JPS59156984A - 施釉セメント製管の製造方法 - Google Patents
施釉セメント製管の製造方法Info
- Publication number
- JPS59156984A JPS59156984A JP2079483A JP2079483A JPS59156984A JP S59156984 A JPS59156984 A JP S59156984A JP 2079483 A JP2079483 A JP 2079483A JP 2079483 A JP2079483 A JP 2079483A JP S59156984 A JPS59156984 A JP S59156984A
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- JP
- Japan
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- thin
- walled tube
- cement
- walled
- glazed
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建築、土木用管として用いられる施釉セメン
ト製管に関する〇 セメント製管は、その大口径化及び長尺化が可能である
と共に、その寸法精度が良いことから、従来の粘土製管
に代って建築、土木用臂として広く用いられている。し
かしセメント製管は、周知の如く、耐薬品性に欠けるだ
けでなく、管内に水等が浸透するため、例えば、酸性液
等の排液による管内面の浸蝕や電気ケーブル管として用
いた際の漏電の危険等の不都合があった。
ト製管に関する〇 セメント製管は、その大口径化及び長尺化が可能である
と共に、その寸法精度が良いことから、従来の粘土製管
に代って建築、土木用臂として広く用いられている。し
かしセメント製管は、周知の如く、耐薬品性に欠けるだ
けでなく、管内に水等が浸透するため、例えば、酸性液
等の排液による管内面の浸蝕や電気ケーブル管として用
いた際の漏電の危険等の不都合があった。
このような不都合全解消するには、前記セメント製管の
内面を施釉し、これを焼成することが考えられるが、厚
肉管は、均一に加熱焼成することが、薄肉管に比べて困
難であった。すなわち、炉内で薄肉管、厚肉管全それぞ
れ焼成した場合、雰囲気温度の変化に対し、薄肉管は、
管全体が短時間で該雰囲気温度に近づくが、厚肉管では
、表面部が雰囲気温度に近いのに対し、内部はそれ程温
度が上昇しないため、焼成中の厚肉管は、その表面部と
内部とに比較的大きな温度差が生じる。また、焼収後の
水和時の管の膨張量は厚内管はど大きくなる０これらの
ことが原因となって、施釉された厚肉のセメント製管は
、その内外面に亀裂が生じ易いといった難点があった。
内面を施釉し、これを焼成することが考えられるが、厚
肉管は、均一に加熱焼成することが、薄肉管に比べて困
難であった。すなわち、炉内で薄肉管、厚肉管全それぞ
れ焼成した場合、雰囲気温度の変化に対し、薄肉管は、
管全体が短時間で該雰囲気温度に近づくが、厚肉管では
、表面部が雰囲気温度に近いのに対し、内部はそれ程温
度が上昇しないため、焼成中の厚肉管は、その表面部と
内部とに比較的大きな温度差が生じる。また、焼収後の
水和時の管の膨張量は厚内管はど大きくなる０これらの
ことが原因となって、施釉された厚肉のセメント製管は
、その内外面に亀裂が生じ易いといった難点があった。
本発明は、前述の如き、セメント製管の施釉後の焼成の
困難性に鑑みてなされたものであり、その目的は、強度
を低下させることなく、耐薬品性の同上と、水等の侵透
の防止とが可能な施釉セメント製管の製法を提供するこ
とである。
困難性に鑑みてなされたものであり、その目的は、強度
を低下させることなく、耐薬品性の同上と、水等の侵透
の防止とが可能な施釉セメント製管の製法を提供するこ
とである。
本発明の要旨は、所望比で調合されたセメント、骨材及
び水等力・らなる混練物にょシ薄肉管を成形し、該薄肉
管の内周面に適宜の釉薬を施し、所望の温度及び時間で
該薄肉管を焼成した後、この焼成薄肉管の外周全面を、
所望比で調合されたセメント混線物で被覆して所望外形
の厚肉管を成形することにある。
び水等力・らなる混練物にょシ薄肉管を成形し、該薄肉
管の内周面に適宜の釉薬を施し、所望の温度及び時間で
該薄肉管を焼成した後、この焼成薄肉管の外周全面を、
所望比で調合されたセメント混線物で被覆して所望外形
の厚肉管を成形することにある。
