JPS59139985A - 多段フラツシユ型造水装置 - Google Patents
多段フラツシユ型造水装置Info
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- JPS59139985A JPS59139985A JP58015284A JP1528483A JPS59139985A JP S59139985 A JPS59139985 A JP S59139985A JP 58015284 A JP58015284 A JP 58015284A JP 1528483 A JP1528483 A JP 1528483A JP S59139985 A JPS59139985 A JP S59139985A
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- Japan
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- brine
- stage
- venturi nozzle
- pressure
- wall
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/06—Flash distillation
- B01D3/065—Multiple-effect flash distillation (more than two traps)
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来の多段フラッシュ型造水装置の概略を第1図に基つ
き説明すると、(1)は複数段の蒸発室を具えた熱放出
部、(2)は複数段の蒸発室を具えた熱回収部を示す。
き説明すると、(1)は複数段の蒸発室を具えた熱放出
部、(2)は複数段の蒸発室を具えた熱回収部を示す。
(3)はブラインヒータて、ここで加熱さt7.たブラ
インは第1段蒸発室F1に導入され、最終段蒸発室FL
に向って順次各段の蒸発室を流過せしめられる。
インは第1段蒸発室F1に導入され、最終段蒸発室FL
に向って順次各段の蒸発室を流過せしめられる。
また各蒸発室の室内圧力は、第1段蒸発室F、より、順
次最終段蒸発室FLに向けて低下するよう維持されてい
るので、ブラインは各段の蒸発室を流過する際、各室内
圧力においてフラッシュ蒸発ぜしめられ、このフラッシ
ュ蒸気は各段のコンデンサにでブラインヒータ(3)に
供給さイするブラインを予熱すると共に、自からも凝縮
して液化し、凝縮液は各段のトレイ(8)に受は取られ
、その下段のトレイ(8)を順次経由して最終的に淡水
取り出しライン(13)より淡水として取り出される。
次最終段蒸発室FLに向けて低下するよう維持されてい
るので、ブラインは各段の蒸発室を流過する際、各室内
圧力においてフラッシュ蒸発ぜしめられ、このフラッシ
ュ蒸気は各段のコンデンサにでブラインヒータ(3)に
供給さイするブラインを予熱すると共に、自からも凝縮
して液化し、凝縮液は各段のトレイ(8)に受は取られ
、その下段のトレイ(8)を順次経由して最終的に淡水
取り出しライン(13)より淡水として取り出される。
濃縮されたブラインの1部は最終段蒸発室FLより抜出
され、ポンプ(6)によって海水排出ライン06)より
ブローダウンされ、残部は熱回収部(2)の最下段のコ
ンデンサKに送られ、次いでその上段のコンデンサKを
順次流過して再循環する。
され、ポンプ(6)によって海水排出ライン06)より
ブローダウンされ、残部は熱回収部(2)の最下段のコ
ンデンサKに送られ、次いでその上段のコンデンサKを
順次流過して再循環する。
また新しい海水は、冷却海水ライン(力より熱放出部(
1)の最終段のコンデンサKに導入され、その上段のい
くつかのコンデンサKを流過した後、熱放出部(1)の
最上段のコンデン+ll−により大部分はライン08)
を経て排出されるが、1部は補給海水として脱酸累塔(
5)を経てポンプ(6)に吸入さ11.る。ブラインは
熱回収部(2)のコンデンサKを順次流過する過程にお
いて予熱された後、ブライン加熱器(3)の伝熱管内に
至り、同加熱器(3)内において加熱蒸気ライン(It
))から供給される加熱蒸気によって加熱昇温される。
1)の最終段のコンデンサKに導入され、その上段のい
くつかのコンデンサKを流過した後、熱放出部(1)の
最上段のコンデン+ll−により大部分はライン08)
を経て排出されるが、1部は補給海水として脱酸累塔(
5)を経てポンプ(6)に吸入さ11.る。ブラインは
熱回収部(2)のコンデンサKを順次流過する過程にお
いて予熱された後、ブライン加熱器(3)の伝熱管内に
至り、同加熱器(3)内において加熱蒸気ライン(It
