JPS59145067A - プラスチツク中空体の製造方法と装置 - Google Patents

プラスチツク中空体の製造方法と装置

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JPS59145067A
JPS59145067A JP1809583A JP1809583A JPS59145067A JP S59145067 A JPS59145067 A JP S59145067A JP 1809583 A JP1809583 A JP 1809583A JP 1809583 A JP1809583 A JP 1809583A JP S59145067 A JPS59145067 A JP S59145067A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック中空体の製造方法と装置に関し、
さらに詳しくはプラスチック中空体に充填された水エマ
ルノヨン塗料を排出する工程と装置を含む、内面塗膜が
被覆されたプラスチック中空体の製造方法と装置に関す
る。
有底プラスチック・そりノンより、延伸成形もしくは延
伸−吹込成形により形成されたボトル、例えば二軸延伸
−吹込成形ポリエチレンテレフタレートボトルは、ガス
・ぐリヤー性、透明性、耐衝撃性等の容器特性に優れて
おり、最近各種の内容品の収納用に実用化されつつある
。しかしビールや炭酸飲料等の加圧炭酸がスを含有する
内容物を充填、密封した場合、経時につれて炭酸ガスが
、若干ではあるが壁部を透過して失われ、一方酸素が、
若干ではあるが壁部を透過して侵入して、内容物のフレ
ーバが損ぜられ易い。
その対策としてパリソン又はボトルの内面および/′−
または外面に炭酸がスおよび酸素に対する・ぐリヤー性
の優れた塗膜、例えば塩化ビニリデン共重合体よりなる
塗膜を形成する方法が提案されている。
このような塗膜を形成する方法の一つとして、本発明者
は先きに特願昭57−182097号において、吹込成
形もしくは延伸−吹込成形ボトルを形成するだめの、塗
膜が被覆されたグラスチック有底・e IJソンの製造
方法であって、有底・やりノンの口部を上向きにした状
態で、乾燥塗膜がガス・< IJキャーを有する水ペー
ス塗料を、少なくとも支持リングのレベルまで・ヤリソ
ン内に充填し、充填された該塗料を排出した後、上記状
態で加熱エアを・e IJンノンに吹込んで、パリソン
内面に耐着残留した塗料の膜を乾燥することを特徴とす
る、塗膜が被覆された・ヤリノンの製造方法を提案した
。この方法は、従来の例えば口部が下向きになるように
・ぐリソンを倒立し、パリソン内部にノズルを挿入して
塗料を噴射した後、暫らく放置して内面に耐着した塗料
を流下させて排出し、その後パリノン内部に加熱エアを
吹込んで内面に耐着残留した塗料の膜を乾燥する方法等
のように、流下した塗料が口部近傍、特に口部端面に、
波状に、すなわち厚い部分と薄い部分を斑らに形成して
残って、乾燥後も口部近傍、特に口部端面に凹凸部を生
じ、そのためキャップを打栓した後の密封性が損われる
という問題が起り難いというメリットを有する。
しかしながら、塗料が水エマルソヨン塗料(以下塗料と
よぶ)の場合、充填された塗料を従来の方法で吸上げる
場合、次のような問題が起ることが判明した。
すなわち、(イ)吸上げ終了後、吸上げチューブ内に残
留した塗料が流下又は滴下して、塗料の排出が終って排
出ステーションから送出されるパリソンの口部、および
/または排出のため排出ステーションに送入されるパリ
ソンの口部、およびそれらのホルダーに不均一に付着し
易い。そのだめ密封性が損ねられたり、あるいは塗料の
PHが低い場合(PH助(約2の場合もある)は、ホル
ダーの金属部分を腐食し易い。以上の問題は特に高速作
