JPS59144646A - 織機の開口方法 - Google Patents
織機の開口方法Info
- Publication number
- JPS59144646A JPS59144646A JP18517482A JP18517482A JPS59144646A JP S59144646 A JPS59144646 A JP S59144646A JP 18517482 A JP18517482 A JP 18517482A JP 18517482 A JP18517482 A JP 18517482A JP S59144646 A JPS59144646 A JP S59144646A
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- JP
- Japan
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- opening
- shedding
- maximum
- amount
- difference
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は織機の開口方法に関するものであり、特に上
下経糸のトエル差を股は筬打時の開口量差による上下経
糸間の張力差を力える開口方法の改良に関するものであ
る。
下経糸のトエル差を股は筬打時の開口量差による上下経
糸間の張力差を力える開口方法の改良に関するものであ
る。
筬目のない優良な織布を織成するには、筬打時に上下の
経糸間に適度な張力差を竹刀すると効果的であることが
、広く知られている。そしてこのような1下経糸間の張
力差付与を実施するには従来2通りの方法が一般に採用
されている。
経糸間に適度な張力差を竹刀すると効果的であることが
、広く知られている。そしてこのような1下経糸間の張
力差付与を実施するには従来2通りの方法が一般に採用
されている。
その第1は経糸最大開口量差方式とも言うべきもので、
上下経糸のドエルは等しくとりながらもその最大開口量
に差をもたせるものである。これを第1図に示す。図中
縦−1上に経糸A、Hの開口量をとり、織機上のワーブ
ラインに相肖する横軸上にクランク角を示す。尚引用さ
れている織物組織は1/1である。上下経糸のドエルを
DAとDBで、最大開口量をHAとHBで、また筬打時
の開口量をHA’とHB’で示す。図示の場合DA =
DBでがっHA(HBであるからHA/ 、:> H
B’となり、(HA’ −HB’、 )が筬打時の開口
量差となる。このような開口差がある結果緯打時Vc七
Fの経糸間に適壌二の張力差が生じ、筬目形成防1にの
目的は達せられる。
上下経糸のドエルは等しくとりながらもその最大開口量
に差をもたせるものである。これを第1図に示す。図中
縦−1上に経糸A、Hの開口量をとり、織機上のワーブ
ラインに相肖する横軸上にクランク角を示す。尚引用さ
れている織物組織は1/1である。上下経糸のドエルを
DAとDBで、最大開口量をHAとHBで、また筬打時
の開口量をHA’とHB’で示す。図示の場合DA =
DBでがっHA(HBであるからHA/ 、:> H
B’となり、(HA’ −HB’、 )が筬打時の開口
量差となる。このような開口差がある結果緯打時Vc七
Fの経糸間に適壌二の張力差が生じ、筬目形成防1にの
目的は達せられる。
しかしこの方法では上経糸の最太開11J量が少いから
当然ながら最大開口時の上経糸張力が低い。
当然ながら最大開口時の上経糸張力が低い。
従って経糸のさばきが悪くなる。即ち下経糸かベルトフ
レームの即1きに1−ぼやく追従しないから、完全な杼
11を形成するために時間が掛る。このことは緯入れに
利用できる時間がそれだけ短くなることにつながるから
、緯入)1の安定化上4Jましくない。かといって最大
開口時の上経糸張力な遡上なものとするためにその最犬
開D−叶HAを犬とすると、前記したHA < HBの
関係から下経糸の最大開口量HBも大きくぜざるを得す
、その結果最大開口時の下経糸張力が高くなり過ぎて好
ましくない。
レームの即1きに1−ぼやく追従しないから、完全な杼
11を形成するために時間が掛る。このことは緯入れに
利用できる時間がそれだけ短くなることにつながるから
、緯入)1の安定化上4Jましくない。かといって最大
開口時の上経糸張力な遡上なものとするためにその最犬
開D−叶HAを犬とすると、前記したHA < HBの
関係から下経糸の最大開口量HBも大きくぜざるを得す
、その結果最大開口時の下経糸張力が高くなり過ぎて好
ましくない。
第2の方法はドエル差方式とも言うべきもので、上下経
糸の最大開口量は等しくとりなからもそのトエルに差を
もたせるものである。これを第2図に示す。図示の鴨合
DA < DBでかつHA、 = HBであるから、■
(八′〉HB/となり、(HA’−HB’)が緯打時の
開口量差となり、第1図の場合と同様に緯打時に上下の
経糸間に適度の張力差が得られる。しかも上経糸の最大
開口量HAが下経糸の最大開口量)(Bと等しいので、
最大開口時の上経糸張力も充分高いから、経糸のさばき
も良(なる。即ち第1図に示したような経糸最大開口量
差方式の欠点は解決される。
