JPS5915952B2 - 熱分解装置 - Google Patents
熱分解装置Info
- Publication number
- JPS5915952B2 JPS5915952B2 JP49091194A JP9119474A JPS5915952B2 JP S5915952 B2 JPS5915952 B2 JP S5915952B2 JP 49091194 A JP49091194 A JP 49091194A JP 9119474 A JP9119474 A JP 9119474A JP S5915952 B2 JPS5915952 B2 JP S5915952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- fluidized bed
- bed furnace
- ejector
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/143—Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、都市ごみなどの可燃物を流動層炉を用いて高
温に加熱して熱分解し、ガス、油、チャーなとの抽出物
を回収する熱分解装置に関するものである。
温に加熱して熱分解し、ガス、油、チャーなとの抽出物
を回収する熱分解装置に関するものである。
一部に熱分解用の流動層炉は、温度が均一で制御が容易
なことと、反応速度が速いこと、更に装置が小型且つ簡
単であることなどの多くの利点を有するが、流動層を成
形する熱媒体粒子(砂など)を流動化せしめるに充分な
圧力と流量を有する不活性ガス流を必要とし、通常この
不活性流動ガスとしては、生成ガスの一部を加圧し再循
環せしめたり、水蒸気を使用するのが合理的である。
なことと、反応速度が速いこと、更に装置が小型且つ簡
単であることなどの多くの利点を有するが、流動層を成
形する熱媒体粒子(砂など)を流動化せしめるに充分な
圧力と流量を有する不活性ガス流を必要とし、通常この
不活性流動ガスとしては、生成ガスの一部を加圧し再循
環せしめたり、水蒸気を使用するのが合理的である。
しかし前者の場合は高温の生成ガスをその侭流動ガスと
して再循環せしめる為の加圧用の耐熱性圧縮機の製作及
び保守は困難であるから、実際上は一旦生成ガスを適温
以下に冷却してから加圧することになるが、熱分解に吸
熱反応であるから加圧された流動ガスは再加熱を必要と
することにもなる。
して再循環せしめる為の加圧用の耐熱性圧縮機の製作及
び保守は困難であるから、実際上は一旦生成ガスを適温
以下に冷却してから加圧することになるが、熱分解に吸
熱反応であるから加圧された流動ガスは再加熱を必要と
することにもなる。
このようにして多量の流動ガスを冷却加熱する際に大き
な熱損失を生ずることになって極めて不経済でそのため
の設備もかなり友人なものとなる欠点がある。
な熱損失を生ずることになって極めて不経済でそのため
の設備もかなり友人なものとなる欠点がある。
また、後者の場合即ち水蒸気を流動ガスとして用いる場
合には水蒸気の一部は水性ガス反応促進に利用し得るが
、流動化に必要な蒸気量は一般に水性ガス反応に必要な
水分量より遥かに多く、大量の水蒸気を要する多量の水
分と混合した形で採取されるので油分の分離も容易でな
い。
合には水蒸気の一部は水性ガス反応促進に利用し得るが
、流動化に必要な蒸気量は一般に水性ガス反応に必要な
水分量より遥かに多く、大量の水蒸気を要する多量の水
分と混合した形で採取されるので油分の分離も容易でな
い。
特にこのような欠点は都市とみ等のように多量の水分を
含有する可熱ごみの湿分率が少なくとも40%以上の都
市ごみをその侭直接熱分解する場合に顕著となって、そ
れだけ分解温度を高くしたり或いは流動する固体粒子の
加熱速度を早くしなくてはならなくなり、高価な炉機を
要し、NOxの発生も増大するなどの不利を生じ且つま
た加熱速度を早くするために被処理物を微細化すること
は破砕機の損耗や動力消費の点で不利となる欠点となる
。
含有する可熱ごみの湿分率が少なくとも40%以上の都
市ごみをその侭直接熱分解する場合に顕著となって、そ
れだけ分解温度を高くしたり或いは流動する固体粒子の
加熱速度を早くしなくてはならなくなり、高価な炉機を
要し、NOxの発生も増大するなどの不利を生じ且つま
た加熱速度を早くするために被処理物を微細化すること
は破砕機の損耗や動力消費の点で不利となる欠点となる
。
本発明は都市ごみその他の廃棄物などのガス化処理を熱
分解によって容易適確にし、可及的に熱損失をも少なく
すると共に、流動化に要する水蒸気量をも少なくするこ
とによって従来の不利や問題点を解決させる熱分解装置
を提供することを目的としたものである。
分解によって容易適確にし、可及的に熱損失をも少なく
すると共に、流動化に要する水蒸気量をも少なくするこ
とによって従来の不利や問題点を解決させる熱分解装置
を提供することを目的としたものである。
また本発明は多量の水分を含有する都市ごみなどの可熱
物でも酸素の供給を断った状態で流動層炉を用いて高温