業の場合に起り易い。(ロ)塗料が流下又は滴下した後
にも、吸上げチューブ内面には塗料膜が付着しているが
、この塗料が空気と接触することにより、凝固して、吸
上げ作業を繰返すうちに吸上げチューブが詰り易い。こ
の傾向は食品衛生上の観点から、食品安全性を有する乳
化剤(この種のものは一般に乳化効果が小さい)を、乳
化可能の範囲内でなるべく少量添加した塗料の場合に、
特に著るしい。
本発明は以上に述べた問題の解消を図ることを目的とす
る。
上記目的を達成するため、本発明はプラスチック中空体
の口部を上向きにした状態で、乾燥塗膜がガスバリヤ−
性を有する水エマルジヨン塗料を、所定のレベルまで該
グラスチック中空体内に充填し、充填された該塗料を上
記状態で排出した後、該グラスチック中空体の内面に剛
着残留した該塗料の膜を上記状態で乾燥する、内面塗膜
が被覆されたプラスチック中空体の製造方法であって、
該塗料の排出は、可撓性チューブをピンチ・オフおよび
ピンチ・オンすることによって開閉が行ナワれるバルブ
機構と、該バルブ機構の下方にあって垂下する排出チュ
ーブを備え、該排出チューブの内径と長さが、ピンチ芽
ンの状態において、内部に残留した該塗料が自然落下し
ないように定められた排出チューブ装置の該排出チーー
プを、該塗料が充填されたプラスチック中空体の底部近
傍まで挿入し、該プラスチ、り中空体の口部を閉鎖した
状態において、該バルブ機構をピンチ・オフし、閉鎖さ
れた該口部より加圧エアを送入して、該塗料を該排出チ
ューブを通って上昇させて、該塗料の大部分を排出した
後、該バルブ機構をぎンチ・オフする工程を含むことを
特徴とする内面塗膜が被覆されたプラスチック中空体の
製造方法を提供するものである。さらに本発明は、乾燥
塗膜ががスバリャー性を有する水エマルジヨン塗料を所
定のレベルまで、口部を上向きにしたグラスチック中空
体内に充填する装置、充填された該塗料を排出する装置
、および該フ0ラスチック中空体の内面に剛着残留した
該塗料の膜を乾燥する装置を備えた、内面塗膜が被覆さ
れたプラスチック中空体の製造装置であって、該排出装
置は、可撓性チューブをピンチ自オフおよびピンチ−オ
ンすることによって開閉が行なわれるバルブ機構と、該
バルブ機構の下方に位置して、その内径と長さが、ピン
チ・オンの状態において、内部に残留した該塗料が自然
落下しないように定められており、かつ該プラスチック
中空体内に挿入可能な排出チューブを備えた排出チュー
ブ装置、該フ0ラスチ、り中空体内に加圧エアを送入す
る装置、および該排出チューブが該プラスチック中空体
内に挿入された状態において該プラスチック中空体の口
部を閉鎖する、該加圧エアの送入孔を有する閉鎖装置を
備えることを特徴とする内面塗膜が被覆された7°シラ
スック中空体の製造装置を提供するものである。
以下図面を参照しながら本発明について説明する。
第1図、第2図において、塗料の排出袋#1は、可撓性
チューブ2aを有するバルブ機構2とバルブ機構2の下
方に位置して垂下する排出チューブ3を備えた排出チュ
ーブ装置4、・e IJソノン1(第3図)の口部32
を閉鎖する閉鎖装置5、および閉鎖装#54に設けられ
た送入孔6を通って加圧エアをy9 IJソ/31内に
送入するだめの加圧エア送入装置7を備えている。
バルブ機構2の可撓性チー−グ2aは、その中を通過す
る塗料8、すなわち水エマルノヨン塗料のPHが低い(
例えばpH2)場合でも腐食され々いように、グラスチ
ック又はエラストマー、好ましくはシリコンゴム又はテ
フロン等よりなっており、サポート9の垂直筒9aにホ
ルダーIOを介して、垂直に延びて固設されている。サ
ポート9は図示されない駆動機構により昇降可能に構成
されている。
可撓性チューブ2aの上端部2a1は、塗料8の排出パ
イプ11より垂下する支管11aに外挿されており、ま
