JPS59154388A - 原子炉用制御棒駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は高速増殖炉用制御棒駆動装置に係わり、特にヌ
クラム時の緩衝時間を微Ａ整できる機構を付与した原子
炉用制御棒駆動装置に関する。

〔従来技術〕

高速増殖炉用制御棒駆動装置は編製流体（液体ナトリウ
ム）中の炉心に制御棒を挿入あるいは引き抜く装置であ
シ、原子炉の急速な運転停＋ｈの際は制御棒を、＠、連
絡下（スクラム）せしめるＣとが必要である。

このとき、所定のストローク（鍋さ杓１０００Ｉｎ　ｍ
　）に対し規定の時間以内に制御棒螢炉心に；県人しな
ければならない。一方、急速洛ドさせる７こめ最終段階
では大きな速度となり、これを急速停止するため、極め
て犬＠な１藺撃力が発生すめ。

その緩１＃機構として、従来技術には、種々の構造があ
る。従来の制御棒駆ｍ装置のスクラム時緩衝装置として
は、−例として円筒型で相互にはよシ合い、流体の絞シ
を利用するところのダッシュラムとダッシュポンドから
構成きれるものかめる。

これは、ダッシュポットとダッシュラムの直径ギャップ
を小さくして、流体の圧縮する抗力全利用して衝突力を
緩オロするものでるる。このギヤングが小さければ小さ
い程、緩衝効果が太さいわけでるるか、このギヤングが
小さ過ぎると緩衝効果が効きすぎて所定位Ｉｔよでの４
下時間が遅くなり、また制御棒への衝突力が過大となる
。

一方、ギヤングが大きすさ゛ると緩衝効果が小さく、落
下時間が早くな６ｖけでめるが、極め−Ｃ犬へい衝撃力
でダソンユボソト底部にぶつかることになり、装置ケ破
損する恐れがある。

鎚って、この最終段ｌ４ｖｃ　ｂ−ける速度の微調督が
必’７　とｉ　６．一方、ダソンユラムとダンシュポッ
トのはまシ合うギャップを一定に製作９組立することは
、極めて炬しい。特に、一つの炉心に数十組の制御叶俸
、駆動装置があるが、スクラム時間のばらつきを燕くす
る罠めにはｌｖｌらかの調整機構を必要とするところで
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、これらの問題を解決するもので、ダソ
／ユボントのｒｌＥ、部の外周側に、配管流路を設けて
、その先４ｔｆｒ−ダンンユボントの上部に連絡するも
のでお６゜ 〔発明の概要〕 この配管回路の途中に流量調整用バルブ分設定して流量
の調簀を可能にする。

ダッシュラムが落下して、ダソ／ユボソトに突入時、流
体はせまいギャップから流れ出ると共にダッシュポット
構部の流路から流出し、流量調整パルプを径で、ダッシ
ュポット」二部１！１］に流出する。

このパルプの調整によシ、ダッシュラムがダン／ユボソ
トに突入時から内部の流体の流出流量が調整され、緩衝
速度が調節できる。

即ち、パルプを全開に近づけると速度が遅くなシ、全開
にすると最大の速度となシ、その間の微調整がイ重々可
能となる。この占周整イ范１用を拡大するには流量回路
を複数本にして、その組合せにより行なうことができる
。

〔発明の実施例〕

以下図面によ）詳細を説明する。

第１図は、従来の実施例を示すもので、制御棒駆動機構
の一部縦断面図であり、制御棒及びダッシュラムが下端
に挿入された状態を示す。

第２図は、第１図に２ける？ｔｉＪ御俸及びターンシュ
ラムがダッシュポットに入る直前の状態を示す。

第３図は、本発明を適用した制御棒駆動機構の一部縦断
面図であり、ダンシュポットのノ底部からダッシュポッ
ト上方への流索配′＃を・１」与したものであり、ダソ
／ユラムがダッシュポットに入る直前の状態を示す。

第４図は第３図と同一の構成によシダツンユラムがダッ
シュポットに入った状態を示す。

第１図において、制御棒駆動機構のダッシュラム１１．
・駆動延長軸２及びグリッパ−３は一体となって上下方
向に、駆動される。市０１卸棒４は、グリッパ−３でつ
かまれて駆動延長軸２とつながっている。ダッシュポッ
ト５と上部案内管６は一体となシ、案内管支持板７に固
定支持されている。

