JPS59139349A - ポリペプチド - Google Patents

ポリペプチド

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Publication number
JPS59139349A
JPS59139349A JP57230372A JP23037282A JPS59139349A JP S59139349 A JPS59139349 A JP S59139349A JP 57230372 A JP57230372 A JP 57230372A JP 23037282 A JP23037282 A JP 23037282A JP S59139349 A JPS59139349 A JP S59139349A
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JP
Japan
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leu
interleukin
activity
glu
dna
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Pending
Application number
JP57230372A
Other languages
English (en)
Inventor
Koretsugu Taniguchi
維紹 谷口
Haruo Sugano
晴夫 菅野
Yutaka Matsui
裕 松井
Ryota Yoshimoto
吉元 良太
Junji Hamuro
淳爾 羽室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
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Publication date
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Priority to EP83112661A priority patent/EP0118617B1/en
Priority to DE8383112661T priority patent/DE3382383D1/de
Priority to CA 443333 priority patent/CA1341633C/en
Publication of JPS59139349A publication Critical patent/JPS59139349A/ja
Priority to US08/331,146 priority patent/US5700913A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/54Interleukins [IL]
    • C07K14/55IL-2

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
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  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポリペプチドに関し、勃に詳しくはインタ
ーロイキン2活性を有するポリペプチドに関する。
インターロイキン2は、T−リンパ球の活性化増殖に重
要な働きをしており、癌、細菌感染、ウィルス性疾患、
免疫不全症、自己免疫患などの免疫疾患の治療剤として
使用できることが示唆されている。
本発明者らは、ヒ)T白血病細胞のmRNAより調製し
たインターロイキン2活性をもつポリペプチドをコード
しているDNAが挿入されたサル細胞よりインターロイ
ギン2活性を有するポリペプチドを分離して11j製す
ることに成功した。ここに得られたポリペプチドは糖類
が全くなく、Wi類はヒト免疫活性に関与していないこ
とがわかった。こアミノゐ(市乙るり 戎I Ala  pro  Tl+r  Ser  3er 
 Ser  1−l+r  Lys  Lys  Tl
+rGI  N  Leu  GI  N  1−eu
  Qlu  His  leu  1−eu  1−
eu  ASI)Leu  GI  N  Met  
lie  Leu  AsN  Gly  Phe  
AsN  1−yrl−ys  ASN  pro  
1−ys  1−eu  Thr  Arg  Met
  1−eu  ThrPhc’Lys  Phe  
Tyr Met  Pro  Lys  Lys  A
la  Thr  GluLeu   Lys   H
is   1−eu   GI  N   Gys  
 Leu   G11l   Qlu   GILll
−eu  1−ys  pro  1−eu  Glu
  Qlu  Val  Leu  A、SN  1−
euAla  GI  N  Ser  Lys  A
s N  pHe  His  Leu  Arq  
Pr。
Arg  As1)   Leu    Ile   
Ser   AsN    Ile   As、N  
 Vat    l1eVal  leu  Qlu 
 1−eu  lys  Gly  Ser  Glu
  Tlu・Thr  PheMet  CVs  G
lu  Tyr  Ala  ASI)  Glu  
Ti1r  A、Ia  1−hr  l1eVal 
 Qlu  pile  1−eu  AsN  Al
・(l  T−rp  Ile  Thr  pHeC
VS  GI  N  Ser  Ile  Jle 
 3er  T1+r  1−eu  7hr得られた
ポリペプチドは、インターロイキン2話性を有し、マウ
スの乳癌由来同系腫瘍の増殖をin vivoにおいて
抑制した。
以下に本発明のポリペプチドの製造法及びその性質につ
いて実施例により説明する。
実施例1 ill  イア p −qイキン2生産能を有するジュ
ルヵ7)+11細胞株(ATCCCRL  8129)
をlXl0’個/ ml!の細胞密度で無血清合成培地
RITC55−91,000mpニ懸濁し、ファルコン
社製回転培養瓶に入れ、37℃で4日間培養し、遠沈操
作により細胞を集めた。この細胞を4XIO’個/ m
lの細胞密度にて上述の培地中に懸濁し、ここにCon
 A 25μf/ mlを添加し、上記ファルコン社製
回転培養瓶(4本)に1.00 ’Q rnL≦で張り
込み6時間回転培養した。
(2)  このようにして得たCon A 25μy/
 mi で61待間誘導したジュルヵット細胞(1,2
X I Ol’[il)をPBS溶液soomzに懸濁
