JPS59142260A - 表面を接着剤に対して非接着性にする方法 - Google Patents
表面を接着剤に対して非接着性にする方法Info
- Publication number
- JPS59142260A JPS59142260A JP1457083A JP1457083A JPS59142260A JP S59142260 A JPS59142260 A JP S59142260A JP 1457083 A JP1457083 A JP 1457083A JP 1457083 A JP1457083 A JP 1457083A JP S59142260 A JPS59142260 A JP S59142260A
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- silicone
- adherent
- adhesive
- adhesives
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
歩道橋の柱、手すシその他の塗装を施工された屋外構造
物、あるいは、コンクリート製の電柱などにポスターや
広告物が貼られ著るしく美感を損ねている。これ等を防
止するため、例えば電柱などには合成樹脂製凹凸のある
貼布防止物をまきつけたシカしている。又、一部ではし
支 リコーン、エポキシ系の塗料を塗布することによシ貼布
されたポスターなどをはがしゃすくする方法が採られて
いるが主にパ塗料が高価でありすぎることによシ一般的
には普及していない。
物、あるいは、コンクリート製の電柱などにポスターや
広告物が貼られ著るしく美感を損ねている。これ等を防
止するため、例えば電柱などには合成樹脂製凹凸のある
貼布防止物をまきつけたシカしている。又、一部ではし
支 リコーン、エポキシ系の塗料を塗布することによシ貼布
されたポスターなどをはがしゃすくする方法が採られて
いるが主にパ塗料が高価でありすぎることによシ一般的
には普及していない。
したがって一旦貼布されてし１つだポスター、広告物な
どは多大の人手をかけてこすり落しているのが現状であ
る。
どは多大の人手をかけてこすり落しているのが現状であ
る。
そこで本発明者らは、かかる物体表面上に接着剤に対し
て非接着性の皮膜を、簡便に、廉価で形成する方法につ
いて鋭意研究した結果、ある種のシリコーンがこれらの
条件を満たし、優れた非接着性の皮膜を与えることを見
出し本発明を完成した。
て非接着性の皮膜を、簡便に、廉価で形成する方法につ
いて鋭意研究した結果、ある種のシリコーンがこれらの
条件を満たし、優れた非接着性の皮膜を与えることを見
出し本発明を完成した。
すなわち本発明の対象は、揮発性の有機溶剤８０〜９８
重量部中に一液型常温加硫性シリコーン２〜２０重量部
を溶解せしめた溶液を物体表面に施与することを特徴と
する、物体表面を接着剤に対して非接着性にする方法で
ある。
重量部中に一液型常温加硫性シリコーン２〜２０重量部
を溶解せしめた溶液を物体表面に施与することを特徴と
する、物体表面を接着剤に対して非接着性にする方法で
ある。
ここで−成型常温加硫性シリコーンとしては、常温で空
気中の水分と反応して容易に硬化する末端封鎖ポリシロ
キサン、たとえばいわゆる脱オキシム型、脱アルコール
型、脱アミン型アルいは脱アセトキシ型の一成型ＲＴＶ
シリコーンシーラントを用いる。特には脱オキシム型の
ものが非接着性及びその耐久性の点で極めて好ましい。
気中の水分と反応して容易に硬化する末端封鎖ポリシロ
キサン、たとえばいわゆる脱オキシム型、脱アルコール
型、脱アミン型アルいは脱アセトキシ型の一成型ＲＴＶ
シリコーンシーラントを用いる。特には脱オキシム型の
ものが非接着性及びその耐久性の点で極めて好ましい。
び不快臭があシ、また非接着性が比較的劣る。
また脱アルコール型及び脱アミン型のものは、効果の耐
久性が比較的劣る、あるいは臭いがあるという問題の故
に常に使用できるとは限らない。
久性が比較的劣る、あるいは臭いがあるという問題の故
に常に使用できるとは限らない。
揮発性の有機溶剤としては、上記シリコーンを溶解しう
る総ての有機溶剤たとえばノルマルへブタン、ベンジン
等の脂肪族炭化水素、キシレン、トルエン等の芳香族炭
化水素、トリクロルエチレン、塩化メチレン等の塩素化
炭化水素を用いることができる。
る総ての有機溶剤たとえばノルマルへブタン、ベンジン
等の脂肪族炭化水素、キシレン、トルエン等の芳香族炭
化水素、トリクロルエチレン、塩化メチレン等の塩素化
炭化水素を用いることができる。
溶剤に対するシリコーンの割合を上述の上限以上にする
と、粘度が高くなるだめ施与が困難となシ、マた必要以
上に多量のシリコーンが消費される結果となυやすく不
経済である。一方、この割合を上述の下限以下にすると
