JPS59152405A - 赤外伝送フアイバの製造方法 - Google Patents
赤外伝送フアイバの製造方法Info
- Publication number
- JPS59152405A JPS59152405A JP58026279A JP2627983A JPS59152405A JP S59152405 A JPS59152405 A JP S59152405A JP 58026279 A JP58026279 A JP 58026279A JP 2627983 A JP2627983 A JP 2627983A JP S59152405 A JPS59152405 A JP S59152405A
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- JP
- Japan
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- fiber
- temp
- infrared transmission
- ionic
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- Pending
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、近赤外から中赤外の広い波長範囲に渡って透
明度のすぐれたイオン結晶性物質を用いて、低伝送損失
の赤外伝送ファイバを製造する方法に関する。
明度のすぐれたイオン結晶性物質を用いて、低伝送損失
の赤外伝送ファイバを製造する方法に関する。
CsBr、 KCl1.KR3−5、KR8−6等のイ
オン結晶性物質は石英材製よりも長波長の赤外光を伝送
する光ファイバの素材として有用である。これら物質に
よる赤外伝送ファイ/くは低温物体力・ら輻射される長
波長の光波を伝送可能であること力・ら、500°C以
下の低温物体からの熱放射光を伝送して、温度等を計測
するシステムに利用することかできる。
オン結晶性物質は石英材製よりも長波長の赤外光を伝送
する光ファイバの素材として有用である。これら物質に
よる赤外伝送ファイ/くは低温物体力・ら輻射される長
波長の光波を伝送可能であること力・ら、500°C以
下の低温物体からの熱放射光を伝送して、温度等を計測
するシステムに利用することかできる。
石英ガラス等のガラス材は軟化点以上で大きな粘性を示
すために容易に線引き繊維化できるのに対し、前記イオ
ン結晶性物質は軟化点を持たず融点以上で液相になって
しまうため、細線状て加熱線引して繊維化を行うことが
できない。
すために容易に線引き繊維化できるのに対し、前記イオ
ン結晶性物質は軟化点を持たず融点以上で液相になって
しまうため、細線状て加熱線引して繊維化を行うことが
できない。
従って前記イオン結晶性物質を繊維化する方法の一例と
して、押出し成形等の塑性変形による方法などがある。
して、押出し成形等の塑性変形による方法などがある。
第1図は押出し成形法により多結晶の赤外伝送ファイバ
を製造する装置の一例を示す説明図である。同図におい
て、(1)は一端Aに所定径のダイ(2)を設けたシリ
ンダ、(3)はシリンダ(1)内を往復動自在に形成さ
れたピストン、(4)はシリンダ(1)の外周壁に埋設
されたヒータ、(5)はシリンダ(1)内に収納された
KR8−5等のイオン結晶性物質であり、シリンダ(1
)内に収納されたイオン結晶性物質(5)かヒータ(4
)により所定温度に加熱され、かつピストン(3)がシ
リンダ(1)内に押入されることてより、イオン結晶性
物質(5)はグイ(2)から押出されてファイバ状に加
工され、多結晶の赤外伝送ファイバ(6)が形成される
。
を製造する装置の一例を示す説明図である。同図におい
て、(1)は一端Aに所定径のダイ(2)を設けたシリ
ンダ、(3)はシリンダ(1)内を往復動自在に形成さ
れたピストン、(4)はシリンダ(1)の外周壁に埋設
されたヒータ、(5)はシリンダ(1)内に収納された
KR8−5等のイオン結晶性物質であり、シリンダ(1
)内に収納されたイオン結晶性物質(5)かヒータ(4
)により所定温度に加熱され、かつピストン(3)がシ
リンダ(1)内に押入されることてより、イオン結晶性
物質(5)はグイ(2)から押出されてファイバ状に加
工され、多結晶の赤外伝送ファイバ(6)が形成される
。
ヒータ(4)により加熱される温度はイオン結晶性物質
(5)の融点よりも低い温度、たとえばKH2−5の場
合は融点414°Cよりも低い200℃〜300°Cに
加熱される。
(5)の融点よりも低い温度、たとえばKH2−5の場
合は融点414°Cよりも低い200℃〜300°Cに
加熱される。
第2図は前記により形成されたKH2−5製赤外フアイ
バの伝送特性図であり、10μmよりも長波長では比較
的低伝送損失であるがこれよりも短波長側では高伝送損
失である。
バの伝送特性図であり、10μmよりも長波長では比較
的低伝送損失であるがこれよりも短波長側では高伝送損
失である。
本発明者は前記赤外伝送ファイバにつき種々検討および
実験を重ねた結果、前記赤外伝送ファイバを加熱処理す
ることにより、第3図に示すように前記短波長側で伝送
損失が改善されることを発見した。第3図において、(
イ)、(ロ)、(ハ)の曲線は第2図に示す特性の光フ
ァイバを、温度150°Cにて10分、40分、100
分間そ′れぞれ加熱処理したときの特性である。この際
、第4図に示すように、100分以上の時間、上記加熱
処理をしても、それ以上の改善は認められない。
実験を重ねた結果、前記赤外伝送ファイバを加熱処理す
ることにより、第3図に示すように前記短波長側で伝送
損失が改善されることを発見した。第3図において、(
イ)、(ロ)、(ハ)の曲線は第2図に示す特性の光フ
ァイバを、温度150°Cにて10分、40分、100
