JPS5915708A - 固形燃料燃焼装置 - Google Patents

固形燃料燃焼装置

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Publication number
JPS5915708A
JPS5915708A JP57126909A JP12690982A JPS5915708A JP S5915708 A JPS5915708 A JP S5915708A JP 57126909 A JP57126909 A JP 57126909A JP 12690982 A JP12690982 A JP 12690982A JP S5915708 A JPS5915708 A JP S5915708A
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JP
Japan
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air supply
combustion
supply member
solid fuel
heat
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Application number
JP57126909A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Sonedaka
曾根高 和則
Atsushi Nishino
敦 西野
Koreyoshi Iketani
池谷 之良
Takeshi Tomizawa
猛 富澤
Tadami Suzuki
鈴木 忠視
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS5915708A publication Critical patent/JPS5915708A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L1/00Passages or apertures for delivering primary air for combustion 

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Solid-Fuel Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木炭9石炭、コークスなどを主成分とする炭素
質燃料、たとえば豆炭、練炭1合成炭を燃料とする家庭
用、業務用の固形燃料燃焼装置に関するものである。
従来、このような家庭用、業務用の固形燃料燃焼装置は
第1図に示したように、本体1中に固形2ページ 燃料(たとえば練炭)2がセットされ、−次空気は一次
空気人口3から、また二次空気は二次空気人口4から、
それぞれ燃料2が燃焼するときに発生するドラフト効果
により供給される構成となっている06は助熱具を示し
、集熱カバーと五徳を兼用したもので、本体1の上部に
設置されている。
また燃焼室下部より上部に突出した助燃空気供給部を備
えた従来例として、特公昭41−15359号公報が示
されており、第2図に示す。第2図において、本体1は
断熱保温材6と、断熱保温材6の外周部に適当に隙間を
保つ放熱ケース7がら構成し、燃焼室8の下部には練炭
受皿9に截せた練炭1oを収納し、その下方に通気口1
1(−次空気入口)を設け、前記練炭受皿9に第3図に
示す助燃空気供給部材12を設置している。燃焼室8の
上部には着脱自在な助熱具13を設けている。
第3図に示した助燃空気供給部材12は、単に耐熱材で
構成されたものである。通常断熱材は、耐熱性の優れた
耐火物を言い、セラミック材料で構成されたものである
。このようなセラミック材3ページ 料で構成された助Jた:空気供給部材は耐熱性、機械的
強度(耐スポーリング性、耐摩耗性)が犬なるものでな
ければならない。これらの緒特性から判断すると、高ア
ルミナ質、スピネル構造物(ムライト、アルミナ−ジル
コニア、クロムスピネルなど)など高価なセラミックを
用いる必要がある〇一方、断熱材とは言いがたいが、耐
熱性金属を用いたとするならば、たしかに機械的強度は
耐火物と比較し大きい。しかしながら、耐熱性金属たと
えば、フェライト系ステンレス鋼や各種鋳物を用いると
