JPS5915296B2 - 排気押出法及びそのための装置 - Google Patents

排気押出法及びそのための装置

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JPS5915296B2
JPS5915296B2 JP49078799A JP7879974A JPS5915296B2 JP S5915296 B2 JPS5915296 B2 JP S5915296B2 JP 49078799 A JP49078799 A JP 49078799A JP 7879974 A JP7879974 A JP 7879974A JP S5915296 B2 JPS5915296 B2 JP S5915296B2
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shaft
tube
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粘稠な液体、特に揮発性物質と接触してこれを
含有する粘稠液体の押出装置に関するものである。
粘稠な液体、特に熱的に軟化させた重合体は揮発性の物
質を含有している可能性がある。
このような揮発性物質の除去は、粘稠液体の性質の制御
および測定において、特に熱軟化状態またはその後の固
化状態における重合体の性質の制御および/または測定
において、さらには、熱軟化させた重合体の加工の制御
において特に、重要なことである。
たとえば、熱軟化またはその後の固化状態にある縮重合
体、たとえばポリアミドは1重合体の加工の間に、それ
から水およびその他の揮発性物質を除去することによっ
て、変性することができる。
多くの重合体、特に不飽和単量体から誘導する重合体は
、溶剤の存在において単量体を重合させることによって
、製造することができる。
重合段階に引続いて、溶剤およびその他の揮発性物質を
重合体から除去するが、工業的なプロセスにおいては、
溶剤の完全な除去は容易には達成し得ない。
溶剤の除去のための工程の段階の直後では、通常は熱軟
化した状態にある重合体は、それ故、揮発性物質を含有
している。
このような揮発性物質は、未反応単量体、低分子量重合
体および溶剤を包含する。
揮発性物質を含有する熱軟化した重合体を押出機へ、次
いでカッターへと送ることによってチップ、粒状物、ペ
レットおよびその他の細断形態とした固体重合体を与え
ることができる。
熱軟化させた重合体または固体重合体中の揮発性物質は
、熱軟化させた重合体の加工において問題を生じさせる
おそれがあり且つその重合体から製造した製品の性質に
影響を及ぼす可能性がある。
1970年11月17日公告のカナダ特許856.13
7号において、ベーカー、ソンダースおよびスチュワー
ト(W、 E、 t3aker、 1.C,B 。
S aunders & J 、M、 S tewar
t )は、揮発性物質を含崩する熱軟化重合体を押出
すための押出機の生産量を改善する方法を開示している
該特許の方法は、揮発性物質を含有する熱軟化重合体を
・、押出機の供給部の近くの実質的に円錐形構造を有す
るホッパーから押出機の供給部に供給する操作において
、運搬手段、たとえば押出機のスクリューのフライト(
flight )、にすぐ近傍の位置からの重合体中の
残留揮発物質の向流除去によって、押出機の生産量を実
質的に改善することができるということを明らかにして
いる。
揮発性物質の除去のためにベーカーらが記している形式
の装置を。
以下では排気押出機と呼ぶ。
ベーカーらが用いる排気押出機は、螺線状のフライトお
よび軸を有するスクリューを同心的にその中に位置せし
めた管から成るものであり、そして、肢管の一端におい
て揮発性物質を受は入れ且つ他端において揮発性物質を
排気するようにして、粘稠液体と接触する揮発性物質の
除去を行なっている。
この排気押出機の使用によって、熱軟化重合体を輸送す
るための押出機(本明細書では、排気押出機との区別を
明瞭ならしめるために、輸送押出機と呼ぶことがある)
の生産量は改善されたが、ここで使用されている排気押
出機は、フライトと軸とが一体化して固定された構造の
ものであり、それぞれが互いに独立して回転させること
ができるような構造のものではなかった。
そのため以下に述べるような欠点をまぬがれないもので
あった。
操作温度において崩壊する種類の重合体、たとえばポリ
エチレンについての、ベーカーらが記している形式の排
気押出機の操作は、改善を達成することができるという
ことが認められている。
揮発性物質を含有する重合体の押出゛しにおいては、ベ
ーカーらによる排気押出機は、押出機の生産量を実質的
に改善するけれども、ある種の重合体は。
排気押出機中に滞留する可能性があり、その上、重合体
