JPS59143587A - 固定化微生物菌体包括体の製造法 - Google Patents
固定化微生物菌体包括体の製造法Info
- Publication number
- JPS59143587A JPS59143587A JP1851583A JP1851583A JPS59143587A JP S59143587 A JPS59143587 A JP S59143587A JP 1851583 A JP1851583 A JP 1851583A JP 1851583 A JP1851583 A JP 1851583A JP S59143587 A JPS59143587 A JP S59143587A
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- JP
- Japan
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- microbial cell
- gel
- glycol diacrylate
- immobilized microbial
- concentration
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- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は固定化微生物菌体の製造法に関するものである
。
。
近年、微生物菌体の各種固定化技術により、長期間の連
続発酵法が検討されている。
続発酵法が検討されている。
微生物菌体の固定化法に関しては、種々の方法が提案さ
れており、例えば寒天、アルギン酸力ルンウムーアルミ
ニウムへ′−力ラギーナン、ポリアクリルアミド、光架
橋性樹脂、セルロース、トリアセテート、コンニャク等
の微細格子中に包括させて、固定化する方法がある。
れており、例えば寒天、アルギン酸力ルンウムーアルミ
ニウムへ′−力ラギーナン、ポリアクリルアミド、光架
橋性樹脂、セルロース、トリアセテート、コンニャク等
の微細格子中に包括させて、固定化する方法がある。
しかじな、がら、これら包括体の多くは、その強度が不
充分であり、連続発酵中に、随時破壊してゆき、微生物
菌体の流失が認められ、長期間の連続発酵には不適当で
あるとνAう欠点を有している。
充分であり、連続発酵中に、随時破壊してゆき、微生物
菌体の流失が認められ、長期間の連続発酵には不適当で
あるとνAう欠点を有している。
又、機械的強度が充分であると報告されているアル−ギ
ン酸カル/ウムーアルミニウム、K−カラギーナン、光
架橋性樹脂等についても他の欠点を有している。
ン酸カル/ウムーアルミニウム、K−カラギーナン、光
架橋性樹脂等についても他の欠点を有している。
つまり、アルギン酸カル/ウムーアルミニウム包括体で
はその強度を一定に保つ為には、流入液中にはカルノウ
ムイオン又はアルミニウムイオンの存在が必要であり、
上記金属イオンを添加しない場合には、一定期間をおい
て、カル/ウムイオン、アルミニウムイオンでイオン交
換処理を行わねばならないという繁雑さがある。同様に
に一カラギーナンも流入液中にゲル化剤を添加しなけれ
ばならない。
はその強度を一定に保つ為には、流入液中にはカルノウ
ムイオン又はアルミニウムイオンの存在が必要であり、
上記金属イオンを添加しない場合には、一定期間をおい
て、カル/ウムイオン、アルミニウムイオンでイオン交
換処理を行わねばならないという繁雑さがある。同様に
に一カラギーナンも流入液中にゲル化剤を添加しなけれ
ばならない。
又、光架橋性樹脂に関しては、プレポリ−t−である光
架橋性樹脂を製造する事自体が多段階の反応を必要とし
、繁雑である点や、有用なゲルを得る為には、プレポリ
マーの濃度とせねばならない点等、工程的にも経済的に
も欠点を有してしyる。
架橋性樹脂を製造する事自体が多段階の反応を必要とし
、繁雑である点や、有用なゲルを得る為には、プレポリ
マーの濃度とせねばならない点等、工程的にも経済的に
も欠点を有してしyる。
上述した欠点を有する従来の包括体の改良ができ得れば
、それに寄与する利益の大なる事は明らかである。
、それに寄与する利益の大なる事は明らかである。
そこで本発明者等は以上の欠点を克服すべく以下の点に
留意して研究を行った。
留意して研究を行った。
1 安価で容易に入手できる七ツマ−を用い、低濃度で
簡革に製造可能である事。
簡革に製造可能である事。
2 強度的に充分連続的に使用可能で強度を保つための
事後処理を必要としない事。
事後処理を必要としない事。
3 包括体内部及び表面で微生物菌体の増殖が良好であ
る事。
る事。
この結果」二記3点を充分に満足しうる理想的な包括体
の製造法をここに見い出すに至った。