し、細胞を遠心によって2度洗浄してから、ヌクレアー
ゼ阻害剤であるRibonucleosides −V
anadyl Complex (10mM)を含んだ
R3B溶液(10mM  Tris−HCl。
pH7,5,10mM NaCA!、 1.5mM M
gCl、 )800 mlに懸濁した。次に、NP−4
0を0.0596になるように加えた後、ゆるやかに撹
拌後3.00 Or p mで5分遠心して核を除去し
、その上清液にS D、S (0,5%)とEDTA(
5mM)を加えた後、ただちにフェノールを等量加え細
胞質RNAを抽出した。合訂3回フェノール抽出を繰返
してがら2容エタノールでRNAを沈澱し、遠心でこの
沈澱を集め1゜m M  Tris −HCI 、 p
H7,5で溶解した。
このようにしてジュルヵット細胞から得られたR N 
A Bは196 m9であった。
次ニ、コのRNAからmRNAを取得するためにオリゴ
(dT)−セルロース(P、L、Blochemjca
ls+Type 7 )  ヲ用い、カラムクロマトグ
ラフィーな行った。吸着は20  mM Tris −
HCA 、 pH7,5゜0.5 M  NaC1、1
mMEDTA 、 ’0.595 SDS溶液にRNA
を溶カイして行い、溶出は緩衝液(20mMTris 
−HCl 、 pH7,6、0,5MNaCl 、 I
 mM EDTA)で洗浄後、水とl OmM Tri
s−HCl (pH7,5)  で交互にmRNAを溶
出することにより行った。この結果、溶出されたmRN
A址は3.6■であった。
さらに、このmRNAの一部(2,4my)  をSD
G遠心(50mM Tris −HCl、pH7,5,
1mM EDTA。
0.2 M NaCj+を含む5〜25%シヨ糖密度勾
配。
Hitachi RPS 28 ローター26.00O
rpm、24時間、4℃)して分画し、11−111−
12317)画分を分画番号+2,13.14としてそ
れぞれ59μv、46μ2.60μ7得た。
(3)  ここに得られた分画番号13のmRNAを前
出の検定法に従い、アフリカッメガエルの卵母細胞に1
個当り50n2をマイクロインジェクション法により注
入して得られた卵母細胞培#ニー1〕+i、τインター
ロイキン2の活性検定に供したところ、次表に示すトリ
チウム化チミジンの取り込みおよび活性化T1177球
数の増加がみられ、これら分画のmRNAは本発明のヒ
トインターロイキン−2mRNAを含有することが証明
された。
表−■ (イ) ☆ 各希釈度のトリチウム化チミジンの取り込み41(
cpm)のプロビット・プロットを標準インターロイキ
ン−2(10単位/m/)と比較して求めた。
(4)  次に、ここで得られたインターロイキン−2
mRNA  を含む11〜+2S  mRNA分画13
よりc DNAをインビトロで合成し、プラスミドベク
ターPBR322と組換え体DNAを作り、こレヲエシ
エリヒア・コリにトランスボームしてインターロイキン
−2cDNAクローンを持つ菌体な以下の方法で選択し
た。
(4−1) 50mM  Tris−HCA緩胴液(p
H7,5)。
30 mM NaCl、 6 mM MgCl、 、 
5 mMジチオスレイトール(f)TT ) 、 0.
5 mMノ各dATP 、 dGTP 、 dCTP 
、 dTTP(dCTPは8up  ラベルしたものを
含む) 、 0.7511グオリゴ(dT)1o 、1
0μ?  mRNAおよび15ユニットAMV逆転写酵
素(J、W、Beard)  を混ぜ、41℃に90分
間保った。反応終了後、フェノール処理1回を行い、エ
タノール沈澱としてDNAを回収し、20 m M  
Tris、 1mM EDTApH7,5溶液に溶解し
た。これにより約2.5μVの1木鎖cDNAが合成さ
れた。この溶液からmRNAを除くために、NaOH溶
液を加えて0.33 NNaOHとし室温にて15時間
置き、次いで溶液をI M Tria −HCI 、 
pH7,5の等量で中和し「セファデックスG−5QJ
カラムに通した。
これにより1.8μ2のc DNAを回収した。
(4−2)50mMリン酸緩衝液(p H7,5)、1
0mM Mgc4 、10 mM DTT、 0.75
 mMの各c A T P *dGTP、dCTP、d
TTP、(dCTPは8Hでラベルされたものを含む)
 、 1.Sμy1 本鎖cDNA、8ユニットボリメ
レース(Polymerase)■(米国BRL製)を
混ぜ、15℃で15時間反応を行った。反応終了後、フ
ェノール処理1回、クロロホルム処理1回を行い、エタ
ノール沈澱トしてDNAを回収した。この反応により1
.10μ2の二重鎖eDNAを得た。
次いで、50mM酢酸ナトリウム(Ill H4,5)
0.2 M NaCl1 、1 mM ZnC4,1,
10μを二ff1flilj cDNAを混ぜて37℃
で20分間インキュベートした後、0.25ユニツトの
ヌクレアーゼS□(王共■製)を加え、さらに15分間
インキュベートした。反応終了後、フェノール処理2回
行い、「セファデックスG−50Jカラムに通し、0.
55μ2の二重鎖c I) N Aを回収した。
(4−3) 0.14 Mカコジル酸カリウム、30m
M0055μ2二重鎖cDNAおよび5ユニツトのター
ミナルトランスフェラーゼ(BRL)を混ぜ37℃テア
 分子ulインキュベートし、反応終了後、フェノール
処理1回を行い、[セファデックスG−5OJカラムに
通しエタノール沈澱としてD N A 0.50μ7を
回収したところ約50個のdCMPカー両3′末端に付
加された。
PBR322DNA10μ7を制限酵素PstIで切断
したのち、前述の二重g c D N A kこdcM
P「4を付加したのと全く同じ条件でdCTPの代りに
dGTPを用いて両3′末端にdGMP鎮を付加した。
かくし又約50個のdGMPが両3′末端しこイ」加さ
れた。
(4−4) 50mMTris−H(J (pH7,5
) 、 O,1MNaC1、5mM EDTA 、 0
.05μりのdGMPが付加されたPBR322,0,
01μ2のd CMPが付加されたcDNAをまず65
℃で2分間、次いで46℃で120分間、さらに37℃
で60分間、そして室温で60分間保持した。
エシェリヒア・コリχ1776を50rnlのL培地(
tooμf / mlのジアミノピメリン酸と50μ9
7 meのチミジン、1%トリプトン、0.5%酵母エ
キス、0.5%NaClおよび0.1%グルコースを含
む)に接朴し、培養液の562mμにおける吸光度がお
よそ0.3になるまで37℃で振とう培養した。培養終
了後、培養液を0℃で30分間放置し、次に菌体を遠心
分離により集め、6 mM Tris−HCl (pH
7,6)、 0.1 MNaCll 、 5 +nMM