に加熱して熱分解し、ガス、油、チャーなどの抽出物を
適確能率的回収し、その処理にも可及的に熱損失を少な
くし、著しく熱効率の高い熱分解処理を可能にすること
も目的としている。
物でも酸素の供給を断った状態で流動層炉を用いて高温
に加熱して熱分解し、ガス、油、チャーなどの抽出物を
適確能率的回収し、その処理にも可及的に熱損失を少な
くし、著しく熱効率の高い熱分解処理を可能にすること
も目的としている。
本発明は流動層炉からの高温の生成ガスの一部を蒸気エ
ジェクタの低圧側に導入すると共に、生成ガスの残部を
回収部Hに回収し、前記エジェクタから排出する生成ガ
スと水蒸気との混合ガスを流動ガスとして前記流動層炉
に導入して再循環せしめることを特徴とする熱分熱装置
である。
ジェクタの低圧側に導入すると共に、生成ガスの残部を
回収部Hに回収し、前記エジェクタから排出する生成ガ
スと水蒸気との混合ガスを流動ガスとして前記流動層炉
に導入して再循環せしめることを特徴とする熱分熱装置
である。
本発明を実施例につき、図面を参照して説明すると、熱
媒体粒子からなる流動層3を有する流動層炉2に生成ガ
ス導出用の配管21を設けてサイクロン4を経て一部は
配管6で蒸気エジェクタγの低圧側γ1に連結し、且つ
他の一部は配管5を以て生成ガス回収部Hに連結すると
共に、前記エジェクタ7の高圧側7□には高圧水蒸気供
給部■接続し、更にエジェクタ1の吐出側配管8を前記
流動層炉2の底部に連結しである。
媒体粒子からなる流動層3を有する流動層炉2に生成ガ
ス導出用の配管21を設けてサイクロン4を経て一部は
配管6で蒸気エジェクタγの低圧側γ1に連結し、且つ
他の一部は配管5を以て生成ガス回収部Hに連結すると
共に、前記エジェクタ7の高圧側7□には高圧水蒸気供
給部■接続し、更にエジェクタ1の吐出側配管8を前記
流動層炉2の底部に連結しである。
前記流動層炉2では、ごみ投入用のホッパ11を有する
スクリューフィーダ1が設けられ都市ごみなどの可熱物
■が流動層炉2内に搬入されるようになっており、灰分
等の固形分■の排出口12を有し、炉内はガス分散板9
を経て炉底部と区劃されている。
スクリューフィーダ1が設けられ都市ごみなどの可熱物
■が流動層炉2内に搬入されるようになっており、灰分
等の固形分■の排出口12を有し、炉内はガス分散板9
を経て炉底部と区劃されている。
図中10はロータリー弁で、炉内で生成されたチャーや
灰分等の固形物■を排出するために使用される。
灰分等の固形物■を排出するために使用される。
13は流動層加熱用として部分熱焼用の酸素Vの供給管
、14はサイクロンで捕集した固形分の返送用配管、1
5は駆動装置である。
、14はサイクロンで捕集した固形分の返送用配管、1
5は駆動装置である。
しかして都市とみ等の可燃物Iはスクリューフィーダー
1によって流動層炉2に投入され、この流動層3で熱分
解して生成したガスはサイクロン4を経て固形分を分離
後、その一部は管路5を経て回収部■に回収されるが他
の一部は配路6によりエジェクタ7の低圧側1、に導入
される。
1によって流動層炉2に投入され、この流動層3で熱分
解して生成したガスはサイクロン4を経て固形分を分離
後、その一部は管路5を経て回収部■に回収されるが他
の一部は配路6によりエジェクタ7の低圧側1、に導入
される。
そしてエジェクタ7の高圧側7□は高圧水蒸気を供給し
、ポンプ作用によって低圧側71から導入される高温の
生成ガスを吸引し生成ガスと水蒸気との混合ガスとして
配管8を経て流動層炉2の底端から炉内に圧送され多量
の流動ガスが流動層炉2で生成するガスを有効に活用し
能率的に可燃物を熱分解することができるものである。
、ポンプ作用によって低圧側71から導入される高温の
生成ガスを吸引し生成ガスと水蒸気との混合ガスとして
配管8を経て流動層炉2の底端から炉内に圧送され多量
の流動ガスが流動層炉2で生成するガスを有効に活用し
能率的に可燃物を熱分解することができるものである。
本発明は可及的に熱損失を少なくすべく、流動層炉から
の高温の生成ガスの一部をエジェクタの低圧側に導入す
ると共に、エジェクタの高圧側からの水蒸気との混合ガ
スを該エジェクタのポンプ作用に依り流動ガスとして再
循環せしめることにより、流動ガスとして再循環するガ
スは大部分高温のままで活用でき冷却する必要がないた
め、加熱に必要な熱エネルギーは反応に必要な理論的吸
熱量に近くなって熱損失が僅少であり、高温に曝される
エジェクタは可動部分を持たないので製作、保守が容易
となり、しかも供給する水蒸気量は少量ですむなど経済
的且つ安定な運転が可能となると共にガス、油分などの
抽出物の回収も適確、能率的にでき都市ごみ等の処理を
著しく経済的に行なうことができる等の特長がある。
の高温の生成ガスの一部をエジェクタの低圧側に導入す
ると共に、エジェクタの高圧側からの水蒸気との混合ガ
スを該エジェクタのポンプ作用に依り流動ガスとして再
循環せしめることにより、流動ガスとして再循環するガ
スは大部分高温のままで活用でき冷却する必要がないた
め、加熱に必要な熱エネルギーは反応に必要な理論的吸