７駆動延長軸２とダッシュラム１の中心軸にはグリッパ
−３のつめ開閉のだめのラッチ棒８が内蔵されている。

一方、制釧１拳４は、下部案内管９の内部にあり、その
下部には制＠Ｊ俸用ダッシュポット１０に挿入される。

ダッシュボッｌ−１０と下部案内管９とが一体となり、
別の支持部（図示せず）に固定されている。

これらは炉心の高温流体（液体ナトリウム）中に置かれ
る。また、液体ナトリウムは、下部案内ＷｅＯ下４のエ
ントランスノズル部１１の■端よシ強制的に流されてい
る。

これは、冷却の為と制御！！！！落下の緩衝の補助のた
めである。

従来の制御棒駆動装置では、第１図に示すごとくダッシ
ュポット１は円筒形で、ダンンユボソト５に突入すると
き流体がａ部に絞られて衝撃力を緩和するタイプである
。

これは制御棒４の下部においても同様であるが、制御棒
駆動機構部の方が先に緩衝される寸法関係が保持されて
いるので、制御、砕細のダッシュポットは制御棒４自体
のみの緩衝の役割を持つものである。

従って本発明の対象は上側の制御棒駆動機構である。こ
のような従来構造では、第２図に示すごとくダッシュラ
ム１がダッシュポット５に入るとダッシュポット内の流
体す部が圧縮されて、置所側のギャップｃ、ｃ’部から
絞られて、流出し衝突力が次第に緩衝される。

しかしながら、このギャップは、部品の製作寸法のげら
りきや、組立寸法公差により差異が生じ、ダッシュポッ
トの突入から停止までの時間がばらつきがあり、これを
一定にするのは困難である。

そこで、本発明では、第３図、第４図に示すごとく、ダ
ッシュポットの底部の円周方向に孔１２を設け、そこか
ら流体が流出する配管回路１３を設ける。その途中に流
量調整用バルブ１４を設は配管の上端が、ダッシュポッ
トの上部孔１５に開口している。

これらの配管回路は複数個設けることができるわけで、
本実施例では左右２個所を図示している。

第３図のごとくダッシュラムがダッシュポットに突入す
る寸前では流体部すはまだ絞られていないが、ダッシュ
ラムがさらに下降すると一挙に絞られて、ギャップｃ、
ｃ’からの流体が流出すると共に多くがこの底部の孔１
２から流出する。

第４図のごとくダッシュラム・が下端に達すると流ムが
ａ部の状態になり衝突力が緩和されて次第に停止する。

この配管回路に流れる流体は、回路途中の流量調料用パ
ルプ１４の調整により広範囲に速度が調整可能となる。

〔発明の効果〕

以上、詳細に説明したごとく、本発明によるとダソシュ
ボント底部に流量調整バルブを付与した流路を設けるこ
とによシ、制御棒のスクラム時間を調整可能にして、最
適な速度に設定できる制御棒駆動装置を提供するもので
ある。

なお、流量調整弁を自動化して、制釧Ｊ棒の落下速度ま
ｆｃは位置とリンクして、流量Ａ整することも可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の実施例を示す制御棒、駆動機構の一部
縦断面図、第２図は第１図における制御棒及びダッシュ
ラムがダッシュポットに入る＋Ｉｉ、＠の状態図、第３
図は本発明を適用した制御棒駆動機構の一部縦断面図、
第４図は第３図と同一の構成によシ、ダッシュラムがダ
ンシュポットに入った状態図を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原子炉用制御棒を炉心に挿入、引抜する。駆動機構
   と連絡したダッシュラム、駆動延長軸と、制御棒の急速
   層下時に衝撃力緩和のためのダソンユポットから主要部
   分が構成される制御ｓｒ枢動磯構において、ダッシュポ
   ット内のノ底部側面から流体の一部が流出するための配
   管回路と流量調整用バルブを設けたこと全特徴とする原
   子炉用制御棒１駆動装置。