JPS59151992A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の対象〕 本発明は、洗濯槽内で、大形の回転翼を、短周期で正逆
転させることによって、洗濯を行うようにした洗龍機に
関するものである。

〔従来技術〕

近年、洗濯物のからみを小さくするために、大形の回転
翼を低速で正逆転する方式が試みられている。この方式
であると、洗濯物のからみはきわめて小さくなるが、洗
港時における洗濯物の動きが少なくなって洗浄率が低下
する。そのために、上記式では、デニムのスボンや作業
服などの厚手の洗濯物の汚れを十分に落とすことができ
ない。

その理由を、第１図及び第２図を基に説明する。

洗濯時には、洗濯物が洗濯槽内にアトランダムに配列さ
れているために、短周期で回転翼を交互に（運転時間Ｔ
ａ’（ｃ−１秒に、かつ休止時間Ｔ、′ｌｒ。

０．５秒に設定する）正逆転させても、回転翼の動きに
洗濯物はついてゆけない。すなわち、洗濯物は、その洗
濯物がある程度、回転翼の回転方向に向って整列した後
、第２図（ａ）の矢印のように、回転翼の回転方向への
回動を開始する。ところが、回転翼は、洗濯物が整列し
て回転をはじめだところで、正転を止め、その後逆転し
てしまう。そのために、洗濯物は、十分に回転翼の正転
方向に回動しないうちに、第２図（ｂ）の点線矢印の方
向へまわりやすくなるように、再び整列をはじめる。洗
濯物が整列して回転をはじめたところで、回転翼は、逆
転を止め、その後正転する。そのために、洗濯物は、逆
転方向にも十分に回動しない。この工うに、洗濯物は、
正逆いずれの方向にも十分に回動せず、汚れを十分に落
とすことができない。

この現象は、洗濯物が厚手のものになるほどいちじるし
く発生する。そこで、厚手の洗濯物の汚れが十分に落ち
るようにするために、回転翼の外径や回転角度を大きく
設定したシ、回転翼の形状を変えたシ、あるいは回転翼
の回転時間を長くしたシするなどの工夫を賦与てみたが
、いずれも、回転翼の回転トルクの増大をまねき、＠、
雇用モータの出力を大きくする必要が１１）、既存の洗
濯用モータを開用することができない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、人形の回転翼を低速で正逆転させても
、抗層用モータの出力を大きくすることなく、厚手の洗
濯物の汚れを十分に落とすことのできる況Ｎ機を提供す
るにるる。

〔発明のｍ要〕

本発明の要旨とするところは、回転翼の外径と況潅楡内
の横幅寸法との比が０．６以上となる大形の回転Ｒを、
２５０ｒ−以下の低速回転で正逆転させる運転制御手段
を設け、この運転制御手段によって回転翼が同一回転方
向に間欠運転を複数回繰９返すことに工ｐ、洗濯物の回
動が十分に行われるようにすることによって、洗濯用モ
ータの出力を大きくすることなく、厚手の洗濯物の汚れ
を落とすようにした点にある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を、実施例図面に基づいて説明する。

第３図及び第４図において、二槽式の洗濯機は、鋼板製
の外枠１と、この外枠１を載置する合成樹脂製のペース
と、外枠１内に収納する合成樹脂製の洗濯槽３と、この
洗濯槽３と一体的に形成し、かつ外枠１内に収納する合
成樹脂製の水受槽４と、この水受槽４内に収納した脱水
槽５と、洗濯槽３の底部中央に設けた回転翼６と、この
回転翼６の回転を制御する回転制御機構７と、回転翼６
の駆動源となる洗濯用モータ８と、脱水槽５の駆動源と
なる脱水用モータ９と、外枠ｌ上方に洗濯槽３及び水受
槽４の上方開口縁を利用して取りはずし自在に設けた合
成樹脂製の操作パネル箱１０を備えている。

