JPS59153681A

JPS59153681A - 自転車

Info

Publication number: JPS59153681A
Application number: JP58027657A
Authority: JP
Inventors: 山口　喜吉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-02-23
Filing date: 1983-02-23
Publication date: 1984-09-01
Also published as: US4560182A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、自転車に係るもので、とくにペダルの踏み
込みによって車輪回転トルクをつくる機構部分の改良に
関するものである。

−１般の自転車は、ペダルの踏み込み操作でギヤクラン
クを回わし、それに連係している、チェノホイルおよび
チェノを介して後車輪を回転するようになっている。

しかして、前記の如く構成された自転車において、ペダ
ル操作による回転トルクの増大を図るには、前記ギヤク
ランク腕を長くするのが最も簡便な手段であるが、この
ギヤクランク腕の長゛さは人間工学上から最適の長さに
定められているので、これを長くすると、ペダル踏み込
み操作がむづかしくなり、実用に供し得なくなる。

この発明は、上記の問題を解消するためになされたもの
であって、ペダル踏み、込み操作に支障を与えないで、
クランク腕を長くして車輪回転トルクを増大することの
できる自転車を提供することを主たる目的としているも
のである０以下、この発明を、その実施の一例を示した
図面に基づいて詳しく説明する。

図面において、１は自転車フレームを構成している上パ
イプ、２は下パイプ、３は立てパイプ、４は前パイプで
あシ、５は前ホーク、６は前車輪、７は後ホーク、８は
後車輪、９はサドル、１０はハンドルである。

前記下パイプ２を立てパイプ３との下端は底ステー１１
で結合され、この、ステー１１には主軸１２および副軸
１３が所要の間隔をとって並行に支持されており、主軸
１２にはステー１１の一例に突出する軸部分にチェノホ
イル１４および歯車１５が固定され、副軸１３の同じ側
の軸部分には、前記歯車１５と同じ歯数の歯車１６が固
定され、かつ、レバー１７がその一端で固定されている
。このレバー１７の他端には、所要長さのクランク腕に
相当するレバー１８の一端が軸１９で回動自在に連結さ
れ、クランクレバー１８の他端にペダル２０が取付けら
れ、クランクレバー１８の中途部分にあけられている案
内長孔２１に、チェノホイル１４の偏心部位に突設され
た突軸２２が挿入されている。

前記主軸１２および副軸１３には、ステー１１の他側に
突出する軸部分にレバー２３．２４がその一端でそれぞ
れ固定され、副軸１３におけるレバー２４の他端には、
前記と同様なりランク腕に相当するレバー２５の一端が
軸２６で回動自在に連結され、クランクレバー２５の他
端にペダル２７が取付けられ、クランクレバー６の中途
部分にあけられている案内長孔２８に、前記主軸１２に
おけるレバー２３の先端に突設されている突軸２９が挿
入されている。

前記主軸１３に固定しであるチェノホイル１４と、後車
輪１８側のチェノホイル３０とにチェノ３１が掛は渡さ
れている。

前述した部材の組立て構成において、レバー２３はチェ
ノホイル１４の有効半径長さに設定され、レバー２３側
の突軸２９とチェノホイル１４側の突軸２２とは１８０
度の位相をとった部位に設定されている。

次に上記の如く構成された自転車のペダル踏み込み操作
について説明する０第２図において、角運動の最上位置にあるペダル２０を
踏み込むと、クランクレバー１８の長孔２１と、それに
挿入されているテエンホイル１４の突軸２２との連係に
よシ、チェノホイル１４は矢印の方向に回転し、それと
同軸の歯車１５に噛合している歯車１６はチェノホイル
１４と反対方向に回転し、前記歯車１６の副軸１３に固
定しであるレバー１７が歯車１６と同方向に回転するた
め、前記クランクレバー１８はペダル２０の方向に摺動
変位されながら回転することになり、その摺動変位によ
ってペダル２０と主＠１２とを結ぶクランクレバーの有
効長さは長くなシ、その長さは、クランクレバー。

１８と、それに連係しているレバー１７が一直線になっ
たとき、すなわちペダル２０がほぼ弱度回転した角位置
に達したときに最高となり、そこからは逆に短かくなシ
始め、ペダルがさらに９０度回転した角位置に達したと
き、元の長さに戻される。Ａ】はその角運動の軌跡を示
したものである。

