JPS59142102A - ベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置 - Google Patents
ベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置Info
- Publication number
- JPS59142102A JPS59142102A JP1672483A JP1672483A JPS59142102A JP S59142102 A JPS59142102 A JP S59142102A JP 1672483 A JP1672483 A JP 1672483A JP 1672483 A JP1672483 A JP 1672483A JP S59142102 A JPS59142102 A JP S59142102A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- resin
- knots
- sensors
- spray gun
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
本発明は主としてカラ松、米松等の針葉樹から切削され
た生のベニヤ単板中に存在する多数の節の表面付近に樹
脂を塗布してこれを乾燥操作の前に補強しておくベニヤ
単板の節を樹脂によシ補強する装置に関するものであっ
て、その目的とする所はこの種ベニヤ単板の節は乾燥操
作中にその殆んどが脱落して、所謂波は節となってしま
うので後段工程でその部分に埋木やパテ補修等の補修作
業を余儀なくされていたものであるか、またはその節の
部分を繊維方向に全体に切断除去していたものであるか
ら、余分な工程操作と副資材を要し、製品歩留りの低下
も著しかった従来の難点を払拭すべく、乾燥前の生のベ
ニヤ単板に存在する多数の節をセンサーにより自動的に
検知してこれに対応する個々のスプレーガンを自動的に
制御することによってその節の表面付近に事前に樹脂を
塗布して乾燥収縮による節の脱落を未然に防止し、以っ
て余分な工程操作と副資材を不要にし、製品歩留9の著
しい向上を一挙に計ったものである。
た生のベニヤ単板中に存在する多数の節の表面付近に樹
脂を塗布してこれを乾燥操作の前に補強しておくベニヤ
単板の節を樹脂によシ補強する装置に関するものであっ
て、その目的とする所はこの種ベニヤ単板の節は乾燥操
作中にその殆んどが脱落して、所謂波は節となってしま
うので後段工程でその部分に埋木やパテ補修等の補修作
業を余儀なくされていたものであるか、またはその節の
部分を繊維方向に全体に切断除去していたものであるか
ら、余分な工程操作と副資材を要し、製品歩留りの低下
も著しかった従来の難点を払拭すべく、乾燥前の生のベ
ニヤ単板に存在する多数の節をセンサーにより自動的に
検知してこれに対応する個々のスプレーガンを自動的に
制御することによってその節の表面付近に事前に樹脂を
塗布して乾燥収縮による節の脱落を未然に防止し、以っ
て余分な工程操作と副資材を不要にし、製品歩留9の著
しい向上を一挙に計ったものである。
(発明の構成)
本発明は実施の一例を図示するように、搬送過程のベニ
ヤ単板1 、a−e 1 bの節’l a 、 2bを
検知itJ能に搬送方向の直交方向に多数のセンサー6
を架設したことと、前記搬送過程の<ニヤ単板1’、;
、2. 、1’b (7)節2a、2’bに樹脂4を塗
布ijJ能に111記センサー乙の個々の検知列に対応
してその後段に多数のスプレーガン5を架設したことと
、6iJ記センサー6により検知した搬送過程のベニへ
・Φ板1a、1bの節2a、2bが前記”I=J応する
個々のスプレーガン5の直下に到来した時に夫々発動可
能に該センサー5とスプレーガン5を記憶制御回路乙に
より夫々接続したことを構成要件とするベニヤ単板の節
を樹脂により補強する装置である。
ヤ単板1 、a−e 1 bの節’l a 、 2bを
検知itJ能に搬送方向の直交方向に多数のセンサー6
を架設したことと、前記搬送過程の<ニヤ単板1’、;
、2. 、1’b (7)節2a、2’bに樹脂4を塗
布ijJ能に111記センサー乙の個々の検知列に対応
してその後段に多数のスプレーガン5を架設したことと
、6iJ記センサー6により検知した搬送過程のベニへ
・Φ板1a、1bの節2a、2bが前記”I=J応する
個々のスプレーガン5の直下に到来した時に夫々発動可
能に該センサー5とスプレーガン5を記憶制御回路乙に
より夫々接続したことを構成要件とするベニヤ単板の節
を樹脂により補強する装置である。
即ち本発明はベルトコンベアー7等の搬送手段によって
その繊維方向または繊維方向の直交方向に連続的に搬送