の製造法をここに見い出すに至った。
すなわち、本発明は固定化微生物菌体を製造するにおい
てヒドロキンエチルアクリレート(以下rHEAJと略
記)と主鎖の平均分子3.がi、o o o〜5.00
0からなるポリエチレングリコールジアクリレート(以
下r PEGA −1,000−5,000Jと略記)
のモル比率が07〜4.0 =になるよう調整し、且っ
HEAの濃度が3〜5%になるよう調整して架橋させる
ことを特徴とする固定化微生物菌体包括体の製造法に関
するものである。
てヒドロキンエチルアクリレート(以下rHEAJと略
記)と主鎖の平均分子3.がi、o o o〜5.00
0からなるポリエチレングリコールジアクリレート(以
下r PEGA −1,000−5,000Jと略記)
のモル比率が07〜4.0 =になるよう調整し、且っ
HEAの濃度が3〜5%になるよう調整して架橋させる
ことを特徴とする固定化微生物菌体包括体の製造法に関
するものである。
以ド、本発明を具体的に説明する。
1) E C) A、PPGAの主鎖の平均分子量は約
1,000−5,000程度のものが使用されるが以下
に記す事由により平均分子量約3.000程度のものを
使用する場合最も強度的に有用な包括包括体は、連続使
用に耐え、且つ包括体内部での微生物菌体の増殖が良好
である事が条件とされる為ある一定の強度が必要である
。
1,000−5,000程度のものが使用されるが以下
に記す事由により平均分子量約3.000程度のものを
使用する場合最も強度的に有用な包括包括体は、連続使
用に耐え、且つ包括体内部での微生物菌体の増殖が良好
である事が条件とされる為ある一定の強度が必要である
。
つまり、包括体内部で微生物菌体が増殖する場合、包括
体が変形に対し、多大な圧力を要すると増殖が抑えられ
、良好な増殖は望めないし、リアククー内部で包括体の
一部に多大なる圧力がかかるとその一部が破壊する恐れ
が充分にある。
体が変形に対し、多大な圧力を要すると増殖が抑えられ
、良好な増殖は望めないし、リアククー内部で包括体の
一部に多大なる圧力がかかるとその一部が破壊する恐れ
が充分にある。
故に理想的な包括体は圧力に対し変形の自由度が大きく
、ゲルの一部にかかった圧力を全体に分散させる様な緩
衝作用があり、しかも全体の強度が充分大きくなければ
ならない。
、ゲルの一部にかかった圧力を全体に分散させる様な緩
衝作用があり、しかも全体の強度が充分大きくなければ
ならない。
包括体の変形自由度や全体の強度は、モノマー量、HE
Aに対するPEGA、PPGAのモル比率、PEGA
、PPGAの主鎖の分子量(長さ)により左右される。
Aに対するPEGA、PPGAのモル比率、PEGA
、PPGAの主鎖の分子量(長さ)により左右される。
ここで有用なゲルを得る為に最も重要な事はHEAに対
するPEGA、−PPGAのモル比率で、その分子量に
多少は変化を受けるが、その比率はほぼ一定しており0
7〜40%である。
するPEGA、−PPGAのモル比率で、その分子量に
多少は変化を受けるが、その比率はほぼ一定しており0
7〜40%である。
次に重要なことは、HEAの濃度であり、HEAの濃度
が上昇するに従い、ゲルはガラス状となり、変形自由度
が小さくなる為、3〜5%溶液が最も適当である。
が上昇するに従い、ゲルはガラス状となり、変形自由度
が小さくなる為、3〜5%溶液が最も適当である。
しかしながらHE Aの濃度を3〜5%とした場合、先
に記したモル比率で架橋剤を投入し重合を起こすと、P
EGA・P P G Aの主鎖の平均分子量が約1,0
00〜s、o o o以外ではゲル化が起こらず、又起
っても使用に耐え得るものではなく、平均分子量約3,
000の場合最も有用なゲルが得られる。
に記したモル比率で架橋剤を投入し重合を起こすと、P
EGA・P P G Aの主鎖の平均分子量が約1,0
00〜s、o o o以外ではゲル化が起こらず、又起
っても使用に耐え得るものではなく、平均分子量約3,
000の場合最も有用なゲルが得られる。
HEAとPEGA及びJ−I E AとPPGAの共重
合体を形成させる際、重合開始剤及び重合促進剤を加え
るが、重合開始剤としては、微生物菌体に影響の少ない
ものが適当であり、低温で重合iiJ能なしドックス開
始剤を用いる事が適当である。
合体を形成させる際、重合開始剤及び重合促進剤を加え
るが、重合開始剤としては、微生物菌体に影響の少ない
ものが適当であり、低温で重合iiJ能なしドックス開
始剤を用いる事が適当である。
例を示すと次のものがある。
酸化剤としては過硫酸塩(過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウム等)、過酸化水素、ピドロペルオキンド(t−
ブチルヒドロペルオキ/I等)。