gC71!、  。
10  mM RbC1の溶液25v、で2回洗浄した
得られた菌体を5 mMTris −ucg (pH7
,6) 。
0.25 M KCI 、 5 mM MgCl、 、
 0.1 M CaC1,および10 mN4RbC6
を含む溶液2Qmlに懸渇し、0℃にて25分間e置後
、遠心分離により菌体な集めた。
上記と同じ溶液1 mlに菌体な再び懸濁し、得られた
菌体懸濁液の0.2罰に上記組換えDNAを入れ、0℃
で40分間静買した。さらに、37℃で2分間保ったの
ち、再び0℃で60分間静1μした。次に、これに前記
り培地0.7mAを加えて37℃で30分間振とう培養
した。この培養iQ、1m/を100μ2/ meジア
ミノピメリン酸、50μtj/mlチミジンと15μf
/ml!テトラサイクリンを含むし培地の1.5 %寒
天培地上に一面に塗抹し、37℃にて2日間インキュベ
ートした。
(4−s)上記において出現したコロニー432個をそ
れぞれ24コロニーを1集団とする18集団の混合体と
して100μ97m1!のジアミノピメリン酸、50μ
y / mt:のチミジンとlOμf / mt+のテ
トラサイクリンを含むし培地200+++lに接種し、
37℃で5〜7 uy聞振とう培養後、クロラムフェニ
コールを最終濃度で170μf / rniになるよう
に加えた新鮮な上記り培地2001111!を追加し、
さらに−晩飯とう培養する。こうしてプラスミドDNA
を増幅しておいて16法に従ってプラスミドDNAを精
製した。このDNAを用いてHybridizatio
n −translation assay法でインク
−ロイキン−2cDNAをもつクローンなスクリーニン
グした。ここで月1いたHybridization 
−translation assayは以下のように
して行なツタ。
精製したDNA25μ2を制限酵素Hind Illで
切断L、7r−/−ル処理3回、フェノール−クロロホ
ルム処理1回およびクロロホルム処理1回を行ってDN
Aをエタノール沈澱して8o96エタノールで洗浄した
のち回収し、これを80%ボルムアミド溶液40μlに
溶解し、90℃で5分間熱変性させた。その後、10X
SSC(’ 1.5MNaC1。
0.15 Mクエン酸3ナトリウム)で1.3m/に希
釈した。これを二)1−セルロースフィルターに固定し
、80℃で3時間加熱乾燥した。このフィルターを50
96ホルムアミド、20mMビペス、p H6,5、0
,75MNaC6、5mMEI)TA 、 0.296
SDSおよび250μt  mRNAを含む溶液中で3
7℃。
18時間インキュベートしてフィルター上のDNAとイ
ンター−イキンー2mRNAとをハイフ“リダイズさせ
た。次いで、このフィルターを10mMピペス pH6
,5、0,15M NaC7!、 1 rr+MEDT
A、0.24SDS溶液で65℃で3回洗浄した後、さ
らに1鴫 ピペス、10mM  NaC4溶液で3回洗
浄し、次いで0.5 m1vl EDTA 、 0.1
9!TS D S溶液で95℃でlm1n処理してフィ
ルターに吸着したmRNAを溶出した。
これを常法に従ってオリゴdT−セルロースカラムにか
けて回収した。この回収したmRNAを7フリカツメガ
エル卵母細胞に注入し、蛋白に翻訳させインターロイキ
ン−2活性を測定した。この結果、】8集団の中の1集
団に前述のトリチウム化チミジンの取り込み邦による活
性検定法により48単位/ meのインターロイキン−
2の活性が検出された。
そこで、さらにこの集団に為する24コロニーを今度は
単独にそれぞれ前述したように100μ2/m/のジア
ミノピメリン酸、50μf / m/!のチミジンと1
0μf / meのテトラサイクリンを含むし培地20
0m1に接種し、37℃で5〜7時間振とり培養後、ク
ロラムフェニコールを最終製置で17ottW/ml!
になるように加えた新鮮な上記し−培地200m/を追
加し、さらに−夜振とう培養してプラスミドDNAを増
幅しておいて1b法に従ってプラスミドDNAを精製し
た。そして各DNA 5μVをH4nd IIIで切断
した後、前回と同様にニトロセルロースフィルターに固
定してインターロイキン−2mRNAとバイブ・リダイ
ズさせ、mRNAを回収してアフリカッメガエルの卵母
細胞に注入して蛋白に翻訳しインターロイキン−2活性
を測定して、24コロニーの中のどのコロニーにインタ
ーロイキン−2クローンが存在するか検定したところ1
コロニーより得られた精製プラスミドDNA。
プラスミドp 3−16にハイ7リダイズするm RN
Aを卵母細胞に翻訳させたものにインターpイキン=2
活性が見出され(表2)、本クローンがインターロイキ
ン−2cDNAを持つクローン(エシェリヒア・コリχ
1776/3−16  AJ11995(FERM−B
P225))であると同定された。
即ちプラスミドp3−16のcDNAはインターライキ
ン−2mRNAと特異的にハイブリッドを形成するDN
A (インターロイキン−2遺伝子)をもつことが証明
された。
次にプラスミドpa−16のcDNAの制限酵素切断個
所を検討したところ、xba I (米国BRL旺)で
1ケ所、BstNI(米国New England B
io Lab。
社)で2ケ所(Xba l切断個所の上流及び下流)切
断された。しがし、このcDNAは約650塩基対より
なり、11〜+23のインターロイキン2  mRNA
の一部に対応するものとわかったのテ、再び間柱にして
調製したヒトインターロイキン2  mRNAを鋳型に
してLandらの方法(Landet al+Nucl
e目Ac1ds Res、、 Vol、9. p255
1(1981))によりml述同様にしてcDNAを合
成し、プラスミt’pBR322にJi1人した。この
プラスミドを用いてE−coliχ1776を形質転換
させ、約21Jo。
個の転換株のなかから、プラスミドp3−1617)c
DNAと同じ配列を持っc D N AクローンをGr
unstein −Hognessの方法を用いて選別
し、約850塩基対のc DNAインサートを持つプラ
スミ)’、p I L 2−50Aヲhつ転換株(エシ
ェリヒア・コリ χ1776/IL  2−50AA 
J  11996 (FERM −BP 226) )
  を得た。このplL2−5OAのcDNAの制限酸
素切断地図を図−1に示す。
表   2  【イ ) (ロ) 対照■      X 2    0 (無処的卵母細胞  ×32     0☆l プラス
ミドp3−isのcDNAtこI・イブリダイズしたm
RNA 次にml−2a、bに示すように、PBR328プラス
ミドベクターにpKCRベクター(Proc。
Natl、Aca、Sci、USA、vol 78. 
