JPS5914815B2 - カセツトを使用する磁気録音再生機の選曲装置 - Google Patents

カセツトを使用する磁気録音再生機の選曲装置

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JPS5914815B2
JPS5914815B2 JP58050532A JP5053283A JPS5914815B2 JP S5914815 B2 JPS5914815 B2 JP S5914815B2 JP 58050532 A JP58050532 A JP 58050532A JP 5053283 A JP5053283 A JP 5053283A JP S5914815 B2 JPS5914815 B2 JP S5914815B2
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JP
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push button
actuator
excitation coil
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music selection
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五紀 伴
一憲 望月
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Sekoh Giken KK
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • G11B15/103Manually-operated control; Solenoid-operated control electrically operated

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カセットを使用する磁気録音再生機の選曲装
置の改良された技術を提供することが目的である。
251般に、キュー若しくはレビューのモードにおいて
選曲を行なう場合には、対応する押釦を押圧することに
より、それぞれのモードにおける選曲が実施されている
しかしこのときに、キュー若しくはレビューのモード転
換を行なう押釦と、当30該モードにおいて選曲を行な
う押釦は同じ押釦であることが使用時に有効である。し
かし同じ押釦を利用すると、モード転換動作であるか若
しくは選曲動作であるかを区別する為に、1個の電気ス
イッチが必要となるので、操作が錯雑となる欠点35が
ある。本発明装置は、上記した欠点を除去することに成
効したもので、例えば、キュー・モード指令の押釦を短
時間(0.3秒位)押圧すると、キユーモードにおいて
1曲だけ飛越して次曲が再生され、又N回押圧すると、
N曲だけ飛越して次の曲目より再生される。
又押釦を1秒位以上長く押圧していると、自動的にキユ
ーモードに転換し、押釦より手を離すと、スプリングバ
ツクして再生モードに復帰する装置が得られる。レビユ
一のモードにおいても事情は全く同様である。次に以上
の効果を有する本発明装置を実施例について詳細を説明
する。
第1,2図は、本発明を実施する為の選曲手段の1例を
示したものである。第1図は、力セツトを使用する磁気
録音再生機の選曲の為の要部のみを示したものである。
デツキ(図示せず)には、支持台1がスリツト2a,2
b,2c及び案内ピンにより滑動するように支持されて
いる。支持台1には磁気ヘツド6が載置され、支持台1
はスプリング9a,9bにより弾撥されているが、ワイ
ヤスプリング16に押釦杆12cに植立した当接ピン1
7が当接することにより再生位置に定位されている。押
釦杆12cが後退すると、支持台1も被装着力セツト(
記号3で点線が示されている。)より後退して、デツキ
に植立した当接ピン5に当接して停止する。この位置で
は、磁気ヘツド6は磁気テープより離間し、ピンチロー