のかなりの崩壊が生ずるに充分な時間にわたって排気押
出機中に留まっているおそれがあることが見出されてい
る。
このような排気押出機中に残留する重合体は、たとえば
排気押出機のスクリューに対し、特にスクリューの駆動
軸に対して“粘着”する重合体である。
排気押出機から押出した崩壊した重合体を含有する重合
体は、製品、たとえば、フィルムとして成形したときに
、ゲル粒子または”フィッシュ−アイ”によって特徴的
である。
こ−に、排気押出機中のスクリューとして、スクリュー
の螺線状のフライトを、スクリューの軸から独立して回
転させることができるようにしたスクリューの使用によ
って、排気押出機を改良しうろことが見出された。
すなわち、本発明は粘稠液体の押出装置において改良し
た排気押出機を使用することを特徴とするものであり、
そしてこの改良した排気押出機(以下これを本発明の排
気押出機と呼ぶ)は、(a)一端で揮発性物質を受は入
れ且つ他端で該揮発性物質を排気するように適応せしめ
た管;(b) 該管内に同心的に位置せしめたスクリ
ュー、但し該スクリューは同心的に取付けた軸および螺
線状のフライトから成り、該フライトは該軸に関して回
転可能であり且つ該フライトは肢管の内面からおよび該
軸の表面から粘稠な液体を清掃し、且つ粘稠液体を該皆
の該一端から押出すことができる; <C) 該フライトラ回転させるための手段;および
(d)該排気押出機を加熱し、且つその温度を制御する
ための手段; から成る、粘稠液体と接触する揮発性物質の除去のため
の排気押出機である。
本発明の排気押出機の好適実施形態においては。
管は円筒状である。
別の実施形態においては軸は回転可能である。
かくして、本発明によれば、 揮発性物質と接触してこれを含有する粘稠液体の押出装
置であって、該押出装置は輸送押出機のスクリュー、該
粘稠液体を該輸送押出機のスクリューに供給するための
ホッパー、および該ホッパ図中にあり且つ該輸送押出機
のスクリューに隣接する場所から該揮発性物質を除去す
るための機構から成るものであり、そして該揮発性物質
を除去するための該機構が下記(a)〜(a)よりなる
排気押出機である。
(a)一端において該揮発性物質を受は入れ且つ他端に
おいて該揮発性物質を排気するように適応せしめた管: (b) 該管内に同心的に位置せしめたスクリュー、
但し該スクリューは同心的に取り付けた軸および螺線状
のフライトから成り、該フライトは該軸に関して回転可
能であり且つ該フライトは肢管の内面および該軸の表面
から粘稠液体を清掃し且つ肢管の該一端から粘稠液体を
押出すことができる: (c)該フライトを回転させるための手段;および(d
)排気押出機を加熱し、且つその温度を制御するための
手段; ことを特徴とする上記の押出装置が提供される。
本発明の装置の好適な実施形態においては、本発明は、
熱的に軟化せしめた重合体と接触する、特に熱的に軟化
せしめたα−オレフィン重合体特にエチレンの単独重合
体およびエチレンとさらに高級のび一オレフ・インの共
重合体と接触する、揮発性物質の除去を有効に行なうこ
とのできる粘稠液体の押出装置を提供する。
なお、本発明の実施態様として、本発明の排気押出機を
使用した排気押出法が提供され、この排気押出法(以下
これを本発明の方法、あるいは本発明の排気押出法と呼
ぶことがある)は、揮発性物質の一端と接触せしめ、肢
管はその中に同心的に位置せしめた螺線状のフライトお
よび軸を有するスクリューを有し、該フライトは該軸に
関して回転可能であり、該揮発性物質を管の他端から逸
出せしめ、該フライトを管の内面および軸の表面から該
揮発性物質に随伴する粘稠液体を除去し、且つ該随伴す
る粘稠液体を管の一端から押出すように回転せしめるこ
とから成る、粘稠液体と接触している揮発性物質の除去
のための方法をである。
本発明の方法の好適実施形態においては、螺線状のフラ
イトおよび軸を、異なる速度で連接的に回転せしめる。
他の実施形態においては、螺線状のフライトのみを連続
的に回転せしめる。
別の実施形態においては、粘稠液体は熱可塑性重合体で
ある。
さらに他の実施形態においては、粘稠液体は熱的に軟化
せしめたエチレン単独重合体またはエチレンおよびそれ
よりも高級のα−オレフィンの共重合体である。
第1図において排気押出機10は管11を有しているが
、この図の実施形態においては、この管は円筒形である
全般的に12で示したスクリューが、管11内に存在す
る。
スクリュー12は、独立的に回転する2部分、すなわち
、螺線状のフライト13および軸14から成っている。
管11、螺線状のスクリュー・フライト13および軸1
4は同軸である。
スクリュー12の一端は、管11の開放端15のところ
で、またはその僅か先で、終っている。
スクリュー12の他端は、螺線状のフライト13および