モニウム等)、過酸化水素、ピドロペルオキンド(t−
ブチルヒドロペルオキ/I等)。
還元剤としては、無機還元剤(Fe50+ 、NaH3
O+ 。
O+ 。
Na1SOa ’S)あるいは有機還元剤(アルコール
、アミン、修酸等)が組合わせて使用可能である。
、アミン、修酸等)が組合わせて使用可能である。
又、上記の重合開始剤で重合は可能であるが、重合速度
を早める為に、リホフラビン及び3−ジメチルアミノプ
ロピオニトリルを添加する事により、短時間で重合反応
が完了する1゜上述の重合開始剤及び促進剤は微生物菌
体にとって無害ではないが、その添加量を低濃度としだ
湯治、後述する実施例2で分かる様に、特に問題ではな
く、製造した包括体を2・3回洗うことにより未反応の
七ツマ−及び重合開始剤・促進剤を洗い流すことができ
る。
を早める為に、リホフラビン及び3−ジメチルアミノプ
ロピオニトリルを添加する事により、短時間で重合反応
が完了する1゜上述の重合開始剤及び促進剤は微生物菌
体にとって無害ではないが、その添加量を低濃度としだ
湯治、後述する実施例2で分かる様に、特に問題ではな
く、製造した包括体を2・3回洗うことにより未反応の
七ツマ−及び重合開始剤・促進剤を洗い流すことができ
る。
本発明に於て、固定化される微生物菌体の生育及び活動
には、それぞれ固有の至適P I−1領域が存在する。
には、それぞれ固有の至適P I−1領域が存在する。
従って固定化する際、適当な緩衝液を用いて固定化する
事は可能であるが、PHにより重合度及び重合速度に変
化が出てくる為、中性付近で反応を行うことが好ましい
。重合反応完了後、反応液のPl−1を菌体の至適Pi
−1領域とする事は、本包括体にとって何の支障もきた
さない。
事は可能であるが、PHにより重合度及び重合速度に変
化が出てくる為、中性付近で反応を行うことが好ましい
。重合反応完了後、反応液のPl−1を菌体の至適Pi
−1領域とする事は、本包括体にとって何の支障もきた
さない。
又、重合反応完了後の本包括体は酸・アルカリの他に、
熱・有機溶媒にも安定であるため、全ての微生物菌体を
固定化することが可能である。
熱・有機溶媒にも安定であるため、全ての微生物菌体を
固定化することが可能である。
この様な菌体の代表例を挙げると、アスペルギルス(A
s−pergi l 1us)属、リゾプス(Rhiz
opus)属等のかび類/ニードモナズ(Pseudo
monas )属、アセトバクター(A−ce+oba
cte)属、ストレプトマイセス(S+reptomy
ces)属、エンエリンア(Escherichia)
属等の細菌サンカルマイセス(Saccharomyc
es)属、キャンディダ(Candida)属等の酵母
を示すことができる。
s−pergi l 1us)属、リゾプス(Rhiz
opus)属等のかび類/ニードモナズ(Pseudo
monas )属、アセトバクター(A−ce+oba
cte)属、ストレプトマイセス(S+reptomy
ces)属、エンエリンア(Escherichia)
属等の細菌サンカルマイセス(Saccharomyc
es)属、キャンディダ(Candida)属等の酵母
を示すことができる。
微生物菌体としては、凍結乾燥菌体、液体培養液及び遠
心分離機等を使用して得る事のできる液体培養濃縮液等
、いずれも使用することができる。
心分離機等を使用して得る事のできる液体培養濃縮液等
、いずれも使用することができる。
微生物菌体の添加m−は、本包括体内で良好な微生物菌
体の増殖が認められる為、低濃度の菌体量でも充分であ
り、例えば酵母の場合固定化時点での酵母濃度が1d中
10’個のオーダーでも2日間の培養でl Ilt中1
0”個のオーダーとなり、菌体の固定化量には特に制限
はない。
体の増殖が認められる為、低濃度の菌体量でも充分であ
り、例えば酵母の場合固定化時点での酵母濃度が1d中
10’個のオーダーでも2日間の培養でl Ilt中1
0”個のオーダーとなり、菌体の固定化量には特に制限
はない。
以ド、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 モノマー昂及び架橋剤分子量のゲルに対する
影響ゲルの形成は下記表1に示すPEGAとHE Aの
量に、PH7,01) 7酸緩衝液を最終濃度で0.0
1M、 重合開始剤として重亜硫酸ナトリウムと過硫
酸カリウムを最終濃度で各々]mM、重合促進剤として
リボフラビンと3−ジメチルア5ノブロビオニトリルを
最終濃度で各々0.1 mM 、1.0+n M加え窒
素ガス置換下で温にて1o分間ゲル化を行った。
影響ゲルの形成は下記表1に示すPEGAとHE Aの
量に、PH7,01) 7酸緩衝液を最終濃度で0.0
1M、 重合開始剤として重亜硫酸ナトリウムと過硫
