JPS5915781Y2 - 随時出力可能な歯車伝達装置 - Google Patents

随時出力可能な歯車伝達装置

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Publication number
JPS5915781Y2
JPS5915781Y2 JP5500181U JP5500181U JPS5915781Y2 JP S5915781 Y2 JPS5915781 Y2 JP S5915781Y2 JP 5500181 U JP5500181 U JP 5500181U JP 5500181 U JP5500181 U JP 5500181U JP S5915781 Y2 JPS5915781 Y2 JP S5915781Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
spring
intermediate gear
transmission device
pressing force
Prior art date
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Expired
Application number
JP5500181U
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English (en)
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JPS57167938U (ja
Inventor
宏 永田
Original Assignee
古野電気株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5500181U priority Critical patent/JPS5915781Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、随時出力可能な歯車伝達装置に関し、詳し
くは必要な時に従動歯車を駆動歯車に噛み合わせて出力
を取り出すことのできる、平歯車を用いて構成された歯
車伝達装置に関する。
従来、自動記録装置の記録紙送り装置として第1図に示
すように、記録紙支持板Aを、記録紙取り替えのために
起立可能とし、記録紙支持板Aに軸支された繰り出しロ
ーラBの従動歯車Cを、記録紙支持板Aをセット (図
の実線で示す位置)したとき本体側に軸支された中間歯
車D2に噛み合わせるように構成したものが知られてい
る。
尚、図中D1は駆動歯車、Mはモータを示す。
しかしながら、この歯車伝達装置による場合、中間歯車
D2の中心と従動歯車Cの中心とを結ぶ線上に夫々の歯
車の歯C′、D2′が位置していると、歯同志がぶつか
り合ってうまく噛み合わないことがある。
このような場合、通常手動操作により歯車を一歯骨だけ
回動させて、噛み合わせることなどが行なわれるが、手
に潤滑油などが付着して周囲の記録紙等を汚すおそれが
あり、また、歯車の装着位置によっては手指が届きにく
いことがあり、歯車の転位を無理に行ったために手指を
傷つけることすらあった。
この考案は上記に鑑み、例え歯先面同志がぶつかり合う
ようなことがあっても自動的に噛み合いを行なわせるこ
とのできる随時出力可能な歯車伝達装置を得ることを目
的としてなされたものであって、駆動歯車に噛み合う中
間歯車が、前記駆動歯車との噛み合い状態を維持したま
ま軸方向へ摺動可能とされ、かつ摺動方向の一方向にば
ねにより押圧付勢されていると共に、該中間歯車に噛み
合わされる従動歯車が前記中間歯車の前記ばねの押圧力
によって押圧固定された軸方向位置において、前記中間
歯車との軸間距離を可変として離脱可能に支持され、か
つ、該従動歯車と前記中間歯車の歯先面には、これら歯
車を近接させた際、前記ばねの押圧力に抗する軸方向に
すべりを生じさせる平行斜面が互いに切欠き形成されて
成ることを特徴とするものである。
次に、この考案を実施例により説明する。
第2図は、この考案の実施例の断面図、第3図は実施例
の要部拡大断面図、第4図、第5図は実施例の作動状態
説明図である。
この考案の随時出力可能な歯車伝達装置1は、モータM
などにより駆動される駆動歯車2に噛み合う中間歯車3
が、前記駆動歯車2との噛み合い状態を維持したまま、
鎖線で示すように軸方向へ摺動可能とされ、かつ摺動方
向の一方向(矢印×)にばね3Sにより押圧付勢されて
おり、この中間歯車3に噛み合う従動歯車4が図に実線
で示す中間歯車3の位置、即ち、中間歯車3のばね3S
の押圧力によって押圧固定された位置において、中間歯
車3との軸間距離Sを可変に、例えば第1図で示したよ
うに支持板Aに支持され、中間歯車3と離脱可能に支持
されており、この従動歯車4と中間歯車3との歯先面4
A、3Aには、これら歯車3,4を近接させた際ばね3
Sの押圧力(矢印X)に抗する軸方向(図に鎖線矢印で
示す方向)にすべりを生じさせる平行斜面5,5が互い
に切り欠き形成されて構成されている。
尚、上記実施例において斜面5,5の状態は第3図に示
すように歯先面4A、3Aに対し45°の角度とし、か
