JPS59153748A - 抄紙機の巻取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機の巻取装置の改良に関するものであり
、更に詳細には、高速で紙ウェブの連続供給を受け、紙
ウェブをロールに巻き取り、巻ロールを自動的に排出し
、新規なロールを始動させるために、新規な巻芯を提供
し、巻ロールを解放するためにウェブを切断し、ついで
新規な巻芯上で新規なウェブの先導端を始動させる巻取
機の改良に関するものである。本発明の特徴は、特に、
改良された機構に関するものである。

公知の如（、各種の発展と改良により、抄紙機の速度が
絶えず増大している。いかなる所定の抄紙機の生産高も
増加することができるならば、抄紙業者は操業の費用と
資本設備を低減されるので、上記改良の経済性は明らか
である。速度の増加の一例は、新聞印刷用機械であり、
この機械は、しばしば毎分１０００米（毎分３３００フ
イート）で作動し、また毎分１２００米（毎分４０００
フイート）まで設計されており、更に速度を増加できる
能力がある。上記巻取機は、しばしば抄紙機と関連して
使用され、抄紙機の速度と生産高が増加するに従って、
巻取機の速度性能もまた向上されなげればならない。抄
紙機の巻取装置は実質的にバッチ操作で作動し、ウェブ
を切断し、新規な巻芯にウェブを始動させるために与え
られる各巻ロール間で巻取が一時的に停止する。更に、
紙の重ね継ぎのための時間が必要であり、細断機の設定
を変更し、切断刃を交換する時間が認められなければな
らず、一時的な操業停止が必要になるが、巻取機は抄紙
機の生産高に追従するために十分高速で運転しなければ
、ならな見・。概略、巻取機は、抄紙機の３倍の速度に
設計されなければならないといわれている。しかしなが
ら、新聞印刷用紙において慣用されている４０インチ程
度の小径の巻取ロールの場合では、車に巻取機の最高速
度が増加するだけでは価値に限界がある。何故ならば、
巻ロールが完成されてから新規なロールが始動する間の
経過時間が短かすぎるからである。

従って、本発明の目的は、停止時間を短縮することによ
って抄紙機の巻取装置の生産速度を改良することにあり
、特に、ウェブを切断し、巻ロールの排出と新規なロー
ルの始動を容易にするために改良された構造体を提供す
ることにある。

従来利用されている装置において、抄紙機の巻取装置で
一貫して最も反復される停止時間はロールの設置を変更
することによって生じる。巻取機が減速して停止すると
、チェックが後退し、危険保護装置が設置され、巻ロー
ルがテーブル又は受は台に排出され新規な巻芯が挿入さ
れ、紙の後尾に把持され、危険保護装置と載置ロールが
下降し、チェックが挿入されて巻取機が再始動する。こ
れらの操作が自動的に継続されることにより、運転速度
が改良され、巻ロール間で必要な時間が短縮されたが、
全自動機械に一体化したこれらの操作においても、巻芯
間の停止時間は比較的長い。

本発明の他の特徴は、２つのドラム又は無軸による巻取
機の操作に対して改良された構造体を提供することにあ
る。ここで巻ロール間で必要な時間は短縮され、機械の
全生産高は増加し、ロールに巻取る全操作時間は短縮す
る。本発明の特徴は、満巻ロールから新規な巻芯の始動
まで迅速な自動交換に対して、ウェブを損失しないで新
規な巻芯を始動させるまで確実な方法で、特に改良され
た方法でウェブを切断することを提供することである。

巻芯が満巻になると、ドラム間の巻取包囲空間か押出さ
れ、排出されている間に、同時に全幅ののこ歯付ナイフ
がウェブと交差するように第１ドラムの中心と偏心した
独特９行程を通ってドラム間の包囲空気を上方に移動す
る。ウェブは吸引ドラムである第１ドラム上のナイフに
よって切断され、同時に新規な巻芯は表面に接着剤を付
与されているドラム間の包囲空間に尋人され、ついで約
３０秒ないし５０秒間という短時間で完成できるように
、最短にされたロールの排出と新規な巻芯の始動との間
の全中間操作でウェブの切断先導端が直ちに新規巻芯上
で始動される。巻ロール間の時間を短縮することにより
、機械の全生産高は増加し、その結果、巻取機は高速抄
紙機の生産高に一層容易に追従することができる。

