた端部寄り大径のテーパねじ4とを螺合して、
油槽にヒートパイプを水密的に取り付ける。
ヒートパイプ3は、第3図に示すように、前後エンドキ
ャップ5,5′をアルゴンアーク溶接等で両端に取り付
けられ且つ外周に放熱面積を大きくするためのきわめて
多数の放熱フィン6′を螺旋状に切起された伝熱管6、
並びに、後エンドキャップ5′に片持ばり状にアルゴン
アーク溶接等で取り付けられ、伝熱管6内下部に収納さ
れる加熱管7、並びに、加熱管7内に収納されるヒータ
8、並びに伝熱管6内に充填される水、アンモニア等の
熱輸送を行う作動流体9、並びに後エンドキャップ5′
を貫通して取り付けられるチューブ10とから成る。
作動流体9は加熱による蒸発及び凝縮に伴う潜熱の吸収
・放出によって油を加熱する。
前のチューブ10は作動流体9を伝熱管内に充填すると
共に伝熱管内を減圧するために用いられ、作動流体の充
填、減圧後は、その先端を圧着して、ろう付けする等に
より封鎖し、万一伝熱管6が異常高圧になると、チュー
ブからガスを逃すようにしている。
尚、後エンドキャップ5′の外周には、右方(図中)が
大径となっている前記テーパねじ4が設けられている。
図中、11は油槽の断熱材、12は油槽の基枠、13は
揚げ物用金鋼、14は食油抜きバルブ、15は食油、1
6は測温体を夫々示す。
以上の構成に係る本考案揚げ物製造装置は次の作用を有
する。
ヒータ8を加熱すると、加熱管7を介して、作動流体9
は加熱され、蒸発する。
蒸発した作動流体9は、伝熱管6を介して、食油15と
熱交換して食油を加熱し、潜熱を放出して、蒸気は凝縮
し、再び液体となる。
この際蒸気は伝熱管上半部に充満した後、凝縮して下半
部に還流する。
従って、このサイクルによって、食油は加熱され、揚げ
物に適した一定温度(通常160〜220℃)以上にな
ると、測温体16の温度制御装置或は感温素子がそれを
検知し、ヒータ8のスイッチ(図示せず)を切断し、食
油の温度は一定に保たれる。
空焚き等によって、ヒートパイプ3が過熱され、伝熱管
6内が異常高温・高圧になると、チューブ10の外端の
圧着部分のろう付けが融ける等して封鎖が解かれて、伝
熱管内の高温高圧ガスを逃す作用をする。
第4図は本考案の他の実施例である自動揚げ物製造装置
を示す。
この装置は、油槽1内に複数のヒートパイプ3,3・・
・・・・を横設し、スプロケットが両端に設けられたエ
ンドレスベルト状の金銅13をスプロケットホイール1
7.17・・・・・・によって油槽内において循環させ
るように構成され、Aの個所から揚げ物材料を食油の加
熱された油槽内に入れると、揚げ物材料は金銅13に載
置されて、右方へ運ばれ、反転装置Bにおいて、反転さ
れ、再び油槽内を右方へ運ばれる間に、揚げ物となり、
受けかごCに自動的に収納される。
以上の本考案揚げ物製造装置は、次の効果を有する。
■ 油槽にヒートパイプが極めて簡単に取り付けられる
■ ヒートパイプ内が異常高温・高圧になった際、之を
感知してガス逸出を計るチューブを設けたことにより、
事故発生が未然に防止できる。
■ 従来の、直接、間接加熱手段と異なり、ヒートパイ
プの早いサイクルにより、小電力での加熱が可能で、表
面積を原管のほぼ3.9倍もとれる特殊伝熱管を併用す
ることにより熱効率が非常に良くなり、燃費が安くなっ
た。
■ ヒートパイプの凝縮、放熱のサイクルが迅速・確実
で油とヒートパイプ表面の温度差が殆んどなく、従って
従来のガス・電熱ヒータの表面温度の高熱による食油の
酸化が余りない。
■ ガスの燃焼による酸欠がなく、作業場の環境が汚染
されず、清浄である。
又、炎がないから、火災のおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の縦断面図、第2図は第1図
のII −II断面図、第3図は同上ヒートパイプの縦
断面図、第4図は本考案の他の実施例の)樅・断面略図
である。 1・・・・・・油槽、3・・・・・・ヒートパイプ、6
・・・・・・伝熱管、7・・・・・・加熱管、8・・・
・・・ヒータ、9・・・・・・作動流体、10・・・・
・・チューブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密閉容器である伝熱管6の一等面から伝熱管内にヒータ
    8を挿入・密閉すると共に該ヒータを浸漬するように作
    動流体9を伝熱管内に封入し、該伝熱管6の異常高温高
    圧を感知してガス逸出を計るチューブ10を、伝熱管に
    貫通して設けて成るヒートパイプ3を油槽1の側壁に螺
    合することによって油槽内に取り付けたことを特徴とす
    る揚げ物製造装置。
JP17730381U 1981-11-27 1981-11-27 揚げ物製造装置 Expired JPS5916035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17730381U JPS5916035Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 揚げ物製造装置

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JP17730381U JPS5916035Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 揚げ物製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5880936U JPS5880936U (ja) 1983-06-01
JPS5916035Y2 true JPS5916035Y2 (ja) 1984-05-11

Family

ID=29971059

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JP17730381U Expired JPS5916035Y2 (ja) 1981-11-27 1981-11-27 揚げ物製造装置

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JPS5880936U (ja) 1983-06-01

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