つ、中間歯車3がばね3Sの押圧力により安定した位置
にあるとき、従動歯車4と中間歯車3の夫々の斜面が互
いにオーバラップ(図のWの巾)するように設けられる
この場合、歯車(3又は4)の厚みをaとすると、第3
図における歯先面の平坦部の巾を0.44a、及び斜面
5,5の傾斜角θを45°とし、さらに歯底3B、4B
と斜面の終端5Aとの間にいくらかの歯高さ部分が残る
ようにすることが望ましい 次に、この考案の作動について説明する。
第4図は離脱状態にあった従動歯車4を中間歯車3に噛
み合い位置まで近ずけた状態を示す。
このとき、互いの歯先4A、3A同志がぶつかり合う位
置にあっても、斜面5,5が接触し、このため、従動歯
車4が中間歯車2方向へ近ずくにつれ、斜面5,5によ
り中間歯車3はばね3Sの押圧力に抗して矢印P方向へ
摺動する。
次に、モータMを駆動し、駆動歯車2を駆動すれば、中
間歯車3も同時に駆動回転され、このとき、中間歯車3
と従動歯車Aの歯が噛み合う位置になったとき、中間歯
車3はばね3Sの押圧力により復帰し、従動歯車4と噛
み合うのである。
この考案は以上のように構成されているので、軸間距離
を変化させることにより噛み合い、離脱を行う歯車伝達
機構の噛み合いを行なわせる場合、互いの歯同志がぶつ
かり合う状態となっても起動と同時に、この状態を解消
することが出来、取扱いがきわめて容易になると同時に
、平歯車の歯先面を切り欠くのみで実施可能であるから
、容易に実施できるなどの実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は実施例の平面図、第
3図は実施例の要部拡大図、第4図、第5図は実施例の
作動状態を示す説明図である。 1・・・・・・随時出力可能な歯車伝達装置、2・・・
・・・駆動歯車、3・・・・・・中間歯車、3S・・・
・・・ばね、4・・・・・・従動歯車、3A、 4A
・・・・・・歯先面、5・・・・・・斜面、S・・・・
・・軸間距離、P・・・・・・すべり方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動歯車に噛み合う中間歯車が、前記駆動歯車との噛み
    合い状態を維持したまま軸方向へ摺動可能とされ、かつ
    摺動方向の一方回向にばねにより押圧付勢されていると
    共に、該中間歯車に噛み合わされる従動歯車が、前記中
    間歯車の前記ばねの押圧力によって押圧固定された軸方
    向位置において前記中間歯車との軸間距離を可変として
    離脱可能に支持され、かつ、該従動歯車と前記中間歯車
    の歯先面には、これら歯車を近接させた際、前記ばねの
    押圧力に抗する軸方向にすべりを生じさせる平行斜面が
    互いに切欠き形成されて戒ることを特徴とする随時出力
    可能な歯車伝達装置。
JP5500181U 1981-04-15 1981-04-15 随時出力可能な歯車伝達装置 Expired JPS5915781Y2 (ja)

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JP5500181U JPS5915781Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 随時出力可能な歯車伝達装置

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JP5500181U JPS5915781Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 随時出力可能な歯車伝達装置

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Publication Number Publication Date
JPS57167938U JPS57167938U (ja) 1982-10-22
JPS5915781Y2 true JPS5915781Y2 (ja) 1984-05-10

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ID=29851566

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JP5500181U Expired JPS5915781Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15 随時出力可能な歯車伝達装置

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JP6468107B2 (ja) * 2015-07-17 2019-02-13 富士ゼロックス株式会社 シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

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JPS57167938U (ja) 1982-10-22

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