水受槽４の上端開口部は、脱水投入口１１２を有する脱
水カバー１１によっておおわれる。洗濯槽３の上端開口
部には、第３図に示すように、受皿状で、かつ透明であ
る洗濯内蓋１２と、この洗濯内蓋１２をおおう洗濯外蓋
１３を設ける。脱水カバー１１上には、第３図に示すよ
うに、脱水内蓋１４と、この脱水内蓋１４をおおう脱水
外蓋１５を設ける。洗濯内蓋１２、洗濯外蓋１３、脱水
内蓋１４及び脱水外蓋１５は、いずれも合成樹脂製でお
る。

脱水内蓋１４には、脱水外蓋１５を開いた時に脱水ｔ４
５の回転の有無が確認できる程度の大きさに設定したス
リン）１４ａを設ける。洗濯内蓋１２には、凹部１２ａ
と、この凹部１２Ｈの中央に設けた導入口１２ｂと、凹
部１２ａの全面に設けた散水孔１２Ｃと、凹部１２ａに
設けたリブ１２ｄとを設ける。導入口１２ｂは、洗濯内
蓋１２を閉じた状態では回転翼６の中空筒体１６の直上
に位置する。凹部１２Ｈの底面は、導入口１２ｂに向っ
てゆるやかに傾斜している。

操作パネル箱１０内には、洗濯用モータなどを制御する
電気回路を構成する電気部品を収納する。

操作パネル箱ｌＯの上面中央には、水道の蛇口などに接
続する給水ホースを装着できる給水口１０ａが形成しで
ある。給水口１０ａから入った水が操作パネル箱１０の
前面下部に設けた流出口１０ｂから流出するように、操
作パネル箱１ｏ内に水道路１０Ｃを設ける。

流出口１０ｂから流れてきた水が凹部１２ａ上に流出す
るように、流出口１０ｂ及び凹部１２ａの形状を決める
。流出口１０ｂから流れてきた水は、凹部１２ａの全面
にゆきわたるようにする。

洗濯内蓋１２の上面は、凹部１２ａからあふれた水が外
枠１外にあふれることがないように、洗濯槽３の上面よ
シ下方に位置する。

脱水内蓋１４には、脱水外蓋１５を開いた時に、脱水槽
５の回転の有無が確認できる程度の大きさに設定したス
リット１４ａを設ける。洗濯内蓋１２には、この′ｆ７
ｃ、濯内蓋１２が閉じられた状態で洗濯槽３の内側壁に
設ける溢水口３ａを直視できる開口１２ｅを形成する。

洗濯槽３の横断面形状は、はぼ方形である。洗濯槽３内
の横幅寸法Ｈ１，！：Ｊ！！行寸法の比を、０．９〜１
．１の範囲とする。洗亀槽３の内側壁コーナ部分の曲率
半径ｒ１　、ｒ２．ｒ３，１４は、５０閣〜１５０簡の
範囲に設定する。洗濯槽３の内側壁は、すべて外方に突
出した円弧状の曲面とする。この曲面の曲率半径は、１
０１００Ｏ〜４０００■の範囲に設定する。洗濯槽３の
内側壁と内底面との間は、曲率半径が１０閣〜５０瓢の
範囲の曲面とする。洗濯槽３の内側壁の抜勾配は、１／
９０以下に設定する。

回転ＪＫ６は、第３図に示すように、円盤状の翼本体１
７と、この翼本体１７の中央上面に設けた中空筒体１６
とを備えている。中空筒体１６の外周には、複数個の補
助翼１６ａを形成する。翼本体１７の上面には、複数個
の主翼１７ａを形成する。回転翼の外径りと洗濯槽の横
幅寸法Ｈ１の比を、０．６以上に設定する。中空筒体１
６は、溢水口３ａよシ高くする。

