JPS59141100A - 除染方法 - Google Patents

除染方法

Info

Publication number
JPS59141100A
JPS59141100A JP1521883A JP1521883A JPS59141100A JP S59141100 A JPS59141100 A JP S59141100A JP 1521883 A JP1521883 A JP 1521883A JP 1521883 A JP1521883 A JP 1521883A JP S59141100 A JPS59141100 A JP S59141100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
hot water
water
cleaned
decontamination method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1521883A
Other languages
English (en)
Inventor
植木 「ひろし」
岡田 洋郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP1521883A priority Critical patent/JPS59141100A/ja
Publication of JPS59141100A publication Critical patent/JPS59141100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放射性物質で汚染される系をアイスブラスト
によシ除染する方法に関するものである。
原子炉の一次冷却系は水、液体金属等の冷却材が循環し
、冷却が行われている。このような系では放射性物質が
付着して汚染されるため、除染が行われろ−このような
系の除染では放射能による2次汚呆を防止する必要があ
り、被洗浄系に氷の粒子を噴射して洗浄するアイスブラ
ストがこれに適している。すなわちアイスブラストは、
サンドブラストのようにブラスト材が洗浄後桟ることな
く、純度の高い水になってし捷うため、後処理が簡単で
あり、捷たドライアイス粒をブラスト材としたときのよ
うに、後処理として大量の気体を処理する必要もないた
め、放射性汚染物質の除染に適している。
アイスブラストでは氷の粒子だけを噴射するのは困難で
あるため、流体により搬送することが?Tわれるが、搬
送流体として気体を用いると、放射能を帯びた微粒固形
物(クラッド)が松属となって他の部分に拡散されるた
め、後の処理が困難になるが、搬送流体として水等の液
体を用いると、このようなことが防止され、クラッドを
流し去ることができる。
ところでブラスト材は硬度が高いほどブラスト効果が優
れており、氷粒の硬度は温度が低いほど高いので、氷の
搬送ME体としては可能な限9温度の低い液体(水)を
用いることが考えられるが、流体として零度に近い水を
用いた場合、被洗浄体表面に着氷して氷層を形成し、ブ
ラスト効果を著しく低下し、氷粒をブラスト材に使用す
ることを無意味にするという問題があった。
この発明は、上記のような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、氷の搬送流体として高圧瀞水を用いること
により、着氷を防止して効率よくアイスブラストを行い
、しかも後処理が容易な除染方法を提供することを目的
としている。
この発明は放射性物質で汚染される系をアイスブラスト
により除染する方法において、氷粒を高圧温水で搬送し
て被洗浄系に噴射して洗浄することを特徴とする除染方
法である。
氷粒の温度が低いほどブラスト効果は高いが、氷粒が衝
突した時点で融解しないで、氷粒状態を維持できておれ
ば、氷粒は十分にブラスト効果を発揮できる。このだめ
搬送流体として温水を使用しても、高圧で搬送して氷粒
との接触時間を短くし、接触子の伝熱量を氷粒の完全な
融解に要する熱量よりも小さくすれば、十分にブラスト
を行うことができる。この場合、衝突の時点で全体の氷
結を防止でさる程度の熱量を温水が有していれば、被洗
浄体の表面における氷結を防止しながらアイスブラスト
を行うことができる。
温水と氷粒との接触時間を短くするには、温水を高圧で
噴射ノズルに圧送し、その送水経路の途中、灯器しくは
噴射の直前に氷粒を混入して噴射すればよい。そうする
ことによシ氷の搬送間開を短くでき、これにより氷の融
解を防止できるとともに、搬送水の温度降下を少なくす
ることがでさる0 以下、不発明を図面によシ説明する。図面は本発明の一
実施態様を示す系統図であり、1は温水貯槽、2は製氷
装置、3は被洗浄体である。除染方法は、−まず温水貯
槽1において、一定温度の温水を製造する。温水貯槽1
には加熱器4が設けられておシ、温度検出器5で水温を
測定しながら加熱器4を制御して一定瀧度の温水が製造
される。
加熱源は蒸気または他の熱源でもよい。
温水貯槽1の温水は高圧ボンゾロによって所定圧力に高