たその下端部2a2は排出チューブ3の上端部に外挿さ
れている。排出パイプ11は、図示されない塗料タンク
に接続する。
可撓性チューブ2aの中央部2a3の片側は筒状の固定
体12に接しており、固定体12に対向して中央部2a
3をピンチ可能に押え具13が設けられている。押え具
13はエアシリ/グー15のピストンロッド14の先端
に固着されており、エアンリンダ−15の動作により、
水平方向にがイド16に沿い往偵動するように構成され
ている。
可撓性チューブの中央部2a3の対向する内面同士が接
触する(第1図の状態)まで、押え具13が右方へ移動
したとき(本明細書においては、この状態をピンチ・オ
ンとよぶ)、バルブ機構2は閉じ、逆に押え具13が左
方に移動して、押え具13と接触している中央部2a3
の部分がほぼ真直になったとき(本明細書においては、
この状態をピンチ・オフとよぶ)、バルブ機構2は全開
スル。
ハルツ’機構2は常時はピンチ・オンサしている。
なお17a、17bはエアシリンダー15用のエア導管
であって、す2−ト9の水平板9bに対し固設されてい
る。
排出チューブ3は撓み難いプラスチ、り又は不銹鋼など
のチューブよりなり、アーム18、ホルダー10を介し
てサポート9に固設されている。
排出チー−グ3および可撓性チー−プ歌鴨径、ならびに
中央部2a3から排出チューブ3の下端面3btでの長
さは、ピンチ・オンの状態において、その内部にあるケ
料8が自由落下しない(表面張力により)ように定めら
れている。従ってそれらの寸法は、塗料の比重、粘度お
よび表面張力等によって支配されるが、通常は内径約6
■以下、長さ約300胴の場合に上記条件は満される。
排出速度を大にして、生産性を上げるためには、内径は
上記の条件を〜満す範囲内で、できるだけ大きいこと(
少なくとも1mm以上)が望丑しい。まだ長さは、上記
条件を満して、かつ下端面3bがほぼパリソンの底部3
6に達する程度に長いことが望ましい。排出チューブ3
は、閉鎖装置5の閉鎖部19の透孔19aを、摺動可能
に挿通している。
20は密封用のOリングである。
閉鎖装置5は、閉鎖部19と、閉鎖部19を支持する支
持部21を備えている。閉鎖部19には、軸線方向に延
びる前述の透孔1.9 aが形成されている。透孔19
aの上部は、その内部を挿通する排出チューブ3が摺動
可能の内径を有しているが、その高さ方向中間部の内径
は排出チューブ3の外径より若干大きく定められていて
、排出チューブ3との間に、環状の加圧エアの案内孔2
2が形成されている。
閉鎖部19の下部には、排出チューブ3を包囲して弾性
体(例えばシリコーンコ゛ム)よりなり、・、Oリノン
31の口部端面32aと係合可能の環状の・ぐッキング
23が設けられている。環状JPッキング23には、案
内孔22と連通ずる複数の(図では4個)、加圧エア送
入孔6が形成されている。
支持部21は垂直ロッド26と垂直ロッド26を包囲す
るコイルスプリング27を備えており、常時は第1図に
示すように、垂直口、ド26の上端に螺着されたナツト
28と、サポートの水平板9bに固設された案内筒29
の上端面29aが係合しているが、閉鎖部19を押上げ
ると、垂直ロッド26も上昇して、コイルスプリング2
7による反力が作用するようになっている。
加圧エア送入装置7は、アーム18に固着された主導管
24と、支管25を備えており、主導管24(d図示さ
れないバルブを介して、加圧エア源に接続し、支管25
は案内孔22に接続する。
以上の排出装置Iを用いて、・p リソン内に充填され
た塗料を排出する工程を含む、内面に塗膜が被覆された
パリソンの製造方法の例について以下に説明する。
第3図において、31は有底・、OIJソノンあって、
flJ 、t ハポリエチレンテレフタレートのような
飽和ポリエステル、あるいはポリプロピレン等よりなり