A 31527−1531 。
1981)のSV40ウィルスの初期遺伝子のプロモー
ターを含む領域を組み込んだPC,E−1ヘクターを造
成した。そしてプラスミドル3’−16−60Aクロー
ンのプラスミドよりPstlで挿入されたcDNAを切
り出し、pCE−1ベクターのpstIサイトに挿入し
た(プラスミドpcEIL−2)。 このときの挿入様
式は図−2に示すようンこSV40初期遺伝子のプロモ
ーターの下流にインターロイキン2遺伝子のイニシエイ
ションコドンATGが接続されてい゛るものである(図
のI)。このベクターをサル培養細胞のCO5−7細胞
(Gluzman+ Y、Ce1l vol、 23 
p+75−182(1981))に感染せしめた。(M
c Cutchan et、al J+Nat1. C
ancer In5t、 vol、 41 p351−
357(1968))すなわち、Cos −7細胞a 
x 1o’ /mlを596のFBSを含むDMEMに
懸濁し、この0.5meを24穴のヌンク培養プレート
にまき、37℃で4時間培養したのち、0,1m1v+
エチレンジアミンテトラアセテートを含む1mM −)
 リス塩酸緩衝液17.6plと2MのCac1g液 
2.4μl及び2倍濃緬ノ・ンクス・バランスド生理食
塩水(2XHBS )(50mMビペス、280mM 
 Nacl、1.5mM Na、 HPO,−12H1
IOを含む、p H7,10) 209gの混合液40
μlに上記ベクター1μ7を溶解したものを添加した。
37℃4[Ii!1間培養後、培地を吸引除去し、PB
31m/で洗浄し更にPBS中20%のグリ七ロールQ
、5mgを添加し、3分間室温に放饗したのち、水液を
吸引除去し、更に1 meのPBSで洗浄し、5%FB
Sを含むダルベツコっ銃形培地Ime中にて37℃で培
養を続け24時間毎に培地5oomeを新鮮培地と交換
する。
このようにして得られた培養液中めインターロイキン2
活性を検討した。
対照としてベクタープラスミドp CE −1ヲ用いて
同様の方法で実験を行いインターロイキン2活性を調べ
た。結果を表−3に示す。
表−3 このようにPOE工L −2がインターロイキン2活性
をもつポリペプチドをコードしている遺伝子を有してい
ることがわかったので、エシェリヒア・コ リ χ 1
77S/ 工L−250AJ11996  (FKRM
BP−226)を大量に培養して、得られた細胞よりプ
ラスミドDNA区分を得、プラスミドDNAを制限酵素
Pstlで完全に消化し、生じた二つのDNA断片の内
、知かい方の断片をインターロイキン2活性をもつポリ
ペプチドをコードしている遺伝子として分離し、精製し
た。
分離、精製したDNAについて、Maxam−Gilb
ertの化学法(Meth、 Inzym、 65.4
99−560 、1980 )によシ塩基配列を調べた
ところ、以下に示すとおシの結果が得られた。
上記塩基配列の内、イニシェーションコドンとなるAT
Gが最初に来るフレームと仮定して、これをアミノ酸配
列に翻訳すると、上記塩基配列図に並記し/ヒようにな
る。このアミノ酸配列においてC−末端はスレオニンで
あるが、これはポリペプチドのC−末端がスレオニンで
あることと一致し、またホ゛リペブチドの分子数が15
,000ダルトンであることとも一致しているので、上
記仮定は正しいものである。
又、上記アミノ酸配列の内シグナルペプチドであると考
えられる部分を除くと、メチオニン(ATG )より2
1番目のアラニンがN−末端となると考えられる。更に
、上記アミノ酸配列の内、上記アラニン以後のいくつか
のアミノ酸がないものであって、連続した複数のアミノ
酸を有しているペプチドであっても、インターロイキン
2蛋白の活性部位を保持しているようなポリペプチドで
あればインターロイキン2活性を有する。
組換え体oos−7細胞を3at容培養槽を用いて培養
を繰返し培養上清166tを得た・培養培地は表−3に
示す実験に用いたものと同じである。
培養上清中のインターロイキン2活性は200μ/ゴで
あった。
実施例2 coB−ポリペプチドは以下の性質を有している。
(1)  分子量はSDSポリアクリルアミドゲル電気
泳動で行ったところ、15,000であった。
(2)  このポリペプチドは蛋白分解酵素で失活し、
56℃、1時間の熱処理で安定であり、pHl0−9.
