JPS5914051B2 - 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置 - Google Patents

熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置

Info

Publication number
JPS5914051B2
JPS5914051B2 JP11663676A JP11663676A JPS5914051B2 JP S5914051 B2 JPS5914051 B2 JP S5914051B2 JP 11663676 A JP11663676 A JP 11663676A JP 11663676 A JP11663676 A JP 11663676A JP S5914051 B2 JPS5914051 B2 JP S5914051B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
thermoplastic
pigments
extruder
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11663676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5342231A (en
Inventor
芳博 林崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegai Corp
Original Assignee
Ikegai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikegai Corp filed Critical Ikegai Corp
Priority to JP11663676A priority Critical patent/JPS5914051B2/ja
Publication of JPS5342231A publication Critical patent/JPS5342231A/ja
Publication of JPS5914051B2 publication Critical patent/JPS5914051B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は押出機を使用して熱可塑物に顔料を添加し分
散させる方法及び装置に関するもので、更に詳しくは、
押出機により混練溶融され搬送されている熱可塑物中に
押出機の長手方向において同時に顔料を添加することに
より、熱可塑物の粘度を増し、粘度の上昇により剪断力
を向上させ、顔料をより分散し易くし、高濃度でしかも
均一に顔料を分散させた樹脂製品を得ることを目的とす
るものである。
従来、熱可塑物と顔料との混合を行なう場合、例えば、
ポリエチレン、ポリスチレンに酸化チタンやカーボンブ
ラックを多量に添加したマスターバッチペレットの製造
、エポキシ樹脂又は熱硬化5 性アクリル樹脂に添加剤
として光沢剤、硬化剤、流れ止め剤等を配合したものに
酸化チタンやフタロシアニンブルーを多量に添加した粉
体塗料の製造、ポリプロピレンに炭酸カルシウムやクレ
ーを多量に添加した無公害樹脂の製造などにおいては、
10連続混練機である単軸押出機、二軸押出機、多軸押
出機が使用され、特に二軸押出機が一般的に使用されて
いる。
しかし、このような連続混練機で顔料を均一に熱可塑物
に練り込むことは、非常な困難を伴なうもので、特に多
量に顔料が添加され15ている顔料分散樹脂製品の均一
なものを得るのは難かしい。これは顔料が多量に添加さ
れるほど熱可塑物に一様に分散混練させることが難かし
く、二次粒子と称する粗大顔料粒子が多くなつて、製品
に゛゛ぶつ’’となつて現れたり、フィルムにフイツシ
ユアイと20して発生したり、塗面に色の濃淡となつて
現れたりするからである。したがつて、押出機に粉末顔
料混合物を多量に投入し、溶融混練することには無理が
あり、熱可塑物に対し顔料を20〜30%添加したもの
が限界であり、それ以上については、25熱可塑物と顔
料とを別々に投入する第1図に示す方法をとるのが一般
的である。次に、第1図に関して従来の方法を説明する
熱可塑物原料をホッパ1から押出機シリンダ2内に供給
し、スクリュー3の回転により供給された30樹脂材料
を混練溶融し搬送する。顔料は補助ホッパ4から補助ス
クリュー5でシリンダ2内の一定個所に集中的に供給し
、混練溶融された熱可塑物と混合する。必要に応じて脱
気口6で脱気後、押出機の押出口に接続したダイ1を経