ここで包含されることを意図する同等の構造及び方法と
共にその他の目的、利点及び特徴は、明細書中の好適な
実施例、特許請求の範囲及び図面の開示に関連して本発
明の原理の教示から更に明らかになるであろう。

各図面に示されているように、２つのドラムからなる巻
取機構は、ドラムを回転駆動する手段を備えた水平方向
に平行な軸が延在している第１ドラム１０及び第２ドラ
ム１１を包含している。第１図で符号１４で示されるよ
うに始動され、第１図で符号１５で示されるように完成
されるロールにおいて、巻ロールを支持するためにドラ
ムはそのドラム間に巻取包囲空間１７を画成している。

ウェブＷは、第１又は前方ドラム１０」二に導入される
。前記ドラムはドラムを貫通ずる通孔１２を備えた有孔
ロール殻として構成されている。ドラムは符号２３で概
略示されてし・る手段によって前方ドラムの側方細首に
真空吸引することにより吸引室になる。ウェブが切断さ
れる時、吸引によりウェブがロールに保持される。

第２又は後方ドラム１１は巻取られるロール１４に平滑
な支持面工３を付与する。

巻取ドラムに関連して巻芯担持体１６が作動される。巻
芯作動体は巻取包囲空間１７に新規な巻芯を導入する作
用をして、第３図に示すように、巻取ロールを巻取包囲
空間からロール台３２ａ上に押出すために、ロール排出
面２１を備えている。

巻芯担持体は、新規な巻芯１８を収容しており、可動あ
ご部１９，２０の間に新規な巻芯を保持している。前記
あご部は、新規巻芯を収容し、担持体が巻取包囲空間上
に移動すると、適宜の時間に巻芯を落下させる。

巻取ロール１５が完成した時、ウェブな切断するために
、ナイフ３１がナイフ担持体と腕２４に支持され、第１
図に示されているように後退位置から、第３図に示され
ているように、切断位置までドラムの間を上方に移動す
る。ナイフはドラム１０の外面と実質的に適合する凹曲
面を有している。ナイフはウェブの全幅にわたって連続
して延在し、のこ歯（−ｊ切゛断縁３２を備えている。

ナイフを担持するための腕は、回動し、後退位置と切断
位置との間を、ドラム１００回転中心２６かられずかに
偏心している中心２５のまわりに可動するナイフを担持
している。このことによりナイフ３１をロールと同心行
程に移動させるが、切断縁３２が第３図の最終切断位置
に移動するに従って、ウェブの表面に序々に接近しなが
ら移動する。

巻取操作においては、第１図に示すように、ウェブＷは
前方ドラム１０の下から巻取られるロール１４の表面に
向って供給される。当該技術分野に精通している者に認
められているように、ロール１０．１１に差動制御トル
クを加えることにより得られる巻取の緊密塵とロールの
固さに関して、ロール１０，１１は巻取ロール１４０回
転表面速度で回転駆動される。第１図に符号１５で示さ
れているように、ロールが所望の寸法に巻取られると、
第２図に矢印線２６で概略水されているように、相持体
２６は右方へ移動する。　　、第２図に示されているよ
うにロール１５が満巻になる前に、新規な巻芯１８を担
持体の中に設置し、保持あご部１９．２０は巻芯を把持
するように接近される。巻芯の全長にわたって延在して
いる接着性噴霧又は巻芯表面に接着テープを付着する手
段により、接着性物質が巻芯の外面に付着される。巻芯
の外面の接着剤は、紙ウェブを切断した時紙ウェブの先
導端に対して取着を形成する作用をする。ロール１５が
満巻になると、ドラム１０．１１は減速して停止する。

第２図に示されるように、担持体１６が右方に案内され
ると、担持体の表面２１はロールの外面に係合１７、図
面に示されているように、排出器として作用する相持体
は、ロールを後方ドラム上を越えて右方のロール受台３
２ａ上に押出す。