0の範囲で安定であった。
(31aos−ポリペプチドのインターロイキン2活性
について、活性化T細胞増殖活性を下記の方法で測定し
た。
検体100μZを96穴マイクロタイタープレートの1
列目に添加し、2%の牛胎児血清を含有するDMKM培
地に2倍希釈を繰り返して96六マイクロプレート上に
おいて各1ooμtの希釈系列を作成した。そこに上述
活性化Tす〉バ球株(OTLL) を5個/1ooμt
の細胞密度として100μを宛各くぼみに添加した。3
7°C,5%炭酸ガスインキュベーター中72時間もし
くは96時間静tif培養し、その後、倒立顕微鏡にて
生存する活性化7928球数をカウントする。この際、
100u/m、  1 o u /IR1のインターロ
イキン2活性を有するCon A刺激培養上清をポジテ
ィブ・コントロールとして用い、検体添加群における’
[’ IJンパ球の増殖数と比較し、検体のインターロ
イキン2活性を算出した(表−4)。
表  −4 表−4に示すように、CO5−ポリペプチドは活性化T
細胞を増殖するインターロイキン2活性を示した。
(4J  00B−ポリペプチドを培地(C!1ic8
/RPM工、5×10=2−メルカプトエタノール、 
 10 mM HKPF!S。
2%NaHO03,2%FBS )  で400 Un
it/mA’に調製した。これを検体とし、検体50μ
tと抗インターロイキン2モノクローナル抗体(C1o
ne扉5)50μtを96穴マイクロプレートのウェル
中で混合し、ろ7°Cでインキュベートした。30分後
、更に工gG 5orb (ジ、エンザイムセンター社
製、ブドウ球菌菌体)を培地で20倍希釈したのち10
0μt/ウェル加え、57℃で30分インキュベートし
、抗原抗体複合体を工gG 5orb K吸着させた。
マイクロプレートを5000回転で20分間インキュベ
ートした後、各ウェルから上清100μtを採取し、0
TLLのDNA取シ込み法にて上清中に残ったインター
ロイキン2活性を測定した(表−5)。
表  −5 表−5に示したとおp、aos−ポリペプチドは0TL
L細胞のDNA合成を促進し、活性化T IJンバ球株
を増殖させる、いわゆるインターロイキン2活性を示し
た。さらに、この活性は抗イシタ−ロイキン2クローナ
ル抗体で完全に吸収されたことから、このポリペプチド
は、その分子上に同一の抗原構漬をもつことが明白であ
る。
【図面の簡単な説明】
図−1はインターロイキン2活性を持つポリペプチドを
コードしうる遺伝子の制限酵素地図である。 図−2はpcx工L−2の造成経過の説明図である。 特許出願人 財団法人 瘤研究 会 同  味の素株式会社 手続補正書(自発) 昭和58年11月10日 特許庁長官 若杉和夫  殿 1、事件の表示 特願昭57−230572 2 発明の名称 ポリペプチド 五 補正をする者 事件との関係  特許出願人 財団法人癌研究会 (ao 6)味の素株式会社 4、代理人 〒104 東京都中央区京橋1丁目1番10号 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄、図面の簡単な説明の欄
および図面 & 補正の内容 (11明細書第3頁7行目の1自己免疫患」を「自己免
疫疾患」に訂正する。 (2)  同第5頁12行目の「挿入されたサル細胞」
を「挿入され、ベクターDNAを感染させたサル細胞」
に訂正する。 (3)  同第3頁15〜16行目の「糖類が全くなく
、・・・関与していないことがわかった。」を「糖類が
全くないことがわかった。」に訂正する。 (4)  同第3頁17行目の1ポリペプチドは、」と
「スレオニンを」との間に「C末端に」を加入する。 (5)  同第9頁5〜4行目の[プラスミドベクター
 EBB 522 Jを「プラスミドベクターpBR5
22」に訂正する。 (6)同第10頁5行目のJ c A’TP、 Jを「
aATP、Jに訂正する。 (7)同第11頁12行目の「pBR522Jを「1l
lBR622」に訂正する。 (8)同第12頁1行目のJPBR522」を[I]B
R522」に訂正する。 (9)  同第12頁5〜9行目の[エシェリヒア・コ
リχ1776を・、・、に接種し、]を[エシェリヒア
・コリχ1776を100μf/mlのジアミノピメリ
ン酸と50μP/mのチミジンを含むL培地(1%トト
リトンt  o、5%酵母エキス、0.5%Mailお
よびQ、1%グルコースを含む)50mJに接種し、」
に訂正する。 顛 同第16頁11〜12行目の[精製プラスミドDN
A、プラスミドps−t6j を「精製プラスミドDN
A(p5−16月に訂正する。 (+11  同第16頁15〜16行目の[エシェリヒ
ア、コリχ1776/3−16Jを「エシェリヒア・コ
リχ1776/p5−16」に訂正する。 0 同第17頁4行目の[xbaIJを「xbaI」に
訂正する。 03  同第17頁8行目の「11〜12Sの」を削除
する。 任く 同第17頁11行目の「mRNAを」と「@型」
との間に「含む11−125mRNAを」を加入する。 (lEO同第17頁12行目のl−Nucleil−A
c1dy8Re8・、 J を[Nucleic Ac
1ds 111es’−、J K訂正する。 σe 同第17頁15行目の[前述同様にして1を[前