、通常は射出成形法によって形成される。32は口部、
33はねじ部、34は支持リングであって、これらは吹
込成形、あるいは延伸−吹込成形によってボトル(図示
され々い)に形成された後も、原形状と原厚を保持する
。なお支持リング34はキャップをねじ部33に打栓す
るさい、支持体代図示されない)と係合して、打栓によ
る軸方向の力が強度の比較的小さいyr ) /しの胴
部および底部に作用するのを防止するため、通常設けら
れるものである。
パリソン31の支持リング34の下方のほぼ垂下する部
分、すなわち胴部35が主として、形成されたボトルの
比較的薄肉の肩部および胴部となる。捷だ・やリノン3
1の底部36が主として、形成されたボトルの底部とな
る。従って形成されたボトルの耐がスパリャー性を向上
させるためには、・F IJソノン1の胴部35および
底部36の内面を(必要に応じ外面も)、ガス・クリヤ
ー性塗膜で被覆すればよい。
支持リング34より上方の部分は、ボトルに形成された
後も厚肉(例えば約1〜4 wn )であるので、がス
バリャー性塗膜の被覆は必ずしも必要としない。寧ろこ
の被覆作業のさい、口部32の端面32aに屡々塗料が
不均一に耐着して、前述の如く密封不良を招き易いので
、上記上方の部分の被覆は行なわないことが望ましい。
第3図に示されるように、パリソン31は口部32が上
向きになって、すなわち正立して、保持体3・・7の透
孔37bに挿通され、支持リング34が保持体の上面3
7aに係合した状態で、充填ステーンヨンの充填装置(
図示されない)の直下に搬送され、前述の塗料膜/りよ
り、導管、充填ノズル(図示されない)を通って、塗料
8を好ましくはほぼ支持り/グ34のレベルまで充填さ
れる。
塗料8は前述のように、乾燥塗膜がガス(酸素。
窒素、炭酸がス等の)バリヤー性を有する水エマルジョ
ン塗料である。この種の塗料としては、塩化ビニリデン
単量体およびアクリル系単量体又はメタクリル系単量体
からなる共重合体、あるいは塩化ビニリデン単量体、ア
クリル系又はメタクリル系重量体、およびエチレン系不
飽和単量体よりなる共重合体の水性ラテックス等が例示
〜される。
塗料8の充填された・、OIJソノン1は、次いで正立
のまま排出ステーションに搬送され、排出チューブ3の
直下で停止する。直ちにサポート9が降下して、閉鎖部
19の・母ッキンダ23が、パリソンの口部端面32a
に当接するが、さらに第3図に示すように、排出チュー
ブ3の下端面3bが、パリソンの底部36の内面に接近
するまでサポート9は下降する。それに伴ない垂直ロン
ド26は上昇し、コイルスプリング27は圧縮されて、
パリソンの口部32の端面32aは、閉鎖部19にょリ
ハッキ/グ23を介して密封される。
下端面3bが底部36の内面に接近した定レベルに達す
ると、図示されないリミットスイッチの信号にもとづい
て、サポート9は停止し、直ちにパルプ機構2がピンチ
・オフし、寸だ加圧エア送入装置の図示されないパルプ
が開いて、送入孔6を通って加圧エア38が・ぞジノン
31内に送入される。そのだめ・、OIJソノン1内の
塗料8は、排出チューブ3を通って押上げられて排出さ
れ、前述の塗料タンクに送られて回収される。
塗料8の上面8aが排出チューブ3のほぼ下端面3bに
達すると、その時点で発せられる信号にもとづいて、加
圧エア送入装置のパルプは閉じ、加圧エアの送入は停止
し、またパルプ機構2もピンチ・オンする。上記信号と
しては例えばタイマー信号が用いしれる。何となれば充
填量および加圧エアの圧力およびパルプの開度を一定に
保つことにより、塗料の上面8aのレベルは加圧エア送
入時間の函数となるからである@ 引続いてサポート9を上昇して、排出チューブ3および
閉鎖部19を、ノ9 IJソノン1の上方の原位置に戻
す。パリソン31は続いて正立のまま、次の再排出ステ