、加工性は容易であるが、耐熱性金属と言えども、熱や
腐食性ガスにより、表面はもちろんのこと、金属全体が
酸化や腐食され、劣化が大きい。このように耐火物、耐
熱性金属それぞれ一長一短があり、使用上、充分考慮し
なければならなかった。
そこで、本発明は、これらの長所を生かすとともに、比
較的安価な耐火物や耐熱性金属を助燃空tし 気供給部材に用い、鉤燃空気供給部材の燃焼室に面した
表面に、機能性無機物質層を形成することにより、耐熱
性はもちろんのこと一種々の機能性を改善するものであ
る。
この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、助燃空気供給部材の表面に、機能性無機物質
層を形成することにより、機械的強度(耐スポーリング
性、耐摩耗性)、耐食性が改善でき、かつ燃焼特性(立
上り特性、定常燃焼特性)を長期間、安定させることが
できる。
次に本発明の特有な効果について述べる。
すなわち助燃空気供給部材の燃焼室に面した表面に、少
なくとも機能性無機物質層を形成することにより、 ■ 耐熱性向−り物質層を形成した場合高温時における
助燃空気供給部材の燃焼室に面した表面の機械的強度(
耐スポーリング性)をいちじるしく向」ニすることがで
きる。すなわち、二層構造の構成となるため、助燃空気
供給部材の温度は比較的低い温度となるため、部材の材
質には限定されにクク、種々の部材が使用できる。たと
えば、低価格の耐火物、耐熱性金6ページ 属や部材の厚みを薄くできるなどである。
耐熱性向上物質として、一般的に用いられているBe 
、 Mg 、 Ga 、 Mg 、 Sr 、 Si 
、 AQ、 Gr 。
Su 、 Hf 、 Zr 、 Ti 、 Ta 、 
Th 、 Uあるいは希土類金属のうちの少なくとも1
種を含有した酸化物、複合酸化物、炭化素物、硼素化物
、硅素化物および窒化物が好ましい。これらの耐熱性向
上物質の中で特にBoo 、ムlI2O3,A(!20
3−Mg0 、 ZnO2、ZrO2・5i02 、 
Th02 、 MgOおよびスピネル構造(ムライト、
アルミナ−ジルコニア、クロムスピネル)が好捷しい。
また固形燃料燃焼装置の使用・目的に応じ、任意に選択
することができ、耐熱性向上物質を二層以上、多層に構
成することができる。
■ 赤外線放射物質層を形成した場合 固形燃料燃焼時における助燃空気供給部材の燃焼室に面
した表面は固形燃料から輻射エネルギーを受熱し、再度
、固形燃料に放射することにより、固形燃料の燃焼特性
をいちじるしく改善することができる。特に固形燃料の
立上り特6ページ 性(燃焼初期)、すなわち、固形燃料の1つの欠点であ
る立上り燃焼が遅いことがあげられるが、赤外線放射物
質層を形成することにより、立上り燃焼は早く々す、排
ガス特性もいちじるしく向上することができる。
赤外線放射物質として、一般的に助燃空気供給部材に用
いられている粘土質、硅薄土、ケイ酸カルシウム、セラ
ミックファイバーでも赤外線は放射されるが、耐熱性金
属は放射は小さく本発明では、このような部材よりもさ
らに優れた赤外線放射物質をコーティングすることであ
る。一般的に用いられているSi、ムα、Zτ。
Mg 、 Ti 、 Ta 、 Ni 、 B 、 O
r 、 Be 、 Hf 、 Th 。
La 、 Mo 、 Wなどが好ましく、少なくとも前
記金属の一種を含有した酸化物、複合酸化物、ケイ素化
物、炭化物、硼素化物および窒化物が好ましい。特に、
ZrO2、NiO、SiC、TiO2+La2O5、Z
rO2・5i02 、ムQ203・MgO、5i02 
ムQ2o3オよびスピネル構造(ムライト、アルミナ−
ジルコニア、クロムスピネル)が好ましい。
7ページ また、固形燃料燃焼装置の使用・目的に応じ、任意に選
択することができ、耐熱性向上物質であり、かつ赤外線
放射物質であるものが良好である。また赤外線放射物質
を二層以上あるいは部分的に構成することができる。
■ 反応抑制物質層を形成した場合 反応抑制物質層は耐食性物質と同意味であり、固形燃料
燃焼時における腐食性ガスや固形燃料中のアルカリ金属
、アルカリ土類金属との反応、すなわちガラス化(特に
アルカリ金属としてK。
Na、Li)を抑制することにより、助燃空気供給部材
を長期間にわたり、保護(変形・溶損防止)し、燃焼装
置を長期間安定して使用できるものである。反応抑制物
質も部材よりも反応性の小なるものを形成することが必
