JPS59155103A - サ−ミスタ素子 - Google Patents
サ−ミスタ素子Info
- Publication number
- JPS59155103A JPS59155103A JP1602983A JP1602983A JPS59155103A JP S59155103 A JPS59155103 A JP S59155103A JP 1602983 A JP1602983 A JP 1602983A JP 1602983 A JP1602983 A JP 1602983A JP S59155103 A JPS59155103 A JP S59155103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor element
- thermistor
- temperature
- spinel
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910052596 spinel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000011029 spinel Substances 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 150000001768 cations Chemical class 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高温においても温度検出が可能なサーミスタ素
子に関するものである。
子に関するものである。
近年のエレクトロニクスの発達は各分野におけるシステ
ム化への志向となシ、それに伴なってセンシングデバイ
スの開発が一つの重要な課題となっている。
ム化への志向となシ、それに伴なってセンシングデバイ
スの開発が一つの重要な課題となっている。
その一つに温度の検出があるが、300℃以下の温度の
検出においてはNTOあるいはPTOサーミ艮夕の開発
とともにすでに各分野においてサーミスタは不可欠の存
在となっていることは周知の通シである。
検出においてはNTOあるいはPTOサーミ艮夕の開発
とともにすでに各分野においてサーミスタは不可欠の存
在となっていることは周知の通シである。
そして近年、技術の進歩とともに過酷な条件下での温度
検出においても使い易さを身上とするサーミスタ、たと
えば自動車や工業に計測、また家電製品において高温下
でも信頼性の優れたサーミスタの出現が望まれている。
検出においても使い易さを身上とするサーミスタ、たと
えば自動車や工業に計測、また家電製品において高温下
でも信頼性の優れたサーミスタの出現が望まれている。
しかし、このような要求に対し、すでに多くの研究が進
められているが、いまだ充分満足する性能の高温度用サ
ーミスタは出現していない。
められているが、いまだ充分満足する性能の高温度用サ
ーミスタは出現していない。
そこで本発明者等は高温度用サーミスタ素子としてすで
に検討されているスピネル構造の酸化物に関して結晶化
学的に鋭意検討の結果、新しい理論を確立し、それに基
づきスピネル構造の酸化物を種々製造し、実験研究の結
果、高温検出に適するサーミスタ素子を見出したもので
ある。
に検討されているスピネル構造の酸化物に関して結晶化
学的に鋭意検討の結果、新しい理論を確立し、それに基
づきスピネル構造の酸化物を種々製造し、実験研究の結
果、高温検出に適するサーミスタ素子を見出したもので
ある。
すなわち1本発明は、スピネル構造が高温において安定
であること、つまシ酸素が最臀充槙しておシ、4配位お
よび6配位の位置に2種の陽イオンが分布していること
によp熱的安定性に優れていることを基礎として、更に
結晶化学的に鋭意検討の結果、高温用サーミスタとして
使用できるスビネル構造の必要条件としてはスピネル単
−相あることを解明した。
であること、つまシ酸素が最臀充槙しておシ、4配位お
よび6配位の位置に2種の陽イオンが分布していること
によp熱的安定性に優れていることを基礎として、更に
結晶化学的に鋭意検討の結果、高温用サーミスタとして
使用できるスビネル構造の必要条件としてはスピネル単
−相あることを解明した。
また、熱的安定性を改善するためには4配位よび6配位
のイオン半径に近いイオン半径を持陽イオンでスピネル
構造を構成することが必要あることを見い出した。
のイオン半径に近いイオン半径を持陽イオンでスピネル
構造を構成することが必要あることを見い出した。
そして、これらの*件を満足するものは(Mgt”Nj
)()(MrB−ye^I−r) 3o4(ただし0≦
さ≦1゜O≦Y≦1)なる組成式で表わされるスピネル
。
)()(MrB−ye^I−r) 3o4(ただし0≦
さ≦1゜O≦Y≦1)なる組成式で表わされるスピネル
。
造の酸化物であることを実験研究の結果、確認この組成
物で構成したサーミスタ素子はヒ2テシスかまったくな
く、かつ熱的に安定なものですることを解明した。
物で構成したサーミスタ素子はヒ2テシスかまったくな
く、かつ熱的に安定なものですることを解明した。
以下2本発明の実施例について詳細に述べる。
先ず、MgO、NiO、AL20B 、 MnO*(又
はMn2 (JM11304 )のq!r酸化物゛を第
1表に示すよりに(Mg1−eN1XN1Xパ−y*A
ty)204(ただし4)(X(1,0<Y≦1なる組
成比になるように秤量する。
はMn2 (JM11304 )のq!r酸化物゛を第
1表に示すよりに(Mg1−eN1XN1Xパ−y*A
ty)204(ただし4)(X(1,0<Y≦1なる組
成比になるように秤量する。
なお、第1表中の瀧1〜l@20は試料番号で嘲る。
で これらの試料は秤量後、湿式または乾式にて混
合し、乾燥後、微細化のため粉砕する。
合し、乾燥後、微細化のため粉砕する。
お M 1 表つ
で
X
リ
ら
〉
次いで、その粉砕物を加圧成形し、 800〜1500
℃にて1次焼成する。焼成物は再度、微細化する。ここ
でサーミスタ素子として成形するが成形には加圧成形、
膜成形等、従来用いられてきた方法にて行なわれる。電
極を包埋する場合はこの工程にて行なり。
℃にて1次焼成する。焼成物は再度、微細化する。ここ
でサーミスタ素子として成形するが成形には加圧成形、
膜成形等、従来用いられてきた方法にて行なわれる。電
極を包埋する場合はこの工程にて行なり。
次に成形物を1υ0υ〜igoo℃にて2次焼成し、そ
の後エージング操作を行なうことによって完成する。
の後エージング操作を行なうことによって完成する。
センサの実装については用途別に種々の方法が採られる
がここでは省略する。
がここでは省略する。
M1表に示した500℃に2ける抵抗値は各サーミスタ
素子を10.00 ℃で1次焼成した後、1300℃で
2次焼成した素子の測定値である。
素子を10.00 ℃で1次焼成した後、1300℃で