以下に不発ｆｉＡを、その英施例を示す図面に基づいて
説明すると、次の通りである。
説明すると、次の通りである。
例えは、七メン）１００重量都、珪石２０ ＯＮ量都、
水４５重賞部からなる調合物を５分間混練して得られた
混練物を、円筒状金型により、第１図に示す如く、内径
りが５００叫、長″：８１！が２４３゜胴、厚さｔが１
５園（たたし、最終品である施釉セメント製管の厚不全
４２閣にしたい場合）の円面形状に成形する。このよう
にして得られた薄肉素管を、温度５０℃、相対湿度９５
％で１５時同然気養生することにより、硬化させて薄肉
管１が得られる。次に、該薄肉管ｌの内周向の全曲にほ
うろう釉等の釉薬を施釉する。なお、釉薬の種類は、製
品管の用途に応じた耐薬品性や焼成時の耐亀裂性等を考
慮して、適当なものを選択することが望ましい。このよ
うにして施釉された薄肉管？８５０℃の温度で３０分間
焼成した後、施釉薄肉管を冷却すれば、第２図に示すよ
うに、内周向に施釉ｉ１１］２を有する焼成薄肉管３が
得られる。次に、らせん状鉄筋４．斜め鉄筋５及び軸方
向鉄筋６の夫々の鉄筋（一般に２．４〜６圏径の普通鉄
線）によシ、第４図の破線で示す様に、かご状に組立て
られた鉄筋かと７を焼成薄肉管３に外嵌する。これ全鋼
製型わく８に入れて、第３図に示す様に、遠心機の車輪
９上に該型わ（８を乗せる。さらに、所望比で調合した
セメント混練物（いわゆるモルタル）全、前記型わく８
の内面と焼成薄肉管３の外周面との間１１Ｉ！に投入し
ながら、該型わ（８をゆっくりと回転させる。ここで用
いられているセメントは、ポルトランドセメント、アル
ミナセメント、混合セメントのいずれでもよい。ｒ３１
ｊ記セメント混線物には分散剤、ＡＥ剤（空気温オロ剤
）及び粘結剤等を添加してもよいし、ガラス繊維、スチ
ールファイバー及び金属線等の補強材を添加するのもよ
い。投入完了後、型わく８め回転速度を次第に上げてい
くと、投入されたｌｉＪ記混祿物は、型わ（８の内周面
に押し付けられて、第４図に示すヌロく、厚肉管ｌＯが
成形される。また混練物の硬化を促進させるために、遠
心成形された混線物を ・蒸気養生室に格納して蒸気
を送って加熱する。次いで蒸気養生室の温度を徐々に下
げて外気の温度と大差がなくなってから、蒸気養生室か
ら管を取り出して脱型を行なう。管は蒸気養生後も水密
性を持たせるために湿潤養生をするのが望ましく、特に
圧力管に対してはそれをすることが必要であるので水中
あるいは散水による養生が行なわれている。このように
、管を蒸気養生することにより、第４図に示す最終品の
施釉セメント製管１０が得られる。施釉セメント製管１
０の施釉面２は、ｌＯチ濃度の塩酸（ＨＯＩりに２４時
間浸していても何ら変化が認められなかった。
水４５重賞部からなる調合物を５分間混練して得られた
混練物を、円筒状金型により、第１図に示す如く、内径
りが５００叫、長″：８１！が２４３゜胴、厚さｔが１
５園（たたし、最終品である施釉セメント製管の厚不全
４２閣にしたい場合）の円面形状に成形する。このよう
にして得られた薄肉素管を、温度５０℃、相対湿度９５
％で１５時同然気養生することにより、硬化させて薄肉
管１が得られる。次に、該薄肉管ｌの内周向の全曲にほ
うろう釉等の釉薬を施釉する。なお、釉薬の種類は、製
品管の用途に応じた耐薬品性や焼成時の耐亀裂性等を考
慮して、適当なものを選択することが望ましい。このよ
うにして施釉された薄肉管？８５０℃の温度で３０分間
焼成した後、施釉薄肉管を冷却すれば、第２図に示すよ
うに、内周向に施釉ｉ１１］２を有する焼成薄肉管３が
得られる。次に、らせん状鉄筋４．斜め鉄筋５及び軸方
向鉄筋６の夫々の鉄筋（一般に２．４〜６圏径の普通鉄
線）によシ、第４図の破線で示す様に、かご状に組立て
られた鉄筋かと７を焼成薄肉管３に外嵌する。これ全鋼
製型わく８に入れて、第３図に示す様に、遠心機の車輪
９上に該型わ（８を乗せる。さらに、所望比で調合した
セメント混練物（いわゆるモルタル）全、前記型わく８
の内面と焼成薄肉管３の外周面との間１１Ｉ！に投入し
ながら、該型わ（８をゆっくりと回転させる。ここで用
いられているセメントは、ポルトランドセメント、アル
ミナセメント、混合セメントのいずれでもよい。ｒ３１
ｊ記セメント混線物には分散剤、ＡＥ剤（空気温オロ剤
）及び粘結剤等を添加してもよいし、ガラス繊維、スチ
ールファイバー及び金属線等の補強材を添加するのもよ
い。投入完了後、型わく８め回転速度を次第に上げてい
くと、投入されたｌｉＪ記混祿物は、型わ（８の内周面
に押し付けられて、第４図に示すヌロく、厚肉管ｌＯが