要である。
反応抑制物質層として、特にNa 、 K 、 Li 
Ca、Mg 、 Ba 、 Zr 、 Ti 、 AQ
  などカ好マシクー少なくとも前記金属の一種を含有
した酸化物、複合酸化物、ケイ素化物、炭化物、硼素化
物および窒化物が好ましく、少なくとも反応抑制物質の
融点が150’o℃以上必要である。特にその中で、Z
rO2、SiC、TiO2、ZrO2・5i02 。
Al2203− MgO、AQ203−CaOおヨヒス
ピネル構造(ムライト、アルミナ−ジルコニア、クロム
スピネル)が好ましい。また固形燃料燃焼装置の使用・
目的に応じ、任意に選択することができ、耐熱性向上物
質、赤外線放射物質であり、かつ反応抑制物質であるも
のが良好である。また反応抑制物質を二層以上あるいは
部分的に構成することも可能である。
■ 表面硬化物質層を形成した場合 表面硬化物質層は固形燃料充填時または固形燃料灰処理
時に有効なもので、特に軽量部材を用いた場合、軽量部
材の表面が固形燃料との接触による摩耗が大きく、機械
的強度が小さい。
このため固形燃料よりも硬度が大きい表面硬化物質層を
形成することにより、耐摩耗性、耐スポーリング性もい
ちじるしく改善でき、長期間使用することが可能となり
、固形燃料燃焼装置の信頼性も向上する。
9ページ 表面硬化物質として、一般的に用いられている前記耐熱
性向上物質、赤外線放射物質および反応抑制物質はすべ
て使用することができる。
特にアルミナ質、炭化ケイ素質、炭化ホウ素など利質的
に硬度が大なるものが好ましい。また固形燃料燃焼装置
の使用・目的に応じ、任意に選択することができ、耐熱
性向上物質、赤外線 ゛放射物質、反応抑制物質であり
、かつ表面硬化物質であるものが良好である。また表面
硬化物質を二層以上の多層に構成することも可能である
■〜■までの各種機能性無機物質層を形成する場合につ
いて詳述したが、特に耐熱性金属を用いる場合、金属の
膨張係数と無機物質の膨張係数の差が大きいときには、
前記金属と無機物質の中間に膨張係数合せのため、中間
層を形成する必要がある。
本発明に用いる助燃空気供給部材は、上述の如く、耐火
物または耐熱性金属が好ましい。(1)耐火物として、
一般的なセラミック原料すなわち耐火10ページ 物原料を用い、たとえば粘土質、ケイ石質、シャモツト
質、城石質、ドロマイト質など比較的低価格のものと、
シリマナイト質、マグネシア質、クロム質、炭素質、高
アルミナ質、クロマク質、マグクロ質、フォルステライ
ト質、セラミックファイバー質など高価格のものがある
が、機能性無機物質層をコーティングすることにより、
比較的低価格のものは、価格をそれほど上昇させること
なく、高付加価値の部材に、また、高価格のものは部材
を薄くし、高付加価値の部材にそれぞれすることができ
るo (++)耐熱性金属として、一般的に鉄系鋳物を
用い、必要に応じ、クロム、ニッケル。
コバルト等の金属を添加することにより、耐熱性を向上
している。またステンレス鋼も有効で、特にフェライト
系ステンレス鋼が好ましい0これらの耐熱性金属は特に
、耐食性の優れたものを用いることが重要である。
次に機能性無機物質層の形成法について説明する。大別
すると、(1)機能性無機物質と無機質バインダー(必
要に応じ成形助剤)を併用し、燃焼室11ページ 部材の表面に、含浸捷たは塗布し、乾燥するか比較的低
温(800°C以下)で燃成することにより形成する方
法、(11)機能性無機物質を溶射(ガスまたはプラズ
マ溶射)を用い、燃焼室部材の表面(必要に応じ粗面化
)に融着させ、形成する方法の2つがある。特に(1)
の無機質バインダーを用いた場合、固形燃料の燃焼温度
が1200″C(ただし燃焼室部材の表面温度)以下が
好ましく、それ以上の高温になると溶射法を用いるのが
好ましい。
しかしながら燃焼室部材の使用・目的あるいは形状等に
よシ、任意の形成法またはそれらを併用する必要がある
機能性無機物質層の形成膜厚は、(1)の無機質バイン
ダーを用いた場合は、20〜1000μmの範囲が好ま
しく、2oμm以下では形成効果はいちじるしく小さい
。また1000μm以上に々ると、機械的強度、特に耐
スポーリング性は悪くなる。一方、(11)の溶射法を
用いた場合は、その結合力は融着状態、密度により決定
されるが、2o〜20000μmと広い範囲で使用が可
能である。
特に高温で使用する場合は、20〜50004mの範囲
