JPS59142270A - 耐熱性導電性接着剤 - Google Patents

耐熱性導電性接着剤

Info

Publication number
JPS59142270A
JPS59142270A JP1542483A JP1542483A JPS59142270A JP S59142270 A JPS59142270 A JP S59142270A JP 1542483 A JP1542483 A JP 1542483A JP 1542483 A JP1542483 A JP 1542483A JP S59142270 A JPS59142270 A JP S59142270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
weight
conductive adhesive
silver powder
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1542483A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Yazaki
矢崎 正躬
Kazuyoshi Toyofuku
豊福 和義
Katsumi Ogawa
小川 勝己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1542483A priority Critical patent/JPS59142270A/ja
Publication of JPS59142270A publication Critical patent/JPS59142270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、350℃の高温に耐え得る耐熱性導電性接着
剤に関するものであシ、主として、半導体のダイボッデ
ィング用として用いるものである。
(従来例の構成とその問題点) 従来、エポキシ樹脂の結合剤に銀粉を混入して得られる
導電性接着剤は、耐熱性か低いだめ、半導体のダイボン
ディング用接着剤としての応用が困難であった。それは
従来の導電性接着剤かダイボンディング工程の後工程で
あるワイヤボンディングの温度(通常300ないし35
0℃)に附え得なかっただめである。まだ、ポリイミド
4’t)脂を用いたものは、耐熱性は高いが、溶剤が多
量に含まれているために、その溶剤の蒸発による接着剤
粘度のばらつきがあったり、硬化時に溶剤か飛散して硬
化物中に気泡を残す欠点があった。
(発明の目的) 本発明は上記のような欠点を除去し、耐熱性が高<、3
50℃のワイヤボンディングに耐え得る導電性接着剤を
提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明に用いるエポキシ樹脂は、エポキシ当量160な
いし180のビスフェノールF型エポキシ樹脂(東部化
成社製YDF−17Q、以下YDF−170と略す)と
、エポキシ当量170ないし190のフェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂(東部化成社製YDN−180、以
下YDN−180と略す)オヨび希釈剤として、エポキ
シ当量220ないし240のメチルグリシソルエーテル
パラターンヤリープチルフェノール(東部化成社製PP
−101、以下PP−101と略す)である。
YDF−170を用いたのは、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂に比べて、耐熱性が同等以上あシ、粘度が室温
で約3000 cpsと低いからである。
粘度が低いことは導電性接着剤の作業性を向上させ、ま
た無溶剤の接着剤を作シ得る可能性がでてくる。またY
I)N−180は1分子中に多数個のベンゼン環、およ
びエポキシ基を持っているので、高い架橋密度の硬化物
、従って耐熱性の旨い硬ブヒ物を得ることができる。ま
た、粘度低下のだめの希釈剤としてppilozを用い
たのは、室温における粘度が10ないし20 cpsと
低く、かつフェノールの誘導体であるだめに、硬化物に
高い耐熱性を与えるためである。
本発明テは、YDF−170を40ないし60重量部、
YDN−1,80を20ないし30重量部、PP−10
1を20ないし30重量部混合して用いる。
YDF−170をこの組成範囲より多く用いると、接着
力が低下し、少なく用いると接着剤の粘度が上昇する。
YDN−180を上記組成範囲より多く用いると接着剤
の粘度が上昇し、少なく用いると耐熱性が悪くなる。ま
たPP−101を上記組成範囲より多く用いると耐熱性
が悪くなシ、少なく用いると接着剤の粘度が上昇する。
また上記組成物のエポキシ樹脂に対して、硬化剤トして
、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイ
ミダゾール(四国化成社製2P4MH2,以下2P4M
H2と略す)を5ないし8重量部添加し、三本ロールを
用い充分に分散させて導電性接着剤のベース樹脂とする
。硬化剤として2P4MH2を用いたのは、2P4MH
2が潜在性硬化剤であり、用いる量が他の酸無水物硬化
剤やアミン系硬化剤に比べて少なく、従って接着剤の低
粘度化が図られるだめと、エポキシ樹脂が三次′元的に
架橋し、耐熱性の高い硬化物が得られるからである。ま
た、2P4MH2を用いると、−液性の接着剤であるに
もかかわらず可使寿命が5℃で6ケ月と非常に長くなる
。2P4MH2は上記添加量よりも少々いと、硬化が充
分に起こらず接着力が低下し、上記添加量よシ多いと、
接着剤の粘度が高くなる。
以上の混合物に平均粘度1μmの、嘴片状銀粉(昭栄化
学社製Ag−540、以下Ag−540と略す)を67
ないし72重前置、および平均粒度o3μmの樹枝状銀
粉(徳力化学研究所製E−20、以下E−20と略す)
を7ないし8前置係、さらに溶剤としてブチルセロソル
ブアセテート(以下BcAと略す)をOないし2重量係
加え、抽潰機で混合分散させて導電性接着剤として提供
する。嘴片状銀粉および樹枝状銀粉を用いたのは、これ
らが球状銀粉に比べて、接着剤中の銀粉どおしの接触面
積が大きく、高い導電性を与えるからである。Ag−5
40およびE−20を上記組成範囲よシ多く用いると、
接着剤の粘度が上昇し、少なく用いると、接着剤の導電
性が低下する。
以上のようにして得られた導電性接着剤を150℃で3
0分ないし60分で硬化させると、体積固4 布抵抗ば5×10 ないし1×10 Ω−節であり、S
iチップとリードフ、レームとの接着力は、室温で10
0〜150 kg/cm2.350℃では]、 O〜2
0kg/cm2であった。また熱分析によると、本接着
剤の硬化物の減量開始温度は、260ないし270℃で
あった。通常のエポキ/樹脂系導電性接着剤の減量開始
温度は゛200℃前後であるので、本発明による接着剤
は、従来のものより而」熱性をもっていることがわかる
。また本発明による導電性接着剤は、−液性であるにも
かかわらず、可使寿命が5℃で6ケ月と非常に長い。
(実施例の説明) YDF−170を50重量部と、YDN−180を20
重量部、およびPP−101を30重量部混合し、硬化
剤として2P4MH2を上記樹脂混合物に対し5重量部
添加し、三本ロールを用い充分に混合分散させる。得ら
些た組成物とAg −540およびE−20をそれぞれ
75重量部、68重量部および7重量部の割合で混合し
、抽潰機にて充分に混合分散させて導電性接着剤を得る
得られた導電性接着剤を用い、2岨角のICチップを銀
メッキされたり−ドフレーム上に接合し、熱風循環式乾
燥器中で150℃、60分間硬化させた。プソンープル
ケ8−ジを用いて、チップ0とリードフレームとの接着
強度を測定すると、室温で110kg/c1n2.35
0℃では15 kiz2であり、300ないし350℃
のワイヤボンディングに充分に耐え得る接着力を有して
いる。
また、この導電性接着剤の硬化物の熱分析から、減量開
始温度は空気中で260℃であシ、高い耐熱性を有して
いることがわかった。また、本接着剤の硬化物の体積固
有抵抗は8×10 Ω・副であった。また本接着剤は一
液性無溶剤タイブであるので、接着剤塗布工程において
は、ディス硬ンサー工法、スクリーン印刷はもちろん、
スタンピング工法にも対応が可能である。
以上述べた実施例と同様に、種々の組成で導’j!T性
接着剤を作シ、その特性を測った結果を以下(−表にま
とめる。
(発明の効果) 本発明で得られる導電性接着剤は、高い接着力と高い耐
熱性、それに高い導電性を有するので、半導体組立工程
におけるダイボンディング用接着剤としての応用が可能
であシ、半導体工業に太いに貢献するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エポキシ樹脂160ないし180のビスフェノールF型
    エポキシ樹脂を40ないし60重量部、二月?キシ当量
    170ないし190のフェノールノボラック型エポキシ
    樹脂を20ないし30重量部、および希釈剤として、エ
    ポキシ当耽220ないし240のメチルグリソジルエー
    テルノQラターンヤリープチルフェノールを20ないし
    30重量部混合した樹脂に、硬化剤として、2−フェニ
    ル−4メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾールを、
    上記エポキシ・厨脂混合物に対して5ないし8重量部添
    加し、以上の混合物に、平均粒度1μmのj1片状銀粉
    を67ないし72重前置、および平均粒度03μmの樹
    枝状銀粉を7がいし8重量%、さらに
JP1542483A 1983-02-03 1983-02-03 耐熱性導電性接着剤 Pending JPS59142270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1542483A JPS59142270A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 耐熱性導電性接着剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1542483A JPS59142270A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 耐熱性導電性接着剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59142270A true JPS59142270A (ja) 1984-08-15