))から供給される加熱蒸気によって加熱昇温される。
加熱蒸気はブラインによって冷却されて復水となり、1
炭水ライン(I(1)から排出される。
炭水ライン(I(1)から排出される。
次(乙ブライン加熱器(3)において加熱昇温された海
水は、第1殺滅発室F1に導入さtL、前述のご吉く各
段の蒸発室を流過して最終段蒸発室FLに至る。なお、
(1,5+はエゼクタを示す。
水は、第1殺滅発室F1に導入さtL、前述のご吉く各
段の蒸発室を流過して最終段蒸発室FLに至る。なお、
(1,5+はエゼクタを示す。
さて上述した多段フラッシュ型造水装置の高温段の蒸発
室は、第2図に示すように、隔壁(22)により仕切ら
れており、上段の蒸発室(214)と下段の蒸発室(2
1/’)は隔壁(22)下部の絞り機構(23)により
連通していて、ここからブライン(40)が下段の蒸発
室(21b)下部に設置されたフラッシュ機構(至)内
に流入し、さらにフラッシュ機構」二部の開口部し5)
から流出した後、蒸発室(211!’)に流入する。
室は、第2図に示すように、隔壁(22)により仕切ら
れており、上段の蒸発室(214)と下段の蒸発室(2
1/’)は隔壁(22)下部の絞り機構(23)により
連通していて、ここからブライン(40)が下段の蒸発
室(21b)下部に設置されたフラッシュ機構(至)内
に流入し、さらにフラッシュ機構」二部の開口部し5)
から流出した後、蒸発室(211!’)に流入する。
このような構造において、下段蒸発室(21/’)内に
流入したブライン(40)は、前段蒸発室(21a)よ
りも圧力が低下するため、フラッシュ機4111.!4
)内でフラッシュ蒸発し、未蒸発ブラインは蒸発室(2
1b)の底板126)に沿って水平に流れる間、液表面
から1部フラッシュ蒸発しながら次段へ流出する。
流入したブライン(40)は、前段蒸発室(21a)よ
りも圧力が低下するため、フラッシュ機4111.!4
)内でフラッシュ蒸発し、未蒸発ブラインは蒸発室(2
1b)の底板126)に沿って水平に流れる間、液表面
から1部フラッシュ蒸発しながら次段へ流出する。
一方、フラッシュ蒸発により発生した蒸気は、′蒸発室
(215)の上部に設置しであるデミスタ(2力を通過
し、同デミスタ(2力で蒸気中に同伴されているブライ
ン(4F+)のミストを捕集、除去された後、蒸発室底
板(26)の上を流れているブラインの温度よりも低温
の循環ブラインか内部を流れている伝熱W (2g)が
配置さイtているコンデンサ室し9)に導かれ、前記伝
熱管(28)内を流れている冷却水(循環ブライン)に
より冷却され、凝縮して製造淡水となる。
(215)の上部に設置しであるデミスタ(2力を通過
し、同デミスタ(2力で蒸気中に同伴されているブライ
ン(4F+)のミストを捕集、除去された後、蒸発室底
板(26)の上を流れているブラインの温度よりも低温
の循環ブラインか内部を流れている伝熱W (2g)が
配置さイtているコンデンサ室し9)に導かれ、前記伝
熱管(28)内を流れている冷却水(循環ブライン)に
より冷却され、凝縮して製造淡水となる。
以上のフラッシュ蒸発において、股間差圧(各蒸発室間
の圧力差)は、運転条件等により変化するが、この調節
は両蒸発室のブラインレベル差の変化により吸収される
。しかし、この差が大きくなると、ブライン流量を調節
する必要かあり、これは絞り機構(23)内に配置され
ている段間絞りオリフィス板(、狗、及びフラッシュ]
幾構(財)上部の開口(25)に配設されている2次側
オリフィス調節板(3I)を手動調節して、開口面積を
変化させることにより行なわれる。
の圧力差)は、運転条件等により変化するが、この調節
は両蒸発室のブラインレベル差の変化により吸収される
。しかし、この差が大きくなると、ブライン流量を調節
する必要かあり、これは絞り機構(23)内に配置され
ている段間絞りオリフィス板(、狗、及びフラッシュ]
幾構(財)上部の開口(25)に配設されている2次側
オリフィス調節板(3I)を手動調節して、開口面積を
変化させることにより行なわれる。
ところで、最近の多段フラツシコー型造水装置としては
、広範囲の負荷変動運転、?lJえは定常時の65〜1
3.0部程度の変動運転が要求されている。
、広範囲の負荷変動運転、?lJえは定常時の65〜1
3.0部程度の変動運転が要求されている。
この負荷変動に対して従来は大きな負荷変動ごとに段間
絞り機構(第2図のオリフィス板C30) )を手動調
節して段間差圧(各蒸発室間の圧力差)、ブライン流量
を調節して対処していた。この方法は、運転上きわめて
煩雑であり、また連続調節を行なうために、外部調整機
構を設置する例もあるか、コスト的に筒価なものになる
欠点かあった。
絞り機構(第2図のオリフィス板C30) )を手動調