の膜厚とする必要があり、最近、膜厚大にする溶射法と
して、水プラズマ法が有効である。
20μm以下の膜厚では形成効果は小さく、また200
00μm以上になると剥離しやすくなるとともに、機能
性無機物質が多量必要とし、価格的にも高価なものとな
るので好ましくない。溶射法の場合特に好ましい範囲は
製法、作業性、軽量化、効果などから、20〜6000
μmである。
以下、本発明における実施例を示す図面に基いて、本発
明を詳述する。
第4図は本発明の一実施例の縦断面図を示しており、2
1は外装、22は複数個の二次空気供給口24を有する
側壁、26は複数個の一次空気供給口26を有する底部
、30は複数個の助燃空気供給口31を有する助燃空気
供給部材であり、これらは、まず側部22ムと、内部2
2Bとがそれぞれ加工された後、接続部36を介して合
体され、燃焼室34を形成している。また32は複数個
の排気口33を有する集熱カバーであり、これら燃13
ベージ 焼室34に空間を接する部材はセラミックファイバー、
ケイソウ士、ケイ酸カルシウム等の耐熱性断熱材を用い
ることが好まL2いが、他に耐熱性の金属で、一部また
は全部を構成してもかまわない。
このとき固形燃料は燃焼室34にセットされ、一部に着
火剤等を用いて着火する。すると−次空気は空気量を調
節するためのシャッター35を有する一次空気入口28
から下部空間29に入り、ここで予熱されながら、一部
は一次空気供給口26から、そして一部は、助燃空気供
給口31から燃焼室34へ供給される。また二次空気は
外装21の下部に設けた複数個の二次空気人口23から
外通路27を通って燃焼室14の外壁で熱交換し、暖気
の二次空気となり、二次空気供給口24から燃焼室34
に供給される。第4図における実施例では助燃空気供給
部材30は燃焼室のほぼ中央に1か所設置しており、こ
こで助燃空気供給口31の最上段の通孔は、側壁に設け
られた二次空気供給口24と、高さにおいて略同位置に
設定しである。そして固形燃料は、その上部表面が二次
空気14ページ 供給口24または助燃空気供給口31の最上段通孔と同
位置、丑たけ少し下になるようにセットすることが燃焼
特性上必要なことである。またこのとき二次空気供給口
24は多段に配列しても構わないものである。
第6図は前実施例の変形例を示し、助燃空気供給部材3
0を複数個設けたものである。
第4図、第5図においては、助燃空気供給部材3oに空
気拡散板を設けていないが、第6図〜第13図に空気拡
散板44a〜44hを設けた様々な形状の助燃空気供給
部材30について実施例の要部縦断面図で示している。
40a〜40hは助燃空気供給部筒体、41a〜41h
は助燃空気供給部の最上段通孔、42a〜42hは第2
段通孔、43a〜43hは抜穴、4sb 〜45hは取
付はスリーブ、460〜46hは支え具、47e。
47g 、4了りは拡散板通孔である。第3図において
は、・拡散板44aは筒体40aと一体に構成されてい
るが、第4図〜第10図においては、拡散板44b〜4
4hは筒体4ob〜4ohと、取15ページ 付はスリーブ部45b〜45hを介して着脱自在に構成
されている。また第7図〜第10図においては拡散板4
48〜44hは支え具46e〜46hを介して、筒体4
08〜4ohとは、適当な間隔をおいて設置されている
。そして第7.9゜10図における実施例では拡散板e
 r q+ hに、複数個の通孔4了e 、47g 、
47hを設けている。このとき通孔47 e 、47g
 、47hの形状は丸形に限ることなくスリット状、多
角形状、それらの組合せによる様々な模様状であっても
構わない。また支え共46e〜4shも、1本ではなく
数本にしても良い。また第10図において筒体40h上
の助燃空気供給口の最上段41hと第2段42hは相互
に千鳥配列の関係になるよう設置されている。他の実施
例(第6〜12図)における配列でも良いのであるが、
できれば第13図における千鳥配列の方が好ましいもの
である。当然第3段以降との関係も同様であることはも
ちろんであるOまた通孔47e 、47g 、47hの
拡散板44e、44q、44h全面積に対する開化率は
10〜80%の間で燃焼特性上大差なく良好であった。
また、筒体40a〜4ohの最上部面積に対する拡散板
の上から見た投影面積の比は1:2〜1:6の間が良好
であった。さらに拡散板44a〜44hの上から見た形