ラー7もキヤプスタン(図示せず)より離間して非再生
位置となるものである。支持台1に設けた支軸8−1に
はレバー8が支承さへ図示しないスプリングにより矢印
B方向に弾撥されている。レバー8の遊端部にはピンチ
ローラー7が支承され、キヤプスタンに、磁気テープ(
図示せず)を挟持して圧接されている。本体に固定した
フレーム10には、モード転換指令の為の押釦11a,
11b,・・・,11fを備えた押釦杆12a,12b
,・・・,12fが図示しないスプリングにより矢印A
方向に弾撥されて、又滑動できるように支持されている
係止板13は左右に滑動できるように、又スプリング1
4aにより左方に弾撥されてフレーム10に支持されて
いる。上述した部材は機械的な択一選択装置を構成して
いるので、任意の押釦を押圧することにより、他のすで
に係止板13に設けた係止ピン例えば記号13cで示す
ものにより係止された押釦杆12cの係止作用が解除さ
れるようになつている。図示の状態は押釦11c(再生
モード用)が押圧されて係止されていることを示すもの
で、押釦杆12cに植立した当接ピン17は、ワイヤス
プリング6を押圧している。ワイヤスプリング16の弾
撥力はスプリング9a,9bの弾撥力より大きいの一で
、支持台1は力セツト3の方向に押圧さ八当接ピン5a
に当接して再生位置となり、再生が行なわれているもの
である。ワイヤスプリング16は、支持台1に設けた支
持ピン16a,16bにその両端が遊嵌しているもので
ある。又上記した再生位置では、周知のアイドラーシス
テムにより、スリツプ機構を介して巻きとりリール(図
示せず)が駆動されて磁気テープを巻きとつている。次
に押釦11dを押圧すると、押釦杆12dは、係止レバ
ー13により係止されるとともに、その先端により電気
スイツチ18が押圧されて電源スイツチが開かれる。
又同時に押釦杆12cが復帰するので、支持台1は、ス
プリング9a,9bにより後退する。従つて磁気ヘツド
6、ピンチローラー7はそれぞれ磁気テープとキヤプス
タン(図示せず)より離間する。電源が開かれるので、
すべての作動が停止して停止モードに転換される。次に
押釦11aを押圧すると、押釦杆12aが係止されて、
押釦杆12dが復帰するので電源が投入される。又同時
に祠r口杆12aを介して周知のアイドラーシステムが
作動して巻きとりリールが高速で回転せしめられるので
早送りのモードに転換される。かかるアイドラーシステ
ムが記号19で示されている。このときに支持台1は後
退したまま保持されているので再生は行なわれない。次
に押釦11bを押圧すると、押釦杆12aは復帰し、押
釦杆12bはアイドラーシステム20を作動せしめる。
アイドラーシステム20は、繰り出しリールを高速で回
転して磁気テープを巻きとる周知のシステムなので、巻
き戻しのモードに転換される。再生が行なわれないこと
は勿論である。次に押釦11cを押圧すると、押釦杆1
2bが復帰して、当接ピン17、ワイヤスプリング16
を介して支持台1は前進して再生モードとなる。この状
態で、次に押釦11eを押圧すると、押釦杆12eが前
進するので、押釦杆12eの先端により、アイドラーシ
ステム19が作動せしめられる。従つて早送りと同様に
巻きとりリールが高速で駆動される。又このときに支持
台1は若干だけ後退せしめられる。この機構を次に説明
する。本体底面に殖立した支軸21−1にはレバー21
が支承され、レバー21の左端に設けた当接ピン21a
は、支持台1の前縁に当接する位置にある。レベ一21
の右端に設けた当接ピン21bは、押釦12e,12f
のそれぞれの突出部22と23に当接する位置にある。
押釦杆12e若しくは12fが、押釦11e111fの
押圧により前進すると、突出部22若しくは23が当接
ヒソ21bを押圧するので、レノ←21は回転する。従
つて当接ピン21aは支持台1を押圧して、ワイヤスプ
リング16の弾撥力に抗して所定距離たけ後退せしめる
。この距離は次の如く設定されているものである。即ち
磁気ヘツド6は小さい圧力で磁気テープに接しているが