、簡単な施与で十分な非接着性が得られない。一般に、
塗装した面に施与する場合は低割合でも十分な効果が得
られ、逆にコンクリート面のようにポーラスな面には比
較的高割合の方が望ましい。
と、粘度が高くなるだめ施与が困難となシ、マた必要以
上に多量のシリコーンが消費される結果となυやすく不
経済である。一方、この割合を上述の下限以下にすると
、簡単な施与で十分な非接着性が得られない。一般に、
塗装した面に施与する場合は低割合でも十分な効果が得
られ、逆にコンクリート面のようにポーラスな面には比
較的高割合の方が望ましい。
シリコーン溶液の物体表面への施与は、通常の方法たと
えばスプレー又はノ・ケ塗りにより行われる。処理され
る物体表面はたとえばコンクＩＪ−ト、鉄などであシ、
塗装を施こされた表面であってもよい。
えばスプレー又はノ・ケ塗りにより行われる。処理され
る物体表面はたとえばコンクＩＪ−ト、鉄などであシ、
塗装を施こされた表面であってもよい。
本発明によりシリコーンを施こされた物体表面は数時間
の放置後には、多数の接着剤だとえ；ば酢酸ビニル系、
アクリル系、合成ゴム系、メラミン系、アルキッド系の
接着剤に対して非接着性となる。 −従っ
て 接着剤を用いてビラ、ラベルなどを貼シ付けても、これ
を容易に剥がすことができ、あるいは自然に風によって
端からめくれて剥落する。この剥がれやすさは、他のシ
リコーン系化合物たトエハシリコーンオイル、シリコー
ンワニスなどを用いた場合に比べて格段に優れている。
の放置後には、多数の接着剤だとえ；ば酢酸ビニル系、
アクリル系、合成ゴム系、メラミン系、アルキッド系の
接着剤に対して非接着性となる。 −従っ
て 接着剤を用いてビラ、ラベルなどを貼シ付けても、これ
を容易に剥がすことができ、あるいは自然に風によって
端からめくれて剥落する。この剥がれやすさは、他のシ
リコーン系化合物たトエハシリコーンオイル、シリコー
ンワニスなどを用いた場合に比べて格段に優れている。
但し、ペルガンＺ（登録商標：信越化学（株）製）と呼
ばれるシリコーンワニスはやや良い剥離性を示す。エボ
キン系樹脂及びポリスチレン系樹脂も良好な結果を与え
ない。まだ本発明のシリコーンは容易に入手でき、かつ
本発明の施与法は簡単であるので、本発明は経済的に著
めて優利である。
ばれるシリコーンワニスはやや良い剥離性を示す。エボ
キン系樹脂及びポリスチレン系樹脂も良好な結果を与え
ない。まだ本発明のシリコーンは容易に入手でき、かつ
本発明の施与法は簡単であるので、本発明は経済的に著
めて優利である。
以下、実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例１
脱オキシム型シリコーンシーラント（グリース状、Ｎｏ
ｎ Ｓａｇ）２重量部 ノルマルヘプタン ９８Ｎ ｔ
部から成る溶液をエアゾールに充填し一般的な構造物
の外装用塗料である合成樹脂エナメル塗料が塗装されて
いる鉄の表面に吹き付け１０時間自然硬化させた。その
後、一般にウラ塗シラベルと称される合成ゴム系の粘着
剤が塗布されたラベルを貼り付けて一昼夜経過後はがし
たところ極めて容易に全面的にきれいにはがすことが出
来た。この効果は、テストした３ケ妥の間に１変ること
なく持続することが確認された。
ｎ Ｓａｇ）２重量部 ノルマルヘプタン ９８Ｎ ｔ
部から成る溶液をエアゾールに充填し一般的な構造物
の外装用塗料である合成樹脂エナメル塗料が塗装されて
いる鉄の表面に吹き付け１０時間自然硬化させた。その
後、一般にウラ塗シラベルと称される合成ゴム系の粘着
剤が塗布されたラベルを貼り付けて一昼夜経過後はがし
たところ極めて容易に全面的にきれいにはがすことが出
来た。この効果は、テストした３ケ妥の間に１変ること
なく持続することが確認された。
一方、比較のために上記シリコーンシーラントに代えて
、シリコーンオイル（ＫＦ９６：信越化学（株）製）を
用いた溶液を同様に使用した場合には、無処理の場合よ
りもラベルははがれやすいとは云え、部分的にラベルが
残存し、明らかに上記本発明の場合にべらべて劣ってい
た。
、シリコーンオイル（ＫＦ９６：信越化学（株）製）を
用いた溶液を同様に使用した場合には、無処理の場合よ
りもラベルははがれやすいとは云え、部分的にラベルが
残存し、明らかに上記本発明の場合にべらべて劣ってい
た。
る面に塗り紙を貼り付けようとしたところ、エマルジョ
ン接着剤がはじかれてしまい貼シ付けることが出来なか
った。一方、上記した比較のための溶液を用いた場合、
紙が確実に貼シ付けられた。
ン接着剤がはじかれてしまい貼シ付けることが出来なか
った。一方、上記した比較のための溶液を用いた場合、
紙が確実に貼シ付けられた。
実施例２
シリコーンシーラント（セメダイン８０６０ ：登録商
標、セメダイン（株）製ニオキシム型） ２０重量部
ゴム用揮発油 ８０重量部
