JPS59155719A - 検出プロ−ブ位置測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （２） 本発明は例えば液化ガス等を貯蔵するタンク内の温度分
布、液体密度分布、濃度その他の物理量□の分布を測定
するため、信号電送ケーブルにより貯蔵タンク内に吊り
下げられる検出プローブの位置を測定する装置に関する
。

低温液化ガス等を貯蔵するタンクの内部にはこれらの諸
量を測定するため各種の検出器或いは計測器が設けられ
ている。

これらの検出器或いは計測器に用いられるセンサは、巻
取ドラム等に巻かれた可撓多芯の信号電送ケーブルの一
端に結合され、タンク内部に吊り下げられており、必要
に応じて巻取ドラム等のケーブル供給装置を回動させて
ケーブルを繰り出したり、回収したりすることによりタ
ンク内部で所望の位置まで昇降移動させ得るよう構成さ
れている。

然しなから、従来公知の装置に於ては、ケーブルの繰り
出し長さ若しくは検出プローブの位置はケーブル供給装
置の回転角を検出するエンコーダ等により検出されるよ
う構成されていたので、低（３） 温部或いは高温部でケーブルが大幅に伸縮するときは、
検出プローブ位置の測定値に大きな誤差を生じることが
あるという問題があった。

本発明は叙上の観点に立ってなされたものであり、その
目的とするところは、検出プローブの位置を常に正確に
把握できるよう構成した検出プローブ位置測定装置を提
供することにある。

而して、本発明の要旨とするところは、ケーブル巻取ド
ラムその他のケーブル供給装置の回動角若しぐはケーブ
ルの繰り出し長さを検知するエンコーダと、上記エンコ
ーダの出力とそれに対応する温度センサの検出温度とを
記録するメモリと、ケーブル各部位の温度に応じてその
熱伸縮量の補正演算を行い繰り出されたケーブル長さ若
しくは検出プローブ位置の正確な数値を算出する補正演
算装置とを設け、これにより検出プローブの位置を常時
正確に表示させることにある。

以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明に係る検出プローブ位置測定装置の一実
施例を示す説明図、第２図はケーブルの（４） 繰り出し長さしと、それに対応する温度測定値Ｔとの関
係を示すグラフである。

而して、第１図中、１は液化ガス２の貯蔵タンク、３は
温度、密度、濃度等の検出器を備えた検出プローブ、４
は重錘、５は可撓性に富んだ多芯の信号電送ケーブル、
６はケーブル供給ドラム、７け信号電送ケーブル５の一
端に接続されるスリップリング等の電気信号伝達装置、
８はガイドプーリ、９はメジャリングローラ、１０はエ
ンコーダ、１１はシール装置、１２はメモリ、１３は補
正演算回路、１４けメインデータ記録装置である。

常時は、信号電送ケーブル５はケーブル供給ドラム６に
巻き込まれており、検出プローブ３及び重錘４は液化ガ
ス２の液面上、液化ガスタンク１の天井近くの最高位置
に吊り下げられている。

而して、測定を行うときは、検出プ四−ブ３内の各種検
出器に所要の電力を供給すると共に、図示されていない
駆動装置によりケーブル供給ドラム６を回動させて信号
電送ケーブル５を繰り出し、検出プローブ３及び重錘４
を下降させるものであ（５） 然るときは、各種測定器はそれぞれ作動し、信号電送ケ
ーブル５及び電気信号伝達装置７を介してその測定値を
貯蔵タンク１の外方に送出する。

一方、信号電送ケーブル５の繰り出された長さしはメジ
ャリングローラ９の回転角に変換され、その回転角はエ
ンコーダ１０によりコード化されメモリ１２に送られる
。

電気“信号伝達装置７を介して送られる測定値は総てメ
インデータ記録装置１４に送られ記録されるが、その中
の温度データＴのみはメモリ１２にも送られ、ケーブル
５の繰り出し長さしと共に記録される。

而して、このしとＴとの関係は例えば第２図に示す如く
である。ここでＴＯは液化ガスタンク１の上部のメジャ
リングローラ９の置かれた測長室内の温度であり、以下
、液化ガスタンク１内に入り、下方に降下するにつれて
温度Ｔは大幅に降下するものであり、このため、エンコ
ーダ１０の指示値に対応する検出プローブ３の位置と、
実際の検（６） 出プローブ３の位置との間に無視し得ない誤差が生じる
。