、ピンチローラー7は当接ピン8aを介して、支持台1
とともに後退してキヤプスタンと離間して保持される。
かかる状態では、磁気テープは巻きとりあるいは繰り出
しリールの回転速度により早送り若しくは巻き戻しされ
、しかも走行抵抗が小さくなつているものである。前述
したように、押釦11eを押圧して、押釦杆12eに植
立した当接ピン14がフレーム10に当接せしめられる
と、支持台1は設定距離だけ後退し、再生出力が得られ
ながら早送りされる。
即ちキユ一のモードとなるものである。押釦11eより
手を離すと、すべての機構が復帰して再生モードに復帰
する。次に押釦11fを当接ピン15がフレーム10に
接するまで押圧すると、押釦杆12fの端部により、ア
イドラーシステム20が作動せしめられるので巻き戻し
が行なわれるとともに、支持台1が設定距離だけ後退し
てレビユ一のモードに転化するものである。又押釦11
fより手を離せば再生に復帰する。以上の説明は周知の
レビユ一、キユ一のモード転換装置を備えた磁気録音再
生機の説明で、本実施例においては、かかる機構を殆ん
ど改造することなく選曲作動を行なう構成が得られるも
のである。尚第1図では選曲に関連する機構のみが示さ
れ、他は省略して図示していない。又押釦杆12a,1
2b,・・・,12fは本体に,底面に、即ち支持台1
、力セツト3の裏面に設けられているものである。又支
持台1が後退する側に押釦11a,11b,・・・,1
1fがあるが、これ等を、支持台1の前進する側に設け
ても本発明を実施することができるものである。本発明
の要部を説明する前に、記号29,36で示す支持台1
の制御装置を第2図とともに説明する。プラスチツク成
型品で作られた筐体29には、軟鋼製のヨーク39(コ
型に析曲されている。)と軟鋼製ヨーク39bが固定さ
れている。ヨーク39と39bは矩形で閉じられている
。上下に円形のつばを備え、巻き芯部43aが中空とな
つているボビン43には、励磁コイル39aが装着され
ている。ヨーク39bの中央には円孔39cが設けらへ
この円孔39cを貫挿して、円柱状の作動子(軟鋼製
)40が貫挿されている。図示の状態では磁路が開かれ
ているが、作動子40が右力に進行して、作動子40の
右端がヨーク39の39d部に密着すると、磁路が完全
に閉じて、作動子40は強く吸着して鎖錠されるもので
ある。かかる形式の電磁装置の場合には、その吸着力が
大きく、12ボルト50ミリアンペアの励磁電流でも、
800グラム電位となり、その全体の大きさも15×3
0×10ミリメートル位で構成できる利点がある。この
理由は、磁路が完全に閉じられる以外に次に述べること
によるものである。即ち吸着時において円孔39cと作
動子40とは強く吸着され、この摩擦力が又鎖錠する力
を倍加するからである。筐体29は、空孔29a,29
b,29cにより、本体にビス止めされている。
又記号42で示す部分は電気スイツチ部で、第3図で後
述する切換スイツチ46が収納さ槓導出端子が記号42
bで示されている。電気スイツチ42の作動子36が左
右に滑動すると、上記した切換スイツチ46が切換えら
れるようになつている。作動子36の右端の折曲部36
−2は、作動子40の左端の凹部と係合しているので、
作動子36と40は連動して左右に移動する。筐体29
の延長部29dに植立した支軸26−1には、レバー2
6が支承され、図示しないスプリングにより矢印C方向
に弾撥されている。レバー26の一端は作動子36の左
端と連結ピン26aにより回動自在に連結され、レバー
26の左端は、支持台1に植立した当接ピン27に当接
している。レビユ一、キユーモードのときに、支持台1
が後退したときには、レバ・−26は反時計方向に回転
して、作動子40がヨーク39の39d部に接して停止
するが、早送り、巻き戻しのモードで、支持台1が更に
大きく後退すると、当接ピン27は、レバー26の左端
より離間して支持台1の後退を妨げることはない。作動
子40と支持台1とを直接連結しても支持台1の鎖錠が