回転制御機構７は、洗濯槽３の外底面に装着する。回転
制御機構７は、歯車減速機構１８と、この歯車減速機構
１８の出力軸１９と、歯車減速機構１８の入力軸２０と
、との入力軸２０に固定した従動プーリ２１と、洗濯用
モータ８の回転軸に固定した駆動ブー９２２と、この駆
動プーリ２２及び従動プーリ２１に取シ付けたベルト２
３とからなる。出力軸１９には、回転翼６を着脱自在に
取り付ける。回転翼６の取り付けは、中空筒体１６内に
設けた取付ボス１６ｂを出力軸１９の上端にねじを用い
て固定することによって行われる。回転翼６の取シはす
しは、中空筒体１６内にドライバーを挿入してねじを取
シ除くことによって行われる。中空筒体１６の長さ及び
取付ボス１６ｂの高さは、出力軸１９と取付ボス１６ｂ
ｔ固定するねじの取り付は及び枢りはすしの作業を考慮
して設定する。

洗濯用モータ８の回転は、回転制御機構７により、１／
７〜１／１１の範囲に減速して、回転翼６に伝える。回
転翼の回転速度は、１００ｒ−〜２５０ｆ−の範囲に設
定する。洗濯用モータ８は、４１＃、のコンデンサース
タートランの単相誘導電動機を使用する。洗濯用モータ
８は、防振ゴム２４ヲ介シてベース２上に固定する。

脱水槽５の上端には、第１図に示すように、食塩水を封
入した中空リング状の流体バランサ５ａを設ける。脱水
槽５０回転軸５ｂは、カップリング２５によシ、脱水用
モータ９の回転軸に直結する。水受槽４の底部には、回
転軸５ｂの防振軸受と水封を兼用するベローズ２６を設
ける。脱水用モータ９は、防振ばね２７と防振ゴム管２
８によｐペース２上に防振支持する。脱水槽５は、合成
樹脂製でろって、５０Ｈ２時に１４００　ＩＰで、かつ
６０Ｈ２時に１７００聯で回転する。

脱水用モータ９は、第５図に示すように、脱水タイマ２
９によって制御する。脱水タイマ２９と直列に蓋スィッ
チ３０を接続する。蓋スィッチ３０は、脱水外蓋１５若
しくは脱水内蓋１４を開くとオフ状態になる。洗濯用モ
ータ８は、洗濯タイマ３１によって制御する。洗濯用タ
イマ３１は、主スィッチ３２、タイマーモータ３３及び
反転スイッチ３４，３４ａ、３４ｂとからなる。主スィ
ッチ３２及び反転スイ７ｆ３４．３４ａ、３４ｂは、タ
イマーモータ３３によって回転するカム（図示せず）に
よって、オン状態若しくはオフ状態のいずれかにセット
される。主スィッチには、主スィッチ３２がオフ状態に
なって、況擢若しくはすすぎが終了した際にブザー３５
が作動するように、ブザー３５を接続する。反転スイッ
チ３４，３４ａ。

３４ｂには、強弱切換スイッチ３６を接続する。

反転スイッチ３４，３４ａ、３４ｂが短周期でオン−オ
フを繰シ返すことによって発生する電波障害を防止する
ために、反転スイッチ３４　、３４　ａ＊３４ｂには、
３つの雑音防止用のコンデンサ３７゜３８．３９を接続
する。

強弱切替スイッチ３６は、３つのスイッチ３６ａ。

３６ｂ、３６Ｃから構成されている。スイッチ３６ａ、
３６ｂ、３６Ｃ（７）いずれか一つ、タトエはスイッチ
３６ａがオン状態になると、残シのスイッチ３５ｂ、３
６Ｃが必ずオフ状態になるように構成する。

強弱切替スイッチ３６のスイッチ３６ａをオンすると、
反転スイッチ３４によって、第６図に示すように、回転
翼６が正逆転し、強水流かえられる。強弱切替スイッチ
３６のスイッチ３６ｂをオンすると、反転スイッチ３４
ａによって、第７図に示すように、回転翼６が正逆転し
、標準水流かえられる。強弱切替スイッチ３６のスイッ
チ３６Ｃをオンにすると、反転スイッチ３４ｂによって
、第８図に示すように、回転翼６が正逆転し、弱水流か
えられる。