状も、丸形、だ円形、角型等、用途に応じて決定すべき
ものである。
〈実施例1〉 第14図に示す固形燃料燃焼装置の燃焼室34は内径1
60鵡(ガラスファイバー質断熱材、厚み26w!L)
、高さ1アomの内容積を有し、助燃空気供給部材30
(第16図)として、5US430(t−0,6w/L
)を用い、外径30朋、高さ170履(燃焼室内の高さ
130M)の円筒状の部材に上部10間より30−ごと
に穴径8Mの通孔31を各4個づつ設け、助燃空気供給
部材30の上面より20wL離し、集熱カバー32を設
置した。
なお、二次燃焼用空気口24は助燃空気供給部材3oに
設けた最上部の通孔31と同一位置に内径8wILの通
孔を8個均一に設けた。
第14図に示した固形燃料燃焼装置を用い、外17ペー
ジ 径161m、長さ20〜3QMのペレット状合成炭(ベ
トナムホンゲイ炭100重量部、岩手木炭10重量部、
炭酸カルシウム6重量部、CMC0,5重量部からなる
原料を湿式混合し、押出し成形後、整粒したもの)を固
形燃料とした。前記合成炭2に、を燃焼室に入れ、市販
の着火豆炭を粗砕(10〜20W!n粒)した着火剤5
0 g  を用いて、合成炭に着火した。
なお、機能性無機物質層の形成法はプラズマ溶射法を用
い、機能性無機物質層50は50〜100μmとした。
前記合成炭燃料を用い、同一方法で燃焼させ、20サイ
クル後の各種特性結果を第1表に示す。
(以下余白) 18ページ 19ページ 表r+へ特性評価は(a)変形として、変形なし○、−
都度形△、変形犬X、(b)機械的強度(i′1スポー
リング性、耐摩耗性)として、形成層が剥離なし捷たは
外観上気にならないもの○、剥離があり。
外観上判断できるもの△、剥離が助燃空気供給部・材の
1/10以上のものを×、(C)耐食性として、排ガス
成分との反応または灰分との反応、すなわち溶損、ガス
損傷がないかもしくは少ないもの○、一部反応もしくは
破壊したものへ、明らかに反応もしくは破壊したもの×
とした。
表から明らかなように助燃空気供給部材として、耐熱性
金属すなわちSUS 430は未処理の場合、外観的に
も燃焼特性的にも悪化および劣化が大きい。一方、各種
機能性無機物質層を形成したものは、20サイクル燃焼
後も良好な結果を得た。
〈実施例2〉 実施例1と同一の5US430 (ただし、t=1.0
)を用い、第15図すすなわち拡散板を取付けたものを
同様にプラズマ溶射法により、機能性無機物質層を6o
〜100μm形成した。また実施例1と同様の合成炭を
用い、20サイクル後の各種特性結果を第2表に示す。
(以下余白) 21ベーブ 22ページ 表から明らかなように、5US430の肉厚を1.0M
にすると(a)の変形は少し軽減されるが、その他外観
的にも、燃焼特性的にも悪化および劣化が大きい。一方
、各種機能性無機物質層を形成したものは実施例1と同
様に良好な結果を得た。
〈実施例3〉 実施例1、すなわち第16図aと同様の形状に鋳物(鋳
物用銑JISG22021種1号人)で作成した助燃空
気供給部材(外径3ONL、肉厚611jILの円筒)
を用い、実施例1と同様にプラズマ溶射法で機能性無機
物質層を100〜160μm形成した。また実施例1と
同様の合成炭を用い、20サイクル後の各種特性結果を
第3表に示す。
(以下余白) 23ページ 表から明らかなように、鋳物を用いても同様に良好な結
果を得た。
〈実施例4〉 第16図Cの形状すなわち円錐形状(肉厚5M、底面外
径40M、高さ12ONL)に各種耐火物を成形(焼成
)した。穴径は上部より直径3M(4個)、直径4鵡(
6個)、直径6+s(s個)としたもので、機能性無機
物質ZrO2を無機質バインダー法、溶射法により形成
した。実施例1と同様の合成炭を用い、2oサイクル後
の各種特性結果を第4表に示す。
なお、溶射法は実施例1と同様にプラズマ溶射法により
膜厚300μmになるようにコーティングした。一方、
無機質バインダー法はアルミナ七メン)Zr02粉末と
ミル添加剤(微量のベントナイト)全以下の組成でボー
ルミルヲ行ない、ミル引き後、スプレーガンで被覆形成
(100μm)した。
ミル引き組成 アルミナセメント       25重量部26 、 
 ・ Z r O2粉末          75重量部ベン
トナイト         0.6重量部水     
        60重量部(以下余白) 26 、 第4表 をΔ、10個以上を×として評価した。