できるが、レバー26を介在せしめた理由は上述した理
由によるものである。励磁コイル39aの通電を停止し
た状態で、押釦11e,11fを押圧すると慣用されて
いるキユ一 レビユ一のモードとなる。しかし励磁コイ
ル39aに通電した状態で、押釦11e,11fを押圧
すると、作動子40は吸着して係止されるので、当接ピ
ン27はレバー26に当接して復帰を阻止され、従つて
レビユ一、キユ一の状態に鎖錠されることになる。この
ときの励磁電流は12ボルト、50ミリアンペア位なの
で、僅少な電力で鎖錠が行なわれる効果がある。次に第
3図以下について選曲手段の説明をする。
第3図において、記号6は磁気ヘツドで、この再生出力
はプリアンプ43で増巾され、音量調整用ボリウム47
を介してメ有ンアンプ44に入力される。この出力はス
ピーカー45より音声出力として得られるようになつて
いる。上述した構成は周知の力セツトを使用する磁気録
音再生機の電気回路の要部で、ステレオの場合には同様
な回路が2組設けられているものである。切換スイツチ
46を切換えると、プリアンプ43の出力は増巾回路4
8で増巾さ八ダイオード49で整流され、次にコンデン
サー50で平滑化さべ抵抗50aを介して増巾回路51
で増巾されて端子52より直流電力が得られる。この出
力が第3図の励磁コイル39aに入力されている。ステ
レオの場合には両チヤンネルの出力が端子52よりとり
出せるように構成されるものである。ダイオード49、
コンデンサー50、抵抗50aは時定数回路(遅延回路
と考えてもよい。)で、入力が引続いてある間は、端子
52の出力はほぼ一様な直流出力となり、所定時間を越
えて入力が中断すると始めて端子52の出力は零となる
ものである。従つて1つの曲目の再生されているときに
は、端子52の出力は連続して得られているが、曲目間
の無信号帯がくると、端子52の出力は消滅するように
構成されている。次に第4図について、時定数回路49
,50,50a以降の回路の詳細について説明する。
記号53−1,53−2は直流電源端子である。端子5
2(第3図)の出力は第4図の端子54−1より入力さ
れるので、トランジスター57,58が導通して励磁コ
イル39aが通電される。記号60で示すものは手動ス
イツチで本体にパネル前面に第1図の押釦群とともに設
けられるものである。この電気スイツチ60を閉成した
状態で、第1図の押釦11cを押圧して再生モードとし
た後に、押釦11eを押圧すると、キユ一のモードとな
り、しかも前述したように、レバー26は矢印C方向に
回転して、作動子40は吸着して係止される。従つてレ
バー26も係止されるので、当接ピン27を介して支持
台1は設定距離だけ後退して鎖錠される。このときに励
磁コイル39aは、第3図、第4図について説明したよ
うに、音声出力により励磁されている。当該曲目の再生
が終了して次の曲目との間の無信号帯がくると、第3図
の端子52の出力が消滅するので、作動子40の係止が
解除される。従つて支持台1はワイヤスプリング16の
作用で再生位置に自動的に復帰するので、次の曲目の頭
初より聴取することができる効果を有するもので、選曲
の為には押釦11eを1回押圧すると、当該曲目が1曲
だけ飛越して次の曲目が聴取できるものである。上述し
た過程において、作動子40がヨーク39の39d部に
吸着されたとき即ち支持台1が設定距離だけ後退してい
るときには、第2図の電気スイツチ42に収納されてい
る切換スイツチ46(第3図示)はスピーカー45の出
力を断ち、端子52より出力が得られるように切換えら
れ、作動子40が左力に移動した再生中においてはスピ
ーカー45より全出力が得られるように切換えられるよ
うに構成されている。又第3図に示した抵抗46aは、
レビユ一、キユ一のモードのとき及び選曲中に若千の出
力をスピーカー45より得ることができるようにする為
のものである。又再生モードのときに、押釦1゛2fを
押圧すると、レビユーモードとなり、支持台1は設定距
離だけ後退し、第2図の電気スイツチ42が作動して、