て、ペレット、35フィルムあるいはロッドとして押出
す。このような熱可塑物に顔料を分散する方法は添加す
る顔料が比較的小量である場合は良好であるが、以上の
をりような欠点がある。
すなわち、(イ)添加顔料の量が全体の40〜50%程
度になると分散しきれずに粗大粒子になり易い。
(ロ)顔料を添加する場所が1個所に集中しているため
、顔料が熱可塑物に一様に分散混練されず、部分的に集
中して粗大粒子になり易い。
(ハ)添加場所に数個所に設ける方法もあるが顔料が分
散するまでの距離が必要以上に長くなつて、L/Dが大
きくなり、設備面積、消費動力の点で効率が悪くなる。
(ニ)顔料供給孔を数個所に設けても、一個所の場合と
同じく、顔料が集中的に投入されるため、やはり粗大粒
子ができ易い。
(ホ)最初に投入された顔料と最後に供給された顔料と
では熱履歴が極端に違うため、熱劣佳を受け易く、特に
耐熱性の悪い顔料では色むらや変色の原因となる。
この発明は叙上の欠点を排除することを目的とし、押出
機の長手方向に沿つて連続的に顔料を添加することによ
つて問題を解決している。
この場合、顔料の最初の添加位置と最後の位置との熱履
歴の違いによる熱劣化等は無視しうることもわかつた。
更に熱可塑物を混練溶融した際に発生する水分、残留モ
ノマ等の揮発雰囲気中を顔料が通過すると、分散性が低
下することがわかつた。顔料に含有する揮発分、市販顔
料に含まれている弱く結合した塊状粉末によつても同様
に分散性が阻害されることがわかつた。次に第2及び3
図に関してこの発明を説明する。
第2図及び第3図において、二軸押出機のシリンダ11
には熱可塑物供給用ホツパ12を設けると共に、シリン
ダ内にスクリユ一13,14が内装され、ホツパ12側
からスクリユ一の軸方向に搬送部Cl.圧縮部C2、溶
融部C3、顔料供給部C4、顔料混練部C5及び計量化
部C6となつている。スクリユ一13,14は図示して
いない駆動装置(第2図の左端に接続して配設されるモ
ータ両軸形式の歯車機構又はスプロケツトチエーン機構
等)によつて連動回転するように構成されている。シリ
ンダ11の顔料供給部C4には、シリンダの長手方向に
長孔15,16が設けられ、これらの孔は顔料供給用ホ
ツパ17に接続するシユート18,19が設けてある。
顔料供給用ホツパ17は仕切板20a,20b及び20
cによつて貯留室21a,21b,21c,21dに分
割され各室の下端にはそれぞれ顔料供給量を調整可能な
調整板22a,22b,22c,22dを取付けている
。シユート18,19は上面に多数の小孔23を設ける
と共に、シリンダ11、ダイ24の外周上には温度制御
装置25,25・・・・・・・・・を設けている。第4
図は顔料供給用ホツパを取付ける他の実施例で、シリン
ダ11aはスクリユ一13a,13bを収納すると共に
、長手方向に長孔15a,16aを有する。長孔15a
は顔料供給用ホツパ17aのシユート18aに接続し、
長孔16aは図示されていない脱気装置に接続される脱
気孔である。顔料供給用ホツパ17aの構造は第2図に
示したホツパ17と同様で、仕切板により複数個の貯留
室に分割され、各貯留室の下端には顔料の供給量を調整
する調整板が設けてある。このように一方の長孔を顔料
供給用ホツパに、他方の長孔を脱気装置に接続すること
により、溶融混練物から脱気を行ないつつ顔料を供給す
るため、良質な顔料分散樹脂製品を得ることができる。
又図示していないが、顔料供給ホツパ17aから顔料が
樹脂内に供給される前に、例えばシユート18aの上面
に第3図に於ける小孔23の如く多数の小孔を設けて脱
気を行なつてもよい。
脱気装置を取付けることにより、可塑化溶融された樹脂
内に滞留する気体は脱気され良質の顔料分散樹脂製品を
得ることができる。第5及び6図は単軸押出機のシリン
ダの長手方向に顔料供給用の長孔を設けた場合を示す。
第5図に示す単軸押出機においてはシリンダ26の長手
方向に長孔27を設け、この長孔27に顔料供給用のシ
ユート28及び顔料供給用ホツパ29を接続する。シユ
ート28の上面には熱可塑物を混練溶融した際に発生す
るガスを脱気する小孔32を複数個設ける。またシユー
ト28の下面には顔料の供給を円滑に行なうため、バイ
ブレータ30を取付ける。第6図は単軸押出機における
顔料供給装置の他の実施例を示し、押出機のシリンダ2
6aの長手方向に多孔27aを設け、この長孔27aに
2重底のシユート28aおよび顔料供給用ホツパ一29
aを接続する。
シユート28aの2重底の下方の空所33には管35に
より熱風を通し、上方のシユート28aの通路に顔料を
導く。上方の通路の下面には複数個の小孔34を設ける
。熱風は小孔34を通つて顔料を乾燥させると同時に.