熱量に近くなって熱損失が僅少であり、高温に曝される
エジェクタは可動部分を持たないので製作、保守が容易
となり、しかも供給する水蒸気量は少量ですむなど経済
的且つ安定な運転が可能となると共にガス、油分などの
抽出物の回収も適確、能率的にでき都市ごみ等の処理を
著しく経済的に行なうことができる等の特長がある。
図面は本発明の実施例を示す系統説明図である。
1・・・・・・スクリューフィーダ、2・・・・・・流
動層炉、3・・・・・・流動層、4・・・・・・サイク
ロン、5,6・・・・・・配管、T・・・・・・エジェ
クタ、7□、72・・・・・・低圧側、8・・・・・・
吐出側配管、9・・・・・・ガス分散板、10・・・・
・・ロータリー弁、13・・・・・・供給管、14・・
・・・・サイクロン、15・・・・・・駆動装置。
動層炉、3・・・・・・流動層、4・・・・・・サイク
ロン、5,6・・・・・・配管、T・・・・・・エジェ
クタ、7□、72・・・・・・低圧側、8・・・・・・
吐出側配管、9・・・・・・ガス分散板、10・・・・
・・ロータリー弁、13・・・・・・供給管、14・・
・・・・サイクロン、15・・・・・・駆動装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 都市とみなどを流動層炉を用いて高温に加温して熱
分解する熱分解装置において、 熱分解によって生成した流動層炉からのガスの一部を流
動化ガスとして該流動層炉へ移送する蒸気エジェクタを
備えたことを特徴とする熱分解装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49091194A JPS5915952B2 (ja) | 1974-08-09 | 1974-08-09 | 熱分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49091194A JPS5915952B2 (ja) | 1974-08-09 | 1974-08-09 | 熱分解装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5119380A JPS5119380A (ja) | 1976-02-16 |
JPS5915952B2 true JPS5915952B2 (ja) | 1984-04-12 |
Family
ID=14019624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49091194A Expired JPS5915952B2 (ja) | 1974-08-09 | 1974-08-09 | 熱分解装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915952B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5325472U (ja) * | 1976-08-10 | 1978-03-03 | ||
JPS5373073U (ja) * | 1976-11-17 | 1978-06-19 | ||
JPS5373075U (ja) * | 1976-11-18 | 1978-06-19 | ||
HUT35710A (en) * | 1982-03-01 | 1985-07-29 | Energy Equip | Process and equipment for the production of combustible gas |
JP2006131820A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 流動層ガス化方法及び装置 |
JP2010270264A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Ihi Corp | 循環流動層式ガス化方法及び装置 |
JP6578284B2 (ja) | 2013-09-20 | 2019-09-18 | ラドゥックス・ディヴァイシーズ・エルエルシー | ロック・ブロックシールドデバイス |
WO2016014098A1 (en) | 2014-07-25 | 2016-01-28 | Radux Devices, LLC | Shielding device and method |
US10517550B2 (en) | 2018-05-04 | 2019-12-31 | Radux Devices, LLC | Radiation shielding devices, systems, and methods |
-
1974
- 1974-08-09 JP JP49091194A patent/JPS5915952B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5119380A (ja) | 1976-02-16 |
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