JPS59151921A - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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Publication number
JPS59151921A
JPS59151921A JP284584A JP284584A JPS59151921A JP S59151921 A JPS59151921 A JP S59151921A JP 284584 A JP284584 A JP 284584A JP 284584 A JP284584 A JP 284584A JP S59151921 A JPS59151921 A JP S59151921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
welded
heating element
plate
stainless steel
Prior art date
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Granted
Application number
JP284584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6210645B2 (ja
Inventor
岡田 勝郎
山中 司一
健治 岡村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP284584A priority Critical patent/JPS59151921A/ja
Publication of JPS59151921A publication Critical patent/JPS59151921A/ja
Publication of JPS6210645B2 publication Critical patent/JPS6210645B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家庭の電気湯沸し器に関するものである。
従来この種の電気湯沸し器には、アルミニウム製の容器
が一般に用いられていたが、この場合、耐食性が極めて
悪いという問題があった。この耐食性を同上するため、
一部に5US304等のステンレス鋼を用いたものもあ
ったが、この場合、第5図に示すように、筒体イと底板
口を重ね合せ、端部−・を母材溶接するようにしていた
。この場合、重ね合せ部には隙間二が生じるため、ステ
ンレス材を用いても湯沸し等を行うとその部分に隙間腐
食が生じるという欠点を有していた。またステンレスの
場合、熱伝導が悪く、正確な温度制御が困難であった。
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、容器の耐
食性を高めるとともに、湯温制御の確実な電気湯沸し器
を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、板体を筒形に形成
し、この継ぎ目を母材溶接した容器胴体の下端部と板体
の底板の外周端を突き合せて係合し、この係合部を母材
溶接した容器の下部に発熱体を設け、この発熱体の上方
近傍にサーモスタンドを設け、前記容器の板材に、炭素
が0.02%以下で15〜19−%のクロームと0.5
〜2.5%のモリブデンを含有する極低炭素のフェライ
ト系ステンレス鋼板を用いたもので、容器胴体が板材か
ら形成され、かつ底板との溶接がなされるので、容器加
工が簡易であり、かつ溶接隙間を有しないので、耐食性
が高く、しかもこの容器がフェライト系のステンレス鋼
板であるため、熱伝導が良く、かつ発熱体の上方近傍に
サーモスタットが設けられているので、適確な湯温制御
と、異常過熱を防止することができるものである。
以下、本発明の実施例を第1図〜第4図にもとづいて説
明する。
1は外ボデーであシ、この外ボデー1の上端に載置され
た注口20段部3にゴムバッキング4を介して有底円筒
状の容器5が取付けられ、取付金具6が底蓋7にねし結
合されている。
8は容器5の側壁に貫通して設けられた水位ゲージ、9
は容器5の下部外周面に取付けられた発熱体である。1
0は発熱体90通電を制御するサーモスタットであり、
発熱体9の上方近傍に位置して容器5の側壁に取付けら
れている。11は温贋ヒーーズであシ、容器6の底面に
設けられている。12は上蓋であシ、内部にベローズポ
ング13を内装し、押板14によシ抑圧された空気が中
蓋15を介して容器5内へ送られ、容器5内の湯が吸上
管16.吐出管17を通って注ぎ出る構成としている。
18はシールバッキングである。
容器6は板材をロール加工して筒状とし、継ぎ目19を
アーク溶接し、下端面全周を内方へ断面り字状に折曲げ
形成されたフランジ部20を有する容器胴体21と、板
材を皿状に絞シ加工した底板22とによシ形成されてい
る。容器胴体21と底板22の結合は容器胴体21のフ
ランジ部20の端面23に底板22の立上シ壁24を係
合するとともに、立上シ壁24の上端面26をクラック
部2oよシやや上方へ突出するように配置し、その部分
をアーク溶接等で母材溶接すると、立上り壁24の上端
部が溶け、更にクラック部20の端面23も溶けて母材
溶接される。この結果、溶接部26の肉厚Aは第3図に
示すように容器胴体21および底板22の板厚よシ厚肉
に形成される。
また容器胴体21.底板22の板材は炭素が0.02%
以下で15〜19%のクロームを含有すル極低炭素のフ
ェライト系ステンレス鋼に0.5〜2.5%のモリブデ
ンおよび0.2〜1.0%のニオブまたはチタンを含有
するステンレス鋼板が用いられている。
以上のように構成された本発明の実施例においては、次
のような作用効果を有するものである。
(1)容器6を構成する容器胴体21は板材から形成さ
れ、継ぎ目が母材溶接されるので、加工が容易であり、
かつ底板22の溶接は突き合わせて溶接されるため、容
器6の内面には従来例のような隙間が生ずることはない
。また、突合せて底板22が溶接されるので、溶解して
凝固する時に溶接クラックを生ずることがなく、耐食性
が低下しない。また、容器6の材料は極低炭素でモリブ