顔料の長孔27aへの供給を助長する。なおこのように
脱気と顔料供給とを同時に行なう場合には、顔料が揮発
雰囲気になるべく影響されないようにすることが必要で
ある。
第7図は顔料の添加量と分散度、粘度等との関係を示す
グラフであつて、第2図に示す二軸押出機を使用して、
顔料供給ホツパ17の各貯留室21a,21b,21c
及び21dの顔料供給点をそれぞれ点A,B,C及びD
とする。
点Aにおいては、顔料が少いので熱可塑物にほぼ完全に
分散する。点B,C,Dと次第に顔料の添加量を増して
行くと、熱可塑物の粘度が上昇し、それに伴つて顔料に
働く剪断力も大きくなり、分散度は上昇する。従つて粘
度分布の広い顔料を使用する場合には、まず点Aに近い
方に比較的分散し易い微粉末のものを、点Dに近い方に
分散しにくいより粗大な粉末のものを投入することによ
り、点Dの粘度が上昇して剪断作用の大きい場所で粗大
粉末を分散させることができる。また顔料の分散性に応
じ、分散しやすい無機顔料は点Aに近い所に、分散しに
くい有機顔料は点Dに近い方に添加し、粘度上昇による
剪断力を利用して分散させる。なお、ここで述べた熱可
塑物には微量添加される改質剤を含めてもよい。また顔
料とは熱可塑物に多量に添加する主充填剤を示すもので
あるが、微量添加される改質剤等を含めて良い。次に第
2図に示す二軸押出機を使用した実施例について説明す
る。
実施例 1 熱可塑物として、エポキサ樹脂 40%重量部顔料とし
て、酸化チタン 60%重量部を用い、スクリユ
一直径D=110n.L/D=20長孔の長さ=220
1!l、長孔の幅=20總、シリンダの温度、C2で7
0℃、C3で95℃、C4で90℃、C5で105℃、
C6で110℃、ダイの温度105℃、スクリユ一回転
数50r.p.m1押出量200KfAr樹脂温度ST
=115℃熱可塑物供給ホツパ12からエポキシ樹脂を
80Kf/Hrの割合で投入し、溶融混練したエポキシ
樹脂に酸化チタンを120Kf/Hrの割合で実施例
2熱可塑物としてア久リル樹脂を60%重量部、顔料−
として酸化チタンを40%重量部−;ただ〜し酸化チタ
ンの粒度分布は60メツシユ以上のものを5%、60〜
100メ゛ンシユのものを20%、100〜150メ゛
ツシユのものを60%、150メーツシユ以下のものを
15%を使用して実施例1と同様の押出機を使用した。
サンプル黒1 熱可塑物供給ホツパ12よりア久リル樹脂を投入し、顔
料供給ホツパ17から長孔15,16に上記粒度分布を
有する酸化チタンを投入し、ロッド状として押出した。
比較的ぶつも少なく光沢もよい。サンプル屋2 熱可塑物供−給ホツパ12よりアクリル樹脂を投入し、
顔料供給ホツパ17の長孔15,16のA点より150
メツシユ以下、B点より100〜150メツシユ、C点
より60〜100メツシユおよびD点より60メツシユ
以上の酸化チタンを投入し、ロッド状として押出した。
゛ぶつ”もなく光沢はさらに良くなつた。サンプル黒1
および2のものを鋼板に180℃で20分間焼付けた結
果は第2表に示す通りである。
実施例 3 熱可塑物としてアクリル樹脂60%重量部、顔料として
酸化チタン30%重量部およびフタロシアニンブルー1
0%重量部(BASF社製)のものを用い、押出機は実
施例1と同様のものを使用した。
サンプル黒3 熱可塑物供給ホツパ12よりアクリル樹脂を投入し、顔
料供給ホツパ17の長孔15,16より酸化チタンとフ
タロシアニンブルを混合したものを投入し、ダイ24よ
り押出した。
この結果、未分散のフタロシアニンブルーが゛ぶづにな
つて若干現われた。サンプル1f64 熱可塑物供給ホツパ12よりアクリル樹脂を投入し、顔
料供給ホツパ17の長孔15,16のA点、B点より酸
化チタンを、C点、D点よりフタロシアニンブルを投入
し、ダイ24より押出した。
この結果、6ぶつ0は全く見られなかつた。サンプル屋
3および黒4のものを鋼板に180℃で20分間焼付け
た結果は第3表に示す通りである。実施例 4熱可塑物
としてポリエステル樹脂(商品名バイロン、東洋紡製)
を90%重量部、顔料としてカーボン(三菱化成製)を
10%重量部を用い、実施例1で使用した二軸押出機の
シリンダ、ダイ、STの温度、回転数、押出量を次のよ
うに設定した。
シリンダC1の温度を150℃、C2で200℃、C3
で220℃、C4で210℃、C5で200℃、C6で
