JPS5915439A - 新規防蝕防水フィルム - Google Patents
新規防蝕防水フィルムInfo
- Publication number
- JPS5915439A JPS5915439A JP12531982A JP12531982A JPS5915439A JP S5915439 A JPS5915439 A JP S5915439A JP 12531982 A JP12531982 A JP 12531982A JP 12531982 A JP12531982 A JP 12531982A JP S5915439 A JPS5915439 A JP S5915439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- iron oxide
- resistance
- corrosion
- ethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は耐水、耐薬品、耐熱性などにすぐれた新規な
防蝕フィルムに関するものであシ、詳しくのべると、エ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂に5〜25%の予め焼成
した酸化鉄を添加して得た溶液よシ形成された上記性能
にすぐれた新規防蝕フィルムを提供することを目的とす
るものである。
防蝕フィルムに関するものであシ、詳しくのべると、エ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂に5〜25%の予め焼成
した酸化鉄を添加して得た溶液よシ形成された上記性能
にすぐれた新規防蝕フィルムを提供することを目的とす
るものである。
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(以下単にEVA、
と略称する)のエマルションは使用する界面活性剤の
種類と保護コロイドの品質によって、その造膜後のフィ
ルムの性能は異なるが、いずれも煮沸水や苛性ソーダ溶
液などによっては再乳化しEVA工iルショ/フィルム
が水分を含むと膨潤するという特殊性が失なわれてしま
う。
と略称する)のエマルションは使用する界面活性剤の
種類と保護コロイドの品質によって、その造膜後のフィ
ルムの性能は異なるが、いずれも煮沸水や苛性ソーダ溶
液などによっては再乳化しEVA工iルショ/フィルム
が水分を含むと膨潤するという特殊性が失なわれてしま
う。
仁の発明はEVAエマルションに酸化鉄を添加すること
により、該EVAエマルション内部の遊離おいても異常
のないフィルムを形成せんとするものである。そしてこ
のようなフィルムは浸漬液中にも鉄イオンの溶出が認め
られず、長時間の屋外曝露にも耐えられるのである。
により、該EVAエマルション内部の遊離おいても異常
のないフィルムを形成せんとするものである。そしてこ
のようなフィルムは浸漬液中にも鉄イオンの溶出が認め
られず、長時間の屋外曝露にも耐えられるのである。
次にこの発明の防蝕フィルムを得るためのEVAエマル
ション溶液の製造について説明すると、EvAのエマル
ションをまずアンモニアを用いてpH5〜8に調整し、
それに粒径l〜5μの酸化鉄を5〜25チ添加して撹拌
する。
ション溶液の製造について説明すると、EvAのエマル
ションをまずアンモニアを用いてpH5〜8に調整し、
それに粒径l〜5μの酸化鉄を5〜25チ添加して撹拌
する。
この時に使用する酸化鉄としては、予め焼成したアルカ
リ性のF e 20 s、F e s O4が好ましく
、そのような形態のものとしてはベンガラ、磁性酸化鉄
がある。
リ性のF e 20 s、F e s O4が好ましく
、そのような形態のものとしてはベンガラ、磁性酸化鉄
がある。
またこの酸化鉄の使用量としては、5〜25チがふされ
しい。25%以上添加することも可能であるが、効果が
それに伴ってあがるものでもなくたソ高価となるだけで
おる。
しい。25%以上添加することも可能であるが、効果が
それに伴ってあがるものでもなくたソ高価となるだけで
おる。
上記の処方で撹拌しだEVAエマルション液は、安定で
あって一液即ち添加撹拌したそのままで長期間保てるこ
とが特徴であシ、−年間密封しておいても安定である。
あって一液即ち添加撹拌したそのままで長期間保てるこ
とが特徴であシ、−年間密封しておいても安定である。
このようにして得た酸化鉄入りEVAエマルション溶液
よシなるフィルムは、さきに述べたように耐水性、耐薬
品性、耐熱性などに特にすぐれているのでコンクリート
、金属板、木質板、鋼管などの基材の表面に被覆して該
基材を保護するのに有用である。
よシなるフィルムは、さきに述べたように耐水性、耐薬
品性、耐熱性などに特にすぐれているのでコンクリート
、金属板、木質板、鋼管などの基材の表面に被覆して該
基材を保護するのに有用である。
しかしてこれら基材の表面にフィルム状に被覆するには
、スプレー、ロールコータ−1刷毛塗りなどによって該
基材に直接塗布して被膜を形成ぜしめる方法、あるいは
