JPS59153419A - 比率差動継電装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、発電機・電動機・調相機などの相間、また
は層間短絡を高速度で保護する継電装置に関するもので
ある。

この発明は、いろいろなものに適用できるが、説明便宜
上、低周波駆動電動機の保護に適用したときについて説
明する。

この種の継電装置は、従来から種々あるが、低周波数に
は適用できるものはない。従来のもの（４）は、図１に
示すように計器用変圧器０Ｔｆ１１と補助０Ｔ（２１を
使用したもので、低周波数時には、０Ｔｆｉ＋　、　１
２＋が飽和するので適用できない。この発明の継電装置
（５１は、低周波時でも使用できる。

次に動作について説明する。被測定対象電気器に流れて
いる電流な０Ｔ（１１で検出し、補助０’ｌ１２＋で比
率を加え絶対値比較回路（３）でその値を比較し、一定
値以上であれば、比率差動継電装置が動作する。

従来の比率差動継電装置は以上のように構成されるので
、ＯＴ　ｔｌｌ　、　＋２１が低周波数で飽和するので
、低周波数では使用できないという欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、電流検出部にホールＯＴを使用す
ることと、装置内部の回路を半導体回路としたことによ
り、低周波数でも正常に動作する比率差動継電装置を提
供することを目的としている。

この発明の一実施例を図２に示す。図２において、ホー
ルＯＴ　＋６１　、　＋７１により被測定対象（１４）
に流れる電流を検出し、電流突差演算部（８）で、その
差動電流Δ工１、電流突差演算部（９）で、その差動電
流Δ工２を演算して、極性判別部ｔｌｏｌ　、　（１１
）へそれぞれ加える。

この継電装置の基本となる式は、次の通りである。

比率−ｊｌ、２１二社−に １１ｏｙ工２　　　　　　　　　（１式）（但し、ホー
ルＯＴ＋６１に流れる電流をＩＩＣＡ）、ホールＯＴ＋
７１ｉこ流れる電流なＩ２　（Ａ）とする。

（１式）は、次の式と同等である。

ｌｌｌ−Ｉ２１　　ＩＩＩ〜Ｉ２１ 比率−−＝ｏｒ＝−Ｋ　　（，２式） ％式％ この（１式）及び（２式）が、この装置の基本となる式
である。さらｌこ変形すると次のようになる。

（］、−Ｋ）　Ｉ２−　ｈ−ΔＩ１　　　　　　　（３
式）（１−Ｋ）Ｉｔ−Ｉ２−ΔＩ２　　　　　　　（４
式）この装置は、（３式）、（４式）を基に演算回路を
構成しである。

次に、被測定対象が正常な状態であるときにっいて（３
式）と（４式）を考えてみる。

表１．　正常状態の減算器１８１　、　（９１の極性表
２　異常状態の減算器ｔ８１　、　＋９１の極性この結
果を極性判別回路１１０１．（１１）の出方が同等の時
は、正常、異なる時は、異状という判断を異極性判別回
路（１２＋に加え、異常な時、出力リレー（１３）を動
作させるようになっている。

なお、図２のボールＯＴ　＋６１　、　（７１のかわり
に、シャントと絶家増幅器を使用しても同様の効果を奏
する。

以上のように、この発明によれば、電流検出部にポール
ＣＴを使用し、装置内部を半導体回路で構成したので、
低周波数でも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のこの種の継電装置のブロック図を示し
たもので、（１１は計器用変流器ＣＴ　、　＋２１は補
助ＣＴ　、　＋３１は絶対値比較回路、（４）は従来の
この種の継電装置である。第２図はこの発明の一実施例
を示したもので、１５）はこの発明による比率差動継電
器、＋６１　、　＋７１はホールＯＴ、　１８１．　＋
９１は減算器、［１０１，（１１）は極性判別回路、叫
は異極性判別回路、α３）は出力リレーである。 代理人　葛野信− 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発電機・電動機・調和機などの相間、または、層間短絡
   を高速度で保護する継電装置、測定対象物の周波数に関
   係な（比率差動々作する継電装置、電流検出部、電流交
   差演算部、極性判別部、異極性判別部を有する継電装置
   で、低周波数でも商用周波数でも高周波数でも比率差動
   々作し、検出速度の速いことを特長とする比率差動継電
   装置。