められ、管7を通して圧送する。管7には混合器8が設
けられており、製氷装置2がらブラスト利きしての氷粒
が添加され、高圧温水と混合される6、混合器8として
はエセクターなどの公知のものが使用できる。製氷装置
2は製氷されたブロック状の氷を切削刃にょシ削り、ま
たは破砕し、所定の粒度に調整できるとともに、所定温
度に過冷却できるように、冷凍機能、粒反調査機能、過
冷却機能を備えた冷却能力の大きいものが使用できる。
混合器8で氷粒を混合した高圧温水はフレキシブルチュ
ーブ9内を圧送されて、その先端に設けられた噴射ノス
ル1oがら被洗浄体乙の表面に噴射される。洗浄位置の
変更は噴射ノズル10の位置、角度等の変更により行わ
れる。噴射時点および衝突時点において高圧温水中の氷
粒は融解せず、かつ高圧温水が氷結しないようになって
いるため、氷粒は板洗浄体乙の表面に衝突してブラスト
効果を発揮するため、付着汚染物は剥離する。なお、フ
レキンプルチューブ9を用いずに、ノズル10を固足状
にし、被洗浄体を移動するようにしてもよい。またノズ
ル10内に混合機能を持ノζせることも可能である。
このとぎ搬送流体である高圧温水も高圧で被洗浄体6(
で衝突するため、ジェット洗浄効果が表われるとともに
、氷結直前の水に比べて高圧温水は粘性が低いため、乱
流、キャビチー/コンなどが起こシ、洗浄力は犬きくな
る。また剥離する汚染物質は高圧温水によシ捕捉され、
ダストとなって飛散するこさばない。
被洗浄体乙に衝突した氷粒は高圧温水および剥離汚染物
とともに流下して廃水ピット11に果められ、この間に
氷粒は融解する。、、廃水ビット11の1発水(d浄化
装置12により剥離汚染物その他の不純物を除去され、
精製水として温水貯v1寸だけ製氷装置2に返送される
。浄化装置12は精密フィルタか使用できるが、イオン
交換装置等と組合わせてもよい。イオン交換装置を組合
せることによって、高圧水製造装置やノズルあるいは製
氷装置の放射能汚果を防ぐことができる。
高圧温水の温度、圧力、氷粒の粒度、形状、温度、混合
比、混合後の搬送時間等は相関関係を不しておシ、噴射
後被洗浄体乙に衝突した時点で、氷粒が融解せず、かつ
全体か氷結しない温度に維持できればよいが、衝突の時
点で搬送水が粘性を持たない範囲で、できるだけ低い温
度に維持するのが整寸しい。この時の被洗浄体3の表面
における搬送水の温度の好丑しい範囲は10〜60℃で
ある。
被洗浄体6の表面における搬送水の温度を上記範囲に維
持するだめのそれぞれの条件は実験により確かめること
ができるが、一般的な灯器しい範囲は温水の温度15〜
60℃、圧力150〜350■ぐ9 / crA O、
氷粒の粒径1〜10+IIm、温度−80〜−10℃、
混合後の搬送時間は10−1〜10−’秒程度である。
氷粒の形状はランダム破砕状でよいが、板状のものよし
は粒状のものがよい。
【也混合比は搬送できる流動状態を株てる訂11囲なら
特に制限はない。また除染に使用する装部としては図示
のものに限定されず、具体的な構成は変更可能であり、
前記洗浄条件も変更可能である。さらに本発明による除
染の対象となる系は原子炉の一仄冷却系に限らず、放射
性物鵞、により汚染される可能性のある系であれはよい
○以上軌間してきたように、この発明によれは、高圧の
温水を穀送流体として氷粒を搬送し、被洗浄系に噴射す
るように構成しであるので、搬送時間を短くして氷粒の
融解を防ぐとともに、被洗浄系の氷結を防ぎながらアイ
スブラストを行うことができる。そのため氷粒と粘性の
少ない高圧温水との相互作用により効率よく付着汚染物
を剥離できる。しかも、剥離した汚染物質は搬送水で捕
捉され、飛散による2次汚染が防止できるなどの効果が
ある11寸だ洗浄IQ水を浄化して循環1吏用すると、
発生する汚染物質の量が少なくなり、後処理が容易にな
る。さらに搬送流体に純水を使用すれば、氷粒は本来1
11i Kの高い水によって構成されているものである
から、被洗浄体や技洗浄系をイ(糸用物で汚す可能性が
ないという大きな利点かある。
実施例 図面の装置において、温水貯槽1で60℃の温水を製造
し、これを焉圧ポンプ6により1501(g/ ca 
Gの圧力、8ろ/−/ urnの流量で送水し、混合器
8において高圧温水1靜当り粒径1〜”m、温度−62
〜−68℃の氷粒120に9を混合し、噴射ノズル10
から噴射し、被洗浄体乙の表面に衝突さぜ、洗浄を行っ
た。氷粒の搬送時間は10−5秒、噴射ノズル10と被
洗浄体乙の距離は5 anである。この結呆、被洗浄体
30表面は氷結することなく、付着汚染物はきれいに洗
浄され/し、比較のため、圧力水の温度を下け、他は同
条件で洗浄を行ったところ、温度10℃以下では被洗浄
体乙の表面に氷結が起こり、洗浄が不可能となつた。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施態様を示1−系統図であり、1
は温水貯槽、2は製氷装置、3 i−1被洗浄伺f16
は高圧ポンプ、8は混合器、10は噴射ノズル、11は
廃水・ピント、12は浄化装置である0代理人 弁理士
 柳 原   成

