JPS5917252Y2 - 揚げ物製造装置 - Google Patents
揚げ物製造装置Info
- Publication number
- JPS5917252Y2 JPS5917252Y2 JP5453882U JP5453882U JPS5917252Y2 JP S5917252 Y2 JPS5917252 Y2 JP S5917252Y2 JP 5453882 U JP5453882 U JP 5453882U JP 5453882 U JP5453882 U JP 5453882U JP S5917252 Y2 JPS5917252 Y2 JP S5917252Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- intermediate heating
- fried food
- food manufacturing
- oil tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は天ぷら、フライ等の揚げ物製造装置の改善に関す
る。
る。
従来、第１図及び第２図に示す、中間加熱方式ガスフラ
イヤーと呼ばれる揚げ物製造装置が用いられたが、この
装置では、油槽１中の食油２をガスバーナ３の炎で直接
加熱すると共に、該ガスバーナの排気ガスを油槽中央に
横設した中間加熱管４を経由して、煙突５から外部へ排
出し、該中間加熱管を介して食油２を加熱する構成とす
ることによって、排気ガスの有効利用を計っていたが、
熱効率は３５％程度で、残り６５％の熱は利用されずに
排気ガスとして、外部へ無駄に排出されていた。
イヤーと呼ばれる揚げ物製造装置が用いられたが、この
装置では、油槽１中の食油２をガスバーナ３の炎で直接
加熱すると共に、該ガスバーナの排気ガスを油槽中央に
横設した中間加熱管４を経由して、煙突５から外部へ排
出し、該中間加熱管を介して食油２を加熱する構成とす
ることによって、排気ガスの有効利用を計っていたが、
熱効率は３５％程度で、残り６５％の熱は利用されずに
排気ガスとして、外部へ無駄に排出されていた。
本考案は、中間加熱管の出口側の油槽壁に、煙突内空間
と油槽内に亙ってヒートパイプを配設し、排気ガスの余
熱をヒートパイプの熱源として有効に用いて、油槽内の
食油を効率的に加熱することを要旨とする。
と油槽内に亙ってヒートパイプを配設し、排気ガスの余
熱をヒートパイプの熱源として有効に用いて、油槽内の
食油を効率的に加熱することを要旨とする。
以下、添付の第３図〜第５図に基づいて本考案の揚げ物
製造装置の実施例を詳細に説明する。
製造装置の実施例を詳細に説明する。
２本の中間加熱管６，６は、基枠７の上面に嵌入・保持
された油槽８の側壁を横一列に横貫し、該中間加熱管の
入口９寄り基枠内にガスバーナ１０を設けると共に、該
中間加熱管の出口１１から基枠外まで煙突１２を設ける
。
された油槽８の側壁を横一列に横貫し、該中間加熱管の
入口９寄り基枠内にガスバーナ１０を設けると共に、該
中間加熱管の出口１１から基枠外まで煙突１２を設ける
。
煙突１２の一部を構成する油槽側壁には、次の構成のヒ
ートパイプ１３が、蒸発部１４を煙突１２内に位置させ
、且つ、凝縮部１５を油槽内に位置させて、中間加熱管
６，６の隣りに嵌着される。
ートパイプ１３が、蒸発部１４を煙突１２内に位置させ
、且つ、凝縮部１５を油槽内に位置させて、中間加熱管
６，６の隣りに嵌着される。
ヒートパイプ１３は、内面に多孔性材であるウィック１
６が装着された銅、ステンレス等の金属製密閉管で、内
部に水、アンモニア等の作動流体が封入されて、該作動
流体は、蒸発部１４で受熱して蒸発し、凝縮部１５で放
熱して凝縮する。
６が装着された銅、ステンレス等の金属製密閉管で、内
部に水、アンモニア等の作動流体が封入されて、該作動
流体は、蒸発部１４で受熱して蒸発し、凝縮部１５で放
熱して凝縮する。
１７．１８は、熱効率を高めるためヒートパイプ外周に
設けられたフィンであり、１９は油槽に嵌着するための
テーパねしである。
設けられたフィンであり、１９は油槽に嵌着するための
テーパねしである。
第６図は、中間加熱管の下方にヒートパイプを配設した
本考案揚げ物製造装置の他の実施例を示し、２段構成と
したので、ヒートパイプ及び中間加熱管の配設本数を多
くでき、熱効率を一層高めることができる。
本考案揚げ物製造装置の他の実施例を示し、２段構成と
したので、ヒートパイプ及び中間加熱管の配設本数を多
くでき、熱効率を一層高めることができる。
第７図は、中間加熱管の肉厚を大にして、中間加熱管の
熱容量を大きくシ、ガスバーナの炎を止めた後も、中間
加熱管の余熱で油槽を保温することができるようにして
いる。
熱容量を大きくシ、ガスバーナの炎を止めた後も、中間
加熱管の余熱で油槽を保温することができるようにして
いる。
第８図は、中間加熱管の肉厚を大きくシ、更にその内面
に螺旋溝を形成して中間加熱管の熱容量を大きくシ、中
間加熱管を通過する排気ガスが螺旋流となり、一層伝熱
効率が高くなるものである。
に螺旋溝を形成して中間加熱管の熱容量を大きくシ、中
間加熱管を通過する排気ガスが螺旋流となり、一層伝熱
効率が高くなるものである。
以上の構成に係る本考案の揚げ物製造装置の作用は次の
とおりである。
とおりである。
ガスバーナ１０の炎は、油槽８を直接加熱し、その排気
ガスは中間加熱管６，６・・・・・・内を経由し、その