される主としてカラ松、米松等の針葉樹から切削された
ベニヤ単板1a。
その繊維方向または繊維方向の直交方向に連続的に搬送
される主としてカラ松、米松等の針葉樹から切削された
ベニヤ単板1a。
1[)中に存在する多数の節2a、2bを、前記搬送手
段の搬送方向の直交方、向に一列状に架設した多数のセ
ンサー5、例えばランプ等の光源8によるベニヤ単板1
ゝa面の反射光線を受光して節2a、2bの存在による
光量の変化を検知可能に装置したラインセンサー、イメ
ージセンサ−、テレビカメラ等のセンサー乙によす予シ
め搬送方向の直交方向に区画設定した検知列毎にその存
在個所を検知して電子メモリー、磁気メモリー、タイマ
ー等からなる記憶制御回路6へ夫々伝送するように装置
されている。また前記記憶回路6へ伝送された節2a、
2bの検知信号はベニヤ単板1a 、 1.bの搬送速
度に同期した遅延時間を経た後に対応する個々のスプレ
ーガン5に伝えられて該スプレーガン5の直下に到来し
た節2 a 、 2bをめがけて樹脂4が噴霧されて節
2a 、2bとその付近の木質部に適宜量、適宜形状に
塗布される。前記樹脂4は普通には湿潤硬化性のウレタ
ン樹脂等をメチルエチルケトン(MEK )、ケトン、
アセトン等の溶剤で適宜稀釈されたものが使用され、こ
こで塗布された樹脂4は材質中への含浸と薄膜の形成に
よる架橋機能によって節2a 、2bの乾燥収縮の際の
脱落を未然に防止出来るように乾燥前の生の内に補強さ
れるものである。
段の搬送方向の直交方、向に一列状に架設した多数のセ
ンサー5、例えばランプ等の光源8によるベニヤ単板1
ゝa面の反射光線を受光して節2a、2bの存在による
光量の変化を検知可能に装置したラインセンサー、イメ
ージセンサ−、テレビカメラ等のセンサー乙によす予シ
め搬送方向の直交方向に区画設定した検知列毎にその存
在個所を検知して電子メモリー、磁気メモリー、タイマ
ー等からなる記憶制御回路6へ夫々伝送するように装置
されている。また前記記憶回路6へ伝送された節2a、
2bの検知信号はベニヤ単板1a 、 1.bの搬送速
度に同期した遅延時間を経た後に対応する個々のスプレ
ーガン5に伝えられて該スプレーガン5の直下に到来し
た節2 a 、 2bをめがけて樹脂4が噴霧されて節
2a 、2bとその付近の木質部に適宜量、適宜形状に
塗布される。前記樹脂4は普通には湿潤硬化性のウレタ
ン樹脂等をメチルエチルケトン(MEK )、ケトン、
アセトン等の溶剤で適宜稀釈されたものが使用され、こ
こで塗布された樹脂4は材質中への含浸と薄膜の形成に
よる架橋機能によって節2a 、2bの乾燥収縮の際の
脱落を未然に防止出来るように乾燥前の生の内に補強さ
れるものである。
尚、1iiJ記センサー6は実施例のような光電式に限
定されることなく節2a、2bと木質部の色調、硬軟等
を検知して識別する機能のものであれば何でもよく、ま
た前記スプレーガン5も周知のエア一式スプレーガン等
に限定されることなく、例えば射出塗布器、回転塗布器
等に代替可能であることは勿論である。
定されることなく節2a、2bと木質部の色調、硬軟等
を検知して識別する機能のものであれば何でもよく、ま
た前記スプレーガン5も周知のエア一式スプレーガン等
に限定されることなく、例えば射出塗布器、回転塗布器
等に代替可能であることは勿論である。
(発明の効果)
本発明は叙上のように乾燥前の生のベニヤ単板1 a、
、 1 bに存在する多数の節、2a、2bをセンサ
ー乙により自動的に検知してこれに対応する個々のスプ
レーガン5を自動的に制御することによって、その節2
a、2bの表面イ」近に事前に樹脂4を塗布して乾燥収
縮による節2a、。
、 1 bに存在する多数の節、2a、2bをセンサ
ー乙により自動的に検知してこれに対応する個々のスプ
レーガン5を自動的に制御することによって、その節2
a、2bの表面イ」近に事前に樹脂4を塗布して乾燥収
縮による節2a、。
2bの脱落を未然に防止するように装置されグζもので
あるから、従来のような抜は節となってからの埋木やパ
テ補修等の余分彦工程操作やそれに要する副資相等を不
要にし、i!た従来の節の部分を繊維方向の全体に切断
除去するための余分な工程操作やそれによる製品歩留シ
の著しい低下を完全に払拭した、実施効果の極めて顕著
な発明である。
あるから、従来のような抜は節となってからの埋木やパ
テ補修等の余分彦工程操作やそれに要する副資相等を不
要にし、i!た従来の節の部分を繊維方向の全体に切断
除去するための余分な工程操作やそれによる製品歩留シ
の著しい低下を完全に払拭した、実施効果の極めて顕著
な発明である。
図は本発明の実施の一例を示すものであって、第1図は
側面図、第2図は平面図である。 1a、1b、、・ベニヤ単板、2a、2b−・・節、6