軸14を、独立して回転させるための手段(図中に示し
ていない)と接続している。
オリフィス16が、管11の末端15から離れた点で、
管11中に位置せしめである。
排気管17の一端は、オリフィス16上で、管11の外
側に取付けである。
排気管11の他端18は、たとえば、直接に大気に、ま
たは間接的に圧力制御手段(図中に示してない)を通じ
て大気に、あるいは揮発性物質の全部または一部を回収
するための手段に、接続している。
排気管11および管11の一方または両方を、加熱また
は冷却のために、外套管でお5つでもよい。
螺線状のスクリュー・フライト13は、管11の内側お
よび軸14と、滑り合うことができるように抱合してい
る。
第1図に示した好適実施形態においては、螺線状のスク
リューフライトは、管11の末端15から離れているオ
リフィスの縁19で終っている。
この点で、螺線状のスクリューフライト13は、スクリ
ューフライト管20に接続しており、一方この管20は
、螺線状のスクリューフライト13を回転させるための
手段(図中に示してない)と接続している。
スクリューフライト管20は、管11の内面および軸1
4と、滑り合うことができるように抱合しており、軸1
4は同様に、それを回転させるための手段(図中に示し
てない)に接続している。
第2図に5いて、壁21は、頂部27と共に、粘稠液体
(このものは図中には示されていない)のためのホッパ
ー22を形成している。
ホッパー22の底に位置する輸送押出機のスクリュー2
3は、軸ロッド24および粘稠液体を運ぶためにそれに
取付けた輸送用のフライトから成っている。
ここに使用するホッパー22は、粘稠液体を輸送押出機
のスクリューに供給するための使用に適したいかなる装
置であってもよい。
揮発性物質26は、壁21と輸送押出機のスクリュー2
3の間で、ホッパー22中に蓄積していることが示され
ている。
第1図に関して先に記した排気押出機10は、排気押出
機10の末端15が、ホッパー22中の揮発性物質26
内にあり、一方排気管18は、ホッパー22内には存在
していない。
排気押出機10の末端15は、輸送用のフライトにきわ
めて接近しているが、それに接触してはいない。
このことは、第2図の線■−■に沿った第2図の断面図
である第3図に示されている。
第4図において、輸送押出機のスクリュー23はホッパ
ー22の底に位置し、押出機の毛−ター30で駆動され
る。
排気押出機10は、第2図及び第3図に示されているよ
うに、揮発性液体を除去するように設置されている。
輸送押出機のスクリュー23は、オリフィス32を有す
るペレット化装置31に粘稠液体を輸送するように設置
されている。
ペレット化装置31は容器33の一部を形成しており、
この容器33は液体35(例えば水)を保持するように
設計されている。
ペレット化装置31はその表面に回転可能な刃34を有
しており、この刃34は液体35と接触している。
ペレット化装置の一例は1967年7月4田こ公告され
たR、H,Gosneyのカナダ特許762,353号
に記載されている。
第4図に示す実施態様は、後述の実施例で示すような、
揮発性溶媒の存在下に重合体を製造する方法において溶
融ポリマーをペレット化するのに特に適したものである
第1図の排気押出機の操作においては、揮発性物質は、
末端15において管11に入る。
管11に入る揮発性物質は、それに随伴する粘稠液体を
含有するかも知れず、あるいは揮発性物質は、その他の
現象の結果として、たとえば、粘稠液体中のはね(sp
lashing )または気泡の生成の結果として、お
よび/または排気押出機10が取り付けである装置中で
粘稠液体を処理するときの条件、たとえば圧力、の変動
の結果として、粘稠液体を含有するかも知れない。
排気押出機10に入る揮発性物質は、管11を通過して
排気管17から排気される。
本質的にすべての粘稠液体は、管11ノ内面上、螺線状
のスクリューフライト13上および軸14上に付着する
ようになる。
排気押出機10の温度は、通常は粘稠液体が固化する温
度よりも高く、且つ特に、管11に入る粘稠液体の温度
よりも高く調節する。
このような温度においては、管11に入る粘稠液体を排
気押出機から除去しないならば、その粘稠液体の分解が
生ずるおそれがある。
その上、粘稠液体の除去に失敗するときは、排気押出機
の部分的または完全なつまりが生じ、それによって揮発
性物質を排気しうる速度が低下し、あるいは揮発性物質
の排気を妨げさえするおそれがある。
本発明の排気押出機においては、螺線状のスクリューフ
ライト13および軸14は、独立的に回転することがで
きる。
螺線状のスクリューフライト13は、排気押出機10中
の粘稠液体を、管11の末端15を通じて、排気押出機
10から押出すように、回転せしめる。