ナイフ３１は、第１図に示されている後退位置から、第
３図の切断位置まで矢印線２５で示されているように、
その移動を開始する。ナイフの運動は、ドラム１０とド
ラム１１との間の空間を上方に彎曲行程をも−って行わ
れる。

第３図を参照すると、満巻ロール１５がドラム］１上を
越えて移動すると、ドラム１１は自由に回転し、ナイフ
は矢印線２５で示されているように、第３図の切断位置
まで移動する。そして、そこで点３００所でナイフが炒
ニブと交差する。満巻ロールは、ウェブの全幅にわたっ
て延在し、ウェブを切断するのこ歯伺プイフ縁上でウェ
ブを引張る。

真空吸引がロール１０に加えられ、ウェブの切断先導端
を所定位置に保持する。当該技術分野に精通している者
が十分熟知している方法で、真空吸引が第１図に概略し
て符号２３で示されている機構によって制御される。

第４図に示されているように、前記点で新規な巻芯はド
ラム間の包囲全開１７に完全に導入される。巻芯は、あ
ご部１９，２０を分離ずろことにより落下し、切断ウェ
ブの先導端はドラム１０．１１の回転開始と共に巻芯１
８の接着面に接着する。先導端が巻芯のまわりに随伴す
ると、第５図に示されているように、直ちに巻芯上に巻
取りを開始し、新規のロールが始動する。この間に、ナ
イフは、巻取作動中にある第５図の後退位置にくるまで
、第４図に矢印線２５で示されているような後退位置に
後退する。担持体１６は、前方ドラム１０に先立って新
規な巻芯を容易に収容するように第５図に示されている
位置に後退する。

本発明の特徴は、以下の方法で第３図において生じた確
実で信頼すべき切断操作にある。即ち、切断と新規な巻
芯の導入作用は、満巻ロールの排出と新規な巻芯上での
ロールの始動との間の時間を実質的に短縮して非常に迅
速に行なうことができる。もし、切断が確実且つ迅速に
行なわれないならば、消費時間が増大するのみならず、
ウェブの先導端が損失する可能性が増大する。前記点で
事故が発生すると、作業者がウェブの先導端を捕捉し、
欠陥部を修復する時間が割り当てられなければならず、
これにより巻取機の全操作が非常に遅滞する。更に切断
で事故が発生すると、新規な巻芯上の先導端の始動が故
障し不適当な始動になる。図示のような切断装置では上
記のような可能性は非常に低減するので、本構造体は第
６図に示されているように不適当な始動の結果生じる小
径ロールを排出することが可能である。不適当な始動が
検知されると相持体は、包囲空間から不適当な始動ロー
ル３３を押出すために、矢印線２９により示されている
方法で案内される。第゛５図に示されているように、担
持体が左方に後退すると、直ちに新規な巻芯が担持体に
設置されるので、不適当な始動ロール３３が排出される
と、新規な巻芯３４が担持体上にあり、直ちに新規な巻
芯が始動する。勿論、不適当な始動ロールの排出は、第
１図に示されているような後退位置から第３図に示され
ているような切断位置までナイフ３１の運動に随伴する
。ドラムが停止し、ウェブが切断されると、先導端はド
ラム１０に保持されるので、巻芯３４がロール間の包囲
空間に落下する時、先導端は直ちに巻芯の表面に接着さ
れ、ドラムは巻芯の表面に追随するウェブの先導端と共
に再始動する。

かくして、凹形をな２しているナイフは前方ドラム１０
０表面に沿って、ドラム間の空間に移動し、同時に、切
断先導端３２は迅速で確実な方法でウェブの全幅にわた
って切断する。ナイフの切断縁３２とウェブとの交差は
、停止ドラム１ｏに保持されているウェブとの共同作用
を生じさせる。その結果、満巻ロール１５がドラムから
回転するに従って引張られるウェブの張力は、切断作動
を生じさせるのこ歯付きナイフに抗してウェブを引張ら
せる。