ーションに搬送されるが、排出チューブ3の内径および
長さが前述のように定められており、丑だ開閉のさいパ
ルプ機構2の/ヨックがない(他のタイプのパルプ、例
えばロータリパルプはショックが起り易い)ので、搬送
のさい排出チューブ3内の塗料が落下して、パリソン3
1の口部32や保持体37に付着するおそれがない。従
って排出チューブ3の内部には常に塗料8が入っている
ので、内部において塗料が空気に触れて凝固し、そのた
め排出チューブ3が詰るというおそ、+′lもうい一寸
か7にエマルジョン塗料(特に乳化剤の添加量が少ない
場合)は一般に剪断力が作用すると凝固する傾向がある
が、パルプ機構2の場合は殆んどシャ力は作用しない。
従ってロータリパルプ等のように摺動面で凝固して、パ
ルプが作動しなくなるおそれもない。
再排出ステー/ヨ/では、前記の排出後パリソン31の
胴部35の内面を伝わって流下して、底部36に貯った
若干の塗料8を、・e IJソノン1を正立したまま、
吸上げパイプ(図示されない)によって排出する。前記
の第1回目の排出終了後、再排出開始までの時間は好ま
しくは約15〜30秒である。吸上げ・ぞイブの内部詰
りを防止するだめ、2重管構造になってゝおり、外套と
内管の間を水が流下して、下端部において、水と共に塗
料が内管内に吸上げられるタイプの吸上げ・母イブが好
ましく用いられる。この場合の塗料は回収されない。か
くすることによって、ノヤリノン31の胴部35と底部
36の内面に沿って比較的均一な厚さの塗料膜が形成さ
れる。
次に同じ正−立状態の一!ま、第4図に示すように、加
熱エアノズル39をパリソン31内に挿入して、約10
0℃の加熱エア4oをパリソン31内に吹込んで塗料膜
を乾燥して、乾燥塗膜41が内面に形成されたパリソン
31を得る。1回の操作で得られる塗膜41の厚さは通
常的lo〜20μmであるので、より厚い塗膜を得だい
場合は、上記操作を繰返せばよい。
以上のようにして、ガスバリヤ−性塗膜41が被覆され
たパリソン31を、所定温度に加熱した後、吹込成形も
しくは2軸延伸−吹込成形することによって、がスパリ
ャー性の改善されたボトルを得ることができる。
本発明は以上の実施例によって制約されるものでなく、
例えばボトルに直接前記のように、塗料を充填した後、
排出し、内面に形成された塗料膜を乾燥して、ボトル内
面にガスバリヤ−性塗膜を形成してもよい。
本発明によれば、フ0ラスチック中空体を正立した状態
において、水エマルノヨン塗料の充填、排出、残留塗料
膜の乾燥を行なって、乾燥塗膜を内面を形成するので、
この塗膜の形成されるレベルを自由に定めることができ
、従って口部端面又はその近傍に塗膜が被覆されない、
密封性とがスバリャー璧性に優れたプラスチック中空体
′を製造でき、さらに塗料を回収使用でき−るという効
果を有する。
また摺動面のないパルプ機構を用いるので、乳化剤の添
加量が少ない水エマルノヨン塗料を排出する場合でも、
バルブが詰ったり、開閉不能になるおそれがないという
メリットを有する。
さらに加圧エアによって塗料面を押上げて、排出チュー
ブ内を塗料が上昇するようにして塗料を排出するので、
排出後も排出チューブ内に塗料が入っているようにする
ことができる。そして排出チューブの内径と長さが、パ
ルプ機構のピンチ・オンの状態において、内部に残った
塗料が自然落下しないように定められているので、自然
落下した塗料が、グラスチック中空体の搬送時に、その
口部端面に剛着して、密封性が損なわれるというおそれ
がない。また、排出チューブ内の塗料が空気に触れて凝
固し、排出チューブが詰まるおそれがないという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例である装置における排出装置
の1部切断正面図、第2図は第1図の排出装置の閉鎖部
の底面図、第3図は第1図の排出装置を用いて・o リ