190℃とし、ダイ24の温度を180℃、スクリユ回
転数を40rpm、押出量を100Ky/Hr,.ST
の温度を205℃にした。サンプル黒5 熱可塑物供給用ホツパ12よりポリエステルを90Ky
/Hrの割合で投入し、顔料供給用ホツパ17の長孔1
5,16よりカーボンを10Kf/Hrの割合で投入し
、ダイ24より押出した。
この結.果カーボンのぶつが若干見られた。サンプル應
6 サンプル應5と同じ熱可塑物、顔料を使用し、二軸押出
機シリンダに設けた顔料供給用の長孔の一方15aを顔
料供給ホツパ17aに接続し、他方16aを脱気用(真
空度720mRH9)とした(第4図参照)。
熱可塑物供給用ホツパよりポリエステルを90Kf/H
rの割合で投入し、カーボンを長孔15aより10K9
/Hrの割合で投入して、ダイ24より押出した。この
結果カーボンのぶつは全く見られなかつた。サンプル應
5および應6を実施例1と同様に鋼板に焼付けた結果は
第4表に示す通りである。
実施例 5熱可塑物としてポリエステル樹脂(商品名バ
イロン、東洋紡製)を90%重量部、顔料としてカーボ
ン(三菱化成製)を10%重量部を用いて、実施例4と
同様の押出機を使用し、顔料供給ホツパのシユート28
に第5図に示すバイブレータ30を取り付け、第6図に
示すように熱風処理した後に顔料を供給した。
サンプル屋7 熱可塑物供給ホツパ12よりポリエステルを90K9/
Hrの割合で投入し、顔料供給ホツパ29aの長孔27
aの一方よりバイブレータ30より振動を与えながらカ
ーボンを10Kv/Hrの割合で投入し、第4図16a
の如き他方の長孔より脱気を行なつてダイ24より押出
した。
サンプル黒8 熱可塑物供給ホツパ12よりポリエステルを90K′/
Hrの割合で投入し、顔料供給ホツパ29aの長孔27
aの一方管35より風速2m/Sec、風流4m3/M
inの割合で熱風を供給して、カーボンを10Ky/H
rの割合で投入し、他方の長孔より脱気を行なつてダイ
24より押出した。
サンプル屋7および黒8を実施例1と同様に鋼板に焼付
けた結果は第5表に示す通りである。第1表〜第5表に
見られるように、熱可塑物に顔料を分散ざせる際には、
熱可塑物の溶融混練物中のガスを脱気後、顔料を長手方
向に順次添加すると分散性が一よく、しかも顔料の粒度
分布は粒径の小ざいものを先に投入し、溶融粘度が高く
な−つた時点で粒径の大きいものを投入するとよく、顔
料を二種類以上分散させる場合には分散の容易なものか
ら順次投入するとよい。また顔料はバイブレータ等を使
用し、投入量を均一にするとよくしかも顔料は水分の含
有率の低いものがよい。以上説明したように、この発明
によれば、押出機により溶融混練された熱可塑物に押出
機の長手方向に沿つて設けた供給長孔から顔料を供給す
ることにより次の効果を生じる。(4)顔料を順次濃度
が高くなるように投入するため分散が良くなる。
8水分、モノマー等の揮発雰囲気に顔料を接触させたも
のを熱可塑物に添加すると分散性が落ちる傾向がある。
これは顔料の表面を揮発成分が膜となつて被覆してしま
い熱可塑物溶融樹脂材料となじまなくなるためと思われ
る(濡れが悪くなる)。しかし本発明の方法によれば揮
発雰囲気にできるだけ接触しないように添加するので分
散が良い。(C)顔料添加量が多くなるほど熱可塑物の
溶融樹脂粘度が一般に上昇する傾向がある。
また粘度が高くなるほど剪断作用が強くなり分散しやす
い。ところが今までは集中的に添加していたため特に塊
状粉末が多い顔料においては、熱可塑物に濡れる前に顔
料自身が凝集してしまい、分散不良になつた。したがつ
て添加量が多いほど分散不良になりやすく添加量が40
〜50%が限界であつた。ところが本発明のように徐々
に添加量を増すような添加方法をとるならば60〜70
%の添加量でも分散度は落ちない。(自)粒度分布の広
い顔料であつても微粉末と粗粉末に分離してそれぞれ添
加するので分散度に応じた粉末の添加になり分散が良い
8顔料分散に難易度がある顔料を二種類以上混合する場
合も難易度に応じて分離して添加するので混合顔料であ
つても分散が良い。
[F] 顔料自身に揮発分(特に水分)が多く含有して
いるとやはり凝集力が強くなり分散しにくい。
しかし強度の乾燥を行なつた顔料にすると凝集力が弱く
なりより微粉末となつて分散しやすくなる。6より混練