から成る溶液を実施例１と同様に吹き付け、前出のラベ
ルを貼シ伺け、放置しておいたところラベルは端からめ
くりあがｐ１風雨によって自然にはがれ落ちた。酢酸ビ
ニールエマルジョン接着剤は実施例１と同様にはじかれ
てしまった。
標、セメダイン（株）製ニオキシム型） ２０重量部
ゴム用揮発油 ８０重量部
から成る溶液を実施例１と同様に吹き付け、前出のラベ
ルを貼シ伺け、放置しておいたところラベルは端からめ
くりあがｐ１風雨によって自然にはがれ落ちた。酢酸ビ
ニールエマルジョン接着剤は実施例１と同様にはじかれ
てしまった。
又、上記溶液を、コンクリート製電柱に塗布し、１０時
間自然硬化後に前出のラベルを貼シ付けて、−昼夜経過
後はがしたところ、極めて容易にはがすことができた。
間自然硬化後に前出のラベルを貼シ付けて、−昼夜経過
後はがしたところ、極めて容易にはがすことができた。
この効果は３ケ月後にも変らずに持続した。
実施例３
紙にアクリル系エマルジョン接着剤を塗布し、これを実
施例１と同じ溶液をスプレーされた面に貼シ付けた。−
昼夜経過後にはがしたところ、全面的にきれいにはがす
ことができだ。
施例１と同じ溶液をスプレーされた面に貼シ付けた。−
昼夜経過後にはがしたところ、全面的にきれいにはがす
ことができだ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■、揮発性の有機溶剤８０−９８重量部及び−成型常温
加硫性シリコデン２〜２０重量部から成る″溶液を物体
表面に施与することを特徴とする、物体表面を接着剤に
対して非接着性にする方法。 ２、 シリコーンがオキシム型シリコーンである特許請
求の範囲第１項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457083A JPS59142260A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | 表面を接着剤に対して非接着性にする方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457083A JPS59142260A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | 表面を接着剤に対して非接着性にする方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59142260A true JPS59142260A (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=11864810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1457083A Pending JPS59142260A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | 表面を接着剤に対して非接着性にする方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59142260A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146790A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-06 | Star Chemical Kogyo Kk | Preventing agents for sticking advertisement bills |
| JPS557815A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-21 | Toray Silicone Co Ltd | Prevention of billsticking |
-
1983
- 1983-02-02 JP JP1457083A patent/JPS59142260A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52146790A (en) * | 1976-05-31 | 1977-12-06 | Star Chemical Kogyo Kk | Preventing agents for sticking advertisement bills |
| JPS557815A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-21 | Toray Silicone Co Ltd | Prevention of billsticking |
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