酸カリウムを最終濃度で各々]mM、重合促進剤として
リボフラビンと3−ジメチルア5ノブロビオニトリルを
最終濃度で各々0.1 mM 、1.0+n M加え窒
素ガス置換下で温にて1o分間ゲル化を行った。
形成したゲルはその変形自由度を測定するムロ1で示す
様に直径15+u+長さ20Mの円柱状ゲル1に幅IQ
+sのステルスブロ、り2により圧力を加え、グルが破
壊する時点でのへの幅を測定し、<15−A)二15X
100 をそのゲルの変形自由度率とした。
様に直径15+u+長さ20Mの円柱状ゲル1に幅IQ
+sのステルスブロ、り2により圧力を加え、グルが破
壊する時点でのへの幅を測定し、<15−A)二15X
100 をそのゲルの変形自由度率とした。
次にゲルの強度を測定するために図2で示す様に直径1
5朋長さ20闘の円柱状ゲル1を5間幅をあけた厚さ3
Bのステンレス板3の上に乗せ、ゲルに水系4をかけ水
系の先に重り5をつけその重りを可変動とし、グルが水
系により切断される点の重りと水系の合計質量を測定し
ゲル強度とした。
5朋長さ20闘の円柱状ゲル1を5間幅をあけた厚さ3
Bのステンレス板3の上に乗せ、ゲルに水系4をかけ水
系の先に重り5をつけその重りを可変動とし、グルが水
系により切断される点の重りと水系の合計質量を測定し
ゲル強度とした。
表 1
表1からも明らかなように、I−I E A濃度が3〜
5%、PEGA主鎖分子量が約1,000−5,000
.HEAに対するP E GA −1,,000〜5,
0000モル比率が07〜40%のものが変形自由度率
、強度ともに優れていることが認められた。
5%、PEGA主鎖分子量が約1,000−5,000
.HEAに対するP E GA −1,,000〜5,
0000モル比率が07〜40%のものが変形自由度率
、強度ともに優れていることが認められた。
実施例2 重合開始剤及び促進剤の酵母に対する影響
実醸造用酵Hj (す、カロマイセスセレビ
ゼア発研1号)を24時間液体培地で培養後、遠心分離
で集菌し、09%食塩水溶液で懸濁。この操作を2回繰
り回した後、重亜硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、3
−ツメチア;ノブロピオニトリルを以下に表示した濃度
となる様加え、37℃1時開放U後、常法に従い、メチ
ン/ブルーで染色し、ヘマト−メーターを用いてメチレ
ンブルー染色率(酵母死滅率)を測定した。
実醸造用酵Hj (す、カロマイセスセレビ
ゼア発研1号)を24時間液体培地で培養後、遠心分離
で集菌し、09%食塩水溶液で懸濁。この操作を2回繰
り回した後、重亜硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、3
−ツメチア;ノブロピオニトリルを以下に表示した濃度
となる様加え、37℃1時開放U後、常法に従い、メチ
ン/ブルーで染色し、ヘマト−メーターを用いてメチレ
ンブルー染色率(酵母死滅率)を測定した。
結果は下表の通りである。
表の結果より分かる様に、重亜硫酸ナトリウム、過硫酸
カリウム、3−ンメチルアミノブロピオニトリルの添加
量を各々1.0 mMとなる様にすると無添加の場合と
比較して、数バーセントの死滅率しか示さなかった。
カリウム、3−ンメチルアミノブロピオニトリルの添加
量を各々1.0 mMとなる様にすると無添加の場合と
比較して、数バーセントの死滅率しか示さなかった。
流側3 酵母の固定化
培地組成
グルコース 100 l、#イ
ースト・エキストラクト 1.5 P/ANH
4C12,5f/II K+ HP 04 5.5 P
/ AMgSO< ・7H200,25J’/ANa
C’l 1.OP/LCa
C120,0IP/A P H5,01,OM リン酸緩衝液 10 IIl/LHB
A1.OL、PEGA−3,000400My、PH7
,0・0.1 Mリン酸緩衝液2ml 1.0mMリ
ボフラビン水溶液2111!に水を加え、全容を1,5
mJとしたものをミリポアフィルタ−(ポアサイズ02
2μm)で濾過し、無菌溶液としたものに上記培養液に
て24時間純粋培養した醸造用酵母(サツカロマイセス
・セレビゼ7発研1号)培養液(液中にはl K1当り
2.0X108個の酵母が存在)を無菌生理食塩水で1
0倍希釈したものを21IJ加えた。得られた1714
’の溶液中に溶存する酸素を除くため、無菌窒素ガスに
より5分間ガス置換させた後20 +nM重亜硫酸ナト
リウム水溶液、20mM過硫酸カリウム水溶液20 m
M 3−アミノプロピオニトリル水溶液を各41m1加
え、酸素ガスが混入しない様に無菌窒素ガスを吹きつけ
なか・ら室温にて10分間ゲル化を行った。
ースト・エキストラクト 1.5 P/ANH
4C12,5f/II K+ HP 04 5.5 P