それによって、螺線状のスクリューフライト13は、管
11の内面および、いうまでもなく軸14が螺線状のス
クリューフライト13と同じ速度で同一方向に回転する
のでない限りは、軸14の表面をこすって清浄にする。
軸14は、螺線状のスクリューフライト13と同じ方向
にそれよりも低速で回転させてもよいし、あるいは螺線
状のスクリューフライト13と反対の方向に回転させて
もよく、または特に軸14は静止のま5としてもよい。
かくして本発明の排気押出機は、その運転に際して、排
気押出機に入る粘稠液体を排気押出機から押出す間に揮
発性物質を粘稠液体から分離せしめ、しかもそれをベー
カーらの排気押出機よりも効率的に行なうことができる
ばかりでなく、そうする間に、排気押出機の螺線状のス
クリューフライト13が、管11の内面および軸14の
表面の両者を清掃し、それによって、排気した押出機中
に残留しうる粘稠液体の量を長時間にわたり低下させる
ことができる。
エチレンの重合体の製造のためのプロセスにおける排気
押出機の使用は、前記のカナダ特許856.137号中
にベーカーらが記している。
本発明の排気押出機もまた、エチレンの重合体の製造の
ためのプロセスにおいて使用することができる。
このような用途についての一実施形態を第2図及び第3
図に示す。
この実施形態においては、ホッパー22中の粘稠液体は
、熱的に軟化させた、溶液重合法で製造したエチレンの
単独重合体またはエチレンと高級α−オレフィンの共重
合体とすることができる。
このような重合体中の揮発性物質は、主として重合工程
で用いられる溶剤、たとえばシクロヘキサン、から成っ
ている。
ホッパー22中の重合体は、約200℃の温度にあり且
つ重量で2.5%に至るまでの溶剤を含有することがで
きる。
重合体は重力によって輸送押出機のスクリュー23上に
供給する。
第3図に示すように輸送用のフライト25は反時計式に
回転し、カッター(図示せず)、例えば通常の設計の水
中カッターを通して、重合体を押出す。
カッターによって均一なペレットを形成せしめるために
は、カッターのダイ面における定常的な圧力が必要であ
る。
ダイ圧力の変動は、望ましくないペレットの大きさの変
動を生じさせる。
ベーカーらが記しているように、押出機スクリュー23
の輸送用フライト25に接して、揮発性物質26のたま
りが生ずることがある。
このような揮発性物質は、カッターを通ずる重合体の押
出しの速度に影響を与え且つカッターのダイ面上の圧力
の変動を生じさ一1可能性がある。
第2図及び第3図に示すように、本発明の排気押出機は
第1図に関連して既述したようにして、このような揮発
性物質を除去するために用いることができ、且つカッタ
ーを通ずる重合体の押出しにおける著しい改良および引
続いて重合体から形成せしめる製品中のゲル粒子の減少
をもたらすことができる。
特に、第4図の実施態様の操作においては、粘稠液体は
ホッパー22から輸送押出機のスクリュー23に供給さ
れ、それによって粘稠液体はペレット化装置へと輸送さ
れる。
排気押出機10は先に述べたような方法で揮発性液体を
除去するように設置される。
粘稠液体はペレット化装置31のオリフィス32を通っ
て、液体35中に入る。
Σ)4は適当な速度で回転して、粘稠液体の粒状物を液
体中で形成する。
粘稠液体が溶融ポリマーであり、液体35が水である場
合には、ポリマーは水中で固化し、それによってペレッ
トが生成する。
本発明の排気押出機は、通常の押出機中で粘稠液体と接
触している揮発性物質を除去するために用いることがで
きる。
このような場合においては、粘稠液体は、熱的に軟化さ
せた重合体、たとえばポリアミドとすることができる。
通常の押出機と共に使用する場合には、粘稠液体を運搬
手段に送るための方策および運搬手段は、前記のように
、押出機スクリューとし、且つ一実施形態においては、
同一の押出機スクリューとすることができる。
熱可塑性重合体のための単一スクリュー押出機は、通常
は押出機の供給部の容積的推進流がスクリューの計量部
の容量の約3倍であるような具合に設計する。
押出機のフラッド(flood )供給を容易にするた
めには、このような大きな容量を有する供給部を設計す
ることが望ましいということが見出されている。
押出機の生産量は、本発明の排気押出機を用いることに
よって、且つスクリューの供給部の容量の計量部の容量
に対する比を1=1の関係の方向へ減することによって
、著しく且つ予想外に向上せしめることができるという
ことが見出された。
2:1乃至2.4:1の比が好適である。
好適実施形態において本発明は、排気押出機および押出
機のスクリューの計量部の約2倍の容積の供給部を有す
る単一スクリュー押出機を使用する。
後に説明するように、このような単一スクリュー押出機
は、100回転/分を越えるスクリュー速度、特に20