節して段間差圧(各蒸発室間の圧力差)、ブライン流量
を調節して対処していた。この方法は、運転上きわめて
煩雑であり、また連続調節を行なうために、外部調整機
構を設置する例もあるか、コスト的に筒価なものになる
欠点かあった。
一般に、飽和状態に近い液体を管路から放出する場合、
流動損失の存在によって下流になるほど静圧か低下し、
ついにはその〆夜温の飽和圧力に到達する。さらに下流
では減圧されるので、フラッシュ蒸発(減圧沸騰)がお
こり、流体か圧縮性を帯びてくる。このとき、気体の比
体積は液体の比体積に比べて著しく゛大きいため、次第
に加速され・て流速を増す。
流動損失の存在によって下流になるほど静圧か低下し、
ついにはその〆夜温の飽和圧力に到達する。さらに下流
では減圧されるので、フラッシュ蒸発(減圧沸騰)がお
こり、流体か圧縮性を帯びてくる。このとき、気体の比
体積は液体の比体積に比べて著しく゛大きいため、次第
に加速され・て流速を増す。
しかし、気液両相間に比重差があるため、気体イド体積
比又はボイド率)は小さくなる。従って流速が増太し、
流路の抵抗か増加するため1次側と2次側との間の圧力
差如何により、2次側圧力をそれ以上下げても流速が増
加しない臨界状態になる。すなわち、2次側の圧力変動
か1次側の圧力に影響しない状態になる。
比又はボイド率)は小さくなる。従って流速が増太し、
流路の抵抗か増加するため1次側と2次側との間の圧力
差如何により、2次側圧力をそれ以上下げても流速が増
加しない臨界状態になる。すなわち、2次側の圧力変動
か1次側の圧力に影響しない状態になる。
このような状態、すなわち臨界状態では、液の流量Wは
1次側圧力P。(管路入口圧力)と、1次側液温T。に
おける飽和蒸気圧P5 の差圧△P c ” P 。
1次側圧力P。(管路入口圧力)と、1次側液温T。に
おける飽和蒸気圧P5 の差圧△P c ” P 。
−P、 との間に次式が成立するO
W−αAiコア
ここで、W:重量流量(ky/5ec)、!7=7力加
速度(2ル/52) Poニー次側圧力(kg/m’) α:係数(−) 7:比重量(ky / m”) A:流路面積(mo) 第3図に日本機械学会論文集、39 (319) 96
2(1977)の報告しているデータを引用して示す。
速度(2ル/52) Poニー次側圧力(kg/m’) α:係数(−) 7:比重量(ky / m”) A:流路面積(mo) 第3図に日本機械学会論文集、39 (319) 96
2(1977)の報告しているデータを引用して示す。
この場合の実験条件は、第4図に示す形状のベンチュリ
/ノズル(ノズル径4.2φ)を使用シ、1次側圧力5
’T9 / cl、2次側圧力i &g/ crlで
、温度]05°Cの飽和水を使用して行なっている。
/ノズル(ノズル径4.2φ)を使用シ、1次側圧力5
’T9 / cl、2次側圧力i &g/ crlで
、温度]05°Cの飽和水を使用して行なっている。
第8図の結果では、流量吉川力の関係は次式て示される
。
。
w=o。0163 fi丁T
以」二のように、飽和状態の液体を臨界圧力以下で管路
から放出すると、液YfT、量はl&$11LI五力P
。のみに依存し、2次側圧力P2の影響を受りない。
から放出すると、液YfT、量はl&$11LI五力P
。のみに依存し、2次側圧力P2の影響を受りない。
この現象の応用として、多段フラッシュ型造水装置の絞
り機構に、ベンチュリノズルを適用すると、下段側の蒸
発室の圧力によらず、上流側の圧力条件のみでブライン
の流量か決まる臨界状態を達成てきる。この原理にも吉
づ〈発明はすてに提案されており、こfLを第5図に示
す。
り機構に、ベンチュリノズルを適用すると、下段側の蒸
発室の圧力によらず、上流側の圧力条件のみでブライン
の流量か決まる臨界状態を達成てきる。この原理にも吉
づ〈発明はすてに提案されており、こfLを第5図に示
す。
一方、多段フラッシュ型造水装置では、蒸発室には必ず
ブラインに液深がある。この液深が深くなると、液深が
浅い場合に比べて、同じ上段と下段の圧力条件にあって
も臨界状態になりにくい。
ブラインに液深がある。この液深が深くなると、液深が
浅い場合に比べて、同じ上段と下段の圧力条件にあって
も臨界状態になりにくい。
その状況を以下に説明する。
ベンチュリノズル前後の蒸発室の圧力、温度は、第6図
のようになっているものと仮定する。ここてベンチュリ
ノズルC35)の上段蒸発室(21C)では、ブライン
(40)は混合してほぼ一様な温度TBとなっており、
圧力はTBに対する飽和圧力P、dなっている。
のようになっているものと仮定する。ここてベンチュリ
ノズルC35)の上段蒸発室(21C)では、ブライン
(40)は混合してほぼ一様な温度TBとなっており、
圧力はTBに対する飽和圧力P、dなっている。
