JPS59157991A - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被加熱物の温度データーをワイヤレスで送受
信を行ない調理制御の自動化を行なうワイヤレス温度プ
ローブを備えた電子レンジに関するものである。

従来の電子レンジでは、被加熱物の内部へ温度グローブ
を挿入し、その温度プローブの信号を伝送させる伝送線
を当該温度プローブへ付帯させて。

その伝送線を介して制御回路へ信号を送る方籾のものが
用いられていた。係る有線グローブを用いた加熱制御に
おいては、被加熱物の内部温度を正確に捉えることがで
き、またユーザーの希望する設定温度で加熱制御するこ
とができる利点を有していた。ところが、被加熱物を均
一に力Ｕ熱する必要性からターンテーブルを用いて被加
熱物を回動させる場合には適用できないという欠点があ
った。

この欠点を解消する方式の一つとしてワイヤレスの温度
プローブが提案されている。これは被加熱物の温度デー
ターを電波や超音波あるいは光を媒体としてプローブか
ら送信し、加熱室外部で受信し、加熱制御を行なうもの
で、この方式ではターンテーブルの使用も可能である。

又、プローブはサーミスターを温度検知素子としてプロ
ーブの先端へ封入し、被加熱物の温度の変化を抵抗値変
化として捉え、抵抗値変化を電圧変化あるいは発振周波
数変化として信号を送る。この送信の電子回路の電源と
しては電池が考えられるが、電池は寿命時間の問題があ
り、交換が必要となる。電池を使用せず、加勢室内のマ
イクロ波をアンテナで受ケ、ダイオードで整流して電源
として用いることが、ワイヤレス温度プローブを実用化
する上で重＠な課題となる。

ところが、マイクロ波をアンテナで受けてこれをＢ子回
路の電源として用い、被加熱物の温ＩＷ変化を信号とし
て送る構成のワイヤレス温度プローブにおいては、マイ
クロ波が電子回路部品を破損させたり、信号を、送る回
路にマイクロ波障害を来し、正確に送信ができないとい
う問題を有していた。

そこで７本発明は上記の問題を解決するものであり、マ
イクロ波をアンテナで受けてそのエネルギーを電源とし
て確実に抜力Ｃ熱動の温度変化を信号として送信できる
ワイヤレス温度グローブを廉価ＶＣ提供せんとするもの
である。

以下１本発明の一実施例を図面に従って説明する。第１
図において、１は電子レンジ本体であり。

２は被加熱物、３は加熱室、４はドアである。５は被加
熱物を回動させるターンテーブルであり。

６はワイヤレス温度グローブである。ワイヤレス温度グ
ローブ６は被加熱物２へ挿入され、被加熱物の温度デー
ターを送信する。信号を送る媒体は超音波とした。この
装置の作用は、■ターンテーブル５に被加熱物２を載置
し、ワイヤレス温度プローブ６を挿入し、ドア４を閉じ
る。■ユーザーは希望温度をコントロールパネルで設定
し、スタートボタンを押す。■加熱室３内に高周波が入
ると被加熱物２は加熱され、同プローブ６がら温度デー
ターが送信される。■設定した温度とプローブの温度の
値が一致したら制御回路が動作し、マグネトロンの電源
回路がＯＦ’Ｆとなり、調理完了となる。次にワイヤレ
ス温度プローブ本体を第２図に示す。２２は電源および
送信回路を内蔵した金属製の筒状体であり、８はサーミ
スターが内蔵された突起部で被加熱物２に挿入する部分
である。

３３はマイクロ波を受けるアンテナと超音波送信素子を
収納した蓋体である。送信部の［１は上記アンテナから
のマイクロ波をダイオ−ｆで整流し、て用いる。

第５図にその構成のブロック図を示す。１０は電源部で
、１２はサーミスター、１１は温度変化するサーミスタ
ー１２の抵抗値変化を発振周波数変化に変換する発据部
、１３は上記発振周波数を送信する送信部で、１４は超
音波送信素子である。

第４図は受信システムをブロック図で示したものである
。ワイヤレス温度プローブ６から温度すなわちサーミス
ター１２の抵抗値で決まる発振周波数（周１ｔＪ］Ｔ）
を超音波を媒体として送信し、加熱室外（ｆＣパンチ孔
やメンシュを介して設けた超音波受信素子１５で受信す
る。受信した信号は増幅回路１６で増幅し、整流してコ
ンパレーターを用いて波形整形詣１７に入力する。上記
波形整形した１、１：形波（周期ｒ）をＩ１０インター
フェース回路１Ｂに人カシ、マイクロコンピュータ−１
９で周期Ｔを読み取り、演算処理を行ない被加熱物２の
温度を検知し、マイクロコンピュータ−１９ｉｄ　？　
クネトロン２１の電源２０を制御する。

上記の構成のワイヤレス温歳プローブの構造についてさ
らにそれらの作用とともに詳細に述べる。

第５図はワイヤレス温度プローブの断面図であり。

第６図は電源部や送信部等を装着した支持体の断面図で
ある。又、第７図はその支持体の構成図である。以下、
第５図から第７図を用いて説明する。

電源部１０９発撮発振１及び送信部１３を内蔵した筒状
体２２は、内径がカットオフ以下の金属製の筒状体で構
成しである。筒状体２２はプレス加工で有底状の筒形の
ものであり、その底部２４にはサーミスター１２を封入
した突起部８を有している。