効果の良い二軸押出機の場合それぞれのスクリユ一の上
から顔料を添加するようにすれば接触面積が倍になり長
手方向のスリツトの長さを短くできる。
5スリツトを平行して2箇所もうけ一方を脱気用にする
か顔料を添加する前に脱気口をもうけることにより顔料
がほとんど揮発雰囲気と接しなくなるため分散がさらに
良くなる。
(1)顔料の添加方法において自然落下よりさらに振動
を与えたり流動させつつ添加させることにより弱く凝集
した顔料はより微粉末に分離しやすく分散が良好になる
(J)耐熱性の悪い顔料でもスリツト長さを比較的短く
できるので変色や色むらがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱可塑物に顔料を分散する方法の装置を
示す断面図、第2図はこの発明にかかる熱可塑物に顔料
を分散する二軸押出機の断面図、第3図は第2図の−線
断面図、第4図は第2図に示す顔料供給用ホツパ一及び
シユートの他の実施例を示す断面図、第5図、第6図は
単軸押出機に使用した顔料供給の他の実施例を示す要部
断面図、第7図は顔料の添加量と分散度、粘度等の物性
を表わすグラフ図である。 11・・・・・・シリンダ、12・・・・・・熱可塑物
供給ホツパ、13,14・・・・・・スクリユ、15,
16・・・・・・長孔、17・・・・・・顔料供給用ホ
ツパ、18,19・・・・・・シユート、20a,20
b,20c・・・・・・仕切板、21a,21b,21
c,21d・・・・・・貯留室、22a,22b,22
c,22d・・・・・・調整板、23・・・・・・小孔
、24・・・・・・ダイ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押出機内でスクリューにより連続して混練溶融し搬
    送される溶融可塑物中に前記押出機の押出口に向つてシ
    リンダの長手方向に沿つて設けられた複数の供給口より
    濃度の異なる複数の顔料を濃度の低い順に添加すること
    を特徴とする熱可塑物への添加顔料分散方法。 2 押出機のシリンダに熱可塑物供給口と、スクリュー
    の可塑化ゾーンより押出口に近い位置までシリンダの長
    手方向に沿つて顔料供給用の長孔を設け、押出口に向つ
    て濃度の異なる複数の顔料を低い濃度から順次供給しう
    るように複数個に分割し且つそれぞれの顔料を同時に添
    加しうる顔料供給用ホッパを前記長孔に接続したことを
    特徴とする熱可塑物への添加顔料分散装置。
JP11663676A 1976-09-30 1976-09-30 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置 Expired JPS5914051B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11663676A JPS5914051B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11663676A JPS5914051B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5342231A JPS5342231A (en) 1978-04-17
JPS5914051B2 true JPS5914051B2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=14692095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11663676A Expired JPS5914051B2 (ja) 1976-09-30 1976-09-30 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914051B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607755U (ja) * 1983-06-29 1985-01-19 株式会社 コ−モランプロダクト ルア−