一方、ベンチュリノズル(,3つの喉部t38,1ては
、下段蒸発室(21/l)の圧力P、+1とブラインの
液深Hが加わった圧力りなっている。ベンチュリノズル
(3!′i)で臨界状態になるためには、喉部(38)
ての圧力(Pi+1+H)に対する飽和温度T2か、T
Bより低くなり、(T2<TB)沸騰現象かおこってい
ることが必要条件出なる。このため、液深か十分深い(
Hが人)場合には、喉部でT2>TB となり、沸騰
は生起せず、従って臨界状態にはならない。逆に液深が
深くても、喉部ての圧力が十分低い、あるいは喉部位置
でHか小さい場合には、臨界状態を実現することが出来
る。
、下段蒸発室(21/l)の圧力P、+1とブラインの
液深Hが加わった圧力りなっている。ベンチュリノズル
(3!′i)で臨界状態になるためには、喉部(38)
ての圧力(Pi+1+H)に対する飽和温度T2か、T
Bより低くなり、(T2<TB)沸騰現象かおこってい
ることが必要条件出なる。このため、液深か十分深い(
Hが人)場合には、喉部でT2>TB となり、沸騰
は生起せず、従って臨界状態にはならない。逆に液深が
深くても、喉部ての圧力が十分低い、あるいは喉部位置
でHか小さい場合には、臨界状態を実現することが出来
る。
多段フラッシュ型造水装置で、過飽和水をベンチュリノ
ズルを介して流すことにより臨界状態にすることを利用
するためには、前述のように、喉部での圧力に対する飽
和温度を低くすることが必要となる。このためには、液
深(H)を小さくするこきか考えられるか、従来の形式
のベンチュリノズルて液深を小さくすると吹き抜は現象
(前段で発生した蒸気か後段蒸発室にオリフィス部を通
って洩れ込む状態)か生ずる虞tLかある。
ズルを介して流すことにより臨界状態にすることを利用
するためには、前述のように、喉部での圧力に対する飽
和温度を低くすることが必要となる。このためには、液
深(H)を小さくするこきか考えられるか、従来の形式
のベンチュリノズルて液深を小さくすると吹き抜は現象
(前段で発生した蒸気か後段蒸発室にオリフィス部を通
って洩れ込む状態)か生ずる虞tLかある。
この対策型して本発明者等は、蒸発室の液深は従来のま
まで、臨界状態に対する液深の影響を小さくてきるよう
に、ベンチュリノズルの喉部を液の上面のレベル近くに
もってくるようなベンチュリノズル形状を考えた。
まで、臨界状態に対する液深の影響を小さくてきるよう
に、ベンチュリノズルの喉部を液の上面のレベル近くに
もってくるようなベンチュリノズル形状を考えた。
この考え方によると、ベンチュリノズル喉部位置をフラ
イン液面に近づけることか可能なため、喉部圧力(Pi
++ +H)のHを小さくすることが可能となり、この
ため喉部圧力に対する飽和温度は下がり、喉部での沸騰
がおこりやすくなり、従って臨界状態か第5図に示す装
置のように底板t26)付近に喉部時をおいた場合より
もおこりやすくなる。
イン液面に近づけることか可能なため、喉部圧力(Pi
++ +H)のHを小さくすることが可能となり、この
ため喉部圧力に対する飽和温度は下がり、喉部での沸騰
がおこりやすくなり、従って臨界状態か第5図に示す装
置のように底板t26)付近に喉部時をおいた場合より
もおこりやすくなる。
即ち、本発明は蒸発室の隔壁の下端からブラインの液面
下に他端を持つ流れに平行又は斜行する壁を設け、かつ
底板からブラインの流れに対する堰を設ける。と共に、
前記壁及び堰によりベンチュリノズルを形成し、同ベン
チュリノズルの喉部ラブラインの液面近くに設置するこ
とにより、前記従来の欠点を解消できる多段フラッシュ
型造水装置を提供せんとするものである。
下に他端を持つ流れに平行又は斜行する壁を設け、かつ
底板からブラインの流れに対する堰を設ける。と共に、
前記壁及び堰によりベンチュリノズルを形成し、同ベン
チュリノズルの喉部ラブラインの液面近くに設置するこ
とにより、前記従来の欠点を解消できる多段フラッシュ
型造水装置を提供せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明すると、本発明
の実施例を示す多段フラッシュ型造水装置のベンチュリ
ノズルを第7図に示す。第7図においてベンチュリノズ
ル(3つは底板12G)から延びた堰(3G)と隔壁(
22)の下端からブライン(イ0)の液面下に他端を持
つ流tLに斜行する壁(39)から構成さtしている。
の実施例を示す多段フラッシュ型造水装置のベンチュリ
ノズルを第7図に示す。第7図においてベンチュリノズ
ル(3つは底板12G)から延びた堰(3G)と隔壁(
22)の下端からブライン(イ0)の液面下に他端を持
つ流tLに斜行する壁(39)から構成さtしている。
ベンチュリノズル(39を構成する堰(3G)と壁(3