0回転/分を越えるスクリュー速度で運転することがで
きる。
好適実施形態において単一スクリュー押出機は、直径が
少なくとも8インチのスクリューを有している。
本発明の方法は、揮発性物質を含有する広い範囲の粘稠
液体において操作することができる。
特に本発明の方法は、熱的に軟化せしめた重合体におい
て操作することができる。
このような重合体においては、操作温度は、実質的に室
温を越えており、熱的に軟化せしめた重合体は、このよ
うな温度で迅速に分解してはならない。
適当な重合体の例は、ポリオレフィン、特にエチレンの
重合体、およびポリアミドである。
実施例 1 シクロヘキサン中におけるエチレンの単独重合体および
エチレンとブテン−1の共重合体の溶液重合のための工
業的な規模のプロセスにおいて、約2.5%の揮発性物
質を含有する熱的に軟化させた重合体を押出機に供給し
、引続き、ダイを通じて通常の設計の水中カッターへと
押出した。
押出機は、第2図について先に説明したような、排気押
出機を備えていた。
押出機の生産量およびダイの圧力を、エチレンの重合体
の製造の間に、連続的に測定した。
所定の時間にわたって、異なるメルトインデックスを有
する重合体を押出した。
メルトインデックスは、ASTM D−1238、条
件Eの方法によって測定した。
押出機は、通常の設計の12インチ押出機であった。
排気押出機がベーカーらが記している形式の排気押出機
であるときには、16.7のメルトインデックスを有す
るエチレン重合体を、90回転/分のスクリュー速度で
、15,000ポンド/時間の生産速度で押出した。
ダイ圧力は、少なくとも4時間の間、定常的に400
psigであった。
エチレン重合体が5.6のメルトインデックスを有する
ものであるときは、生産速度は、スクリュー速度を10
5回転/分に上げた場合ですら、12,900ポンド/
時間に過ぎなかった。
ダイ圧力は平均すると600 psigであったが、少
なくとも±60psigに至るまでの頻繁な圧力の変動
が認められた。
本発明の排気押出機を使用するときには、押出機の生産
量は、重合体のメルトインデックスを2.5から4.5
に変化させたときも、100回転/分のスクリュー速度
において、16,500ポンド/時間で一定のま\であ
った。
ダイ圧力の顕著な変動(・マ、どちらの重合体において
も、長時間にわたって認められなかった。
8.0のメルトインデックスを有するエチレン重合体を
押出す間、本発明の排気押出機の使用を中止した。
生産量は95回転/分のスクリュー速度における14,
700ポンド/時間から105回転/分のスクリュー速
度における12,500ポンド/時間に低下した。
排気押出機を運転している間は定常的であったダイ圧力
は、変動を始めた。
排気押出機の運転を再び開始すると、生産量は95回転
/分のスクリュー速度において15,000ポンド/時
間に増大し且つダイ圧力も再び定常的となった。
実施例 2 押出機が8″の直径のものであることを除けば、実施例
1の方法と同様にして、4〜15の範囲のメルトインデ
ックスを有する多数のエチレン重合体を押出した。
押出機は所定範囲のスクリュー速度で運転した。
排気押出機がベーカーらによる形式の排気押出機である
ときは、押出機の生産量は、約100回転、/分のスク
リュー速度に至るまでは、スクリュー速度の上昇と共に
はゾ直線的に増大し、この速度における生産量は約90
00ポンド/時間であった。
スクリュー速度をさらに上昇させると、直線的な増大か
ら予測されるよりも生産量が低い結果となった。
100〜225回転/分の範囲のスクリュー速度におい
ては、生産量は約9〜14,000ポンド/時間であっ
た。
本発明の排気押出機を用いるときには、押出機の生産量
は、約160回転/分のスクリュー速度に至るまでは、
スクリュー速度の上昇と共にはゾ直線的に増大し、この
速度における生産量は約14.000ポンド/時間であ
った。
スクリュー速度のそれ以上の上昇は、予測される直線的
な増大よりも低い生産量を与えた。
160〜225回転/分のスクリュー速度において、生
産量は約14〜17,000ポンド/時間であった。
25〜45の範囲のメルトインデックスを有するエチレ
ン重合体を押出すときには、生産量は225回転/分の
スクリュー速度までは、スクリュー速度と共にはゾ直線
的に増大した。
生産量は45および25のメルトインデックスを有する
エチレン重合体に対して、それぞれ、225回転/分に
おいて20.000ポンド/時間および215回転/分
において18,700ポンド/時間であった。
実施例 3 実施例1に記したプロセスにおいて使用した装置を、押
出機のスクリューをより深いフライトを有するスクリュ
ーに取り代えることによって、変更した。
この装置を使用して、実施例1に記したプロセスにおい