糸の最大開口量は等しくとりなからもそのトエルに差を
もたせるものである。これを第2図に示す。図示の鴨合
DA < DBでかつHA、 = HBであるから、■
(八′〉HB/となり、(HA’−HB’)が緯打時の
開口量差となり、第1図の場合と同様に緯打時に上下の
経糸間に適度の張力差が得られる。しかも上経糸の最大
開口量HAが下経糸の最大開口量)(Bと等しいので、
最大開口時の上経糸張力も充分高いから、経糸のさばき
も良(なる。即ち第1図に示したような経糸最大開口量
差方式の欠点は解決される。
しかしこの方法ではドエルDBを長くとった下経糸は最
大開口状態で長時間高張力にさらされることになるから
、それだけ経糸の疲労が激しく経糸切れを惹起し易℃・
。
大開口状態で長時間高張力にさらされることになるから
、それだけ経糸の疲労が激しく経糸切れを惹起し易℃・
。
この発明は、前記したような経糸のドエル差方式が最大
開口量方式に勝る点はそのまま活しながらも、その欠点
である経糸切れの危険を低減することを、目的とするも
のである。
開口量方式に勝る点はそのまま活しながらも、その欠点
である経糸切れの危険を低減することを、目的とするも
のである。
このための発明においては、開口時に上下の経糸の双方
に一旦糸さばきを良くするに十分な最大開口量を与えた
後で、少(とも−力の経糸の開口量を緯入れに必要な水
準に戻し、次の開口運動に移るものである。
に一旦糸さばきを良くするに十分な最大開口量を与えた
後で、少(とも−力の経糸の開口量を緯入れに必要な水
準に戻し、次の開口運動に移るものである。
この発明の実施態様のいくつかを第6〜6図に7ドす。
1シ1中実線はこの発明によった場合を示し、鎖線は従
来のドエル差方式によった場合を示′1−0織物刊織は
第3〜5図の場合が1/1.第6図の場合が2/1であ
る。
来のドエル差方式によった場合を示′1−0織物刊織は
第3〜5図の場合が1/1.第6図の場合が2/1であ
る。
第3図に示す場合には、下経糸につ(・てσ)み、一旦
最犬開L1搦・にした後緯入れに必要な開1]量に迄戻
し、一定期間その開口量を保つもの″ひある。
最犬開L1搦・にした後緯入れに必要な開1]量に迄戻
し、一定期間その開口量を保つもの″ひある。
第4図に示す場合には、下経糸につ(・てのみ、一旦最
太lG14 ml量にした後緯入れに必要なi州[1量
に迄徐々に戻すものである。
太lG14 ml量にした後緯入れに必要なi州[1量
に迄徐々に戻すものである。
第5図に示′1−場合には、上経糸につ℃・てしま一旦
最太開11@ K した後緯入れに必要な開口量に迄徐
々に戻すとともに、下経糸につし・では一旦最大1声[
−1計にした後緯入れに必要な開口量に戻し、一定期間
その開10量を保つものである。
最太開11@ K した後緯入れに必要な開口量に迄徐
々に戻すとともに、下経糸につし・では一旦最大1声[
−1計にした後緯入れに必要な開口量に戻し、一定期間
その開10量を保つものである。
第6図に示す場合には上下の経糸共に一旦最大開ml
−7It K した後緯入れに必要な開口量に戻し、一
定1す]出jその1刀4[二1量を1呆つものであるO
上下の経糸の内いずれを戻すか、双方とも戻すか、段階
的に戻すか、−111減的に戻す′)bゝなど1戻し方
の内耳は経糸の種類及び太さ等の条件((合せて適宜こ
れを糾合せて定めり、ばよ(・0なお経糸の開1」;型
動は通常織磯主「紬((連動−1−るカムによって力え
るが、第7図に示すのは第5図ような開口を行う場合に
用(・ら」するカムの−(i/lである。鎖線は従来の
トエル差方式(/1)にJ旧(・るものである。
−7It K した後緯入れに必要な開口量に戻し、一
定1す]出jその1刀4[二1量を1呆つものであるO
上下の経糸の内いずれを戻すか、双方とも戻すか、段階
的に戻すか、−111減的に戻す′)bゝなど1戻し方
の内耳は経糸の種類及び太さ等の条件((合せて適宜こ
れを糾合せて定めり、ばよ(・0なお経糸の開1」;型
動は通常織磯主「紬((連動−1−るカムによって力え
るが、第7図に示すのは第5図ような開口を行う場合に
用(・ら」するカムの−(i/lである。鎖線は従来の
トエル差方式(/1)にJ旧(・るものである。
以上から明らかなようにこの発明においては上下経糸共
に一旦は最大開口量を力えるのでさばきも良好となり、
しかも必要に応じてその後緯入れに必要な開口量に戻し
てやるので、経糸に長時間の過張力が掛らないという秀
れた条件下で、筬目の発生を防止1−べく緯rJ時に上
下経糸間VC進度の張力差を打力することができる。
に一旦は最大開口量を力えるのでさばきも良好となり、
しかも必要に応じてその後緯入れに必要な開口量に戻し
てやるので、経糸に長時間の過張力が掛らないという秀
れた条件下で、筬目の発生を防止1−べく緯rJ時に上
下経糸間VC進度の張力差を打力することができる。
第1図;従来の最大開口量方式による開口を示すダイア
グラム。 第2図;従来のドエル差方式による開口を示すダイアグ
ラム。 第3〜6図;この発生のドエル差方式による開口を示す
ダイアダラム。 m 7 +区;この発明の開口方法に用(・るカムの一
例を示す側面図。 DA 、 DB・・・ドエル HA、HB・・