前記ペダル２０への踏み込み操作は、角運動の最上位置
から最下位置に至るほぼ１８０度の範囲とされ、そのあ
とはＡ２に示した軌跡を経て再び最上位置に戻される。

前記ペダル２０が角運動の最上位置にあるときは、他方
のペダル２７は１８０度の位相をへだてだ最下位置に、
あシ、前述したペダル２０の踏み必み操作において、主
軸１２および副軸１３が回転すると、ペダル２７を支持
しているクランクレバー２５は、主軸側のレバー２３の
突軸２９ならびにレバー１７とによって案内され、最下
位置からＡ２の軌跡を経て最上位置に戻される。

よって、角運動の最上位置におかれたペダル２０．２７
を順次に踏み込むことによシ、チェンホイル１４の回転
は連続し、その回転はチェノ３１を介して後車輪８のチ
ェ／ホイル３０に伝えられる。

したがって、前記構成によれば、角運動の最上位置から
ほぼ９０度回転するペダルの踏み込み操作で、チェ／ホ
イル１４へ作用するクランクレバー１８．２５の有効長
さが実質的に伸長されるので、回転トルクの増大が得ら
れる。また、前記ペダルの踏み込み操作でクランクレバ
ーが伸長しても、それは角運動の最上位置から９０度の
範囲内でなされるものであるから、踏み込み操作を阻害
するおそれはない。さらにまた、最下位置から最上位置
に戻るペダルは、軌跡Ａ２に示すように、早戻り運動を
とるので、単位時間当りのペダル踏み込み数を上げるこ
とができる。

以上に述べたように、この発明によれば、所定の形に組
み立てられたフレームの下部に、主軸と副軸とが所要の
間隔をとって並行に支持され、主軸がフレームの一側に
突出する軸部分にチェ／ホイルおよび歯車が固定され、
副軸の同じ側の軸部分には前記歯車に噛合する歯車と第
ルバーの一端が固定され、前記第ルノ（−の他端には第
１クランクレバーの一端が回動自在に連結され、その第
１クランクレノ（−の他端にペダルが取付けられ、前記
第１クランクレノ（−に設けられた案内用長孔に前記チ
ェ／ホイルの偏心部位に設けられた突軸が挿入され、前
記主軸が７レームの他側に突出する軸部分に第２し　、
バーの一端が固定され、副軸の同じ側の軸部分に第３レ
バーの一端が固定され、第３レノ（−の他端には第２ク
ランクレバーの一端が回動自在に連結され、その第２ク
ランクレノ（−の他端にペダルが取付けられ、前記第２
レノ（−の偏心突軸が第２クランクレバーの案内用長孔
に挿入され、前記チェ／ホイルと後車輪側のチェ／ホイ
ルとにチェノが掛は渡されているので、ペダルの踏み込
み操作に支障を与えないで、クランク腕を長く伸ばして
車輪回転トルクを増大させることのできる自転車が得ら
れる０

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す自転車の側面図、第
２図はペダル踏み込み機構要部の拡大側面図、第３図は
平面図である。１・・・上パイプ、２・・・下パイプ、３・・・立てパ
イプ、４・・・前パイプ、５・・・前ホーク、６・・・
前車輪、７・・を後ホーク、８・・・後車輪、９−・・
サドル、ｌ。・・・ハンドル、１１・・・ステー、１２・・・主軸、
１３・・・副軸、１４・・・チェ／ホイル、１５．１６
・・・歯車、１７・・・レバー、１８・・・クランクレ
バー、１９・・・軸、２０・・・ペダル、２１・・・案
内長孔、２２・・・突軸、２３．２４・・・レバー、２
５・・・クラ７り１／バー、２６・・・軸、２７・・・
ペダル、２８・・・案内長孔、２９・・・突軸、３ｏ・
・・チェ／ホイル、３１・・・チェノ。特許出願人　　　山　口　喜　吉第１図

Claims

【特許請求の範囲】

所定の形に組み立てられたフレームの下部に、主軸と副
軸とが所要の間隔をとって並行に支持され、主軸がフレ
ームの一側に突出する軸部分にチェノホイルおよび歯車
が固定され、副軸の同じ側の軸部分には前記歯車に噛合
する歯車と第ルバーの一端が固定され、前記第ルバーの
他端には第１クランクレバーの一端が回動自在に連結さ
れ、その第１クランクレバーの他端にペダルが取付けら
れ、前記第１クランクレバーに設けられた案内長孔に前
記チェノホイルの偏心部位に設けられた突軸が挿入され
、前記主軸がフレームの他側に突出する軸部分に第２レ
バーの−・端が固定され、副軸の同じ側の軸部分に第３
レバーの一端が回動自在に連結され、その第２クランク
レバーの他端にペダルが取付けられ、前記第２レバーの
偏心突軸が第２クランクレバーの案内長孔に挿入され、
前記テエンホイルと後車輪側のチェノホイルとにチェノ
が掛は渡されていることを特徴とする自転車。