9)とは、喉部(38)を底板(2G)よりある高さを
もってとることが可能となる。なお、(37)は堰であ
る。また前記壁(刻は流れに平行するように設けられて
いてもよい。
9)とは、喉部(38)を底板(2G)よりある高さを
もってとることが可能となる。なお、(37)は堰であ
る。また前記壁(刻は流れに平行するように設けられて
いてもよい。
次に作用を説明すると、本発明による多段フラッシュ型
造水装置のベンチュリノズル(桐では、喉部(38)を
底板(26)からある高さく第8図のん、)をもって設
置できる。従って液深をHとすると、液面から(HA
1 )の位置に喉部をもってくることか可能となる。こ
のように液面から喉部(38)までの距離を短かくする
ことが可能なため、喉部08)ての沸騰が起こり易くな
る。
造水装置のベンチュリノズル(桐では、喉部(38)を
底板(26)からある高さく第8図のん、)をもって設
置できる。従って液深をHとすると、液面から(HA
1 )の位置に喉部をもってくることか可能となる。こ
のように液面から喉部(38)までの距離を短かくする
ことが可能なため、喉部08)ての沸騰が起こり易くな
る。
多段フラッシュ型造水装置の運転条件で、臨界状態にな
るための必要条件を、液深を5001nm と250
mmにした場合に比較して第9図に示す。臨界状態に
するための必要条件は、膜圧力(PL) の飽和温度
(T B)がベンチ、IL リノズル喉部圧力(P、、
+ 1+H)の飽和温度(T2)より高くすることにあ
る。
るための必要条件を、液深を5001nm と250
mmにした場合に比較して第9図に示す。臨界状態に
するための必要条件は、膜圧力(PL) の飽和温度
(T B)がベンチ、IL リノズル喉部圧力(P、、
+ 1+H)の飽和温度(T2)より高くすることにあ
る。
なお、第9図の実線TBは膜温度、一点鎖線T2は液深
500 mmの飽和温度、二点鎖線T2は液深250龍
の飽和温度である0 従って液深5007nmて運転すると3段と4段の間の
ベンチュリノズルまでしか必要条件(T2<TB)を満
足しないが、本発明によるベンチュリノズル形状を使う
と、液深は500mraで、例えば喉部までの高さを2
50 mrnの運転か可能となり、第1O段Ll1段の
間のベンチュリノズルまて必要条件を満足させることが
できる。
500 mmの飽和温度、二点鎖線T2は液深250龍
の飽和温度である0 従って液深5007nmて運転すると3段と4段の間の
ベンチュリノズルまでしか必要条件(T2<TB)を満
足しないが、本発明によるベンチュリノズル形状を使う
と、液深は500mraで、例えば喉部までの高さを2
50 mrnの運転か可能となり、第1O段Ll1段の
間のベンチュリノズルまて必要条件を満足させることが
できる。
このため、液深500 mmで従来のベンチュリノズル
を運転すると、4段より上段でしか臨界状態を達成でき
ないが、本発明で例えば喉部の位置を底部より250
mmにする。:、11段より上段の蒸発まで臨界状態と
することが可能となる。
を運転すると、4段より上段でしか臨界状態を達成でき
ないが、本発明で例えば喉部の位置を底部より250
mmにする。:、11段より上段の蒸発まで臨界状態と
することが可能となる。
なお、本発明の主旨は、ベンチュリノズル(35)の喉
部儲をフライン液面近くにもってくることにある。従っ
て、第7図に示す形状にきられれることなく、第10図
〜第16図に示す構成のベンチュリノズル(3ωも考え
られる。
部儲をフライン液面近くにもってくることにある。従っ
て、第7図に示す形状にきられれることなく、第10図
〜第16図に示す構成のベンチュリノズル(3ωも考え
られる。
第1図は従来の多段フラッシュ型造水装置の側断面図、
第2図は第1図における蒸発室の詳細断面図、第8図は
従来提案されたベンチュリノズルを使用しての流量と圧
力との関係を示す線図、第4図は第3図で用いるベンチ
ュリノズルの断面図、第5図は従来提案されたベンチュ
リノズルの1例を示す断面図、第6図は第5図の場合の
圧力、温度を説明するための断面図、第7図は本発明の
実施例を示ずベンチュリノズルの断面図、第8図は第7
図における液深を説明するための断面図、第9図は第8
図の場合の段数と温度との関係を委す線図、第1O図、
第11図、第12図、第13図、第14図、第15図及
び第16図は夫々第7図と異なる実施例を示すベンチュ
リノズルの断面図である。 図の主要部分の説明 21α・・・上段蒸発室 21b・・・下段蒸発室2
z ・・・隔壁 26・・底板85・・・ベン
チュリノズル 36・・・堰 38・・・喉部39・・・壁
40・・・ブライン第2図 第3図 W (K9/5ec) 第4図 第5図 第6図 第7図 6 第8図 段 叡 (−) 第10図 6 第11図