述したのと同様にして]に訂正する。 αη 同第17頁下から4行目の「−cDNAと同じ配
列を持つ」を「cDNAと相同性のある」に訂正する。 舖 同第18頁1行目の「χ1775/工L」を「χ1
776/p工L」に訂正する。 (L樟 同第19頁下から7行目の「PBR528」を
[pBR328Jに訂正する。 (イ)同第19頁下から3行目のfJ PcE−1ベク
ター」を「pCIl!−1ベクター」に訂正する。 Qυ 同第19頁下から2〜1行目の「プラスミドP5
−16−5OAクローン」を[プラスミドp工TJ −
2−50Aクローン」に訂正する。 t2カ  同第2o頁9〜10行目の[感染せしめた。 (Me Cu七chan−山−、・(1968))Jを
1−感染せしめた( McCutchan et al
 J、 Natl−Cancer工n5t−vol、4
1 p551−!+57 (1968) )。」に訂正
する。 (ハ)同第2o頁11行目ty) [Oos −71f
l胞J ヲ「cos−y細胞」に訂正する。 c+4)同第2o頁12行目の[FES Jをl−Fc
5Jに訂正する。 (ハ)同第20頁下がら5行目の「CaCl2液」を「
CaCl2液」に訂正する。 (イ) 同第20頁下から3行目の「Nacl Jをf
−Na(!l Jに訂正する。 01  同第21頁5行目)「5%FBSJ ヲ[5%
FC!S Jに訂正する。 (ハ)同第22頁1行目の「PcE工L−2」を「pc
E工L−2」に訂正する。 (至) 同第22頁4行目のl’−IL−1−50Jを
[工L−2−50AJに訂正する。 (7)同第28頁1行目の[2%FBS Jを[2%p
cs Jに訂正する。 6i)  同第30頁5行目の後に次の文章を加入する
。 [実施例ろ プラスミドpTsS−5(10/j 7) (Nish
i T、 、 TaniguchiT、 et al、
 、 SE工KAGAKU 55.967  (198
1) ) を先ず制限酵素Sal iで切断し一ジリュ
1部位をDNAポリメラーゼ(フレノウ断片)あるいは
T 4DNAポリメラーゼ処理によりフラッシュ(fl
ush )にした。C1a lで切断後、trpブロモ
−クー領域を有する大きい方の断片を常法に従ってアガ
ロースゲル電気泳動により単離精製し、DNA 5μ2
を回収した。 他方、pIL2−50Aの−Pat ■切断により得ら
れるcDIJAインサート11μ?が那4A工で切断さ
れ、T 4 DNAポリメラーゼ処理され、大きい方の
断片がアガロースゲル電気泳動によシ単離、精製された
。このようにしてインターロイキン−2の132個のア
ミノ酸をコードするcDNA断片が7、2 p 9−得
られた。次に、trpプロモーター(上記)を含む断片
0.45μm、インターロイキン−2cDNAを含むI
(g i AニーPst ■断片0,5μjiLおよび
合成オリゴヌクレオチド(5つCGATAA(]0TA
TGGOA(51)  と  (ろ’)  TATT(
1!GATAC!(!GT   (5’)   (各 
々 206.6mMトリス塩酸塩緩衝液(pH7,5)
中でT4])NA IJガーゼ1単位を用いて連結した
(図−5)。 このように連結されたプラスミドはエシェリヒア・コリ
HB101にトランスホームされた。出現したトランス
ホーマントの中で、目標とするトランスホーマントは次
のようにして選択した。 まず最初に、インターロイキン−2cDNAおよび合成
オリゴヌクレオチドの両方とハイプリダイス可能ナトラ
ンスホーマントカコロニーハイブリダイゼーション法に
より選択された。次に、ATGGOA配列の丁度下流に
前記塩基配列の111から113の位置のOCT配列か
ら始まるDNA断片(C+0TA(ET・・10.)が
挿入されているプラスミドDNAを持ったトランスホー
マントをPst l 、 Xba 1切断個所を検定す
ることにより選択した。 pT工L2−2’laを含む上記のトランスホーマント
を25 p g−/ratのストレプトマイシフ、  
25pf/mlのアンピシリンを含むL培地1oml中
で67℃で一晩飯とり培養し、その1 tnlを同じL
培地100+++/に接種した。67°Cで振とう培養
し、650mμのODがほぼ1,0に達したときに5−
インドールアクリル酸を50μP/mの濃度になるよう
に添加(〜、2時間後にその菌体を集め、30mMのN
a1lを含む20mM Tris−HCl (pH7,
5)溶液の8 ml IIC懸濁した。次に、この菌体
をリゾチーム処理した後、凍結融解を5回繰返して菌体
を破壊し、遠心分離によって菌体抽出物上清を得た。菌
体抽出物上清について0TLLアツセイ法によジインタ
ーロイキン−2活性を測定したところ、高いインターロ
イキン−2活性が認められた。 p’r工L 2−21a (AJ12015)およびp
T工L2−21b(AJ12014)を有するエシェリ
ヒア・コIJHE1旧はそれぞれFIRM−BP24B
、 FERM−BP249として寄託されている。 エシェリヒア・コリAJ12013 (FERM−BP
24B)全25μm/m/アンピシリンおよび25μP
/−ストレプトマイシンを含有する10tのL培地(1
%トリプトファン、0.5%酵母エキス、0.5%Ma
ilおよび0.1%のグルコースを含む)に接種し培養
した。650 nmのO,D、が約1.0に達した時 