切断中のナイフの作用は、単一のロール寸法に限定され
るものでな（、あらゆる寸法のものについて実質的に同
一方法で作動し、満巻ロールがド？ム間の包囲空間から
排出されるに従って自動的に行われる。継続して作動す
る部品と共にあらゆる作用が自動的に達成することがで
きる。新規な巻芯は上方から一定位置に導入されるか又
はあご部の中に軸方向に装填される。このことは、前方
ドラム１０の上方であって且つ前方に設置されている担
持体によって提供された適宜の全問により、迅速になす
ことができる。

ナイフはまた、巻取ドラム上に巻取ロールが静止されな
いで巻取機に最初通紙する時ウェブの後尾を切断する作
用をする。上記操作において、巻取機は、吸引巻取ドラ
ムのまわりに全幅のウェブ及び／又は細断された後尾を
反時計方向に導入する通常の方法で通紙される。ウェブ
又は細断後尾が通紙されると、ドラム１０の外面とナイ
フののこ歯付先導縁と共に反時計方向に回転する。つい
で作業者は、巻取機から通紙後尾を引張り、ナイフのの
こ歯付先導縁は、ドラム面とナインとの間に密着してい
るウェブと共にウェブを切断する。

後尾は適宜の長さに切断され、自動操作は継続する。

ナイフが偏心的に装着されているので、ドラムの外面と
実質的に適合する行程を移動するが、ドラムに接近する
面に泪って移動するナイフによって、ナイフ３１の内部
凹面はドラムとナイフとの間にウェブを捕捉保持する遮
蔽体又は保持体を提供する。このように、ウェブのいか
なる弛緩又は摩耗した端部もドラム内の吸引により伺勢
されてドラムの表面に沿って移動させられる。ナイフは
ドラム間で作動する運動に対して最小の空間を要するよ
うに小型で支持され構成されており、無干渉非作動位置
に移動する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、巻取ロールが巻取られて満巻寸法になるまで
の巻取ロール状態を示す本発明の原理に従って構成され
作動する２つのドラムからなる巻取機の概略端面図、第
２図はドラム間の巻取包囲空間から巻取ロールが押出さ
れる始期を示す他の概略端面図、第３図は、巻取ロール
が排出される直前であり、新規な巻芯が巻取包囲空間に
落下する直前に切断されるウェブを示す他の概略端面図
、第４図は、新規な巻芯が一定位置に落下し、ナイフが
後退し、巻取が巻芯上で開始されるのを示す他の概略端
面図、第５図は、巻芯挿着機構が後退し、巻取が新規な
巻芯上で開始されるのを示す他の概略端面図、第６図は
、排出される不適当な始動ロールにより不適切な始動が
遭遇する時の機構の作動を示す他の概略端面図である。 １０・・第１ドラム、１１・−第２ドラム、１２・・通
孔、１３・・支持面、１４．１５・・巻取ロール、１６
・・巻芯担持体、１７・・巻取包囲空間、１８・・巻芯
、１９，２０・・あご部、２１・・ロール排出面、２３
・・真壁吸引手段、２４・・ナイン担持体、２５・・中
心、２６・・回転中心、３１・・ナイフ、３２・・のこ
歯付切断縁、３２ａ・・ロール。、３３・・不適当な始
動ロール、３４・・新規な巻芯。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１ドラムの下から巻ロール上に供給されるウェブによ
   って巻芯に巻取られるロールを支持するために、巻取包
   囲空間を画成する第１及び第２の平行な巻取機ドラムと
   ； 巻ロールが満巻になった後、ウェブの後尾端を切断する
   ためのナインと； ナイフを支持し、且つ第１ドラムの軸に偏心する軸のま
   わりに可動であって、第１ドラム上のウェブと交差し、
   第１ドラム面に向かう通路にナイフを移動させるナイフ
   腕手段と； 巻取られる新規の巻芯を取付けるために、包囲空間から
   離れた後退位置から包囲９間上の作動位置まで可動であ
   る巻芯供給担持体と； 巻ロールの外面と係合し、巻ロールを包囲空間から押出
   す行程中可動であるロール排出器との組合せからなるこ
   とを特徴とする抄紙機の巻取装置。