JPS59151951A - インプラント材にコラ−ゲンを付着させる方法 - Google Patents
インプラント材にコラ−ゲンを付着させる方法Info
- Publication number
- JPS59151951A JPS59151951A JP58025995A JP2599583A JPS59151951A JP S59151951 A JPS59151951 A JP S59151951A JP 58025995 A JP58025995 A JP 58025995A JP 2599583 A JP2599583 A JP 2599583A JP S59151951 A JPS59151951 A JP S59151951A
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- Japan
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- collagen
- implant material
- powder
- tissue
- container
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は歯科用インブラント材などのインブラント材に
コラーゲンを付着させる方法及びそれに使用する組織賦
活用粉剤に関する。
コラーゲンを付着させる方法及びそれに使用する組織賦
活用粉剤に関する。
コラーゲンを付着させたインブラント材は、歯周組織な
どの被植設骨の周辺組織と馴み易く、生体コラーゲン繊
維をインブラント材の植設“部に誘導生成させる作用を
有しているため、前記被植設骨に強固安定した状態で植
設できるという長所を有している。
どの被植設骨の周辺組織と馴み易く、生体コラーゲン繊
維をインブラント材の植設“部に誘導生成させる作用を
有しているため、前記被植設骨に強固安定した状態で植
設できるという長所を有している。
本発明は前記インブラント材にコラーゲンを付着させる
に際し、コラーゲンが常に良好な状態にある方法を提供
すると共に、この方法を実施する上で有益な組織賦活用
粉剤を提供することを目的とする。
に際し、コラーゲンが常に良好な状態にある方法を提供
すると共に、この方法を実施する上で有益な組織賦活用
粉剤を提供することを目的とする。
以下本発明を図示する実施例に基き具体的に説明する。
(1)は瓶(容器)(2)内に真空バックされた組織賦
活用粉剤で、仔牛皮から得られ、コバルト照射などによ
る脱免疫処理を施された酸可溶性コラーゲンの粉末、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどから
なるリンゲル液成分を粉末にしたものを含む。又この組
織賦活用粉剤(1)は、前記コラーゲンの粉末の溶解を
促進するため、溶解時の混液をp H5,5程度の酸性
とするリン酸塩、サク酸塩などの溶解促進剤の粉末を微
量含んでおり、更にムコ多糖類などその他の粉末成分を
も含んでいる。
活用粉剤で、仔牛皮から得られ、コバルト照射などによ
る脱免疫処理を施された酸可溶性コラーゲンの粉末、塩
化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどから
なるリンゲル液成分を粉末にしたものを含む。又この組
織賦活用粉剤(1)は、前記コラーゲンの粉末の溶解を
促進するため、溶解時の混液をp H5,5程度の酸性
とするリン酸塩、サク酸塩などの溶解促進剤の粉末を微
量含んでおり、更にムコ多糖類などその他の粉末成分を
も含んでいる。
前記組織賦活用粉剤(1)は、1002の蒸溜水に刻し
、次のような成分を含むように構成でき7る。
、次のような成分を含むように構成でき7る。
・酸可溶性コラーゲンの粉末 1g・リン
ゲル液成分を粉末にしたもの 1y・ リン18
1!塩の粉末 0.0IP・ムコ
多糖類などその他の粉末成分 0.3y前記組織賦活
用粉剤(1)は、滅菌状態丁で真空バックされ、長期保
存に耐えるようにされている。
ゲル液成分を粉末にしたもの 1y・ リン18
1!塩の粉末 0.0IP・ムコ
多糖類などその他の粉末成分 0.3y前記組織賦活
用粉剤(1)は、滅菌状態丁で真空バックされ、長期保
存に耐えるようにされている。
前記組織賦活用粉剤(1)は、インブラント材(3)を
植設する直前において使用される。すなわち、第2図に
示す如く、注射器(4)を用いて、蒸溜水を前記容器(
2)内に注入し、前記組織賦活用粉剤(1)を溶解させ
、組織賦活用溶液(1a)を作る。次いで滅菌処理され
た多孔層を有するインブラント材(3)を前記容器(2
)内に投入し、これを組織賦活用溶液(1a)に浸漬さ
せ、再び容器(2)を密封状態とする(第3図)。その
後前記注射器(4)を用いて、容器(2)内の空気を吸
引して、容器(2)内を減圧状態とする(第4図)。
植設する直前において使用される。すなわち、第2図に
示す如く、注射器(4)を用いて、蒸溜水を前記容器(
2)内に注入し、前記組織賦活用粉剤(1)を溶解させ
、組織賦活用溶液(1a)を作る。次いで滅菌処理され
た多孔層を有するインブラント材(3)を前記容器(2
)内に投入し、これを組織賦活用溶液(1a)に浸漬さ
せ、再び容器(2)を密封状態とする(第3図)。その
後前記注射器(4)を用いて、容器(2)内の空気を吸
引して、容器(2)内を減圧状態とする(第4図)。
かくしてインブラント材(3)の多孔層には組織賦活用
溶液(1a)が浸入し、インブラント材(3)の表面は
組織賦活用溶液(1a)が榎うこととなる。
溶液(1a)が浸入し、インブラント材(3)の表面は
組織賦活用溶液(1a)が榎うこととなる。
このようにしてコラーゲンを付着させたインブラント材