第3図の切換スイツチ46を切換えるので、励磁コイル
39aが通電されて、上記した状態が保持されている。
磁気テープは逆行しているので、当該曲目の始端までく
ると、無信号帯に侵入する。従つて第3図の端子52の
出力が消滅して、励磁コイル39aの通電が断たれて再
生に復帰するので選曲が完了するものである。上述した
選曲動作において、押釦11aは1回押圧して手を離す
ことにより選曲を自動的に行なつている。従つてキユ一
動作と異なるものである。即ちキユ一動作のときには、
押釦11eを押圧し続けることによりキユ一動作となり
、押釦11eより手を離すことにより当該動作を停止す
るものである。従つて選曲の場合には、押釦11eを一
時的に押圧することにより、アイドラーシステム19を
キユ一と同じ状態に保持せしめる機構が必要となる。又
この保持状態は再生に復帰すると同時に解除されなけれ
ばならない。かかる手段の一つの実施例が第6図に示さ
れている。第6図は押釦11e、押釦杆12e、アイド
ラーシステム19に関連する部分のみが示されている。
本体に設けた支軸72−1には、レバー72が図示しな
いスプリングにより矢印E力向に弾撥されて支持されて
いる。記号72bは本体に設けた当接ピンで、レバー7
2の回転を抑止している。記号73はレバーの遊端部の
みを示すもので、このレバーは右力に移動せしめられて
、点線73aの位置とすることにより、アイドラーシス
テム19が作動してキユ一のモードに転化せしめられる
ように周知の方法により構成されている。押釦11eを
押圧して、押釦杆12eが右方に進行すると、レバー7
3もその端部により押圧されて右方に移動する。又第1
゛図のレバー21の作用で、支持台1は第6図において
左方に設定距離だけ後退する。図示の位置はこの後退し
た位置を示している。更に押釦11eを押圧すると、レ
バー73は点線73aの位置まで移動して、レバー72
の右端の斜面72aを乗越えて、レバー72の右端によ
り係止される。従つてキユ一のモードが保持されるもの
である。このときに第1図の電磁装置のレバー26は鎖
錠されて、支持台1も第6図示の位置即ちキユーモード
の位置に保持されている。選曲の終了とともに励磁コイ
ル39aの通電が断たれるので、支持台1は右方に前進
して再生位置となる。従つてレバー72は時計方向に回
転して、レバー72の係止を解除するのでレバー73a
を73の位置まで復帰する。従つてアイドラーシステム
19も復帰するものである。もし励磁コイル39aの通
電が無ければ、押釦杆12eの復帰とともに、支持台1
も再生位置に復帰するので上述した保持作用はない。こ
の場合がキユーモードに相当するものである。レビユー
モードのときにも同様の手段が採用される。この場合に
、レバー72は共通に利用することもできるが、別個に
設けてもよい。押釦11fを押圧することにより、レビ
ユーモードのアイドラーシステム20(第1図示)が作
動して、そのままに保持され、支持台1が再生位置に復
帰するとともに、アイドラーシステム20も自動的に復
帰するようにすればよいものである。第2図示の電磁装
置は他の同様な手段即ちレバー26が反時計力向に回転
したときに磁路が閉じられて鎖錠さへ励磁コイル39a
の通電が断たれると、レバー26が復帰するとともに磁
路が開かれる電磁装置であれば他の手段を採用すること
ができる。又第2図に示すように、作動子40に連動し
て電気スイツチ42を同一筐体内に設け、又筐体29の
延長部29dにレバー26の支軸26−1を設けること
により、レバー26及び電気スイツチ42を含んだ一体
の部品と考えられるので、各部品間の精度を保持し易く
、量産に適するものとなる特徴がある。更に又第1図に
示すレビユ一、キユ一のモード転換装置を備えた周知の
メカニズムに当接ピン27を付加するとともに第6図の
レバー72を付加するのみの変更で選曲装置が得られる
ので有効な技術手段を供与できる効果がある。当接ピン
27を支持台1に設けた突出折曲部とすると、プレス加
工によりレバー26の左端との当接部が構成できるので