分間そ′れぞれ加熱処理したときの特性である。この際
、第4図に示すように、100分以上の時間、上記加熱
処理をしても、それ以上の改善は認められない。
しかしながら、KH3−5等のイオン結晶性物質は高温
で加熱すると、結晶粒径が成長し、これに伴ってファイ
バの機械的強度が減少することか知られて−おり、単に
加熱処理を施すのみでは機械的強度が低下して実用に供
するような光ファイバを提供することができなかった。
で加熱すると、結晶粒径が成長し、これに伴ってファイ
バの機械的強度が減少することか知られて−おり、単に
加熱処理を施すのみでは機械的強度が低下して実用に供
するような光ファイバを提供することができなかった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、イオン結晶性
物質を塑性加工により多結晶ファイバに加工し、その後
、該ファイバを結晶粒径の成長しない温度以下において
加熱処理することを特徴とする赤外伝送ファイバの製造
方法であり、゛これにより、低波長側で光伝送損失の改
善かなされ、しかも機械的強度が低下しない赤外伝送フ
ァイバを提供できる。
物質を塑性加工により多結晶ファイバに加工し、その後
、該ファイバを結晶粒径の成長しない温度以下において
加熱処理することを特徴とする赤外伝送ファイバの製造
方法であり、゛これにより、低波長側で光伝送損失の改
善かなされ、しかも機械的強度が低下しない赤外伝送フ
ァイバを提供できる。
以下本発明の一例を第5〜6図により説明する。第5図
において、(1) (2) f3) (4) (5)
(6)はそれぞれ第1図に示す場合と同様に、シリンダ
、グイ、ピストン、ヒータ、イオン結晶性物質、多結晶
の赤外伝送ファイバであり、(7)は赤外伝送ファイバ
(6)を結晶粒径の成長しない温度以下(常温を超える
温度板−ヒ)で加熱処理するだめの加熱炉である。赤外
伝送ファイバ(6)は、第1図の場合と同様て、ヒータ
(4)てよりイオン結晶性物質(5)を加熱しながらピ
ストン(3)をシリンダ+1+内に挿入して、イオン結
晶性物質(5)をグイ(2)から押出することにより形
成される。第6図はイオン結晶性物質(5)をKH2−
5、グイ(2)からの押出速度を70mm1分、加熱炉
(7)の長さを2mとしたときて、加熱炉(7)の温度
を50″C1100”c、150℃にそれぞれ変化させ
たときの赤外伝送ファイバ(6)の光伝送損失を示す特
性図である。
において、(1) (2) f3) (4) (5)
(6)はそれぞれ第1図に示す場合と同様に、シリンダ
、グイ、ピストン、ヒータ、イオン結晶性物質、多結晶
の赤外伝送ファイバであり、(7)は赤外伝送ファイバ
(6)を結晶粒径の成長しない温度以下(常温を超える
温度板−ヒ)で加熱処理するだめの加熱炉である。赤外
伝送ファイバ(6)は、第1図の場合と同様て、ヒータ
(4)てよりイオン結晶性物質(5)を加熱しながらピ
ストン(3)をシリンダ+1+内に挿入して、イオン結
晶性物質(5)をグイ(2)から押出することにより形
成される。第6図はイオン結晶性物質(5)をKH2−
5、グイ(2)からの押出速度を70mm1分、加熱炉
(7)の長さを2mとしたときて、加熱炉(7)の温度
を50″C1100”c、150℃にそれぞれ変化させ
たときの赤外伝送ファイバ(6)の光伝送損失を示す特
性図である。
この時、赤外伝送ファイバ(6)が70mm7分で押出
形成され、加熱炉(7)の長さが2mであることから、
赤外ファイバ(6)は加熱炉(刀で約29分間加熱処理
を受ける。第6図から明らかなように、加熱処理を一定
時間施した場合は、加熱温度の高いときの方がより多く
特性が改善される。oしかしながら、KH2−5を使用
した場合は、150°Cよりも高い温度で加熱処理を施
すと、赤外ファイバ(6)の結晶粒径が成長して大径に
なり、機械的強度が低下してしまう。結晶粒径が成長し
ない最高温度はそれぞれ物質毎に異なる。加熱処理時間
の変化による特性改善は、図示していないが、加熱処理
時間を多くずればする1・削どある程度まで改善される
。しかしながら時間の経。
形成され、加熱炉(7)の長さが2mであることから、
赤外ファイバ(6)は加熱炉(刀で約29分間加熱処理
を受ける。第6図から明らかなように、加熱処理を一定
時間施した場合は、加熱温度の高いときの方がより多く
特性が改善される。oしかしながら、KH2−5を使用
した場合は、150°Cよりも高い温度で加熱処理を施
すと、赤外ファイバ(6)の結晶粒径が成長して大径に
なり、機械的強度が低下してしまう。結晶粒径が成長し
ない最高温度はそれぞれ物質毎に異なる。加熱処理時間
の変化による特性改善は、図示していないが、加熱処理
時間を多くずればする1・削どある程度まで改善される
。しかしながら時間の経。
過とともに改善される割合が少なくなり、所定値以上に
改善することができない。
改善することができない。
なお本発明の一実施例は特性改善のための加熱処理を赤
外伝送ファイバの形成とタンデムに行う場合のみを説明
しているが、本発−萌は赤外伝送ファイバの形成と切り
離して行うこともできる。また赤外伝送ファイバの形成
は押出し成形による場合の外に、圧延方法を採用するこ
ともできる。
外伝送ファイバの形成とタンデムに行う場合のみを説明
しているが、本発−萌は赤外伝送ファイバの形成と切り
離して行うこともできる。また赤外伝送ファイバの形成
は押出し成形による場合の外に、圧延方法を採用するこ
ともできる。
本発明は以上詳述したように、イオン結晶性物質を塑性
加工により多結晶ファイバに加工し、その後、該ファイ
バを結晶粒径の゛成長しない温度以下((オ6いて加熱
処理することを特徴とする赤外伝送ファイバの製造方法
である。このため短波長波で光伝送損失を少なくするこ
とかでき、しかも得られる赤外伝送ファイバは機械的強