ッツ内の顔料を排出している状態を示す要部縦断面図、
第4図は・、Oリッツ内面に耐着残留した塗料の膜を乾
燥する□状態の例を示す縦断面図である。 1・・・排出装置、2・・・パルプ機構、2a・・・可
撓性チューブ、3・・・排出チューブ、4・・・排出チ
ューブ装置、5・・・閉鎖装置、6・・・送入孔、7・
加圧エア送入装置、8・・・水エマルノヨ/塗料、31
・・・有底パリノン(プラスチック中空体)、32・・
口部、39・・・加熱エアノズル(乾燥装置)、41・
・・乾燥塗膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  プラスチック中空体の口部を上向きにした状
    態で、乾燥塗膜ががスパリャー性を有する水エマルソヨ
    ン塗料を、所定のレベルまで該プラスチック中空体内に
    充填し、充填された該塗料を上記状態で排出した後、該
    プラスチック中空体の内面に耐着残留した該塗料の膜を
    上記状態で乾燥する、内面塗膜が被覆されたプラスチッ
    ク中空体の製造方法であって、該塗料の排出は、可撓性
    チー−プヲケンチ・オフおよびピンチ・オンすることに
    よって開閉が行なわれるパルプ機構と、該パルプ機構の
    下方にあって垂下する排出チューブを備え、該排出チー
     X径と長さが、ピンチオンの状態において、内部に残
    留した該塗料が自然落下しないように定められた排出チ
    ューブ装置の該排出チューブを、該塗料が充填されたプ
    ラスチック中空体の底部近傍まで挿入し、該グラスチッ
    ク中空体の口部を閉鎖した状態において、該パルプ機構
    をピンチ・オフし、閉鎖された該口部より加圧エア鯖 を送入して、該塗料を該排水チーープを通って上昇させ
    て、該塗料の大部分を排出した後、該パルプ機構をピン
    チ・オ/する工程を含むことを特徴とする内面塗膜が被
    覆されたプラスチック中空体の製造方法。
  2. (2)乾燥塗−膜ががスバリャー性を有する水エマルノ
    ヨン塗料を所定のレベルまで、口部を上向きにしたプラ
    スチ、り中空体内に充填する装置、充填された該塗料を
    排出する装置、および該プラスチック中空体の内面に耐
    着残留した該塗料の膜を乾燥する装置を備えた、内面塗
    膜が被覆されたプラスチック中空体の製造装置であって
    、該排出装置は、可撓性チューブをピンチ・オフおよび
    ピンチ・オンすることによって開閉が行なわれるパルプ
    機構と、該パルプ機構の下方に位置して、その内径と長
    さが、ピンチ・オンの状態において、内部に残留した該
    塗料が自然落下しないように定められており、かつ該プ
    ラスチック中空体内に挿入可能な排出チューブを備えた
    排出チューブ装置、該プラスチック中空体内に加圧エア
    を送入する装置、および該排出チューブが該グラスチッ
    ク中空体内に挿入された状態において該プラスチック中
    空体の口部を閉鎖する、該加圧エアの送入孔を有する閉
    鎖装置を備えることを特徴とする内面塗膜が被覆された
    プラスチック中空体の製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4790092B1 (ja) * 2010-04-30 2011-10-12 日本碍子株式会社 塗膜乾燥炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4790092B1 (ja) * 2010-04-30 2011-10-12 日本碍子株式会社 塗膜乾燥炉

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