・・・センサー、4・・・樹1]L5・・・スプレーガ
ン、6・・・記憶制御回路。 特許出願人 橋本電機工業株式会社
側面図、第2図は平面図である。 1a、1b、、・ベニヤ単板、2a、2b−・・節、6
・・・センサー、4・・・樹1]L5・・・スプレーガ
ン、6・・・記憶制御回路。 特許出願人 橋本電機工業株式会社
Claims (1)
- 搬送過程のベニヤ単板の節を検知可能に搬送方向の直交
方向に多数のセンサーを架設したことと、前記搬送過程
のベニヤ単板の節に樹脂を塗布可能に前記センサーの個
々の検知列に対応してその後段に多数のスプレーガンを
架設したことと、前記センサーにより検知しfc搬送過
程のベニヤ単板の節が前記対応する個々のスプレーガン
の直下に到来した時に夫々発動可能に該センサーとスプ
レーガンを記憶制御回路により夫々接続したことを特徴
とするベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1672483A JPS59142102A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | ベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1672483A JPS59142102A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | ベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142102A true JPS59142102A (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=11924206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1672483A Pending JPS59142102A (ja) | 1983-02-02 | 1983-02-02 | ベニヤ単板の節を樹脂により補強する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142102A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009137029A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Shigeo Yamazaki | 木板材及び木板材の加工方法 |
JP2012081720A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Hokkaido Research Organization | 抜け節の防止方法ならびにその木質材料 |
JP2012081721A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Hokkaido Research Organization | 木材の節脱落防止装置、及び節脱落防止処理を施した木質材料の製造方法 |
JP2015044347A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | Dic株式会社 | 木質積層材料及びその製造方法 |
-
1983
- 1983-02-02 JP JP1672483A patent/JPS59142102A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009137029A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Shigeo Yamazaki | 木板材及び木板材の加工方法 |
JP2012081720A (ja) * | 2010-10-07 | 2012-04-26 | Hokkaido Research Organization | 抜け節の防止方法ならびにその木質材料 |
JP2012081721A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Hokkaido Research Organization | 木材の節脱落防止装置、及び節脱落防止処理を施した木質材料の製造方法 |
JP2015044347A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | Dic株式会社 | 木質積層材料及びその製造方法 |
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