表から明らかなように、耐火物の表面に機能性無機物質
層を形成することにより、機械的強度、耐食性はいちじ
るしく向上した。
〈実施子シリ6 〉 実施例4のA21を用い、コロイダルアルミナ溶液(固
形分20%)100%と、コロイダルアルミナ(固形分
20%)溶液100重量部に酸化ニッケル10重量%、
ミル添加剤としてベントナイト06重量からなるコロイ
ダルアルミナ混合溶液をそれぞ扛用い、スプレーガンで
膜厚20μmになるように塗布し、自然幹燥後、600
℃で2時間熱処理し、実施例1と同様の合成炭を用い、
20サイクル後の各種特性結果を第6表に示ず0(以下
余白) 29 、。
表から明らかなように、コロイダルシリカ溶液は耐火物
内部に一部浸透するため、特に機械的強度(耐スポーリ
ング性、耐摩耗性)が向上し、良好な結果を得た。
本実施例では記載していないが、耐熱性金属の構成とし
て、ラス金網、パンチングメタル形状なども同様に優れ
た効果を得た。さらに、各種機能性無機物質の併用(混
合、多層構造など)についても同様に良好な結果を得た
。また、外部と内部両方に形成することにより、さらに
良好な結果が得られた。
また、部材と機能性無機物質の膨張係数差は膜厚により
変化するが、膜厚2o〜5000μmの範囲では、了O
x 10 dog  以下が好ましい0さらに必要に応
じ、無機質封孔剤(たとえば、シリカゾル、アルミナゾ
ル、水ガラスなど)を用い封孔処理することにより、部
材と機能性無機物質との界面の結合力を大あるいは部材
の熱的劣化防止が可能である。特に部材が耐熱性合金の
場合、燃焼排ガス中の有毒ガスによるガス損傷をいちじ
30ベパ るしく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固形燃料燃焼装置の断面図、第2図は従
来の他の固形燃料燃焼装置の断面図、第3図は同固形燃
料燃焼装置の助燃空気供給部材の斜視図、第4図は本発
明の一実施例を示す固形燃料燃焼装置の断面図、第5図
は本発明の他の実施例を示す固形燃料燃焼装置の断面図
、第6図〜第13図はそれぞれ同固形燃料燃焼装置の助
燃空気供給部材と空気拡散板の具体例を示す断面図、第
14図は本発明のさらに他の実施例を示す固形燃料燃焼
装置の断面図、第16図a、b、cはそれぞれ同固形燃
料燃焼装置の助燃空気供給部材の具体例を示す断面図で
ある。 30・・・・・・助燃空気供給部材、44a〜44h・
・・・・・空気拡散板、60・・・・・機能性無機物質
層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第6
図 瘍7図 4.7c 第9図 鶴10図 第12図 第11図 第13図 富14図 第15図 (al           契 ○    3t 6θ ○ ○ 第15図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃焼室の下部より上部に突出した助燃空気供給部
    材を耐熱性金属または耐火物で構成し、前記耐熱性金属
    または耐火物の表面に機能性無機物質層を形成した固形
    燃料燃焼装置。
  2. (2)助燃空気供給部材は複数個の通孔を有する特許請
    求の範囲第1項記載の固形燃料燃焼装置。
  3. (3)助燃空気供給部材に連結して拡散板部材を設けた
    特許請求の範囲第1項記載の固形燃料燃焼装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6054058A (en) * 1996-02-13 2000-04-25 Kurita Water Industries, Ltd. Method for treating water which contains nitrogen compounds

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6054058A (en) * 1996-02-13 2000-04-25 Kurita Water Industries, Ltd. Method for treating water which contains nitrogen compounds

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