度か低下しないものとなるすぐれた効果がある。
加工により多結晶ファイバに加工し、その後、該ファイ
バを結晶粒径の゛成長しない温度以下((オ6いて加熱
処理することを特徴とする赤外伝送ファイバの製造方法
である。このため短波長波で光伝送損失を少なくするこ
とかでき、しかも得られる赤外伝送ファイバは機械的強
度か低下しないものとなるすぐれた効果がある。
第1図は従来法を説明するための一例を示す概略図、第
2図は従来法により製造された赤外ファイバの伝送損失
特性図、第3〜4図は加熱処理を施したときの伝送損失
を示す特性図、第5図は本発明の詳細な説明するための
装置の概略図、第6図は第5図て示す装置により得られ
た赤外伝送ファイバの特性図である。 (1)はンリング、(2)はダイ、(3)はピストン、
(4)はヒータ、(5)はイオン結晶性物質、(6)は
多結晶の赤外伝送ファイバ、(6)は加熱炉。 特許出願人 工業技術院長 石 坂 誠 −第1図 第2図 WAVE LENGTHL Pm] 第3図 Wハ■ヒLl=、Nb1M Ll、Lmj笛4図 ANNEALING TIME Cmin]第5図
2図は従来法により製造された赤外ファイバの伝送損失
特性図、第3〜4図は加熱処理を施したときの伝送損失
を示す特性図、第5図は本発明の詳細な説明するための
装置の概略図、第6図は第5図て示す装置により得られ
た赤外伝送ファイバの特性図である。 (1)はンリング、(2)はダイ、(3)はピストン、
(4)はヒータ、(5)はイオン結晶性物質、(6)は
多結晶の赤外伝送ファイバ、(6)は加熱炉。 特許出願人 工業技術院長 石 坂 誠 −第1図 第2図 WAVE LENGTHL Pm] 第3図 Wハ■ヒLl=、Nb1M Ll、Lmj笛4図 ANNEALING TIME Cmin]第5図
Claims (2)
- (1) イオン結晶性物質を塑性加工法により多結晶
ファイバに加工し、その後、該ファイバを結晶粒径の成
長しない温度以下において加熱処理することを特徴とす
る赤外伝送ファイバの製造方法。 - (2) イオン結晶性の物質がKR3−5であり、加
熱処理の温度が150℃以下である特許請求の範囲第1
項記載の赤外伝送ファイバの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026279A JPS59152405A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | 赤外伝送フアイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58026279A JPS59152405A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | 赤外伝送フアイバの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59152405A true JPS59152405A (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=12188840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58026279A Pending JPS59152405A (ja) | 1983-02-21 | 1983-02-21 | 赤外伝送フアイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59152405A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267506A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-27 | Agency Of Ind Science & Technol | 赤外伝送フアイバの製造方法 |
JPH03288804A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外光ファイバとその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57124309A (en) * | 1981-01-26 | 1982-08-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture for infrared ray optical fiber |
-
1983
- 1983-02-21 JP JP58026279A patent/JPS59152405A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57124309A (en) * | 1981-01-26 | 1982-08-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Manufacture for infrared ray optical fiber |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6267506A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-27 | Agency Of Ind Science & Technol | 赤外伝送フアイバの製造方法 |
JPH03288804A (ja) * | 1990-04-05 | 1991-12-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外光ファイバとその製造方法 |
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