JPS59157277A - 金属蒸着皮膜 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明１ｊ、金属熱６皮膜に関り−るもの（パあり、
密着性、耐熱性ｄ３よひ削屈撓性にすぐれた金属蒸着皮
膜を提供口んどつるものである。

詳しくのべると、この発明はカルボキシル基を右Ｊるポ
リオールをポリオールの一１戊分どし−（２有するポリ
・フレクン樹脂に架橋剤を添加した樹脂溶液を足側に塗
膜Ｅし、乾燥架橋せしめたのち、冑られた架橋皮膜上に
金属を蒸ろして得られるものである。

表面に金属を蒸括した製品は従来から多くの分野で用い
られている。しかしてこれらはポリエステル樹脂、ポリ
塩化ビニル樹脂やポリプロピレンのうすい皮膜にコロナ
処理やアンカーコー１へ剤を塗布し、その上に金属を蒸
着−りることによって得られでいる。

このような従来の金属蒸着皮膜は、基材が柔軟性や屈撓
性に乏しく、また屈曲によって折損破壊されやす＜、従
ってその用途には自ずと制限があった。

一方巣軟で折損破壊しがたいエクス１〜マーの類例えば
天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン樹脂など（よ蒸着適
性に欠（ブるために金属蒸着特有の光）１（が得られず
、また金属の密着性も悪く、熱による光沢の変化も簡単
にケじること、あるいは基イΔ中の成分と蒸着金属が反
応し、全屈光（Ｒか短時間のうらに消失づるなどの問題
があった。

従って、これらの柔軟櫃ＩＡには、直接蒸着は行なわれ
ず、上記した蒸着皮膜を貼り合わせるという方法が一部
で行なわれていた。しかしながら、この場合も蒸着基材
のプラス１〜マーとしての欠点から逃れることはできな
いのである。

この発明は柔軟で屈曲によって簡単に折損破壊を生じな
い金属＠着皮膜を得ることを目的どじで鋭意検討の結果
、見出されたものである。

一般に柔軟性を有する重合体は蒸着適性がないものとさ
れている。これは蒸＠基材が熱可塑性であり、蒸着時の
昇温によって皮膜中の分子がミクロな流動を生じ、蒸着
された金属粒子がポリマー中の分子の流動によって配向
が乱されることによるものである。

蒸着製品が加熱されると光沢の低下が生じるか、これも
上、記したと同様の理由によるものどみられる。蒸着基
材の分子のミクロな流動を押さえるように固定化すると
、耐熱性が向上し蒸着適性か向上することが認められた
。この固定化の手段どしては、通常一般に行なわれてい
る架橋手段を用いるどＪ：いことが確８２２１”れた。

柔軟で屈撓性を有する基材として従来１よりポリウレタ
ン樹脂を用いることが考えられていたが、蒸着適性に乏
しくかつ蒸着全局の基材に対づる密着性が悲いという２
つの欠点があり、実用に供されるには至らなかった。

蒸着基材を架橋させることによって蒸着適性が向上し、
さらに蒸着密着を向上さけることができれば、従来の蒸
肴皮股では適用することが不可能と考えられていた用途
への展開も充分考えられるのである。

本発明者らは蒸着密着を向上させる手段としてポリウレ
タン樹脂中に極性のカルボキシル基を導入し、良好な成
果が得られることを見出した。

この発明に使用されるポリウレタン樹脂は、ポリウレタ
ン用のボオール例えばポリエーテルジオール、ポリエー
テルジオールにカルボキシル基とヒドロキシル基を同一
分子内に有する化合物、例えばジメチロールプロピオン
酸を加える以外は従来と全く同様にして与えられるもの
である。

かくして与えられたポリウレタン樹脂溶液に有機ポリイ
ソシア−１〜あるいはアミノプラス１−等の架橋剤と必
要に応じて架橋触媒を加えて、この発明で用いる樹脂溶
液が得られるのである。

この樹脂溶液を皮膜基材、離型性基材、繊維、紙等に塗
布或いは含浸したのち乾燥し、架橋して樹脂皮膜とし、
次いでこの樹脂皮膜上に金属を蒸着してこの発明の金属
蒸着皮膜が得られるのである。