成形される。また混練物の硬化を促進させるために、遠
心成形された混線物を ・蒸気養生室に格納して蒸気
を送って加熱する。次いで蒸気養生室の温度を徐々に下
げて外気の温度と大差がなくなってから、蒸気養生室か
ら管を取り出して脱型を行なう。管は蒸気養生後も水密
性を持たせるために湿潤養生をするのが望ましく、特に
圧力管に対してはそれをすることが必要であるので水中
あるいは散水による養生が行なわれている。このように
、管を蒸気養生することにより、第４図に示す最終品の
施釉セメント製管１０が得られる。施釉セメント製管１
０の施釉面２は、ｌＯチ濃度の塩酸（ＨＯＩりに２４時
間浸していても何ら変化が認められなかった。
以上、詳述した如く、不発用によると、一旦、薄肉管を
成形した後に、該薄肉管の内周＋ｉｎｋ施釉。
成形した後に、該薄肉管の内周＋ｉｎｋ施釉。
焼成するので、施釉面に亀裂等を生じることがなく、シ
たがって耐薬品性に欠けることがない。また、施釉、焼
成された薄肉管を基礎にして厚肉管を成形するので、よ
り強度に優れ、かつ耐薬品性に優れた建築・土木用管を
提供することができる０
たがって耐薬品性に欠けることがない。また、施釉、焼
成された薄肉管を基礎にして厚肉管を成形するので、よ
り強度に優れ、かつ耐薬品性に優れた建築・土木用管を
提供することができる０
第１図は不発ｉＵＫ用いる薄肉管を示″ｊ斜視図、第２
図は焼成薄肉管を示す斜視図、第３図は成形金型を示す
側断面図、第４図は本発明の去施例を示す側断面図であ
る。 ｌ・・・薄肉管 ２・・・施釉１１０３・・・焼成薄肉
管１０・・・施釉セメント製管 特許出願人 伊奈製陶株式会社 代理人 弁理士内田敏彦 第１図 第２図 第３図
図は焼成薄肉管を示す斜視図、第３図は成形金型を示す
側断面図、第４図は本発明の去施例を示す側断面図であ
る。 ｌ・・・薄肉管 ２・・・施釉１１０３・・・焼成薄肉
管１０・・・施釉セメント製管 特許出願人 伊奈製陶株式会社 代理人 弁理士内田敏彦 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- １、所望比で調合されたセメント、骨材及び水等からな
る混練物により薄肉管ｔ−ｉ形し、該薄肉管の内周面に
適宜の釉薬全施し、所望の温度及び時開で該薄肉管全焼
成した後、この焼成薄肉管の外周全面を、所望比で調合
されたセメント、骨材及び水等からなる混線物で被後し
て所望外形の厚肉管に成形することを特徴とする施釉セ
メント製管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079483A JPS59156984A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 施釉セメント製管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2079483A JPS59156984A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 施釉セメント製管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156984A true JPS59156984A (ja) | 1984-09-06 |
| JPS6150918B2 JPS6150918B2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=12036973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2079483A Granted JPS59156984A (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 施釉セメント製管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156984A (ja) |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP2079483A patent/JPS59156984A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6150918B2 (ja) | 1986-11-06 |
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