6−インドールアクリル酸4を50μLi−/m/の濃
度で加え、2時間後に菌体を集め50 mM Na1l
を含む20mM ?リス塩酸(pH7,5)で洗浄し、
同じ緩衝液180−中に再び懸濁した。次に、10■/
IitノIJゾチ一ム溶液20M、更に0.5 M K
DTA (pHaO)の2rnlを添加ののち、0°c
 Kて20分間放置し、引き続き一50°Cと57℃で
の凍結融解を6回行年うことによりインターロイキン−
2を菌体から抽出し、50,000rpm 30分間の
超遠心分離を汀公って菌体抽出液を得た。 得られた菌体抽出液のうち160m/(総蛋白量2.4
1、インターロイキン−2活性5X105u/ゴ、比活
性2 X 10’ u/mg )をpH7,7,0,2
Mの塩化ナトリウムヲ含む0.1M)リスヒドロキシア
ミノメタン−塩酸緩衝液であらかじめ平衡化した多孔質
ガラスピーズ(cpa−i o 、孔径5soi、 1
20−200メツシユ、Electro −Nucle
onics −d: l! )50mA’を充填したカ
ラム(52祁径X65M)に通液し、インターロイキン
−2を吸着させた。 その後、上記の緩衝液100+n/!で洗浄しpH7,
7,0、75Mのチオシアン酸カリウムを含む01Mト
リスヒドロキシアミノメタン−塩酸緩衝i 200mで
吸着インターロイキン−2を溶atさせた。 得られたインターロイキン−2溶離液150+++/を
、pH/)、 0の007M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝
液に対して48時間透析を行なった後同じ緩衝液であら
かじめ平衡化したCM−セファデックスC−25(7ア
ルマシア社製)40dを充填したカラム(221+I1
1径×105WIn)に通液し、インターロイキン−2
を吸着させた。引き続き、同じ緩衝液10.0m/で洗
浄後、pH6,0の0.5 M酢酸−酢酸ナトリウム緩
衝液100dで吸着インターロイキン−2を溶離させた
。 得られた溶離液8Qm/に固型硫安を加えて80ヂ・飽
和とし、−夜静置後、遠心分離によって生じた沈澱を集
め、pH7,0であり、1.25Mの塩化ナトリウムを
含む0.05 Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液10
+m/に溶解し、同じ緩衝液によって平衡化シタセファ
デックスG−75スーパーフアイン(ファルマシア社製
)500t!Llを用いてゲル濾過(52■径X65c
rn)を行なった。インターロイキン−2は分子量14
,000〜16,000ダルトンに単一の活性ピークと
して溶出された。 得られたインターロイキン−2画分20mjlC。 グルコースを最終濃度1Mとなるように加え、pH7,
0であり1.25 Mの塩化ナトリウムおよび1Mグル
コースを含む0.05Mリン酸−リン酸ナトリウト緩衝
液であらかじめ平衡化したフェニルセファロースcri
−6B (ファルマシア社製)5 mlを充填したカラ
ム(10日径X6crn)にそれを通液し、インターロ
イキン−2を吸着させ九次に同じ緩衝液15mAでカラ
ムを洗浄し、その後、50m1のpH7,0であシ、0
.1M塩化ナトリウムおよび1Mグルコースを含む0.
05 Mリン酸−リン酸ナトリウム緩衝液で溶離した。 得られたインターロイキン−2両分20m/のうぢ5m
lを、日立6!18−50高速液体クロマトグラフィー
装置(日立製作新製)を用いて、あらかじめpH4,0
の0.5M酢酸−トリエチルアミン緩衝液で平衡化した
U]、trapore RPSCを充填した高速液体ク
ロマトグラフィー用カラム(4,6ttmr径X 75
wn、 Beckmam社製)に0.5d/minの流
速で通液した後、上記緩衝液(以下溶媒Aと称す6)と
80%v/v1−プロパツール水溶液(以下溶媒Bと称
する)を用いて、溶出を行なった。 最初の10分間は溶媒Aのみを流し、10分〜22分の
間は直線グラジェント法で溶媒A100%から溶媒A7
0%十溶媒B50%に変化させて流し、22分から86
分の間は直線グラジェント法で、溶媒へ70%十溶媒B
oo%から溶媒A50%+溶媒B70%に変化させて流
した。なお、タンパク質の検出は、日立658−41波
長可変型紫外設光度モニター (日立製作新製)を用い
、280nmにおける吸光度測定によった。ヒト イン
ターロイキン−2は溶出を始めてから70分後に単一の
ピークとして溶離され、菌体抽出液からの回収率は60
%であった。ここに得られたインターロイキン−2は缶
口質1 ”9 当り5×107ユニツトの活性を示した
。 得らねたインターロイキン−2は、5DS−ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動で分子量約1/)、000ダルト
ソの位置に単一のバンドを示し、常法に従ってダンシル
法VこよるN−末端残基の分析を行なった結果、N末端
アミノ酸としてアラニンのみが検出された。 次に得られたインターロイキ7−2 約40μグー(2
50ピコモル)を用い、気相プロテインシークエンサー
470A型(アプライドバイオシステムズ社製)を用い
る自動エドマン分解法(ThθJournal of 
Bj、ologiaal C!hefrnistr7.