第2図は第1図における蒸発室の詳細断面図、第8図は
従来提案されたベンチュリノズルを使用しての流量と圧
力との関係を示す線図、第4図は第3図で用いるベンチ
ュリノズルの断面図、第5図は従来提案されたベンチュ
リノズルの1例を示す断面図、第6図は第5図の場合の
圧力、温度を説明するための断面図、第7図は本発明の
実施例を示ずベンチュリノズルの断面図、第8図は第7
図における液深を説明するための断面図、第9図は第8
図の場合の段数と温度との関係を委す線図、第1O図、
第11図、第12図、第13図、第14図、第15図及
び第16図は夫々第7図と異なる実施例を示すベンチュ
リノズルの断面図である。 図の主要部分の説明 21α・・・上段蒸発室 21b・・・下段蒸発室2
z ・・・隔壁 26・・底板85・・・ベン
チュリノズル 36・・・堰 38・・・喉部39・・・壁
40・・・ブライン第2図 第3図 W (K9/5ec) 第4図 第5図 第6図 第7図 6 第8図 段 叡 (−) 第10図 6 第11図
Claims (1)
- 隔壁によって仕切られた複数の蒸発室をもつ多段フラッ
シュ型造水装置において、凹陥壁の下端からブラインの
液面下に他端を持つ流れに平行又は斜行する壁を設け、
かつ底板からブラインの流イtに対する堰を設けると共
に、前記壁及び堰によりベンチュリノズルを形成し、同
ベンチュリノズルの喉部をブラインの数面近くに設置し
てなるこさを特徴とする多段フラッシュ型造水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58015284A JPS59139985A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 多段フラツシユ型造水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58015284A JPS59139985A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 多段フラツシユ型造水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139985A true JPS59139985A (ja) | 1984-08-11 |
Family
ID=11884551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58015284A Pending JPS59139985A (ja) | 1983-01-31 | 1983-01-31 | 多段フラツシユ型造水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139985A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005120252A1 (en) * | 2004-06-02 | 2005-12-22 | Kerry Group Services International | High protein, low carbohydrate pasta |
JP2008136923A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Hitachi Zosen Corp | 多段フラッシュ式造水装置 |
JP2014198278A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 日立造船株式会社 | 多段フラッシュ式造水装置 |
-
1983
- 1983-01-31 JP JP58015284A patent/JPS59139985A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005120252A1 (en) * | 2004-06-02 | 2005-12-22 | Kerry Group Services International | High protein, low carbohydrate pasta |
JP2008136923A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Hitachi Zosen Corp | 多段フラッシュ式造水装置 |
JP2014198278A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 日立造船株式会社 | 多段フラッシュ式造水装置 |
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