この発明で得られる金属蒸着皮膜は、その樹脂組成を任
意に変えることによって、柔軟で屈撓性を右づるものか
らほとんど伸びを右しない硬いものまで非常に適用範囲
の広いものとすることができるのである。

例えば防寒衣料、保温用マツ１へ伺、テン１〜坩拐、カ
ーテンあるいはポリウレタン樹脂の特徴である（１１部
厚粍性をＩｉｉ］時に活かした保護表口１！（用の一ノ
ープ頌など幅広い用）■に使用しうるのである。

以下、この発明を実施例により詳廁に説明−する。。

なお部数はずぺて重金部である。

実施例１　（ポリウレタン溶液の製造）ポリ炭酸エステ
ルジオール（デス上フェン２０２０Ｅ１西独バイエル社
装、平均分子１２０００＞　１０００部、１．６−ヘキ
サンジオール５３．１部、ジメチロールプロピオン酸６
，７部およびイソホロンジイソシアチー１〜４４４部を
重合容器に入れ、１２０〜１３０　’Ｃで３０４間撹拌
を行なった後、冷却し、１００°Ｃで］ヘルエン１００
０部、ジメチルボルムアミド２９００部を加え、約３０
°Ｃに冷ムＤしてプレポリマーを得た。次いで別に秤取
したイソホロンジアミン１７０部を少足づつ上記で冑た
プレポリマー液に加え、粘度が３０℃で１２０ボイスに
達したところでジェタノールアミンをイソシアナー１−
　、ｔ４の存在が認められなくなるまで加えてポリウレ
タン溶液を得た。

実施例２ 実施例１で得たポリウレタン樹脂溶液１００部にポリイ
ソシアー１−（コロネー１〜Ｅ　ｈｌ、日本ポリウレタ
ン社製）を５部、１０部、Ｊ３よび１５部と夫々加えて
均一に混合したのち脱泡し、３種の塗工液をａ５ｉ　　
ｌこ　。

これらの塗工液を表面−こナメル状の離型紙に乾燥膜厚
が約１０μとなるようにバーコータを用いて塗布し、８
０°Ｃ−（２分、次いで１３０℃で８分加熱して皮膜を
得た。

な１ｌ１３比較のためボリイソシ）７ナー１〜を添加し
て　゛いない実施例１のポリウレタン樹脂のみの皮膜を
も製造し、これらの皮膜をＤ　Ｍ　Ｉ−に浸漬Ｊ−ると
、本実施例の皮膜は膨潤するのみで溶解しなかったが、
ポリイソシアナー１へ未添加の比較例としＣのポリウレ
タン皮膜は簡単に溶解してしまった。

実施例３ １ 実施例２で得た皮膜上に２　Ｘ　１０　　Ｔ　０＋■の
真ダ下でアルミ蒸着を行ったのち、蒸着皮膜について各
種のデス１〜を行い、第１表の結果を得た。

第　　１　　表 注、：Ｉ；１・・・比較例は一１艮の非架橋クイブのウ
レタンエラス１へマーで４１−しる光沢不良であり、鈍
い金属光沢を示ずのみであった。

従って耐熱艶戻り性のアストは行なわ なかった。

〕１；２・・・−１）市のウレタンエラストマーと違・
）で良好な密着性を示しているか、入面光 沢か不良であり、装飾用の用途（こけ不適で・ある。

上表からこの発明しこなる蒸着皮膜は蒸希面の光沢密着
性、耐熱艶戻り性など全ての性質にすぐれていることが
認められた。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　カルボキシル基を有ターるポリウレタン（剥
   １１ｉ？ど架橋剤よりなるイ５１脂溶液をＪ基材に塗ｒ
   ｈ　シ、乾燥架橋した皮膜上に金属を蒸着したことを特
   徴とする金属蒸着皮膜。
2. （２）　　架橋剤かポリイソシアナ−１〜であることを
   ！ｌ）徴どする特５′Ｆ請求の範囲第１項記載の金属ｌ
   Ａ着皮Ｉｌ’Ａ　。