熱により上昇気流によって煙突１２から外部へ排出され
る途中で、その保有する余熱で煙突内のヒートパイプ１
３．１３・・・・・・の受熱部１４．１４・・・・・・
を加熱する。
ガスは中間加熱管６，６・・・・・・内を経由し、その
熱により上昇気流によって煙突１２から外部へ排出され
る途中で、その保有する余熱で煙突内のヒートパイプ１
３．１３・・・・・・の受熱部１４．１４・・・・・・
を加熱する。
加熱されたヒートパイプ１３．１３・・・・・・の作動
流体は蒸発して凝縮部１５．１５・・・・・・へ移動し
、そこで油槽内の食油２０に放熱・熱交換して凝縮する
。
流体は蒸発して凝縮部１５．１５・・・・・・へ移動し
、そこで油槽内の食油２０に放熱・熱交換して凝縮する
。
凝縮した作動流体はウィック１６に浸透して凝縮部１５
から蒸発部１４へ移動し、そこで再び蒸発する。
から蒸発部１４へ移動し、そこで再び蒸発する。
上記サイクルを繰返すことによって、熱交換により食油
２０は次第に高温に加熱される。
２０は次第に高温に加熱される。
尚、ヒートパイプの設置は、前記上昇気流が起らなくな
るほど熱を奪う数量を設けてはならないことは勿論であ
る。
るほど熱を奪う数量を設けてはならないことは勿論であ
る。
以上の本案揚げ物製造装置は次の効果を有する。
中間加熱管の出口側の油槽壁に、煙突内空間と油槽内に
亙って熱交換表面積の大きいヒートパイプを設けたので
、従来、無駄に排出されていた排気ガスの余熱をヒート
パイプの熱源として有効に用いることができるようにな
り、油槽内の食油を効率的に加熱できるようになった。
亙って熱交換表面積の大きいヒートパイプを設けたので
、従来、無駄に排出されていた排気ガスの余熱をヒート
パイプの熱源として有効に用いることができるようにな
り、油槽内の食油を効率的に加熱できるようになった。
第１図は従来の中間加熱方式ガスフライヤーの要部縦断
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は本案揚
げ物製造装置の１実施例の縦断面図、第４図は第３図の
Ｂ−Ｂ断面図、第５図は第３図のＣ−Ｃ断面図、第６図
は本案揚げ物製造装置の他の実施例を示す縦断面図、第
７図及び第８図は、本案揚げ物製造装置の中間加熱管の
他の実施例を示す断面図である。 ６・・・・・・中間加熱管、７・・・・・・基枠、８・
・・・・・油槽、９・・・・・・入口、１０・・・・・
・ガスバーナ、１１・・・・・・出口、１２・・・・・
・煙突、１３・・・・・・ヒートパイプ。
面図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は本案揚
げ物製造装置の１実施例の縦断面図、第４図は第３図の
Ｂ−Ｂ断面図、第５図は第３図のＣ−Ｃ断面図、第６図
は本案揚げ物製造装置の他の実施例を示す縦断面図、第
７図及び第８図は、本案揚げ物製造装置の中間加熱管の
他の実施例を示す断面図である。 ６・・・・・・中間加熱管、７・・・・・・基枠、８・
・・・・・油槽、９・・・・・・入口、１０・・・・・
・ガスバーナ、１１・・・・・・出口、１２・・・・・
・煙突、１３・・・・・・ヒートパイプ。
Claims (1)
- 基枠に保持された油槽内を横貫する中間加熱管の入口側
基枠内にガスバーナを設けると共に、該中間加熱管の出
口から基枠外へ煙突を設けて成る揚げ物製造装置におい
て、油槽内から煙突内へ突出してきたヒートパイプを配
設したことを特徴とする揚げ物製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5453882U JPS5917252Y2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 揚げ物製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5453882U JPS5917252Y2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 揚げ物製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157423U JPS58157423U (ja) | 1983-10-20 |
| JPS5917252Y2 true JPS5917252Y2 (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=30065155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5453882U Expired JPS5917252Y2 (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 揚げ物製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5917252Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP5453882U patent/JPS5917252Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157423U (ja) | 1983-10-20 |
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