第６図に示すように、洗濯時に、回転翼６を１秒間正転
させると、洗濯物が回転ＪＫ６の回転方向へ回動しやす
いように整列する。その後、回転翼６を、０．５秒の休
止時間を経過したならば、０．８秒間正転させると、洗
濯物が回転ＪＫ６の回転方向へ回動しやすいように整列
されているので、今度回転翼６の同転方向に洗濯物が円
滑に回動する。

実験によると、洗濯物を中空筒体１６の周囲を約２回転
させることができ、かつ見た目にも非常に洗濯物の動き
は、リズミカルでるる。この強水流によれば、デニムの
スボンや作業服などの厚手の洗濯物の汚れを十分に落と
すことができる。

第９図及び第１０図は、本発明Ω他実施例を示す。この
実施例では、回転翼６が四−回転方向に間欠運転を３回
線ｐ返すようにしてろる。しかも、第１回目の運転時間
Ｔａ！＋第２回目の運転時間は長く、その後、順次短く
設定する。洗濯容量が３、２　Ｋ９から３．６　Ｋｇの
洗闇機において、Ｔ４□を１．５秒に、Ｔ　ａ　２を０
．８秒に、Ｔａ２を０．５秒にそれぞれ設定して実験し
たところ、第１０図の（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）
のように動作して、毛布、カーテンなどの非常に大きい
洗濯物も円滑に回動妊せることかできた。

また、間欠運転時間を、順次短くすることによって、洗
濯物の動きすぎがおさえられるので、水はねが少なく使
い勝手も良好でめった。

上記実施例では、二槽式洗濯機の洗濯槽を使用している
がこれに限定されるものではない。全自動？９［、潅機
の洗濯兼脱水槽にも適用できる。ａ増槽の横断面形状も
、はぼ方形のものに限定されるものではなく、はぼ円形
でめっても同等の効果かえられる。

以上のように、本発明によれは、洗亀槽内で、大形の回
転翼を、短周期で正逆転させても、洗濯用モータの出力
を大きくすることなく、厚手の洗濯物を円滑に回動させ
ることができるので、既存の洗濯用モータとほぼ同一の
出力で回転翼を正逆転させて厚手の洗濯物の汚れを十分
に落とすことができる洗濯機かえられる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来例を示し、第１図は回転翼の回
転数と運転時間の特性図、第２図の（ａ）。 （ｂ）は動作説明図でおる。第３図から第１０図は本発
明の実施例を示し、第３図は縦断面図、第４図は斜視図
、第５図は電気回路図、第６図から第９図は回転翼の回
転数と運転時間の特性図、第１０図の（ａ）、　（ｂ）
、　（Ｃ）は動作説明図でｂる。 ３・・・洗濯槽、６・・・回転翼、７・・・回転制御機
構、８第ｑ（２］ 第９７ 第１０７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯槽と、この洗濯槽内底に設けた回転翼と、この
   回転翼を正逆転させる運転制御手段とを備え、前記回転
   翼の外径と前記洗ｍ槽内の横幅寸法との比を０．６以上
   に設定し、かつ前記回転翼の回転数を２５ｏｒ−以下に
   設定した洗濯機において、前記運転制御手段により、前
   記回転翼が同一回転方向に間欠運転を複数回繰シ返すよ
   うに構成したことを特徴とする洗虐機。 ２、前記間欠運転の運転時間を、最初は長く、その後は
   短くなるように設定したことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の洗＃楡。 ３、前記間欠運転を２回とし、第１回目の運転時間を０
   ．８秒から１．５秒の範囲に設定し、かつ第２回目の運
   転時間を０．５秒から０．８秒の範囲に設定したことを
   ％徴とする％ｔａｐ求の範囲第２項記載の洗濯機。 ４、第１回目の間欠運転と第２回目の間欠運転との間の
   休止時間を、０．４秒から０．６秒の範囲に設定したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第３ｓＡ記載の洗濯機。