JP5956862B2 (ja) * 2012-07-20 2016-07-27 ハンディテクノ株式会社 木質合成建材製造用ペレットの製造装置及び製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5342231A (en) 1978-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4708623A (en) Apparatus for producing organic filler-blended resin compositions
US3685804A (en) Mixing apparatus and method
JP2009501092A (ja) 逆回転2軸押出機
WO2012084865A1 (de) Verfahren zur verbesserung der russdispergierung
US6280074B1 (en) Continuous mixer
DE60211177T2 (de) Misch- und knetvorrichtung für kunststoffe
US3906065A (en) Process for the production of shaped, marbled thermoplastic products
CN107513207A (zh) 一种150℃高阻燃辐照交联低烟无卤电缆料的制备方法
DE60105008T2 (de) Verfahren und vorrichtung zur bereitstellung eines granulatgemisches, und granulatgemisch
JPS63197618A (ja) ポリマーと粉末状添加剤との射出成形機による直接加工法
JPS5914051B2 (ja) 熱可塑物への添加顔料分散方法及び装置
JP2005178146A5 (ja)
EP3808796A1 (de) Masterbatch enthaltend russ, polymerwerkstoff umfassend den masterbatch, formkörper gebildet aus dem masterbatch oder dem polymerwerkstoff und verfahren zur herstellung des masterbatches
EP0779341B1 (en) Pellets comprising pigment dispersed in an ethylene-vinyl acetate polymer
US4487886A (en) Process for the production of an object from an ABS-polymer composition
CN205112337U (zh) 双螺杆挤压机
DE602004010999T2 (de) Verfahren zur Entfernung von flüchtigen Komponenten aus einem gefüllten thermoplastischen Polymer
WO2008116336A1 (de) Verfahren zur herstellung von polymermischungen
DE4111739A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur kontinuierlichen herstellung von schmelzklebstoffen
JPH0732357A (ja) プラスチック混和物の成形装置及びその装置を用いた成形方法
JP3154953B2 (ja) 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法
CN107698858A (zh) 一种以液态防火阻热涂料为主导制备防火阻燃电缆的方法
DE1959393B2 (de) Verfahren zur Herstellung von elektrostatisch wenig oder nicht aufgeladenen pulverförmiger! Mischungen auf der Basis von Polyvinylchlorid
JPS6353216B2 (ja)
JPS63151407A (ja) 熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法