Family

ID=11888384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1542483A Pending JPS59142270A (ja) 1983-02-03 1983-02-03 耐熱性導電性接着剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59142270A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01294784A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 導電性接着剤
JPH03145143A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体用導電性樹脂ペースト
JP2008218901A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 The Inctec Inc 硬化性導電性ペースト組成物およびプリント配線板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01294784A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 導電性接着剤
JPH03145143A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体用導電性樹脂ペースト
JP2008218901A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 The Inctec Inc 硬化性導電性ペースト組成物およびプリント配線板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4147669A (en) Conductive adhesive for providing electrical and thermal conductivity
JP3290127B2 (ja) 熱伝導性シリコーンゴム組成物及びこの熱伝導性シリコーンゴム組成物によりなる放熱シート
JP5030196B2 (ja) 回路接続用接着剤
JP2006249342A (ja) 接着剤組成物およびそれを用いた異方導電性接着剤
JP3947296B2 (ja) シート状封止材料およびそれを用いた半導体装置の製法
KR20160103543A (ko) 분산안정성과 방열특성이 우수한 그라펜 첨가 액정 에폭시계 접착제 및 그 사용방법
JPH05331355A (ja) 導電性ペースト
JP3911088B2 (ja) 半導体装置
JPS59142270A (ja) 耐熱性導電性接着剤
US5731370A (en) Semiconductor encapsulating epoxy resin compositions with 2-phenyl-4,5-dihydroxymethylimidazole curing accelerator
JP2018135422A (ja) ホットメルト接着剤組成物、および積層体
JP6283520B2 (ja) 半導体用接着剤組成物および半導体装置
JP3469432B2 (ja) 導電性樹脂ペースト及びこれを用いて製造された半導体装置
JPH05247181A (ja) エポキシ樹脂組成物および半導体封止装置
JPS59147068A (ja) 耐熱性導電性接着剤の製造法
JPH01189806A (ja) 導電性樹脂ペースト
JPH03215583A (ja) 導電性接着剤および半導体装置
JPS58153338A (ja) 半導体素子
JPH10340624A (ja) 導電性樹脂ペースト及びこれを用いて製造された半導体装置
JP3440449B2 (ja) 封止用樹脂組成物および半導体封止装置
JPH1030082A (ja) 接着剤
JPS62285968A (ja) 無溶剤型導電性接着剤
JP2896471B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
JPH045705B2 (ja)
JPH04215209A (ja) 異方導電フィルム