て、この押出機は0.5のメルトインデックスを有する
エチレン重合体を20,500ポンド/時間(スクリュ
ー速度96回転/分)の生産量で、2のメルトインデッ
クスを有するエチレン重合体を22.500ボンド/時
間(スクリュー速度91回転/分)で且つ45のメルト
インデックスを有する重合体を25,500ポンド/時
間(スクリュー速度120回転/分)で押出すことがで
きるということが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、排気押出機の断面である。 第2図は、輸送押出機のスクリューの近くから粘稠液体
中の揮発性物質を除去するために適応せしめた排気押出
機の一実施形態の断面である。 第3図は、第2図の線■−■に沿った第2図の断面図で
ある。 第4図は、排気押出機、輸送押出機のスクリュー及びペ
レット化装置の配置関係を示す一例の図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 揮発性物質と接触してこれを含有する粘稠液体の押
    出装置であって、該押出装置は輸送押出機のスクリュー
    、該粘稠液体を該輸送押出機のスクリューに供給するた
    めのホッパー、および該ホッパー中にあり且つ該輸送押
    出機のスフリフ−に隣接する場所から該揮発性物質を除
    去するための機構から成るものであり、そして該揮発性
    物質を除去するための該機構が下記(a)〜(d)より
    なる排気押出機である。 (a) 一端において該揮発性物質を受は入れ且つ他
    端において該揮発性物質を排気するように適応せしめた
    管: (b) 該管内に同心的に位置せしめたスクリュー、
    但し該スクリューは同心的に取り付けた軸および螺線状
    のフライトから成り、該フライトは該軸に関して回転可
    能であり且つ該フライトは肢管の内面および該軸の表面
    から粘稠液体を清掃し且つ肢管の該一端から粘稠液体を
    押出すことができる; (c) 該フライトを回転させるための手段;および
    (d)排気押出機を加熱し、且つその温度を制御するた
    めの手段; ことを特徴とする上記の押出装置。
JP49078799A 1973-07-13 1974-07-11 排気押出法及びそのための装置 Expired JPS5915296B2 (ja)

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CA176,437A CA1003608A (en) 1973-07-13 1973-07-13 Venting of volatile matter from viscous liquids
CA176437 1973-07-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5039355A JPS5039355A (ja) 1975-04-11
JPS5915296B2 true JPS5915296B2 (ja) 1984-04-09

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ID=4097285

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JP49078799A Expired JPS5915296B2 (ja) 1973-07-13 1974-07-11 排気押出法及びそのための装置

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CA (1) CA1003608A (ja)
DE (1) DE2433702C2 (ja)
FR (1) FR2236646B1 (ja)
GB (1) GB1447716A (ja)
IT (1) IT1017147B (ja)

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Publication number Publication date
GB1447716A (en) 1976-08-25
DE2433702A1 (de) 1975-01-30
FR2236646B1 (ja) 1977-10-07
IT1017147B (it) 1977-07-20
FR2236646A1 (ja) 1975-02-07
CA1003608A (en) 1977-01-18
JPS5039355A (ja) 1975-04-11
DE2433702C2 (de) 1984-11-22

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