尚有効である。第4図の電気スイツチ60を開いた状態
としておくと、励磁コイル39aは通電されないので、
押釦11f,11eを押圧しても鎖錠が行なわれない。
従つて周知のレビユ一とキユ一のモード転換を行なうこ
とができるものである。上述した実施例では、電気スイ
ツチ60の開閉により、レビユ一、キユ一のモードか、
あるいは選曲モードかの区別を行なう手段について説明
したが、本発明の要旨である第4図の電気スイツチ60
を除去する手段につき、第7図につき説明する。第7図
の制御回路において、端子78の入力は、第3図のダイ
オード49以後の出力である。
従つてトランジスター57,58の開閉は第4図の場合
と全く同様である。即ち音声出力のある間は励磁コイル
39aが通電され、曲目間の無信号帯がくると始めて励
磁コイル39aの通電が断たれるものである。切換スイ
ツチ75は、図示していないが、第1図の電気スイツチ
70と同じ位置に設けられているもので、押釦11e,
11fのいづれを押圧したときでも、レバー21の回転
により左方に切換えられて、励磁コイル39aが通電さ
れるものである。押釦11e,11fが押圧されないと
きには、コンデンサー74が充電されている。押釦11
e,11fを押圧すると切換スイツチ75は左側に切換
えられるとともに、レバー21(第1図示)により支持
台1は設定距離だけ後退するのでレビユ一若しくはキユ
一のモードに転換せしめることができる。このときに励
磁コイル39aが通電されるが、これは特に影響はない
。所定時間だけ押釦11e,11fを押圧して、レビユ
一若しくはキユ一を行なつた後に、押釦11e,11f
より押圧力を除去すると、切換スイツチ75は右方に切
換えられる。この切換えが行なわれたときには、コンデ
ンサー74は抵抗76を介して放電している。従つてダ
イオードJモVを介して、トランジスター57のベース電
圧が降下して不導通に保持されているので、励磁コイル
39aの通電も断たれている。従つて第1図のレバー2
6の鎖錠は行なわれることなく、支持台1は再生位置に
前進して再生が開始されるものである。上述した場合に
押釦11e,11fをみじかい時間押圧して手を離した
場合を考えてみると、このときまでに未だコンデンサー
74はあまり放電されていないので、電圧が高く、端子
78より入力された音声出力は、ダイオードJモVを介し
てバイパスされることがない。従つてコンデンサー50
の電圧はトランジスター57を導通せしめるに充分な電
圧となつているので、励磁コイル39aは通電されてい
る。従つて切換スイツーチ75が右側に切換えられても
、音声出力に、より励磁コイル39aが通電され、従つ
て第1図のレバー26は鎖錠されているので、支持台1
も当接ピン27により再生位置への復帰が阻止されてい
る。当該曲目の再生が終了して次の曲目との間の無信号
帯がくると、励磁コイル39aの通電が断たれるので、
レバー26の鎖錠が解除されて、支持台1は再生位置に
前進して再生が開始され選曲が終了するものである。以
上の説明より理解されるように、押釦11e,11fを
みじかい時間押圧すると選曲が行なわれ、コンデンサー
74、抵抗76で規制される時間を越えて押釦11e,
11fを押圧していると、レビユ一若しくはキユ一のモ
ードとなるもので、第5図の電気スイツチ60を省略で
きるので、選曲の手数を省き有効な手段を供与できるも
のである。次に押釦11e,11fを利用して任意の曲
数を飛越して次、の曲目を選択する手段について説明す
る。
第5図は所望の曲数を飛越して早送り若しくは巻き戻し
をして、次の曲目を冒頭より再生する装置に関するもの
である。端子63より正の信号が入力されると、コンデ
ンサー64の充電電流がトランジスター65のベースに
流れて、対応するコレクター電流によりコンデンサー6
8が放電される。又電気スイツチ70が切換えられると
、コンデンサー69の充電電流の分だけコンデンサー6
8は充電さ札電気スイツチ70が復帰すると、抵抗71
を介してコンデンサー69は放電される。コンデンサー