離型紙上に酸化鉄入りEVAエマルション溶液を塗シ、
指触乾燥後その上にナイロン、テトロンなどのネットを
置き、その上から再び酸化鉄人、り EVAエマルショ
ン溶液を塗布し乾燥して網入りフィルムを作成し、この
フィルムを鋼管などに巻きつける方法を採用することも
できる。またさらにナイロン、テトロン、ポリエステル
などの不織布に酸化鉄入りEVAエマルション溶液を塗
布含浸させて不織布フィルムとし、これを鋼管等に巻き
つけ使用することも可能である。
、スプレー、ロールコータ−1刷毛塗りなどによって該
基材に直接塗布して被膜を形成ぜしめる方法、あるいは
離型紙上に酸化鉄入りEVAエマルション溶液を塗シ、
指触乾燥後その上にナイロン、テトロンなどのネットを
置き、その上から再び酸化鉄人、り EVAエマルショ
ン溶液を塗布し乾燥して網入りフィルムを作成し、この
フィルムを鋼管などに巻きつける方法を採用することも
できる。またさらにナイロン、テトロン、ポリエステル
などの不織布に酸化鉄入りEVAエマルション溶液を塗
布含浸させて不織布フィルムとし、これを鋼管等に巻き
つけ使用することも可能である。
何れにしてもフィルムの厚みは0.1〜0.5M程度が
好適である。
好適である。
特に網入りフィルムや不織布フィルムの形態はフィルム
のみ(τ比べて引張り強度が向上する点から好ましい。
のみ(τ比べて引張り強度が向上する点から好ましい。
まだ、この酸化鉄人りEVAエマルションffl 液中
には他の添加剤として消泡剤やカオリン、クレー珪砂、
マイカ、アルミナ、アルミナセメント、チタン白などの
増量剤あるいは強度を高めるためにガラスセンイ、カチ
オンセンイなどの無機質センイを添加することができる
。
には他の添加剤として消泡剤やカオリン、クレー珪砂、
マイカ、アルミナ、アルミナセメント、チタン白などの
増量剤あるいは強度を高めるためにガラスセンイ、カチ
オンセンイなどの無機質センイを添加することができる
。
この発明のフィルムは、16VAエマルシヨン、鉄イオ
ンをQ用するので、静電気発生のおそれは全くなく、ま
だ外部からの迷走’flL流に対しでは通′「↓を性を
有しているので′重錘を引きおこすおそれもない0 次にこの発明を実施例により説明する。なお部数は世量
部である0 実施例1 カオリン lO〃
消泡剤 (シリコン系界面活性剤)
0.1 #pH調整剤 (アミン系)
2#上記配合物を常温でミキサーを用
いて十分混オロしたのちこれを離形剤を塗布せるガラス
板上に10m、約0.5M厚となるように塗布し、24
1時間の自然乾燥を行ってフィルムを作成した。
ンをQ用するので、静電気発生のおそれは全くなく、ま
だ外部からの迷走’flL流に対しでは通′「↓を性を
有しているので′重錘を引きおこすおそれもない0 次にこの発明を実施例により説明する。なお部数は世量
部である0 実施例1 カオリン lO〃
消泡剤 (シリコン系界面活性剤)
0.1 #pH調整剤 (アミン系)
2#上記配合物を常温でミキサーを用
いて十分混オロしたのちこれを離形剤を塗布せるガラス
板上に10m、約0.5M厚となるように塗布し、24
1時間の自然乾燥を行ってフィルムを作成した。
実施例2
消泡剤 (高級アルコール系)
へ1#pu調整剤(アミン系)21 上記配合物を常温で十分混合したのち実施f!l 1と
同様にしてO65繭厚のフィルムを作成した。
へ1#pu調整剤(アミン系)21 上記配合物を常温で十分混合したのち実施f!l 1と
同様にしてO65繭厚のフィルムを作成した。
上記実施例1および2のフィル°ムと比較例として作成
したエチレン−酢酸ビニル共重合エマルション樹脂その
ものの0.5眉厚のフィルムを用いて各種の性能テスト
を行った。
したエチレン−酢酸ビニル共重合エマルション樹脂その
ものの0.5眉厚のフィルムを用いて各種の性能テスト
を行った。
結果は第1表の通りであった。
第 1 表
↓
上表の結果から磁性酸化鉄、酸化鉄(4F柄)を加える
ことにより、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のフィル
ムは、耐水性、耐アルカリ1生、耐酸性にすぐれたもの
となることが認められた。
ことにより、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のフィル
ムは、耐水性、耐アルカリ1生、耐酸性にすぐれたもの
となることが認められた。
特にHC1!溶液中に鉄イオンが全く検出されず、この
ことはこの発明のフィルムの優秀性を物語るものである
。
ことはこの発明のフィルムの優秀性を物語るものである
。
このほか、この発明のフィルムはCaC/?Hの18チ
飽和溶液に長時間(1年間)浸漬しても何らの異常も示
さなかった。このことからこの発明のフィルムは、海1
構造物表面にも十分適用しうることか認められた。
飽和溶液に長時間(1年間)浸漬しても何らの異常も示
さなかった。このことからこの発明のフィルムは、海1
構造物表面にも十分適用しうることか認められた。
特許出願人 大関化学工業株式会社代理人
弁理士和1)昭 手続補正書(、え。
弁理士和1)昭 手続補正書(、え。