/ AMgSO< ・7H200,25J’/ANa
C’l 1.OP/LCa
C120,0IP/A P H5,01,OM リン酸緩衝液 10 IIl/LHB
A1.OL、PEGA−3,000400My、PH7
,0・0.1 Mリン酸緩衝液2ml 1.0mMリ
ボフラビン水溶液2111!に水を加え、全容を1,5
mJとしたものをミリポアフィルタ−(ポアサイズ02
2μm)で濾過し、無菌溶液としたものに上記培養液に
て24時間純粋培養した醸造用酵母(サツカロマイセス
・セレビゼ7発研1号)培養液(液中にはl K1当り
2.0X108個の酵母が存在)を無菌生理食塩水で1
0倍希釈したものを21IJ加えた。得られた1714
’の溶液中に溶存する酸素を除くため、無菌窒素ガスに
より5分間ガス置換させた後20 +nM重亜硫酸ナト
リウム水溶液、20mM過硫酸カリウム水溶液20 m
M 3−アミノプロピオニトリル水溶液を各41m1加
え、酸素ガスが混入しない様に無菌窒素ガスを吹きつけ
なか・ら室温にて10分間ゲル化を行った。
ゲル化終了後、無菌条件下で1辺2咽の立方形にゲルを
切断し、約200m1の滅菌処理した生理食塩水に入れ
10分間振とう後、ガラスフィルターにより諏過、この
操作を2回縁ゝり回した後、前記培養液2001IA!
中にて30℃3日間静置培養させた。
切断し、約200m1の滅菌処理した生理食塩水に入れ
10分間振とう後、ガラスフィルターにより諏過、この
操作を2回縁ゝり回した後、前記培養液2001IA!
中にて30℃3日間静置培養させた。
培養後1日では透明なゲル中に多数の小白点が認められ
2日後では白点が大きくなり、白点の数も増大した。
2日後では白点が大きくなり、白点の数も増大した。
3日後は2日後の状態と差異は認められず、ゲルは最初
の約2倍に膨張していたが、ゲルの破壊は全く見られな
かった。
の約2倍に膨張していたが、ゲルの破壊は全く見られな
かった。
次にこの増殖酵母ゲルを用いてバッチ式の連続発酵を行
った。前記の培養液200m1に得られた増殖酵母ゲル
全量を加え、24時間毎に培地を取り換え、9日間反応
を行った。
った。前記の培養液200m1に得られた増殖酵母ゲル
全量を加え、24時間毎に培地を取り換え、9日間反応
を行った。
分析はソモギ変法により、グルコースの定量を、ガスク
ロマトグラフィーによりエタノールの定量を、重量法(
こより発生した炭酸ガスの定量を行った。
ロマトグラフィーによりエタノールの定量を、重量法(
こより発生した炭酸ガスの定量を行った。
発生した炭酸ガス量を経時的に測定すること(こより、
1回の発酵は約8時間で終了することが認められた。
1回の発酵は約8時間で終了することが認められた。
9日間を通じて残糖は2.317/lIl と安定し
ており、消費されたグルコースからエタノールの変換率
も83〜90%という値で経時的な低下は見られなかっ
た(図3)。
ており、消費されたグルコースからエタノールの変換率
も83〜90%という値で経時的な低下は見られなかっ
た(図3)。
実施例4 細菌及びかびの固定化
酢酸菌用培地組成
ゲルコール 30 P/Aエタノー
ル 40//A酢 酸
1 ot/Aペプトン
1oP/AKI HPO41,OP/A CaHPO41,Oj?/A MgsO+・7H,01,oP/A カビ用培地組成 グルコース 100 IP/Aペプト
ン 1oP/13KNOs
2.0!/A(NH4’) H,Po、
2.0 !/AM g S 04・7H
,00,5P/Ac ac + 、
o−1,P/ J’実施例3と同様の操作にて酢酸
菌(アセトバクター属1菌株)とかび(アスペルギルス
・アワモリ−バリアント・ツメウスAF−1)を固定化
した。
ル 40//A酢 酸
1 ot/Aペプトン
1oP/AKI HPO41,OP/A CaHPO41,Oj?/A MgsO+・7H,01,oP/A カビ用培地組成 グルコース 100 IP/Aペプト
ン 1oP/13KNOs
2.0!/A(NH4’) H,Po、
2.0 !/AM g S 04・7H
,00,5P/Ac ac + 、
o−1,P/ J’実施例3と同様の操作にて酢酸
菌(アセトバクター属1菌株)とかび(アスペルギルス
・アワモリ−バリアント・ツメウスAF−1)を固定化
した。
酢酸菌は、ゲル化時点の生菌数を約1.0X106とな
る様調整し、かびは胞子を適当量加えた。
る様調整し、かびは胞子を適当量加えた。
得られたゲル各々lO!を前記の専用培地200m1に
加え、3日間振とう培養を行ったところ、酢酸菌包括ゲ
ル及びかひ包括ゲル共に白くにごり、良好な増殖を示し
た。
加え、3日間振とう培養を行ったところ、酢酸菌包括ゲ
ル及びかひ包括ゲル共に白くにごり、良好な増殖を示し
た。
この場合もゲルの破壊は殆ど認められなかった。
図】は圧力によるゲルの変形自由度率の測定図を示し、