デンを含有するステンレス鋼板であるため、溶解時に炭
素の析出が少なく、かつモリブデンの作用によシ炭素の
析出を抑制することができ、その結果、粒界腐食を低下
させることができるという効果も有する。
(2)サーモスタット1oは発熱体9の上方近傍に位置
して容器6の側壁に設けられているので、発熱体9によ
シ加熱された容器5内の湯温を敏感に感知する。特に容
器5は極低炭素のフェライト系ステンレス鋼板が用いら
れているので、5US304等のオーステナイト系ステ
ンレスに比べ熱伝導が良好であり、その結果、湯温を敬
服にとらえて温度制御の精度を高めることができる。ま
た容器5内に水を入れずに発熱体9に通電した場合には
、容器6が熱伝導良好なフェライト系ステンレス鋼板で
構成されているとともに、発熱体9の上方近傍にサーモ
スタット1oが配設されているので、速やか妃温度を感
知して作動し、異常加熱を防止することができる0 以上の説明から明らかなように、本発明の電気湯沸し器
は、容器の加工が容易で、かつ耐食性が高く、しかも正
確な温度制御によシ湯温を制御することができる。とと
もに、異常加熱をも防ぐ安全性を有する等の種々のすぐ
れた効果を奏するものである。
なお、上記実施例の容器は、容器胴体の下端をL字状に
折曲げて7ランジ部を形成し、このフランジ部を底板の
立上シ壁と係合させて母材溶接をしたが、保合の形態は
この実施例に限らず、保合部が母材溶接されたとき、そ
の溶接部に隙間が住しないものであればよいものである
)この場合、重要な点は容器を形成する板材がクローム
、モリブデンを含むフェライト系ステンレスであり、か
つ発熱体の上方近傍にサーモスタンドが設けられている
点にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器の一部欠
截断面図、第2図は同容器の斜視図1.第3図は同容器
の要部拡大断面図、第4図は同容器の要部断面図、第6
図は従来における電気湯沸し器の一部を示す断面図であ
る。 5・・・・・・容器、9・・・・・・発熱体、1Q・・
・中サーモスタンド、21・;・・・・容器胴体、22
・・・・・・底板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名品 
1 図 第 2 図 第 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板体を筒形に形成し、この継ぎ目を母材溶接した容器胴
    体の下端部と板体の底板の外周端を突き合せて係合し、
    この保合部を母材溶接した容器の下部に発熱体を設け、
    この発熱体の上方近傍にサーモスタットを設け、前記容
    器の板材に炭素が0.02%以下で16〜19%のクロ
    ームと0.5〜2.5%のモリブデンを含有する極低炭
    素のフェライト系ステンレス鋼板を用いたことを特徴と
    する電気湯沸し器。
JP284584A 1984-01-11 1984-01-11 電気湯沸し器 Granted JPS59151921A (ja)

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JP284584A JPS59151921A (ja) 1984-01-11 1984-01-11 電気湯沸し器

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JP284584A JPS59151921A (ja) 1984-01-11 1984-01-11 電気湯沸し器

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Publication Number Publication Date
JPS59151921A true JPS59151921A (ja) 1984-08-30
JPS6210645B2 JPS6210645B2 (ja) 1987-03-07

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ID=11540737

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JP284584A Granted JPS59151921A (ja) 1984-01-11 1984-01-11 電気湯沸し器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7843298B2 (en) 2004-12-27 2010-11-30 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd Power distribution transformer and tank therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7843298B2 (en) 2004-12-27 2010-11-30 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd Power distribution transformer and tank therefor
US8143985B2 (en) 2004-12-27 2012-03-27 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Power distribution transformer and tank therefor
US8432244B2 (en) 2004-12-27 2013-04-30 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Power distribution transformer and tank therefor

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JPS6210645B2 (ja) 1987-03-07

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