68の電荷即ち電圧は、電気スイツチ70の切換の回数
に比例して上昇する。上述した充電が少なくとも1回行
なわれると、トランジスター66のベース電流が得られ
て導通するので、トランジスター67も導通して励磁コ
イル39aが通電される。コンデンサー69を介するコ
ンデンサー68の充電電荷と、コンデンサー64を介す
るコンデンサー68の放電電荷の量はほぼ等しく設定さ
れている。電気スイツチ70は第1図において同一記号
で示されているもので、押釦11e,11fのいづれを
押圧しても、レバー21が一往復して回転するので、レ
バー21の左端により押圧されて開閉される電気スイツ
チとなつている。電気スイツチ70は、押釦11e,1
1fの押圧回数だけ開閉されるものである。例えばN曲
を早送りして選曲したい場合には、先ず押釦11eを1
回押圧すると、キユーモードに保持され、第5図のコン
デンサー68には所定量の電荷が蓄積され、又トランジ
スター66,67は導通して励磁コイルは通電される。
更にN−1回だけ押釦11eを押圧すると対応してコン
デンサー68は充電される。従つてキユ一のモードで早
送りが開始され、順次に到来する無信号地帯により、第
3図示の端子52より出力が得られる。第3図の回路に
点線51aで示す反転増巾回路を挿入すると、端子52
の出力は無信号帯の到来する.毎に正のパルス信号とな
る。この出力は第5図の端子63に入力されているので
、順次に到来する曲目と曲目の間の無信号帯がくる毎に
コンデンサー68は放電され、N回の放電が終了すると
、即ちN曲が早送りされるとコンデンサー68の電圧が
″消滅する。従つてトランジスター66,67は不導通
となり、励磁コイル39aの通電が停止して第1図と支
持台1のレバー26による鎖錠が解除されて再生に復帰
する。従つ炉再生モードに転化して次の曲目の冒頭より
聴取することができる特徴を有するものである。再生モ
ードのときに、押釦11fを押圧した場合は、巻き戻し
をして選曲する場合で、押釦11fを押圧するとレビユ
ーモードとなり、更にN−1回押圧すると、対応した数
だけ電気スイツチ70が開閉するので、コンデンサー6
8も対応して充電されるとともに励磁コイル39aが通
電される。
レビユ一のモードなので磁気テープは逆行し、N個の曲
目が巻き戻されると、第5図のコンデンサー68は完全
に放電して、励磁コイル39aの通電が停止される。従
つてすべては復帰して再生モードになり、次の曲目の冒
頭より聴取することができる特徴を有するものである。
以上の説明より判るように、押釦11e,11fの押圧
回数に対応した曲目だけ飛越して、次の曲目を選択して
聞くことのできる選曲を、早送り若しくは巻き戻しによ
り行なうことのできる効果を有するものである。
第5図の電気スイッチ62は、第4図の電気スイツチ6
0に対応するもので、これを閉じておくことにより選曲
が行なわれ、開くことにより、周知のレビユ一とキユ一
のモードとなるものである。
従つて前述したように、本発明の手段によれば電気スイ
ツチ62を除去することができるものである。即ち励磁
コイル39aとトランジスター67との間に切換スイツ
チ75(第7図示と同じ目的のもの)を設け、時定数回
路74,76を第7図と同様に接続し、ダイオードを介
して、端子64aに入力せしめることにより目的が達成
されるものである。以上の説明より判るように、本発明
によれば、冒頭において述べた目的が達成されて効果著
しきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置に使用された選曲装置の説明図、第
2図は同じくその電磁鎖錠装置の説明図、第3図は本発
明装置に使用される選曲装置の電気回路図、第4図は励
磁コイルの励磁回路図、第5図は記憶回路の回路図、第
6図はキユーモードの保持機構の説明図、第7図は本発
明装置の電気回路の要部の回路図をそれぞれ示す。 1・・・・・・磁気ヘツド6の支持台、7・・・・・ピ
ンチローラー 8・・・・・・レバー、2a,2b,2
c・・・・・・スリツト、3・・・・・・力セツト、5