256巻。 7990−7997頁、  1981年)によって、イ
ンターロイキン−2を構成するアミノ酸をN−末端より
逐次決定した。1段目の分解物を高速液体クロマトグラ
フィーにて分析したところ200ピコモルのPTH−ア
ラニンが検出され、他のPTH−アミノ酸は検出さil
なかつたので、インターロイ上ソー2ON−末端アミノ
酸はアラニンと決定された。2段目の分m物からは、1
B【JピコモルのPTH−プロリンと少量のPTH−ア
ラニンが検出され、他のPTHアミノ酸は検出されなか
ったので、インターロイキン〜2のN−末端から2番目
のアミノ酸はプロリンと決定された。 6段目の分解物からは50ピコモルのPTH−トレオニ
ンと少量のPTH−プロリンが検出され、他のPTH−
アミノ酸は検出されなかったので、インターロイキン−
2ON末端から3番目のアミノ酸はトレオニンと決定さ
れた。なお、PTH−トレオニンは不安定で分解しやす
いことが知られており、PTH)レオニンの回収率が低
かったことは、この分野でしばしば経験することである
。4段目、5段目、6段目、7段目の分解物からはそれ
ぞれ20〜40ピコモルのPTH−セリン、PTH−セ
リン、PTH−セリン、PTH−)レオニンのみが検出
された。PTH−セリンも不安定で分解しやすいことが
知られており、このだめ回収率は低かったが、低のPT
H−アミノ酸は検出されなかったので、インターロイキ
ン−2ON−末端から4番目から7番目までのアミノ酸
はそれぞれセリン、セリン、セリン、トレオニンと決定
された。8段目、9段目、10段目の分解物からは、そ
れぞれ100ピコモルのPTH−リシン、120ビ] 
モル(r) PTH−’) シフ、20ピコモルのPT
H−トレオニンが検出さね、インターロイキン−2のN
−末端から8番目、9i目、1o$目のアミノ酸はりシ
ン、リシン、トレオニント決定された。同様にしてイン
ターロイキン−2ON−末端から11番目から15番目
のアミノ酸はグルタミン、ロイシソ、グルタミン、ロイ
シン、グルタミン酸と決定され、このときの対応するP
THアミノ酸の検出値は60〜120ピコモルであった
。 16段目の分解物には、20ピコモルのFTH−ヒスチ
ジンが検出された。尚、PTH−ヒスチジンも回収率の
低いことが知られている。同様にして17段目から30
段目の分解物からもそれぞれ20〜100ピコモルのP
TH−アミノ酸が検出され、インターロイキン−2のN
−末端から16番目から30番目までのアミノr俊はそ
れぞれヒスチジン、ロイシン、ロイシン、ロイシン、ア
スパラギン酸、ロイシン、グルタミン、メヂオニン、イ
ンロイシン、ロイシン、アスパラギン、グリシン、イン
ロイシン、アスパラギン、アスパラギンと決定さil、
た。このインターロイキン−2の部分アミノ酸配列はA
nn壬子塩基配列より予想されたものと完全Vこ一致し
ている。 次に、得られたインターロイキン−2のC末端アミノ酸
の決定を行なった。C末端の決定はカルボキシペブヂダ
ーゼYを用いるCihangらの方法(Biochem
、 J、 、 199.547〜555 (1981)
 )の方法に準じて行なった。インターロイキン−2約
80μii% (50(1ピコモル)を5aplの0.
05モル酢酸緩衝液(pH5,4)に溶解し、これにカ
ルボキシペブチダーゼYのo1■/ ml ?J 液1
μtを加え、25°Cに保った。反応液より7/Itの
試料を経時的に採取し、そtlそれを凍結乾燥したのち
10 pL (7) 0.1 % ルNaHC+03 
(pH90K 調Q% )を加えた。次に再結晶により
精製したジメチルアミノアゾベンセンスルホニルクロラ
イトノ4 mmole/mAア七トン溶液20ptを加
え70’Cにて15分加熱した後70%エタノール2υ
0μtを加え、うち10μtを用いてHPLO分析を行
なった。HPLC分析の結果、初期の反応液からはジロ
イシンが検出されたので、インターロイキン−2のC末
端アミノ酸はトレオニンであり、0末端付近のアミ7自
更配列はロイシン−トレオニン(C−末端)であること
が分°った。 以上の実験結果より、得られたインターロイキン−2の
N−末端付近、C−末端付近のアミノ酸配列が、遺伝子
の塩基配列より予想されたものと完全に一致しているこ
とが分ったので、次に4.′、y成アミノ酸の組成比を
贋べだ。 インターロイキン−2約4 oμ!7 (250ピコモ
ル)を常法に従い、6NHO1中110°C48時間の
加水分解を行rい、アミノ酸アナライザーを用いて分桁
した。結果を表に示す。なお、上記加水分解条件で分解
のおこることが知られているセリン、トレオニン、トリ
プトファンについては、セリン、トレオニンは110℃
、24時間加水分解での分析値を用いて補正し、トリプ
トファンについてはケイ光分析にて別途求めた。表−6
より明らかな様に得られたインターロイキン−2のアミ
ノ酸組成は、遺伝子の塩基配列より予想されたものと一
致している。以上の結果より、得られたインターロイキ
ン−2の1次構造はアミノ酸配列式Iに示すものと判定
される。 / 表−6 C52同第51頁6行目カラ1−図−3&’i pTI
L 2−21の造成経過の説明図である。」をJJII
人する。 6リ 図−6を提出する。 (以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fll  インターロイキン2活性を有するポリペプチ
    ド。 (2)C−末端がスレオニンである特許請求の範囲第1
    項記載のポリペプチド。 (3)  アミノ酸配列式Iに示す特許請求の範囲第1
    項記載のポリペプチド。 アミノ酸よりなりインターロイキン2活性を有する特許
    請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 7 ミ ノ 市隻市乙亜り い、゛工 Ala  Pro  Tbr  Ser  Ser  
    Ser  Thr  iys  Lys  ThrGI
     N  1−eU  GI N  1−eu  Qlu
      His  Leu  Leu  Leu  Asp
    Leu  GI N  Met  Ile  Leu 
     AsN  Gly  pHe  AsN  1−yr
    L’/S  As N  PrOLys  Leu  
    Thr  Aro  Met  Leu  1−hrp
    l+e  1−ys  pl]e  Tyr  Met
      Pro  iys  Lys  Ala  Tl+
    r  QluLeu  LVs  His  Leu 
     GI N  Cys  Leu  Glu  Glu
      Glul−eu  lys  pro  1−eu
      Qlu  Qlu  Val  leu  AsN
      1−euAla  GI N  3er  t−y
    S  As N  pHe  l−1is  L(3L
    I  Arg  pr。 At’(I  As1l  Leu  Ile  3e
    r  AsN  Ile  AsN  Vat  l1
    eVal  Leu  Glu  Leu  Lys 
     Gly  Ser  Glu  Thr  Thr 
     Pl+eMet  Qys  Glu  Tyr A
    la  Asp Glu  Thr Ala  7hr
      l 1eVat  GlU  pHe  leu 
     As N  ArgTrDIle  l”hr  ’
    pHeCVS  GI N  Ser  Ile  I
    le  Ser  Tl+r  Leu  T11r
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