その突起部８は上記筒状体２２よりも内径の細い金属パ
イプで構成し、サーミスター１２とそのリード線を内蔵
させるとともに、先端部２６は先端が鋭利な形状のキャ
ップで封じられた構造になっている。筒状体２２とその
金属パイプとの接合部２３は、当該筒状体の底部２４に
バーリング加工によって穴部を形成し２両者を圧接によ
って一体化するようにしている。ヌ。、この部分の水密
性を良くするために、シリコン系の充てん剤を塗布して
いる。２７は、電源部１０９発振部１１及び送信部１５
を保持する支持体であり、当該支持体２７はアンテナ２
８．超音波送信素子１４を保持すると七もに。

上記筒状体２２の開口部を塞ぐ蓋体３３が一体化されて
いる。当該蓋体３３は前記筒状体２２にそのフランジ片
３４かかん合する形状の金属製の成形品であり、当該フ
ランジ片３４と筒状体２２とは圧接によって一体化する
構造になっている。又、蓋体３３と支持体２７とは溶接
により一体化する。蓋体３５にはアンテナ２８が誘電体
３６を介して装着されている。アンテナ２８は線径０．
５りで長さが約１０ｍｍ程度の線材で構成し、蓋体３３
の穴部３５と同軸状に配置し、電界結合のポストアンテ
ナを形成している。超音波送信素子１４は金属体のケー
シングで囲われたものを使用し、蓋体３３に形成した穴
部５７に装着するとともにそのケーシング部と蓋体３ろ
とは金属接触部３８を形成し、電波が超音波送信素子１
４の装着部分から筒状体２２の内部へ進入することを阻
止する。

アンテナ２８から給電された電波はストリップ線路２９
を通して、ダイオード６０で整流し、直流にして支持体
２７の穴部６８に、装着した貫通コンデンサー４２によ
って高周波成分を除去して。

送信回路の電源として使用する。それらで電源部１０を
構成し、その支持体２７に付帯させたストリップ線路２
９　、ダイオード３０及びアンテナ２８のストリップ線
路側の部分はバリヤ３９で囲われている。該バリヤ３９
は金属製の成形品であり、支持体２７０穴部４０にかみ
合う突出部４１を有し、穴部４０と突出部４１をかみあ
わせてマイクロ波を封じ、ストリップ線路２９から筒状
体２２内へ放射されるマイクロ波の障害を未然に防ぐ。

バリヤ３９の一端ば前記蓋体３３に密着させ、他端は筒
状体２２の底部２４に密着させるように構成し、マイク
ロ波の筒状体２２内への放射を除く効果を促進させる。

一方、蓋体３３の外側には誘電体キャンプ４３を装着し
ている。当該誘電体キャップ４６は筒状体２２の端部を
囲い、当該端部で手等をきすつけないようにする役目を
させる。又、超音波送信素子１４、アンテナ２８を外力
から保護するために７両者の突出寸法よりも大きい寸法
の突出高さとしている。

以上のように本発明は構成されているので、ターンテー
ブルの使用が可能であり、マイクロ波をアンテナで受け
て、ダイオードで整流して電源として用いるので電池が
不要であり、金属製の突起を有する筒状体、その蓋体等
で電源部９発振部。

送信部およびサーミスター等が囲われているので。

加熱室頷放射されたマイクロ波がアンテナ以外の部位か
ら進入してくることはなく、直接にこれらの部品がマイ
クロ波にさら烙れることはなく、蓋体を上記筒状体には
めこみ開口を塞ぐといった簡県な組立が可能であり、特
に電源部２発振部、送信部が支持体を介して取付けられ
ているので、更に容易な組立が可能である。

以上２本発明によれば動作が確実で廉価にできるワイヤ
レス温度プローブを備えた電子レン／を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるワイヤレス温度プロー
ブを使った電子レンジの外観図、第２図ｉｄ同ワイヤレ
ス温度グローブ本体の外観図、第６図は同グローブの構
成ブロック図、第４図は同受信／ステムのブロック図、
第５図は同ワイヤレス温度プローブの断面図であり、第
６図は同電源部。 送信部等を装着した支持体の断面図で、第７図は同電源
部、送信部等を装着していない支持体の外観図を示す。 符号の説明 ６　・ワイヤレス温度プローブ。 ８　・突起部、１０・・・電源部。 １１・・・発振部、１２・・ブーミスタ−１１３・・送
信部、１４　　・超音波送信素子。 ２２・・・筒状体、２７・・・支持体。 ２８・・・アンテナ、２９・・・ストリップ線路。 ６６　　・蓋体。 出願人　　日立熱器具株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 抜力０熱物を加熱するマイクロ波エネルギーの一部を送
   信部１＠の電源として用いて被加熱物の温度データーを
   送信して抜力０熱物の加熱制御を行なうワイヤレス温度
   プローブを備えた電子レンジにおいて、突起部（８）を
   有するカットオフ以下の内径をもった金Ｒ製の筒状体（
   ２２）と、その蓋体（３３）とで外かくを構成し、蓋体
   （６６）にはアンテナ（２８）及び超音波送信素子（１
   ４）を設け、筒状体（２２）には支持体（２７）に取付
   けた電源部（１０）　！送信部（１３）　１発振部（１
   １）を、突起部（８）にはサーミスタ−（１２）を各内
   蔵し、筒状体（２２）に当該蓋体（６３）をはめ込んだ
   ワイヤレス温度グローブ（６）を備えたことを特徴とす
   る電子レンジ。