2次焼成した素子の測定値である。
第1図に代表的なサーミスタ素子の温度・抵抗値特性を
示す。図中の番号は第1表の試料#号に対応する。
示す。図中の番号は第1表の試料#号に対応する。
第1表および第1図かられかるように本発明のサーミス
タ素子は冥用的な抵抗値を示し、なおかつ5組成を調節
することによシ抵抗値を自由に選定することが可能であ
る。
タ素子は冥用的な抵抗値を示し、なおかつ5組成を調節
することによシ抵抗値を自由に選定することが可能であ
る。
第2図は600℃における経時変化を示す。
図から明らかなように実施例隘6.ml 2は全く抵抗
変化が観察されず、他の実施例についてはわずかな経時
変化が初期に見られるが、この変化は充分に小さく、ま
た長期的には変化が見られなiことから、実用上、なん
ら問題はない。
変化が観察されず、他の実施例についてはわずかな経時
変化が初期に見られるが、この変化は充分に小さく、ま
た長期的には変化が見られなiことから、実用上、なん
ら問題はない。
以上の実施例かられかるように、本発明によるサーミス
タ素子はm#:を変えることによシ容易にF9r望の抵
抗値とすることができ、しかも熱的に安定で%経FfR
化がほとんどない。従って現在、自動車用電気装置や家
庭用電気器具など、多くの分野において望まれている高
温用サーミスタとして好適であル、自動制御の技術分野
に貢献するところ大である。
タ素子はm#:を変えることによシ容易にF9r望の抵
抗値とすることができ、しかも熱的に安定で%経FfR
化がほとんどない。従って現在、自動車用電気装置や家
庭用電気器具など、多くの分野において望まれている高
温用サーミスタとして好適であル、自動制御の技術分野
に貢献するところ大である。
第1図は本発明にかかるサーミスタ素子の温度゛−抵抗
値特性を示す図。 第2図は同じく抵抗値の経時変化特性を示す図である。 第i@ * & c”各〕 (°につ 第9間 JX)適時#l ()l?5.)
値特性を示す図。 第2図は同じく抵抗値の経時変化特性を示す図である。 第i@ * & c”各〕 (°につ 第9間 JX)適時#l ()l?5.)
Claims (1)
- (Mg5−x−NixバMrB−y拳Azyハ04(た
だしO≦X≦1,0.≦Y≦1)なる組成式で表わされ
るスピネル構造の酸化物からなることを特徴とするサー
ミスタ素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602983A JPS59155103A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | サ−ミスタ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1602983A JPS59155103A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | サ−ミスタ素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155103A true JPS59155103A (ja) | 1984-09-04 |
JPH0153487B2 JPH0153487B2 (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=11905139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1602983A Granted JPS59155103A (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | サ−ミスタ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155103A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211202A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-20 | 株式会社村田製作所 | サ−ミスタ用組成物 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1602983A patent/JPS59155103A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211202A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-20 | 株式会社村田製作所 | サ−ミスタ用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0153487B2 (ja) | 1989-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58217464A (ja) | 酸化ジルコニウム磁器 | |
JPS6022302A (ja) | サ−ミスタ用酸化物半導体 | |
JPS59155103A (ja) | サ−ミスタ素子 | |
JPH02143502A (ja) | Ntcサーミスタの製造方法 | |
CN101402523A (zh) | 一种复相ntc热敏陶瓷及其制备方法 | |
JPH03214703A (ja) | サーミスタ素子 | |
JPS623961B2 (ja) | ||
US3341473A (en) | High beta thermistors | |
JPS6366402B2 (ja) | ||
JPS5967603A (ja) | サ−ミスタ素子 | |
JPH1092609A (ja) | インジウムを含有した酸化物セラミックサーミスタ | |
JPS6366403B2 (ja) | ||
JPS6143841B2 (ja) | ||
JP2578805B2 (ja) | サ−ミスタ用酸化物半導体 | |
JPS5840801A (ja) | 湿度センサ素子とその製造法 | |
JP2578804B2 (ja) | サ−ミスタ用酸化物半導体 | |
JPH0244121B2 (ja) | Saamisutasoshi | |
JPH0195501A (ja) | サーミスタ | |
JPS62179781A (ja) | N型熱電素子 | |
JPS63308302A (ja) | サ−ミスタ用酸化物半導体 | |
JPS5934141A (ja) | 電気抵抗式空燃比感応材料 | |
JPS6191060A (ja) | 高温用サ−ミスタ | |
JPH04285048A (ja) | サ−ミスタ用組成物 | |
JPH04285047A (ja) | サーミスタ用組成物 | |
JPS6211202A (ja) | サ−ミスタ用組成物 |