,5a,21a,21b,8a,27,14,15・・
・・・・当接ピン、9a,9b,14a・・・・・・ス
プリング、16・・・・・・ワイヤスプリング、10・
・・・・・フレーム、13・・・・・・係止レバー 1
1a,11b,・・・,11f・・・・・・押釦、12
a,12b,・・・,12f・・・・・・押釦杆、70
,18・・・・・・電気スイツチ、21,26・・・・
・・レバー21−1,26−1・・・・・・支軸、29
,29a・・・・・・筐体、39,39b・・・・・・
ヨーク、40,36・・・・・・作動子、39a・・・
・・・励磁コイル、43・・・・・・ボビン、42・・
・・・・電気スイツチ、43・・・・・・プリアンプ、
44・・・・・・メインアンプ、48,51,51a・
・・・・・増巾回路、45・・・・・・スピーカー、4
7・・・・・・ボリウム、46・・・・・・切換スイツ
チ、49,50,50a・・・・・・時定数回路、57
,58,65,66,67・・・・・・トランジスター
、60,62,70・・・・・・電気スイツチ、68・
・・・・・記憶用コンデンサー 72・・・・・ルバ一
、75・・・・・・切換スイツチ、74,76・・・・
・・時定数回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1若しくは第2の押釦の押圧により移動せしめら
    れる作動子を介してそれぞれキュー若しくはレビューの
    モードに転換される装置と、励磁コイルの通電の制御を
    行なうことにより、前記した作動子を電磁的に吸着鎖錠
    して当該モードを保持する電磁鎖錠装置と、磁気テープ
    に記録された曲目間の無信号帯より得られる電気信号を
    介して励磁コイルの前記した通電の制御を解除して、電
    磁鎖錠装置による作動子の鎖錠も解除して、再生モード
    に復帰して選曲を行なうカセットを使用する磁気録音再
    生機において、励磁コイルの通電を制御するように、励
    磁コイルに直列に接続されたトランジスターと、前記し
    た作動子の移動と連動して切換えられる切換スイッチと
    、前記した第1若しくは第2の押釦が押圧されないで、
    作動子が移動しない状態において、前記した切換スイッ
    チを介して第1の作動状態が保持され、第1若しくは第
    2の押釦が押圧されて、作動子が移動したときに、前記
    した切換スイッチを介して、所定の遅延時間後に第2の
    作動状態が保持される時定数回路と、所望の曲目の選曲
    動作が行なわれている間は、前記したトランジスターの
    ベースが、選曲動作信号による制御が行なわれて、励磁
    コイルの通電を制御して、作動子を電磁鎖錠装置により
    鎖錠して保持し、選曲動作の終了とともに前記したトラ
    ンジスターのベース制御を行なつて、励磁コイルの通電
    を制御して、作動子の電磁鎖錠装置による鎖錠を解除す
    る装置と、第1の作動状態においては、前記した時定数
    回路は始点に保持され、その出力による前記したトラン
    ジスターに対する制御が遮断されて保持され、第1若し
    くは第2の押釦の押圧により、直ちに前記したトランジ
    スターの作動と無関係に、励磁コイルの通電を制御して
    電磁鎖錠装置による作動子の鎖錠が行なわれ、第1若し
    くは第2の押釦の復帰とともに鎖錠が解除され、第2の
    作動状態においては、前記した選曲動作信号によるトラ
    ンジスターの制御入力を、時定数回路の出力により遮断
    する制御回路とより構成されたことを特徴とするカセッ
    トを使用する磁気録音再生機の選曲装置。
JP58050532A 1983-03-28 1983-03-28 カセツトを使用する磁気録音再生機の選曲装置 Expired JPS5914815B2 (ja)

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