(3)は所望の箇所に植設される。前記インブラント材
(3)としては、少なくとも表面層に多孔層(ポーラス
層)を有するものを採用するとよいが、例えばセラミッ
ク製インブラント材(3)においては、その焼結時に適
度の気孔率を有する多孔層を全体にわたって形成するこ
とは容易である。又チタン系インブラント材、ニッケル
クロム系インブラント材などの金属製インブラント材(
3)においては、溶射膜被覆により、その溶射膜を多孔
質構造とすることができる。
(3)は所望の箇所に植設される。前記インブラント材
(3)としては、少なくとも表面層に多孔層(ポーラス
層)を有するものを採用するとよいが、例えばセラミッ
ク製インブラント材(3)においては、その焼結時に適
度の気孔率を有する多孔層を全体にわたって形成するこ
とは容易である。又チタン系インブラント材、ニッケル
クロム系インブラント材などの金属製インブラント材(
3)においては、溶射膜被覆により、その溶射膜を多孔
質構造とすることができる。
本発明方法は、上記実施例に1例が示されるように、脱
免疫処理を施した酸可溶性コラーゲンの粉末を含む組織
賦活用粉剤(1)を容器(2)内に保存シ、所望時にこ
れを溶解した後インブラント材(3)に付着させること
を特徴とするものであるが、上記実施例に示す外、種々
の態様に構成することができる。
免疫処理を施した酸可溶性コラーゲンの粉末を含む組織
賦活用粉剤(1)を容器(2)内に保存シ、所望時にこ
れを溶解した後インブラント材(3)に付着させること
を特徴とするものであるが、上記実施例に示す外、種々
の態様に構成することができる。
例えば、前記組織賦活用粉剤(1)に粉状アパタイトを
混合し、インブラント材(3)にコラーゲンの付着と同
時に、アパタイトの付着を行えるようにすることができ
る。
混合し、インブラント材(3)にコラーゲンの付着と同
時に、アパタイトの付着を行えるようにすることができ
る。
又前記組織賦活用粉剤(1)中には、リンゲル液成分が
含まれないようにし、その溶解を蒸溜水に代えて、リン
ゲル液により行えるようにしてもよい。
含まれないようにし、その溶解を蒸溜水に代えて、リン
ゲル液により行えるようにしてもよい。
又インブラント材(3)を多孔層を有しない構成とし、
組織賦活用溶液(1a)を塗布などによってインブラン
ト材(3)に付着させてもよい。
組織賦活用溶液(1a)を塗布などによってインブラン
ト材(3)に付着させてもよい。
又インブラント材(3)としては、バイオセラミックに
モリブデン、チタンなどの金属、又はセラミックをコー
ティングしたものを採用することができる。
モリブデン、チタンなどの金属、又はセラミックをコー
ティングしたものを採用することができる。
更にコラーゲンを付着したインブラント材(3)を即時
使用する外、これを冷凍保存して任意の時に使用しても
よい。
使用する外、これを冷凍保存して任意の時に使用しても
よい。
本発明方法は、上記構成を有するので、コラーゲンを粉
末状態で長期保存でき、その変質を防ぐことができるの
で、インブラント材に付着されたコラーゲンを最良の状
態とすることができる。従来の如く液状にして、コラー
ゲンを保存しておくと、変質し易く、特に高温において
変質し易く、インブラント材に付着されたコラーゲンの
品質に十分な信頼を置くことができないが、本発明によ
ればこれを改−善することかできるのである。
末状態で長期保存でき、その変質を防ぐことができるの
で、インブラント材に付着されたコラーゲンを最良の状
態とすることができる。従来の如く液状にして、コラー
ゲンを保存しておくと、変質し易く、特に高温において
変質し易く、インブラント材に付着されたコラーゲンの
品質に十分な信頼を置くことができないが、本発明によ
ればこれを改−善することかできるのである。
又本発明方法によれば、所望時に容器内の組織賦活用粉
剤を蒸溜水やリンゲル液などによって溶解し、且つこれ
をインブラント材に付着さ 。
剤を蒸溜水やリンゲル液などによって溶解し、且つこれ
をインブラント材に付着さ 。
せることかできるので、取扱いに便利である。
本発明方法に使用する本発明の組織賦活用粉剤(1)は
、上記実施例に1例が示されるように、脱免役処理を施
した1俊叶溶性コラーゲンの粉末、リンゲル7eLPy
、分を粉末にしたものを含み、且つこれを容器(2)内
に真空バックしたことを特徴とするものであるので、コ
ラーゲンを粉末状態且つ真空状態で長期保存でき、その
変質を確実に防ぐことができる。この結果インブラント
拐に付着されたコラーゲンを最良の状態とすることがで
きる。
、上記実施例に1例が示されるように、脱免役処理を施
した1俊叶溶性コラーゲンの粉末、リンゲル7eLPy
、分を粉末にしたものを含み、且つこれを容器(2)内
に真空バックしたことを特徴とするものであるので、コ
ラーゲンを粉末状態且つ真空状態で長期保存でき、その
変質を確実に防ぐことができる。この結果インブラント
拐に付着されたコラーゲンを最良の状態とすることがで
きる。
又本発明によれば、蒸溜水によって組織賦活用粉剤を溶
解することができるので、使用に極めて便利である。
解することができるので、使用に極めて便利である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図乃至第4図は夫々
本発明方法の説明図である。 (li−一組織賦活用粉剤 (2) −−一容器(3
) −−−インブラント材 代理人弁理土石原 勝
本発明方法の説明図である。 (li−一組織賦活用粉剤 (2) −−一容器(3
) −−−インブラント材 代理人弁理土石原 勝
Claims (2)
- (1)脱免疫処理を施した酸可溶性コラーゲンの粉末を
含む組織賦活用粉剤を容器内に保存し、所望時にこれを
溶解した後インブラント材に付着させることを特徴とす