・最大開口量HA’ 、HB’・・・緯打時開口量 特許出頼人 津田駒J:業株式会比 特許出願代理人 弁理ト 菅原一部 第 4 図 r−糸完ネ山J、I三、1−;コ (方式)j IY
ヂ1の表小 牛’j I!i’J“1昭 57−18517 4 i
し2 発明の名称 織4人の開11力θ、 31山11−をする名 ・14件との関係 特許出願人 住所 石川県金沢rtj野町5−J’−+−118香1
8じ一名称 11’ III 、駒土業株式会社代表名
越 馬 =F 冶 4代理人 0所 東京都大11−1区北丁東1 m−’ 1158
イ9弓1)?(和5弼1゛2月81−+ (同年2月2
81−1発送)67山11の文、1象
グラム。 第2図;従来のドエル差方式による開口を示すダイアグ
ラム。 第3〜6図;この発生のドエル差方式による開口を示す
ダイアダラム。 m 7 +区;この発明の開口方法に用(・るカムの一
例を示す側面図。 DA 、 DB・・・ドエル HA、HB・・
・最大開口量HA’ 、HB’・・・緯打時開口量 特許出頼人 津田駒J:業株式会比 特許出願代理人 弁理ト 菅原一部 第 4 図 r−糸完ネ山J、I三、1−;コ (方式)j IY
ヂ1の表小 牛’j I!i’J“1昭 57−18517 4 i
し2 発明の名称 織4人の開11力θ、 31山11−をする名 ・14件との関係 特許出願人 住所 石川県金沢rtj野町5−J’−+−118香1
8じ一名称 11’ III 、駒土業株式会社代表名
越 馬 =F 冶 4代理人 0所 東京都大11−1区北丁東1 m−’ 1158
イ9弓1)?(和5弼1゛2月81−+ (同年2月2
81−1発送)67山11の文、1象
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 fil 上下経糸のトエル差により緯杓時の開口量差
による上下経糸間の張力差を与える方式であって、 開n K際して、上下経糸の双方に一旦糸さばきを艮(
するに充分な最大開口量を与えた後で、少くとも一方の
経糸の開1]量を稗入れに必要な水準に迄戻し、爾後次
の開口運動に移らせることを特徴とする織機の開口方法
。 (2)最太開Ll量から一気に前記の水i1tに戻し、
以後一定M間該水準を保つ ことを特徴とする特許請求の範囲第t1.1項記載の開
口方法。 (S41 最大開1−1搦から前記の水準迄f#1減
させることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
の開1」方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18517482A JPS59144646A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 織機の開口方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18517482A JPS59144646A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 織機の開口方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59144646A true JPS59144646A (ja) | 1984-08-18 |
JPH0121251B2 JPH0121251B2 (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=16166124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18517482A Granted JPS59144646A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 織機の開口方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59144646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150104A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社豊田自動織機 | 織機における経糸開口装置 |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP18517482A patent/JPS59144646A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017150104A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 株式会社豊田自動織機 | 織機における経糸開口装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0121251B2 (ja) | 1989-04-20 |
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