特許庁長官 若杉和夫 殿
1、事件の表示
昭和57年特 許 願第125319号2、 Q明)
名称 (新) 新規防蝕防水フィルム(旧) 新規
防蝕フィルム 3 補正をする者 事件との関係 ね許出願人 IJ−所 神戸市垂水区名谷町字猿倉301番15
14、代理人 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 別紙の通り 補正の内容 1、願書ならびに明細書の「発明の名称」を「新規防蝕
防水フィルム」と訂正します。
名称 (新) 新規防蝕防水フィルム(旧) 新規
防蝕フィルム 3 補正をする者 事件との関係 ね許出願人 IJ−所 神戸市垂水区名谷町字猿倉301番15
14、代理人 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 別紙の通り 補正の内容 1、願書ならびに明細書の「発明の名称」を「新規防蝕
防水フィルム」と訂正します。
2、特許請求の範囲を別紙の通り訂正します。
3、明細書第1頁11行目、14〜15行目、第2頁1
1行目 「防蝕フィルム」ヲ1防蝕防水フィルム」と訂正します
。
1行目 「防蝕フィルム」ヲ1防蝕防水フィルム」と訂正します
。
4、同第5頁2行目と3行目の間に次の文章を加入しま
す。
す。
「またこの発明のフィルムは防水性にもすぐれているの
で防水フィルムとして使用することも −できる。」 特許請求の範囲 予め焼成した酸化鉄を5〜25%添加混合したエチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂エマルション溶液を用いて形成
したこと全特徴とする耐水性、耐薬品性、耐熱性などに
すぐれた新規防蝕防水フィルム。
で防水フィルムとして使用することも −できる。」 特許請求の範囲 予め焼成した酸化鉄を5〜25%添加混合したエチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂エマルション溶液を用いて形成
したこと全特徴とする耐水性、耐薬品性、耐熱性などに
すぐれた新規防蝕防水フィルム。
Claims (1)
- 予め焼成した酸化鉄を5〜25%添加混合したエチレン
−酢酸ビニル共重合樹脂エマルション溶液を用いて形成
したことを特徴とする耐水性、耐薬品性、耐熱性などに
すぐれた新規防蝕フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531982A JPS5915439A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 新規防蝕防水フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12531982A JPS5915439A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 新規防蝕防水フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915439A true JPS5915439A (ja) | 1984-01-26 |
JPS6212249B2 JPS6212249B2 (ja) | 1987-03-17 |
Family
ID=14907161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12531982A Granted JPS5915439A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 新規防蝕防水フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6048920A (en) * | 1994-08-15 | 2000-04-11 | Xerox Corporation | Magnetic nanocomposite compositions and processes for the preparation and use thereof |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP12531982A patent/JPS5915439A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6048920A (en) * | 1994-08-15 | 2000-04-11 | Xerox Corporation | Magnetic nanocomposite compositions and processes for the preparation and use thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212249B2 (ja) | 1987-03-17 |
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