このため、本発明に於ては、このＴ及びＬの測定データ
を一旦メモリ１２に記録させ、補正演算器を算出させ、
このＬの値をメジャリングローラ９及びエンコーダ１０
による測定値りに替えて真のケーブル繰り出し長さとし
、これにより正確な検出プローブ位置を知るものである
。但し、ここでαはケーブル５の膨張計数である。

本発明は叙上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、検出プローブの位置を常時正しく知ることを得るか
ら、温度その他の物理量の分布状態を常時正確に測定し
得るものである。

尚、本発明の構成は叙上の実施例に限定されるものでな
く、例えば、上記実施例に於ては、繰り出した下ケーブ
ル長の測定装置としてメジャリングローラ及びエンコー
ダを使用したが、これはケーブル供給装置の回転角又は
繰り出した信号電送（７） ケーブルの長さを測定、記録しろる装置であればなんで
も良く、例えば、ケーブル供給装置の主軸に結合したエ
ンコーダ若しくはパルスエンコーダを利用することがで
きるものであり、又、熱伸縮量の補正のための液温測定
は検出ブ１：Ｉ−プに内蔵した温度検出器を利用したが
、温度検出器は必ずしも検出プローブ内蔵のものでなく
とも良く、貯蔵タンクの内部、例えばその内壁面に取り
付けた温度検出器を利用してもよく、又他の構成要素の
構造も本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るも
のであって、本発明はそれらの総てを包摂するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る温度等測定装置の一実施例を示す
説明図、第２図はケーブルの繰り出し長さしと、それに
対応する温度測定値Ｔとの関係を示すグラフである。 ｉ　−−−−−−−−−−−〜−−−−−−−−−−−
液化ガス貯蔵タンク２−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−一液化ガス３−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−・−検出プローブ（８） ４−−−−−−−−−−−・−・−−−−−−一重錘５
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一信号電送ケ
ーブル６−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ケーブル供給ドラム７−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−一電気信号伝達装置８−−−−−−−−−−−
−−−・−−−一一−−ガイドプーリ９−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−、−−メジャリングローラ
１０−−−−−−−−−−−−−−−−−−−エンコー
ダ１１−−−−−−−−−−−−−・−−−−−−−−
−シール装置１２−−−−−−−−−−−−一・−−−
−−メモリ１３−−−−−−−−−−一・−−−−−−
−−−一一補正演箕回路１４−−−−−−−−−−・−
−−−−一一−−−−−メインデータ記録装置特許出願
人　オーバル機器工業株式会社代　理　人　（７５２４
）　　最　」二　正太部（９）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）液体等の貯蔵タンク内で所定の一鉛直線に沿って
   移動しつ一物理量を検出するため信号電送ケーブルの一
   端に接続され吊り下げられる検出プローブの位置を測定
   する装置に於て、信号電送ケーブルを送出及び回収する
   ケーブル供給装置の回転角又は繰り出されるケーブルに
   まり回動するエンコーダから求めた検出プローブ位置に
   対して、」二記鉛直線上の温度分布に基づき信号電送ケ
   ーブルの熱伸縮量の補正を行う演算回路を設けたことを
   特徴とする上記の検出プローブ位置測定装置。
2. （２）　　ケーブル供給装置の回転角から検出プローブ
   位置を求める装置が、ケーブル供給装置の回転角をコー
   ド化して記憶するエンコーダとメモリとから成り、熱伸
   縮量の補正演算回路が、上記メモリの記憶値と、上記メ
   モリの記憶値に対応する位置で検出プローブに内蔵され
   た温度検出器により検（１） 出された温度とに基づいて熱伸縮量の補正を行う演算回
   路である特許請求の範囲第１項記載の検出プローブ位置
   測定装置。
3. （３）　　ケーブル供給装置の回転角から検出プローブ
   位置を求める装置がパルスエンコーダであり、熱伸縮量
   の補正演算回路が上記パルスエンコーダが出力パルスを
   発信する都度、検出プローブに内蔵された温度検出器に
   より検出された温度とパルスエンコーダの出力パルスに
   対応するケーブル長さとに基→き熱伸縮量の補正を行う
   演算回路である特許請求の範囲第１項記載の検出プロー
   ブ位置測定装置。
4. （４）液体等の貯蔵タンクがその内部に上記所定の一鉛
   直線上の温度分布を測定する温度検出器を具備し、熱伸
   縮量の補正演算回路が上記貯蔵タンク内に設けられた温
   度検出器の検出する温度測定値に基づいて熱伸縮量の補
   正を行う演算回路である特許請求の範囲第１項記載の検
   出プローブ位置測定装置。