るインブラント材にコラーゲンを付着させる方法。 - (2)脱免疫処理を施した酸iJ溶性コラーゲンの粉末
、リンゲル液成分を粉末にしたものを含み、且つこれを
容器内に真空バックしたことを特徴とするインブラント
材にコラーゲンを付着させる方法に使用する組織賦活用
粉剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58025995A JPS59151951A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | インプラント材にコラ−ゲンを付着させる方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58025995A JPS59151951A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | インプラント材にコラ−ゲンを付着させる方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151951A true JPS59151951A (ja) | 1984-08-30 |
JPS6213016B2 JPS6213016B2 (ja) | 1987-03-23 |
Family
ID=12181295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58025995A Granted JPS59151951A (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | インプラント材にコラ−ゲンを付着させる方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151951A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051091A (en) * | 1990-10-17 | 1991-09-24 | Rosenfeld Philip J | Simplified dental implant operation |
US5344457A (en) * | 1986-05-19 | 1994-09-06 | The University Of Toronto Innovations Foundation | Porous surfaced implant |
JP2013537074A (ja) * | 2010-09-16 | 2013-09-30 | バイオテクノロジー インスティチュート、アイ エムエーエス ディー、 エス.エル. | カルシウムを有する表面を備えるインプラント、及びインプラントの表面を修飾して当該表面にカルシウムを付与する方法 |
WO2016068228A1 (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-06 | 株式会社高研 | 薬剤徐放担体及び薬剤徐放方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366218U (ja) * | 1989-10-24 | 1991-06-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57125745A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-05 | Yoshizumi Asakura | Implant material |
-
1983
- 1983-02-17 JP JP58025995A patent/JPS59151951A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57125745A (en) * | 1981-01-27 | 1982-08-05 | Yoshizumi Asakura | Implant material |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5344457A (en) * | 1986-05-19 | 1994-09-06 | The University Of Toronto Innovations Foundation | Porous surfaced implant |
US5051091A (en) * | 1990-10-17 | 1991-09-24 | Rosenfeld Philip J | Simplified dental implant operation |
JP2013537074A (ja) * | 2010-09-16 | 2013-09-30 | バイオテクノロジー インスティチュート、アイ エムエーエス ディー、 エス.エル. | カルシウムを有する表面を備えるインプラント、及びインプラントの表面を修飾して当該表面にカルシウムを付与する方法 |
WO2016068228A1 (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-06 | 株式会社高研 | 薬剤徐放担体及び薬剤徐放方法 |
JPWO2016068228A1 (ja) * | 2014-10-29 | 2017-04-27 | 株式会社高研 | 薬剤徐放担体及び薬剤徐放方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213016B2 (ja) | 1987-03-23 |
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