図2はゲルの強度の測定図を示している。 1 ゲル 2 ・ステンレスブロック
3 ステ/レス板4−水系s ・・重り A−
・ ・ステンレスプロ、り間隔図3は増殖酵母ゲルを用
いて行ったバッチ式連続発酵で/の残糖値と消費グルコ
ースからのエタノール変換率を示し、縦軸に残糖値(’
f/ml ) 、変換率(%)、横軸に処理日数を示す
。 図 1
図2はゲルの強度の測定図を示している。 1 ゲル 2 ・ステンレスブロック
3 ステ/レス板4−水系s ・・重り A−
・ ・ステンレスプロ、り間隔図3は増殖酵母ゲルを用
いて行ったバッチ式連続発酵で/の残糖値と消費グルコ
ースからのエタノール変換率を示し、縦軸に残糖値(’
f/ml ) 、変換率(%)、横軸に処理日数を示す
。 図 1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定化微生物菌体包括体を製造するにおいて、ヒドロキ
ンエチルアクリレートと、主鎖の平均分子量が約1.Q
OO〜s、o o 。 からなるポリエチレングリコールジアクリレートもしく
はポリプロピレングリコールジアクリレートとのモル比
率力07〜40%になるよう調整し且つヒドロキシエチ
ルアクリレートの濃度が3〜5%になるよう調整して架
橋させることを特徴とする固定化微生物菌体包括体の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1851583A JPS59143587A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 固定化微生物菌体包括体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1851583A JPS59143587A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 固定化微生物菌体包括体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59143587A true JPS59143587A (ja) | 1984-08-17 |
JPS6215197B2 JPS6215197B2 (ja) | 1987-04-06 |
Family
ID=11973759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1851583A Granted JPS59143587A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 固定化微生物菌体包括体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59143587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030041B2 (en) | 2005-06-06 | 2011-10-04 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Process for producing pellets entrapping and immobilizing microorganisms |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP1851583A patent/JPS59143587A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8030041B2 (en) | 2005-06-06 | 2011-10-04 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Process for producing pellets entrapping and immobilizing microorganisms |
US8227238B2 (en) | 2005-06-06 | 2012-07-24 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Apparatus for producing pellets containing entrapped and immobilized microorganisms |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215197B2 (ja) | 1987-04-06 |
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