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放射性物質で汚染される系をアイスブラストによ
    り除染する方法において、氷粒を高圧温水で搬送して被
    洗浄系に噴射して洗浄することを特徴とする除染方法。
  2. (2)氷粒は高圧温水の供給系路に設けられた混合器に
    よシ混合されるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    除染方法。
  3. (3)氷粒はブロック状の氷を破砕したものである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の除染方法0
  4. (4)氷粒は過冷却したものである特許請求の範囲2第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の除染方法。
  5. (5)洗浄廃水はυ化して高圧温水または氷粒製造用に
    循環するようにした特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかに記載の除染方法。
JP1521883A 1983-01-31 1983-01-31 除染方法 Pending JPS59141100A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1521883A JPS59141100A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 除染方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1521883A JPS59141100A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 除染方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59141100A true JPS59141100A (ja) 1984-08-13

Family

ID=11882728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1521883A Pending JPS59141100A (ja) 1983-01-31 1983-01-31 除染方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59141100A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245947A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Kuriharanto:Kk 放射性物質除染剤及び除染方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245947A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Kuriharanto:Kk 放射性物質除染剤及び除染方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5456629A (en) Method and apparatus for cutting and abrading with sublimable particles
DE2107479C3 (de) Verfahren zur Dekontaminierung der Oberflächen von Kernreaktorbauteilen
US3895465A (en) Cleaning contaminated surfaces of nuclear power plants and recovery of removed surface particles
US5302324A (en) Method for decontaminating substances contaminated with radioactivity, and method for decontaminating the materials used for said decontamination
JP2006191022A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2007315995A (ja) 放射性同位元素に汚染された表面近傍部位を非熱的レーザー剥離を用いて再溶融無く、再拡散無く、且つ再汚染無く除染する方法とその装置
JP2015110262A (ja) ブラスト用ドライアイスペレット及びその製造方法
JPS59141100A (ja) 除染方法
US3894364A (en) Method of cleaning nuclear power plants
EP1155270B1 (en) Cleaning using welding lances and blasting media
JP2019178875A (ja) 炭酸ガスハイドレートを用いる表面除染装置及び表面除染方法
EP0234365A1 (de) Einrichtung zur abrasiven Oberflächenbehandlung
CN106663483B (zh) 核动力设备和保护气体装置
JP2013245947A (ja) 放射性物質除染剤及び除染方法
JPH03164696A (ja) 冷却塔の洗浄方法
JPH0451233B2 (ja)
JPS6029278A (ja) 洗浄方法
US20020196892A1 (en) Method and device for removing radioactive deposits
JPH032697A (ja) 微粒子研磨材による配管内面に強固に付着している放射性腐食生成物及び放射性汚染物を除去する流動研磨除染法及び装置
JP4012344B2 (ja) 高炉スラグ細骨材の製造方法
JPS6175300A (ja) ブラスト用ペレット
JPS59216100A (ja) 放射能で汚染された機器の除染装置
JPH06331795A (ja) 放射能汚染機器の除染方法およびその装置
WO1998053464A1 (en) A device for removing a radioactive deposition
JPS6316972A (ja) プラスト用砥粒